JPH0587485U - 傘の脱水装置 - Google Patents

傘の脱水装置

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JPH0587485U
JPH0587485U JP2521892U JP2521892U JPH0587485U JP H0587485 U JPH0587485 U JP H0587485U JP 2521892 U JP2521892 U JP 2521892U JP 2521892 U JP2521892 U JP 2521892U JP H0587485 U JPH0587485 U JP H0587485U
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JP
Japan
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umbrella
opening
receiver
vacuum mechanism
sensor
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Pending
Application number
JP2521892U
Other languages
English (en)
Inventor
小谷修一
利成 小田中
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】モータ駆動スイッチ機構の耐久性、安全性及び
経済性を高めることができる傘の脱水装置を提供する。 【構成】略朝顔形状に開口する開口部22を有する傘受
器23と、この内部に入れられた雨傘12の脱水行うバ
キューム機構を内装し、開口部22平面の偏心位置を通
る直線上に、発光素子26と受光素子27とからなるセ
ンサーを配置し、このセンサーの出力によりバキューム
機構の駆動、停止を行う。脱水すべき傘12を傘受器2
3内に差し込むと、発光素子26からの発光が傘布12
−1で遮ぎられ、傘が差し込まれたことが検知され、そ
の検知信号によりモータ25が駆動されて、バキューム
機構24が作動し傘の吸引脱水作用が行われ、脱水時間
経過後タイマーによりモータ25は停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、雨で濡れた傘を瞬時に脱水して屋内において床面を、雨水で濡すこ となく傘を携行することができる傘の脱水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の傘脱水装置として、例えば図1に示す如き構造のものがある。 すなわち、1は上側開口部が朝顔形に開口する傘受器であって、この傘受器1の 内側面には、通気用の間隙2を隔てて多孔性プレート3が取付けられている。さ らにこの多孔性プレート3の内周面には綿布、セーム皮等の吸水性に優れたシー ト材による吸水シート4が添設されているものである。
【0003】 また上記傘受器1の下端開口部は、ダクト5を介してシロッコファン6を内装 している吸気ケーシング7に接続されている。8は上記シロッコファン6を駆動 せしめるためのモータ、9及び10は吸気ケーシング7に設けられている排水口 、及び排気口11は、傘12の石突き13により押されると前記のモータ8を駆 動せしめるための駆動スイッチである。
【0004】 従来の傘脱水装置は、以上の構造であって、雨水によって濡れている傘の脱水 を行なうときは、先ず脱水すべき傘12を傘受器1内に差し込み、その傘の石突 き13でスイッチ11を押動させるとモータ8が駆動してシロッコファン6を回 転させて朝顔形である傘受器1の内部を負圧状態とする。そこで、その傘受器1 の内部に差し込まれた傘12は、上記負圧作用によって濡れている傘布12−1 が吸水シート4に接着して傘布12−1の水分が吸水シート4に吸水されて、傘 布12−1に付着されていた雨水が直に除去されるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の傘脱水装置にあっては、濡れた傘12を傘受器1 内に差し込んで、その石突き13によりスイッチ11を押動操作せしめる構造と なっているために、そのスイッチ11はその石突き13よりたれ落ちる雨水を受 けやすく該スイッチ11が雨水で濡れてしまうことから、該スイッチ11におけ る漏電等が生じて安全性が悪い、さらには故障が多く耐久性に欠けるという欠点 があった。
【0006】 このような欠点を解消するために、耐水性のスイッチを使用すると共に耐水構 造とすることも考えられているが、この場合は構造が複雑となりコストの高い装 置となると共に保守等の作業性が悪いものとなるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる従来の不具合に着目してなされたもので、傘受器内に傘が差し 入れられたことを検知する光電式センサーを具備せしめ、この光電式センサーに よる検知信号で脱水機構のモータ8を駆動するようにしてモータ8駆動スイッチ 機構の耐久性、安全性、経済性を高めることができる傘の脱水装置を提供するこ とにある。
【0008】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0009】 図2において、21は傘脱水装置のケーシングであって、このケーシング21 内には、上面が開口22する略朝顔形状の傘受器23が内装されている。この傘 受器23及びその内側周面の構成は、従来例で示した構成と変りないので、その 構造説明は省略する。24はバキューム機構、25はバキューム機構の駆動用モ ータである。
【0010】 26及び27は、前記傘受器23の開口部22に設備されていて、その傘受器 23内に差し入れられた傘12の有無を検知する一対の発光素子及び受交素子で あって、この受光素子27からの信号でモータ25を駆動し、バキューム機構2 4を動作せしめることができる。
【0011】 また前記一対の発光素子26、受光素子27の配置位置は、傘受器開口部の偏 心位置すなわち、開口部の中心を避けた直線上に配置したものである。
【0012】 以上が本実施例の構造であって、その作用について述べると、発光素子26及 び受光素子27によるセンサーを動作させている状態で脱水すべき傘12を傘受 器23内に差し込むと、その傘12の傘布12−1部で、発光素子26からの発 光が遮えぎられて受光素子27における受光が断えられるため、これによって傘 受器23内に傘12が差し込まれたことが検知され、その検知信号によってモー タ25が駆動されて、バキューム機構が動作し、これによって傘の吸引脱水作用 が働く、約数秒間で脱水されるので、その脱水時間経過後、図示しないタイマー によりモータ25は停止し、バキューム機構も停止する。そこで傘12を傘受器 23より取り出す。
【0013】 従ってこの実施例によれば、バキューム機構のモータ25を駆動せしめるため のセンサーが、傘受器23の開口部に設けられており、しかもこのセンサーは、 発光素子26と受光素子27とにより構成されるものであるから、このセンサー は、雨水に触れることや、押圧力を受けることがないため、耐久性と信頼性に優 れている。またこのセンサーは、傘受器の開口部に設備されていることから、該 センサーの保守点検がきわめて容易である。
【0014】 さらに本実施例にあっては、発光素子26と受光素子27の配置位置は、傘受 器開口部偏心位置に配置することによって、その発光素子26と受光素子27と の相互間が短かくなり、これによって発光素子の出力と受光素子の感度を弱める ことができるので、センサーのコストダウンが可能であって経済性にも有利であ る。
【0015】
【考案の効果】 以上のように本考案は、略朝顔形状に開口する開口部22を有する傘受器23 と、この傘受器23内に入れられた雨傘12の脱水を行なうバキューム機構を内 装した傘脱水装置において、前記開口部22平面の偏心位置を通る直線上に、発 光素子26と受光素子27とからなるセンサーを配置し、このセンサーからの出 力で前記バキューム機構の駆動、停止を行なう傘の脱水装置であるから、これに よれば、一対の発光素子26と受光素子27とからなるセンサーは、雨水に触れ ることや、押圧力を受けることがないため、耐久性と信頼性に優れている。また このセンサーは、傘受器の開口部に設備されていることから、該センサーの保守 点検がきわめて容易である。さらに上記発光素子26と受光素子27の配置位置 は、傘受器開口部偏心位置に配置することによって、その発光素子26と受光素 子27との相互間が短かくなり、これによって発光素子の出力と受光素子の感度 を弱めることができるので、センサーのコストダウンが可能であって経済性にも 有利であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の傘脱水装置を示した構造説明図。
【図2】本考案実施例の傘脱水装置を示した斜視図。
【図3】本考案実施例の傘脱水装置を示した平面説明
図。
【符号の説明】
21…ケーシング 22…開口部 23…傘受器 24…バキューム機構 25…駆動用モータ 26…発光素子 27…受光素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略朝顔形状に開口する開口部(22)を
    有する傘受器(23)と、この傘受器(23)内に入れ
    られた雨傘(12)の脱水を行なうバキューム機構を内
    装した傘脱水装置において、前記開口部(22)平面の
    偏心位置を通る直線上に、発光素子(26)と受光素子
    (27)とからなるセンサーを配置し、このセンサーか
    らの出力で前記バキューム機構の駆動、停止を行なうこ
    とを特徴とする傘の脱水装置。
JP2521892U 1992-04-20 1992-04-20 傘の脱水装置 Pending JPH0587485U (ja)

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JP2521892U JPH0587485U (ja) 1992-04-20 1992-04-20 傘の脱水装置

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JP2521892U JPH0587485U (ja) 1992-04-20 1992-04-20 傘の脱水装置

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JPH0587485U true JPH0587485U (ja) 1993-11-26

Family

ID=12159828

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JP2521892U Pending JPH0587485U (ja) 1992-04-20 1992-04-20 傘の脱水装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102017609B1 (ko) * 2018-06-29 2019-10-14 (주)디에스이노텍 우산 건조 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62142987A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 松下電器産業株式会社 傘吸水装置
JPH0428991A (ja) * 1990-05-24 1992-01-31 Saitou Kogyo Kk 傘用雨滴除去装置

Patent Citations (2)

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