JPH0585609A - パレツト台車式立体自動倉庫 - Google Patents
パレツト台車式立体自動倉庫Info
- Publication number
- JPH0585609A JPH0585609A JP3272086A JP27208691A JPH0585609A JP H0585609 A JPH0585609 A JP H0585609A JP 3272086 A JP3272086 A JP 3272086A JP 27208691 A JP27208691 A JP 27208691A JP H0585609 A JPH0585609 A JP H0585609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- guide rails
- moving
- carriage
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】設備全体の占有空間容積に対する物品収容効率
をより一層高め、かつ敷地の有効利用を図ることができ
る立体自動倉庫を提供する。 【構成】立体自動倉庫を、複数階の格納床と、各階層の
床面上に互いに平行に延設された複数のガイドレール
と、各ガイドレール上に該ガイドレールの範囲一杯に隙
間なく載せられた複数のパレット台車と、複数のガイド
レールの各端側にて該ガイドレールに直交する向きに移
動可能であると共にパレット台車の乗込みレール及び押
出し装置を備えた移動台車と、伸縮フォーク及び昇降機
能を備えた受け払い装置とからなるものとする。
をより一層高め、かつ敷地の有効利用を図ることができ
る立体自動倉庫を提供する。 【構成】立体自動倉庫を、複数階の格納床と、各階層の
床面上に互いに平行に延設された複数のガイドレール
と、各ガイドレール上に該ガイドレールの範囲一杯に隙
間なく載せられた複数のパレット台車と、複数のガイド
レールの各端側にて該ガイドレールに直交する向きに移
動可能であると共にパレット台車の乗込みレール及び押
出し装置を備えた移動台車と、伸縮フォーク及び昇降機
能を備えた受け払い装置とからなるものとする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばＪＲコンテナの
ような大型の重量物を格納する立体自動倉庫に関するも
のである。
ような大型の重量物を格納する立体自動倉庫に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】多数の物品を高効率に格納し、かつ高能
率に入出庫可能とするための立体自動倉庫として、縦横
に移動し得るスタッカクレーンと、スタッカクレーンの
前後各面に対向して設けられた多重層のラック列とから
構成された形式のものが一般に知られている。
率に入出庫可能とするための立体自動倉庫として、縦横
に移動し得るスタッカクレーンと、スタッカクレーンの
前後各面に対向して設けられた多重層のラック列とから
構成された形式のものが一般に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】さて、この形式の立体
自動倉庫は、図５に示すように、スタッカクレーンＳの
移動空間としてラック列Ｒの一面分余りに相当する空間
が必要であり、設備全体の占有空間容積に対する物品収
容効率の面から見ると、必ずしも満足できるものではな
い。加えて、スタッカクレーンＳとラック列Ｒとを対向
配置せねばならないため、敷地の利用が制限されるとい
う問題がある。
自動倉庫は、図５に示すように、スタッカクレーンＳの
移動空間としてラック列Ｒの一面分余りに相当する空間
が必要であり、設備全体の占有空間容積に対する物品収
容効率の面から見ると、必ずしも満足できるものではな
い。加えて、スタッカクレーンＳとラック列Ｒとを対向
配置せねばならないため、敷地の利用が制限されるとい
う問題がある。
【０００４】本発明は、このような従来技術の欠点を改
善すべく案出されたものであり、その主な目的は、物品
の収容効率をより一層高めることができ、かつ敷地を利
用するうえでの自由度を高め得る構成の立体自動倉庫を
提供することにある。
善すべく案出されたものであり、その主な目的は、物品
の収容効率をより一層高めることができ、かつ敷地を利
用するうえでの自由度を高め得る構成の立体自動倉庫を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、複数階の格納床と、各階層の床面上に互い
に平行に延設された複数のガイドレールと、各ガイドレ
ール上に該ガイドレールの範囲一杯に隙間なく載せられ
た複数のパレット台車と、前記複数のガイドレールの各
端側にて該ガイドレールに直交する向きに移動可能であ
ると共にパレット台車の乗込みレール及び押出し装置を
備えた移動台車と、伸縮フォーク及び昇降機能を備えた
受け払い装置とを有することを特徴とするパレット台車
式立体自動倉庫を提供することによって達成される。
明によれば、複数階の格納床と、各階層の床面上に互い
に平行に延設された複数のガイドレールと、各ガイドレ
ール上に該ガイドレールの範囲一杯に隙間なく載せられ
た複数のパレット台車と、前記複数のガイドレールの各
端側にて該ガイドレールに直交する向きに移動可能であ
ると共にパレット台車の乗込みレール及び押出し装置を
備えた移動台車と、伸縮フォーク及び昇降機能を備えた
受け払い装置とを有することを特徴とするパレット台車
式立体自動倉庫を提供することによって達成される。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、パレット台車は、各
階層に於けるガイドレール及び移動台車にて順次循環的
に移動させられる。これによって目的の物品を載置した
台車が受け払い装置位置へ送り出される。そして物品の
上下方向移動は、一基の受け払い装置にて行われる。
階層に於けるガイドレール及び移動台車にて順次循環的
に移動させられる。これによって目的の物品を載置した
台車が受け払い装置位置へ送り出される。そして物品の
上下方向移動は、一基の受け払い装置にて行われる。
【０００７】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【０００８】図１乃至図３は、本発明に基づき構成され
た立体自動倉庫の全体的な構成を示している。この立体
自動倉庫は、例えばＪＲコンテナの様な大型の定形物の
格納に適するように構成されており、複数階層（例えば
３層）の収納床１ａ〜１ｃを有する格納庫２と、この格
納庫２の各階層の収納床１ａ〜１ｃ間を昇降移動し得る
受け払い装置３とからなっている。
た立体自動倉庫の全体的な構成を示している。この立体
自動倉庫は、例えばＪＲコンテナの様な大型の定形物の
格納に適するように構成されており、複数階層（例えば
３層）の収納床１ａ〜１ｃを有する格納庫２と、この格
納庫２の各階層の収納床１ａ〜１ｃ間を昇降移動し得る
受け払い装置３とからなっている。
【０００９】受け払い装置３は、公知のエレベータ装置
と同様な昇降駆動装置４を備え、各階層間を選択的に昇
降移動し得ると共に、例えば電動駆動あるいは油圧駆動
されて水平面上にて３段式に伸縮し得る物品受け払い用
の伸縮フォーク５が設けられたキャリッジ６を備えてい
る。
と同様な昇降駆動装置４を備え、各階層間を選択的に昇
降移動し得ると共に、例えば電動駆動あるいは油圧駆動
されて水平面上にて３段式に伸縮し得る物品受け払い用
の伸縮フォーク５が設けられたキャリッジ６を備えてい
る。
【００１０】各階層の収納床１ａ〜１ｃ上には、複数対
（例えば３対）のガイドレール７ａ〜７ｃが互いに平行
に延設されている。そしてこれらのガイドレール７ａ〜
７ｃの両端側には、各ガイドレール７ａ〜７ｃと直交す
る向きに横行レール８ａ・８ｂがそれぞれ延設されてい
る。
（例えば３対）のガイドレール７ａ〜７ｃが互いに平行
に延設されている。そしてこれらのガイドレール７ａ〜
７ｃの両端側には、各ガイドレール７ａ〜７ｃと直交す
る向きに横行レール８ａ・８ｂがそれぞれ延設されてい
る。
【００１１】各ガイドレール７ａ〜７ｃ上には、ガイド
レール７ａ〜７ｃの長さ一杯の範囲に複数のパレット台
車９が略隙間なく置かれている。そして各横行レール８
ａ・８ｂ上には、駆動装置（図示せず）にて各ガイドレ
ール７ａ〜７ｃに整合する位置間を選択的に移動可能な
移動台車１０ａ・１０ｂがそれぞれ置かれている。
レール７ａ〜７ｃの長さ一杯の範囲に複数のパレット台
車９が略隙間なく置かれている。そして各横行レール８
ａ・８ｂ上には、駆動装置（図示せず）にて各ガイドレ
ール７ａ〜７ｃに整合する位置間を選択的に移動可能な
移動台車１０ａ・１０ｂがそれぞれ置かれている。
【００１２】両移動台車１０ａ・１０ｂは、図４に示し
たように、各ガイドレール７ａ〜７ｃに接続し得るレー
ル１１がその上面に設けられており、パレット台車９が
乗り込み得るようになっている。それと共に、パレット
台車９の一端面に当接する爪１２を備えた油圧シリンダ
式の押出し装置１３が設けられている。
たように、各ガイドレール７ａ〜７ｃに接続し得るレー
ル１１がその上面に設けられており、パレット台車９が
乗り込み得るようになっている。それと共に、パレット
台車９の一端面に当接する爪１２を備えた油圧シリンダ
式の押出し装置１３が設けられている。
【００１３】次に上記装置の作動要領について主に図１
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１４】基本的に、一方の移動台車上にはパレット
台車が通常載っており、他方の移動台車は通常空荷にさ
れている。ここでコンテナＣを格納する場合には、受け
払い装置３に対応する側（図１に於ける下側）の移動台
車１０ｂ上にパレット台車９を乗せて待機させておく。
そして受け払い装置３のキャリッジ６上に荷受けしたな
らば、目標の格納床まで上昇し、伸縮フォーク５を伸長
させて移動台車１０ｂ上のパレット台車９にコンテナＣ
を乗せる。次いで目標のガイドレール（例えば図１に於
ける左側のそれ７ａ）の両端に移動台車１０ａ・１０ｂ
を両方とも移動させる。
台車が通常載っており、他方の移動台車は通常空荷にさ
れている。ここでコンテナＣを格納する場合には、受け
払い装置３に対応する側（図１に於ける下側）の移動台
車１０ｂ上にパレット台車９を乗せて待機させておく。
そして受け払い装置３のキャリッジ６上に荷受けしたな
らば、目標の格納床まで上昇し、伸縮フォーク５を伸長
させて移動台車１０ｂ上のパレット台車９にコンテナＣ
を乗せる。次いで目標のガイドレール（例えば図１に於
ける左側のそれ７ａ）の両端に移動台車１０ａ・１０ｂ
を両方とも移動させる。
【００１５】次に押出し装置１３を起動し、コンテナＣ
を載置したパレット台車９を移動台車１０ｂ上からガイ
ドレール７ａ上に押出す。これにより、左側のガイドレ
ール７ａ上の全てのパレット台車９が順に押出され、上
端に位置していた１台のパレット台車９だけが上側の移
動台車１０ａ上に乗り移る。次の入庫予定がなければ、
このままの状態で待機すれば良い。
を載置したパレット台車９を移動台車１０ｂ上からガイ
ドレール７ａ上に押出す。これにより、左側のガイドレ
ール７ａ上の全てのパレット台車９が順に押出され、上
端に位置していた１台のパレット台車９だけが上側の移
動台車１０ａ上に乗り移る。次の入庫予定がなければ、
このままの状態で待機すれば良い。
【００１６】引続き入庫がある場合には、下側の移動台
車１０ｂに空のパレット台車９を取込まねばならない。
ここで例えば中央側のガイドレール７ｂ上の中間位置に
空のパレット台車９が格納されていたものと想定する
と、図１に於ける下側の移動台車１０ｂは空荷であり、
上側の移動台車１０ａにコンテナＣを載せたパレット台
車９が載った状態であるから、先ず、両移動台車１０ａ
・１０ｂを中央側のガイドレール７ｂに整合させ、上側
の移動台車１０ａの押出し装置１３を起動して移動台車
１０ａ上から中央側のガイドレール７ｂ上にパレット台
車９を押出す。これによって中央側のガイドレール７ｂ
上の全てのパレット台車９が順に押出され、下端に位置
していた１台のパレット台車９だけが下側の移動台車１
０ｂ上に乗り移る。
車１０ｂに空のパレット台車９を取込まねばならない。
ここで例えば中央側のガイドレール７ｂ上の中間位置に
空のパレット台車９が格納されていたものと想定する
と、図１に於ける下側の移動台車１０ｂは空荷であり、
上側の移動台車１０ａにコンテナＣを載せたパレット台
車９が載った状態であるから、先ず、両移動台車１０ａ
・１０ｂを中央側のガイドレール７ｂに整合させ、上側
の移動台車１０ａの押出し装置１３を起動して移動台車
１０ａ上から中央側のガイドレール７ｂ上にパレット台
車９を押出す。これによって中央側のガイドレール７ｂ
上の全てのパレット台車９が順に押出され、下端に位置
していた１台のパレット台車９だけが下側の移動台車１
０ｂ上に乗り移る。
【００１７】次に両移動台車１０ａ・１０ｂを共に左右
いずれかのガイドレール７ａ・７ｃの各端に整合させた
うえで、上記した最初の入庫時と同様の操作を繰返す。
するとそのガイドレール上の全てのパレット台車９が順
に押出され、その端部の一台だけが上側の移動台車１０
ａ上に乗り移る。
いずれかのガイドレール７ａ・７ｃの各端に整合させた
うえで、上記した最初の入庫時と同様の操作を繰返す。
するとそのガイドレール上の全てのパレット台車９が順
に押出され、その端部の一台だけが上側の移動台車１０
ａ上に乗り移る。
【００１８】この一連の操作を繰返すことにより、順繰
りにパレット台車９が移動し、目標のパレット台車９を
下側の移動台車１０ｂ上に乗り移らせることができる。
りにパレット台車９が移動し、目標のパレット台車９を
下側の移動台車１０ｂ上に乗り移らせることができる。
【００１９】出庫の際には、上記と同様の手順で目標の
コンテナＣを載置したパレット台車９を受け払い装置位
置に移動させ、伸縮フォーク５にてコンテナＣのみを掬
上げ、かつキャリッジ６上に取込み、最下層へ降下させ
れば良い。
コンテナＣを載置したパレット台車９を受け払い装置位
置に移動させ、伸縮フォーク５にてコンテナＣのみを掬
上げ、かつキャリッジ６上に取込み、最下層へ降下させ
れば良い。
【００２０】このようにして、移動台車１０ａ・１０ｂ
を介してパレット台車９を循環的に移動させることによ
り、いずれの位置に格納されたコンテナＣであっても自
由に取出すことができる。
を介してパレット台車９を循環的に移動させることによ
り、いずれの位置に格納されたコンテナＣであっても自
由に取出すことができる。
【００２１】
【発明の効果】このように本発明によれば、昇降装置を
定位置に設置すると共に、移動台車とパレット台車との
組合わせによって共通の平面上の任意の位置に対する物
品の入出庫が可能となる。従って、専ら物品の移動にの
み供されるスペースを最少限に抑え、設備全体の占有空
間容積に対する物品の収容効率を高めるうえに多大な効
果を奏することができる。しかもラック列の配置に対す
る制約が少ないことから、敷地を有効利用するうえにも
効果的である。
定位置に設置すると共に、移動台車とパレット台車との
組合わせによって共通の平面上の任意の位置に対する物
品の入出庫が可能となる。従って、専ら物品の移動にの
み供されるスペースを最少限に抑え、設備全体の占有空
間容積に対する物品の収容効率を高めるうえに多大な効
果を奏することができる。しかもラック列の配置に対す
る制約が少ないことから、敷地を有効利用するうえにも
効果的である。
【図１】本発明に基づく立体自動倉庫の全体構成を示す
平面図である。
平面図である。
【図２】同じく正面図である。
【図３】同じく左側面図である。
【図４】一部切除して示す、要部拡大図である。
【図５】従来方式の概略レイアウト図である。
１ａ〜１ｃ 収納床 ２ 格納庫 ３ 受け払い装置 ４ 昇降駆動装置 ５ 伸縮フォーク ６ キャリッジ ７ａ〜７ｃ ガイドレール ８ａ・８ｂ 横行レール ９ パレット台車 １０ａ・１０ｂ 移動台車 １１ レール １２ 爪 １３ 押出し装置
Claims (1)
- 【請求項１】複数階の格納床と、各階層の床面上に互い
に平行に延設された複数のガイドレールと、各ガイドレ
ール上に該ガイドレールの範囲一杯に隙間なく載せられ
た複数のパレット台車と、前記複数のガイドレールの各
端側にて該ガイドレールに直交する向きに移動可能であ
ると共にパレット台車の乗込みレール及び押出し装置を
備えた移動台車と、伸縮フォーク及び昇降機能を備えた
受け払い装置とを有することを特徴とするパレット台車
式立体自動倉庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272086A JPH0585609A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | パレツト台車式立体自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3272086A JPH0585609A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | パレツト台車式立体自動倉庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585609A true JPH0585609A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17508891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3272086A Withdrawn JPH0585609A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | パレツト台車式立体自動倉庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0585609A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021172467A (ja) * | 2020-04-21 | 2021-11-01 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3272086A patent/JPH0585609A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021172467A (ja) * | 2020-04-21 | 2021-11-01 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |