JPH059269Y2 - - Google Patents

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JPH059269Y2
JPH059269Y2 JP2746988U JP2746988U JPH059269Y2 JP H059269 Y2 JPH059269 Y2 JP H059269Y2 JP 2746988 U JP2746988 U JP 2746988U JP 2746988 U JP2746988 U JP 2746988U JP H059269 Y2 JPH059269 Y2 JP H059269Y2
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side frames
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、物品を収納して運搬するのに使用さ
れる物品運搬車の側枠連結構造に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の物品運搬車としては、たとえば
第11図、第12図に見られるように、後側枠4
1と、この後側枠41に対して連結具42,43
を介して相対揺動自在に連結した一対の側枠4
4,45と、これら側枠44,45に対して連結
具46,47を介して相対揺動自在に連結した一
対の分割前側枠48,49と、ベース枠50なら
びに複数個の車輪51とから構成した形式が提供
されている。そして連結具46,47としては、
側枠44の外面に固定した第1取付け板52と、
分割前側枠48の外面に固定した第2取付け板5
3と、両取付け板52,53を連結するピン54
とからなる蝶番形式を採用している。
この従来形式によると、両分割前側枠48,4
9はH方向に揺動させることで観音開きを行え、
そしてH方向に揺動させたのち側枠44,45を
I方向に揺動させることで折りたたんでネステイ
ングし得る。
考案が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、連結具46,47
は、側枠44,45の外面から突出L1するとと
もに、分割前側枠48,49の外面からも突出
L2しており、したがつて、これら突出L1,L2
より連結具46,47は突起となつて、物品運搬
車どうしが当つたときや物品運搬車が壁など他物
に当つたときに簡単に破損することになり、さら
には他物を破損させたり人身事故の原因ともなつ
ていた。
本考案の目的とするところは、コーナ部分から
突出することのない物品運搬車の側枠連結構造を
提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の物品運搬車
の側枠連結構造は、隣接した一対の側枠を相対揺
動自在に連結する連結具を、一方の側枠に外嵌し
て縦軸心の周りに相対回転自在な上下方向の外側
筒体と、この外側筒体に一体化した上下方向の内
側筒体と、この内側筒体に挿通されて平行縦軸心
の周りに相対回転自在でかつ他方の側枠に一体化
された縦軸とから構成している。
作 用 かかる本考案の構成によると、一方の側枠に対
して外側筒体を回転させて内側筒体を平面視で直
角状の位置とすることで、この内側筒体の延長線
上に位置させた他方の側枠は直角状の位置にし得
る。そして内側筒体に対して縦軸を回転させなが
ら、他方の側枠を平行縦軸心の周りに揺動させる
ことで、両側枠を平面視で直線状に位置させ得、
さらに外側筒体を回転させることで、両側枠を相
当接させた状態にし得る。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第10図に
基づいて説明する。
1は後側枠で、その前端で上下方向の複数箇所
には取付けブラケツト2が直交状に取付けてあ
る。そして取付けブラケツト2の遊端には、第1
側枠3が縦軸心4の周りに相対揺動自在に連結し
てある。前記後側枠1の後側には、上下方向の複
数箇所に被係止具5が取付けてあり、これら被係
止具5に対して上方から係合自在な係止具6が第
2側枠7の後端に取付けられる。そして両側枠
3,7の下部で前後端にはキヤスタ形式の車輪
8,9が取付けられている。なお車輪8,9のう
ちの一部には、必要に応じて足踏み式のブレーキ
が設けられる。10は前側枠で、中間部をして左
右に二分割され、両分割前側10A,10Bは、
それぞれ上下一対の連結具11A,11Bを介し
て隣接する側枠3,7に縦軸心12A,12Bの
周りで相対揺動自在に連結されている。各側枠
1,3,7,10は網目状であり、それぞれパイ
プ状の外部材13と、複数の横部材14と、複数
の縦部材15とから形成される。前記連結具11
A,11Bは、ピンの役目を成す縦軸16と、こ
の縦軸16が挿通自在な内側筒体17と、この内
側筒体17にスペーサー18を介して平行に連設
された外側筒体19とからなる。そして縦軸16
の頭部16aを分割前側枠10A,10Bの外側
面に、この頭部16aを上位として固定20する
とともに、この頭部16aの下面一部から円弧状
の突部16bを垂設し、またスペーサー18に対
して、前記内側筒体17を上下方向として固定2
1するとともに、この内側筒体17の上面一部に
切欠部17aを形成している。前記縦軸16と内
側筒体17とは平行縦軸心22の周りに相対回転
自在であり、その際に前記突部16bと切欠部1
7aとは互に嵌合しストツパの役目(後述する)
をなす。前記スペーサ18に固定23された外側
筒体19は両側枠3,7の外部材13に外嵌し、
そして外側筒体19の上面一部に切欠部19aを
形成している。そして外部材13の外周一箇所に
ストツパ板24を取付けている。前記外部材13
と外側筒体19とは縦軸心12A,12Bの周り
に相対回転自在であり、その際に前記切欠部19
aとストツパ板24とは互に嵌合しストツパの役
目(後述する)をなす。なおスペーサ18はロツ
ド状で、上下間の連結を行う。両側枠3,7間に
係脱自在なベース枠26は、その左右両端に、外
部材13の下部に対して上方から係止自在なフツ
ク部材(図示せず)を有する。両分割前側枠10
A,10Bの前面間には、たとえばかん抜き式の
係止部材27が設けられる。前記突部16bは、
周方向の両端面が第1規制面28と第2規制面2
9となり、これら規制面28,29が成す角度θ1
を、たとえば90度に設定している。また前記切欠
部17aは、周方向の両端面が第3規制面30と
第4規制面31となり、これら規制面30,31
が成す角度θ2を、たとえば、180度に設定してい
る。そして第1規制面28と第3規制面30とが
相当接したとき、側枠3,7と分割前側枠10
A,10Bが平面視で平行状になるように設定し
てある。また前記切欠部19aは、周方向の両端
面が第5規制面32と第6規制面33となり、こ
れら規制面32,33が成す角度θ3を、たとえば
140度に設定している。そして第6規制面33が
ストツパ板24に当接したとき、側枠3,7に対
して内側筒体17が平面視で直角状になるように
設定してある。
次に上記実施例の作用を説明する。運搬姿勢に
おいて物品運搬車は、第6図実線、第8図〜第1
0図に示すように、両側枠3,7は後側枠1に対
して直角状にあり、そして両分割前側枠10A,
10Bは側枠3,7に対して直角状でかつ平面視
で直線状となつており、さらに係止部材27が係
止されている。このとき連結具11A,11Bは
第1図、第2図に示すように、ストツパ板24に
第6規制面33が当接して、側枠3,7に対して
内側筒体17が直角状に位置し、さらに第4規制
面31に第2規制面29が当接している。ベース
枠26に対して物品の出し入れを行うとき、まず
係止部材27を外す。そして内側筒体17に対し
て縦軸16を平行縦軸心22の周りに回転させる
ことで、第3図ならびに第6図仮想線Aで示すよ
うに、両分割前側枠10A,10Bを観音開きさ
せればよい。また全体を折りたたむときには、第
3図で示す観音開きの状態から、外部材13に対
して外側筒体19を縦軸心12Aの周りに回転さ
せることで、第4図ならびに第6図仮想線Bで示
すように、両分割前側枠10A,10Bを対応す
る側枠3,7の外面に沿わせる。そして取外され
たベース枠26を後側枠1の内側に当て付けて掛
け止める。この状態で第2側枠7を外すかあるい
は揺動させることで、この第2側枠7を分割前側
枠10Bとともにベース枠26の内側に当て付け
る。その後、第7図に示すように、取付けブラケ
ツト2の部分での回転により、第1側枠3を分割
前側枠10Aとともに第2側枠7の内側に当て付
ければよい。このようにしてネステイングした状
態から上述とは逆動作により再び運搬可能にし得
るのであるが、その際に第4図で示す状態から
は、まず第5図で示すように内側筒体17に対し
て分割前側枠10Aを揺動させ、第4規制面31
に第2規制面29を当接させる。そして分割前側
枠10Aと内側筒体17とを一体的に縦軸心12
Aの周りに回転させる。
上記実施例で示すように、規制面28〜33な
どを有する連結構造を採用することで、直線状な
らびに折りたたみ状のいずれの姿勢も、常に一定
にかつ容易に得ることができる。
なおベース枠26は完全に着脱自在している
が、これは、側枠3,7に対してフツク部材を介
して係脱自在にするとともに、後側枠1とベース
枠26の他端とを、たとえばコイルにより相対揺
動自在に連結して、非運搬姿勢においてベース枠
26を上方へ揺動させる形式であつてもよい。
考案の効果 上記構成の本考案によると、一方の側枠と外側
筒体とを縦軸心の周りに相対回転させることと、
内側筒体と縦軸とを平行縦軸心の周りに相対回転
させることとによつて、両側枠を、平面視におい
て直角状に、直線状に、平行状にと相対的に揺動
させることができる。その際に両筒体を使用した
揺動形式によつて、連結具は両側枠の外面からほ
とんど突出しない形状にでき、したがつて物品運
搬車どうしや他物との衝突によつて破損すること
を防止できるとともに、人身事故も生じないこと
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本考案の一実施例を示し、
第1図は連結部の正面図、第2図〜第5図は同作
用状態を示す横断平面図、第6図は運搬姿勢の平
面図、第7図はネステイング時の平面図、第8図
は運搬姿勢の正面図、第9図は同左側面図、第1
0図は同右側面図、第11図は従来例を示す概略
斜視図、第12図は同連結部の平面図である。 1……後側枠、2……取付けブラケツト、3…
…第1側枠、7……第2側枠、10……前側枠、
10A,10B……分割前側枠、11A,11B
……連結具、12A,12B……縦軸心、13…
…外部材、16……縦軸、16a……頭部、16
b……突部、17……内側筒体、17a……切欠
部、18……スペーサ、19……外側筒体、19
a……切欠部、22……平行縦軸心、24……ス
トツパ板、26……ベース枠、28……第1規制
面、29……第2規制面、30……第3規制面、
31……第4規制面、32……第5規制面、33
……第6規制面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接した一対の側枠を相対揺動自在に連結する
    連結具を、一方の側枠に外嵌して縦軸心の周りに
    相対回転自在な上下方向の外側筒体と、この外側
    筒体に一体化した上下方向の内側筒体と、この内
    側筒体に挿通されて平行縦軸心の周りに相対回転
    自在でかつ他方の側枠に一体化された縦軸とから
    構成したことを特徴とする物品運搬車の側枠連結
    構造。
JP2746988U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH059269Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2746988U JPH059269Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2746988U JPH059269Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01133069U JPH01133069U (ja) 1989-09-11
JPH059269Y2 true JPH059269Y2 (ja) 1993-03-08

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