JPH0587201A - 変速装置 - Google Patents

変速装置

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JPH0587201A
JPH0587201A JP3273155A JP27315591A JPH0587201A JP H0587201 A JPH0587201 A JP H0587201A JP 3273155 A JP3273155 A JP 3273155A JP 27315591 A JP27315591 A JP 27315591A JP H0587201 A JPH0587201 A JP H0587201A
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JP
Japan
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pulley
pulley member
fixed
transmission
movable pulley
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Withdrawn
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JP3273155A
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English (en)
Inventor
Akihiko Muramatsu
昭彦 村松
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン回転数に対応して連続的かつ無段変
速を可能とする変速装置を提供すること。 【構成】 出力軸4に設けられた主動プーリ16と、推
進軸6,7に設けられた従動プーリ17との間にVベル
ト17が掛け回されている。主動プーリ16を構成する
可動プーリ部材21はボール30が遠心力で外側に移動
しようとする力で固定プーリ部材20に向って接近して
ベルト巻回直径を大径化するようになっている。主動プ
ーリ16のベルト巻回直径の大径化に伴ない従動プーリ
17は、可動プーリ部材37が固定プーリ部材36より
離間してベルト巻回直径を小さくし推進軸6,7側を増
速する。エンジン出力の低下ないし停止時には、各可動
プーリ部材21,37はそれぞれ付勢するコイルばね2
7,43の付勢力で初期位置に複帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変速装置に係り、特に
ジェット推進艇などの小型船舶における出力軸と推進軸
との間に装備される変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジェット推進艇のような小型船舶
にあっては、小型,軽量化を図る観点から、インペラを
備えた推進軸はエンジンの出力軸に直結されているもの
が殊んどであった。
【0003】しかし、このように推進軸を直結した場
合、インペラによるポンプ吸引出力に自ずと限界がある
ことに起因して高出力化を図ることは困難であり、これ
を解消するには、大型の高出力エンジンを搭載しなけれ
ばならず、小型化という要請に逆行せざるを得ないとい
う問題があった。
【0004】そこで、エンジンの出力軸と推進軸との間
に変速装置を設けることにより、小型エンジンであって
も所望のポンプ吸引出力を確保することが提案されてい
る。(特開昭61−67695号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記既
提案の変速装置は、エンジンの出力軸および推進軸(イ
ンペラ軸)に歯車をそれぞれ設ける構成であるため、変
速比を多段階に変化させることができないという欠点が
あった。
【0006】このような欠点を解消するために、径の異
なる複数の歯車を設けると同時に、所定のクラッチを設
けることが考えられるが、かかる場合には変速装置自体
の大型化を余儀なくされるばかりでなく、これに伴って
高重量化を惹起せしめるという別の問題を生じ、さらに
構造の複雑化も回避し得ないという欠点がある。その
上、歯車による変速比の切換は、当該切換時に出力落ち
込みをも伴なう欠点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、軽量,小型化と
いう要請を満たすための小型エンジンを採用しても、推
進力の高出力化が図れるとともに、出力軸の回転速度に
伴なう変速比の無段階かつ連続的な変化を自動的に行な
うことができる変速装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、エンジンの出力軸に設けられた主動プー
リと、推進軸に設けられた従動プーリと、これらプーリ
間に掛け回されたVベルトとを備えた無段変速装置にお
いて、前記主動プーリおよび従動プーリは、それぞれの
軸に固定された固定プーリ部材と、この固定プーリ部材
に対して進退可能に軸支されてベルト巻回直径が可変に
設けられた可動プーリ部材とにより構成され、前記主動
プーリにおける可動プーリ部材には、当該可動プーリ部
材を所定の遠心力で固定プーリ部材側に移動させるボー
ルが当接されるよう出力軸の周方向に収容されていると
ともに、各可動プーリ部材は付勢手段を介して初期位置
に複帰するよう付勢されている。
【0009】さらに本発明は、前記推進軸を複数設け、
これら推進軸に従動プーリをそれぞれ設けるとともに、
これら従動プーリに個々に対応したVベルトを主動プー
リとの間に巻回させて各推進軸に対する変速比を個別的
に変化可能に設け、これにより前記目的をより良く達成
せんとする構成が採られている。
【0010】
【作用】エンジンの駆動により出力軸が回転すると、推
進軸は前記主動プーリおよび従動プーリ間に掛け回され
たVベルトを介して回転駆動され、推進軸に固定された
インペラもしくはプロペラの回転で所定の推進力が与え
られる。出力軸の回転に伴ない、前記ボールは遠心力に
より外方へ移動しようとする力が働き、これにより主動
プーリを構成する可動プーリ部材はボールに押圧されて
固定プーリ部材に向って出力軸上を移動し、これによっ
て主動プーリのベルト巻回直径を大とする。この一方、
従動プーリの可動プーリ部材は、前記主動プーリのベル
ト巻回直径の大径化に対応して固定プーリ部材より離れ
る方向に推進軸上を移動して当該従動プーリにおけるベ
ルト巻回直径を小さくし、これにより無段かつ連続した
変速が行なわれることとなる。
【0011】前記出力軸の回転速度の低下ないしエンジ
ン駆動を停止したときは、各可動プーリ部材に作用する
付勢手段の付勢力により、可動プーリ部材はそれぞれに
対応した固定プーリ部材に対して離間,接近移動ないし
初期位置へ複帰することとなる。
【0012】
【発明の実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0013】図1および図2には、本発明に係る変速装
置がジェット推進艇に適用された第1実施例が示されて
いる。これらの図において、ジェット推進艇1の船体ボ
デー2内にはエンジン3が収容されている。エンジン3
より突出された出力軸4の先端側には変速装置5を介し
て2本の推進軸6,7が連結されている。推進軸6,7
の先端側にはインペラ10,10が設けられ、これらイ
ンペラ10,10を含む推進軸6,7の所定領域は船体
ボデー2の底部に画成されたハウジング12内に位置さ
れ、インペラ10,10の回転によって底部より吸引さ
れた水を後部より噴出させることにより所定の推進力が
得られるようになっている。
【0014】図3には前記エンジン3の非駆動時におけ
る変速装置の内部構造が示されている。この図におい
て、変速装置5は軸受ケース15内における出力軸4の
外周に設けられた主動プーリ16と、推進軸6,7の外
周に設けられた、従動プーリ17,17と、これら主動
プーリ16および従動プーリ17,17間にそれぞれ掛
け回されたVベルト18,18とを含み構成されてい
る。
【0015】前記主動プーリ16は、軸受ケース15内
における出力軸4の軸方向中央部に固定された一個の固
定プーリ部材20と、この固定プーリ部材20と所定間
隔をおいて出力軸4外周に設けられた一対の可動プーリ
部材21とにより構成されている。本実施例では、可動
プーリ部材は固定プーリ部材20の左右に設けられ、計
2個の主動プーリ16,16が設けられている。固定プ
ーリ部材20は、出力軸4に対する固定部すなわち中央
部が肉厚で、外周部が次第に肉薄となるように傾斜面2
0Aが両側に形成され、断面形状が略二等辺三角形とな
る形状を備えている。
【0016】前記各可動プーリ部材21は、出力軸4の
軸方向に沿って設けられたガイド部材22に案内され固
定プーリ部材21に対して進退可能に設けられた内筒2
3と、この内筒23と同心上に設けられた外筒24と、
これら内筒23および外筒24を連結する連結部25と
を備え、この連結部25は前記固定プーリ部材20の傾
斜面20Aと対応するように外側が次第に拡開する傾斜
面25Aが形成されている。また、内筒23と固定プー
リ部材20との間には付勢手段としてのコイルばね27
が介装され、可動プーリ部材21が常時は固定プーリ部
材20から離間する方向である初期位置(図3参照)に
付勢され、この付勢力に抗して可動プーリ部材21が固
定プーリ部材20側に移動することによって主動プーリ
16におけるVベルト17の巻回直径が無断かつ連続的
に大径化するように変化する構成になっている。(図4
参照)
【0017】前記内筒23と外筒24とにより画成され
る空間内にはボール30が収容されている。このボール
30は内筒23と外筒24とによる空間を閉塞するよう
出力軸4に挿通固定された略皿状のストッパ部材31に
より脱落防止されている。なお、ボール30は本実施例
では出力軸4の円周方向に6個収容されているが、かか
る収容数は限定されるものではない。このボール30は
出力軸4の回転により主動プーリ16が回転したときの
遠心力で、可動プーリ部材21を図3に示される初期位
置から前記コイルばね27の付勢力に抗して固定プーリ
部材20側に移動させ、可動プーリ部材21の外筒24
の端部に固定されたストッパリング33と前記ストッパ
部材31とが当接する位置まで移動可能に設けられてい
る。
【0018】前記各従動プーリ17は、推進軸6,7の
外周方向側に設けられた固定筒35の一端に固定された
固定プーリ部材36と、この固定プーリ部材36に対し
て推進可能に設けられた可動プーリ部材37とにより構
成されている。これら固定プーリ部材36および可動プ
ーリ部材37は、中央部相互間の離間幅が狭く、外周縁
側が広くなるようにそれぞれ設けられ、前記主動プーリ
16と同様に傾斜面36A,37Aをそれぞれ有する構
成となっている。
【0019】可動プーリ部材37は、その内周縁側で前
記固定筒35の外周面上に遊嵌された筒状のスライダ3
9に固定されている。このスライダ39の軸方向所定領
域には、ガイド溝40が穿設されており、このガイド溝
40内には前記固定筒35より突設された係合ピン41
の頭部が係合され、この係合ピン41およびガイド溝4
0によりスライダ39は固定筒35と共に回転可能に設
けられているとともに、軸方向移動可能に設けられ、ひ
いては可動プーリ部材37が固定プーリ部材36に対し
て進退可能となっている。
【0020】前記可動プーリ部材37の反固定プーリ部
材側の面には、常時は図3の状態で示す初期位置に可動
プーリ部材37を位置させるための付勢手段としてのコ
イルばね43の一端が当接されている。このコイルばね
43の他端は、前記固定筒35の端部外周面にナット部
材44を介してねじ止め固定されたばね受け筒45に当
接されている。
【0021】前記従動プーリ17は、図3で示される状
態で当該従動プーリ17におけるベルト巻回直径を最大
とし、図4に示されるように、主動プーリ16のベルト
巻回径が大となるにつれて従動プーリ17における可動
プーリ部材37がコイルばね43の付勢力に抗して固定
プーリ部材36から離間してベルト巻回径を小さくする
ようになっている。この際、主動プーリ16および従動
プーリ17をそれぞれ構成する各プーリ部材20,21
および36,37の相対向する面は傾斜面とされている
ため、Vベルト18の両側面を図示の如く傾斜する形状
とすることによって前記ベルト巻回直径の変位がよりス
ムースに行なわれるようになっている。
【0022】次に前記実施例の作用につき、図5をも参
照しながら説明する。
【0023】今、エンジン3が非駆動状態にあると仮定
すると、主動プーリ16を構成する各可動プーリ部材2
1,21はコイルばね27の付勢力によって固定プーリ
部材20から離間した状態である初期位置に維持されて
ベルト巻回直径を最小にする一方、各従動プーリ17を
構成する可動プーリ部材37,37はコイルばね43の
付勢力によって固定プーリ部材36に最も接近した状態
である初期位置に維持されてベルト巻回直径を最大とさ
れている。
【0024】次いで、エンジン3を始動により出力軸4
を回転駆動させて次第に増速すると、図5に示されるよ
うに、推進軸6,7はA点より次第に回転数を上昇す
る。そして、B点にてボール30に加わる遠心力がコイ
ルばね27の付勢力に打ち勝つと、ストッパ部材31の
外周縁側形状に沿ってボール30は外方へ振られるよう
に移動を開始する。この時、可動プーリ部材21,21
は固定プーリ部材20に向って次第に接近するように出
力軸4上を移動し、これに伴なって主動プーリ16にお
けるベルト巻回直径を次第に大径化させる。この一方、
従動プーリ17は、主動プーリ16のベルト巻回径の大
径化に対応して各可動プーリ部材37はコイルばね43
の付勢力に抗して固定プーリ部材36より離間する方向
に推進軸6,7上を移動し、当該従動プーリ17におけ
るベルト巻回径を次第に小径化させる。
【0025】そして、可動プーリ部材21のストッパリ
ンク33がストッパ部材31に係合すると、固定プーリ
部材20側への移動が規制され、ボール30が最も外側
に位置するC点に至ると(図4参照)、これ以後はエン
ジン3の回転数と一定の関係で増速されることとなる。
【0026】エンジン3の回転数を小さくした場合に
は、前述とは逆の態様で主動プーリ16および各従動プ
ーリ17はそれぞれにおけるベルト巻回径を変化させる
こととなり、エンジン3を停止すれば、図3に示される
ように、可動プーリ部材21,37はそれぞれに付与さ
れているコイルばね27,43の付勢力によって初期位
置へと複帰することとなる。
【0027】従って、前記第1実施例によれば、主動プ
ーリ16には単一の出力軸4上に共用される固定プーリ
部材20に対して進退可能となった2つの可動プーリ部
材21を設けてそれぞれにVベルト18を巻回するとと
もに、これらVベルト18を2本の推進軸6,7上に設
けられた従動プーリ17,17に別個に巻回する構成と
したから、より大きな推進力を得ることが実現できる。
また、変速はボール30に与えられる遠心力を利用して
主動プーリ16のベルト巻回径を次第に変化させて行な
う構成であるから、エンジン3の回転数に対応して連続
的かつ無段階に行なうことができ、歯車を用いた変速装
置に顕出するギア切換時の出力落ち込みも有効に回避で
きるという効果が得られ、同時に変速比切換のためのク
ラッチ機構等も不要とするものであるから、装置大型化
ないしは重量化をよりよく抑制することができる。その
上、歯車を用いた変速装置に比して安価に製造すること
ができる。
【0028】また、前記ベルト巻回径の変化に際して
は、主動プーリ16および従動プーリ17を構成する各
プーリ部材20,21,36,37に傾斜面20A,2
5A,36A,37Aを形成し、これに対応してVベル
ト18の両側面を傾斜させる形状に設けたから、スムー
スなベルト巻回径の変化を許容でき、Vベルト18等に
無理な負荷が加えられることもない。
【0029】さらに、前記V1ベルト18は2つ設けて
各推進軸6,7の動力伝達を別個としたから、ジェット
推進艇1が左右いずれかの方向に旋回しつつ推進したと
きに、各推進軸6,7に与えられる異なる抵抗に応じて
個々のベルト巻回直径が変化し得るから、旋回時の操舵
も用意に行なえるという効果がある。
【0030】次に本発明の第2実施例につき、図6およ
び図7に基づいて説明する。
【0031】第2実施例は出力軸4に対応して単一の推
進軸6とした点が前記第1実施例と異なっている。すな
わち、出力軸4には各1つの固定プーリ部材20と可動
プーリ部材21とにより構成された主動プーリ16を設
け、この主動プーリ16と推進軸6の従動プーリ17と
の間にVベルト18を掛け回す構成とされている。その
他の点は前記第1実施例と同様の構成となっている。
【0032】このような第2実施例においても前記第1
実施例と同様の作用,効果を奏する他、より小型のジェ
ット推進艇における小型エンジンを採用した場合におい
ても高出力確保が期待できるという利点がある。
【0033】なお、前記実施例においては本発明の変速
装置5がジェット推進艇1に適用された場合について図
示,説明したが、スクリューで駆動される船外機等の変
速装置にも適用可能である。
【0034】また、前記各可動プーリ部材21,37を
初期位置へ複帰させるための付勢手段は、コイルばね2
7,43に限らず、その他板ばねを用いたり、油圧等を
利用するものでもよい。但し、前記実施例のような構成
にすれば、軽量化ならびに構成の簡易化を図る上で有利
である。さらにコイルばね27,43の設置位置は前記
構成以外であっても、所定の位置複帰が可能である限り
種々設計変更が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンジン回転数に対応して連続的かつ無段階に推進軸を
変速することができ、変速時の一時的出力低下を回避で
きるとともに、自動的切換を可能としたことで変速比切
換動作を一掃でき、クラッチ等の設置を要求されること
なく装置全体の大型化を極力抑制できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変速装置がジェット推進艇に適用
された第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】前記実施例における変速装置のエンジン非駆動
時の初期状態を示す拡大断面図である。
【図4】前記実施例における変速装置の最大増速時を示
す図3と同様の図である。
【図5】前記実施例の作用を説明するための線図であ
る。
【図6】第2実施例を示す図1と同様の平面図である。
【図7】前記第2実施例の変速装置を示す図4と同様の
図である。
【符号の説明】
4・・・・・・・出力軸 5・・・・・・・変速装置 6,7・・・・・推進軸 16・・・・・・主動プーリ 17・・・・・・従動プーリ 18・・・・・・Vベルト 20,36・・・固定プーリ部材 21,37・・・可動プーリ部材 27,43・・・付勢手段としてのコイルばね 30・・・・・・ボール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸に設けられた主動プー
    リと、推進軸に設けられた従動プーリと、これらプーリ
    間に掛け回されたVベルトとを備えた変速装置におい
    て、前記主動プーリおよび従動プーリは、それぞれの軸
    に固定された固定プーリ部材と、この固定プーリ部材に
    対して進退可能に軸支されてベルト巻回直径が可変に設
    けられた可動プーリ部材とにより構成され、前記主動プ
    ーリにおける可動プーリ部材には、当該可動プーリ部材
    を所定の遠心力で固定プーリ部材側に移動させるボール
    が当接されるよう出力軸の周方向に収容されているとと
    もに、各可動プーリ部材は付勢手段を介して初期位置に
    複帰するよう付勢されていることを特徴とする変速装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記推進軸は複数本
    設けられているとともに、各推進軸に前記従動プーリが
    それぞれ設けられ、これら従動プーリは前記出力軸に固
    定された固定プーリ部材と当該固定プーリ部材に対して
    推進可能に設けられた複数の可動プーリ部材とにより構
    成される主動プーリにそれぞれ個別にベルト連結されて
    いることを特徴とする変速装置。
JP3273155A 1991-09-25 1991-09-25 変速装置 Withdrawn JPH0587201A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043696A1 (de) * 1999-01-20 2000-07-27 Zf Friedrichshafen Ag Schiffsgetriebestufe mit veränderlicher übersetzung
US8277192B2 (en) 2007-02-28 2012-10-02 Hitachi, Ltd. Turbine blade

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WO2000043696A1 (de) * 1999-01-20 2000-07-27 Zf Friedrichshafen Ag Schiffsgetriebestufe mit veränderlicher übersetzung
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