JPH059012Y2 - - Google Patents

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JPH059012Y2
JPH059012Y2 JP1983108535U JP10853583U JPH059012Y2 JP H059012 Y2 JPH059012 Y2 JP H059012Y2 JP 1983108535 U JP1983108535 U JP 1983108535U JP 10853583 U JP10853583 U JP 10853583U JP H059012 Y2 JPH059012 Y2 JP H059012Y2
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JP
Japan
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oxygen
cylindrical wall
space
outside air
casing
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JP1983108535U
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JPS6015351U (ja
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  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、酸欠あるいは有毒ガスの雰囲気中に
おいて使用する酸素呼吸器に関するものである。
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
ると、1は携帯可能な小型の割に大量の酸素を発
生するクロレートキヤンドルを内蔵してなる酸素
発生缶を使用する。2は酸素発生器1を格納した
ケーシングで、酸素発生器1の酸素噴出口3側に
空間4を形成する。5はケーシング2のうち空間
4を被う端面に設けた外気吸込口、6は空間4を
通り、かつ酸素噴出口3と外気吸込口5の中心部
の間に酸素通路7を形成する筒壁、8は筒壁6の
外周に空間9を形成する筒壁、10は筒壁8の一
部に設けた開口部で筒壁6に設けた開口部11と
連通する。12は開口部10を被うネツト、13
は筒壁8の周囲の空間に詰め込んだ吸収剤で、外
気中に含まれている有害成分を吸収する。14は
透明で柔軟なプラスチツクで成形したフードで、
ネツクシール部15を有する。16はホースで、
一端を酸素通路の出口17に接続し、他端をフー
ド14に接続してある。
次に、上記の構成より成る酸素呼吸器の使用態
様を説明すると、使用者18がフード14をかぶ
り、ネツクシール部15を締め、ケーシング2を
バンドなどで使用者18の身体の適当個所に支持
してから、酸素発生器1から酸素噴出口3を通し
て酸素を噴出させる。すると、酸素が酸素通路7
を勢いよく通過すると同時に、その通過の圧力が
利用されて、外気が外気吸込口5、吸収剤13の
層を通して吸い込まれ、外気中に含まれている有
害成分が吸収剤13により吸収されて浄化された
空気が開口部10,11を通り、酸素通路7に吸
い込まれて酸素噴出口3から噴出してくる酸素と
混合し、一定の酸素濃度、例えば30%〜40%を有
する混合空気となつてホース16を通り、フード
14内へ送り込まれる。フード14内に送り込ま
れた混合空気は、フード14内を常に満たし、使
用者18の吸気として使われるとともに、使用者
18の呼気を含んでネツクシール部15よりフー
ド14外へ常時オーバーフローして、外気がフー
ド14内へ直接流入するのを防ぐ。
本考案は、叙上のように構成したから、フード
に呼吸マスクや吸気弁、排気弁など重量のある部
品を取付けなくて済み、フードが非常に軽くて、
簡単に装着でき、装着後はフードを正常な形体に
保つことができる。また外気を浄化して酸素通路
に吸い込み、酸素と合流させてフードに送り込む
ため、外気を吸い込む分だけ酸素の量を節約する
ことができ、実開昭51−154996号公報に記載され
ているような圧縮空気を封入した容器に比し、小
型軽量の酸素発生器を使用することができるの
で、避難行動時における酸素呼吸器の携帯を容易
にすることができる。また外気は酸素通路を通過
する酸素の圧力によつて自動的に酸素通路内に吸
い込まれて酸素と合流し、その合流気体がフード
内に常時送り込まれ、そのまま吸気として使われ
るので、特公昭48−15913号公報に記載されてい
る酸素吸入器のように酸素と外気の合流気体を吸
引具で吸引する動作をしなくてすみ、それだけフ
ードを使いやすくすることができる。またネツク
シール部の締めつけがゆるくても、安全に呼吸で
き、呼吸抵抗が殆んどない。またフードと酸素発
生器を格納したケーシングとを結ぶホースには、
酸素と浄化された外気とが混合して流れるので、
酸素のみが流れる場合の危険性はなく、従つてホ
ースに特殊なホースを使わなくて済み、それだけ
コストを軽減できるなどの諸効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る酸素呼吸器の一部を切除
した斜視図、第2図は同呼吸器の使用態様を示す
図である。 1……酸素発生器、2……ケーシング、3……
酸素噴出口、4……空間、5……外気吸込口、6
……筒壁、7……酸素通路、10……開口部、1
3……吸収剤、14……フード、15……ネツク
シール部、16……ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クロレートキヤンドルを内蔵した携帯可能な酸
    素発生缶をケーシングに格納し、このケーシング
    内には、上記酸素発生器の酸素噴出口側に空間を
    形成し、上記ケーシングのうち上記空間を被う端
    面には、外気吸込口を設け、上記酸素噴出口と上
    記外気吸込口の中心部の間には、上記空間を通
    り、かつ酸素通路を形成する筒壁6を設け、この
    筒壁6の外周には、空間を形成する筒壁8を設
    け、この筒壁8の一部には、上記筒壁6の一部に
    設けた開口部と連通する開口部を設け、この開口
    部をネツトで被い、上記筒壁8の周囲の空間に
    は、外気に含まれている有害成分を吸収する吸収
    剤を詰め込み、上記酸素通路には、ホースの一端
    を接続し、同ホースの他端には、ネツクシール部
    を有するフードを接続してなる酸素呼吸器。
JP10853583U 1983-07-13 1983-07-13 酸素呼吸器 Granted JPS6015351U (ja)

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JP10853583U JPS6015351U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 酸素呼吸器

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JP10853583U JPS6015351U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 酸素呼吸器

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JPS6015351U JPS6015351U (ja) 1985-02-01
JPH059012Y2 true JPH059012Y2 (ja) 1993-03-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4627431A (en) * 1985-03-12 1986-12-09 E. I. Du Pont De Nemours And Company Protective hood with CO2 absorbent
JPS62193755U (ja) * 1986-05-31 1987-12-09
JP2004229883A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 酸素富化機

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JPS6015351U (ja) 1985-02-01

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