JPH0593805A - プラスチツクレンズ及びそれを用いた光学装置 - Google Patents

プラスチツクレンズ及びそれを用いた光学装置

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JPH0593805A
JPH0593805A JP25631591A JP25631591A JPH0593805A JP H0593805 A JPH0593805 A JP H0593805A JP 25631591 A JP25631591 A JP 25631591A JP 25631591 A JP25631591 A JP 25631591A JP H0593805 A JPH0593805 A JP H0593805A
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JP
Japan
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lens
plastic lens
deformation
thickness
center
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JP25631591A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Wada
清 和田
Toru Numata
徹 沼田
Koji Hirata
浩二 平田
Hiroyuki Onodera
浩幸 小野寺
Masayuki Muranaka
昌幸 村中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】急激な湿度変化が生じても変形が小さく高精度
を維持したプラスチックレンズ及びこれを用いて光学装
置が常に高画質の画像が得られる光学装置を提供する。 【構成】プラスチックレンズ1を、肉厚の中心線4の形
状が有効径より外側に折り返し点をもち、さらに最外周
の肉厚中心が重心位置14に対して中央の肉厚中心4と
同じ側にした形状とする。 【効果】急激な湿度変化が生じても変形を、肉厚の中心
線の形状に有効径より外側に変曲点がない場合の半分以
下に低減できる。これにより、使用中に性能劣化の小さ
い光学装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックレンズ及
びそれを用いた光学装置に係り、特に、湿度や温度の変
化が発生しても光学性能の劣化が小さく常に高性能を維
持できるプラスチックレンズ及びそれを用いた光学装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは温度や湿度の変化による
形状の変形が大きい。プラスチックレンズでは、特に鏡
筒内に組み込んだ状態で温度や湿度が変化すると膨張変
形で外径が鏡筒に接触し、鏡筒から拘束力を受けて形状
が変形する。
【0003】そのため、特開昭59−31915号公報
に記載のように、鏡筒とプラスチックレンズの間に弾性
部材を挿入することにより鏡筒からの拘束力によるプラ
スチックレンズの変形を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、鏡
筒からの拘束力による変形に対しては防止できるが、プ
ラスチックレンズ自体の形状による変形に対する考慮が
なされていない。
【0005】図8にプラスチックレンズ単品を容器内に
置き、その容器内の湿度を急激に変化させた時のプラス
チックレンズ1の変形量の例を示す。急激に湿度を高く
する即ち、吸湿状態にすると図8(b)に示すように、
全体に一定方向に変形するいわゆる反り変形が発生す
る。逆に急激に湿度を低くする。即ち、脱湿状態にした
場合も同様に図8(c)に示すように全体に一定方向に
変形するいわゆる反り変形が発生する。吸湿状態と脱湿
状態では反り変形は逆方向に発生した。
【0006】この反り変形は、プラスチックレンズの精
度を劣化させるため、このプラスチックレンズを用いた
光学装置の光学性能の劣化を引き起こす即ち画質を低下
させるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、急激な湿度変化に対して
も変形の小さいプラスチックレンズ及びそのプラスチッ
クレンズを用い常に高画質の画像を得ることができる光
学装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のプラスチックレンズは、外径方向の引張
力、圧縮力による変形が有効径外に発生するようにし
た。その方法として、レンズの肉厚の中心線の形状が少
なくとも有効径より外側に一点以上の折り返し点をもつ
ようにし、最外周の肉厚中心が重心位置に対して中央の
肉厚中心と同じ側になるようにした。
【0009】
【作用】先ず、急激な湿度変化によりプラスチックレン
ズに反り変形が発生する現象を説明する。
【0010】異なる二種類の形状のプラスチックレンズ
を容器内に置き、その容器内の湿度を急激に変化させた
時のプラスチックレンズの変形量の例を示す。
【0011】二種類のうちの一つのプラスチックレンズ
の形状と変形量を図8に示す。このプラスチックレンズ
1は中央から周辺に行くに従って薄肉になっており、各
半径方向位置での光軸方向の肉厚の中心を結んだ中心線
が図8(a)に示すように湾曲している。ここで光線が
通過する両側のレンズ面を各々A面、B面と呼ぶことに
した。このレンズではB面の表面積がA面の表面積より
大きくなっている。急激に湿度を高くした場合、即ち、
吸湿状態では図8(b)に示すようにレンズ中心を基準
とすると周辺がB面側に変形する反り変形が発生した。
逆に急激に湿度を低くした場合、即ち、脱湿状態では図
8(c)に示すようにレンズ中心を基準とすると周辺が
A面側に変形する反り変形が発生した。
【0012】一方、二種類のうちの他のプラスチックレ
ンズの形状と変形量を図9に示す。このプラスチックレ
ンズ1は中央から周辺までの肉厚の変化が小さい、即
ち、ほぼ均一肉厚になっており、各半径方向位置での光
軸方向の肉厚の中心を結んだ中心線は、図9(a)に示
すようにほぼ直線である。このレンズではB面の表面積
がA面の表面積より若干大きくなっている。急激に湿度
を高くした場合、即ち、吸湿状態では図9(b)に示す
ように、反り変形はほとんど発生しなかった。逆に、急
激に湿度を低くした場合、即ち、脱湿状態では図9
(c)に示すようにレンズ中心を基準とすると周辺がB
面側に変形する反り変形が発生した。
【0013】ここで吸湿、脱湿による通常の膨張変化に
伴うレンズ面形状の変形は考慮して除いてある。
【0014】急激な湿度変化ではなく緩やかな湿度変化
の場合には、このような反り変形は発生しない。
【0015】これらの例から判明した急激な湿度変化に
よるプラスチックレンズの反り変形現象を図10に示
す。急激な湿度変化では、吸湿、脱湿によりレンズ1の
表面層のみが膨張、収縮しようとする。急激な湿度の上
昇の場合には図10(a)に示すようになり、図10
(b)に示すような外径方向に引張力が作用した場合と
同じ状態となる。逆に、急激な湿度の低下の場合には外
径方向からの圧縮力が作用した場合と同じ状態となる。
【0016】例えば投写型テレビジョンに用いるプラス
チックレンズでは、外径の約100mmに対し肉厚が約
10mmと小さい。従って薄い板として取り扱うことが
できる。
【0017】図8に示したプラスチックレンズ1は肉厚
の中心線が湾曲しており、図11(a)に示すような薄
板13として取り扱うことができる。この薄板13に外
径方向に引張力を作用させると図11(b)に示すよう
に中央部はA面側に、周辺部はB面側に反り変形が発生
する。中央部を基準とすると周辺部がB面側に反ったこ
とになる。逆に、この薄板13に外径方向に圧縮力を作
用させると図11(c)に示すように、中央部はB面側
に、周辺部はA面側に反り変形が発生する。中央部を基
準とすると周辺部がA面側に反ったことになる。この変
形は図8(b)、図8(c)に示した変形方向と一致す
る。
【0018】一方、図9に示したプラスチックレンズ1
は肉厚の中心線がほぼ直線であり、図12(a)に示す
ような薄板13として取り扱うことができる。この薄板
に外径方向に引張力を作用させると図12(b)に示す
ように反り変形はほとんど発生しない。逆に、この薄板
13に外径方向に圧縮力を作用させると図12(c)に
示すように反り変形が発生する。中央部と周辺部はB面
側に変形し、中域部はA面側に変形する。中央部の変形
量より周辺部の変形量が大きいため、中央部を基準とす
ると周辺部がB面側に反ったことになる。この変形は図
9(b)、図9(c)に示した変形方向と一致する。
【0019】このように、急激な湿度変化により発生す
る反り変形は、肉厚の中心線の形状をした薄板に、吸湿
状態では外径方向に引張力、脱湿状態では外径方向から
の圧縮力が作用した場合の変形と同じであることが判明
した。
【0020】従って、急激な湿度変化により発生する反
り変形を低減するには、プラスチックレンズの肉厚の中
心線の形状を外径方向の引張、圧縮力に対する強度を大
きくすることである。
【0021】また別のレンズとのレンズ面間距離の公差
がレンズ面形状の公差より甘いことに着目した。即ち、
レンズ面に反り変形が発生して面形状精度が劣化するよ
り、レンズ面間距離精度が劣化する、言い替えると、平
行移動する方が性能劣化は小さい。レンズ面の有効径範
囲内が変形するのは面形状精度の劣化であり、レンズ面
の有効径範囲外が変形するのは面間距離精度の劣化であ
る。従って変形は発生したとしても有効径外に発生させ
ることにした。
【0022】以上の結果を基に、肉厚の中心線が少なく
とも有効径より外側に折り返し点をもつようにしたプラ
スチックレンズの作用を説明する。
【0023】図5(a)に図8に示したプラスチックレ
ンズ1の肉厚の中心線の形状をした薄板13を示す。こ
れに対して有効径より外側で折り返し点をもつ薄板13
を図5(b)に示す。有効径より内側は、高画質の画像
を得られるように光学設計された形状であるので変更す
ることができないため、同じ形状である。この有効径よ
り外側で折り返し点をもつ薄板13に外径方向に引張力
を作用させた場合の変形を図5(c)に示す。折り返し
点があるために、折り返し点より外側では変形量が大き
いが、折り返し点より内側は折り返し点がない場合より
も変形量は小さい。すなわち折り返し点より内側にある
有効径の範囲内では、有効径より外側で折り返し点を設
けることにより変形量を低減することができる。また、
外径方向から圧縮力を作用させた場合の変形も、折り返
し点より内側にある有効径の範囲内では、有効径より外
側で折り返し点を設けることにより変形量を低減するこ
とができる。
【0024】肉厚の中心線の形状をした薄板13の外径
方向の引張、圧縮力による変形が、そのレンズの急激な
湿度変化による反り変形と一致していることから、プラ
スチックレンズの肉厚の中心線の形状が有効径より外側
で折り返し点を有すると、急激な湿度変化による反り変
形を低減することができる。即ち、精度劣化を起こさな
い高精度プラスチックレンズが得られる。折り返した形
状において最外周の肉厚中心を重心位置に対して中央の
肉厚中心と同じ側にすることにより、その効果は大きく
なる。
【0025】またこの反り変形を低減したプラスチック
レンズを用いることにより、画質劣化が生じることなく
常に高画質の画像を得ることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図7によ
り説明する。
【0027】図1は本発明のプラスチックレンズの一実
施例を示す図である。
【0028】図1において、1はプラスチックレンズ、
1a、1bはプラスチックレンズ1の光学面、1ay、
1byは光学面1a、1bの有効径、2はプラスチック
レンズ1の1部分で有効径1ay、1byのうちの大き
い方の径の範囲内であるレンズ有効部、3はプラスチッ
クレンズ1の一部分でレンズ有効部2の外側のレンズ外
周部、4はプラスチックレンズ1の肉厚の中心線、4a
はレンズ外周部3に設けた肉厚の中心線4の折り返し点
である。4nはプラスチックレンズ1の中央の肉厚の中
心、4sはプラスチックレンズ1の最外周の肉厚の中心
である。14はレンズの重心位置である。中央の肉厚の
中心4nと最外周の肉厚の中心4sは重心位置14に対
して同じ側にある。。ここでレンズ外周部3はほぼ均一
の厚さである。またこの実施例のレンズ有効部2の形状
は、図8に示した従来レンズと同一形状である。これは
レンズ有効部2の形状が高画質を得るために必要な形状
で変更できないためである。
【0029】このように構成したプラスチックレンズ1
を湿度の高い容器、湿度の低い容器に入れて急激な湿度
変化を発生させた場合のプラスチックレンズ1の変形を
図2に示す。図2(a)は急激に湿度を高くした場合、
図2(b)は急激に湿度を低くした場合である。図はレ
ンズ中央部を基準としている。どちらの場合も肉厚の中
心線4の折り返し点4aが存在するために、レンズ外周
部3の変形は大きいがレンズ有効部2の変形は図8に示
した従来レンズの変形より小さくなっている。
【0030】図3は本発明のプラスチックレンズの第二
の実施例を示す図である。プラスチックレンズ1の構成
は図1の実施例と同じであるので説明を省略する。図1
の実施例と異なる点は、肉厚の中心線4の形状は同じで
あるがレンズ外周部3の肉厚が大きくなっていることで
ある。この場合も図1の実施例と同等の効果が得られ
た。
【0031】図4は本発明の別の形状のプラスチックレ
ンズの第三の実施例を示す断面図である。プラスチック
レンズ1の構成は図1の実施例と同じであるので説明を
省略する。この実施例のレンズ有効部2の形状は、図9
に示した従来レンズと同一形状である。このプラスチッ
クレンズ1の肉厚の中心線4はレンズ有効部2に折り返
し点4bをもっている。このプラスチックレンズ1はレ
ンズ外周部3に設けた肉厚の中心線4の折り返し点4a
がなくても急激な湿度変化による変形は小さいが、折り
返し点4aを設けたことにより、さらに、変形を低減す
ることができた。
【0032】このように、肉厚の中心線の形状に有効径
より外側に折り返し点を設けることにより急激な湿度変
化による変形を低減することができた。また有効径より
外側に折り返し点があればレンズ外周部3の肉厚には関
係なく効果が得られる。ただし、本発明のプラスチック
レンズを射出成形等で作成する場合には、レンズ外周部
3は肉厚の変化の小さいことが望ましい。特に、レンズ
外周部3の最小肉厚と最大肉厚の比が1対2以下である
ことが望ましい。
【0033】また、本発明はプラスチックレンズの形
状、即ち、レンズ有効部の形状がどのような形状であっ
ても同様の効果が得られる。即ち、レンズの肉厚の中心
線の有効径内での折り返し点の有無には影響されない。
なお、有効径より外側に設ける折り返し点の数は一点に
限るものではなく、多い方が効果は大きい。
【0034】反り変形を低減したことにより、急激な湿
度変化でも高精度を維持できるプラスチックレンズを実
現した。
【0035】図6に本発明の高精度プラスチックレンズ
を投写型テレビジョンに適用した一実施例を示す。
【0036】図6において、5は投写型テレビジョン、
6は投写レンズ、7は投写型ブラウン管、8は反射鏡、
9は透過型スクリ−ン、10は筐体、11は投写光束で
ある。ここで投写型ブラウン管7と投写レンズ6は各々
赤色用、緑色用、青色用の三個(図示せず)で構成され
ている。図7に投写レンズ6の主要部の一実施例を示
す。6pa、6pb、6pcはプラスチックレンズ、6
gはガラスレンズ、12は鏡筒である。プラスチックレ
ンズ6pa、6pbは本発明による肉厚の中心線が有効
径より外側に折り返し点をもつ形状をしている。
【0037】このように構成された投写型テレビジョン
5は、投写型ブラウン管7から投写された光束11を投
写レンズ6で拡大し、反射鏡8で反射させて透過型スク
リ−ン9に結像させる。ここで投写レンズ6は急激な湿
度変化によってもレンズ性能の劣化が小さいため透過型
スクリ−ン9に結像した画像は、急激な湿度変化によっ
ても高画質を維持することができた。
【0038】なお、本実施例では投写レンズとしてプラ
スチックレンズ三枚とガラスレンズ一枚の四枚構成とし
たが、本発明はレンズの構成枚数やガラスレンズの有無
に制限されるものではない。また、使用するプラスチッ
クレンズ全てに本発明のプラスチックレンズを用いなく
とも、一部に適用するだけでも効果が得られる。
【0039】本発明の高精度プラスチックレンズを適用
できるのは投写型テレビジョンに限らず、ビデオカメラ
等の他の光学装置にも適用できる。特に、使用環境の変
化が大きいビデオカメラ等ではその効果が大きい。用い
た結果、使用中での性能劣化が小さく常に高画質の画像
を得ることができた。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチックの形状
を、肉厚の中心線の形状が有効径より外側に折り返し点
を設けた形状即ち外径方向の引張力、圧縮力に対する変
形を有効径外に発生させることのできる形状とすること
で、急激な湿度変化が生じても変形を有効径外に発生さ
せることができ、有効径内の変形を従来の半分以下に低
減した高精度プラスチックレンズが得られる。
【0041】また、本発明のプラスチックレンズを用い
ることで、使用中の性能劣化の小さい光学装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラスチックレンズの第一の実施
例を示す断面図、
【図2】図1のプラスチックレンズに急激な湿度変化を
与えた場合の変形を表すプラスチックレンズの断面図、
【図3】本発明によるプラスチックレンズの第二の実施
例を示す断面図、
【図4】本発明によるプラスチックレンズの第三の実施
例を示す断面図、
【図5】本発明の原理を表す薄板の形状と変形を示す断
面図、
【図6】本発明によるプラスチックレンズを用いた投写
型テレビジョンの一実施例の断面図、
【図7】図6の投写型テレビジョンの投写レンズ系の一
実施例を示す断面図、
【図8】従来のプラスチックレンズの形状と変形を示す
断面図、
【図9】従来のプラスチックレンズの形状と変形を示す
断面図、
【図10】図6に示した従来のプラスチックレンズに急
激な湿度変化を与えた場合の変形力を表すプラスチック
レンズの断面図、
【図11】従来のプラスチックレンズの変形の原理を表
す薄板の形状と変形を示す断面図、
【図12】従来のプラスチックレンズの変形の原理を表
す薄板の形状と変形を示す断面図。
【符号の説明】
1…プラスチックレンズ、 1a,1b…光学面、 1ay,1by…有効径、 2…レンズ有効部、 3…レンズ外周部、 4…肉厚の中心線、 4a,4b…折り返し点、 4n…レンズ中央の肉厚中心、 4s…レンズ最外周の肉厚中心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 浩幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所横浜工場内 (72)発明者 村中 昌幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メデイア研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度あるいは湿度が変化した場合に発生す
    る変形を、有効径外に発生させることを特徴とするプラ
    スチックレンズ。
  2. 【請求項2】外径方向の引張力あるいは圧縮力により発
    生する変形を、有効径外に発生させることを特徴とする
    プラスチックレンズ。
  3. 【請求項3】肉厚の中心線の形状が有効径より外側に少
    なくとも一点以上の折り返し点をもつことを特徴とする
    プラスチックレンズ。
  4. 【請求項4】請求項3において、最外周での肉厚中心
    が、重心位置に対し、中央の肉厚中心と同じ側にあるこ
    とを特徴とするプラスチックレンズ。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4において、射出成
    形もしくは射出圧縮成形により作製されたプラスチック
    レンズ。
  6. 【請求項6】請求項5において、有効径外の最小肉厚と
    最大肉厚の比が1対2以下であるプラスチックレンズ。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のプラスチックレ
    ンズがを投写型テレビジョン用であるプラスチックレン
    ズ。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項6のプラスチックレ
    ンズを用いた光学装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記光学装置が投写型
    テレビジョンである光学装置。
JP25631591A 1991-10-03 1991-10-03 プラスチツクレンズ及びそれを用いた光学装置 Pending JPH0593805A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103424789A (zh) * 2012-05-18 2013-12-04 大立光电股份有限公司 光学塑料透镜
CN104181619A (zh) * 2013-05-27 2014-12-03 大立光电股份有限公司 塑胶透镜

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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