JPH0589289A - 文字認識方法 - Google Patents

文字認識方法

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JPH0589289A
JPH0589289A JP3249439A JP24943991A JPH0589289A JP H0589289 A JPH0589289 A JP H0589289A JP 3249439 A JP3249439 A JP 3249439A JP 24943991 A JP24943991 A JP 24943991A JP H0589289 A JPH0589289 A JP H0589289A
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singular
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Pending
Application number
JP3249439A
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English (en)
Inventor
Satoshi Otake
聡 大竹
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Meisei Electric Co Ltd
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Meisei Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定種類の文字を簡単な処理で認識する。 【構成】 文字認識のための特異点36,37,44,
46,48を、文字の中心を基点として設定しておき、
イメージスキャナから読み込んだ文字パターン52,6
2の中心点を割り出して、これを判定基準点53,63
とし、該判定基準点53,63を上記基点と合致させ
て、上記特異点36等と上記文字パターンとの一致、不
一致を判断して文字を認識する。 【効果】 特異点の位置決定が容易で、その数も少な
く、文字認識の際の各文字に対する特異点の組合せも1
組で足りるため、文字認識が簡単な処理で短時間のうち
に行うことができ、汎用のマイクロプロセッサの処理能
力で、充分な文字認識が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷文字群中のそれぞ
れの文字を認識する方法に関し、特に、例えばアラビア
数字、アルファベットのように、認識すべき文字数が限
定されており、特定用途に用いられる文字認識方法に関
するものである。
【0002】
【従来技術】文字認識方法として、従来はパターン認識
による方法があるが、この方法は汎用性がある反面、パ
ターン認識専用の信号処理用プロセッサを必要とし、デ
ータ処理量も膨大であるため、形状が一定している特定
文字群、例えば印刷されたアラビア数字やアルファベッ
ト等の認識には、上記汎用のパターン認識方法によらな
いで、それぞれの文字について、これを特徴づける特異
点を予め設定しておき、文字パターンと上記特異点との
一致、不一致を判定することによって認識する方法が採
られる。
【0003】この方法で文字認識を行う場合、従来はイ
メージスキャナで読み込んだ文字パターンの左側を通る
垂直線及び下側を通る水平線をそれぞれY軸及びX軸と
する直交座標を定め、該直交座標の原点を基点として、
予め定めた特異点と当該文字パターンとの一致、不一致
を判定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4は従来の文字認識
方法を示す図で、(A)は数字「1」の認識について、
(B)は数字「6」の認識について、それぞれ示したも
のである。
【0005】文字を印刷する場合、その濃度は一般に均
一ではないため、これをイメージスキャナで読み込んだ
場合、イメージスキャナから出力される文字パターン
は、読み込んだ文字毎にその太さが異なることとなる。
【0006】このように太さの異なる同一文字パターン
を、前記従来の方法で直交座標上に移すと、図4
(A),(B)の符号「a」,「b」で示すようにな
り、それぞれの文字パターンa,bは直交座標の原点、
すなわち、基点10,20から互に異なった距離で上記
直交座標に移されることとなる。
【0007】文字認識に当っては、文字パターンが直交
座標のいかなる位置に移されようとも、当該文字パター
ンから文字を判読する必要があるため、上記従来の方法
では文字認識のために設定する特異点の位置決定が非常
にむずかしく、また、特異点の数も多くなり、かつその
組合せも複雑となる。
【0008】すなわち、濃い印刷の文字はイメージスキ
ャナによって読み込まれる画素が多くなって文字パター
ン「a」のように太くなり、薄い印刷文字はイメージス
キャナによって読み込まれる画素が少なくなって文字パ
ターンは「b」のように細くなる。従って、太い文字パ
ターンaを特異点11〜13で認識するものとすると、
同一箇所で細い文字パターンbを認識するには、特異点
21〜23を更に設定する必要があり、印刷濃度の広い
範囲にわたって判読するためには、特異点の数が多くな
るばかりか、他の文字キャラクタに対する特異点との関
係で当該特異点の位置決定が非常にむずかしく、また判
読の際の特異点の組み合せも各文字について1種類とは
ならず非常に複雑になり、CPUの処理が複雑(処理ス
テップ数が多くなる。)かつ長時間を要するものとな
る。
【0009】本発明は、以上の問題点を解決するために
提案するもので、文字認識のための特異点の位置決定が
容易であり、かつ当該特異点の数も少なく、文字認識の
際には処理が簡単で、かつ処理時間も短くなる文字認識
方法を得ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題のため、本発
明は、文字認識のための特異点を、認識すべき文字の中
心点に基点を置いて設定し、文字認識に際しては、イメ
ージスキャナで読み込んだそれぞれの文字パターンの中
心を判定基準点として定め、該判定基準点を上記基点に
合致させて、当該文字パターンの上記特異点との一致又
は一致及び不一致を識別して文字を特定するようにした
ものである。
【0011】
【作用】文字の中心を基点として特異点を設定するよう
にしたので、イメージスキャナで読み込む文字の濃淡に
起因するイメージスキャナ出力文字パターンの拡がり
は、当該文字の中心から全方向に向かって生じ、文字パ
ターンはその太さに関係なく常に同一の位置で判定でき
るため、特異点の位置決定が容易であり、かつ特異点の
数も少なくてよく、文字認識処理が簡単で短時間のうち
に行なえる。
【0012】
【実施例】図1〜図3は本発明の実施例を説明するもの
であり、図1は文字認識装置のブロック図、図2(A)
〜(D)はそれぞれ数字「1」,「6」について特異点
の設定(位置決定)方法を説明する図、図3(A),
(B)はそれぞれ数字「1」,「6」について、文字の
認識方法を説明する図、図3(C)は数字「1」,
「6」相互の識別方法を説明する図、である。
【0013】本発明実施例に係る文字認識装置は図1に
示すように、処理プロセッサ(CPU)1と、印刷文字
を読み込むイメージスキャナ(OCR)2と、処理プロ
セッサ1のプログラムを格納したプログラムメモリ(R
OM)3と、文字認識のために予め設定した特異点デー
タを格納した特異点メモリ(ROM)4と、イメージス
キャナ2で読み込んだ文字データを格納する文字データ
メモリ(RAM)5と、文字認識処理で得られた文字認
識データを外部に出力する出力インタフェース(OUT
INF)6で構成される。
【0014】処理プロセッサ1は、文字認識のために特
に設計されたものではなく、汎用のマイクロプロセッサ
が用いられる。また、文字認識装置が機器に組み込まれ
て使用される場合には、処理プロセッサ1は当該機器の
プロセッサを使用することができる。
【0015】イメージスキャナ2は、文字を光学的に読
み取る所謂OCR(OPTICALIMAGE REA
DER)で構成される。また、このイメージスキャナは
文字原稿を定速移送させる機構のものであれば、処理が
より簡単となる。
【0016】プログラムメモリ3と特異点メモリ4は所
謂ROM(READ ONLY MEMORY)で構成
され、文字データメモリ5は所謂RAM(RANDOM
ACCESS MEMORY)で構成される。
【0017】特異点メモリ4には、以下に説明する方法
で位置決定した特異点データを、認識しようとする文字
毎に格納してある。以下、図2により特異点の位置決定
方法を説明する。
【0018】まず、認識しようとする印刷文字サンプル
を、文字認識装置に使用するイメージスキャナ2と同一
仕様のイメージスキャナで多数読み込んで文字パターン
のデータをとる。図2(A),(B)は、それぞれ数字
「1」、「6」についてデータをとって得た文字パター
ン30,40を多数重ね合わせたものを示している。な
お、図に示すドットは1個につきイメージスキャナの1
画素(データ的には1ビット)を示している。
【0019】次に、図2(C),(D)に示すように、
すべての文字パターンについて共通する部分(アンド部
分)と、共通でない部分(オア部分)を分析区分けす
る。図2(C),(D)において、符号31,41はア
ンド部分(ハッチングを施した部分)、符号32,42
はオア部分(ハッチングを施していない部分)をそれぞ
れ示している。なお、データをとる文字サンプル数が多
い場合には、一定比率以上で共通する部分をアンド部分
31,41とし、一定比率以上には共通とならない部分
をオア部分32,42としてもよい(例えば、サンプル
数の90%以上に共通する部分をアンド部分31,41
とし、それ以外の部分をオア部分32,42とする。)
次に、上記アンド部分31の中心点を求め、これを基点
として各文字について文字認識のための特異点を決定す
る。図2(C),(D)において、符号33は数字
「1」の中心点、符号「43」は数字「6」の中心点、
符号34〜37は数字「1」の特異点、符号44〜49
は数字「6」の特異点をそれぞれ示している。
【0020】上記特異点34〜37及び44〜49のデ
ータの特異点メモリ4への格納方法は、例えば上記中心
点(基点)33,43を原点とする直交座標を定めて、
該直交座標により各画素の番号を定義し、設定した各特
異点の位置の画素番号を特異点データとする方法によ
る。
【0021】また、上記特異点34〜37及び44〜4
9の位置を示すデータとしての画素数は1又は複数個で
あり、認識文字が大きい程、1特異点当りの画素数は多
くなる。図2(C),(D)に示す例では1特異点当り
4画素としてある。
【0022】次に、文字認識装置による文字認識処理に
ついて説明する。
【0023】処理プロセッサ1は、イメージスキャナ2
から文字を読み込むと、当該文字のパターンを文字デー
タメモリ5に記憶する。次に文字データメモリ5に記憶
された文字パターンを1文字毎に読み出し、図3
(A),(B)に示すように、文字パターン52,62
の中心点53,63を割り出して、これを文字判定の基
準点とする。
【0024】文字判定の基準点53,63は、以上のよ
うに、イメージスキャナ2で読み込んだ文字のパターン
52,62の中心位置に定めるので、図3(A),
(B)に示すように、印刷文字の濃淡により生ずるパタ
ーンの拡がりは文字の中心から全方向にわたって生ずる
ので、当該基準点53,63は、同一文字については同
一個所となるか、又はずれが生じたとしても当該ずれは
極めて小さくなる。
【0025】次に処理プロセッサ1は、以上のようにし
て得た文字パターン52,62と特異点メモリ4に格納
された特異点データとを次のようにして比較照合する。
すなわち、上記文字パターン52,62の判定基準点5
3,63を特異点データの基点33,43に合致させ、
この状態で文字パターン52,62が重なる特異点、す
なわち文字パターン52,62と特異点との一致を識別
して文字を認識する。すなわち、例えば図3(A),
(B)に示すように、読み込んだ文字のパターンが特異
点36,37に一致すれば、当該文字は数字「1」であ
り、また、特異点44,46,48に一致すれば、当該
文字は数字「6」であると認識する(図3では、見易く
するために、図2(C),(D)に示す特異点のうち、
36,37,44,46,48のみ示してある。)。認
識後の文字データは出力インタフェース6を介して外部
に出力される。
【0026】また、異った文字について特異点のいくつ
かは同一とするものがあり、これによる誤読をおこさな
いようにする必要性から、パターンと不一致の特異点も
文字認識のために使用する。これを図3(C)によっ
て、数字「1」,「6」の相互識別を例に説明すると、
数字「1」の認識では、特異点36,37が一致し、及
び特異点46,48が不一致であることにより識別し、
数字「6」の認識では、特異点44,46,48が一致
し、及び特異点36,37が不一致であることにより識
別するようにする。
【0027】前記したように特異点は多くの文字パター
ンについてアンド部分31,41となる位置に定めてあ
り、また上記のように、同一文字については判定基準点
53,63が同一位置となるので、文字印刷に濃淡があ
っても、文字それぞれについては同じ特異点により文字
認識が可能である。
【0028】以上の説明は、数字「1」,「6」につい
て実施例を説明したものであるが、他の数字についても
同様の手法で文字認識ができるのは云うに及ばない。ま
た、本発明は、印刷された文字であれば、認識する文字
数がある程度限定されることを条件に、他の文字群につ
いても応用できる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は文字の
中心を基点として特異点を定め、イメージスキャナから
読み込んだ文字パターンの中心を判定基準として当該判
定基準点を上記基点と合致させ、文字パターンと特異点
との一致、不一致によって文字を認識するようにしたも
のであり、文字の印刷の濃淡によってイメージスキャナ
から読み込んだ文字パターンに太さの差異が生じても、
上記判定基準点は、ほぼ同一個所となるので、それぞれ
の文字についての特異点は1組の組合せに限定できるた
め、特異点の位置決定が容易であり、かつ特異点の数も
少なくてよく、文字認識処理が簡単で短時間のうちに行
うことができる。
【0030】また、本発明方法は、以上のように処理が
簡単なことから、汎用のマイクロプロセッサの処理能力
によって充分に満足な処理が得られるので、ハードウエ
ア構成が安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のブロック図。
【図2】(A)〜(D)は本発明実施例の特異点の位置
決定方法を説明する図。
【図3】(A)〜(C)は本発明実施例の文字認識方法
を説明する図。
【図4】(A),(B)は従来の文字認識方法を説明す
る図。
【符号の説明】
1…処理プロセッサ 2…イメージスキャ
ナ 4…特異点メモリ 5…文字データメモ
リ 30,40,52,62…文字パターン 31,41…アンド部分 32,42…オア部
分 33,43…基点 34〜37,44〜
49…特異点 53,63…判定基準点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数が限定された印刷文字群中のそれぞれ
    の文字を認識する方法であって、上記印刷文字群のそれ
    ぞれの文字について、その中心点を基点とした文字判定
    のための特異点を予め設定しておき、印刷文字群をイメ
    ージスキャナで読み込んだのち1文字づつを取り出し、
    該取り出した文字のパターンの中心を判定基準点として
    定め、該判定基準点を上記基点と合致させて、当該パタ
    ーンの上記特異点との一致、不一致を識別し、これに基
    いて文字を特定するようにした文字認識方法。
JP3249439A 1991-09-27 1991-09-27 文字認識方法 Pending JPH0589289A (ja)

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JP3249439A JPH0589289A (ja) 1991-09-27 1991-09-27 文字認識方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190087092A (ko) * 2018-01-16 2019-07-24 충북대학교 산학협력단 단계별 윤곽선 특성 분석을 이용한 숫자 인식 방법 및 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190087092A (ko) * 2018-01-16 2019-07-24 충북대학교 산학협력단 단계별 윤곽선 특성 분석을 이용한 숫자 인식 방법 및 장치

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