JPH0587421A - 吸収冷凍機の保護装置 - Google Patents
吸収冷凍機の保護装置Info
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- JPH0587421A JPH0587421A JP3277159A JP27715991A JPH0587421A JP H0587421 A JPH0587421 A JP H0587421A JP 3277159 A JP3277159 A JP 3277159A JP 27715991 A JP27715991 A JP 27715991A JP H0587421 A JPH0587421 A JP H0587421A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 不凝縮ガスタンク１９を有する吸収冷凍機の
保護装置であって、不凝縮ガスタンク１９のガス圧を検
出する圧力検出器５１と、この圧力検出器５１が検出す
る圧力を演算処理するデータ処理器５２と、このデータ
処理器５２の演算結果を表示する表示器５３とから構成
され、前記不凝縮ガスの圧力が所定の設定速度以上で複
数回上昇したとき、表示器５３に異常予知情報を表示す
る。 【効果】 設定速度以上の圧力上昇が複数回生じたとき
に異常予知情報を表示するので、圧力が急上昇しても暫
く運転する内に圧力が正常に戻る正常運転時の圧力上昇
を異常と判断することがなく、亀裂などから冷媒循環系
に空気が侵入して内圧が上昇し、運転により一旦正常圧
力になっても侵入する空気のために圧力が再上昇すると
云った、装置異常に起因する圧力上昇を報知して吸収冷
凍機が異常停止する前に適切な処理をとることができ
る。
保護装置であって、不凝縮ガスタンク１９のガス圧を検
出する圧力検出器５１と、この圧力検出器５１が検出す
る圧力を演算処理するデータ処理器５２と、このデータ
処理器５２の演算結果を表示する表示器５３とから構成
され、前記不凝縮ガスの圧力が所定の設定速度以上で複
数回上昇したとき、表示器５３に異常予知情報を表示す
る。 【効果】 設定速度以上の圧力上昇が複数回生じたとき
に異常予知情報を表示するので、圧力が急上昇しても暫
く運転する内に圧力が正常に戻る正常運転時の圧力上昇
を異常と判断することがなく、亀裂などから冷媒循環系
に空気が侵入して内圧が上昇し、運転により一旦正常圧
力になっても侵入する空気のために圧力が再上昇すると
云った、装置異常に起因する圧力上昇を報知して吸収冷
凍機が異常停止する前に適切な処理をとることができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷／暖房運転などに使
用する吸収冷凍機の保護装置に関するものである。
用する吸収冷凍機の保護装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを
順次配管接続して構成される吸収冷凍機が従来から知ら
れており、また、特開昭６１−７６８６１号公報などに
は凝縮器や吸収器から不凝縮ガスを取り出して貯留する
不凝縮ガスタンクを取り付けた吸収冷凍機の提案が行わ
れている。
順次配管接続して構成される吸収冷凍機が従来から知ら
れており、また、特開昭６１−７６８６１号公報などに
は凝縮器や吸収器から不凝縮ガスを取り出して貯留する
不凝縮ガスタンクを取り付けた吸収冷凍機の提案が行わ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記不凝縮ガスタンク
を有する吸収冷凍機においては、例えば冷媒循環路に微
小な亀裂などが生じて空気が循環系に侵入して内圧が上
昇すると、不凝縮ガスタンク内の圧力も上昇する。そし
て、この内圧が大きく上昇したときには装置の運転を一
旦停止して点検を行うなどの処置が取られているが、圧
力の上昇が正常な範囲で起きているのか、あるいは装置
に上記したような異常が起こったために圧力が上昇した
のかを正確に判断することができないと云う問題があ
り、この点の解決が課題となっていた。また、吸収冷凍
機においては、例えば水素ガスなどの不凝縮ガスの発生
量が増加して、吸収器での冷媒吸収能力が低下し吸収器
から吐出する稀液の温度が所定の温度以上になったり、
稀液温度と冷却水温度との温度差が所定の温度以上に拡
大したり、所定の速度以上で拡大すると、吸収液の結晶
が生じて運転ができなくなると云った問題点があり、ま
た、稀液の温度上昇などの原因が通常の運転に伴うもの
か、空気の侵入、または冷却水の汚れなどによるものか
判断ができないと云う問題があり、これらの点の解決が
課題とされていた。
を有する吸収冷凍機においては、例えば冷媒循環路に微
小な亀裂などが生じて空気が循環系に侵入して内圧が上
昇すると、不凝縮ガスタンク内の圧力も上昇する。そし
て、この内圧が大きく上昇したときには装置の運転を一
旦停止して点検を行うなどの処置が取られているが、圧
力の上昇が正常な範囲で起きているのか、あるいは装置
に上記したような異常が起こったために圧力が上昇した
のかを正確に判断することができないと云う問題があ
り、この点の解決が課題となっていた。また、吸収冷凍
機においては、例えば水素ガスなどの不凝縮ガスの発生
量が増加して、吸収器での冷媒吸収能力が低下し吸収器
から吐出する稀液の温度が所定の温度以上になったり、
稀液温度と冷却水温度との温度差が所定の温度以上に拡
大したり、所定の速度以上で拡大すると、吸収液の結晶
が生じて運転ができなくなると云った問題点があり、ま
た、稀液の温度上昇などの原因が通常の運転に伴うもの
か、空気の侵入、または冷却水の汚れなどによるものか
判断ができないと云う問題があり、これらの点の解決が
課題とされていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するためになされたもので、不凝縮ガスを貯
留する不凝縮ガスタンクを再生器、凝縮器、蒸発器、吸
収器などと共に配管接続して構成される吸収冷凍機の保
護装置であって、不凝縮ガスタンクに設置する圧力検出
器と、この圧力検出器が検出する不凝縮ガス圧を演算処
理するデータ処理器と、このデータ処理器の演算結果を
表示する表示器とから構成され、前記不凝縮ガス圧が所
定の設定速度以上で複数回上昇したとき、前記表示器に
異常予知情報を表示することを特徴とする吸収冷凍機の
保護装置であり、不凝縮ガスを貯留する不凝縮ガスタン
クを再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などと共に配管接
続して構成される吸収冷凍機の保護装置であって、不凝
縮ガスタンクに設置する圧力検出器と、この圧力検出器
が検出する不凝縮ガス圧を演算処理するデータ処理器
と、このデータ処理器の演算結果を表示する表示器とか
ら構成され、前記不凝縮ガス圧に第１異常値と第２異常
値とを設け、前記不凝縮ガス圧が第１異常値を超え、且
つ所定の設定速度以上で複数回圧力上昇したとき前記表
示器に異常予知情報を表示し、前記不凝縮ガス圧が第２
異常値を超えたとき前記表示器に異常表示を行い、且つ
再生器の燃焼量を絞る信号を発し、前記不凝縮ガス圧が
第１異常値未満に低下したとき、前記異常表示を取り消
すと共に前記再生器の燃焼量を元に戻す信号を発するこ
とを特徴とする吸収冷凍機の保護装置であり、再生器、
凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続して構成される
吸収冷凍機の保護装置であって、吸収器から吐出する稀
液の温度を検出する温度検出器と、この温度検出器が検
出する稀液温度を演算処理するデータ処理器と、このデ
ータ処理器の演算結果を表示する表示器とから構成さ
れ、前記稀液温度が所定の設定値を超えるか、あるいは
所定の設定速度以上で上昇するとき、前記表示器に異常
表示することを特徴とする吸収冷凍機の保護装置であ
り、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続し
て構成される吸収冷凍機の保護装置であって、吸収器か
ら吐出する稀液の温度と冷却水温度との温度差を検出す
る手段と、この温度差検出手段が検出する温度差を演算
処理するデータ処理器と、このデータ処理器の演算結果
を表示する表示器とから構成され、前記温度差が所定の
設定値を超えるか、あるいは所定の設定速度以上で拡大
するとき、前記表示器に異常表示することを特徴とする
吸収冷凍機の保護装置である。
課題を解決するためになされたもので、不凝縮ガスを貯
留する不凝縮ガスタンクを再生器、凝縮器、蒸発器、吸
収器などと共に配管接続して構成される吸収冷凍機の保
護装置であって、不凝縮ガスタンクに設置する圧力検出
器と、この圧力検出器が検出する不凝縮ガス圧を演算処
理するデータ処理器と、このデータ処理器の演算結果を
表示する表示器とから構成され、前記不凝縮ガス圧が所
定の設定速度以上で複数回上昇したとき、前記表示器に
異常予知情報を表示することを特徴とする吸収冷凍機の
保護装置であり、不凝縮ガスを貯留する不凝縮ガスタン
クを再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などと共に配管接
続して構成される吸収冷凍機の保護装置であって、不凝
縮ガスタンクに設置する圧力検出器と、この圧力検出器
が検出する不凝縮ガス圧を演算処理するデータ処理器
と、このデータ処理器の演算結果を表示する表示器とか
ら構成され、前記不凝縮ガス圧に第１異常値と第２異常
値とを設け、前記不凝縮ガス圧が第１異常値を超え、且
つ所定の設定速度以上で複数回圧力上昇したとき前記表
示器に異常予知情報を表示し、前記不凝縮ガス圧が第２
異常値を超えたとき前記表示器に異常表示を行い、且つ
再生器の燃焼量を絞る信号を発し、前記不凝縮ガス圧が
第１異常値未満に低下したとき、前記異常表示を取り消
すと共に前記再生器の燃焼量を元に戻す信号を発するこ
とを特徴とする吸収冷凍機の保護装置であり、再生器、
凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続して構成される
吸収冷凍機の保護装置であって、吸収器から吐出する稀
液の温度を検出する温度検出器と、この温度検出器が検
出する稀液温度を演算処理するデータ処理器と、このデ
ータ処理器の演算結果を表示する表示器とから構成さ
れ、前記稀液温度が所定の設定値を超えるか、あるいは
所定の設定速度以上で上昇するとき、前記表示器に異常
表示することを特徴とする吸収冷凍機の保護装置であ
り、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続し
て構成される吸収冷凍機の保護装置であって、吸収器か
ら吐出する稀液の温度と冷却水温度との温度差を検出す
る手段と、この温度差検出手段が検出する温度差を演算
処理するデータ処理器と、このデータ処理器の演算結果
を表示する表示器とから構成され、前記温度差が所定の
設定値を超えるか、あるいは所定の設定速度以上で拡大
するとき、前記表示器に異常表示することを特徴とする
吸収冷凍機の保護装置である。
【０００５】
【作用】請求項１に係わる吸収冷凍機の保護装置におい
ては、不凝縮ガスタンクのガス圧が圧力検出器によって
検出され、この検出したガス圧がデータ処理器による演
算処理によって所定の設定速度以上で複数回上昇したと
確認されたとき、異常予知情報が表示器に表示され、請
求項２に係わる吸収冷凍機の保護装置においては、不凝
縮ガス圧が第１異常値を超え、且つ所定の設定速度以上
で複数回上昇したとき表示器に異常予知情報が表示さ
れ、不凝縮ガス圧が第２異常値を超えたとき表示器に異
常が表示され、且つ再生器の燃焼量を絞る信号が発せら
れ、不凝縮ガス圧が第１異常値未満に低下したとき、異
常表示を取り消して再生器の燃焼量を元に戻す信号が発
せられ、請求項３に係わる吸収冷凍機の保護装置におい
ては、温度検出器が検出する稀液温度がデータ処理器に
よって演算処理され、この稀液温度が所定の設定温度を
超えるか、あるいは所定の設定速度以上で上昇するとき
表示器に異常表示がなされ、請求項４に係わる吸収冷凍
機の保護装置においては、温度差検出手段が検出する稀
液温度と冷却水温度との温度差がデータ処理器によって
演算処理され、この温度差が所定の設定値を超えるか、
あるいは所定の設定速度以上で拡大するとき表示器に異
常表示がなされる。
ては、不凝縮ガスタンクのガス圧が圧力検出器によって
検出され、この検出したガス圧がデータ処理器による演
算処理によって所定の設定速度以上で複数回上昇したと
確認されたとき、異常予知情報が表示器に表示され、請
求項２に係わる吸収冷凍機の保護装置においては、不凝
縮ガス圧が第１異常値を超え、且つ所定の設定速度以上
で複数回上昇したとき表示器に異常予知情報が表示さ
れ、不凝縮ガス圧が第２異常値を超えたとき表示器に異
常が表示され、且つ再生器の燃焼量を絞る信号が発せら
れ、不凝縮ガス圧が第１異常値未満に低下したとき、異
常表示を取り消して再生器の燃焼量を元に戻す信号が発
せられ、請求項３に係わる吸収冷凍機の保護装置におい
ては、温度検出器が検出する稀液温度がデータ処理器に
よって演算処理され、この稀液温度が所定の設定温度を
超えるか、あるいは所定の設定速度以上で上昇するとき
表示器に異常表示がなされ、請求項４に係わる吸収冷凍
機の保護装置においては、温度差検出手段が検出する稀
液温度と冷却水温度との温度差がデータ処理器によって
演算処理され、この温度差が所定の設定値を超えるか、
あるいは所定の設定速度以上で拡大するとき表示器に異
常表示がなされる。
【０００６】
（実施例１）図１は、吸収冷凍機の構成と、これに組み
込んだ本発明の保護装置の構成とを示している。吸収冷
凍機は高温再生器１１、低温再生器１２、凝縮器１３、
蒸発器１４、吸収器１５、高温熱交換器１６、低温熱交
換器１７、冷媒液タンク１８および不凝縮ガスタンク１
９が配管接続された構成であり、本実施例の保護装置は
圧力検出器５１と、データ処理器５２と、表示器５３と
からなる構成である。なお、符号Ｐ１とＰ２は吸収液
（例えば、臭化リチウム水溶液）を循環させるためのポ
ンプであり、Ｐ３は冷媒液（例えば、水）を循環させる
ためのポンプである。また、符号Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３、Ｂ
４はそれぞれの管路に設置した弁（例えば、電磁弁）で
ある。そして、弁Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３は冷水供給時に閉
じ、温水供給時に開き、弁Ｂ４は不凝縮ガスタンク１９
から不凝縮ガスを排出するときに開く。
込んだ本発明の保護装置の構成とを示している。吸収冷
凍機は高温再生器１１、低温再生器１２、凝縮器１３、
蒸発器１４、吸収器１５、高温熱交換器１６、低温熱交
換器１７、冷媒液タンク１８および不凝縮ガスタンク１
９が配管接続された構成であり、本実施例の保護装置は
圧力検出器５１と、データ処理器５２と、表示器５３と
からなる構成である。なお、符号Ｐ１とＰ２は吸収液
（例えば、臭化リチウム水溶液）を循環させるためのポ
ンプであり、Ｐ３は冷媒液（例えば、水）を循環させる
ためのポンプである。また、符号Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３、Ｂ
４はそれぞれの管路に設置した弁（例えば、電磁弁）で
ある。そして、弁Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３は冷水供給時に閉
じ、温水供給時に開き、弁Ｂ４は不凝縮ガスタンク１９
から不凝縮ガスを排出するときに開く。
【０００７】不凝縮ガスタンク１９には、冷媒の不凝縮
ガスが凝縮器１３および吸収器１５からそれぞれの管路
２４、２５を介して導入される。凝縮器１３と吸収器１
５とから不凝縮ガスを不凝縮ガスタンク１９に導入する
方法は、この場合、吸収器１５から吐出した吸収液（冷
媒を多量に吸収した稀液）を高温再生器１１に送る管路
２１のポンプＰ１の流出口側から分岐した管路２２とエ
ジェクター２３とを介して、所定の圧力で不凝縮ガスタ
ンク１９に注入される稀液の注入圧力により吸引して導
入する方法が取られている。また、２６は不凝縮ガスタ
ンク１９に設けられた水素ガス排出用のパラジウムセル
である。
ガスが凝縮器１３および吸収器１５からそれぞれの管路
２４、２５を介して導入される。凝縮器１３と吸収器１
５とから不凝縮ガスを不凝縮ガスタンク１９に導入する
方法は、この場合、吸収器１５から吐出した吸収液（冷
媒を多量に吸収した稀液）を高温再生器１１に送る管路
２１のポンプＰ１の流出口側から分岐した管路２２とエ
ジェクター２３とを介して、所定の圧力で不凝縮ガスタ
ンク１９に注入される稀液の注入圧力により吸引して導
入する方法が取られている。また、２６は不凝縮ガスタ
ンク１９に設けられた水素ガス排出用のパラジウムセル
である。
【０００８】圧力検出器５１は不凝縮ガスタンク１９の
内部に導入された不凝縮ガスの圧力を検出するための圧
力センサーであり、データ処理器５２はこの圧力検出器
５１が検出する圧力を演算処理する装置であり、表示器
５３はこのデータ処理器５２が処理した演算結果を表示
するための装置であり、相互に接続されている。そし
て、データ処理器５２の演算結果に従って、高温再生器
１１のガスバーナ５４に接続された燃料供給管５５の制
御弁５６の開度を調節して燃焼量を制御することができ
るように設けられている。
内部に導入された不凝縮ガスの圧力を検出するための圧
力センサーであり、データ処理器５２はこの圧力検出器
５１が検出する圧力を演算処理する装置であり、表示器
５３はこのデータ処理器５２が処理した演算結果を表示
するための装置であり、相互に接続されている。そし
て、データ処理器５２の演算結果に従って、高温再生器
１１のガスバーナ５４に接続された燃料供給管５５の制
御弁５６の開度を調節して燃焼量を制御することができ
るように設けられている。
【０００９】データ処理器５２は計時機能を有してお
り、圧力検出器５１が検出する不凝縮ガスの圧力から圧
力上昇速度を演算して求めることができる。そして、こ
の圧力上昇速度を、予め設定した上昇速度（例えば１０
mmHg／Hr）と比較し、これより大きい圧力上昇が複数回
（例えば２回）生じたときに表示器５３に（圧力）異常
を表示させる。
り、圧力検出器５１が検出する不凝縮ガスの圧力から圧
力上昇速度を演算して求めることができる。そして、こ
の圧力上昇速度を、予め設定した上昇速度（例えば１０
mmHg／Hr）と比較し、これより大きい圧力上昇が複数回
（例えば２回）生じたときに表示器５３に（圧力）異常
を表示させる。
【００１０】さらに、図２に示したように、圧力検出器
５１が検出する不凝縮ガスの圧力に第１異常値（例え
ば、５０mmHg）と第２異常値（例えば、１００mmHg）と
を設けておき、圧力検出器５１の検出した圧力が第１異
常値を超え、且つ予め決めておいた設定速度（例えば、
１０mmHg／Hr）以上の圧力上昇が複数回（例えば、２
回）生じたときに表示器５３に（圧力）異常予知情報を
表示する。通常、この段階で保守サービス会社などに機
器の整備を依頼する。そして、不凝縮ガス圧が第２異常
値を超えたとき表示器５３に（圧力）異常表示を行い、
制御弁５６の開度を絞る信号を出力し、高温再生器１１
のガスバーナ５４の燃焼量を減少させ、高温再生器１１
において発生する冷媒蒸気圧を所定圧（例えば、８０mm
Hg）以下に制御する。
５１が検出する不凝縮ガスの圧力に第１異常値（例え
ば、５０mmHg）と第２異常値（例えば、１００mmHg）と
を設けておき、圧力検出器５１の検出した圧力が第１異
常値を超え、且つ予め決めておいた設定速度（例えば、
１０mmHg／Hr）以上の圧力上昇が複数回（例えば、２
回）生じたときに表示器５３に（圧力）異常予知情報を
表示する。通常、この段階で保守サービス会社などに機
器の整備を依頼する。そして、不凝縮ガス圧が第２異常
値を超えたとき表示器５３に（圧力）異常表示を行い、
制御弁５６の開度を絞る信号を出力し、高温再生器１１
のガスバーナ５４の燃焼量を減少させ、高温再生器１１
において発生する冷媒蒸気圧を所定圧（例えば、８０mm
Hg）以下に制御する。
【００１１】なお、圧力検出器５１が検出する不凝縮ガ
ス圧が第１異常値未満に低下すれば、表示器５３の異常
表示を取り消し、制御弁５６の開度を元に戻す指令が発
せられてガスバーナ５４の燃焼量を元に戻す。
ス圧が第１異常値未満に低下すれば、表示器５３の異常
表示を取り消し、制御弁５６の開度を元に戻す指令が発
せられてガスバーナ５４の燃焼量を元に戻す。
【００１２】吸収冷凍機の運転中、不凝縮ガスタンク１
９に溜った水素ガスはパラジウムセル２６によって排出
される。また、例えば配管部の亀裂などから空気が冷媒
あるいは吸収液の循環系に侵入して内圧が上昇したりす
ると、凝縮器１３および吸収器１５から管路２４、２５
をそれぞれ介して導入される不凝縮ガスの量が増加して
不凝縮ガスタンク１９の内圧が上昇する。
９に溜った水素ガスはパラジウムセル２６によって排出
される。また、例えば配管部の亀裂などから空気が冷媒
あるいは吸収液の循環系に侵入して内圧が上昇したりす
ると、凝縮器１３および吸収器１５から管路２４、２５
をそれぞれ介して導入される不凝縮ガスの量が増加して
不凝縮ガスタンク１９の内圧が上昇する。
【００１３】通常、不凝縮ガスタンク１９の不凝縮ガス
圧は一時的に上昇してもパラジウムセル２６の排出能力
も増加するため、圧力上昇は短時間の内に解消され、定
常圧力に復帰するが、上記したように空気が冷媒の循環
系内に侵入したり、負荷の変動に伴う高温再生器１１で
の燃焼量の変化によって水素ガスの発生量が大幅に変化
した場合などに断続的な圧力上昇が生じるので、このよ
うな圧力上昇が複数回観測されたときには、空気の侵入
量の増加あるいはパラジウムセル２６の排出能の低下な
どの異常が装置に発生しているとして、データ処理器５
２からの指令に基づいて表示器５３に異常予知情報が表
示される。このように、設定速度より大きい圧力上昇が
複数回、例えば２回、あるいは３回と生じたときに初め
て表示器５３に異常予知情報が表示されるので、正常な
圧力上昇を誤って異常が発生したと判断するような間違
いを起こす懸念がない。また、不凝縮ガスタンク１９の
圧力の上昇によってガスバーナ５４の燃焼量を絞り運転
を継続するため、少量の空気の漏れ込み、すなわち侵入
では吸収冷凍機を止めずに運転でき、負荷に冷水を継続
して供給することができる。
圧は一時的に上昇してもパラジウムセル２６の排出能力
も増加するため、圧力上昇は短時間の内に解消され、定
常圧力に復帰するが、上記したように空気が冷媒の循環
系内に侵入したり、負荷の変動に伴う高温再生器１１で
の燃焼量の変化によって水素ガスの発生量が大幅に変化
した場合などに断続的な圧力上昇が生じるので、このよ
うな圧力上昇が複数回観測されたときには、空気の侵入
量の増加あるいはパラジウムセル２６の排出能の低下な
どの異常が装置に発生しているとして、データ処理器５
２からの指令に基づいて表示器５３に異常予知情報が表
示される。このように、設定速度より大きい圧力上昇が
複数回、例えば２回、あるいは３回と生じたときに初め
て表示器５３に異常予知情報が表示されるので、正常な
圧力上昇を誤って異常が発生したと判断するような間違
いを起こす懸念がない。また、不凝縮ガスタンク１９の
圧力の上昇によってガスバーナ５４の燃焼量を絞り運転
を継続するため、少量の空気の漏れ込み、すなわち侵入
では吸収冷凍機を止めずに運転でき、負荷に冷水を継続
して供給することができる。
【００１４】（実施例２）図３は本発明になる他の保護
装置の一例を示すもので、温度検出器５７と、データ処
理器５２と、表示器５３とから構成されている。吸収冷
凍機には図１と同タイプのものを用いたが、不凝縮ガス
タンク１９を用いないタイプの吸収冷凍機であっても良
い。なお、図１において説明した機器・構成についての
説明は省略した。
装置の一例を示すもので、温度検出器５７と、データ処
理器５２と、表示器５３とから構成されている。吸収冷
凍機には図１と同タイプのものを用いたが、不凝縮ガス
タンク１９を用いないタイプの吸収冷凍機であっても良
い。なお、図１において説明した機器・構成についての
説明は省略した。
【００１５】温度検出器５７は吸収器１５から吐出して
高温再生器１１に向かって流れる稀液の温度を検出する
ための温度センサーであり、この場合、管路２１のポン
プＰ１の流出口側に設置されている（ポンプＰ１の流入
口側に設けても良い）。そして、データ処理器５２は温
度検出器５７が検出した稀液の温度を演算処理する装置
であり、表示器５３はこのデータ処理器５２の演算結果
を表示するためのものである。
高温再生器１１に向かって流れる稀液の温度を検出する
ための温度センサーであり、この場合、管路２１のポン
プＰ１の流出口側に設置されている（ポンプＰ１の流入
口側に設けても良い）。そして、データ処理器５２は温
度検出器５７が検出した稀液の温度を演算処理する装置
であり、表示器５３はこのデータ処理器５２の演算結果
を表示するためのものである。
【００１６】この場合のデータ処理器５２も計時機能を
備えており、温度検出器５７が検出する温度から稀液の
温度上昇速度を演算して求めることができる。そして、
稀液の温度が予め決めてあった設定温度（例えば、４５
℃）を超えるか、あるいは設定速度（例えば、２℃／H
r）以上で上昇するとき、表示器５３に（温度）異常予
知情報の表示を行う。
備えており、温度検出器５７が検出する温度から稀液の
温度上昇速度を演算して求めることができる。そして、
稀液の温度が予め決めてあった設定温度（例えば、４５
℃）を超えるか、あるいは設定速度（例えば、２℃／H
r）以上で上昇するとき、表示器５３に（温度）異常予
知情報の表示を行う。
【００１７】また、吸収器１５、凝縮器１３を経由して
配管された冷却水管３１の吸収器１５流入口側の水温を
測定するために設置した温度検出器５８が測定する冷却
水温度と、前記温度検出器５７が検出する稀液温度との
温度差を検出し、この温度差をデータ処理器５２によっ
て演算処理し、この結果を表示器５３に表示する構成の
保護装置とすることも可能である。
配管された冷却水管３１の吸収器１５流入口側の水温を
測定するために設置した温度検出器５８が測定する冷却
水温度と、前記温度検出器５７が検出する稀液温度との
温度差を検出し、この温度差をデータ処理器５２によっ
て演算処理し、この結果を表示器５３に表示する構成の
保護装置とすることも可能である。
【００１８】このような構成の保護装置においては、吸
収器１５から吐出した稀液の温度と吸収器１５流入口側
の冷却水温度との温度差が、予め決めてあった設定温度
差（例えば、１３℃）を上回るか、あるいは温度差の拡
大速度が設定速度（例えば、２℃／Hr）以上で拡大する
とき、前記表示器５３に（温度）異常予知情報を表示す
る。
収器１５から吐出した稀液の温度と吸収器１５流入口側
の冷却水温度との温度差が、予め決めてあった設定温度
差（例えば、１３℃）を上回るか、あるいは温度差の拡
大速度が設定速度（例えば、２℃／Hr）以上で拡大する
とき、前記表示器５３に（温度）異常予知情報を表示す
る。
【００１９】このような機能を有する保護装置を取り付
けた吸収冷凍機においては、空気の侵入、すなわち漏れ
込みあるいはパラジウムセル２６の劣化による排出能力
の低下などを異常が発生する前に事前に知らせて適切な
処置をとることができる。
けた吸収冷凍機においては、空気の侵入、すなわち漏れ
込みあるいはパラジウムセル２６の劣化による排出能力
の低下などを異常が発生する前に事前に知らせて適切な
処置をとることができる。
【００２０】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、圧力検出器５１と温度検出器５７、５
８とを適宜組み合わせた構成とすることも可能である。
また、上記実施例においては吸収冷凍機を冷房装置とし
て使用する場合について説明したが、冷水管路に河川水
などを低温熱源水として流し、冷却水を通していた冷却
水管３１から高温水を取り出すようにして運転する、暖
房または給湯加熱用途の吸収冷凍機の保護装置としても
同様に使用することができる。
のではないので、圧力検出器５１と温度検出器５７、５
８とを適宜組み合わせた構成とすることも可能である。
また、上記実施例においては吸収冷凍機を冷房装置とし
て使用する場合について説明したが、冷水管路に河川水
などを低温熱源水として流し、冷却水を通していた冷却
水管３１から高温水を取り出すようにして運転する、暖
房または給湯加熱用途の吸収冷凍機の保護装置としても
同様に使用することができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明になる吸収冷凍機の保護装置は不
凝縮ガスを貯留する不凝縮ガスタンクを再生器、凝縮
器、蒸発器、吸収器などと共に配管接続して構成される
吸収冷凍機の保護装置であって、不凝縮ガスタンクに設
置する圧力検出器と、この圧力検出器が検出する不凝縮
ガス圧を演算処理するデータ処理器と、このデータ処理
器の演算結果を表示する表示器とから構成され、前記不
凝縮ガス圧が所定の設定速度以上で複数回上昇したと
き、前記表示器に異常予知情報を表示することを特徴と
する吸収冷凍機の保護装置であり、通常の運転に伴う圧
力上昇と空気の漏れ込みあるいは不凝縮ガスの排出能力
の低下などによる圧力上昇とを判断して事前に適切な処
置をとることができる。また、前記不凝縮ガス圧に第１
異常値と第２異常値とを設け、前記不凝縮ガス圧が第１
異常値を超え、且つ所定の設定速度以上で複数回圧力上
昇したとき前記表示器に異常予知情報を表示し、前記不
凝縮ガス圧が第２異常値を超えたとき前記表示器に異常
表示を行い、且つ再生器の燃焼量を絞る信号を発し、前
記不凝縮ガス圧が第１異常値未満に低下したとき、前記
異常表示を取り消すと共に前記再生器の燃焼量を元に戻
す信号を発する吸収冷凍機の保護装置であるから、吸収
冷凍機の圧力異常などを容易に且つ正確に判断すること
が可能であり、且つ、再生器の運転を継続して吸収冷凍
機から冷水あるいは温水を負荷に継続して供給すること
ができる。また、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器など
を配管接続して構成される吸収冷凍機の保護装置であっ
て、吸収器から吐出する稀液の温度を検出する温度検出
器と、この温度検出器が検出する稀液温度を演算処理す
るデータ処理器と、このデータ処理器の演算結果を表示
する表示器とから構成され、前記稀液温度が所定の設定
値を超えるか、あるいは所定の設定速度以上で上昇する
とき、前記表示器に異常予知情報を表示することを特徴
とする吸収冷凍機の保護装置であり、再生器、凝縮器、
蒸発器、吸収器などを配管接続して構成される吸収冷凍
機の保護装置であって、吸収器から吐出する稀液の温度
と冷却水温度との温度差を検出する手段と、この温度差
検出手段が検出する温度差を演算処理するデータ処理器
と、このデータ処理器の演算結果を表示する表示器とか
ら構成され、前記温度差が所定の設定値を超えるか、あ
るいは所定の設定速度以上で拡大するとき、前記表示器
に異常予知情報を表示することを特徴とする吸収冷凍機
の保護装置であるから、異常によって吸収冷凍機が停止
する前に機器のメンテナンスなどが可能であり、吸収冷
凍機の保守管理面において多大な効果を奏するものであ
る。
凝縮ガスを貯留する不凝縮ガスタンクを再生器、凝縮
器、蒸発器、吸収器などと共に配管接続して構成される
吸収冷凍機の保護装置であって、不凝縮ガスタンクに設
置する圧力検出器と、この圧力検出器が検出する不凝縮
ガス圧を演算処理するデータ処理器と、このデータ処理
器の演算結果を表示する表示器とから構成され、前記不
凝縮ガス圧が所定の設定速度以上で複数回上昇したと
き、前記表示器に異常予知情報を表示することを特徴と
する吸収冷凍機の保護装置であり、通常の運転に伴う圧
力上昇と空気の漏れ込みあるいは不凝縮ガスの排出能力
の低下などによる圧力上昇とを判断して事前に適切な処
置をとることができる。また、前記不凝縮ガス圧に第１
異常値と第２異常値とを設け、前記不凝縮ガス圧が第１
異常値を超え、且つ所定の設定速度以上で複数回圧力上
昇したとき前記表示器に異常予知情報を表示し、前記不
凝縮ガス圧が第２異常値を超えたとき前記表示器に異常
表示を行い、且つ再生器の燃焼量を絞る信号を発し、前
記不凝縮ガス圧が第１異常値未満に低下したとき、前記
異常表示を取り消すと共に前記再生器の燃焼量を元に戻
す信号を発する吸収冷凍機の保護装置であるから、吸収
冷凍機の圧力異常などを容易に且つ正確に判断すること
が可能であり、且つ、再生器の運転を継続して吸収冷凍
機から冷水あるいは温水を負荷に継続して供給すること
ができる。また、再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器など
を配管接続して構成される吸収冷凍機の保護装置であっ
て、吸収器から吐出する稀液の温度を検出する温度検出
器と、この温度検出器が検出する稀液温度を演算処理す
るデータ処理器と、このデータ処理器の演算結果を表示
する表示器とから構成され、前記稀液温度が所定の設定
値を超えるか、あるいは所定の設定速度以上で上昇する
とき、前記表示器に異常予知情報を表示することを特徴
とする吸収冷凍機の保護装置であり、再生器、凝縮器、
蒸発器、吸収器などを配管接続して構成される吸収冷凍
機の保護装置であって、吸収器から吐出する稀液の温度
と冷却水温度との温度差を検出する手段と、この温度差
検出手段が検出する温度差を演算処理するデータ処理器
と、このデータ処理器の演算結果を表示する表示器とか
ら構成され、前記温度差が所定の設定値を超えるか、あ
るいは所定の設定速度以上で拡大するとき、前記表示器
に異常予知情報を表示することを特徴とする吸収冷凍機
の保護装置であるから、異常によって吸収冷凍機が停止
する前に機器のメンテナンスなどが可能であり、吸収冷
凍機の保守管理面において多大な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例１の説明図である。
【図２】実施例１における圧力上昇カーブを示す説明図
である。
である。
【図３】実施例２の説明図である。
１１ 高温再生器 １２ 低温再生器 １３ 凝縮器 １４ 蒸発器 １５ 吸収器 １６ 高温熱交換器 １７ 低温熱交換器 １８ 冷媒液タンク １９ 不凝縮ガスタンク ２１ 管路 ２２ 管路 ２３ エジェクター ２４ 管路 ２５ 管路 ２６ パラジウムセル ３１ 冷却水管 ５１ 圧力検出器 ５２ データ処理器 ５３ 表示器 ５４ ガスバーナ ５５ 燃料供給管 ５６ 制御弁 ５７ 温度検出器 ５８ 温度検出器
Claims (4)
- 【請求項１】 不凝縮ガスを貯留する不凝縮ガスタンク
を再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などと共に配管接続
して構成される吸収冷凍機の保護装置であって、不凝縮
ガスタンクに設置する圧力検出器と、この圧力検出器が
検出する不凝縮ガス圧を演算処理するデータ処理器と、
このデータ処理器の演算結果を表示する表示器とから構
成され、前記不凝縮ガス圧が所定の設定速度以上で複数
回上昇したとき、前記表示器に異常予知情報を表示する
ことを特徴とする吸収冷凍機の保護装置。 - 【請求項２】 不凝縮ガスを貯留する不凝縮ガスタンク
を再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などと共に配管接続
して構成される吸収冷凍機の保護装置であって、不凝縮
ガスタンクに設置する圧力検出器と、この圧力検出器が
検出する不凝縮ガス圧を演算処理するデータ処理器と、
このデータ処理器の演算結果を表示する表示器とから構
成され、前記不凝縮ガス圧に第１異常値と第２異常値と
を設け、前記不凝縮ガス圧が第１異常値を超え、且つ所
定の設定速度以上で複数回圧力上昇したとき前記表示器
に異常予知情報を表示し、前記不凝縮ガス圧が第２異常
値を超えたとき前記表示器に異常表示を行い、且つ再生
器の燃焼量を絞る信号を発し、前記不凝縮ガス圧が第１
異常値未満に低下したとき、前記異常表示を取り消すと
共に前記再生器の燃焼量を元に戻す信号を発することを
特徴とする吸収冷凍機の保護装置。 - 【請求項３】 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを
配管接続して構成される吸収冷凍機の保護装置であっ
て、吸収器から吐出する稀液の温度を検出する温度検出
器と、この温度検出器が検出する稀液温度を演算処理す
るデータ処理器と、このデータ処理器の演算結果を表示
する表示器とから構成され、前記稀液温度が所定の設定
値を超えるか、あるいは所定の設定速度以上で上昇する
とき、前記表示器に異常表示することを特徴とする吸収
冷凍機の保護装置。 - 【請求項４】 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを
配管接続して構成される吸収冷凍機の保護装置であっ
て、吸収器から吐出する稀液の温度と冷却水温度との温
度差を検出する手段と、この温度差検出手段が検出する
温度差を演算処理するデータ処理器と、このデータ処理
器の演算結果を表示する表示器とから構成され、前記温
度差が所定の設定値を超えるか、あるいは所定の設定速
度以上で拡大するとき、前記表示器に異常表示すること
を特徴とする吸収冷凍機の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27715991A JP3187878B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 吸収冷凍機の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27715991A JP3187878B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 吸収冷凍機の保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587421A true JPH0587421A (ja) | 1993-04-06 |
| JP3187878B2 JP3187878B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=17579627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27715991A Expired - Fee Related JP3187878B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 吸収冷凍機の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3187878B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018124228A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | ナブテスコ株式会社 | 異物除去装置の監視システム、異物除去システムおよび異物除去装置の監視方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11991858B2 (en) | 2021-02-17 | 2024-05-21 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Two phase coolant management |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP27715991A patent/JP3187878B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018124228A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | ナブテスコ株式会社 | 異物除去装置の監視システム、異物除去システムおよび異物除去装置の監視方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3187878B2 (ja) | 2001-07-16 |
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