JPH059290Y2 - - Google Patents

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JPH059290Y2
JPH059290Y2 JP1986015331U JP1533186U JPH059290Y2 JP H059290 Y2 JPH059290 Y2 JP H059290Y2 JP 1986015331 U JP1986015331 U JP 1986015331U JP 1533186 U JP1533186 U JP 1533186U JP H059290 Y2 JPH059290 Y2 JP H059290Y2
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JP
Japan
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container
liquid
filled
station
paper pack
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JP1986015331U
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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Reciprocating Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は液体充填容器の搬送装置に関するもの
であり、更に詳しくは、小型紙パツクで代表され
る比較的変形し易い液体充填容器が充填ラインに
沿つて搬送される際の、位置決め精度ならびに容
器把持機能を向上せしめた液体充填容器の搬送装
置に関するものである。
従来の技術 牛乳や果汁あるいは清酒等の液体内容物の充填
容器として、例えば180ml乃至200ml等の比較的小
さな充填容量を持つた紙パツクが使用されてい
る。このような紙パツクは、液体内容物の充填ラ
インに沿つて設けられた搬送装置によつて搬送さ
れている間に、折畳み状態からの成形、液状内容
物の充填あるいは容器の密閉等の所定の加工を施
される。
考案が解決しようとする問題点 在来の紙パツク搬送装置はチエーンコンベア方
式のものが主流を占めているが、紙パツクの搬送
精度、即ち、液状内容物の充填ラインに沿つて配
設された所定個数の作業ステーシヨン間に於ける
移動精度ならびにそれぞれの作業ステーシヨンに
於ける紙パツクの位置決め精度がチエーンの寸法
精度によつて大きな影響を受ける。また、使用期
間の経過に伴なうチエーンの伸びによつても紙パ
ツクの搬送精度が低下し液状内容物の収納状態が
不安定になる等の障害が発生する。更にチエーン
コンベア方式の紙パツク搬送装置は、旋回リター
ン方式を採用しているため、リターン経路相当分
だけ搬送装置の据付面積が広くなり、充填ライン
が大形化すると共に、該搬送装置の紙パツク把持
爪が同一の形状を持つていることに起因して、そ
れぞれの作業ステーシヨンに於ける作業特性に応
じて紙パツク把持爪の形状を選択することが不可
能であるという重大な欠陥を内在させている。
本考案の主要な目的は、在来の紙パツク搬送装
置、特にチエーンコンベア方式の紙パツク搬送装
置に認められた上記の如き問題点を解消すること
のできる液体充填容器の搬送装置を提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 本考案は前述の問題点を解決するためなされた
ものであつて、液体充填容器を複数の作業ステー
シヨンを含む所定の移動経路に沿つて搬送する装
置において、移動経路の両側に、左右一対をなす
第1および第2の枢軸を上下二段で前記移動経路
に沿つて配設し、第1の枢軸に液体充填容器の上
部両側を第1および第2の作業ステーシヨン間で
把持可能な第1の容器把持爪を配設し、第2の枢
軸に液体充填容器の下部両側を第2および第3の
作業ステーシヨン間で把持可能な第2の容器把持
爪を配設し、第1および第2の枢軸に、第1およ
び第2の枢軸を個別に回動させて液体充填容器に
対し前記第1および第2の容器把持爪を開閉させ
る第1の駆動手段と、第1および第2の枢軸を軸
線方向に個別に摺動させる第2の駆動手段とをそ
れぞれ接続し、第1および第2の駆動手段によ
り、第1の把持爪が液体充填容器を第1の作業ス
テーシヨンから第2の作業ステーシヨンへとピツ
チ送りするとともに、第2の作業ステーシヨンに
おいて、第1の容器把持爪が液体充填容器を開放
する前に第2の容器把持爪が液体充填容器を把持
するように構成したものである。
作 用 第1の作業ステーシヨンにおいて第1の容器把
持爪が液体充填容器の上部両側を把持し、この状
態で液体充填容器に所定の加工が施される。次に
第1の枢軸が第2の駆動手段により駆動され、液
体充填容器を第2の作業ステーシヨンにピツチ送
りさせ、その後第2の容器把持爪が第1の駆動手
段により回動されて第2の作業ステーシヨンに移
動された液体充填容器の下部両側を把持する。こ
のとき第1および第2の容器把持爪が共同して液
体充填容器を把持する瞬間が設定される。次に第
1の容器把持爪は第1の駆動手段により回動され
て液体充填容器を開放し、第2の駆動手段により
摺動されて第1の作業ステーシヨンに戻る。第2
の作業ステーシヨンでは液体充填容器が第2の容
器把持爪により把持されたまま所定の加工を施さ
れる。
実施例 以下に本考案を、清酒を充填する紙パツクの搬
送装置に適用した一実施例について説明する。第
1図に示す如く、本装置では、液体充填容器とし
ての紙パツク1の移動経路に沿つて左右一対のガ
イドロツド5が配設され、このガイドロツド5に
沿つて紙パツク1を拡開する拡開成形ステーシヨ
ン3a(第1の作業ステーシヨン)、紙パツク1に
清酒を充填する充填ステーシヨン3b(第2の作
業ステーシヨン)および紙パツク1を密封する密
封ステーシヨン3c(第3の作業ステーシヨン)
が順次等間隔に配設されている。そして紙パツク
1はガイドロツド5の上を滑りながら移動するよ
うになつている。
紙パツク1の移動経路の両側には、左右一対を
なす第1の枢軸7a,7aおよび第2の枢軸7
b,7bが上下2段でガイドロツド5と平行に配
設されている。上側の第1の枢軸7aの両端は一
対の第1支持フレーム11aに回動自在に支持さ
れ、その一端部に、一対のモータ9a(第1の駆
動手段)が減速歯車8aを介して連結されてい
る。このモータ9aを含む第1支持フレーム11
aは、流体圧シリンダ4a(第2の駆動手段)に
よつて軸線方向に摺動されるように構成されてい
る。第1の枢軸7aには、それぞれ一対の第1の
容器把持爪2aおよび第3の容器把持爪2cが取
付けられている。これら把持爪は流体圧シリンダ
4aの駆動により第1の容器把持爪2aは拡開成
形ステーシヨン3aと充填ステーシヨンとの間
を、第3の容器把持爪2cは密封ステーシヨン3
cと後続の紙パツク1の送り出しステーシヨンあ
るいは他の作業ステーシヨン(図示せず)との間
を、それぞれ往復動するように構成されている。
またモータ9aの正転および逆転駆動により、第
2図に示す如く容器把持爪が紙パツク1の上部両
側を把持および開放するように構成されている。
他方、下側の第2の枢軸7bの両端は一対の第
2支持フレーム11bに回動自在に支持され、そ
の一端部に、一対のモータ9b(第1の駆動手段)
が減速歯車8bを介して連結されている。このモ
ータ9bを含む第2支持フレーム11bは、流体
圧シリンダ4b(第2の駆動手段)によつて軸線
方向に摺動されるように構成されている。
第2の枢軸7b,7bには、それぞれ一対の第
2の容器把持爪2bが取付けられている。これら
把持爪2bは流体圧シリンダ4bの駆動により、
充填ステーシヨン3bと密封ステーシヨン3cと
の間を往復動するように構成されている。またモ
ータ9bの正転および逆転駆動により、第2図に
示す如く容器把持爪2bが紙パツク1の下部両側
を把持および開放するように構成されている。
なお、第1〜第3の容器把持爪2a,2b,2
cは、紙パツク1の拡開成形ステーシヨン3a、
液状内容物の充填ステーシヨン3bおよび密封ス
テーシヨン3cの機能に応じてその把持部の形状
が選択されている。
本考案装置は上記の如く構成され、第1の容器
把持爪2aによつて把持されガイドロツド5に沿
つて拡開成形ステーシヨン3aから充填ステーシ
ヨン3bに移動された紙パツク1は、その上部を
第1の容器把持爪2aによつて把持されている間
に第2の容器把持爪2bによつて下部を把持され
る。このように紙パツク1はその上下2箇所を両
側から把持される極めて安定した状態で清酒の注
入を開始される。第1の容器把持爪2aは、第2
の容器把持爪2bによる紙パツク1の把持から若
干遅れて開放状態になり、その後流体圧シリンダ
4aの逆方向駆動によつて拡開成形ステーシヨン
3aに復帰し、該拡開成形ステーシヨン3aにお
いて再度把持姿勢を採ることによつて、後続の紙
パツクに対する受入準備を完了する。
一方、第2の容器把持爪2bは、紙パツク1に
対する清酒の充填が終了した後、第1の容器把持
爪2aが拡開成形ステーシヨン3aに向け復動し
ている間に、紙パツク1を把持した状態で密封ス
テーシヨン3cへと移動する。このとき、密封ス
テーシヨン3cでは第3の容器把持爪2cが送り
出しステーシヨンから復帰して開放状態で待機し
ており、第2の容器把持爪2bが紙パツク1の下
部を把持している間に第3の容器把持爪2cが紙
パツク1の上部を把持する。
紙パツク1を高速移送する場合は紙パツク1が
充填ステーシヨン3bおよび密封ステーシヨン3
cで大きな減速カーブで停止することになるが、
前述の如く紙パツク1の上下2ケ所を充填ステー
シヨン3bでは第1と第2の容器把持爪2a,2
b、密封ステーシヨン3cでは第2と第3の容器
把持爪2b,2cで共同して把持する瞬間を設定
し、いずれかの容器把持爪が必ず紙パツク1を把
持しているので、紙パツク1の移動慣性により紙
パツク1が転倒するおそれはまつたくない。特に
密封ステーシヨン3cにおいては紙パツク1内
に、清酒が充填されているので、紙パツク1内の
清酒液面が慣性で揺動して通常ならば転倒しやす
いのであるが、前述の如く転倒のおそれがまつた
くなく、紙パツク1は極めて安定した状態で密封
作業を施される。
以上、本考案の一実施例につき説明したが、本
考案は前記実施例に限定されることなく種々の変
形が可能である。例えば前記実施例では第1〜第
3の容器把持爪2a〜2cを上、下、上と交互に
配置したが、これは下、上、下と交互に配置して
もよいし、また本考案は第1と第2の容器把持爪
2a,2bを基本ユニツトとするから、このユニ
ツトを所望数だけ自在に組み合わせることが可能
であり、例えば4つの容器把持爪を上、下、上、
下と交互に配設してもよいし、上側に2つ、下側
に2つの容器把持爪を対向配置してもよい。また
4つ以上の容器把持爪を交互配置または対向配置
してもよい。
考案の効果 本考案は前述の如く、容器把持爪を有する左右
一対の第1および第2の枢軸を、液体充填容器の
移動経路に沿つて上下に配設し、第1および第2
の枢軸を第1の駆動手段で回動させて紙パツクを
把持および開放するとともに、第2の駆動手段で
軸線方向に摺動させて紙パツクを移動経路に沿つ
て移動させるようにしているので、チエーンコン
ベア方式による搬送装置のような、チエーンの寸
法精度の誤差およびチエーンの伸びや摩耗に基づ
く液体充填容器の移動精度および位置決め精度上
の問題を生ずることがなく、高い精度で容器の移
動および位置決めができる。またチエーンコンベ
アのようなリターン経路がないのでその分だけ装
置の小型化と装置据え付け面積の減少を図れる。
また容器把持爪は隣接する作業ステーシヨン間で
のみ容器を把持するから、各作業ステーシヨンで
の作業特性に適した容器把持爪の形状選択が可能
であり、これにより各作業ステーシヨンでの容器
姿勢の安定化ならびに作業の確実化を図れ、特に
紙パツク等の比較的剛性が低く変形しやすい液体
充填容器に対しては、容器の位置決め精度や容器
移動中の液面安定度の点において顕著な効果を奏
する。また本考案は各作業ステーシヨンにおいて
容器の上下2箇所を第1および第2の容器把持爪
で共同して把持する瞬間を設定しているので、容
器を高速移送する場合に各作業ステーシヨンで容
器を大きな減速カーブで停止させても、またその
際に容器内に液体が充填されていても、容器が慣
性で転倒するおそれはまつたくなく、前述の容器
把持爪形状の最適化と相俟つて容器の位置決めを
さらに確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の全体構造を例示する平面
図であり、第2図はその正面図である。 1……液体充填容器、2a,2b,2c……容
器把持爪、3a,3b,3c……作業ステーシヨ
ン、6……旋回駆動機構、10……搬送機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体充填容器を複数の作業ステーシヨンを含む
    所定の移動経路に沿つて搬送する装置において、
    前記移動経路の両側に、左右一対をなす第1およ
    び第2の枢軸を上下二段で前記移動経路に沿つて
    配設し、前記第1の枢軸に前記液体充填容器の上
    部両側を第1および第2の作業ステーシヨン間で
    把持可能な第1の容器把持爪を配設し、前記第2
    の枢軸に前記液体充填容器の下部両側を第2およ
    び第3の作業ステーシヨン間で把持可能な第2の
    容器把持爪を配設し、前記第1および第2の枢軸
    に、第1および第2の枢軸を個別に回動させて前
    記液体充填容器に対し前記第1および第2の容器
    把持爪を開閉させる第1の駆動手段と、第1およ
    び第2の枢軸を軸線方向に個別に摺動させる第2
    の駆動手段とをそれぞれ接続し、前記第1および
    第2の駆動手段により、前記第1の把持爪が前記
    液体充填容器を前記第1の作業ステーシヨンから
    前記第2の作業ステーシヨンへとピツチ送りする
    とともに、前記第2の作業ステーシヨンにおい
    て、前記第1の容器把持爪が前記液体充填容器を
    開放する前に前記第2の容器把持爪が前記液体充
    填容器を把持するように構成した液体充填容器の
    搬送装置。
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JPS62127912U JPS62127912U (ja) 1987-08-13
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JPS4927422U (ja) * 1972-06-07 1974-03-08

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