JPH0586050B2 - - Google Patents
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- JPH0586050B2 JPH0586050B2 JP2093262A JP9326290A JPH0586050B2 JP H0586050 B2 JPH0586050 B2 JP H0586050B2 JP 2093262 A JP2093262 A JP 2093262A JP 9326290 A JP9326290 A JP 9326290A JP H0586050 B2 JPH0586050 B2 JP H0586050B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D3/00—Devices using other cold materials; Devices using cold-storage bodies
- F25D3/10—Devices using other cold materials; Devices using cold-storage bodies using liquefied gases, e.g. liquid air
-
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明は超伝導磁石の初期冷却動作の際に使用
される低温予冷器に関するものである。
される低温予冷器に関するものである。
現在使用されている超伝導磁石は極低温で動作
する。これらの磁石を始動するためには、磁石か
ら顕熱を取り去つて室温から極低温まで冷却しな
ければならない。全身磁気共鳴イメージングのた
めに使用される磁石の質量が大きいため、取り去
るべきエネルギーの量がかなり大きい。通常、定
常状態動作に対する大きさになつている低温冷却
器を使用する磁石の緩冷には何日もかかることが
あり得る。ところで、磁石の高速冷却では熱応力
が生じ、これにより磁石が構造的に破損すること
が起り得る。磁石シールドのまわりにゆるやかに
巻かれた管に低温液を通すことによりシールドを
冷却するための低温冷却器をそなえた磁石におい
て、現在、予冷が行なわれている。このため、付
加的な配管と付加的な物理的スペースが必要とな
る。
する。これらの磁石を始動するためには、磁石か
ら顕熱を取り去つて室温から極低温まで冷却しな
ければならない。全身磁気共鳴イメージングのた
めに使用される磁石の質量が大きいため、取り去
るべきエネルギーの量がかなり大きい。通常、定
常状態動作に対する大きさになつている低温冷却
器を使用する磁石の緩冷には何日もかかることが
あり得る。ところで、磁石の高速冷却では熱応力
が生じ、これにより磁石が構造的に破損すること
が起り得る。磁石シールドのまわりにゆるやかに
巻かれた管に低温液を通すことによりシールドを
冷却するための低温冷却器をそなえた磁石におい
て、現在、予冷が行なわれている。このため、付
加的な配管と付加的な物理的スペースが必要とな
る。
本発明の1つの目的は過度の熱応力を避けるよ
うに制御された速度で超伝導磁石を急速に冷却し
得る予冷器を提供することである。
うに制御された速度で超伝導磁石を急速に冷却し
得る予冷器を提供することである。
本発明のもう1つの目的は超伝導磁石の巻線ま
たは磁石低温槽の中に付加的な配管や付加的なス
ペースを必要としない予冷器を提供することであ
る。
たは磁石低温槽の中に付加的な配管や付加的なス
ペースを必要としない予冷器を提供することであ
る。
本発明の更にもう1つの目的は超伝導磁石から
完全に取り外すことができ、磁石のコストを上昇
させない予冷器を提供することである。
完全に取り外すことができ、磁石のコストを上昇
させない予冷器を提供することである。
本発明の更にもう1つの目的は既存の多段低温
冷却器インタフエースを使用する予冷器を提供す
ることである。
冷却器インタフエースを使用する予冷器を提供す
ることである。
発明の要約
本発明の一面によれば、2段低温冷却器を使用
し、かつ2段インタフエースをそなえた、超伝導
磁石の初期冷却のための2段予冷器が提供され
る。この予冷器は該予冷器を2段インタフエース
に固定するための取付けフランジをそなえてい
る。第1段および第2段の熱交換器には低温流体
を通すための流路が設けられる。第1段の熱ステ
ーシヨンが第1段の熱交換器に結合されて、それ
らの間に熱の流れを生じさせる。第1の熱絶縁手
段が第1段の熱交換器を取付けフランジに機械的
に結合する。第2段の熱ステーシヨンが第2段の
熱交換器に結合されて、それらの間に熱の流れを
生じさせる。第1段および第2段の熱ステーシヨ
ンは互いから、また取付けフランジから離されて
おり、挿入されたときに2段インタフエースの熱
ステーシヨンに接触する。第2の熱絶縁手段が第
1および第2の熱交換器を機械的に結合する。絶
縁されたパイプがフランジの入力ポートを第1段
の熱交換器の中の流路の一端に接続する。また、
絶縁されたパイプにより第1段の熱交換器の中の
流路の他端が第2段の熱交換器の中の一端に接続
される。もう1つの熱的に絶縁されたパイプが第
2段の熱交換器の流路の他端を取付けフランジの
出口ポートに接続する。
し、かつ2段インタフエースをそなえた、超伝導
磁石の初期冷却のための2段予冷器が提供され
る。この予冷器は該予冷器を2段インタフエース
に固定するための取付けフランジをそなえてい
る。第1段および第2段の熱交換器には低温流体
を通すための流路が設けられる。第1段の熱ステ
ーシヨンが第1段の熱交換器に結合されて、それ
らの間に熱の流れを生じさせる。第1の熱絶縁手
段が第1段の熱交換器を取付けフランジに機械的
に結合する。第2段の熱ステーシヨンが第2段の
熱交換器に結合されて、それらの間に熱の流れを
生じさせる。第1段および第2段の熱ステーシヨ
ンは互いから、また取付けフランジから離されて
おり、挿入されたときに2段インタフエースの熱
ステーシヨンに接触する。第2の熱絶縁手段が第
1および第2の熱交換器を機械的に結合する。絶
縁されたパイプがフランジの入力ポートを第1段
の熱交換器の中の流路の一端に接続する。また、
絶縁されたパイプにより第1段の熱交換器の中の
流路の他端が第2段の熱交換器の中の一端に接続
される。もう1つの熱的に絶縁されたパイプが第
2段の熱交換器の流路の他端を取付けフランジの
出口ポートに接続する。
発明と考えられる主題は特許請求の範囲に明確
に記載されている。しかし、本発明の構成と実施
方法、および上記以外の目的と利点は添付の図面
を参照した以下の説明により明らかとなる。
に記載されている。しかし、本発明の構成と実施
方法、および上記以外の目的と利点は添付の図面
を参照した以下の説明により明らかとなる。
発明の詳しい説明
第1図には2段予冷器が示されている。予冷器
には相互に結合されて同一軸線上にある直径の異
なる2つの円筒形部分11および13が含まれて
いる。直径の大きな部分11は第1段としての役
目を果し、取付けフランジ15に固定されてい
る。そそれぞれ円筒形部分11および13の端に
あるフランジ15ならびに熱ステーシヨン17お
よび19は予冷すべき磁石と一緒に通常使用され
る低温冷却器と同じ外径となるように設計される
ので、予冷器は多段低温冷却器インタフエース
(図示しない)を使用することができる。
には相互に結合されて同一軸線上にある直径の異
なる2つの円筒形部分11および13が含まれて
いる。直径の大きな部分11は第1段としての役
目を果し、取付けフランジ15に固定されてい
る。そそれぞれ円筒形部分11および13の端に
あるフランジ15ならびに熱ステーシヨン17お
よび19は予冷すべき磁石と一緒に通常使用され
る低温冷却器と同じ外径となるように設計される
ので、予冷器は多段低温冷却器インタフエース
(図示しない)を使用することができる。
予冷器の第1段部分11は熱伝導性材料の円筒
形シエル21を含み、シエルの外側表面にはらせ
ん形の溝23が機械加工により形成されている。
シエル21はスリーブ25によつて囲まれてい
る。スリーブ25はシエルのまわりに焼きばめさ
れていて、らせん形の流路を形成するように溝の
外側を閉じている。シエルの軸方向の一端は、予
冷器の第1段の熱ステーシヨン17としての役目
を果す、中央開口をそなえた円板に固定される。
円板は熱伝導率の良い材料で作られる。シエル2
1は第1段すなわち円筒形部分11の軸方向の全
長にわたつて伸びている訳ではない。熱絶縁体と
しての役目を果す、熱伝導率の悪い材料で作られ
た管27が、一端でシエル21の肩に結合され、
他端でフランジ15に結合される。
形シエル21を含み、シエルの外側表面にはらせ
ん形の溝23が機械加工により形成されている。
シエル21はスリーブ25によつて囲まれてい
る。スリーブ25はシエルのまわりに焼きばめさ
れていて、らせん形の流路を形成するように溝の
外側を閉じている。シエルの軸方向の一端は、予
冷器の第1段の熱ステーシヨン17としての役目
を果す、中央開口をそなえた円板に固定される。
円板は熱伝導率の良い材料で作られる。シエル2
1は第1段すなわち円筒形部分11の軸方向の全
長にわたつて伸びている訳ではない。熱絶縁体と
しての役目を果す、熱伝導率の悪い材料で作られ
た管27が、一端でシエル21の肩に結合され、
他端でフランジ15に結合される。
第2段13は熱伝導率の良い材料で作られた中
実の円筒形のコア31を含み、その外側表面には
らせん状の溝33が機械加工により形成されてい
る。スリーブ35がコアに焼きばめされていて、
コアの一端から軸方向に他端まで伸びるらせん状
の流路が形成されている。熱伝導率の良い材料で
作られた円板19がコアの軸方向の一端に固定さ
れ、この円板は第2段に対する熱ステーシヨン1
9としての役目を果す。コア31は第2段13の
軸方向全長にわたつては伸びていない。熱伝導率
の悪い材料で作られた管37がコア31の肩に固
定されている。管37は第1段の円板すなわち熱
ステーシヨン17の開口を通つて伸び、かつ熱ス
テーシヨン17に固定されている。
実の円筒形のコア31を含み、その外側表面には
らせん状の溝33が機械加工により形成されてい
る。スリーブ35がコアに焼きばめされていて、
コアの一端から軸方向に他端まで伸びるらせん状
の流路が形成されている。熱伝導率の良い材料で
作られた円板19がコアの軸方向の一端に固定さ
れ、この円板は第2段に対する熱ステーシヨン1
9としての役目を果す。コア31は第2段13の
軸方向全長にわたつては伸びていない。熱伝導率
の悪い材料で作られた管37がコア31の肩に固
定されている。管37は第1段の円板すなわち熱
ステーシヨン17の開口を通つて伸び、かつ熱ス
テーシヨン17に固定されている。
第1図および第2図に示すように、取付けフラ
ンジ15は入口ポート41および出口ポート43
をそなえている。入口ポート41は熱伝導率の悪
いパイプ45によりシエル21の内部の開口47
に接続されている。開口47はらせん形の流路の
一端と流通している。熱伝導率の低い材料で作ら
れたパイプ51の一端がシエル内部の開口53に
接続されている。開口53はシエル内のらせん形
の流路の出口と流通している。パイプ51の他端
はコア31のらせん形の流路の一端に接続されて
いる。
ンジ15は入口ポート41および出口ポート43
をそなえている。入口ポート41は熱伝導率の悪
いパイプ45によりシエル21の内部の開口47
に接続されている。開口47はらせん形の流路の
一端と流通している。熱伝導率の低い材料で作ら
れたパイプ51の一端がシエル内部の開口53に
接続されている。開口53はシエル内のらせん形
の流路の出口と流通している。パイプ51の他端
はコア31のらせん形の流路の一端に接続されて
いる。
次に第1図および第3図に示すように、コア3
1内のらせん形の流路の他端は軸方向に伸びる孔
55へと伸びている。孔55はコアの中を貫通
し、入口開口の近くの開口で終る。熱伝導率の低
い材料で作られたパイプ57がこの開口から出口
ポート43まで伸びる。圧力逃し弁61が予冷器
内部と流れが通じるようにフランジ15に固定さ
れている。
1内のらせん形の流路の他端は軸方向に伸びる孔
55へと伸びている。孔55はコアの中を貫通
し、入口開口の近くの開口で終る。熱伝導率の低
い材料で作られたパイプ57がこの開口から出口
ポート43まで伸びる。圧力逃し弁61が予冷器
内部と流れが通じるようにフランジ15に固定さ
れている。
本実施例では、熱伝導率の高い材料が必要なと
き銅が使用される。熱伝導率の悪い材料が必要な
ときはステンレス鋼が使用される。ステンレス鋼
の管はそれを通る熱流を更に小さくするため厚さ
が約30ミル(0.762mm)の薄い壁で作られる。焼
きばめされるスリーブは銅で作られる。フランジ
はステンレス鋼で作ることができる。銅と銅の結
合は電子ビーム溶接によつて形成することができ
る。銅をステンレス鋼に結合するためろう付けを
使うことができる。ろう付けは銅65%と金35%と
の合金のようなろう付け合金を使つて雰囲気が水
素または真空の炉の中で行なうことができる。
き銅が使用される。熱伝導率の悪い材料が必要な
ときはステンレス鋼が使用される。ステンレス鋼
の管はそれを通る熱流を更に小さくするため厚さ
が約30ミル(0.762mm)の薄い壁で作られる。焼
きばめされるスリーブは銅で作られる。フランジ
はステンレス鋼で作ることができる。銅と銅の結
合は電子ビーム溶接によつて形成することができ
る。銅をステンレス鋼に結合するためろう付けを
使うことができる。ろう付けは銅65%と金35%と
の合金のようなろう付け合金を使つて雰囲気が水
素または真空の炉の中で行なうことができる。
低温冷却器の第1段がシールドを冷却し、第2
段が磁石巻線を冷却するような低温冷却器を使用
する磁石に関連して予冷器の動作を説明する。こ
の型式の磁石は米国特許出願第215165号(1988年
7月5日出願)に示されている。動作について
は、予冷器が低温冷却器インタフエースの、低温
冷却器に取つて代わる。インジウムのように伝熱
特性の良い軟かい材料が予冷器の熱ステーシヨン
とインタフエースの熱ステーシヨンとの間のイン
タフエースで使用される。磁石低温槽(図示しな
い)が真空状態に排気される。液体窒素のような
低温液体が入口ポート41に供給されて、パイプ
45によつてシエル21のらせん形流路に運ばれ
る。ステンレス鋼のパイプおよび管27によつ
て、予冷器の外側と第1段の熱ステーシヨン17
との間の熱伝導が小さくなる。らせん形流路の遠
心作用によつて増強された強制対流沸騰により最
初に、第1段の熱ステーシヨン17と低温冷却器
の第1段11に接続されたシールド(図示しな
い)とが冷却される。沸騰液から生ずる低温蒸気
は予冷器の第2段に入つて、第2段を徐々に冷却
する。ステンレス鋼のパイプ51によつて、第1
段と第2段との間の熱伝導が小さくなる。低温蒸
気を使つた第2段のこの最初の冷却の間、磁石と
シールド(図示しない)との間の半径方向の熱交
換によつて磁石が徐々に、かつ一様に予冷され
る。シールドが充分に冷たくなると、予冷器の第
2段13に強制対流沸騰が生じ、磁石がより急速
に冷却される。冷却終了に近づくにつれて、冷却
液の無駄使いを避けるために冷却剤の流量を徐々
に小さくしなければならない。排出ポートから出
てくる冷却剤を観察し、蒸気とともに液体が排出
されていれば流量を小さくすることにより、必要
な流量の調整を行うことができる。
段が磁石巻線を冷却するような低温冷却器を使用
する磁石に関連して予冷器の動作を説明する。こ
の型式の磁石は米国特許出願第215165号(1988年
7月5日出願)に示されている。動作について
は、予冷器が低温冷却器インタフエースの、低温
冷却器に取つて代わる。インジウムのように伝熱
特性の良い軟かい材料が予冷器の熱ステーシヨン
とインタフエースの熱ステーシヨンとの間のイン
タフエースで使用される。磁石低温槽(図示しな
い)が真空状態に排気される。液体窒素のような
低温液体が入口ポート41に供給されて、パイプ
45によつてシエル21のらせん形流路に運ばれ
る。ステンレス鋼のパイプおよび管27によつ
て、予冷器の外側と第1段の熱ステーシヨン17
との間の熱伝導が小さくなる。らせん形流路の遠
心作用によつて増強された強制対流沸騰により最
初に、第1段の熱ステーシヨン17と低温冷却器
の第1段11に接続されたシールド(図示しな
い)とが冷却される。沸騰液から生ずる低温蒸気
は予冷器の第2段に入つて、第2段を徐々に冷却
する。ステンレス鋼のパイプ51によつて、第1
段と第2段との間の熱伝導が小さくなる。低温蒸
気を使つた第2段のこの最初の冷却の間、磁石と
シールド(図示しない)との間の半径方向の熱交
換によつて磁石が徐々に、かつ一様に予冷され
る。シールドが充分に冷たくなると、予冷器の第
2段13に強制対流沸騰が生じ、磁石がより急速
に冷却される。冷却終了に近づくにつれて、冷却
液の無駄使いを避けるために冷却剤の流量を徐々
に小さくしなければならない。排出ポートから出
てくる冷却剤を観察し、蒸気とともに液体が排出
されていれば流量を小さくすることにより、必要
な流量の調整を行うことができる。
予冷器の多段機能のため、まず磁石シールドを
冷却した後、磁石自体を冷却することができる。
磁石の初期の徐冷により磁石巻線内の温度勾配が
小さくなり、その結果、熱応力が小さくなる。
冷却した後、磁石自体を冷却することができる。
磁石の初期の徐冷により磁石巻線内の温度勾配が
小さくなり、その結果、熱応力が小さくなる。
場合によつては、予冷の間に異なる冷却液使う
のが有利になることがある。77〓までの最初の冷
却に対しては液体窒素を使うことができ、更に冷
却するため液体ヘリウムを使うことができる。第
2段の熱ステーシヨン19を冷却して磁石自体を
シールドの温度より低い温度に冷却するために液
体ヘリウムを導入するときは冷却剤の流れの方向
を変えることが望ましいことがある。冷却が完了
すると、予冷器は除去され、低温冷却器に置き換
えられる。配管および流路から冷却液が漏れて予
冷器内部で気化することによつて生じる圧力の上
昇を防止するために圧力逃し弁61が設けられて
いる。熱交換器に冷却液を導入する前に予冷器内
部を排気することもできるが、これは必ずしも必
要ではない。
のが有利になることがある。77〓までの最初の冷
却に対しては液体窒素を使うことができ、更に冷
却するため液体ヘリウムを使うことができる。第
2段の熱ステーシヨン19を冷却して磁石自体を
シールドの温度より低い温度に冷却するために液
体ヘリウムを導入するときは冷却剤の流れの方向
を変えることが望ましいことがある。冷却が完了
すると、予冷器は除去され、低温冷却器に置き換
えられる。配管および流路から冷却液が漏れて予
冷器内部で気化することによつて生じる圧力の上
昇を防止するために圧力逃し弁61が設けられて
いる。熱交換器に冷却液を導入する前に予冷器内
部を排気することもできるが、これは必ずしも必
要ではない。
次に第4図および第5図には、本発明による予
冷器のもう1つの実施例が示されている。この予
冷器は同一軸線上にあつて相互に結合された2個
の直径の異なる円筒形部分71および73を有す
る。直径が大きい方の円筒形部分71が第1段と
しての役目を果し、取付けフランジ75に固定さ
れている。それぞれ円筒形部分71および73の
端にあるフランジ77および熱ステーシヨン79
は予冷すべき磁石と一緒に通常使用される低温冷
却器と同じ寸法となるように設計される。これに
より、予冷器は低温冷却器インタフエースを使用
することが可能となる。
冷器のもう1つの実施例が示されている。この予
冷器は同一軸線上にあつて相互に結合された2個
の直径の異なる円筒形部分71および73を有す
る。直径が大きい方の円筒形部分71が第1段と
しての役目を果し、取付けフランジ75に固定さ
れている。それぞれ円筒形部分71および73の
端にあるフランジ77および熱ステーシヨン79
は予冷すべき磁石と一緒に通常使用される低温冷
却器と同じ寸法となるように設計される。これに
より、予冷器は低温冷却器インタフエースを使用
することが可能となる。
低温冷却器の第1段の部分71は伝熱材料の円
筒形シエル81を含む。シエル81の外側表面に
は逆流式らせん形溝83が機械加工により形成さ
れている。シエルはスリーブ85で取り囲まれて
いる。スリーブ85が焼きばめされて溝の外側を
閉じることにより、一端かららせん状に下に伸び
て他端に達した後にらせん状に最初の端へ戻るら
せん状流路が形成され、その内の流れを一方向に
通す流路部分が流れを反対方向に通す流路部分の
間にはさまれるように構成されている。シエル8
1の軸方向の一端には予冷器の第1段熱ステーシ
ヨン77としての役目を果す、中心開口を有する
円板が一体に形成されている。シエル81および
そのまわりのスリーブ85は第1段71の軸方向
全長にわたつて伸びている訳ではない。熱伝導率
の悪い材料で作られた管87が一端でシエル81
に形成された肩に結合され、他端でフランジ75
に結合されている。
筒形シエル81を含む。シエル81の外側表面に
は逆流式らせん形溝83が機械加工により形成さ
れている。シエルはスリーブ85で取り囲まれて
いる。スリーブ85が焼きばめされて溝の外側を
閉じることにより、一端かららせん状に下に伸び
て他端に達した後にらせん状に最初の端へ戻るら
せん状流路が形成され、その内の流れを一方向に
通す流路部分が流れを反対方向に通す流路部分の
間にはさまれるように構成されている。シエル8
1の軸方向の一端には予冷器の第1段熱ステーシ
ヨン77としての役目を果す、中心開口を有する
円板が一体に形成されている。シエル81および
そのまわりのスリーブ85は第1段71の軸方向
全長にわたつて伸びている訳ではない。熱伝導率
の悪い材料で作られた管87が一端でシエル81
に形成された肩に結合され、他端でフランジ75
に結合されている。
第2段は熱伝導率の良好な材料で作られた円筒
形の中実のコア91を含む。コア91の外側表面
には逆流式らせん形溝93が機械加工により形成
されている。スリーブ95がコア91のまわりに
焼きばめされ、これにより逆流式流路が作られ
る。流路はコアの軸方向の一端で開始し、かつ終
了する。コアの軸方向他端に一体に形成された円
板が予冷器の第2段熱ステーシヨン79としての
役目を果す。
形の中実のコア91を含む。コア91の外側表面
には逆流式らせん形溝93が機械加工により形成
されている。スリーブ95がコア91のまわりに
焼きばめされ、これにより逆流式流路が作られ
る。流路はコアの軸方向の一端で開始し、かつ終
了する。コアの軸方向他端に一体に形成された円
板が予冷器の第2段熱ステーシヨン79としての
役目を果す。
コア91は第2段の円筒形部分73の長さより
長く伸びる。スリーブ95は低熱伝導率の管97
の一端を固定するための、直径を小さくした第1
の減径部分95aをそなえている。管97の他端
は円板77の中心開口を通つて伸び、かつシエル
81の内壁に固定されている。第1段の熱交換器
と第2段の熱交換器の間の熱伝導を減らすため、
スリーブ95の直径は再び小さくされて、肩部の
後に第2の減径部分95bが形成される。このス
リーブの第2の減径部分と管97との間に環状空
間が形成される。コア91およびスリーブの減径
部分95bは円板77の中心開口およびシエル内
部を通つて伸びる。第2段の熱交換器を形成する
スリーブ95およびコア91は第1段の熱交換器
の一部を形成するシエル81の内面から離れて配
置されている。
長く伸びる。スリーブ95は低熱伝導率の管97
の一端を固定するための、直径を小さくした第1
の減径部分95aをそなえている。管97の他端
は円板77の中心開口を通つて伸び、かつシエル
81の内壁に固定されている。第1段の熱交換器
と第2段の熱交換器の間の熱伝導を減らすため、
スリーブ95の直径は再び小さくされて、肩部の
後に第2の減径部分95bが形成される。このス
リーブの第2の減径部分と管97との間に環状空
間が形成される。コア91およびスリーブの減径
部分95bは円板77の中心開口およびシエル内
部を通つて伸びる。第2段の熱交換器を形成する
スリーブ95およびコア91は第1段の熱交換器
の一部を形成するシエル81の内面から離れて配
置されている。
フランジ75は入口ポート101および出口ポ
ート103をそなえている。熱伝導率の悪いパイ
プ105よつて、この入口ポートは逆流式流路の
1つと流通している開口107に接続されてい
る。パイプ111はシエル81の他方の逆流式流
路をコア91の一方の逆流式流路に接続する。熱
伝導率の悪いパイプ115により、出口ポート1
03はコア91の開口113を介してコアの他方
の逆流式流路に接続される。
ート103をそなえている。熱伝導率の悪いパイ
プ105よつて、この入口ポートは逆流式流路の
1つと流通している開口107に接続されてい
る。パイプ111はシエル81の他方の逆流式流
路をコア91の一方の逆流式流路に接続する。熱
伝導率の悪いパイプ115により、出口ポート1
03はコア91の開口113を介してコアの他方
の逆流式流路に接続される。
前の実施例のように、熱伝導率の良好な材料が
必要なときは銅が使用される。熱伝導率の悪い材
料が必要なときはステンレス鋼が使用される。熱
伝導を更に小さくするため管87および97は厚
さの薄い(30ミル)ステンレス鋼で作られる。焼
きばめされるスリーブ85および95は銅で作ら
れる。フランジ75は銅で作ることができる。銅
と銅との結合は電子ビーム溶接によつて形成する
ことができる。銅とステンレス鋼との結合にはろ
う付けを用いることができる。
必要なときは銅が使用される。熱伝導率の悪い材
料が必要なときはステンレス鋼が使用される。熱
伝導を更に小さくするため管87および97は厚
さの薄い(30ミル)ステンレス鋼で作られる。焼
きばめされるスリーブ85および95は銅で作ら
れる。フランジ75は銅で作ることができる。銅
と銅との結合は電子ビーム溶接によつて形成する
ことができる。銅とステンレス鋼との結合にはろ
う付けを用いることができる。
動作においては、予冷器が磁石の低温冷却器イ
ンタフエースの低温冷却器に取つて代わる。冷却
は前に第1の実施例で述べたように行なわれる
が、逆流式流路を用いたことにより、流路に対す
る入口と出口の接続を熱交換器の同じ端で行える
ので、パイプの配管が簡略化される。取付けフラ
ンジに設けた圧力逃し弁117は圧力の上昇を解
放する。
ンタフエースの低温冷却器に取つて代わる。冷却
は前に第1の実施例で述べたように行なわれる
が、逆流式流路を用いたことにより、流路に対す
る入口と出口の接続を熱交換器の同じ端で行える
ので、パイプの配管が簡略化される。取付けフラ
ンジに設けた圧力逃し弁117は圧力の上昇を解
放する。
次に第6図には予冷器のもう1つの実施例が示
されている。米国特許第4800345号に示されてい
る磁石のように低温冷却器の第1段および第2段
を用いて2個の異なるシールドを冷却するように
した磁石では、この予冷器を使用することができ
る。大きな磁石の直冷、および磁石の急速な冷却
に伴なう熱応力は関係ないので、第6図の実施例
は単一の熱交換器を使用する。銅のような熱伝導
率の良好な材料で作つた円筒形の中実なコア12
1に機械加工により逆流式らせん形溝123を形
成する。銅のような熱伝導率の良い材料で作られ
たスリーブ125がコア121のまわりに焼きば
めされて、逆流式熱交換器が形成される。予冷過
程の間に予冷器が取つて代る低温冷却器の第1段
熱交換器の位置に対応する円筒形熱交換器に沿つ
た位置にスリーブは円板形の突出部127をそな
えている。円板131がコア121の一体部分と
して形成された熱交換器の一端に配置されて、低
温冷却器インタフエースの第2段熱ステーシヨン
(図示しない)に接触する。熱交換器の他端はス
テンレス鋼のような熱伝導率の悪い材料で作られ
た薄い管133に結合されているので、周囲から
第1段熱ステーシヨン127および第2段熱ステ
ーシヨン131への熱流が小さくなる。管133
はフランジ135に結合される。フランジ135
はステンレス鋼で作ることができる。フランジは
入口ポート137、出口ポート139、および圧
力逃し弁141をそなえている。熱伝導率の低い
材料で作つたパイプ143が入口ポート137
を、1つの逆流式流路に結合されてコア121の
開口に接続する。パイプ145が逆流式流路を出
口ポート139に接続する。
されている。米国特許第4800345号に示されてい
る磁石のように低温冷却器の第1段および第2段
を用いて2個の異なるシールドを冷却するように
した磁石では、この予冷器を使用することができ
る。大きな磁石の直冷、および磁石の急速な冷却
に伴なう熱応力は関係ないので、第6図の実施例
は単一の熱交換器を使用する。銅のような熱伝導
率の良好な材料で作つた円筒形の中実なコア12
1に機械加工により逆流式らせん形溝123を形
成する。銅のような熱伝導率の良い材料で作られ
たスリーブ125がコア121のまわりに焼きば
めされて、逆流式熱交換器が形成される。予冷過
程の間に予冷器が取つて代る低温冷却器の第1段
熱交換器の位置に対応する円筒形熱交換器に沿つ
た位置にスリーブは円板形の突出部127をそな
えている。円板131がコア121の一体部分と
して形成された熱交換器の一端に配置されて、低
温冷却器インタフエースの第2段熱ステーシヨン
(図示しない)に接触する。熱交換器の他端はス
テンレス鋼のような熱伝導率の悪い材料で作られ
た薄い管133に結合されているので、周囲から
第1段熱ステーシヨン127および第2段熱ステ
ーシヨン131への熱流が小さくなる。管133
はフランジ135に結合される。フランジ135
はステンレス鋼で作ることができる。フランジは
入口ポート137、出口ポート139、および圧
力逃し弁141をそなえている。熱伝導率の低い
材料で作つたパイプ143が入口ポート137
を、1つの逆流式流路に結合されてコア121の
開口に接続する。パイプ145が逆流式流路を出
口ポート139に接続する。
動作においては、予冷器は取付けフランジを使
つて低温冷却器インタフエース内に固定される。
磁石低温槽(図示しない)が真空状態とされる。
液体窒素が導入されて、管シールドを冷却する。
次に液体窒素を使つて、磁石巻線を冷却する。次
に液体ヘリウムを低温槽に導入して、磁石の冷却
を完了させる。予冷器は低温冷却器に置き換えら
れる。
つて低温冷却器インタフエース内に固定される。
磁石低温槽(図示しない)が真空状態とされる。
液体窒素が導入されて、管シールドを冷却する。
次に液体窒素を使つて、磁石巻線を冷却する。次
に液体ヘリウムを低温槽に導入して、磁石の冷却
を完了させる。予冷器は低温冷却器に置き換えら
れる。
以上、熱応力を避けるための制御された速度で
急速に超伝導磁石を冷却することができる予冷器
について説明した。この予冷器は、磁石の顕熱を
除去するために低温液体の蒸発の潜熱を使用して
いる。予冷器は磁石の一体部分ではなくて、サー
ビス用具である。
急速に超伝導磁石を冷却することができる予冷器
について説明した。この予冷器は、磁石の顕熱を
除去するために低温液体の蒸発の潜熱を使用して
いる。予冷器は磁石の一体部分ではなくて、サー
ビス用具である。
以上、本発明をそのいくつかの実施例について
詳しく図示し説明してきたが、本発明の趣旨や範
囲を逸脱することなく形式や細部について種々の
変更を加え得ることは当業者には明らかであろ
う。
詳しく図示し説明してきたが、本発明の趣旨や範
囲を逸脱することなく形式や細部について種々の
変更を加え得ることは当業者には明らかであろ
う。
第1図は本発明による低温予冷器の部分断面側
面図である。第2図は第1図の予冷器の上面図で
ある。第3図は第1図の線−に沿つた断面図
である。第4図は本発明によるもう1つの低温予
冷器の部分断面側面図である。第5図は第4図の
上面図である。第6図は本発明による更にもう1
つの低温予冷器の部分断面側面図である。 主な符号の説明、11,71……円筒形部分
(第1段)、13,73……円筒形部分(第2段)、
15,75,77,135……フランジ、17,
19,79,127,131……熱ステーシヨ
ン、21,82……円筒形シエル、23……らせ
ん形の溝、25,85,95……スリーブ、2
7,37,87,97,133……管、31,9
1,121……コア、41,101,137……
入口ポート、43,103,139……出口ポー
ト、45,57,105,111,115,14
3,145……パイプ、83,93,123……
逆流式らせん形溝。
面図である。第2図は第1図の予冷器の上面図で
ある。第3図は第1図の線−に沿つた断面図
である。第4図は本発明によるもう1つの低温予
冷器の部分断面側面図である。第5図は第4図の
上面図である。第6図は本発明による更にもう1
つの低温予冷器の部分断面側面図である。 主な符号の説明、11,71……円筒形部分
(第1段)、13,73……円筒形部分(第2段)、
15,75,77,135……フランジ、17,
19,79,127,131……熱ステーシヨ
ン、21,82……円筒形シエル、23……らせ
ん形の溝、25,85,95……スリーブ、2
7,37,87,97,133……管、31,9
1,121……コア、41,101,137……
入口ポート、43,103,139……出口ポー
ト、45,57,105,111,115,14
3,145……パイプ、83,93,123……
逆流式らせん形溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2段低温冷却器を使用し、かつ2段インタフ
エースをそなえた超伝導磁石の初期冷却のための
予冷器に於いて、 当該予冷器を上記2段インタフエースに固定す
るための取付けフランジであつて、入口ポートお
よび出口ポートをそなえた取付けフランジ、 低温液体を通すための流路をそなえた熱交換
器、 上記熱交換器と上記取付けフランジを機械的に
結合する熱絶縁手段、 上記熱交換器に結合され、上記熱交換器との間
に熱流を生じさせる第1段および第2段熱ステー
シヨンであつて、上記2段インタフエースに挿入
されたときに上記2段インタフエースの熱ステー
シヨンと接触するように相互に且つ上記取付けフ
ランジから間隔を置いて配置されている第1段お
よび第2段熱ステーシヨン、 上記熱交換器の流路の一端と上記入口ポートと
の間に流通関係に接続された第1の熱的に絶縁さ
れたパイプ、ならびに 上記熱交換器の流路の他端と上記出口ポートと
の間に接続された第2の熱的に絶縁されたパイ
プ、を含むことを特徴とする予冷器。 2 上記熱交換器は逆流式流路をそなえている請
求項1記載の予冷器。 3 上記絶縁手段はステンレス鋼の管で構成され
ている請求項1記載の予冷器。 4 上記熱交換器は、外側表面にらせん形の溝が
形成された熱伝導性の円筒体、および上記円筒体
を囲んでらせん形の流路を形成するスリーブを含
んでいる請求項1記載の予冷器。 5 2段低温冷却器を使用し、かつ2段インタフ
エースをそなえた超伝導磁石の初期冷却のための
2段予冷器に於いて、 当該予冷器を上記2段インタフエースに固定す
るための取付けフランジであつて、入口ポートお
よび出口ポートをそなえた取付けフランジ、 低温液体を通すための流路をそなえた第1段熱
交換器、 上記第1段熱交換器を上記取付けフランジに機
械的に結合する第1の熱絶縁手段、 低温流体を
通すための流路をそなえた第2段熱交換器、 上記第1段熱交換器との間に熱が流れるように
上記第1段熱交換器に結合された第1段熱ステー
シヨン、および 上記第2段熱交換器との間に熱が流れるように
上記第2段熱交換器に結合された第2段熱ステー
シヨンであつて、上記2段インタフエースの中に
挿入されたときに上記2段インタフエースの熱ス
テーシヨンと接触するように相互に且つ上記取付
けフランジから間隔を置いて配置されている第1
段および第2段熱ステーシヨン、 上記第1および第2段熱交換器を機械的に結合
するための第2の熱絶縁手段、 上記入口ポートを上記第1段熱交換器内の流路
の一端に流通するように接続する第1の熱的に絶
縁されたパイプ、 上記第1段熱交換器の上記流路の他端を上記第
2段熱交換器の流路の一端に流通するように接続
する第2の熱的に絶縁されたパイプ、ならびに 上記第2段熱交換器内の上記流路の他端を上記
出口ポートに流通するように絶縁する第3の熱的
に絶縁されたパイプ、 を含むことを特徴とする2段予冷器。 6 上記第1段および第2段熱交換器は逆流式流
路をそなえている請求項5記載の2段予冷器。 7 上記第1および第2の絶縁手段はステンレス
鋼の管で構成されている請求項5記載の2段予冷
器。 8 上記第2段熱交換器は、外側表面にらせん形
の溝が形成された伝熱性の円筒体、および上記円
筒体を囲んでらせん形の流路を形成するスリーブ
を有している請求項5記載の2段予冷器。 9 上記第1段熱交換器は、外側表面にらせん形
の溝が形成された伝熱性円筒形シエル、および上
記円筒形シエルを囲んでらせん形の流路を形成す
るスリーブを含み、上記シエルの内部から上記第
2熱交換器にアクセスし得るようになつている請
求項8記載の2段予冷器。 10 上記第2段熱交換器が上記第1段熱交換器
のシエルの内側に伸びていて、それから離れてい
る請求項9記載の2段予冷器。 11 2段インタフエースに取はずし可能な2段
低温冷却器を使用する超伝導磁石の初期冷却のた
めの2段予冷器に於いて、 当該予冷器を上記2段インタフエースに固定す
るための取付けフランジであつて、入口ポートお
よび出口ポートをそなえた取付けフランジ、 低温流体を通すための流路をそなえた第1段熱
交換器、 上記第1段熱交換器を上記取付けフランジに機
械的に結合する第1の熱絶縁手段、 低温流体を通すための流路をそなえた第2段熱
交換器、 上記第1段熱交換器との間に熱が流れるように
上記第1段熱交換器に結合された第1段熱ステー
シヨン、および上記第2段熱交換器との間に熱が
流れるように上記第2段熱交換器に結合された第
2段熱ステーシヨンであつて、上記2段インタフ
エースの中に挿入されたときに上記2段インタフ
エースの熱ステーシヨンに接触するように相互に
且つ上記フランジから間隔の置いて配置されてい
る第1段および第2段熱ステーシヨン、 上記第1および第2段熱交換器を機械的に結合
する第2の熱絶縁手段、 上記入口ポートを上記第1段熱交換器内の流路
の一端に流通するように接続する第1の熱的に絶
縁されたパイプ、 第1段熱交換器の上記流路の他端を上記第2段
熱交換器の流路の一端に流通するように接続する
第2の熱的に絶縁されたパイプ、ならびに 上記第2段熱交換器内の上記流路の他端を上記
出口ポートに流通するように接続する第3の熱的
に接続されたパイプ、 を含むことを特徴とする2段予冷器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US335,268 | 1989-04-10 | ||
US07/335,268 US4926646A (en) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | Cryogenic precooler for superconductive magnets |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0341704A JPH0341704A (ja) | 1991-02-22 |
JPH0586050B2 true JPH0586050B2 (ja) | 1993-12-09 |
Family
ID=23311025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2093262A Granted JPH0341704A (ja) | 1989-04-10 | 1990-04-10 | 超伝導磁石用の低温予冷器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4926646A (ja) |
EP (1) | EP0395877B1 (ja) |
JP (1) | JPH0341704A (ja) |
CA (1) | CA2010145A1 (ja) |
DE (1) | DE69032604T2 (ja) |
IL (1) | IL93906A0 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5113165A (en) * | 1990-08-03 | 1992-05-12 | General Electric Company | Superconductive magnet with thermal diode |
US5166776A (en) * | 1990-10-20 | 1992-11-24 | Westinghouse Electric Corp. | Hybrid vapor cooled power lead for cryostat |
US5657634A (en) * | 1995-12-29 | 1997-08-19 | General Electric Company | Convection cooling of bellows convolutions using sleeve penetration tube |
US5960636A (en) * | 1997-11-14 | 1999-10-05 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method and apparatus for precooling a mass prior to immersion in a cryogenic liquid |
US6484516B1 (en) | 2001-12-07 | 2002-11-26 | Air Products And Chemicals, Inc. | Method and system for cryogenic refrigeration |
US9494359B2 (en) * | 2008-09-09 | 2016-11-15 | Koninklijke Philips N.V. | Horizontal finned heat exchanger for cryogenic recondensing refrigeration |
US8973378B2 (en) * | 2010-05-06 | 2015-03-10 | General Electric Company | System and method for removing heat generated by a heat sink of magnetic resonance imaging system |
EP3421909A1 (en) * | 2017-06-29 | 2019-01-02 | Ion Beam Applications | A precooling device for cooling the superconductive coils of a superconductive magnet and method thereof |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4277949A (en) * | 1979-06-22 | 1981-07-14 | Air Products And Chemicals, Inc. | Cryostat with serviceable refrigerator |
CS217820B1 (en) * | 1980-11-12 | 1983-01-28 | Zdenek Malek | Heat exchanger particularly for kryosurgical instruments |
JPS5880474A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-14 | 株式会社日立製作所 | 極低温冷却装置 |
JPS5932758A (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-22 | 株式会社日立製作所 | 冷凍機付クライオスタツト |
US4647778A (en) * | 1985-01-23 | 1987-03-03 | General Dynamics, Pomona Division | Clear aperture cryostat for an infrared detector |
US4721934A (en) * | 1987-04-02 | 1988-01-26 | General Electric Company | Axial strap suspension system for a magnetic resonance magnet |
-
1989
- 1989-04-10 US US07/335,268 patent/US4926646A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-02-15 CA CA002010145A patent/CA2010145A1/en not_active Abandoned
- 1990-03-27 IL IL93906A patent/IL93906A0/xx unknown
- 1990-03-28 EP EP90105876A patent/EP0395877B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-28 DE DE69032604T patent/DE69032604T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-04-10 JP JP2093262A patent/JPH0341704A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0395877A1 (en) | 1990-11-07 |
JPH0341704A (ja) | 1991-02-22 |
DE69032604D1 (de) | 1998-10-08 |
IL93906A0 (en) | 1990-12-23 |
DE69032604T2 (de) | 1999-05-06 |
US4926646A (en) | 1990-05-22 |
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