JPH0585325A - 車輪制動制御装置 - Google Patents

車輪制動制御装置

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JPH0585325A
JPH0585325A JP25232991A JP25232991A JPH0585325A JP H0585325 A JPH0585325 A JP H0585325A JP 25232991 A JP25232991 A JP 25232991A JP 25232991 A JP25232991 A JP 25232991A JP H0585325 A JPH0585325 A JP H0585325A
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JP
Japan
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valve
hydraulic pressure
pump
reservoir
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP25232991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Takeuchi
内 裕 明 竹
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPH0585325A publication Critical patent/JPH0585325A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクシヨンコントロール及びアンチロツク
ブレーキコントロール可能な車輪制動制御装置のカツト
弁として2位置2ポート弁を使用して安価な装置を提供
する。 【構成】 車両の走行状態に応じてポンプ10からの液
圧をポンプのサクシヨン側に通るように許容するリリー
フ弁12を備える。ABS作動時には液圧発生器1によ
つてポンプ10とリリーフ弁12との間を閉状態にする
と共に、TSC作動時にはポンプ10とリリーフ弁12
との間を開状態にする弁装置11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の状態または路面
状況の変化に応じて車輪制動力を制御する車輪制動制御
装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の車両制動制御装置が特開平2−1
8150号公報に開示されている。該従来装置は、図3
に示されるように、液圧発生器101、リザーバ10
2、カツト弁103、リリーフ弁104、ホイールブレ
ーキ108及び108’の液圧を制御する制御弁105
及び105’、ポンプ110、及びリザーバチエツク弁
114を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置において
は、過剰な駆動力によつて発生するホイールピンを抑え
るトラクシヨンコントロール時、カツト弁103が作動
してポンプ110からの液圧をリリーフ弁104を介し
てリザーバ102又はオイルポンプ110のサクシヨン
側に戻すようになつている。ところが、装置のコストを
できるだけ低減して量産化に対応するため、現状の3ポ
ート2位置弁のカツト弁103を2ポートに置き換えよ
うとすると、アンチロツクブレーキコントロール時、液
圧発生器101からの液圧がカツト弁103によつてリ
ザーバ2に戻され制御ができなくなる。従つて、現状の
3ポート2位置弁のカツト弁103を使用せざるを得
ず、コストアツプになつてしまう。
【0004】そこで本発明は、トラクシヨンコントロー
ル及びアンチロツクブレーキコントロール可能な車輪制
動制御装置のカツト弁として2位置2ポート弁を使用
し、トラクシヨンコントロール時ポンプからの液圧をポ
ンプのサクシヨン側に戻すようにすることを技術的課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術的課
題を解決するために、車両の走行状態に応じてポンプか
らの液圧をポンプのサクシヨン側に通るように許容する
リリーフ弁を備え、ABS作動時には液圧発生器によつ
てポンプとリリーフ弁との間を閉状態にすると共に、T
SC作動時にはポンプとリリーフ弁との間を開状態にす
る弁装置を設けたことである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0007】図1は、本発明の車輪制動制御装置の全体
構成図であつて、図2は、本発明の弁装置の断面図であ
る。
【0008】本発明の車輪制動制御装置は、ブレーキペ
ダルの操作による通常のブレーキシステム、車輪がロツ
クしないようにするアンチロツクブレーキシステム(以
下、ABSという。)、及び過剰な駆動力によるホイー
ルスピンを抑えるトラクシヨンコントロールシステム
(以下、TCSという。)を兼ね備えている。
【0009】車輪制動制御装置は、ハイドロブースタと
マスタシリンダとを一体的に構成する液圧発生器1、液
圧発生器1の液圧源となるマスタシリンダリザーバ2、
液圧発生器1と液密的に連結されると共にTCS作動時
閉状態となるカツト弁3、TCS作動時ブレーキペダル
1aの操作によつて車輪制動可能なようにカツト弁3を
バイパスするチエツク弁4、カツト弁3及びポンプ10
の吐出側と液密的に連結されると共に前輪側ホイールブ
レーキ8の液圧を増圧するインレツト弁5、液圧発生器
1と液密的に連結されると共に後輪側ホイールブレーキ
8’の液圧を増圧するインレツト弁5’、逆にホイール
ブレーキ8,8’の液圧を減圧すると共にリザーバ9及
びポンプ10のサクシヨン側と液密的に連結されるアウ
トレツト弁7,7’、リターンチエツク弁6,6’、弁
装置11、マスタシリンダリザーバ2とリザーバ9との
間に介装されTSC作動時開状態となるリザーバチエツ
ク弁14、マスタシリンダリザーバ2からリザーバ9へ
の方向のみ液圧を通るように許容するチエツク弁13、
車輪速センサ40、及び車輪センサ40からの信号を検
知してカツト弁3、インレツト弁5,5’、アウトレツ
ト弁7,7’、及びリザーバチエツク弁14の開閉状態
を制御するコントロールユニツト50から構成されてい
る。
【0010】このように構成される車輪制動制御装置に
おいて、TCS作動時ポンプ10から吐出される液圧を
同ポンプ10のサクシヨン側にリリーフする弁装置11
を新規に備えたことである。弁装置11は、図2におい
て、液圧発生器1と連通するポート11a、ポンプ10
と連通するポート11b、チエツク弁13とリザーバチ
エツク弁14との間にリリーフ弁12を介して連通する
ポート11cを備えている。なお、リリーフ弁12はチ
エツク弁13への方向のみ液圧を通るように許容してい
る。弁装置11のハウジング20は一端が大きく開口す
る筒状に形成され、開口側にプラグ21が嵌合されポー
ト11aが形成されている。又、筒状内にはスリーブ2
4が嵌挿される。該スリーブ24内の大径部にはピスト
ン22が摺動自在に嵌挿されると共に、小径部24bに
はプランジヤ23の先端部23aが突出している。プラ
グ23の基部23bはスリーブ24と当接してハウジン
グ20の開口側の方向への移動を規制すると共に、ハウ
ジング20の開口側と反対側に形成されるポート11c
を開閉する弁座23cを備えている。又、プラグ23の
基部23bとハウジング20の内壁との間にはプラグ2
3をハウジング20の開口側の方向へ付勢するスプリン
グ28が介装されている。ポート11bは、ハウジング
20の側壁に形成されスプリング28、プランジヤ23
の基部23b及び弁座23cが介装される空間を介して
ポート11cと連通している。なお、弁装置11内を液
密的に保持すると共に異音を低減するために、カツプリ
ングシール25,26、シール材27、Oリング30,
32、及びバツクアツプリング31,33が各々嵌装さ
れている。
【0011】以下、上記構成に基づく本実施例の作動を
説明する。
【0012】ブレーキペダル1aの操作によるブレーキ
作動時は、液圧発生器1から液圧がカツト弁3及びイン
レツト弁5を介して前輪側ホイールブレーキ8に供給さ
れると共に、インレツト弁5’を介して後輪側ホイール
ブレーキ8’に供給される。
【0013】その結果、ブレーキペダル1aの踏力に応
じた制動力が得られることとなる。逆に、ブレーキ作動
を解除するときはブレーキペダル1aの踏力を低減すれ
ば前輪側ホイールブレーキ8の液圧がカツト弁3及びイ
ンレツト弁5を介して液圧発生器1に戻されると共に、
後輪側ホイールブレーキ8’の液圧がインレツト弁5’
を介して液圧発生器1に戻される。
【0014】ABS作動時は、カツト弁3は開状態にあ
り、リザーバ9の液圧がポンプ10から吐出され、イン
レツト弁5を介して前輪側ホイールブレーキ8に供給さ
れると共に、カツト弁3及びインレツト弁5’を介して
後輪側ホイールブレーキ8’に供給される。その結果、
ホイールブレーキ8及び8’の液圧が増圧される。この
場合、弁装置11は、ポンプ10から吐出される液圧が
カツト弁3を介してポート11aに供給されるため、ピ
ストン22がプランジヤ23の先端部23aを図面下方
に押動してポート11cが弁座23bによつて閉じられ
る。その結果、ポート11bとポート11cとの連通が
遮断されている。逆に、ホイールブレーキ8及び8’の
液圧を減圧するときはコントローラ50から信号がイン
レツト弁5及び5’及びアウトレツト弁7及び7’に出
力されてインレツト弁5及び5’を閉状態にすると共に
アウトレツト弁7及び7’を開状態にする。その結果、
ホイールブレーキ8及び8’の液圧がアウトレツト弁7
及び7’を介してリザーバ9又はポンプ10のサクシヨ
ン側に戻される。ホイールブレーキ8及び8’の液圧を
保持するときは、コントローラ50から信号がインレツ
ト弁5及び5’及びアウトレツト弁7及び7’に出力さ
れてインレツト弁5及び5’及びアウトレツト弁7及び
7’を閉状態にする。従つて、コントローラ50が車輪
速センサ40から信号を検知して車輪がロツクしないよ
うにホイールブレーキ8及び8’の液圧を制御すること
ができる。
【0015】TSC作動時は、コントローラ50からカ
ツト弁3に信号が出力されカツト弁3を閉状態にすると
共に、リザーバチエツク弁14に信号が出力されリザー
バチエツク弁14を開状態にする。その結果、ポンプ1
0はマスタシンダリザーバ2と連通してマスタシンダリ
ザーバ2の液圧をインレツト弁5を介して駆動輪である
前輪側ホイールブレーキ8に供給する。逆に、ホイール
ブレーキ8の液圧を減圧するときはアウトレツト弁7を
開状態にしてホイールブレーキ8とポンプ10のサクシ
ヨン側とを連通する。又、ホイールブレーキ8の液圧を
保持するときはインレツト弁5を閉状態にする。このと
き、弁装置11のポート11aには液圧が供給されない
ので、ポート11bとポート11とが連通する。その結
果、ポンプ10から吐出される液圧はリリーフ弁12を
介してマスタシリンダリザーバ2又はポンプ10のサク
シヨン側に戻される。このようにして、駆動輪側のホイ
ールブレーキ8の液圧を制御することにより、過剰な駆
動力によるホイールスピンを抑えることが出来る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、TRC時
に作動するカツト弁をホイールブレーキを増圧するイン
レツト弁と共用できるため、弁装置及びインレツト弁か
らなる価格は従来の3ポート2位置弁を用いた場合に比
べて安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車輪制動制御装置の全体構成図であ
る。
【図2】本発明の弁装置の断面図である。
【図3】従来技術の車輪制動制御装置の全体構成図であ
る。
【符号の説明】
1 液圧発生器 2 マスタシリンダリザーバ 3 カツト弁 5 第1のインレツト弁 5’ 第2のインレツト弁 7 アウトレツト弁 7’ アウトレツト弁 8 前輪側ホイールブレーキ 8’ 後輪側ホイールブレーキ 9 リザーバ 10 ポンプ 11 弁装置 12 リリーフ弁 14 リザーバチエツク弁 40 車輪速センサ 50 コントロールユニツト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイドロブースタとマスタシリンダとを
    一体的に構成する液圧発生器と、該液圧発生器の液圧源
    となるマスタシリンダリザーバと、前記液圧発生器と液
    密的に連結されるカツト弁と、該カツト弁及びポンプの
    吐出側と液密的に連結されると共に前輪側ホイールブレ
    ーキの液圧を増圧する第1のインレツト弁と、前記液圧
    発生器と液密的に連結されると共に後輪側ホイールブレ
    ーキの液圧を増圧する第2のインレツト弁と、前記前輪
    側及び後輪側ホイールブレーキの液圧を減圧すると共に
    リザーバ及び前記ポンプのサクシヨン側と液密的に連結
    されるアウトレツト弁と、前記マスタシリンダリザーバ
    と前記リザーバとの間に介装されるリザーバチエツク弁
    と、車輪速センサと、該車輪センサからの信号を検知し
    て前記カツト弁、前記第1及び第2インレツト弁、前記
    アウトレツト弁、及び前記リザーバチエツク弁14の開
    閉状態を制御するコントロールユニツトとを備える車輪
    制動制御装置において、 車両の走行状態に応じて前記ポンプからの液圧を前記ポ
    ンプのサクシヨン側に通るように許容するリリーフ弁を
    備え、ABS作動時には前記液圧発生器によつて前記ポ
    ンプと前記リリーフ弁との間を閉状態にすると共に、T
    SC作動時には前記ポンプと前記リリーフ弁との間を開
    状態にする弁装置を設けたことを特徴とする車輪制動制
    御装置。
JP25232991A 1991-09-30 1991-09-30 車輪制動制御装置 Pending JPH0585325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6238019B1 (en) 1998-06-15 2001-05-29 Denso Corporation Hydraulic structure of automatic brake control system
JP2007168791A (ja) * 1995-12-26 2007-07-05 Denso Corp 車両用ブレーキ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168791A (ja) * 1995-12-26 2007-07-05 Denso Corp 車両用ブレーキ装置
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