JPH0585626B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585626B2
JPH0585626B2 JP167086A JP167086A JPH0585626B2 JP H0585626 B2 JPH0585626 B2 JP H0585626B2 JP 167086 A JP167086 A JP 167086A JP 167086 A JP167086 A JP 167086A JP H0585626 B2 JPH0585626 B2 JP H0585626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
fuel
oxygen
elements
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP167086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62161930A (ja
Inventor
Sakichi Goto
Nobumasa Iemori
Sadaji Aono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP167086A priority Critical patent/JPS62161930A/ja
Publication of JPS62161930A publication Critical patent/JPS62161930A/ja
Publication of JPH0585626B2 publication Critical patent/JPH0585626B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は銅、ニツケル等の主として硫化物精鉱
を溶錬して目的とする金属を濃縮して〓とし、鉱
石中の脈石類及び鉄の一部は〓を形成する自溶炉
の操業の制御方法に関するものである。 〔従来の技術〕 銅鉱石を処理する自溶炉の操業では銅の硫化物
精鉱、銅滓、煙灰、溶剤など原料の組成を分析し
て求め、これらの原料を使用して生産する〓の目
標Cu含有%を定め、この値から〓のS%、Fe%
などを推定する。溶剤としては一般に珪酸鉱のみ
を使用するが、〓中の珪酸量に対するFe量の比
率を設定し、物量平衡計算から〓量、〓量、溶剤
量を計算する。また〓及び〓の生成に必要なFe
やSなどの反応に要する酸素量を算出する。 一方反応温度や〓と〓の分離や炉からの取り出
し等操業上最も望ましいと考えられる目標〓温度
を設定し、これに対応するシヤフト部温度を維持
するのに必要な補助燃料のシヤフト部への供給量
を原料の反応熱、補助燃料燃焼熱、送風空気その
他の顕熱、シヤフト部放熱量等の熱収支を計算し
て求める。この補助燃料の燃焼に必要な空気量を
算出し、これに原料の反応に必要な空気量を加え
てシヤフト部へ送風する理論空気量を算出する。
そしてこれらの計算値を基準としてシヤフト部へ
の供給燃料量及び空気量を制御する。 従つて原料装入量の変更、処理鉱石銘柄の変
更、調合比率の変更、産出〓の目標Cu%の変更
等の計算基礎の変更があつた場合には、これらに
対応して送風空気量も変わり、供給する補助燃料
量も変わる。 又、これらの計算根拠の変更がない場合であつ
ても実操業においては〓のFe%/SiO2%の比や、
〓のCu%、産出する〓の温度が目標値から偏差
を生じ、これをそのまゝ放置すると、自溶炉操業
を阻害するようになる。従つて、これらの偏差が
生じた場合に目標値に近ずけるように出願人は、
特願昭49−17546号の自溶炉の操業における溶剤
装入量の調整法を出願し、また生成〓組成の調節
法としては特願昭49−132877号を、更に産出〓の
温度を調節するための方法として特願昭49−
17548号の自溶炉の操業におけるシヤフト部供給
燃料量の調節法を出願した。 然しながら、これらの調節方法は物質収支と熱
収支計算とを独立に計算を行なつており、また物
質収支計算においてもCu、Fe、S等の〓及び〓
への分配率や品位などを過去の操業結果に基ずい
て一定の値、または一定の分配率もしくは〓Cu
%の函数として計算を行なつていた。 例えば原料中のCu分は〓中のCuを0.8%に一
定、原料中のSは〓中のSを0.8%に一定、〓中
のSは〓中のCu%の函数、残りのSは煙灰の発
生量と装入量の差量中のSを考慮する以外は全部
SO2となる。原料中のFeは〓中のFeO、Fe3O4
含量は一定、または〓中のFe3O4量もシヤフト部
温度に拘らず一定として計算を行なつていた。 近時酸素富化操業が行なわれるようになつた
為、送風中の酸素濃度によつても〓中のFe3O4
含有量も変化するようになつた。 また従来における物質収支計算や熱収支計算に
おいては送風空気中の酸素はほぼその全量が反応
に与つて、例えば補助燃料中の炭素はすべてCO2
のみが生成すると仮定して計算を行なつていた
為、原料、反応用空気燃料の量及び組成が定まる
と産出物である〓、〓及びガスの量及び組成並び
に反応温度が求められる。このようにして行なわ
れる計算方法が実操業の炉に適用できるかは計算
結果と実操業の結果とを比較して判定されるべき
であるが、自溶炉操業では〓のCu%の比較を第
一に行なう。 しかしながら上述の仮定による計算には実際上
無理があり、反応空気中の酸素は完全には反応に
与らないので従来の仮定による計算では実操業で
得られる〓のCu%よりも更に酸化反応が進んだ
状態のCu%の高い〓が得られるような計算値が
得られることが多く、またこの反対に原料中に含
有される固体状態の酸素量の推定が極端に少ない
ときには、反応空気中の酸素が完全に反応したと
きよりも更に酸素量が多く存在することになつて
計算上の〓Cu%よりも実操業における〓Cu%の
方が高くなることもあり、従来の計算では実操業
結果とは一致しないことが多かつた。又、原料中
に含まれている少量の成分のすべてについてこれ
らの計算を行なうことは、計算に必要な熱力学的
データーが不足しているため実質上不可能であ
り、これらのデーターの既知の成分のみについて
計算を行なう場合には計算によつて求まる〓量、
〓量が実操業による量よりも少ないと云うような
種々の問題点があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は自溶炉の操業における〓のCu%、シ
ヤフト部温度、〓の組成等を所望の値に保つため
の操業の諸元を必要以上の変動を与えることな
く、速やかに安定するよう、且つ〓のCu%並び
にシヤフト部温度についての細かい偏りを微調整
することのできる計算方法を提供しようとするも
のである。 〔問題点を解決するための手段〕 発明者等は自溶炉シヤフト部内の反応における
熱バランス、酸素バランスを考えた場合に鉱石や
補助燃料がシヤフト部内で通常考えられる安定な
酸化物形態(例えばCO2、H2O、SO2)のみにな
るように燃焼したとして計算すると、酸素は実操
業における送風中の酸素量の方がずつと少なく、
送風が持ち込む酸素以外にかなりの量のフリーエ
ヤーが炉内に入つたと考えざるを得ず、またシヤ
フト内の温度は実測値より計算値の方がかなり高
いこととなつて実操業とかなりのへだたりが生じ
ていたこと、又一方自溶炉シヤフト部出口部にお
けるシヤフト部排ガス中の酸素濃度の測定からシ
ヤフト部出口においては未反応の酸素が存在する
こと等の点から、平衡論に基ずく計算に装入物中
の酸素が一部分は不活性成分として全く反応に寄
与しないものがあり、この割合は操業条件その他
により若干変動するものであるとの考えを導入し
て本発明に到達した。 即ち、本発明は自溶炉の操業を特許請求の範囲
に記載したような計算方法によつて求めた反応気
体量、燃料量、溶剤量等に従つて操業し、また目
標とする〓Cu重量%、産出〓の温度に偏差を生
じたときに修正を行なうようにしたものである。 以下本発明を更に詳細に説明する。 この発明の計算に用いる成分としては装入側と
してはCu、Fe、Sを主成分とする銅硫化精鉱、
銅滓類、繰返し煙灰、SiO2を主成分とする溶剤、
燃料として重油あるいは微粉灰、反応用気体とし
て空気又は酸素富化空気があり、銅硫化精鉱など
の固形装入物中には、その他の不純物又は有価物
元素としてCa、Mg、Pb、Zn、As、Sbなどがあ
るが物質収支計算上主要な部分を占めるCu、S、
Fe、O、Si、C、H、Nの少なくとも8ケの元
素を対象として取り上げた。この他に装入物側に
比較的多量に含有される元素で熱力学的データー
等が揃つている場合には計算対象として取り上げ
ても良い。 原料装入物及び燃料中のその他の元素の取扱い
方としては前記したCu、S、Fe、O、Si、C、
H、N以外の不純物又は有価物元素のCa、Mg、
Pb、Zn、As、Sb等は個々の含有量は少ないが、
これらその他の元素の合計量としてはかなりの量
を占め、これらの物量を無視しては全体の物量バ
ランスがとれない。これらその他の元素は計算に
必要な熱力学的データーも少なく、特別に組成の
異なる鉱石を使用せず通常の鉱石を使用する場合
は、これらその他の元素はガス、〓、〓への分配
率はほぼ一定と考えても支障がない。使用する鉱
石の種類によつてPb、Zn等の揮発成分を多く含
む場合にはガスへの分配率が若干高くなることも
考慮することが必要である。更に熱力学的データ
ーの揃つている元素については計算対象元素に加
えると精度向上に寄与することは勿論である。 送風空気又は酸素富化空気中の酸素と原料装入
物、燃料中に含まれる酸素の合計即ち、装入物全
体に含まれる酸素が反応に与る場合、即ち酸素効
率η0は通常90〜95%であり、未反応の酸素は不活
性成分として考えて計算すると計算によつて得ら
れる〓Cu%を目標値に一致させるような平衡計
算が可能となり都合が良い。 反応生成物の〓、〓、ガス中の各々の構成成分
は安定に存在する化合物として〓はCu2S、FeS、
FeO、Fe3O4、原料装入物及び燃料中のその他の
元素化合物の集合体。〓はCu2S、FeS、FeO、
Fe3O4、SiO2、Cu2O、原料装入物及び燃料中の
その他の元素化合物の集合体。ガスはS2、SO2
CO、CO2、H2、H2O、N2、反応に与つたO2、反
応に与らないO2、原料装入物及び燃料中のその
他の元素化合物の集合体を夫々選んだ。これらを
選択したのは銅製錬の〓、〓量を構成する基本元
素はCu、S、Fe、O、Siの5元素であり、これ
らの元素によつて構成される化合物中安定に存在
するものは治金熱力学的には前記したものを取り
上げれば十分であり、またガス相の構成成分とし
ては銅製錬が酸化反応であるため、可燃性元素に
ついては安定な酸化物形態のH2O、CO2、SO2
次に安定な形態のH2、CO、S2を取り上げれば十
分である。 次に独立変数の選び方であるが、物質収支計算
を対象とした構成元素の種類と同数(原料装入物
及び燃料中のその他の元素を三元素と考え、この
うち一元素は〓のみ、一元素は〓のみ、残りの一
元素はガスのみへ行くと考える)で、且つすべて
の構成元素を含むように選べば良いが、好ましく
は次のように選ぶのが良い。即ち、〓、〓、ガス
の複数の相にまたがつて分配する例えばCu、S、
Fe、Oのような元素については、各相において
多量に存在する化合物を各相から一ケ又は二ケ捨
い出し、その化合物を構成する元素の中から、そ
の化合物を代表する元素を重複しないように独立
変数に選定する。また例えばN、Si、C、Hのよ
うな元素のうち存在する化合物形態が一つしかな
い単一の相にのみ存在するN、Siのような元素は
その化合物を必ず独立変数に選定し、更に存在す
る化合物形態が2種類以上あるC、Hのような元
素についてはどちらか一方の化合物を独立変数に
選定する。 このようにすると物質収支計算上対象とした元
素の数と同数で、全ての構成元素を含むような化
合物を独立変数として選定でき、このようにして
選んだ化合物が独立変数として作用することは、
以下に述べるように、独立変数として選んだ以外
の反応生成物各相の構成成分としてとり上げた化
合物(従属変数となるべきもの)が独立変数に選
んだ化合物のみを用いた反応式で表わされること
で確かめられる。 例えば独立変数として 〓からはCu2S、FeS、原料装入物、及び燃料
中のその他の元素の化合物の集合体、 〓からはFeO、SiO2、原料装入物、及び燃料
中のその他の元素の化合物の集合体、 ガスからはSO2、H2、CO、N2、原料装入物、
及び燃料中のその他の元素の化合物の集合体、 を選定すると物質収支計算上対象とした元素Cu、
S、Fe、O、Si、C、H、N、その他の元素の
化合物の集合体3元素、合計11と同数のものが選
定できたことになる。 前記したように独立変数を選定すると反応生成
物を構成する化合物中の残りの化合物(従属変
数)は以下の式によつて独立変数のみで表現でき
る。 FeO(s)=FeO(m) (1) 10/3FeO(s)+1/3SO2(g)=Fe3O4(m)+1/
3FeS(m) (2) 10/3FeO(s)+1/3SO2(g)=Fe3O4(s)+1/
3FeS(m) (3) Cu2S(m)+FeO(s)=Cu2O(s)+FeS(m) (4) Cu2S(m)=Cu2S(s) (5) FeS(m)=FeS(s) (6) 2/3FeO(s)+2/3SO2(g)=O2(g)+2/3FeS
(m) (7) 4/3FeS(m)+2/3SO2(g)=4/3FeO(s)+S2(g)
(8) 1/3FeO(s)+1/3SO2(g)+CO(g)=1/3FeS
(m)+CO2(g) (9) 1/3FeO(s)+1/3SO2(g)+H2(g) =H2O(g)+1/3FeS(m) (10) (1)〜(10)式で(m)、(s)、(g)は夫々〓、〓、ガス相に
含有される化合物を示し、アンダーラインは従属
変数となる化合物を示す。 (反応に与らない酸素) 装入物として供給された全酸素、即ち反応用気
体中に含まれる酸素及び固体原料、燃料中等に含
有される酸素の合計量は、反応に与る酸素と反応
に与らない酸素とに分けて計算する。この分け方
は平衡計算によつて求められる〓中Cu%が実績
値に一致するように行なわれる。 こゝで反応に与らない酸素は全量ガス相に分配
させ、他の元素とは恰も不活性元素のように全く
反応しないものとして扱うが、その分子量は通常
の酸素と同様に32として扱う。 (原料装入物及び燃料中のその他の元素の化合
物の集合体) 物質収支計算を完結させるためには主要元素と
して採り上げたCu、S、Fe、O、Si、C、H、
N以外のその他の元素についても平衡計算に取り
入れることが必要となる。この場合、一般にその
他の元素の化合物の集合体はガス、〓、〓の3相
へ分配されるので、これら各相への分配比の実績
値に基づいて計算の前提条件として定めると共
に、各相のその他の元素の含有率の分析値に基づ
いて平均原子量を決定すると取扱いが簡単とな
る。 換言するとその他の元素の化合物の集合体は3
つの仮定元素A、B、Cから成るものと見做し、
元素Aは恰も窒素と同じ挙動をするように全てガ
ス相に入り、元素Bは恰もSiO2と同じ挙動をす
るように全て〓相へ入り、元素Cは全て〓相に入
るとして取扱う。低温で蒸気圧の高い元素が少な
い場合には仮定元素Aの存在はないものと考えて
もよく、又排ガス中にダストとして持去られる各
種元素は夫々〓、〓が固体微粒子として飛散した
として取扱う。 本発明の実施例ではその他の元素の化合物の集
合体のガス、〓、〓への分配の比率、即ち前記仮
定元素A、B、Cの重量比を0:7:2として計
算を行なつており、このときの仮定元素B、Cの
原子量は夫々71、69として平衡計算を行なつてい
る。 (物質収支式) 原料装入物、燃料、反応用気体等として自溶炉
に供給された元素は〓、〓、ガス等からなる反応
生成物として炉から排出されて炉に供給される元
素のモル数と排出する元素のモル数はバランスす
る。 一般的に述べると、 NO i;元素iの装入総モル数 Ni(s);元素iの〓中に存在するモル数 のようにして表わすと例えばCu、Feについては
夫々 NO cu=2NCu2S(m)+2NCu2S(s)+2N Cu2O(s) (11) NO Fe=NFeS(m)+NFeO(m)+3NFe3O4(m)+NFeS(s)+
NFeO(s) +3NFe3O4(s) (12) 反応生成物中ガスにしか存在しない炭素につい
ては NO C=NCO+NCO2 (13) として収支計算が行なわれる。 (△GOの計算例) 本発明の計算に用いられる化合物の標準生成自
由エネルギーΔGO変化式(14) △GO=A+BTlogT+CT cal/mol (14) の係数を第1表に示す。
〔発明の効果〕
従来の自溶炉の操業においては装入物の物量バ
ランスや熱収支などを勘案して、〓Cu%、〓中
のFe%/SiO2比、抜取〓温度が目標値に一致す
るように送風量、溶剤量、燃料量を定め、また
夫々の測定値が目標値から偏差を生じたときの送
風量、燃料量の調節は夫々別個に計算されて行な
う為、他の計算にも影響を及ぼすことになり、な
かなか安定した操業の調節ができなかつたが、本
発明によれば目標値とする〓Cu%、〓中のFe
%/SiO2%、シヤフト部目標温度に対応する送
風量、溶剤量量、燃料量を一組の計算によつて求
めることができ、また送風量についてもフリーエ
ヤーの仮定を設けなくても計算値と実績値とがよ
く一致し、シヤフト部温度の変化による〓Cu%
の変動の影響も解消でき、且つ目標値との偏差に
対する微調節も簡単に対応できるので、従来より
も一層精密な制御ができるようになつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 銅自溶製錬炉の原料装入物、燃料、反応用気
    体及び〓、〓、ガスから成る反応生成物を構成す
    る元素のうち、少なくともCu、S、Fe、O、Si、
    C、H、Nと、更に原料装入物及び燃料中のその
    他の元素を各反応生成物である〓、〓、ガスにつ
    いて夫々一種の元素と見做して物質収支計算の対
    象とし、前記原料装入物、燃料、反応用気体等の
    装入物全体に含まれる酸素のうち反応に与る酸素
    と反応に与らない酸素とに分けて、反応に与る酸
    素の装入物全体に含まれる酸素に対する割合を酸
    素効率η0とし、且つ前記原料装入物及び燃料中の
    その他の元素は各反応生成物へ予め定められた比
    率で分配されるとし、また反応生成物中 ○イ 〓はCu2S、FeS、FeO、Fe3O4、原料装入
    物、及び燃料中のその他の元素の化合物の集合
    体、 ○ロ 〓はCu2S、FeS、FeO、Fe3O4、SiO2
    Cu2O、原料装入物及び燃料中のその他の元素
    の化合物の集合体、 ○ハ ガスはS2、SO2、H2、H2O、CO、CO2、反
    応に与つたO2、反応に与らないO2、N2、原料
    装入物及び燃料中のその他の元素の化合物の集
    合体で示される化合物で少なくとも構成されて
    いるとして、該化合物の中から前記の物質収支
    計算の対象とした構成元素の種類と同数で、且
    つすべての構成元素を含むように独立変数を選
    び、前記独立変数以外の化合物は前記独立変数
    のみを含む反応式で表わし、与えられた原料装
    入物の物量並びに組成及び予め設定した酸素効
    率に基ずいて求められた各元素の物質収支式
    と、シヤフト部目標温度における前記反応式の
    標準自由エネルギー変化式から求められた平衡
    定数に質量作用法則に適用することによつて得
    られた式とを、ダストを〓、〓の一部とした
    〓、〓中の各化合物については活量係数の組成
    依存性を考慮し、更に前記目標温度における熱
    収支式をも同時に解くことにより反応生成物各
    相に存在する各化合物のモル数を求め、この値
    から〓中のCu重量%及び〓中のFe重量%/
    SiO2重量%を計算し、計算値のCu重量%及び
    Fe重量%/SiO2重量%が目標値に一致するよ
    うに、且つシヤフト部目標温度が得られるよう
    に反応用気体量、溶剤量、燃料量を変化させ、
    得られた反応用気体量、溶剤量、燃料量に従つ
    て操業を行なうことを特徴とする自溶炉の操業
    方法。 2 操業中に〓中のCu重量%が目標値より予め
    設定した値以上の偏差を生じたときは前記計算中
    酸素効率η0のみを変更して、計算された〓Cu重
    量%が実績値に合致するようなη0を求め、このη0
    の値を用いて行なう特許請求の範囲1項記載の自
    溶炉の操業方法。 3 操業中に産出した〓の温度が目標値より予め
    設定した値以上の偏差を生じたときは、前記計算
    中酸素効率η0を変化させることなく、産出〓の温
    度が目標値になるようにシヤフト部目標温度を設
    定し且つ(代)Cu重量%が目標値からずれることの
    ないように反応用気体量と燃料量を計算し、この
    計算結果を用いて行なう特許請求の範囲1項に記
    載の自溶炉の操業方法。
JP167086A 1986-01-08 1986-01-08 自溶炉の操業方法 Granted JPS62161930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP167086A JPS62161930A (ja) 1986-01-08 1986-01-08 自溶炉の操業方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP167086A JPS62161930A (ja) 1986-01-08 1986-01-08 自溶炉の操業方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62161930A JPS62161930A (ja) 1987-07-17
JPH0585626B2 true JPH0585626B2 (ja) 1993-12-08

Family

ID=11507952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP167086A Granted JPS62161930A (ja) 1986-01-08 1986-01-08 自溶炉の操業方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62161930A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2571968C2 (ru) * 2013-10-18 2015-12-27 Общество с ограниченной ответственностью "Сумма технологий" Способ автоматического управления процессом плавки медно-никелевого сульфидного сырья в печи ванюкова при переработке сульфидной шихты на штейн

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196336A (ja) * 1987-10-08 1989-04-14 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 自溶炉の操業におけるシヤフト部供給燃料量の調節法
JP2682637B2 (ja) * 1988-04-20 1997-11-26 住友金属鉱山株式会社 自熔炉の操業方法
JP2679105B2 (ja) * 1988-04-27 1997-11-19 三菱マテリアル株式会社 硫化金属鉱の溶錬方法
WO2011089622A2 (en) * 2010-01-19 2011-07-28 Aditya Birla Science & Technology Co. Ltd. A system and method for monitoring and optimizing smelting operations of a furnace.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2571968C2 (ru) * 2013-10-18 2015-12-27 Общество с ограниченной ответственностью "Сумма технологий" Способ автоматического управления процессом плавки медно-никелевого сульфидного сырья в печи ванюкова при переработке сульфидной шихты на штейн

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62161930A (ja) 1987-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0128887B1 (en) A method for processing copper smelting materials and the like containing high percentages of arsenic and/or antimony
JPS6137929A (ja) 硫化濃縮物及び硫化鉱の処理方法ならびにその装置
US4410358A (en) Plasma recovery of tin from smelter dust
JPH0585626B2 (ja)
AU674107B2 (en) Method for producing high-grade nickel matte from at least partly pyrometallurgically refined nickel-bearing raw materials
CA1171288A (en) Continuous process of smelting metallic lead directly from lead- and sulfur-containing materials
JP3842908B2 (ja) 銅製錬自溶炉における炉内還元度の制御方法
EP0036768B1 (en) Separation of antimony
JP2682636B2 (ja) 自熔製錬炉の操業方法
US1951935A (en) Process for sintering fine ores or the like
US677263A (en) Process of roasting mixed sulfid ores.
Bryk et al. Flash smelting of lead concentrates
US1818556A (en) Method for the purification of iron and steel
SU1708907A1 (ru) Алюминотермический способ выплавки феррованади
RU2640110C1 (ru) Способ пирометаллургической переработки оксидных материалов
US527312A (en) Method of smelting
US2799574A (en) Electric smelting process for manganese ores
US1102339A (en) Process for treatment of minerals and extracting metal.
GB2113253A (en) High intensity lead smelting process
JP2679105B2 (ja) 硫化金属鉱の溶錬方法
JPH0570853A (ja) 懸濁溶融による冶金滓沈殿物または滓微粉の金属分の回収方法
RU2064516C1 (ru) Способ переработки окисленных никелевых руд
RU2199598C1 (ru) Способ переработки сульфидных концентратов
SU926052A1 (ru) Шихта вельцевани
SU800229A1 (ru) Шихта дл выплавки малофосфорис-ТОгО шлАКА

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees