JPH0592663U - 室温センサの取付装置 - Google Patents

室温センサの取付装置

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JPH0592663U
JPH0592663U JP4109292U JP4109292U JPH0592663U JP H0592663 U JPH0592663 U JP H0592663U JP 4109292 U JP4109292 U JP 4109292U JP 4109292 U JP4109292 U JP 4109292U JP H0592663 U JPH0592663 U JP H0592663U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room temperature
temperature sensor
piece
signal line
attachment
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4109292U
Other languages
English (en)
Inventor
与志男 佐藤
Original Assignee
ダイニチ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイニチ工業株式会社 filed Critical ダイニチ工業株式会社
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Publication of JPH0592663U publication Critical patent/JPH0592663U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 暖房機に室温センサを作業性よく確実に固定
できるようにする。 [構成] センサ部4近傍が固定部10に押し込まれて
固定される。そしてガイド部11を横断させる如く信号
線を引き寄せ、この状態で着脱片9をガイド部11に挿
入する。着脱片9が十分に挿入されたとき、一方および
他方の噛合部12、13が噛み合うことにより着脱片9
が固定され、さらにケース本体8の円弧部と着脱片9の
先端とで信号線3が押圧保持されることにより、室温セ
ンサ2が確実に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、暖房機等の機器に装備される室温センサを取り付ける取付装置の 改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の取付装置は、ワイヤーサドル等の結束部品に導かれて筺体外へ 延出した室温センサの信号線を、筺体に取り付けられる通気自在な保護ケース内 の棒状突起に巻回した後、先端のセンサ部を固定部にて挟圧固定するものや、巻 回しを不要とするために、固定部を複数設けて確実に固定せしめる等の構成が知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで前記した従来の取付装置は、巻回しがあると作業性が良くないことに 加え、巻回しが所定通りに行われなかったときは、信号線が機内の中心方向に向 かって膨らみ、高温部との距離が短くなって危険なことがある。一方、固定部を 複数有する構成では、これらが直線的に配置されていると、信号線が軸方向に容 易に滑動する等により固定が不十分となる。そのため、保護ケース内で信号線が 蛇行するように固定部が配されることにより、配線作業がし難いものであった。 この考案は上記した課題に鑑みなされたもので、その第一の目的とするところ は、室温センサを作業性よく確実に固定できる室温センサの取付装置を得ること にある。また第二の目的とするところは、第一の目的に加えて、機内の信号線を 筺体に沿わせる室温センサの取付装置を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するためになされた第一の考案は、筺体外に延出して室温を 検知する室温センサと、通気自在のケース本体および着脱片を備えた保護ケース とからなり、前記ケース本体は室温センサの端部を挟圧固定する固定部ならびに 着脱片の着脱を案内するガイド部を有すると共に、該ガイド部に装着される着脱 片の先端が室温センサの信号線を押圧保持するように、ガイド部と着脱片に噛合 部を形成した構成である。 また第二の考案は、第一の考案において着脱片の後端は、信号線の配線方向を 変える偏角部を備えた構成である。
【0005】
【作用】
上記した第一の構成によれば、固定部に室温センサの端部を固定し、この後着 脱片を装着するだけで室温センサを確実に固定できる。さらに第二の構成によれ ば、信号線が偏角部に当たって強制的に曲げられるために、機内の信号線は筺体 に沿って配線されることとなる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。図1〜図3において、1は暖 房機の筺体、2は筺体1外に延出して室温を検知する室温センサで、室温センサ 2は信号線3とセンサ部4からなる。筺体1の適所には通気自在の保護ケース5 を取り付けるための角孔6、7が穿設されている。保護ケース5は長尺形をなす ケース本体8と着脱片9とで構成され、ケース本体8には、略中央部にセンサ部 4を挟圧固定する固定部10、上部に着脱片9の着脱を案内するガイド部11お よびガイド部11の適所に一方の噛合部12が各々形成されている。また着脱片 9は、一方の噛合部12と噛み合う他方の噛合部13を備えると共に、後端に鉛 直上方に延設する偏角部14が形成されている。
【0007】 上記した構成において、角孔6より筺体1外に延出した室温センサ2は、先ず センサ部4近傍が固定部10に押し込まれて挟圧固定される。この後、ガイド部 11を横断させる如く信号線3を引き寄せ、この状態で着脱片9をガイド部11 に挿入する。そして、図4のように着脱片9が十分に挿入されたとき、一方およ び他方の噛合部12、13が噛み合うことにより着脱片9が固定され、且又ケー ス本体8の円弧部と着脱片9の先端とで信号線が押圧保持される。つまり、信号 線3は複数箇所で挟み込まれることとなるので、確実に固定される。
【0008】 上述のように固定された信号線3は、さらに偏角部14により略直角に曲げら れる。そのため、ケース本体8を筺体1に取り付けたとき、信号線3は筺体1の 内壁に沿うこととなるので、高温部に近づく不具合を有効に防止できると共に、 ワイヤーサドル等の結束部品を少なくすることができ、機内の配線処理も容易な ものとなる。
【0009】
【考案の効果】
以上に述べた通り本考案の室温センサの取付装置は、筺体外に延出して室温を 検知する室温センサと、通気自在のケース本体および着脱片を備えた保護ケース とからなり、前記ケース本体は室温センサの端部を挟圧固定する固定部ならびに 着脱片の着脱を案内するガイド部を有すると共に、該ガイド部に装着される着脱 片の先端が室温センサの信号線を押圧保持するように、ガイド部と着脱片に噛合 部を形成した構成を備えているので、室温センサを作業性よく確実に固定でき、 さらに、着脱片の後端に信号線の配線方向を変える偏角部を設けたことにより、 信号線が筺体の内壁に沿って配線され、高温部に近づいたりする不具合が有効に 防止されると共に、結束部品を少なくでき、機内の配線処理も容易に行える等、 幾多の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の室温センサの取付装置の概要を説明す
る図である。
【図2】(A)は本考案の室温センサの取付装置を構成
するケース本体の正面図、(B)は(A)図におけるA
−A’断面図である。
【図3】(A)は本考案の室温センサの取付装置を構成
する着脱片の正面図、(B)は同側面図である。
【図4】本考案の室温センサの取付装置を機器に取り付
けたときの断面図である。
【符号の説明】
2 室温センサ 5 保護ケース 8 ケース本体 9 着脱片 10 固定部 11 ガイド部 12 一方の噛合部 13 他方の噛合部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体外に延出して室温を検知する室温セン
    サと、通気自在のケース本体および着脱片を備えた保護
    ケースとからなり、前記ケース本体は室温センサの端部
    を挟圧固定する固定部ならびに着脱片の着脱を案内する
    ガイド部を有すると共に、該ガイド部に装着される着脱
    片の先端が室温センサの信号線を押圧保持するように、
    ガイド部と着脱片に噛合部を形成した室温センサの取付
    装置。
  2. 【請求項2】着脱片の後端は、信号線の配線方向を変え
    る偏角部を備えた請求項1記載の室温センサの取付装
    置。
JP4109292U 1992-05-21 1992-05-21 室温センサの取付装置 Expired - Lifetime JPH0592663U (ja)

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JPH0592663U true JPH0592663U (ja) 1993-12-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066052A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Piolax Inc 温度センサの取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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