JPH058864Y2 - - Google Patents

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JPH058864Y2
JPH058864Y2 JP1988032617U JP3261788U JPH058864Y2 JP H058864 Y2 JPH058864 Y2 JP H058864Y2 JP 1988032617 U JP1988032617 U JP 1988032617U JP 3261788 U JP3261788 U JP 3261788U JP H058864 Y2 JPH058864 Y2 JP H058864Y2
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JP
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cord
plug
wound
height direction
electric wires
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JP1988032617U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通電により発熱する発熱体を内蔵
し、その発熱体の加熱により薬剤等を蒸散させる
加熱蒸散器に関する。
〔従来の技術〕
実開昭56−80090号公報に示すように、発熱体
を内蔵した器具本体にコードの一端側を支承し、
このコードの一端部を図示しない発熱体に接続す
ると共に、前記コードの他端部にプラグを連結
し、前記器具本体にプラグを保持する保持部を取
付け、その保持部にプラグを嵌合して保持するよ
うにした加熱蒸散器。
実開昭59−68082号公報に示すように、器具本
体内にコードを収納可能として未使用時にはコー
ドを器具本体内に収納し、使用時にはコードを器
具本体より引き出すようにした加熱蒸散器等が知
られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前者の加熱蒸散器であるとコードが長尺である
場合にそのコードの保持が面倒となつて持ち運ん
だり、保管する時に大変やりずらく不便であるば
かりか、プラグを保持部に保持した時にプラグの
導電用金属刃が外方に突出し、その導電用金属刃
が他の物に接触して折曲し使用可能になつたり、
人の手などが触れてけがをすることがある。
後者の加熱蒸散器であると未使用時にコードを
器具本体内に収納できるので、持ち運んだり、保
管する時にコードが邪魔にならずに便利である
が、その反面、器具本体内にコードを収納するの
で、それだけ器具本体が大きくなつて材料費が崇
むからコストが高くなつてしまう。
そこで、本考案は上記の問題点を解決できるよ
うにした加熱蒸散器を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
通電により発熱する発熱体を内蔵する器具本体
1の胴部3に、コード5内に第1、第2電線51
2が器具本体1の高さ方向に並ぶように当該コ
ード5の一端側を保護部6により支持すると共
に、このコード5の一端部を前記発熱体に接続
し、かつ他端部をプラグ7に連結し、 前記プラグ7に係り止め部を形成し、該係り止
め部と係合する高さ方向に長い長溝10を前記胴
部3におけるコード巻き方向に複数形成した加熱
蒸散器。
これにより、未使用時にはコード5を器具本体
1の胴部3に水平方向に巻き付けて収納できるか
ら、持ち運んだり、保管する際に便利であると共
に、プラグ7の導電用金属刃7aが器具本体1よ
り大きく突出しないので導電用金属刃7aを折損
して使用できなくなつたり、人の手が触れてけが
をすることがないばかりか、コード5を胴部3に
巻き付けるので内部に収納するものと比較して小
型にできるからコストを安くできるし、コード5
は第1・第2電線51,52が器具本体1の高さ方
向に並ぶように胴部3に支持されているので、こ
のコード5を胴部3に支持されているので、その
コード5を胴部3に水平方向に巻き付けた時に第
1・第2電線51,52に無理な力が作用せずにス
ムーズに巻き付けできると共に、コード5と胴部
3の接触面積が広くなつて摩擦抵抗が大きくなる
のでコード5を胴部3に密着して巻き付けできて
離脱し難くなり、しかもプラグ7の係り止め部を
胴部3に長溝10に係合することでコード5を胴
部3に巻き付けた状態に簡単に保持できるし、掛
部は長溝10は上下方向に長く、かつ胴部3のコ
ード巻き方向に複数形成されているから、コード
5の巻き付け状態が多少異なつてプラグ7の巻き
終り位置が巻き方向及び高さ方向にずれてもプラ
グ7の掛け止め部を任意の長溝10に係合してコ
ード5を巻き付けた状態に確実に保持できる。
〔実施例〕
第1図に示すように、器具本体1は上壁部2と
胴部3と下壁部4とより略直方体の中空形状とな
り、その高さH1は幅H2より大きく、奥行H3より
小さくなつている。なお、高H1は奥行H3より大
きくしても良い。つまり、高さH1は幅H2又は奥
行H3のどちらか一方より大きくすれば良い。
前記器具本体1内には図示しない発熱体が内蔵
してあると共に、その発熱体に導電するように接
続したコード5の一端側が器具本体1の胴部3の
下部に保護部6を介して支持され、そのコード5
の他端部にはプラグ7が連結してある。
なお、コード5を発熱体に直接的に接続しても
良いし、ランプ、スイツチ、ヒユーズ等を介して
接続しても良い。
前記コード5は合成樹脂材等の可撓性を有する
絶縁材で被覆された第1、第2電線51,52を器
具本体1の高さ方向に配設してあると共に、未使
用時には前記胴部3に順次巻き付けるようにして
ある。
前記胴部3は矩形状となつていると共に、その
胴部3の半周部下方には凹部8が形成されて胴部
3の外面との間に上向、下向きの縁部9を形成
し、該凹部8と反対側には高さ方向の長溝10が
形成され、前記プラグ7には長溝10に係合する
係り止め部、例えば長溝10に嵌合する係合突起
11が形成してある。なお、前記凹部8は胴部3
の外面の何れにも設けることができる。
しかして、未使用時にはコード5を胴部3の周
面に下より上に向けて順次略水平となるように巻
き付けて収納すると共に、そのプラグ7に設けた
係合突起11を長溝10に嵌合してプラグ7を胴
部3に支持する。
この時、コード5は第1、第2電線51,52
高さ方向に配設してあるから、コード5を略水平
方向に巻き付けた時にスムーズに弯曲して第1、
第2電線51,52に無理な応力が掛かることがな
く、曲げ断線等が生ずることがないから、断線に
よる発熱、スパーク、導電不良が生じることを防
止できる。
つまり、コード5の第1、第2電線51,52
高さ方向に配設したので、第2図に示すようにコ
ード5を略水平方向に巻き付ける際に第1、第2
電線51,52の曲げ半径RA,RBが同一となるの
で、第1、第2電線51,52同志による伸びの差
がなく両方の電線間に歪は生じないからスムーズ
に弯曲して断線等が発生しない。
これに対して、コード5を垂直方向に巻き付け
ると、第1、第2電線51,52の曲げ半径RA
RBが異なり、これに応じた曲がりを得るには第
1電線51の縮み、又は伸びに比べて第2電線52
は著しく伸びることになるので、両方の電線間に
歪が生じて断線し易くなる。実際には例えば電線
として銅線を用いると一度伸びたら元にはほとん
ど戻らないためコード内でのしゆう曲が生じ、コ
ードのふくれやコードの曲がり歪が生じ、被覆材
の劣化、破損、コードの断線を発生する原因とな
る。このことは第1、第2電線51,52を水平方
向に配設したコード5を胴部3に水平方向に巻き
付ける場合も同様である。
また、コード5は器具本体1の高さ方向に向つ
て偏平となつているので、その幅広面が胴部3に
密着し易く摩擦抵抗も大きくなり胴部3に巻き付
けたコード5が離脱し難くなる。
また、プラグ7は胴部3に水平方向に向けて配
設されるから、プラグ7の導電用金属刃7aは胴
部3に沿つて水平方向に向いた姿勢となり、その
導電用金属刃7aが胴部3の外面より大きく突出
することがなく、他の物と当つて折曲してコンセ
ントに差し込めずに使用できなくなつたり、人の
手が触れてけがをすることもない。
また、プラグ7が係合突起11と長溝10で胴
部3に保持されているから、コード5を簡単に巻
き付けた状態に保持でき、他の手段で巻き付けた
コードが外れないように保持する必要がないと共
に、長溝10の任意の位置に係合突起11を嵌合
してプラグ7を胴部3に保持できるので、コード
5の巻き付け状態が多少異なつてプラグ7が上下
にずれても確実に保持できる。
また、実施例においては胴部3に凹部8を形成
し、この凹部8にコード5を巻き付けるようにし
たので、その凹部8と胴部3の外面との間に形成
された縁部9によつてコード5が胴部3に保持さ
れるから、コード5を整列した状態に巻き付ける
ことができる。
〔考案の効果〕
未使用時にはコード5を器具本体1の胴部3に
水平方向に巻き付けて収納できるから、持ち運ん
だり、保管する際に便利であると共に、プラグ7
の導電用金属刃7aが器具本体1より大きく突出
しないので導電用金属刃7aを折損して使用でき
なくなつたり、人の手が触れてけがをすることが
ないばかりか、コード5を胴部3に巻き付けるの
で内部に収納するものと比較して小型にできるか
らコストを安くできる。
また、コード5は第1、第2電線51,52が器
具本体1の高さ方向に並ぶように胴部3に支持さ
れているので、そのコード5を胴部3に水平方向
に巻き付けた時に第1、第2電線51,52に無理
な力が作用せずにスムーズに巻き付けできると共
に、コード5と胴部3の接触面積が広くなつて摩
擦抵抗が大きくなるのでコード5を胴部3に密着
して巻き付けできて離脱し難くなる。
また、プラグ7に係り止め部を胴部3の長溝1
0に係合することでコード5を胴部3に巻き付け
た状態に簡単に保持できるし、長溝10は高さ方
向に長くなり、かつ胴部3のコード巻き方向に複
数形成されているから、コード5の巻き付け状態
が多少異なつてプラグ7の巻き終り位置が巻き方
向及び高さ方向にずれてもプラグ7の掛り止め部
を任意の長溝10に係合してコード5を巻き付け
た状態に確実に保持できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体斜
視図、第2図はコードの巻き付け説明図である。 1は器具本体、2は上壁部、3は胴部、4は下
壁部、5はコード、6は保護部、7はプラグ、7
aは導電用金属刃、10は長溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通電により発熱する発熱体を内蔵する器具本体
    1の胴部3に、コード5内に第1、第2電線51
    2が器具本体1の高さ方向に並ぶように当該コ
    ード5の一端側を保護部6により支持すると共
    に、このコード5の一端部を前記発熱体に接続
    し、かつ他端部をプラグ7に連結し、 前記プラグ7に係り止め部を形成し、該係り止
    め部と係合する高さ方向に長い長溝10を前記胴
    部3におけるコード巻き方向に複数形成したこと
    を特徴とする加熱蒸散器。
JP1988032617U 1988-03-14 1988-03-14 Expired - Lifetime JPH058864Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988032617U JPH058864Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14

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JP1988032617U JPH058864Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14

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Publication Number Publication Date
JPH01137168U JPH01137168U (ja) 1989-09-20
JPH058864Y2 true JPH058864Y2 (ja) 1993-03-04

Family

ID=31259167

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584449U (ja) * 1981-07-03 1983-01-12 川端 才太郎 自動車牽引運搬車におけるブレ−キ装置
JPS6150580B2 (ja) * 1981-10-30 1986-11-05 Yasuhiko Kagawa

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH01137168U (ja) 1989-09-20

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