JPH0589406U - 女性ランジェリ−用骨部材 - Google Patents

女性ランジェリ−用骨部材

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JPH0589406U
JPH0589406U JP3559192U JP3559192U JPH0589406U JP H0589406 U JPH0589406 U JP H0589406U JP 3559192 U JP3559192 U JP 3559192U JP 3559192 U JP3559192 U JP 3559192U JP H0589406 U JPH0589406 U JP H0589406U
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JP
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tube body
female
lingerie
bone member
shape
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Application number
JP3559192U
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English (en)
Inventor
徳雄 米田
Original Assignee
米田 美恵子
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 女性ランジェリーの任意箇所に極めて作業性
良く簡便に装着でき、しかもランジェリーの型崩れの防
止や補形等の効果を発揮することのできる女性ランジェ
リー用骨部材の提供にある。 【構成】 弾性材料からなるチューブ体とこのチューブ
体の内部に設けられる弾性芯材からなり、ブラジャーカ
ップの下縁部等の女性ランジェリーの任意箇所にその形
状に沿って装着される。チューブ体としては熱可塑性樹
脂の成型品を用いてもよい。また、チューブ体を湾曲状
に形成し、その湾曲部には突出部が形成されていてもよ
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は女性ランジェリー用骨部材に係り、その目的はブラジャーやコルセ ット等の女性用ランジェリー商品の任意箇所に、極めて容易に且つ簡便に装着で き、その形状を補形・整形することのできる女性ランジェリー用骨部材の提供に ある。
【0002】
【従来の技術】
ブラジャーをはじめとする女性用ランジェリー商品には、カップ形状の型くず れを防止したり、或いはバストラインの補形・整形又はバストアップ等を目的と してそのカップ部に補正用ワイヤーが装着されていたり、或いは発砲ウレタンカ ップが使用されていたり、やデザイン刺繍等の伸縮を押さえ、補形・整形機能を 有する当て布などの補正具が装着されているものなどがある。 この補正用ワイヤーは、例えばU字状に形成されたステンレス線やピアノ線等 金属製のワイヤー及び硬質弾性プラスチックや形状記憶合金などが使用されてい た。 一般的に従来では、これら金属製のワイヤーの両端部には保護キャップが 取り付けられ、バイアス布等によりこのワイヤーを被覆した後、ブラジャーのカ ップ部等所定位置に縫着されていた。 また、このような金属製のワイヤーのなかには、防錆を目的として、表面に樹 脂コーティングが施されているものも存在した。 一方、上記した補正用ワイヤー以外に、加硫したシリコンゴムを成型した乳房 補正用シリコンなども存在した。 この成型シリコンは、主として乳房の補正のみを目的としたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した金属製ワイヤーをバイアス布で被覆し、このバイアス 布をブラジャー等のカップ部へ縫着する作業には煩雑さや熟練が要求され、誰で もが簡便に縫着して、固定することができないといった課題があった。 また、このような縫着、固定された金属製或いは樹脂製ワイヤーがブラジャー 等の購入者、着用者の不用意な取扱いや、その他何らかの外的要因により破断し てしまうことがあり、その破断面の先端部がバイアス布を突き抜けて着用者に危 険を及ぼす恐れもあった。 さらに表面に樹脂コーティングを施した金属製ワイヤーも存在していたが、そ のコーティングが主に防錆を目的としてなされているものであるため、金属製ワ イヤー破断時に、バイアス布からの突き抜けを防止できるものではなかった。 すなわち、このような防錆を目的とした樹脂コーティングは主にディッピング 法やシュリンク法によりなされているもので、ワイヤー本体と樹脂との密着性を 向上せんとしたものであるから、ワイヤー本体の破断と同時に樹脂破断も生じて しまい、ワイヤー破断面のバイアス布からの突き抜けを防止することができない といった課題が存在した。
【0004】 一方、乳房の補正を目的とした成型シリコンも、単に乳房の補正としての機能 は発現されるが、縫製工程の簡略化を実現するものではなく、しかも、この成型 シリコンは元来ワイヤーを内填することを目的とはしておらず、また、ワイヤー 破断時の突き抜け防止機能を有してもいないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案では女性ランジェリーの任意箇所にその形状に沿って装着される骨部 材であって、この骨部材は弾性材料からなるチューブ体とこのチューブ体内部に 設けられる弾性芯材とからなることを特徴とする女性ランジェリー用骨部材を提 供することにより上記従来の課題を悉く解消する。
【0006】
【作用】
女性ランジェリー商品における型崩れ等を防止する芯材を弾性材料からなるチ ューブ体内部に設けることによって、ランジェリーのカップ部下縁部等の任意箇 所に縫着する際に、バイアス布などを必要とせず、直接このチューブ体を縫着し て固定させればよいので、装着に要する作業工程を簡略化させることができる。 更にチューブ体を熱可塑性樹脂により成型した場合には、ランジェリーの任意 箇所への装着に、縫着手段を必要とせず、直接骨部材をブラジャーのカップ部等 ランジェリーの所定位置に熱融着させるだけで固定できる。 チューブ体に湾曲部を形成し、その湾曲部に円弧状の突出部を形成させた場合 には、この骨部材をブラジャー等カップ部の下縁部にその形状に沿って装着させ ると、この突出部が着用者の乳房を下方から押し上げる作用を奏するので、カッ プ形状の型くずれの防止と同時にバストアップ等乳房の補正力をより効果的に発 現させることができる。 また、チューブ体を熱可塑性樹脂により成形した場合には、ブラジャーカップ 部分に布生地と一体的に熱融着させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案に係る女性ランジェリー用骨部材の一実施例を図面に基づいて 説明する。 図1はこの考案に係る女性ランジェリー用骨部材(1) を示した外観説明図であ り、図中(2) はチューブ体、(3) は弾性芯材である。 図示するように、この女性ランジェリー用骨部材(1) はブラジャーのカップ部 やコルセット等の女性ランジェリーの任意箇所に、その形状に沿って装着され、 図示する実施例においては湾曲状に形成されている。
【0008】 この考案の女性ランジェリー用骨部材(1)では、弾性材料よりなるチューブ体( 2) の内部に弾性芯材(3) が設けられて構成されている。 弾性芯材(3) としては、従来より使用されているステンレス等金属製芯材や形 状記憶合金、又は合成樹脂等の適度の硬さと弾性とを併せ持つ素材により形成さ れればよく特に限定はされない。 さらにこの形状も図1に示す線状のものには特に限定されず、ブラジャー等カ ップ部や、コルセット等装着されるランジェリーに応じて適宜決定されればよく 、カップ部等の型くずれ等を防止できる形状のものであればいずれのものでも好 適に使用される。 チューブ体(2) としては例えばウレタン樹脂(熱硬化性及び熱可塑性)、ポリ プロピレン、ポリエチレン、ポリブチレンテレフタレート、含ノルボルネンゴム ポリマー、シリコンゴム、その他合成ゴム等の合成樹脂が好適な実施例として使 用され、図2に示すように、(t1)部分の厚みが約0.05〜2mm程度に形成され ればよく、特に限定されるものではない。 但し、図2に示す(t2)部分の厚みは、縫着による作業性を考慮した場合に は1mm以下とされるのが好ましく、(d) 部分の幅も10mm以下が好ましい。 このようなチューブ体(2) は、前記弾性芯材(3) を挿入して図示するような形 状に成型し、或いは図示するような形状にチューブ体(2) をインジェクション成 型した後に弾性芯材(3) を封入してこの考案に係る女性ランジェリー用骨部材(1 )とされる。
【0009】 このようにして形成された女性ランジェリー用骨部材(1)は、ブラジャー等の ランジュエリー商品のカップ部の下縁部等の任意箇所に、その形状に沿って装着 される。 この装着手段としては、チューブ(2) を直接ブラジャー等の所定位置において 縫着するだけでよいため作業が簡略化される。 また、チューブ体(2) を熱可塑性ウレタン、ポリブチレンテレフタレート、エ チレンビニルアクリレート(EVA)、軟質塩化ビニル、熱可塑性フッ素樹脂( PFA,FEP)といった熱可塑性樹脂により成型すると、カップ部等の任意位 置へ熱融着により容易に装着が行えるので、装着作業がより簡略化できる。
【0010】 また、このチューブ体(2) を熱可塑性ウレタン、熱硬化性ウレタン、高強度又 は高引裂力を示す合成ゴム、シリコンゴムといった耐突破性能の強い樹脂により 成型すると、ブラジャー等の購入者や着用者の不用意な取扱いやその他の外的要 因により弾性芯材(3)が破断してしまったとしても、この破断面の先端部がチュ ーブ体(2) を突き抜けにくくなり、バイアス布を用いた場合に比べると安全性が 高くなる。
【0011】 図3はこの考案に係る女性ランジェリー用骨部材(1) の他の実施例を示した外 観図であり、図4は図3のB−B' 線断面図である。 図示するように、この実施例ではチューブ体(2) 内 にスパイラルボーンから なる弾性芯材(3) が設けられている。 この弾性芯材(3) においては、両端部に突き抜け防止用の保護キャップ(5) が 装着されているが、この考案では特に限定されず、チューブ体(2) を構成する合 成樹脂の種類により適宜決定すればよい。 またこの考案では、弾性心材(3) として金属性ワイヤーを用いた場合には、従 来において行われていた防錆処理を除くことができるため、作業性がより簡略化 させることもできる。
【0012】 図5はこの考案に係る女性ランジェリー用骨部材(1) の変更例を示した外観説 明図である。 この変更例においては、図示するようにチューブ体(2)に湾曲部(W) が形成さ れ、この湾曲部(W) に円弧状の突出部(21)が設けられている。 このように突出部(21)を設けることによって、ブラジャー等のカップ部に装着 させた際、この突出部(21)が着用者の乳房を下方から押し上げて、乳房の補正効 果を有効に発現させることができる。
【0013】 図6乃至図8はこの考案に係る女性ランジェリー用骨部材(1) の使用状態を示 す説明である。 この女性ランジェリー用骨部材(1) を湾曲状に形成した場合には図6に示すよ うに、ブラジャーカップ(C) の下縁部にその形状に沿って、縫着又は熱融着によ り装着される。 また、ブラジャーカップ以外に図7に示す女性用コルセット(E)においても好 適に装着させることができる。 さらに、この考案の女性ランジェリー用骨部材(1) をブラジャーカップ等に装 着させる場合には、図8に示すようにこの骨部材(1) 表面に肌触りのより当て布 (F)を設けておけば、着用感を良好なものとすることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上詳述した如く、この考案は女性ランジェリーの任意箇所にその形状に沿っ て装着される骨部材であって、この骨部材は弾性材料からなるチューブ体とこの チューブ体内部に設けられる弾性芯材とからなることを特徴とする女性ランジェ リー用骨部材であるから、ブラジャーカップ等の任意箇所へ作業性良く装着を行 えるという優れた効果を奏する。 さらに、チューブ体を熱可塑性樹脂に成型した場合には、ブラジャー等のカッ プ部へ直接熱融着させることにより容易に装着できる。 また、チューブ体に湾曲部を形成し、この湾曲部に円弧状の突出部が形成され た場合には、ブラジャー等のカップ部に装着させた際、この突出部により着用者 の乳房が下方より押し上げられるので、乳房の補正機能が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る女性ランジェリー用骨部材の一
実施例を示す外観図である。
【図2】図1のA−A' 線断面図である。
【図3】この考案に係る女性ランジェリー用骨部材の他
の実施例を示す外観図である。
【図4】図3のB−B' 線断面図である。
【図5】この考案に係る女性ランジェリー用骨部材の変
更例を示す外観図である。
【図6】この考案に係る女性ランジェリー用骨部材のブ
ラジャーへの使用状態を示す外観図である。
【図7】この考案に係る女性ランジェリー用骨部材のコ
ルセットへの使用状態を示す外観図である。
【図8】この考案に係る女性ランジェリー用骨部材のブ
ラジャーへの使用状態を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 女性ランジェリー用骨部材 2 チューブ体 21 突出部 3 弾性芯材 W 湾曲部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 女性ランジェリーの任意箇所にその形状
    に沿って装着される骨部材であって、この骨部材は弾性
    材料からなるチューブ体とこのチューブ体内部に設けら
    れる弾性芯材とからなることを特徴とする女性ランジェ
    リー用骨部材。
  2. 【請求項2】 前記チューブ体が熱可塑性樹脂よりなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の女性ランジェリー用
    骨部材。
  3. 【請求項3】 前記チューブ体に湾曲部が形成され、こ
    の湾曲部には円弧状の突出部が形成されてなることを特
    徴とする請求項1乃至2に記載の女性ランジェリー用骨
    部材。
JP3559192U 1992-04-28 1992-04-28 女性ランジェリ−用骨部材 Pending JPH0589406U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007154346A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Mic:Kk 保形用ボーン
JP2012098689A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Samsung Mobile Display Co Ltd 光学ユニット及びこれを含む表示装置
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JP2016204806A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 クローバー ミスティック カンパニー リミテッドClover Mystique Co. Limited 衣類または衣類パーツのための胸部支持体

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