JPH0589980A - シヨートアーク放電灯 - Google Patents
シヨートアーク放電灯Info
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Landscapes
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】発光管の外部に配線された第2の導電線と外部
の導電部材との間で絶縁破壊が生じることを防止したシ
ョートアーク放電灯を提供する。 【構成】発光管1の両端に封止部2、3を形成し、これ
ら封止部に電極4、4を封装し、一方の封止部2に口金
20を接合し、この口金20に第1の給電部23および
第2の給電部24を設け、これら給電部に上記口金を接
合した封止部から導出された第1の導電線10および反
対側の封止部から導出されて発光管の外側に沿って導い
た第2の導電線11を接続したショートアーク放電灯に
おいて、高電圧パルスは上記第1の給電部24に印加す
るようにした。 【作用】始動時に印加する高電圧パルスは第1の給電部
に印加するので、発光管の外部を迂回して配線された第
2の導電線の電位は低くなり、高圧パルスが外部へ逃げ
なくなる。
の導電部材との間で絶縁破壊が生じることを防止したシ
ョートアーク放電灯を提供する。 【構成】発光管1の両端に封止部2、3を形成し、これ
ら封止部に電極4、4を封装し、一方の封止部2に口金
20を接合し、この口金20に第1の給電部23および
第2の給電部24を設け、これら給電部に上記口金を接
合した封止部から導出された第1の導電線10および反
対側の封止部から導出されて発光管の外側に沿って導い
た第2の導電線11を接続したショートアーク放電灯に
おいて、高電圧パルスは上記第1の給電部24に印加す
るようにした。 【作用】始動時に印加する高電圧パルスは第1の給電部
に印加するので、発光管の外部を迂回して配線された第
2の導電線の電位は低くなり、高圧パルスが外部へ逃げ
なくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロジェクタ装置の光
源等に用いて有効な電極間距離が短いショートアーク形
の放電灯に関する。
源等に用いて有効な電極間距離が短いショートアーク形
の放電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】文字、表、図形等の画像を拡大して表示
面に投影する手段として、古くからは映写機や幻燈機な
どが知られており、最近ではOHPや液晶プロジェクタ
装置が知られている。
面に投影する手段として、古くからは映写機や幻燈機な
どが知られており、最近ではOHPや液晶プロジェクタ
装置が知られている。
【0003】このような画像投影装置は、光源から放出
された光を反射鏡で反射して集光レンズで集光し、この
光をフィルムや液晶板等を透過させ、これにより得られ
た光の像をスクリーンに投影させるものである。
された光を反射鏡で反射して集光レンズで集光し、この
光をフィルムや液晶板等を透過させ、これにより得られ
た光の像をスクリーンに投影させるものである。
【0004】従来の場合、上記光源としてハロゲン電球
が用いられていたが、最近では発光効率に優れ、かつ演
色性も良好なメタルハライドランプやキセノン放電灯が
用いられるようになってきた。
が用いられていたが、最近では発光効率に優れ、かつ演
色性も良好なメタルハライドランプやキセノン放電灯が
用いられるようになってきた。
【0005】この種の高圧放電灯は、石英などからなる
発光管に一対に電極を対向して封装し、この発光管内に
発光物質を封入して構成されており、電極間の放電によ
り発光物質を電離および励起して発光させる放電灯であ
ることは知られている。
発光管に一対に電極を対向して封装し、この発光管内に
発光物質を封入して構成されており、電極間の放電によ
り発光物質を電離および励起して発光させる放電灯であ
ることは知られている。
【0006】また、上記のような画像投影装置の光源と
して用いられるランプは、反射鏡や集光レンズなどの光
学系に組み込まれるため、光源が点光源に近いことが望
ましく、このためランプは小形に構成される。ランプの
小形化を実現するには、電極間距離を小さくしてアーク
長を短くしたショートアーク形にする必要がある。ま
た、発光管を外管に収容した2重管構造にすると外形が
大きくなるので、外管を用いなくて発光管を直接外気に
むき出しにしたまま点灯させる構造が採用される。
して用いられるランプは、反射鏡や集光レンズなどの光
学系に組み込まれるため、光源が点光源に近いことが望
ましく、このためランプは小形に構成される。ランプの
小形化を実現するには、電極間距離を小さくしてアーク
長を短くしたショートアーク形にする必要がある。ま
た、発光管を外管に収容した2重管構造にすると外形が
大きくなるので、外管を用いなくて発光管を直接外気に
むき出しにしたまま点灯させる構造が採用される。
【0007】ところで、発光管の両端部に封止部を形成
した放電灯は、それぞれの端部に口金を接合して両口金
構造とする場合が多い。しかしながら、両口金形ショー
トアーク放電灯は、両端封止部の形状にばらつきが生じ
るので、それぞれの封止部に口金を取着してこれら口金
を介して反射鏡や光学系に取付けようとすると、発光中
心の位置が高精度に得られず、この発光中心の位置を光
学系と位置合わせするのに熟練を要し、手間がかかる不
具合がある。
した放電灯は、それぞれの端部に口金を接合して両口金
構造とする場合が多い。しかしながら、両口金形ショー
トアーク放電灯は、両端封止部の形状にばらつきが生じ
るので、それぞれの封止部に口金を取着してこれら口金
を介して反射鏡や光学系に取付けようとすると、発光中
心の位置が高精度に得られず、この発光中心の位置を光
学系と位置合わせするのに熟練を要し、手間がかかる不
具合がある。
【0008】このため、一方の封止部のみに口金を接合
し、この口金に2個の口金ピンなどのような給電部を設
け、これら給電部に両端部の電極を接続した構造を採用
している。このようにすれば、ランプの取付けや交換が
ワンタッチで行え、発光中心の位置決めや調整も容易で
ある。
し、この口金に2個の口金ピンなどのような給電部を設
け、これら給電部に両端部の電極を接続した構造を採用
している。このようにすれば、ランプの取付けや交換が
ワンタッチで行え、発光中心の位置決めや調整も容易で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発光管
の両端に封止部を形成し、そのうちの一方の封止部だけ
に口金を取付けた放電灯は、口金を取着した方の封止部
から導出された第1の導電線はこの口金の一方の給電部
に直接接続することができるが、他方の封止部から導出
された第2の導電線は、発光管の外側を発光管に沿って
上記一方の封止部側に導き、上記口金の他方の給電部に
接続される構造となる。
の両端に封止部を形成し、そのうちの一方の封止部だけ
に口金を取付けた放電灯は、口金を取着した方の封止部
から導出された第1の導電線はこの口金の一方の給電部
に直接接続することができるが、他方の封止部から導出
された第2の導電線は、発光管の外側を発光管に沿って
上記一方の封止部側に導き、上記口金の他方の給電部に
接続される構造となる。
【0010】この場合、プロジェクタ等の光学機器は小
形化が要求されるため、上記発光管の外側の大きなスペ
ースが確保できず、このため上記発光管の外側を引き回
し配線された第2の導電線が、外部の導電部材と接近し
て配置されることになり、充分な絶縁距離が確保できな
いことが多い。
形化が要求されるため、上記発光管の外側の大きなスペ
ースが確保できず、このため上記発光管の外側を引き回
し配線された第2の導電線が、外部の導電部材と接近し
て配置されることになり、充分な絶縁距離が確保できな
いことが多い。
【0011】このような状態で、ランプの始動時に両電
極間に高圧パルスを印加すると、上記発光管の外部に配
線された第2の導電線と、外部の導電部材との間で外部
放電を起こすことが心配される。
極間に高圧パルスを印加すると、上記発光管の外部に配
線された第2の導電線と、外部の導電部材との間で外部
放電を起こすことが心配される。
【0012】つまり、他方の給電部を通じて第2の導電
線に高いパルス状態電位を印加すると、高圧パルスが第
2の導電線からこれより電位の低い外部の導電部材に逃
げ、これらの間で絶縁破壊が発生し、外部放電を生じた
り、漏れ電流が発生して電極に充分な始動電圧が印加さ
れず、確実な始動ができないなどの不具合が生じる。
線に高いパルス状態電位を印加すると、高圧パルスが第
2の導電線からこれより電位の低い外部の導電部材に逃
げ、これらの間で絶縁破壊が発生し、外部放電を生じた
り、漏れ電流が発生して電極に充分な始動電圧が印加さ
れず、確実な始動ができないなどの不具合が生じる。
【0013】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、発光管の外部に第
2の導電線が配線される場合、この第2の導電線と外部
の導電部材との間で絶縁破壊を生じることを防止し、始
動が確実になされるようにしたショートアーク放電灯を
提供しようとするものである。
たもので、その目的とするところは、発光管の外部に第
2の導電線が配線される場合、この第2の導電線と外部
の導電部材との間で絶縁破壊を生じることを防止し、始
動が確実になされるようにしたショートアーク放電灯を
提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、発光管の両端にそれぞれ封止部を形成すると
ともに、これら封止部に電極を封装してこれら電極を発
光管内で対向させ、一方の封止部に口金を接合し、この
口金に第1の給電部および第2の給電部を設け、これら
第1および第2の給電部に上記口金を接合した封止部側
から導出された第1の導電線および反対側の封止部側か
ら導出されて上記発光管の外側に沿って導いた第2の導
電線をそれぞれ接続し、これら第1および第2の給電部
間に高電圧パルスを印加して始動させるショートアーク
放電灯において、上記高電圧パルスは、上記口金を取着
した封止部側から導出されている第1の導電線に接続さ
れている第1の給電線を高圧側として印加することを特
徴とする。
するため、発光管の両端にそれぞれ封止部を形成すると
ともに、これら封止部に電極を封装してこれら電極を発
光管内で対向させ、一方の封止部に口金を接合し、この
口金に第1の給電部および第2の給電部を設け、これら
第1および第2の給電部に上記口金を接合した封止部側
から導出された第1の導電線および反対側の封止部側か
ら導出されて上記発光管の外側に沿って導いた第2の導
電線をそれぞれ接続し、これら第1および第2の給電部
間に高電圧パルスを印加して始動させるショートアーク
放電灯において、上記高電圧パルスは、上記口金を取着
した封止部側から導出されている第1の導電線に接続さ
れている第1の給電線を高圧側として印加することを特
徴とする。
【0015】
【作用】本発明によると、始動時に印加する高電圧パル
スは、口金を取着した封止部側から導出されている第1
の導電線と接続されている第1の給電部を高圧側として
印加するので、発光管の外部を迂回して配線された第2
の導電線は低い電位となり、よって第2の導電線と外部
の導電部材との間に電位差が生じなく、第2の導電線か
ら外部の導電部材に高圧パルスが逃げず、よってこれら
の間で絶縁破壊が発生せず、外部放電や漏れ電流の発生
が防止され、確実な始動が可能になる。
スは、口金を取着した封止部側から導出されている第1
の導電線と接続されている第1の給電部を高圧側として
印加するので、発光管の外部を迂回して配線された第2
の導電線は低い電位となり、よって第2の導電線と外部
の導電部材との間に電位差が生じなく、第2の導電線か
ら外部の導電部材に高圧パルスが逃げず、よってこれら
の間で絶縁破壊が発生せず、外部放電や漏れ電流の発生
が防止され、確実な始動が可能になる。
【0016】
【実施例】以下本発明について、図面に示す一実施例に
もとづき説明する。
もとづき説明する。
【0017】図は、ショートアーク形メタルハライドラ
ンプを示し、1は石英ガラスからなる発光管である。発
光管1は外管で覆うことなくむき出しで使用されるよう
になっている。
ンプを示し、1は石英ガラスからなる発光管である。発
光管1は外管で覆うことなくむき出しで使用されるよう
になっている。
【0018】発光管1の両端部には封止管が接続されて
おり、これら封止管は加熱溶融して押し潰すことにより
圧潰封止部2、3を構成している。発光管1内には一対
の電極4、4が対向して設けられており、これら電極
4、4はそれぞれタングステンからなる電極軸5の先端
部にタングステンからなる電極コイル部6を複数回巻き
付けて構成してある。
おり、これら封止管は加熱溶融して押し潰すことにより
圧潰封止部2、3を構成している。発光管1内には一対
の電極4、4が対向して設けられており、これら電極
4、4はそれぞれタングステンからなる電極軸5の先端
部にタングステンからなる電極コイル部6を複数回巻き
付けて構成してある。
【0019】上記電極軸5、5はそれぞれ封止部2、3
に導かれており、これら封止部2、3に封着されたモリ
ブデンからなる金属箔導体7、7に接続されている。金
属箔導体7、7には外部リード線8、9がそれぞれ接続
されており、これら外部リード線8、9は封止部2、3
の端部から外部に導き出されている。これら外部リード
線8、9は、第1の導電線10および第2の導電線11
に接続されている。第2の導電線11は発光管1の外部
を通じて一方の封止部2側に引き回し配線されている。
このような発光管1の一端には口金20が取着されてい
る。
に導かれており、これら封止部2、3に封着されたモリ
ブデンからなる金属箔導体7、7に接続されている。金
属箔導体7、7には外部リード線8、9がそれぞれ接続
されており、これら外部リード線8、9は封止部2、3
の端部から外部に導き出されている。これら外部リード
線8、9は、第1の導電線10および第2の導電線11
に接続されている。第2の導電線11は発光管1の外部
を通じて一方の封止部2側に引き回し配線されている。
このような発光管1の一端には口金20が取着されてい
る。
【0020】つまり、口金20はセラミックスなどの絶
縁体により形成されており、互いに隔離された導通孔2
1、22を形成してある。一方の導通孔21には上記発
光管1の一方の封止部2が嵌め込まれており、この導通
孔21には第1の導電線10がが導かれている。また、
他方の導通孔22には、上記第2の導電線11が導通さ
れている。
縁体により形成されており、互いに隔離された導通孔2
1、22を形成してある。一方の導通孔21には上記発
光管1の一方の封止部2が嵌め込まれており、この導通
孔21には第1の導電線10がが導かれている。また、
他方の導通孔22には、上記第2の導電線11が導通さ
れている。
【0021】これら第1および第2の導電線10および
11は、それぞれ口金20の端部に突設された給電部と
しての第1の口金ピン23および第2の口金ピン24に
接続されている。
11は、それぞれ口金20の端部に突設された給電部と
しての第1の口金ピン23および第2の口金ピン24に
接続されている。
【0022】上記導通孔21および22内にはそれぞれ
絶縁性接着剤(セメント)25が充填されており、この
接着剤25が一方の封止部2および導電線10、11を
口金20に固定している。
絶縁性接着剤(セメント)25が充填されており、この
接着剤25が一方の封止部2および導電線10、11を
口金20に固定している。
【0023】なお、発光管1内には、緩衝金属としての
水銀が封入されているとともに、発光金属として金属ハ
ロゲン化物が封入されており、かつアルゴン等の希ガス
が封入されている。
水銀が封入されているとともに、発光金属として金属ハ
ロゲン化物が封入されており、かつアルゴン等の希ガス
が封入されている。
【0024】金属ハロゲン化物としては、例えば希土類
金属のハロゲン化物が使用されており、ヨウ化ジスプロ
シウムDyI3 、よう化ホルミウムHoI3 、よう化ツ
リウムTmI3 、ヨウ化セシウムCsI3 が用いられて
いる。
金属のハロゲン化物が使用されており、ヨウ化ジスプロ
シウムDyI3 、よう化ホルミウムHoI3 、よう化ツ
リウムTmI3 、ヨウ化セシウムCsI3 が用いられて
いる。
【0025】このような構成の小形メタルハライドラン
プにおいては、250W定格のランプの場合、電極間距
離Lが9mm、ランプ電圧90V、ランプ電流2.8Aと
なっている。
プにおいては、250W定格のランプの場合、電極間距
離Lが9mm、ランプ電圧90V、ランプ電流2.8Aと
なっている。
【0026】そしてこの場合、始動時には図示しない点
灯回路から両電極4、4間に高圧のパルスを印加して点
灯させるようになっているが、高圧パルスにおける電位
の高い方が、第1の口金ピン23に印加されるように電
気的な接続がなされている。
灯回路から両電極4、4間に高圧のパルスを印加して点
灯させるようになっているが、高圧パルスにおける電位
の高い方が、第1の口金ピン23に印加されるように電
気的な接続がなされている。
【0027】このような構成のメタルハライドランプに
おいては、始動時には印加される高圧パルスの電位の高
い方の極性を第1の口金ピン23側に設定したから、発
光管1の外側に沿って配線された第2の導電線11に高
圧の電位が印加されない。このため、この第2の導電線
11と、これに接近して配置される光学機器などのよう
な導電部品(図示しない)との間に大きな電位差を発生
するのが防止される。したがって、第2の導電線11か
らこれに接近して配置された導電部品に高圧パルスが逃
げることはなく、これらの間で絶縁破壊を生じることが
なく、外部放電を生じたり、漏れ電流を発生することが
ない。したがって、両電極4、4間に高いパルスが印加
され、確実な始動を可能になる。また、不所望な外部放
電の発生が防止されるので、安全性が高くなる。
おいては、始動時には印加される高圧パルスの電位の高
い方の極性を第1の口金ピン23側に設定したから、発
光管1の外側に沿って配線された第2の導電線11に高
圧の電位が印加されない。このため、この第2の導電線
11と、これに接近して配置される光学機器などのよう
な導電部品(図示しない)との間に大きな電位差を発生
するのが防止される。したがって、第2の導電線11か
らこれに接近して配置された導電部品に高圧パルスが逃
げることはなく、これらの間で絶縁破壊を生じることが
なく、外部放電を生じたり、漏れ電流を発生することが
ない。したがって、両電極4、4間に高いパルスが印加
され、確実な始動を可能になる。また、不所望な外部放
電の発生が防止されるので、安全性が高くなる。
【0028】そして、第1の導電線10はセメント25
およびセラミックス製の口金20により絶縁被覆されて
いるので、こちらの導電線10に高圧パルスが印加され
ても、こちらの導電線10と外部の導電部材との間で放
電を生じる心配はない。そしてまた、口金20内では隔
壁により第1の導電線10と第2の導電線11が絶縁さ
れているので、これらの間で放電する心配もない。
およびセラミックス製の口金20により絶縁被覆されて
いるので、こちらの導電線10に高圧パルスが印加され
ても、こちらの導電線10と外部の導電部材との間で放
電を生じる心配はない。そしてまた、口金20内では隔
壁により第1の導電線10と第2の導電線11が絶縁さ
れているので、これらの間で放電する心配もない。
【0029】なお、高圧パルスが外部の導電部材に向か
って逃げると、通常の始動ばかりでなくランプの再始動
時間が長くなる。そこで、第2の口金ピン24を通じて
第2の導電線11に高圧パルスを印加した場合は、再始
動時間が平均3分を要した。これに対して、本発明のよ
うに第1の口金ピン23を通じて第1の導電線10に高
圧パルスを印加した場合は、再始動時間は平均40秒と
なり、本発明の効果が確認される。なお、本発明は上記
実施例に制約されるものではない。
って逃げると、通常の始動ばかりでなくランプの再始動
時間が長くなる。そこで、第2の口金ピン24を通じて
第2の導電線11に高圧パルスを印加した場合は、再始
動時間が平均3分を要した。これに対して、本発明のよ
うに第1の口金ピン23を通じて第1の導電線10に高
圧パルスを印加した場合は、再始動時間は平均40秒と
なり、本発明の効果が確認される。なお、本発明は上記
実施例に制約されるものではない。
【0030】すなわち、上記実施例では口金20に口金
ピン23、24を突設して第1および第2の給電部とし
たが、口金シェルやアイレット端子を用いる場合であっ
ても実施可能である。また、本発明は小形メタルハライ
ドランプに限らず、高圧キセノンランプや高圧水銀放電
灯などであっても実施可能である。
ピン23、24を突設して第1および第2の給電部とし
たが、口金シェルやアイレット端子を用いる場合であっ
ても実施可能である。また、本発明は小形メタルハライ
ドランプに限らず、高圧キセノンランプや高圧水銀放電
灯などであっても実施可能である。
【0031】さらに、本発明のショートアーク放電灯
は、液晶プロジェクタ装置の光源として用いることに制
約されるものではなく、映写機や幻燈機などの光源、一
般照明用の光源や、店舗などの商品照明の光源にも実施
可能である。
は、液晶プロジェクタ装置の光源として用いることに制
約されるものではなく、映写機や幻燈機などの光源、一
般照明用の光源や、店舗などの商品照明の光源にも実施
可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、始
動時に印加する高電圧パルスは、口金を取着した封止部
側から導出されている第1の導電線に接続されている給
電部に高いパルスを印加するようにしたので、発光管の
外部を迂回して配線された第2の導電線は電位が低くな
り、このため、第2の導電線と外部の導電部材との間に
電位差が生じなく、第2の導電線から外部の導電部材に
高圧パルスが逃げず、よってこれらの間で絶縁破壊が発
生せず、外部放電や漏れ電流の発生が防止され、確実な
始動が可能になる。
動時に印加する高電圧パルスは、口金を取着した封止部
側から導出されている第1の導電線に接続されている給
電部に高いパルスを印加するようにしたので、発光管の
外部を迂回して配線された第2の導電線は電位が低くな
り、このため、第2の導電線と外部の導電部材との間に
電位差が生じなく、第2の導電線から外部の導電部材に
高圧パルスが逃げず、よってこれらの間で絶縁破壊が発
生せず、外部放電や漏れ電流の発生が防止され、確実な
始動が可能になる。
【図1】本発明の一実施例を示す小形メタルハライドラ
ンプの一部断面した正面図。
ンプの一部断面した正面図。
1…発光管、2、3…圧潰封止部、4…電極、7…金属
箔導体、8、9…外部リ−ド線、10、11…第1およ
び第2の導電線、20…口金、21、22…導通孔、2
3、24…第1および第2の口金、25…絶縁接着剤。
箔導体、8、9…外部リ−ド線、10、11…第1およ
び第2の導電線、20…口金、21、22…導通孔、2
3、24…第1および第2の口金、25…絶縁接着剤。
Claims (2)
- 【請求項1】 発光管の両端にそれぞれ封止部を形成す
るとともに、これら封止部に電極を封装してこれら電極
を発光管内で対向させ、一方の封止部に口金を接合し、
この口金に第1の給電部および第2の給電部を設け、こ
れら第1および第2の給電部に上記口金を接合した封止
部側から導出された第1の導電線および反対側の封止部
側から導出されて上記発光管の外側に沿って導いた第2
の導電線をそれぞれ接続し、これら第1および第2の給
電部間に高電圧パルスを印加して始動させるショートア
ーク放電灯において、 上記高電圧パルスは、上記口金を取着した封止部側から
導出されている第1の導電線に接続されている第1の給
電線を高圧側として印加することを特徴とするショート
アーク放電灯。 - 【請求項2】 上記口金は電気絶縁物からなり、上記第
1の導電線はこの口金に配置されて外部と絶縁されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のショートアーク放
電灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24766891A JPH0589980A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | シヨートアーク放電灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24766891A JPH0589980A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | シヨートアーク放電灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589980A true JPH0589980A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17166888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24766891A Pending JPH0589980A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | シヨートアーク放電灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589980A (ja) |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP24766891A patent/JPH0589980A/ja active Pending
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