JPH0585317A - 車両用制動装置 - Google Patents

車両用制動装置

Info

Publication number
JPH0585317A
JPH0585317A JP3247454A JP24745491A JPH0585317A JP H0585317 A JPH0585317 A JP H0585317A JP 3247454 A JP3247454 A JP 3247454A JP 24745491 A JP24745491 A JP 24745491A JP H0585317 A JPH0585317 A JP H0585317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
brake
pedals
driver
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3247454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2702331B2 (ja
Inventor
Akira Shiratori
朗 白鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3247454A priority Critical patent/JP2702331B2/ja
Publication of JPH0585317A publication Critical patent/JPH0585317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2702331B2 publication Critical patent/JP2702331B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、運転者が制動操作時に不適切な
足の位置でペダルを踏込んだ場合にも、確実に制動動作
を行うことができ、安全性を向上させることが可能な車
両用制動装置の提供を目的とする。 【構成】 アクセル/ブレーキ等のフットペダル類1の
表面、およびそれらペダル類1周辺の床・側壁構造物部
の表面、またはそこへの敷設するフロアマット3等に規
定以上の踏力を検出することかできるように圧力センサ
2を配置し、この圧力センサ2の検出結果に基づいて自
動的にブレーキ自動駆動回路8を動作を開始させるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に緊急制動時の運
転者の制動誤操作を補正して安全性を向上させるのに好
適な車両用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両運転者がとっさの急制動
操作を必要とした場合に、運転者の緊急停止意図を読取
るとともに、自動的に緊急制動機能を働かせ事故を未然
に防ぐための装置として、制動装置が知られている。
【0003】この種の装置としては、例えば特開昭54
−155529号公報などに開示されているように、運
転者のアクセルペダル踏み込み動作の状態をアクセルペ
ダル表面に配置した圧力センサで調べることにより、緊
急制動が必要な状況下で運転者が制動を行おうとしてブ
レーキペダルを踏もうとしたにもかかわらず、誤ってア
クセルペダルを操作してしまった場合でも、運転者の緊
急停止意図を読取るように構成されたものがある。
【0004】また、特開昭62−258840号公報な
どに開示されているように、アクセルペダルと制動ペダ
ルが別れておらず1つのペダルに制動機能とスロットル
機能を兼ね備えさせることにより、踏みつけミスや反応
遅れを防ぐように構成されたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の制動装置にあってはそれぞれ次のような問題
を有している。
【0006】まず、アクセルペダルのみに踏力を調べる
圧力センサを配置した前者のような装置では、その機能
が充分に働くためにはアクセルペダルが充分な踏力で操
作される必要があるが、この種の装置が必要とされる非
常事態下では、運転者は極度の緊張のためペダル上の正
しい位置に足が載らず、「足先のみでペダルを踏みつけ
る」といった事態で操作してしまう状況が想定される。
【0007】すなわち、このような操作状況では制動ペ
ダルと誤ってアクセルペダルを操作した場合でも、ペダ
ルがフルストローク位置まで充分に踏まれる前に運転者
の足裏面から外れてしまうことにより、通常のアクセル
操作との識別が不可能となり、充分大きな踏力・踏み込
み速度が検出されない可能性がある。
【0008】また、このような適当でない足載せ位置に
よるペダル操作では、正常な操作時と比べて足の裏面が
ペダル面から大きくはみ出しているために、運転者自身
はいずれかのペダルを力一杯踏みつける操作をしている
つもりでも、実際には床・側壁構造といったペダル以外
の周辺部に踏力が分散されてしまい、アクセルペダル面
に設置されている圧力センサには充分大きな踏力が加わ
らず、踏み込み速度の検出が不可能な状況が予想され
る。
【0009】一方、1つのペダルで制動機能とスロット
ル機能を兼ねさせる後者のような装置では、前後方向の
ペダル踏み込み操作で制動コントロールを、また左右方
向のペダルスライド操作でスロットルコントロールを行
うように構成されているが、このような構造のペダルを
自在に扱うには、運転者は操作する足を常に釣り上げ気
味に浮かしておく必要があり、窮屈な運転姿勢を強いら
れることになる。
【0010】現在、一般的な車両を運転する場合のアク
セルペダル操作は、かかとを床に設置よるようにして行
われており、したがってそのような姿勢で上記構成のペ
ダルを操作しようとすると横方向の操作自由度は短くな
るとともに、また運転者には常に足首をひねっているの
でこれらの面でも無理な運転姿勢を強いられることにな
る。
【0011】したがって、この装置ではそれぞれの機能
を別々のペダルに分離している現在の一般車両の運転装
置と比べ、運転者は巧妙な操作と熟練を要した微妙なペ
ダル操作を強いられるため、操作も難しく運転者の疲労
程度も大きい。
【0012】しかも、先に述べた緊急制動を必要とする
非常事態下で、これらの操作を冷静に行なうよう要求さ
れることは運転者にとって負担となる。
【0013】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、機能別にペダルが分離した通常
の運転装置について運転者が制動操作時にペダルに対し
て不適切な足の位置で踏込んだ場合や、あるいは誤った
ペダル類やその周辺の床・側壁構造物部を踏みつけた場
合でも、自動的に制動動作を行うことができ、制動時の
安全性を向上させることが可能な車両用制動装置の提供
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な目的を達成するため、図1のクレーム対応図に示され
るように、アクセル/ブレーキペダルの表面、およびそ
れらペダル類周辺の床・側壁構造物部の表面、またはペ
ダル類周辺の床・側壁構造物部の表面に敷設するフロア
マット等に配置され、運転者の踏力を検出する多数の圧
力センサ101と、車輪の回転速度を検出する車輪速セ
ンサ103と、上記両センサの検出結果を比較演算し、
車輪の回転時であって圧力センサからの検出値が予め定
められた踏力以上であることが検知された場合には、ブ
レーキ作動指令信号を出力するブレーキ作動判断手段と
105と、上記ブレーキ作動判断手段からの作動指令信
号の入力により、ブレーキアクチュエータを駆動するブ
レーキ自動駆動手段107と、によって車両用制動装置
を構成した。
【0015】
【作用】この発明によれば、アクセル/ブレーキ等のフ
ットペダル類だけでなくペダル類とその周辺の床・側壁
構造物部やそこへ敷設するフロアマット等に、踏力を検
出する圧力センサ101が配置され、この圧力センサ1
01から予め定められた踏力以上の圧力が検出されたと
きにブレーキアクチュエータを駆動するので、運転者が
緊急制動操作時にペダルに対する足の位置を誤って動作
させてしまったり、誤ったペダルやその周辺の床・側壁
構造物部を踏みつけたとしても、自動的に制動動作を行
うことができ緊急制動時の安全性を確保する。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
【0017】図2はこの発明に係る装置の電気信号処理
系を示す概略構成図であり、同図において1はブレーキ
ペダル1’等のペダル類であり、このペダル類1の表面
には圧力センサ2を有する圧力センサユニット群2aが
配置されている。
【0018】3はフロアマットであり、このフロアマッ
ト3はペダル類1の周辺の床・側壁構造物部(特に右前
輪タイヤハウスにもたれかかる部分など)の表面に敷設
され、かつ上記したペダル類1と同様の圧力センサユニ
ット群2aが配置されている。 上記圧力センサ2は図
1に示したクレーム対応図の101に相当する。
【0019】4はペダル類1とフロアマット3における
圧力センサユニット群2aからの出力信号を、マイクロ
コンピュータ5に入力させるためのA/D変換インタフ
ェース回路である。
【0020】6は車輪速センサであり、図1に示したク
レーム対応図の103に相当し、図示しないがデファレ
ンシャルギヤで区分された各車軸に装着されたタイヤの
回転を調べ、この車輸速センサ群6からの出力信号をA
/D変換インタフェース回路7を介してマイクロコンピ
ュータ5に入力させる。
【0021】8は請求項1におけるブレーキ自動駆動手
段107としてのブレーキ自動駆動回路であり、マイク
ロコンピュータ5の制御により後述するブレーキ系の油
圧回路のシリンダピストン動作用アクチュエータを駆動
する。
【0022】9はインジケータであり、マイクロコンピ
ュータ5の制御によりエンジン(図示略)始動時の故障
診断結果などを表示する。
【0023】したがって、運転者がペダル類1の周辺の
床や側壁構造物部の表面あるいはそこに敷設したフロア
マット3の所定部分を踏んだりすると、その部分の圧力
センサ2による感圧に応じた出力信号がA/D変換イン
タフェース回路4に出力される。
【0024】また、運転者がペダル類1を操作した場合
にも、ペダル類1の表面に配置されているセンサユニッ
ト群2aの圧力センサ2より、感圧に応じた出力信号が
A/D変換インタフェース回路4に出力される。
【0025】すなわち、このA/D変換インタフェース
回路4はペダル類1とフロアマット3に配置されている
全ての圧力センサ2からの出力に対してor論理演算を
行なってマイクロコンピュータ5に入力する機能を兼ね
備えている。
【0026】一方、車輪速センサ群6における圧力セン
サ2からの出力信号も、A/D変換インタフェース回路
7を経てor論理演算が行われマイクロコンピュータ5
に入力される。
【0027】A/D変換インタフェース回路4の出力信
号により、ブレーキ自動駆動回路8を制御したりインジ
ケータ9の表示を行なう上記マイクロコンピュータ5で
は、常にA/D変換インタフェース回路4の出力信号を
予め記憶している規定値と比較している。
【0028】ただし、この規定値は通常運転時の運転者
の踏力値より大きく、緊急制動時に運転者が肢体を突っ
張らせて力一杯ペダル類1を踏みつけた場合の踏力より
小さい値とする。
【0029】そして、A/D変換インタフェース回路4
からの出力信号が規定値に達していない場合には、マイ
クロコンピュータ5は通常運転状態と判断するため、ブ
レーキ自動駆動回路8に対して自動制動の動作指令は行
なわない。
【0030】しかし、緊急制動操作と判断される規定値
以上の踏力値をセンサ2が検知した場合には、マイクロ
コンピュータ5はブレーキ自動駆動回路8に対して動作
指令を行ない、併せてインジケータ9に自動緊急制動機
能の動作中である旨の表示を行なわせる。
【0031】次に、図3は装置の機械部分を示す概略構
成図である。同図において1’は運転者が通常操作する
ブレーキペダルであり、リターンスプリング10により
進退自在とされている。
【0032】また、このブレーキペダル1’にはピスト
ンロッド11が取付けられており、このピストンロッド
11の先端側にはブレーキの油圧を発生するシリンダ1
4内で進退自在に内蔵されるシリンダピストン16が、
ピストンロッド11上に固定されたリングストッパ15
を介して接続されている。
【0033】さらに、リングストッパ15のブレーキペ
ダル1’寄りのピストンロッド11には、アーム13の
一端に接続されるとともにピストンロッド11を貫通
し、その上を滑り動くリング17が設けられている。
【0034】したがって、ブレーキ自動駆動回路8の駆
動によりアクチュエータ12が駆動すると、このアクチ
ュエータ12に連動してアーム13は破線で示すように
図3上の右方に移動する。すると、アーム13の駆動は
ピストンロッド11に伝えられブレーキシリンダ16は
シリンダ14内で進退し、これがブレーキ駆動力とな
る。
【0035】次に、この機械部分の動作を説明する。ま
ず、ブレーキ自動駆動回路8がマイクロコンピュータ5
の指令により作動すると、その駆動出力信号はアクチュ
エータ12に送られて電気信号が機械的な力に変換さ
れ、制動系の油圧回路を駆動する物理的な力となる。
【0036】この力はアーム13によりピストンロッド
11に伝えられ、ブレーキシリンダ14内のシリンダピ
ストン16を押すことにより、ブレーキパッド(図示
略)を作動させる油圧が発生し、運転者がフットブレー
キを正しく操作した場合と同様に車両制動が働く。
【0037】アーム13がピストンロッド13を押す部
分の細部は、アーム13の一端に接続されピストンロッ
ド13に貫通されてその上を滑り動くリング17が、ピ
ストンロッド13上に固定されたリングストッパ15を
押すような構造とされている。
【0038】このような構造により、自動緊急制動を行
なう装置が車両のブレーキ系統に接続されていても、運
転者の適切なペダル操作による制動操作を妨げない。
【0039】なお、図4はペダル類1に対するフロアマ
ット3上でのセンサユニット群2aの配置例であり、図
5は図4に示したフロアマット3の車載例であり、フロ
アマット3の一部は前輪のタイヤハウス20にもたれか
けてある。
【0040】フロアマット3における3aはセンサユニ
ット群2aが設置された部分であり、3bはセンサユニ
ット群2aが設置されていない部分である。
【0041】また、21はドライバーシート,22はメ
ータクラスタ,23はステアリングホイールである。
【0042】次に、図6は運転者が正しい足位置でブレ
ーキペダル1’を踏んでいる状態の動作説明図であり、
破線で示した状態は運転者がペダル1’に踏力を掛けて
いない場合のペダルアーム30の位置を示しており、ま
た実線で示した状態は運転者がフルストローク位置まで
ペダル1’を踏んでいる場合のペダルアーム30の位置
を示している。
【0043】さらに、図7は運転者の足のかかとの動き
が床に妨げられブレーキペダル1’が充分な踏力で踏ま
れていない状態の動作説明図であり、図6の場合と異な
って運転者の足のかかと部の踏力がペダル1’に充分掛
けられておらず、運転者が力一杯ペダル1’を踏んでも
ペダルアーム30は制動に充分なフルストローク位置ま
で移動しない。
【0044】次に、図8のフローチャートに基づいて装
置の動作を説明する。装置がスタート状態にある場合に
おいて、電源より充分な電力が供給されているか否かが
判断される(ステップ100)。
【0045】そして、電源より充分な電力が供給されて
いない場合には上記動作が繰り返されるが、電源より充
分な電力が供給されていると判断された場合にはステッ
プ101に進み、インディケータ9で運転者にスタンバ
イ状態である旨を通知する。
【0046】次いで、ステップ102に進み自己診断用
の時間計測開始が行われた後、さらにステップ103に
進みA/D変換インターフェイス回路4より圧力センサ
2の出力値を読み取るとともに、ステップ104に進ん
で圧力センサ2の出力値が規定の異常踏力判断値に達し
たか否かが判断される。
【0047】ステップ104で圧力センサ2の出力値が
規定の異常踏力判断値に達した場合にはステップ104
に戻るが、異常踏力判断値に達していないと判断された
場合にはステップ105に進み、計測時間が規定の診断
完了時間に達したか否かが判断され、ここで計測時間が
規定の診断完了時間に達したと判断された場合にはさら
にステップ106に進むが、計測時間が規定の診断完了
時間に達していないと判断された場合にはステップ10
3に戻る。
【0048】ステップ106ではインディケータ9で運
転者に動作可能の旨を通知し、次いでステップ107で
はA/D変換インターフェイス回路4より圧力センサ2
の出力値を読み取るとともに、ステップ108に進み圧
力センサ2の出力値が規定の異常踏力判断値に達したか
否かが判断され、圧力センサ2の出力値が規定の異常踏
力判断値に達していないと判断された場合にはステップ
107に戻るが、圧力センサ2の出力値が規定の異常踏
力判断値に達していると判断された場合にはステップ1
09に進む。
【0049】ステップ109ではブレーキ自動駆動回路
8がアクチュエータ12を駆動し車両を緊急制動させた
後、ステップ110に進みインディケータ9で運転者に
緊急制動させた旨を通知する。
【0050】次いで、ステップ111ではA/D変換イ
ンターフェイス回路7より車輪速センサ群6の出力値を
読み取り、その後ステップ112で車両が完全に停止し
たか否かが判断され、車両が完全に停止していないと判
断された場合にはステップ111に戻るが、車両が完全
に停止したと判断された場合にはステップ113に進み
アクチュエータ12による緊急制動操作を解除する。
【0051】尚、上述したステップ107からステップ
113によって請求項1におけるブレーキ作動判断手段
105が構成される。
【0052】このように、この実施例によれば、運転者
の踏力を調べて規定値と比較するための圧力センサ2の
設置場所を、アクセル/ブレーキ等のフットペダル類1
の表面とペダル類1周辺の床・側壁構造物部の表面また
はペダル類1周辺の床・側壁構造物部の表面へ敷設する
フロアマット3にまで広げて配置してあるため、運転者
が緊急制動操作時にペダル類1に対する足の位置を誤っ
て踏みつけたり、またアクセル/ブレーキペダル等のペ
ダル類1周辺の床・側壁構造物部のどこを踏みつけて
も、自動的に制動動作を行うことができ、運転者のペダ
ル誤操作にかかわらず緊急制動機能を自動的に開始させ
車両を停止させることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、運転者の踏力を調べて規定値と比較するための圧力
センサの設置場所を、アクセル/ブレーキ等のフットペ
ダル類の表面とペダル類周辺の床・側壁構造物部の表
面、またはペダル類周辺の床・側壁構造物部の表面へ敷
設するフロアマットにまで広げる構成としたため、運転
者が緊急制動操作時にペダル類に対する足の位置を誤っ
て動作させてしまったり、またアクセル/ブレーキペダ
ル等やその周辺の床・側壁構造物部のどこを踏みつけて
も、自動的に制動動作を行うことができるので、運転者
のペダル誤操作にかかわらず緊急制動機能を動作させ車
両を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の全体構成を示すクレーム対応図であ
る。
【図2】この発明に係る装置の電気信号処理系を示す概
略構成図である。
【図3】装置の機械部分を示す概略構成図である。
【図4】ペダル類に対するフロアマットにおける圧力セ
ンサの配置例である。
【図5】図3に示したフロアマットの車載例である。
【図6】運転者が正しい足位置でブレーキペダルを踏ん
でいる状態の動作説明図。
【図7】運転者の足動きが床に妨げられブレーキペダル
が充分な踏力で踏まれていない状態の動作説明図。
【図8】装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 圧力センサ 103 車輪速センサ群 105 ブレーキ作動判断手段 107 ブレーキ自動駆動手段 1 ペダル類 2 圧力センサ 2a 圧力センサユニット群 3 フロアマット 4,7 A/D変換インタフェース回路 5 マイクロコンピータ 6 車輪速センサ 8 ブレーキ自動駆動回路 9 インジケータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセル/ブレーキペダルの表面、およ
    びそれらペダル類周辺の床・側壁構造物部の表面、また
    はペダル類周辺の床・側壁構造物部の表面に敷設するフ
    ロアマット等に配置され、運転者の踏力を検出する多数
    の圧力センサと、 車輪の回転速度を検出する車輪速センサ群と、 上記両センサの検出結果を比較演算し、車輪の回転時で
    あって圧力センサからの検出値が予め定められた踏力以
    上であることが検知された場合には、ブレーキ作動指令
    信号を出力するブレーキ作動判断手段と、 上記ブレーキ作動判断手段からの作動指令信号の入力に
    より、ブレーキアクチュエータを駆動するブレーキ自動
    駆動手段と、 を有することを特徴とする車両用制動装置。
JP3247454A 1991-09-26 1991-09-26 車両用制動装置 Expired - Lifetime JP2702331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3247454A JP2702331B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 車両用制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3247454A JP2702331B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 車両用制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0585317A true JPH0585317A (ja) 1993-04-06
JP2702331B2 JP2702331B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=17163691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3247454A Expired - Lifetime JP2702331B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 車両用制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2702331B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007296950A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Advics:Kk 運転支援制御装置
CN102180151A (zh) * 2010-03-16 2011-09-14 陈蓝 防止加速时产生意外的防误刹车方法
CN112955083A (zh) * 2018-09-16 2021-06-11 Ignite骨科有限责任公司 骨扩孔钻及其使用方法
CN114067550A (zh) * 2020-07-29 2022-02-18 L·扎内蒂 使用激光二极管、vcsel或wdm通过光纤的双向ir红外命令传输

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007296950A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Advics:Kk 運転支援制御装置
CN102180151A (zh) * 2010-03-16 2011-09-14 陈蓝 防止加速时产生意外的防误刹车方法
CN112955083A (zh) * 2018-09-16 2021-06-11 Ignite骨科有限责任公司 骨扩孔钻及其使用方法
CN114067550A (zh) * 2020-07-29 2022-02-18 L·扎内蒂 使用激光二极管、vcsel或wdm通过光纤的双向ir红外命令传输

Also Published As

Publication number Publication date
JP2702331B2 (ja) 1998-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5430645A (en) Robotic system for testing of electric vehicles
US9896070B2 (en) Steering wheel squeeze-activated vehicle braking system
KR101242364B1 (ko) 외력에 의하여 작동 가능한 주차 브레이크의 작동 방법
KR20140144267A (ko) 자율 모드 차량 제어 시스템 및 그 제어 시스템을 포함하는 차량
US10350997B2 (en) Vehicle power control system and vehicle power control method
JP6249303B2 (ja) 車両の停止維持装置
GB2284028A (en) Parking aid with brake intervention
JP2010164314A (ja) 制動支援装置の安全装置
CN110920590B (zh) 行车辅助方法、行车辅助装置和电子驻车系统
JP2702331B2 (ja) 車両用制動装置
CN109747617A (zh) 制动踏板解耦系统、车辆和控制方法
JP5794720B2 (ja) アクセル/ブレーキペダル踏み間違いを起因とする自動車事故防止のための自動車運転システム及び同システムで用いられるアクセル装置及び同システムで用いられるブレーキ装置
JP2006527118A (ja) 車両を制動する装置及び方法
JP2864745B2 (ja) ブレーキ操作量センサのフェール検出装置
JPH0751963Y2 (ja) ブレーキペダルスイッチの故障診断装置
JP7062965B2 (ja) 車両制御装置および車両制御システム
CN111791799A (zh) 一种自动报警并刹车的控制系统
JP2021020567A (ja) 車両停止装置
JP2000025590A (ja) 駐車ブレーキ安全装置
JPH07101324A (ja) 坂道発進補助装置
JPH04262927A (ja) ペダル調整装置
JP7148902B1 (ja) アクセル・ブレーキ変換装置
US11541896B2 (en) Vehicle control apparatus
JP3224952U (ja) 踏み間違いによる急加速防止装置
JPH07101321A (ja) 坂道発進補助装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970904