JPH0589337A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH0589337A JPH0589337A JP18253691A JP18253691A JPH0589337A JP H0589337 A JPH0589337 A JP H0589337A JP 18253691 A JP18253691 A JP 18253691A JP 18253691 A JP18253691 A JP 18253691A JP H0589337 A JPH0589337 A JP H0589337A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- commodity
- guide member
- discharge passage
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブリッジの発生を解消し、商品を安定して送
り出せるようにする。 【構成】 商品収納ケース15の下部に、その商品収納
ケース15内の商品を第1商品排出通路39及び第2商
品排出通路40へそれぞれ誘導する誘導面61a・61
bを備えたガイド部材61と、ガイド部材61の下部に
配置され前記第1・第2商品排出通路39・40の商品
を一個ずつ送り出す商品送り出し装置53とを有し、前
記ガイド部材61を、誘導面61a・61bとほぼ平行
に配置された支持軸63を支点として第1又は第2商品
排出通路側39・40へ向けて揺動自在に支承したこと
を特徴とする。
り出せるようにする。 【構成】 商品収納ケース15の下部に、その商品収納
ケース15内の商品を第1商品排出通路39及び第2商
品排出通路40へそれぞれ誘導する誘導面61a・61
bを備えたガイド部材61と、ガイド部材61の下部に
配置され前記第1・第2商品排出通路39・40の商品
を一個ずつ送り出す商品送り出し装置53とを有し、前
記ガイド部材61を、誘導面61a・61bとほぼ平行
に配置された支持軸63を支点として第1又は第2商品
排出通路側39・40へ向けて揺動自在に支承したこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブリッジ発生による
詰まりをなくして缶等の商品を確実に送り出せるように
した自動販売機に関する。
詰まりをなくして缶等の商品を確実に送り出せるように
した自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に缶や瓶等の商品を一個ずつ送り出
す自動販売機にあっては、上方の商品投入口から一つず
つ落し入れて、一つの商品を一列の状態でストックする
タイプの外に、商品収納ケースの開閉扉を開けて一つの
商品を複数列の状態で多量にストックするタイプとがあ
る。特に、後者のタイプにあっては、複数列の状態でス
トックされているところから、一個ずつ取り出せるよう
一列状態に待機させる必要がある。その具体例を図17
に示している。
す自動販売機にあっては、上方の商品投入口から一つず
つ落し入れて、一つの商品を一列の状態でストックする
タイプの外に、商品収納ケースの開閉扉を開けて一つの
商品を複数列の状態で多量にストックするタイプとがあ
る。特に、後者のタイプにあっては、複数列の状態でス
トックされているところから、一個ずつ取り出せるよう
一列状態に待機させる必要がある。その具体例を図17
に示している。
【0003】即ち、開閉扉を有する商品収納部ケース1
01の下位に、例えば、四列の状態でストックされた缶
等の商品103を第1商品排出通路105及び第2商品
排出通路107へ商品を一個ずつ誘導する案内面を備え
た断面山形状のガイド部材109が設けられ、ガイド部
材109の下位には、ベントメカと呼ばれる商品送り出
し装置111が設けられている。商品送り出し装置11
1は、一列の待機状態にある第1・第2商品排出通路1
05・107の商品を一個ずつ下方のシュート113へ
送り出す構造となっている。
01の下位に、例えば、四列の状態でストックされた缶
等の商品103を第1商品排出通路105及び第2商品
排出通路107へ商品を一個ずつ誘導する案内面を備え
た断面山形状のガイド部材109が設けられ、ガイド部
材109の下位には、ベントメカと呼ばれる商品送り出
し装置111が設けられている。商品送り出し装置11
1は、一列の待機状態にある第1・第2商品排出通路1
05・107の商品を一個ずつ下方のシュート113へ
送り出す構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く複数列の
商品103は、ガイド部材109によって第1商品排出
通路105及び第2商品排出通路107に対し、一列状
態に仕分けられるものであるが、この仕分領域において
ブリッジが発生すると商品が落下しなくなり詰まった状
態となる。
商品103は、ガイド部材109によって第1商品排出
通路105及び第2商品排出通路107に対し、一列状
態に仕分けられるものであるが、この仕分領域において
ブリッジが発生すると商品が落下しなくなり詰まった状
態となる。
【0005】このブリッジ現象は機壁117と接触し合
う外側の商品103とガイド部材109側の商品とがほ
ぼ平行に接触し、その支持力がバランスされた時に、下
方の支持力がゼロになっても静的な釣り合いが保たれる
現象で、複数列に商品をストックするタイプにあっては
避けて通れない問題であった。
う外側の商品103とガイド部材109側の商品とがほ
ぼ平行に接触し、その支持力がバランスされた時に、下
方の支持力がゼロになっても静的な釣り合いが保たれる
現象で、複数列に商品をストックするタイプにあっては
避けて通れない問題であった。
【0006】そこで、この発明にあっては簡単な工夫に
よりブリッジの発生を防ぎ、安定した商品の取出しがで
きる自動販売機を提供することを目的としている。
よりブリッジの発生を防ぎ、安定した商品の取出しがで
きる自動販売機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明にあっては、商品収納ケースの下部に、そ
の商品収納ケース内の商品を第1商品排出通路及び第2
商品排出通路へそれぞれ誘導する誘導面を備えたガイド
部材と、ガイド部材の下部に配置され前記第1・第2商
品排出通路の商品を一個ずつ送り出す商品送り出し装置
とを有し、前記ガイド部材を、誘導面とほぼ平行に配置
された支持軸を支点として前記第1又は第2商品排出通
路側へ向けて揺動自在に支承してある。
に、この発明にあっては、商品収納ケースの下部に、そ
の商品収納ケース内の商品を第1商品排出通路及び第2
商品排出通路へそれぞれ誘導する誘導面を備えたガイド
部材と、ガイド部材の下部に配置され前記第1・第2商
品排出通路の商品を一個ずつ送り出す商品送り出し装置
とを有し、前記ガイド部材を、誘導面とほぼ平行に配置
された支持軸を支点として前記第1又は第2商品排出通
路側へ向けて揺動自在に支承してある。
【0008】
【作用】かかる自動販売機において、ガイド部材の左右
の誘導面には、商品によって互いに押し合う押圧力がそ
れぞれ作用する。この状態において、例えば、いずれか
一方の誘導面側の領域にブリッジが発生すると、ブリッ
ジが発生していない他方の誘導面側の商品にあっては、
商品送り出し装置によって下方へ送り出されるようにな
る。このために、商品が下方へ送り出された誘導面領域
の商品も一個分落下する。その落下時に、誘導面を押す
押圧力は一時的に解除されるため、左右の誘導面を押し
合う押圧力のバランスが崩れ、押圧力が解除された側へ
向けてガイド部材は回動する。この結果、静的バランス
を保っていた支持力が解除されて商品は下方へ落下する
ようになる。
の誘導面には、商品によって互いに押し合う押圧力がそ
れぞれ作用する。この状態において、例えば、いずれか
一方の誘導面側の領域にブリッジが発生すると、ブリッ
ジが発生していない他方の誘導面側の商品にあっては、
商品送り出し装置によって下方へ送り出されるようにな
る。このために、商品が下方へ送り出された誘導面領域
の商品も一個分落下する。その落下時に、誘導面を押す
押圧力は一時的に解除されるため、左右の誘導面を押し
合う押圧力のバランスが崩れ、押圧力が解除された側へ
向けてガイド部材は回動する。この結果、静的バランス
を保っていた支持力が解除されて商品は下方へ落下する
ようになる。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図15の図面を参照しながら
この発明の一実施例を詳細に説明する。
この発明の一実施例を詳細に説明する。
【0010】図5において、1はメイン扉(開閉ドア)
3と、内扉5とによって開閉可能な自動販売機7の販売
機本体を示しており、下部には、エバポレータV、コン
プレッサP、コンデンサC、ファンFとを備えた冷凍機
が配置されている。
3と、内扉5とによって開閉可能な自動販売機7の販売
機本体を示しており、下部には、エバポレータV、コン
プレッサP、コンデンサC、ファンFとを備えた冷凍機
が配置されている。
【0011】メイン扉3は、コイン投入用の投入口(図
示していない)を始めとして商品取出用の扉9、商品選
択押しボタン11等を有し、上方には商品見本が配置さ
れている。また、内扉5は断熱材で形成された断熱扉と
なっている。
示していない)を始めとして商品取出用の扉9、商品選
択押しボタン11等を有し、上方には商品見本が配置さ
れている。また、内扉5は断熱材で形成された断熱扉と
なっている。
【0012】販売機本体1内には、伸縮可能な引出しレ
ール13に吊設された商品収納ケース15が複数配列さ
れている。
ール13に吊設された商品収納ケース15が複数配列さ
れている。
【0013】商品収納ケース15は、図7・図8に示す
如く前記引出しレール13に吊設された上位側の商品収
納部19と、下位側の商品排出部20の二つに分割可能
となっていて、前記引出しレール13によって前方への
引出しが可能となっている。この場合、各商品収納ケー
ス15は、図6に示す如くガイドレール23に沿ってス
ライド可能な規制体21により一つが引き出されると他
の商品収納ラック15の引き出しが阻止され、二つ同時
に引き出されることがない構造となっている。
如く前記引出しレール13に吊設された上位側の商品収
納部19と、下位側の商品排出部20の二つに分割可能
となっていて、前記引出しレール13によって前方への
引出しが可能となっている。この場合、各商品収納ケー
ス15は、図6に示す如くガイドレール23に沿ってス
ライド可能な規制体21により一つが引き出されると他
の商品収納ラック15の引き出しが阻止され、二つ同時
に引き出されることがない構造となっている。
【0014】商品収納部19は、断面コ字状の収納部本
体29と開閉扉31とで形成され、収納部本体29の前
壁には図7に示すように引き出し用の取手18を有する
と共に下端縁から下方へ延長された取付けブラケット2
5の取付孔25aと、前記商品排出部20に設けられた
上端縁取付孔26とに螺合し合うビス27により一体に
結合されている。
体29と開閉扉31とで形成され、収納部本体29の前
壁には図7に示すように引き出し用の取手18を有する
と共に下端縁から下方へ延長された取付けブラケット2
5の取付孔25aと、前記商品排出部20に設けられた
上端縁取付孔26とに螺合し合うビス27により一体に
結合されている。
【0015】開閉扉31は、収納部本体29の側面側に
ヒンジ33を介して矢印方向へ回動自在に取付けられ、
開閉扉31の開扉時には、出入口が大きく開き、図6に
示すように、商品をまとめて出し入れ出来るようになっ
ている。商品収納部19となる収納部本体29の収納巾
は、細缶の場合には4列のストック列が、太缶の場合
は、3列のストック列がそれぞれ確保される寸法となっ
ている。
ヒンジ33を介して矢印方向へ回動自在に取付けられ、
開閉扉31の開扉時には、出入口が大きく開き、図6に
示すように、商品をまとめて出し入れ出来るようになっ
ている。商品収納部19となる収納部本体29の収納巾
は、細缶の場合には4列のストック列が、太缶の場合
は、3列のストック列がそれぞれ確保される寸法となっ
ている。
【0016】開閉扉31は、ロックレバー35によりロ
ック及びロック解除が可能となると共に収納部本体29
の商品排出部20に組付ける時に、図8に示す如く18
0度向きをかえて取付けることで、商品補充作業時の作
業空間を内側に確保できるようになっている。
ック及びロック解除が可能となると共に収納部本体29
の商品排出部20に組付ける時に、図8に示す如く18
0度向きをかえて取付けることで、商品補充作業時の作
業空間を内側に確保できるようになっている。
【0017】一方、商品排出部20には、図2に示す如
く第1,第2商品排出通路39,4を有し、第1,第2
商品排出通路39,40は、商品送り出し装置53の各
ガイド面55,55と、各ガイド面55,55と対向し
合うガイドプレート57,57とで形成され、各通路3
9,40の下方は商品取出口9へ商品を搬送するシュー
ト58となっている。
く第1,第2商品排出通路39,4を有し、第1,第2
商品排出通路39,40は、商品送り出し装置53の各
ガイド面55,55と、各ガイド面55,55と対向し
合うガイドプレート57,57とで形成され、各通路3
9,40の下方は商品取出口9へ商品を搬送するシュー
ト58となっている。
【0018】なお、第1,第2商品排出通路39,40
を形成するガイドプレート57,57を省略し、直接、
商品排出部20の内壁面を利用して、商品の最適な通路
幅を構成する構造とし、商品を案内するガイドとするこ
とも可能である。
を形成するガイドプレート57,57を省略し、直接、
商品排出部20の内壁面を利用して、商品の最適な通路
幅を構成する構造とし、商品を案内するガイドとするこ
とも可能である。
【0019】商品送り出し装置53は、左右一対の商品
送り出し機構59を有すると共に商品送り出し装置53
の上方にはガイド部材61が設けられている。
送り出し機構59を有すると共に商品送り出し装置53
の上方にはガイド部材61が設けられている。
【0020】ガイド部材61は、図1に示すように商品
収納部19からの商品を第1,第2商品排出通路39,
40側へ誘導案内する誘導面61a,61bを備えた断
面山形状の形状となっていて、支持軸63を支点として
矢印の如く第1・第2商品排出通路39・40側へ向け
て揺動自在に支承されている。支持軸63は、ガイド部
材61の前後に設けられた屈曲部62(反対側は図示し
ていない)を貫通し、前記誘導面61a・61bとほぼ
平行に配置されている。さらに支持軸63の両端は、前
記商品収納ケース15の前後壁面によって両端支持され
ている。これにより、支持軸63を支点としてガイド部
材61の回動が可能となっている。
収納部19からの商品を第1,第2商品排出通路39,
40側へ誘導案内する誘導面61a,61bを備えた断
面山形状の形状となっていて、支持軸63を支点として
矢印の如く第1・第2商品排出通路39・40側へ向け
て揺動自在に支承されている。支持軸63は、ガイド部
材61の前後に設けられた屈曲部62(反対側は図示し
ていない)を貫通し、前記誘導面61a・61bとほぼ
平行に配置されている。さらに支持軸63の両端は、前
記商品収納ケース15の前後壁面によって両端支持され
ている。これにより、支持軸63を支点としてガイド部
材61の回動が可能となっている。
【0021】また、支持軸63の下位で、ガイド部材6
1の内側には前記ガイド部材63の回動量を規制する回
動規制軸65が配置され、その両端は商品収納ケース1
5の前後壁面に支持されている。一方、回転規制軸65
に対して対向し合う一対のストッパー面67a・67a
を前後に備えた規制部材67は、前記ガイド部材61か
ら内側へ切り起こされた切り起こし取付部68に固着さ
れている。これにより、一対のストッパー面67a,6
7aが回動規制軸65に当接することでガイド部材61
の回動量が規制されるようになる。
1の内側には前記ガイド部材63の回動量を規制する回
動規制軸65が配置され、その両端は商品収納ケース1
5の前後壁面に支持されている。一方、回転規制軸65
に対して対向し合う一対のストッパー面67a・67a
を前後に備えた規制部材67は、前記ガイド部材61か
ら内側へ切り起こされた切り起こし取付部68に固着さ
れている。これにより、一対のストッパー面67a,6
7aが回動規制軸65に当接することでガイド部材61
の回動量が規制されるようになる。
【0022】図9から図16は商品送り出し機構59の
動作を示したものである。
動作を示したものである。
【0023】商品送り出し機構59は、左右に一対に設
けられている所から、ここでは右側についてのみ説明
し、左側の商品送り出し機構59については同一符号を
付して説明は省略する。
けられている所から、ここでは右側についてのみ説明
し、左側の商品送り出し機構59については同一符号を
付して説明は省略する。
【0024】商品送り出し機構59は、オン、オフ可能
なソレノイド79と、ソレノイド79のオン、オフによ
り出入自在なプランジャ81と、プランジャ81の出入
により作動位置(実線)と待機位置(鎖線)とに回動可
能な第1のストッパー83と、作動位置(実線)及び非
作動位置(鎖線)とに回動可能な第2のストッパー85
とから成っている。
なソレノイド79と、ソレノイド79のオン、オフによ
り出入自在なプランジャ81と、プランジャ81の出入
により作動位置(実線)と待機位置(鎖線)とに回動可
能な第1のストッパー83と、作動位置(実線)及び非
作動位置(鎖線)とに回動可能な第2のストッパー85
とから成っている。
【0025】ソレノイド79は、メイン扉3のコイン投
入口(図示していない)からコイン(硬貨)が投入さ
れ、商品選択押ボタン11を押すことで、オンとなり、
次の信号が入ると今度は左側のソレノイド79がオンと
なるように交互にオン、オフしプランジャ81を矢印方
向へ牽引し、一定時間経過後オフとなるよう機能する。
入口(図示していない)からコイン(硬貨)が投入さ
れ、商品選択押ボタン11を押すことで、オンとなり、
次の信号が入ると今度は左側のソレノイド79がオンと
なるように交互にオン、オフしプランジャ81を矢印方
向へ牽引し、一定時間経過後オフとなるよう機能する。
【0026】プランジャ81は、ソレノイド79のオン
により牽引(矢印)され、オフになると復帰ばね87に
より元に復帰するようになる。なお、復帰ばね87の一
端は商品送り出し装置53の底面側に、他端はプランジ
ャ81にピンPを介して結合された連結杆89にそれぞ
れ係止されている。
により牽引(矢印)され、オフになると復帰ばね87に
より元に復帰するようになる。なお、復帰ばね87の一
端は商品送り出し装置53の底面側に、他端はプランジ
ャ81にピンPを介して結合された連結杆89にそれぞ
れ係止されている。
【0027】第1のストッパー83は、ストッパー軸8
3aを支点として作動位置(実線)と待機位置(鎖線)
とに回動自在に支持されると共に前記連結杆89にピン
P1 によって結合されている。したがって、第1のスト
ッパー83は前記ソレノイド79がオフの時、待機位置
にあり、ソレノイド79のオンの時、作動位置への切換
が可能となる。
3aを支点として作動位置(実線)と待機位置(鎖線)
とに回動自在に支持されると共に前記連結杆89にピン
P1 によって結合されている。したがって、第1のスト
ッパー83は前記ソレノイド79がオフの時、待機位置
にあり、ソレノイド79のオンの時、作動位置への切換
が可能となる。
【0028】第2のストッパー85は、ストッパー軸8
5aを支点として回動自在に支持され、付勢ばね91に
より常時作動位置(実線)に付勢されている。第2のス
トッパー85の基部85bは、前記待機位置にある第1
のストッパー83の基部83bと当接し、時計方向の動
きが拘束されるようになっている。したがって、第2の
ストッパー85上の商品は落下せず保持状態が確保さ
れ、第1のストッパー83が作動位置(鎖線)に切換わ
る時、上方の商品を保持すると共に拘束が解除された第
2のストッパー85は、商品の荷重により非作動位置
(鎖線)へ回動する。この時、第2のストッパー85に
載っていた商品は下方へ落下するようになり、この動作
の繰返しにより商品は1つずつ下方のシュート58へ送
り出されるようになる。
5aを支点として回動自在に支持され、付勢ばね91に
より常時作動位置(実線)に付勢されている。第2のス
トッパー85の基部85bは、前記待機位置にある第1
のストッパー83の基部83bと当接し、時計方向の動
きが拘束されるようになっている。したがって、第2の
ストッパー85上の商品は落下せず保持状態が確保さ
れ、第1のストッパー83が作動位置(鎖線)に切換わ
る時、上方の商品を保持すると共に拘束が解除された第
2のストッパー85は、商品の荷重により非作動位置
(鎖線)へ回動する。この時、第2のストッパー85に
載っていた商品は下方へ落下するようになり、この動作
の繰返しにより商品は1つずつ下方のシュート58へ送
り出されるようになる。
【0029】このように構成された自動販売機におい
て、商品収納部19内の複数列の商品は、ガイド部材6
1により、第1商品排出通路39及び第2商品排出通路
40へそれぞれ一列の状態に誘導案内され振り分けられ
る。そして、待機状態にある第1・第2商品排出通路3
9・40の商品は、商品送り出し機構59により下方の
シュート58へ向けて1個ずつ送り出されるようにな
る。
て、商品収納部19内の複数列の商品は、ガイド部材6
1により、第1商品排出通路39及び第2商品排出通路
40へそれぞれ一列の状態に誘導案内され振り分けられ
る。そして、待機状態にある第1・第2商品排出通路3
9・40の商品は、商品送り出し機構59により下方の
シュート58へ向けて1個ずつ送り出されるようにな
る。
【0030】一方、商品の待機中において、左右の誘導
面61a・61aには、商品によって互いに押し合う押
圧力がそれぞれ作用している。この時に、例えば、ガイ
ド部材61が中立位置にある時、あるいは図3に示すよ
うに第2商品排出道路40側へ回動した誘導面61b側
において、ブリッジが発生すると、ブリッジが発生して
いない第1商品排出通路39の商品にあっては、商品送
り出し装置53によって下方へ送り出されるようにな
る。このために、商品が下方へ送り出された誘導面61
a領域の押圧力は一時的に解除されるため、左右の誘導
面61a・61bを押し合う押圧力のバランスが崩れ、
ガイド部材61は鎖線の如く右側となる第1商品排出通
路39へ向けて回動する。この結果、静的バランスを保
っていた支持力が解除されると、商品は下方へ落下する
ようになる。
面61a・61aには、商品によって互いに押し合う押
圧力がそれぞれ作用している。この時に、例えば、ガイ
ド部材61が中立位置にある時、あるいは図3に示すよ
うに第2商品排出道路40側へ回動した誘導面61b側
において、ブリッジが発生すると、ブリッジが発生して
いない第1商品排出通路39の商品にあっては、商品送
り出し装置53によって下方へ送り出されるようにな
る。このために、商品が下方へ送り出された誘導面61
a領域の押圧力は一時的に解除されるため、左右の誘導
面61a・61bを押し合う押圧力のバランスが崩れ、
ガイド部材61は鎖線の如く右側となる第1商品排出通
路39へ向けて回動する。この結果、静的バランスを保
っていた支持力が解除されると、商品は下方へ落下する
ようになる。
【0031】また、図4に示すようにガイド部材61が
第1商品排出通路39側となる図面右側への回動時に第
2商品排出通路40側となる左側の誘導面61b側おい
てブリッジが発生すると、ブリッジの発生していない第
1商品排出通路39側の商品は、商品送り出し装置53
によって下方へ送り出されるようになる。この時一時的
に誘導面61aを押圧する押圧力が解除された後、上方
から落下する商品落下時の商品荷重によって誘導面61
aには矢印イ方向へ押圧する力が働くようになる。この
ために、誘導面61aに直接作用している商品の内側か
らは、斜め下方のF1の押圧力が作用する。同時に外側
から斜め下方の押圧力F2が作用する結果、支持力を越
える合成された下向きのF3が働き、前記商品は下方へ
落下する。したがって、ブリッジ現象が解消されるよう
になり、商品の詰まりは起こらず安定した商品の取出し
が可能となる。
第1商品排出通路39側となる図面右側への回動時に第
2商品排出通路40側となる左側の誘導面61b側おい
てブリッジが発生すると、ブリッジの発生していない第
1商品排出通路39側の商品は、商品送り出し装置53
によって下方へ送り出されるようになる。この時一時的
に誘導面61aを押圧する押圧力が解除された後、上方
から落下する商品落下時の商品荷重によって誘導面61
aには矢印イ方向へ押圧する力が働くようになる。この
ために、誘導面61aに直接作用している商品の内側か
らは、斜め下方のF1の押圧力が作用する。同時に外側
から斜め下方の押圧力F2が作用する結果、支持力を越
える合成された下向きのF3が働き、前記商品は下方へ
落下する。したがって、ブリッジ現象が解消されるよう
になり、商品の詰まりは起こらず安定した商品の取出し
が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の自動
販売機によれば、ブリッジ現象の要因となる支持力の均
衡をガイド部材の揺動によって容易に崩すことが可能と
なるため、ブリッジの発生がなくなり、安定した商品の
送り出しができる。
販売機によれば、ブリッジ現象の要因となる支持力の均
衡をガイド部材の揺動によって容易に崩すことが可能と
なるため、ブリッジの発生がなくなり、安定した商品の
送り出しができる。
【図1】この発明に係る自動送り装置とガイド部材とを
示した概要斜視図である。
示した概要斜視図である。
【図2】ガイド部材の概要説明図である。
【図3】ガイド部材の動作説明図である。
【図4】ガイド部材の動作説明図である。
【図5】自動販売機の切断側面図である。
【図6】自動販売機の扉を開いた斜視図である。
【図7】商品収納ケースの分解斜視図である。
【図8】開閉扉の向きが異なる商品収納ケースの分解斜
視図である。
視図である。
【図9】自動送り出し装置の動作図である。
【図10】自動送り出し装置の動作図である。
【図11】自動送り出し装置の動作図である。
【図12】自動送り出し装置の動作図である。
【図13】自動送り出し装置の動作図である。
【図14】自動送り出し装置の動作図である。
【図15】自動送り出し装置の動作図である。
【図16】自動送り出し装置の動作図である。
【図17】従来例のブリッジの発生状態を示した説明図
である。
である。
15 商品収納ケース 39 第1商品排出通路 40 第2商品排出通路 53 商品送り出し装置 61 ガイド部材 61a・61b 誘導面 63 支持軸
Claims (1)
- 【請求項1】 商品収納ケースの下部に、その商品収納
ケース内の商品を第1商品排出通路及び第2商品排出通
路へそれぞれ誘導する誘導面を備えたガイド部材と、ガ
イド部材の下部に配置され前記第1・第2商品排出通路
の商品を一個ずつ送り出す商品送り出し装置とを有し、
前記ガイド部材を、誘導面とほぼ平行に配置された支持
軸を支点として前記第1又は第2商品排出通路側へ向け
て揺動自在に支承したことを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18253691A JPH0589337A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18253691A JPH0589337A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589337A true JPH0589337A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=16120021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18253691A Pending JPH0589337A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589337A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5361938A (en) * | 1992-12-21 | 1994-11-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Automatic vending apparatus adaptable to accommodate different-sized commodity |
US11247329B2 (en) | 2016-06-15 | 2022-02-15 | Ntn Corportion | Work device and dual-arm work device |
US11660762B2 (en) | 2018-05-11 | 2023-05-30 | Mp Zenrobotics Oy | Waste sorting robot |
US11851292B2 (en) | 2018-04-22 | 2023-12-26 | Mp Zenrobotics Oy | Waste sorting gantry robot |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP18253691A patent/JPH0589337A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5361938A (en) * | 1992-12-21 | 1994-11-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Automatic vending apparatus adaptable to accommodate different-sized commodity |
US11247329B2 (en) | 2016-06-15 | 2022-02-15 | Ntn Corportion | Work device and dual-arm work device |
US11851292B2 (en) | 2018-04-22 | 2023-12-26 | Mp Zenrobotics Oy | Waste sorting gantry robot |
US11660762B2 (en) | 2018-05-11 | 2023-05-30 | Mp Zenrobotics Oy | Waste sorting robot |
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