JPH0591809U - 反転チャンバ式密閉混練機 - Google Patents

反転チャンバ式密閉混練機

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JPH0591809U
JPH0591809U JP3910592U JP3910592U JPH0591809U JP H0591809 U JPH0591809 U JP H0591809U JP 3910592 U JP3910592 U JP 3910592U JP 3910592 U JP3910592 U JP 3910592U JP H0591809 U JPH0591809 U JP H0591809U
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JP
Japan
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chamber
rotating
reversing
opening
kneading
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JP3910592U
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俊雄 白井
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャンバを回動させる回動装置の構造を簡単
なものとすることができる反転チャンバ式密閉混練機を
提供する。 【構成】 上方に開口部33aを有し、異方向に回転す
る2本のロータを収納したチャンバ33を、回動装置に
よって傾斜位置と反転位置に回動し、傾斜位置で
開口部33aから混練前材料の投入を行い、反転位置
で開口部33aから混練済材料の排出を行う反転チャン
バ式密閉混練機において、前記回動装置を、チャンバ3
3を回動させる回動シリンダ1と、チャンバ33の傾斜
位置と反転位置とを検知する検知手段2、3、4
と、検知手段2、3、4の検知を基に回動シリンダ1に
作動指令を出す制御装置5とから構成することにより回
動装置の構造を簡単なものとすることができるようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴム、プラスチック等を各種の添加剤と共に混練する反転チャンバ 式密閉混練機に係わり、特に、チャンバを回動させる回動装置の構造が簡単なも のに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の反転チャンバ式密閉混練機としては図2に示すものがある。
【0003】 図2において、この反転チャンバ式密閉混練機はフレーム31と、フレーム3 1上に設置された昇降シリンダ32と、チャンバ33と、回動装置34とを備え ており、昇降シリンダ32のピストンロッド32aにはフローティングウエイト 35が取着されている。図3に示すように、チャンバ33内には異方向に回転す る2本のロータ36、37が収納されており、上方には開口部33aが設けられ ている。そして、この開口部33a内にフローティングウエイト35を挿入する ことによって、チャンバ33の内部には断面が連通する2つの円である筒状密閉 空間が形成されるようになっている。図2に戻って、回動装置34は一方のロー タ36と同心でチャンバ33の側部33bに固着されたウォームホイール40と 、このウォームホイール40と噛み合うウォーム41と、駆動手段42とから構 成されており、駆動手段42によってウォーム41を回転させると、チャンバ3 3は一方のロータ36の中心Oを中心として回動し、混練位置、傾斜位置及 び反転位置を取り得るようになっている。なお、一方のロータ36軸は図外の 駆動装置に連結されている。また、一方のロータ36軸と他方のロータ37軸に は図外の一対のコネクティングギアが嵌入されており、チャンバ33の側面に一 体的に配設されている。そして、このコネクティングギアによって、2本のロー タ36、37は異方向に回転すると共に、チャンバ33は中心Oで回動可能とな っている。
【0004】 つぎに、このような構成を有する反転チャンバ式密閉混練機の作動を説明する 。ウォーム41を回転させてチャンバ33を混練位置から傾斜位置とし、開 口部33aから各種の添加剤と共にゴム、プラスチック等の被混練材料をチャン バ33内に所定量ずつ投入する。そして、ウォーム41を回転させてチャンバ3 3を傾斜位置から混練位置とし、昇降シリンダ32のピストンロッド32a を伸長させてフローティングウエイト35を開口部33a内に挿入する。そして 、チャンバ33を密閉した状態で、ロータ36、37を異方向に回転させる。チ ャンバ33内においては、被混練材料は流動し、添加剤が被混練材料に分散する 所謂ミクロ分散と、添加剤が被混練材料に均一に混ざり込む所謂マクロ分散とが 行われる。チャンバ33内における混練が終了すると、昇降シリンダ32のピス トンロッド32aを縮小させてフローティングウエイト35を上昇させる。そし て、ウォーム41を回転させてチャンバ33を混練位置から反転位置とし、 開口部33aから被混練材料を機外に排出して混練の1サイクルが終了する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた反転チャンバ式密閉混練機は、チャンバ33の側部に固着 されたウォームホイール40と、ウォーム41と、駆動手段42とからなる回動 装置34によってチャンバ33を回動させ、チャンバ33を混練位置、傾斜位 置及び反転位置とするものである。このウォームホイール40と、ウォーム 41と、駆動手段42とからなる回動装置34によれば、被混練材料の形状、投 入・排出装置の形態等に応じて傾斜位置と反転位置を任意に設定できるとい う利点を有する反面、構造が複雑になるという問題点を有している。
【0006】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、チャンバを回動させる回動装置の構造が簡単な反転 チャンバ式密閉混練機を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本考案の反転チャンバ式密閉混練機は、上方に開 口部を有し、異方向に回転する2本のロータを収納したチャンバを、回動装置に よって傾斜位置と反転位置に回動し、傾斜位置で開口部から混練前材料の投入を 行い、反転位置で開口部から混練済材料の排出を行う反転チャンバ式密閉混練機 において、前記回動装置を、チャンバを回動させる回動シリンダと、チャンバの 傾斜位置と反転位置とを検知する検知手段と、検知手段の検知を基に回動シリン ダに作動指令を出す制御装置とから構成したものである。
【0008】
【作用】
この考案は、特定の材料、特定の投入・排出装置であれば傾斜位置と反転位置 を変える必要性が少ないことに着目したものであり、チャンバは回動シリンダを 作動させることによって回動し、この回動シリンダの作動は、チャンバの所定の 傾斜位置と所定の反転位置とを検知する検知手段の検知を基に回動シリンダに作 動指令を出す制御装置によって制御される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案の反転チャ ンバ式密閉混練機の回動装置を示す図である。なお、反転チャンバ式密閉混練機 の全体構成とその作動は図2及び図3で説明したものと同様であるので、以下本 考案の反転チャンバ式密閉混練機の回動装置について説明することとし、図1に おいて図2及び図3と同様な作用を有する部分には同一の符号を付してその説明 を省略する。
【0010】 図1において、この回動装置はフレーム31に回転自在に支持された回動シリ ンダ1と、リミットスイッチ2、3、4と、リミットスイッチ2、3、4に接続 された制御装置5とから構成されている。回動シリンダ1のピストンロッド1a の端部は、チャンバ33の側部33bに回転自在に支持されており、ピストンロ ッド1aを伸縮させると、チャンバ33は一方のロータ36の中心Oを中心とし て回動するようになっている。また、回動シリンダ1の油圧回路中には電磁パイ ロット切換弁10が設けられている。
【0011】 この切換弁10はサブスプールをソレノイドS1、S2で移動させ、サブスプ ールで制御した圧油でメインスプールを切り換えるものであり、ソレノイドS1 、S2がOFFではスプリングの付勢力によってメインスプールは中立位置c1 となり、A、Bポートはブロックされるようになっている。そして、ソレノイド S1をONすると、メインスプールは中立位置c1からc2位置に切り換わり、 油路がP→A、B→Tとなって回動シリンダ1のピストンロッド1aは伸長し、 チャンバ33は一方のロータ36の中心Oを中心としてR方向に回動するように なっている。また、ソレノイドS2をONすると、メインスプールは中立位置c 1からc3位置に切り換わり、油路がP→B、A→Tとなって回動シリンダ1の ピストンロッド1aは縮小し、チャンバ33はL方向に回動するようになってい る。
【0012】 リミットスイッチ2、3、4はチャンバ33の混練位置、傾斜位置及び反 転位置を検知し、制御装置5に検知信号を送るようになっている。制御装置5 は切換弁10に指令を出してソレノイドS1、S2のONとOFFとを切り換え ることができるようになっており、これによって回動シリンダ1の作動を制御で きるようになっている。なお、15は油圧源である。
【0013】 つぎに、上述した構造の回動装置の作動を説明する。制御装置5から切換弁1 0に指令を出してソレノイドS1をONする。これにより、メインスプールは中 立位置c1からc2位置に切り換わり、油路がP→A、B→Tとなって回動シリ ンダ1のピストンロッド1aは伸長し、チャンバ33は混練位置からR方向に 回動する。チャンバ33が傾斜位置に達すると、リミットスイッチ3はこれを 検知し、検知信号を発する。制御装置5はリミットスイッチ3からの検知信号を 受けると、切換弁10に指令を出してソレノイドS1をOFFする。これにより 、メインスプールはc2位置から中立位置c1に切り換わり、油路が封鎖されて チャンバ33は傾斜位置で停止する。そして、この位置で材料の投入を行う。 材料の投入が終了すると、制御装置5から切換弁10に指令を出してソレノイド S2をONする。これにより、メインスプールは中立位置c1からc3位置に切 り換わり、油路がP→B、A→Tとなって回動シリンダ1のピストンロッド1a は縮小し、チャンバ33は傾斜位置からL方向に回動する。チャンバ33が混 練位置に達すると、リミットスイッチ2はこれを検知し、検知信号を発する。 制御装置5はリミットスイッチ2からの検知信号を受けると、切換弁10に指令 を出してソレノイドS2をOFFする。これにより、メインスプールはc3位置 から中立位置c1に切り換わり、油路が封鎖されてチャンバ33は混練位置で 停止する。そして、この位置で材料の混練を行う。
【0014】 チャンバ33内における材料の混練が終了すると、制御装置5から切換弁10 に指令を出してソレノイドS1をONする。これにより、メインスプールは中立 位置c1からc2位置に切り換わり、油路がP→A、B→Tとなって回動シリン ダ1のピストンロッド1aは伸長し、チャンバ33は混練位置からR方向に回 動する。チャンバ33が反転位置に達すると、リミットスイッチ4はこれを検 知し、検知信号を発する。制御装置5はリミットスイッチ4からの検知信号を受 けると、切換弁10に指令を出してソレノイドS1をOFFする。これにより、 メインスプールはc2位置から中立位置c1に切り換わり、油路が封鎖されてチ ャンバ33は反転位置で停止する。そして、この位置で材料の排出を行い、混 練の1サイクルが終了する。このように、回動シリンダ1と、リミットスイッチ 2、3、4と、制御装置5とから構成される回動装置によってチャンバ33を回 動させ、チャンバ33を混練位置、所定の傾斜位置及び所定の反転位置と することができるようになる。これにより、回動装置の構造が簡単になり、大幅 なコストダウンとなる。
【0015】 なお、リミットスイッチ3、4の設置場所を変更することによって、被混練材 料の形状、投入・排出装置の形態等に応じて傾斜位置と反転位置を任意に設 定することが可能となる。また、回動シリンダ1のピストンロッド1aのストロ ークエンドがチャンバ33の混練位置となるようにすれば、リミットスイッチ 2は不要となる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので以下に記載する効果を奏する。 回動シリンダと、リミットスイッチと、制御装置とから構成される回動装置に よってチャンバを回動させ、チャンバを混練位置、所定の傾斜位置及び所定の反 転位置とすることができるようになる。これにより、回動装置の構造が簡単にな り、大幅なコストダウンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の反転チャンバ式密閉混練機の回動装置
を示した図である。
【図2】従来の反転チャンバ式密閉混練機を示した図で
ある。
【図3】従来のチャンバの断面図である。
【符号の説明】
1 回動シリンダ 2、3、4 リミットスイッチ(検知手段) 5 制御装置 10 電磁パイロット切換弁 33 チャンバ 33a チャンバの開口部 36、37 ロータ 混練位置 傾斜位置 反転位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開口部を有し、異方向に回転する
    2本のロータを収納したチャンバを、回動装置によって
    傾斜位置と反転位置に回動し、傾斜位置で開口部から混
    練前材料の投入を行い、反転位置で開口部から混練済材
    料の排出を行う反転チャンバ式密閉混練機において、 前記回動装置を、チャンバを回動させる回動シリンダ
    と、チャンバの傾斜位置と反転位置とを検知する検知手
    段と、検知手段の検知を基に回動シリンダに作動指令を
    出す制御装置とから構成したことを特徴とする反転チャ
    ンバ式密閉混練機。
JP3910592U 1992-05-14 1992-05-14 反転チャンバ式密閉混練機 Pending JPH0591809U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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