JPH0589229A - 指画像入力装置 - Google Patents

指画像入力装置

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JPH0589229A
JPH0589229A JP3247337A JP24733791A JPH0589229A JP H0589229 A JPH0589229 A JP H0589229A JP 3247337 A JP3247337 A JP 3247337A JP 24733791 A JP24733791 A JP 24733791A JP H0589229 A JPH0589229 A JP H0589229A
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JP
Japan
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finger
light
contact portion
main body
finger contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP3247337A
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English (en)
Inventor
Hideo Osawa
秀雄 大澤
Yoshimi Sasaki
芳美 佐々木
Michihide Tazaki
通英 田崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0589229A publication Critical patent/JPH0589229A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】指を指接触部に載せて入力する際に、熟練度や
個人ごとの指の形にかかわらず、容易かつ確実に密着さ
せることができ、安定かつ確実な指画像の入力が行える
指画像入力装置を提供する。 【構成】装置本体1の上面部に形成されかつ被検知体で
ある指2が載置される指接触部3を上面に有する手指載
置部を、指2の位置がその両側に位置する指の位置より
高くなるように装置本体1の上面より突出させる。これ
により、接触している以外の指を自然な形に遊ばせるこ
とができ、指2が容易に指接触部3に密着するようにし
たことをものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば重要施設の入退
室管理、コンピュータへのアクセス管理等に使用される
指画像を入力する指画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の個人認証用の指画像入力
装置として、指の先端部の指紋を検出するものが有り、
その検出方法の1例として図9および図10に示すもの
が知られている。
【0003】これは、指接触部aである平面A−Bの法
線に対し、プリズムbの内部反射の臨界角(屈折率1.
52のとき約41°)をこえる角度θの方向から光源c
により投光するとともに、平面A−Bで全反射された光
をレンズdを経てセンサeで受光する構成となってい
る。そして、被検知体である指fが載置される指接触部
aでは光が拡散反射するので、センサe方向の光は大幅
に減るため、非接触部は明るく、接触部は暗い画像が得
られる。また、他の例として、図11および図12に示
すものが知られている。
【0004】図11は、指接触部aである平面A−Bの
法線方向から光源cを介して照明し、臨界角をこえる角
度θ方向にレンズdおよびセンサeを設けたものであ
る。非接触部は平面A−Dからの反射光が、また、接触
部では被検知体である指fの表面による拡散光がセンサ
eに入射するので、A−D面を無反射処理しておくと非
接触部が暗く、接触部が明るい画像が得られる。しかし
ながら、これら両方法は、指接触部aである平面A−B
に対し、θ方向に光路を取る構成となっている。
【0005】したがって、これらを実装した状態にあっ
ては、図11および図12に示す後者のものを例をとっ
て見ると、図13に示すように、プリズムb′の指接触
部aを残して光学系を覆うカバーgが傾斜状態となって
しまう。このため、例えば、人さし指を指接触部aに当
てる場合に、他の指がカバーgに当たって手の姿勢が不
自然な形となり、ある1本の指全体をプリズムb′に密
着させるためには、かなりの熟練を要し、不慣れな場合
は照合に適した画像を得られない場合が多かった。
【0006】また、人によっては、図14に示すよう
に、関節部分の密着が困難な場合もある。なお、図15
に示す指の画像例で、関節部分も認識上重要な特徴であ
り、この部分を含めて検出することが理想であるが、従
来は関節部分の密着が困難な場合が有るため実用化する
上での障害となるなどの問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
指画像入力装置にあっては、被検知体である指と指接触
部との密着性が、熟練度や個人ごとの指の形に大きく左
右されてしまい、指画像情報が安定して入力することが
できないといった問題があった。
【0008】そこで、この発明は、指を指接触部に載せ
て入力する際に、熟練度や個人ごとの指の形にかかわら
ず、容易かつ確実に密着させることができ、安定かつ確
実な指画像の入力が行える指画像入力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、装置本体と、この装置本体の上面部に形成
されかつ被検知体である指が載置される指接触部を上面
に有する手指載置部と、この手指載置部の前記指接触部
に光を照射しその反射光を光電変換することにより前記
指接触部に載置された指の指画像を検出する指画像検出
手段とを具備し、前記手指載置部を、被検知体である指
の位置がその両側に位置する指の位置より高くなるよう
に装置本体の上面より突出させたものである。
【0010】
【作用】本発明の指画像入力装置は、手指載置部を、被
検知体である指の位置がその両側に位置する指の位置よ
り高くなるように装置本体の上面部より突出させたもの
である。これにより、指照合には、主として右又は左手
の人さし指を使うが、指接触部に人さし指を当てるとき
に、親指と、中指で手指載置部を挟むように手を載せる
ことができ、これにより、人さし指は容易に指接触部に
密着し、また、何度も指を載せた時の指接触部上の指の
位置のばらつきも小さくなる。さらに、関節部分が密着
し難かった人の場合も、密着が容易になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図8を
参照して説明する。図3ないし図6は、指画像入力装置
の外観を示すもので、図3は平面図、図4は正面図、図
5は右側面図、図6は左側面図である。
【0012】図中1は、高さが略1m程度の略矩形台状
の装置本体であり、この装置本体1の上面部かつ正面か
ら見て中央より若干右に寄った位置には、図7および図
8に示すように被検知体である指2が載置される指接触
部3を上面に有する手指載置部4が設けられている。ま
た、装置本体1内には、手指載置部4に対応して指接触
部3に載置された指2の指画像を検出する指画像検出手
段5が設けられている。この指画像検出手段5は、図1
および図2に示すように構成されている。図1は構成を
示す概略的正面図、図2は図1に示すプリズムの側面図
である。すなわち、手指載置部4には、指接触部3とな
る面10aを上面に有するプリズム10が設けられてい
る。このプリズム10の下方には、指接触部3に光を供
給する照明用の光源11が配置されている。
【0013】また、プリズム10の斜め下方には、指接
触部3となる面10aに隣接する垂直な反射面10bを
介して反射する前記指接触部3からの光を受光して電気
信号に変換する光電変換手段としての撮像素子12が設
けられ、さらに、撮像素子12とプリズム10との間に
は、反射面10bからの光を撮像素子12に確実に導く
ためのレンズ13が設けられている。また、このように
構成された指画像検出手段5は、装置本体1の上面カバ
−1aの一部により指接触部3を残した状態で覆われて
いる。
【0014】前記プリズム10の指接触部3となる面1
0aの長さ方向のF−G面(図2参照)は曲面(シリン
ドリカル面)Rを有している。Rは約200〜300mm
である。 プリズム10に用いているガラスの屈折率
は、約1.52で、臨界角は約41°であるが、実施例
ではθ=50°としている。
【0015】指接触部3となる面10aの幅方向のA−
B面に隣接する垂直なB−C面には前記反射面10aを
構成すべくアルミニュームがコーティングされている。
また、前記A−B面の反対側に隣接する垂直なA−E面
は、荒ずり仕上げをした上に黒色塗装がなされている。
【0016】さらに、プリズム10の前記A−B面に対
向して、平行なC−D面の左右に遮光板15,16を設
け、光源11からの照明光がA−B面の左右端より以上
に広がらないように規制している。また、照明光が反射
面10b(B−C面)に入射するのを避けるため照明の
光軸は法線からやや右側にαだけ傾けてある。αは10
〜15°程度である。なお、プリズム10のF−I面、
G−H面(図2参照)は、拡散面となるように表面処理
をすることにより、F−G面が均一に照明されるように
している。
【0017】しかして、図1のようにθ方向の光をプリ
ズム10の他の面10bに反射させて光路を曲げること
によって、手指載置部4を被検知体である指2の位置が
その両側に位置する指の位置より高くなるように装置本
体1の上面より突出させた形状となっている。また、手
指載置部4の幅寸法Wは、約56mm程度となっており、
指接触部3に人さし指を当てる際、親指と、中指をこの
両側に無理無く位置させることができるようになってい
る。この様に、この発明においては、左手、右手の両方
に対応するため、手指載置部4の左右両方共に接触して
いる以外の指を自然な形に遊ばせることができるような
スペースを設けた状態となっている。これにより、図7
および図8に示すように、自然な手の姿勢で被検知体で
ある指2を手指載置部4の指接触部3上に載せることが
できる。
【0018】さらに、手指載置部4の上面には、図3お
よび図4に示すように、指接触部3の両側に沿って指接
触部3より一段高いガイド部17,17が形成され、被
検知体である指2の位置ずれを規制できるようになって
いる。なお、ガイド部17,17間に形成される指接触
部3の幅寸法Lは、指2の径より若干大きく設定されて
おり、指接触部3に対する指2の密着を妨げないように
なっている。
【0019】さらに、指接触部3となる面10aの長さ
方向のF−G面(図2参照)は前述したように約200
〜300mmの曲面(シリンドリカル面)としてあり、し
かも、図5および図6に示すように、手指載置部4の指
接触部3を有する上面が載置される指2の指先側が傾斜
下端となるように傾斜している。このときの手指載置部
4の傾斜上端の装置本体1の上面からの高さhは、3
6.6mm程度となっている。
【0020】手指載置部4を上記のようにすることによ
り、接触している以外の指を自然な形に遊ばせることが
でき、指2は容易に指接触部3に密着し、また、何度も
指2を載せた時の指接触部上の指の位置のばらつきも小
さくなる。さらに、関節部分の凹みの程度が大きく、密
着し難かった人の場合も、第1,第2間接部を含めた密
着が容易になる。このように、不慣れな人でも良好な指
画像が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、指
を指接触部に載せて入力する際に、熟練度や個人ごとの
指の形にかかわらず、容易かつ確実に密着させることが
でき、安定かつ確実な指画像の入力が行えるといった効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部である指画像検出手段の構成を示
す概略的正面図。
【図2】図1に示すプリズムの側面図。
【図3】本発明の一実施例である指画像入力装置の外観
平面図。
【図4】図3に示す指画像入力装置の外観正面図。
【図5】図3に示す指画像入力装置の外観右側面図。
【図6】図3に示す指画像入力装置の外観左側面図。
【図7】図3に示す指画像入力装置の使用状態を右方向
から見た図。
【図8】図3に示す指画像入力装置の使用状態を左方向
から見た図。
【図9】第1の従来例の構成を示す概略的正面図。
【図10】図9に示すプリズムの側面図。
【図11】第2の従来例の構成を示す概略的正面図。
【図12】図11に示すプリズムの側面図。
【図13】図12に示すものの実装状態を示す概略的正
面図。
【図14】従来例1,2における指とプリズムとの関係
を示す図。
【図15】指の画像を示す図。
【符号の説明】
1…装置本体、1a…上面カバ−、2…被検知体である
指、3…指接触部、4…手指載置部、10…プリズム、
10a…指接触部となる面、10b…反射面、11…照
明用の光源、12…光電変換手段としての撮像素子、1
3…レンズ、15,16…遮光板、17…ガイド部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、 この装置本体の上面部に形成されかつ被検知体である指
    が載置される指接触部を上面に有する手指載置部と、 この手指載置部の前記指接触部に光を照射しその反射光
    を光電変換することにより前記指接触部に載置された指
    の指画像を検出する指画像検出手段と、を具備し、 前記手指載置部を、被検知体である指の位置がその両側
    に位置する指の位置より高くなるように装置本体の上面
    より突出させたことを特徴とする指画像入力装置。
  2. 【請求項2】 装置本体と、 この装置本体の上面部に形成されかつ被検知体である指
    が載置される指接触部を上面に有する手指載置部と、 この手指載置部の前記指接触部に光を照射しその反射光
    を光電変換することにより前記指接触部に載置された指
    の指画像を検出する指画像検出手段と、を具備し、 前記手指載置部を、載置される指の指先側が傾斜下端と
    なるように傾斜させたことを特徴とする指画像入力装
    置。
  3. 【請求項3】 指接触部となる面およびこの面に隣接す
    る垂直な反射面を有するプリズムと、 このプリズムの前記指接触部に光を供給する照明用の光
    源と、 前記プリズムの前記反射面を介して反射させ前記指接触
    部からの光を受光して電気信号に変換する光電変換手段
    と、を具備してなることを特徴とする指画像入力装置。
JP3247337A 1991-09-26 1991-09-26 指画像入力装置 Pending JPH0589229A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6463166B1 (en) 1996-12-06 2002-10-08 Yamatake-Honeywell Co., Ltd. Fingerprint input apparatus
WO2005078660A1 (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Lite-On Japan Ltd. 指紋画像入力装置
US6970234B2 (en) 2001-07-19 2005-11-29 Hitachi, Ltd. Finger identification apparatus

Cited By (11)

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