JPH0590799A - プリント基板への接着剤付着方法及び装置 - Google Patents

プリント基板への接着剤付着方法及び装置

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JPH0590799A
JPH0590799A JP3276115A JP27611591A JPH0590799A JP H0590799 A JPH0590799 A JP H0590799A JP 3276115 A JP3276115 A JP 3276115A JP 27611591 A JP27611591 A JP 27611591A JP H0590799 A JPH0590799 A JP H0590799A
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dispenser
printed circuit
adhesive
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circuit boards
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JP3276115A
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Toshiki Kanai
利樹 金井
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TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機構の複雑化を招くことなく、個々のプリン
ト基板とディスペンサーとの位置関係を画像処理を利用
して補正し、高精度で、高能率の接着剤付着作業を実施
可能とする。 【構成】 位置合わせマーク40を有する複数枚のプリ
ント基板10の前記位置合わせマークをカメラ50A,
50Bで撮像し、この撮像結果から前記複数枚のプリン
ト基板の各々についての接着剤付着点の位置補正量を算
出した後、各プリント基板に対応したディスペンサー2
0A,20Bを時間をずらせて1個毎順次下降させて接
着剤付着動作を実行し、接着剤付着動作直後のディスペ
ンサーと次に動作するディスペンサーとの接着剤付着動
作の時間ずれ内で次に動作するディスペンサーに対応し
たプリント基板についての位置補正を実行する構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に電子部
品を仮付けするための接着剤をプリント基板に塗布する
プリント基板への接着剤付着方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板に接着剤を付着せし
めるには、スクリーン印刷機を用いるか、あるいは接着
剤付着用のディスペンサーを用いプリント基板はX−Y
テーブルに載置し、NCプログラム制御で接着剤付着点
の座標を決めて1箇所毎に接着剤を付着していく方法が
一般的に行われている。プログラムの変更で異なるプリ
ント基板にも速やかに対応できることから後者の方法が
普及している。
【0003】また、接着剤付着作業の効率化を図るため
に、1台のX−Yテーブルに対して2枚のプリント基板
を載置し、各プリント基板に対してそれぞれディスペン
サーによる接着剤付着動作を実行する構成も特開昭63
−178870号で開示されている。
【0004】さらに、2枚のプリント基板を基板搬送支
持機構側に位置決め固定し、これらのプリント基板に対
してディスペンサーによる接着剤付着動作を実行する構
成も本出願人により提案されている。この場合の従来例
を図6に示す。この図において、1は基板搬送支持機構
であり、装置基台上に設置された1対のレール2でプリ
ント基板10を摺動自在に支持するとともに、第1の基
板停止位置P及び第2の基板停止位置Qでそれぞれプリ
ント基板10を位置決め固定する位置決め部材を有して
いるものである。20A,20Bはディスペンサーであ
り、第1の基板停止位置P及び第2の基板停止位置Qの
プリント基板10の配列間隔と同間隔で設けられてい
る。該ディスペンサー20A,20BをX−Y平面(水
平面)内で移動させるためにX−Y駆動機構21が設け
られている。該X−Y駆動機構21は、X軸駆動部22
とY軸駆動部23とからなり、X軸駆動部22はY方向
スライダ24で軸支されたボール螺子軸25に螺合して
いて該ボール螺子軸25の回転によりX方向(Y方向に
直交)に移動自在でX方向スライドガイド26で摺動自
在に支持されたX方向スライダヘッド27A,27Bを
持ち、Y軸駆動部23は前記装置基台側にて軸支された
ボール螺子軸28に螺合していて該ボール螺子軸28の
回転によりY方向に移動自在でY方向スライドガイド2
9で摺動自在に支持された前記Y方向スライダ24を有
している。前記ボール螺子軸25の回転駆動はX軸モー
ター30で、ボール螺子軸28の回転駆動はY軸モータ
ー31でそれぞれ行われる。前記X方向スライダヘッド
27A,27Bにはそれぞれ取り付け部材32を介して
接着剤付着用のディスペンサー20A,20Bが昇降自
在に取り付けられている。なお、図示は省略したが、Y
軸駆動部23はX軸駆動部22の両側に設けられてい
る。
【0005】図7は、ディスペンサー20A,20Bの
移動量及びX−Y駆動機構21の動作速度と時間との関
係を示している。この図から判るように、図6の従来例
では、第1の基板停止位置Pのプリント基板10に対し
てはディスペンサー20Aで、第2の基板停止位置Qの
プリント基板10に対してはディスペンサー20Bでそ
れぞれ同時に接着剤付着点に対する接着剤付着動作がデ
ィスペンサー20A,20Bの下降に伴って実行され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、プリ
ント基板に装着すべきチップ部品の小型化や、面装着I
Cのリード間隔の狭小化が進み、プリント基板に対する
接着剤付着作業の高精度化が益々要求されるようになっ
てきている。しかし、図6の従来例では、プリント基板
10の位置決めのずれやプリント基板上の接続導体パタ
ーンの印刷ずれに起因して接着剤付着点の位置ずれが発
生し、接着剤付着作業の高精度化の要求に応えられなく
なってきている。
【0007】このため、本出願人によって、プリント基
板上に接続導体パターン作成と同時に位置合わせマーク
(フィデューシャルマーク)を形成し、該位置合わせマ
ークをテレビカメラで撮像し、この撮像結果を利用して
ディスペンサーとX−Yテーブル上のプリント基板との
位置関係を補正して接着剤付着作業を行うことが考慮さ
れている。この場合、ディスペンサーとプリント基板と
の間の位置関係の補正量は、プリント基板毎に異なるた
め、1台の接着剤付着装置で同時に複数枚のプリント基
板の接着剤付着作業を行う場合には、ディスペンサーと
プリント基板との位置関係を個別に調整可能な機構とす
る必要性がでてくる。しかしながら、プリント基板毎に
X−Yテーブルを用意したり、ディスペンサー毎にX−
Y駆動機構を用意したのでは、装置が複雑かつ高価なも
のとなってしまう。
【0008】本発明は、上記の点に鑑み、機構の複雑化
を招くことなく、個々のプリント基板とディスペンサー
との位置関係を画像処理を利用して補正して、高精度
で、高能率の接着剤付着作業を実施できるプリント基板
への接着剤付着方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプリント基板への接着剤付着方法は、位置
合わせマークを有する複数枚のプリント基板を相対位置
を保って基板支持手段で支持し、前記複数枚のプリント
基板の各々に対応させて接着剤付着用のディスペンサー
を水平面内での相対位置を保ってディスペンサー支持手
段でそれぞれ昇降自在に支持し、さらに前記位置合わせ
マークを撮像する撮像手段を前記ディスペンサー支持手
段に固定し、該撮像手段の撮像結果から前記複数枚のプ
リント基板の各々についての接着剤付着点の位置補正量
を算出した後、前記ディスペンサーを時間をずらせて1
個毎順次下降させて接着剤付着動作を実行し、接着剤付
着動作直後のディスペンサーと次に動作するディスペン
サーとの接着剤付着動作の時間ずれ内で次に動作するデ
ィスペンサーに対応したプリント基板についての位置補
正を前記基板支持手段とディスペンサー支持手段との相
対位置を変化させて実行することを特徴としている。
【0010】また、本発明のプリント基板への接着剤付
着装置は、位置合わせマークを有する複数枚のプリント
基板を相対位置を保って支持する基板支持手段と、前記
複数枚のプリント基板の各々に対応する接着剤付着用の
ディスペンサーと、各ディスペンサーを水平面内での相
対位置を保ってそれぞれ昇降自在に支持するディスペン
サー支持手段と、該ディスペンサー支持手段に固定され
ていて前記位置合わせマークを撮像する撮像手段と、該
撮像手段の撮像結果から前記複数枚のプリント基板の各
々についての接着剤付着点の位置補正量を算出する画像
処理手段と、各ディスペンサーを時間をずらせて1個毎
順次下降させる昇降駆動手段と、各ディスペンサーによ
る接着剤付着動作の時間ずれ内で前記プリント基板の位
置補正を行うように前記基板支持手段とディスペンサー
支持手段との相対位置を変化させる駆動機構とを備えた
構成としている。
【0011】
【作用】本発明においては、画像処理によって複数枚の
プリント基板の各々についての接着剤付着点の位置補正
量を算出した後、各ディスペンサーを時間をずらせて1
個毎順次下降させて接着剤付着動作を行わせるようにし
ている。従って、接着剤付着動作直後のディスペンサー
と次に動作するディスペンサーとの接着剤付着動作の時
間ずれ内で次に動作するディスペンサーに対応したプリ
ント基板についての位置補正を実行できる。この結果、
複数枚のプリント基板を共通の基板支持手段で支持し、
かつ複数枚のプリント基板の各々に対応するディスペン
サーを共通のディスペンサー支持手段で支持することが
でき、装置の機構を複雑にすることなく、高精度の接着
剤付着作業を実現できる。また、1台の装置で複数枚の
プリント基板の処理ができるから、1台の装置で1枚の
プリント基板を処理する場合よりも、接着剤付着作業の
能率は良くなる。すなわち、簡単な機構で、高精度及び
高能率の接着剤付着作業を実行できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るプリント基板への接着剤
付着方法及び装置の実施例を図面に従って説明する。
【0013】図1乃至図3で本発明の第1実施例につい
て説明する。図1において、1は基板搬送支持機構であ
り、装置基台上に設置された1対のレール2でプリント
基板10を摺動自在に支持するとともに、第1の基板停
止位置P及び第2の基板停止位置Qでそれぞれプリント
基板10を位置決め固定する位置決め部材を有している
ものである。すなわち、基板搬送支持機構1は2枚のプ
リント基板10を相対位置を保って支持する基板支持手
段を構成している。
【0014】プリント基板10上には、接続導体パター
ン作成と同時に位置合わせマーク(フィデューシャルマ
ーク)40が複数箇所(例えば2箇所)予め形成されて
いる。プリント基板10上に装着される部品相互間等の
接続のための接続導体パターンと位置合わせマーク40
の相互の位置関係は既知量で、常に正確に規定されてい
る。
【0015】接着剤付着用のディスペンサー20A,2
0BをX−Y平面(水平面)内で移動させるためのX−
Y駆動機構21は図6の従来例の場合と同様であり、X
方向スライダヘッド27A,27Bにそれぞれ取り付け
部材42A,42Bを介してディスペンサー20A,2
0Bが昇降自在に取り付けられている。これらの機構
は、ディスペンサー20A,20BをX−Y平面内での
相対位置を保って(第1の基板停止位置P及び第2の基
板停止位置Qのプリント基板10の配列間隔と同間隔
で)それぞれ昇降自在に支持するディスペンサー支持手
段を構成すると共に前記基板支持手段とディスペンサー
支持手段との相対位置を変化させる機構を構成してい
る。各ディスペンサー20A,20Bは、エアーシリン
ダ又はカム機構による昇降駆動機構41で相互に独立し
て昇降できるようになっている。後述のように、ディス
ペンサ20A,20Bの昇降のタイミングには時間のず
れが必要となるが、昇降駆動機構1がエアーシリンダで
あればエアーシリンダへの圧縮空気の供給のタイミング
をずらすことにより時間ずれを発生でき、昇降駆動機構
41がカム機構の場合にはディスペンサを下降させるた
めのカム曲線の位置をずらすこと等により時間ずれを発
生させ得る。前記X−Y駆動機構21は各螺子軸25,
28に連結されたエンコーダ等によりX方向スライダヘ
ッド27A,27Bの位置、ひいてはディスペンサー2
0A,20Bの接着剤付着点のX,Y座標位置(例えば
X−Y駆動機構の原点を基準としたもの)を正確に知る
ことができるようになっている。
【0016】さらに、前記取り付け部材42A,42B
には、プリント基板10上の2箇所の位置合わせマーク
40を撮像する撮像手段としてのテレビカメラ50A,
50Bがそれぞれ固定されている。これらのテレビカメ
ラ50A,50Bの視野の基準点も前記X−Y駆動機構
21より正確に知ることができる。それらのテレビカメ
ラ50A,50Bは、図2に示す画像処理装置60の画
像入力装置を構成するものである。画像処理装置60
は、前記テレビカメラ50A,50Bの他に、テレビカ
メラ50A,50Bよりの画像信号(明暗を表す輝度信
号)を処理する画像信号処理部51と、処理後の画像情
報を記憶する画像メモリ52と、画像メモリ52の画像
情報から各プリント基板10についての補正量ΔX,Δ
Y(但し、ΔXはX方向の補正量、ΔYはY方向の補正
量)を算出する演算制御部53とを備えている。演算制
御部53のX方向の補正量ΔXはX−Y駆動機構21の
X軸モーター30を駆動するX軸駆動系54へ、Y方向
の補正量ΔYはX−Y駆動機構21のY軸モーター31
を駆動するY軸駆動系55へそれぞれ出力される。
【0017】以上の第1実施例の構成において、X−Y
駆動機構21を作動させてテレビカメラ50A,50B
で位置決め停止状態にあるプリント基板10の2箇所の
位置合わせマーク40をそれぞれ撮像する。この場合、
テレビカメラ50Aは第1の基板停止位置Pのプリント
基板10の2個の位置合わせマーク40の画像を取り込
み、テレビカメラ50Bは第2の基板停止位置Qのプリ
ント基板10の2個の位置合わせマーク40の画像を取
り込む。これらのテレビカメラ50A,50Bの画像信
号は、画像処理装置60内の画像信号処理部51を介し
て画像メモリ52にそれぞれ記憶される。演算制御部5
3は画像メモリ52に記憶された第1の基板停止位置P
のプリント基板10についての画像情報から得られた位
置合わせマーク40の基準点のX,Y座標位置と、予め
NCプログラムで設定されたあるべき位置合わせマーク
40の基準点の指定X,Y座標位置とのずれを検出し、
補正量ΔX1,ΔY1を算出する。同様に、演算制御部5
3は画像メモリ52に記憶された第2の基板停止位置Q
のプリント基板10についての画像情報から得られた位
置合わせマーク40の基準点のX,Y座標位置と、予め
NCプログラムで設定されたあるべき位置合わせマーク
40の基準点の指定X,Y座標位置とのずれを検出し、
補正量ΔX2,ΔY2を算出する。
【0018】画像処理による補正量の算出が終わった時
点で、各プリント基板10に対する接着剤付着用のディ
スペンサー20A,20Bによる接着剤付着動作を実行
するが、ディスペンサー20A,20Bを同時に昇降さ
せずに時間をずらせて順次下降させ、昇降タイミングの
ずれを利用して以下に述べる位置補正を行う。
【0019】図3は、接着剤付着用のディスペンサー2
0A,20Bの移動量及びX−Y駆動機構21の動作速
度と時間との関係を示している。まず、X−Y駆動機構
21でディスペンサー20Aを第1の基板停止位置Pの
プリント基板10の接着剤付着点上方に移動させる。こ
の場合、接着剤付着点のNCプログラムで予め設定され
たX,Y座標が(X1,Y1)であれば、前記補正量ΔX
1,ΔY1を加算して(X1+ΔX1,Y1+ΔY1)の座標
位置に前記ディスペンサー20Aを移動させる。この結
果、第1の基板停止位置Pにおけるプリント基板10の
基板搬送支持機構1に対する位置決めのずれ及びプリン
ト基板10の接続導体パターンの印刷ずれを除去でき
る。そして、エアーシリンダ又はカム機構による昇降駆
動機構41でディスペンサー20Aを下降させ、第1の
基板停止位置Pのプリント基板10に対する接着剤付着
動作を行う。
【0020】次に、X−Y駆動機構21でディスペンサ
ー20Bを第2の基板停止位置Qのプリント基板10の
接着剤付着点上方に移動させる。この場合、接着剤付着
点のNCプログラムで予め設定されたX,Y座標が(X
2,Y2)であれば、前記補正量ΔX2,ΔY2を加算して
(X2+ΔX2,Y2+ΔY2)の座標位置に前記ディスペ
ンサー20Bを移動させる。但し、ディスペンサー20
Aを移動させたときにディスペンサー20Bもほぼ目標
の接着剤付着点近傍まで移動しているから、このときの
X−Y駆動機構21の移動量は僅かである(例えばX方
向及びY方向共に1mm以内)。この結果、第2の基板停
止位置Qにおけるプリント基板10の基板搬送支持機構
1に対する位置決めのずれ及びプリント基板10の接続
導体パターンの印刷ずれを除去できる。そして、昇降駆
動機構41でディスペンサー20Bを下降させ、第2の
基板停止位置Qのプリント基板10に対する接着剤付着
動作を行う。
【0021】以上の、接着剤付着動作を繰り返すことに
よって、2枚のプリント基板10の多数の接着剤付着点
についての接着剤付着作業を高精度で実行できる。な
お、テレビカメラを2台設けたのは、各プリント基板1
0の位置合わせマーク40を撮像する際のX−Y駆動機
構21の移動量を少なくするためであり、原理上の1台
のテレビカメラを使用する構成も可能である。但し、X
−Y駆動機構21の移動量が増大するため、装置が大型
化する。
【0022】なお、図3ではディスペンサー20Aが上
昇位置に復帰した後、ディスペンサー20Bが下降を開
始するようにしたが、ディスペンサー20Aの上昇途中
においてディスペンサー20Bが下降を開始するように
して、ディスペンサー20A,20Bの接着剤付着動作
の時間的ずれを短縮することも可能である。
【0023】図4は本発明の第2実施例を示す。この図
では、装置基台上に設置されていてX方向にプリント基
板10を搬送可能な基板搬送路70の途中位置に、Yテ
ーブル71がY方向に移動自在な如く装置基台上に設け
られている。該Yテーブル71はボール螺子軸72に螺
合し、この回転によってY方向に駆動されるようになっ
ている。そして、Yテーブル71上の第1の基板停止位
置P及び第2の基板停止位置Q上にそれぞれプリント基
板10が位置決め固定されている。また、20A,20
Bはディスペンサーであり、第1の基板停止位置P及び
第2の基板停止位置Qのプリント基板10の配列間隔と
同間隔で設けられている。該ディスペンサー20A,2
0BをX方向に移動させるためにX駆動機構73が設け
られている。該X駆動機構73は、装置基台側にて軸支
されたボール螺子軸75に螺合していて該ボール螺子軸
75の回転によりX方向に移動自在でX方向スライドガ
イド76で摺動自在に支持されたX方向スライダヘッド
27A,27Bを持っている。前記ボール螺子軸75の
回転駆動はX軸モーター30で行われる。X方向スライ
ダヘッド27A,27Bにはそれぞれ取り付け部材42
A,42Bを介してディスペンサー20A,20Bが昇
降自在に取り付けられている。なお、ディスペンサー2
0A,20Bの接着剤付着点位置やテレビカメラ50
A,50Bの視野の基準点等のX座標位置は、X駆動機
構73で(例えばその原点を基準として)正確に知るこ
とができ、Y座標位置はYテーブル71で(例えばその
原点を基準として)正確に知ることができる。
【0024】この第2実施例の場合、プリント基板10
をY方向に、ディスペンサー20A,20BをX方向に
移動させる構成とした点以外は前述の第1実施例と同様
であり、ディスペンサー20A,20Bの昇降動作も図
3で示される通りである。
【0025】図5は本発明の第3実施例を示す。この図
では、装置基台上に設置されていてX方向及びY方向に
移動自在なX−Yテーブル80上の第1の基板停止位置
P及び第2の基板停止位置Q上にそれぞれプリント基板
10が位置決め固定されている。ここで、X−Yテーブ
ル80のX移動部81はボール螺子軸82に螺合し、こ
の回転によってX方向に駆動され、Y移動部83はボー
ル螺子軸84に螺合し、この回転によってY方向に駆動
されるようになっている。ディスペンサー20A,20
Bを装着するための取り付け部材42A,42Bは、装
置基台上に立設固定された支持フレーム85に固定さ
れ、取り付け部材42A,42Bにディスペンサー20
A,20Bがそれぞれ昇降自在に取り付けられている。
これらのディスペンサー20A,20Bは、第1の基板
停止位置P及び第2の基板停止位置Qのプリント基板1
0の配列間隔と同間隔で設けられている。なお、ディス
ペンサー20A,20Bの接着剤付着点位置やテレビカ
メラ50A,50Bの視野の基準点等のX,Y座標位置
は、X−Yテーブル80で(例えばその原点を基準とし
て)正確に知ることができる。
【0026】この第3実施例の場合、プリント基板10
をX−Y方向に移動させるようにし、ディスペンサー2
0A,20Bを固定配置とした(但し昇降可能)点以外
は前述の第1実施例と同様であり、ディスペンサー20
A,20Bの昇降動作も図3で示される通りである。
【0027】なお、接着剤付着動作直後のディスペンサ
ー20Aと次に動作するディスペンサー20Bとの接着
剤付着動作の時間ずれ内で次に動作するディスペンサー
20Bに対応したプリント基板10についての位置補正
を行うのであるが、X方向又はY方向の位置補正量が一
定値(例えば1mm)を越えたときは、異常事態であると
してアラームを発生して動作停止とすることも可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数枚のプリント基板の各々に対応する接着剤付着用の
ディスペンサーを時間をずらせて1個毎順次下降させて
接着剤付着動作をプリント基板に対し実行して行くよう
にし、画像処理で各プリント基板と対応するディスペン
サーとの相対位置関係を補正する場合に、当該補正を接
着剤付着動作直後のディスペンサーと次に動作するディ
スペンサーとの接着剤付着動作の時間ずれ内に実行する
ようにしている。従って、各プリント基板の支持手段を
共用でき、かつ各ディスペンサーの支持手段も共用で
き、簡単な機構で画像処理による高精度の接着剤付着動
作が可能であり、装置価格も低価格とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント基板への接着剤付着方法
及び装置の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】第1実施例で用いる画像処理装置の1例を示す
ブロック図である。
【図3】第1実施例におけるディスペンサーの昇降動作
及びX−Y駆動機構の動作を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】従来例におけるディスペンサーの昇降動作及び
X−Y駆動機構の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基板搬送支持機構 10 プリント基板 20A,20B ディスペンサー 21 X−Y駆動機構 40 位置合わせマーク 50A,50B テレビカメラ 60 画像処理装置 70 基板搬送路 71 Yテーブル 73 X駆動機構 80 X−Yテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置合わせマークを有する複数枚のプリ
    ント基板を相対位置を保って基板支持手段で支持し、前
    記複数枚のプリント基板の各々に対応させて接着剤付着
    用のディスペンサーを水平面内での相対位置を保ってデ
    ィスペンサー支持手段でそれぞれ昇降自在に支持し、さ
    らに前記位置合わせマークを撮像する撮像手段を前記デ
    ィスペンサー支持手段に固定し、該撮像手段の撮像結果
    から前記複数枚のプリント基板の各々についての接着剤
    付着点の位置補正量を算出した後、前記ディスペンサー
    を時間をずらせて1個毎順次下降させて接着剤付着動作
    を実行し、接着剤付着動作直後のディスペンサーと次に
    動作するディスペンサーとの接着剤付着動作の時間ずれ
    内で次に動作するディスペンサーに対応したプリント基
    板についての位置補正を前記基板支持手段とディスペン
    サー支持手段との相対位置を変化させて実行することを
    特徴とするプリント基板への接着剤付着方法。
  2. 【請求項2】 位置合わせマークを有する複数枚のプリ
    ント基板を相対位置を保って支持する基板支持手段と、
    前記複数枚のプリント基板の各々に対応する接着剤付着
    用のディスペンサーと、各ディスペンサーを水平面内で
    の相対位置を保ってそれぞれ昇降自在に支持するディス
    ペンサー支持手段と、該ディスペンサー支持手段に固定
    されていて前記位置合わせマークを撮像する撮像手段
    と、該撮像手段の撮像結果から前記複数枚のプリント基
    板の各々についての接着剤付着点の位置補正量を算出す
    る画像処理手段と、各ディスペンサーを時間をずらせて
    1個毎順次下降させる昇降駆動手段と、各ディスペンサ
    ーによる接着剤付着動作の時間ずれ内で前記プリント基
    板の位置補正を行うように前記基板支持手段とディスペ
    ンサー支持手段との相対位置を変化させる駆動機構とを
    備えたことを特徴とするプリント基板への接着剤付着装
    置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段が1枚のプリント基板に対
    して1台設けられている請求項2記載のプリント基板へ
    の接着剤付着装置。
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