JPH0585309U - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH0585309U
JPH0585309U JP3401492U JP3401492U JPH0585309U JP H0585309 U JPH0585309 U JP H0585309U JP 3401492 U JP3401492 U JP 3401492U JP 3401492 U JP3401492 U JP 3401492U JP H0585309 U JPH0585309 U JP H0585309U
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伸夫 山中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水と水を吸収すると発熱する物質を熱源と
し、コンパクトで随意化粧料を手軽に加熱できるように
した。 【構成】 底壁6の中央部に突出した上げ底部7の中央
部を筒状に凹陷8すると共に傾斜溝9を凹陷形成し、上
げ底部7まわりの底部に水を吸収すると発熱する物質10
を収納し、上部開口をアルミシール11で閉封した内皿2
を外皿1内に格納する。上げ底部7上に半球面体で下部
開口をアルミシール12で閉封して内部に水13を収容し、
下端を切刃15とした破断筒16を垂設した水入りポーショ
ン3を載置する。頂板17の中央部に凹陷形成した収納室
18に化粧料入りドラム5を収納する。収納室18底部に水
入りポーション3頂部を押下げる凹陷垂下部19を設ける
と共に熱気通流用の貫通孔20を開孔する。頂板17裏面両
側にアルミシール11破断用切刃21を垂設したねじキャッ
プ4を外皿1上部外面にねじ込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、化学反応により発熱する発熱物質を加熱源として組込み、化粧時に 化粧料を加熱して使用できる化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
乳液等の化粧料のなかに、適当な温度に暖めたとき優れた化粧効果をだすもの がある。
【0003】 このような化粧料は、従来シャワーを浴びる前に予かじめ顔等に塗布しておい たり、あるいは適当な温度の湯を用意し、この湯で加熱したりして使用している 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この種化粧料は、家庭で使用する場合は容易に加熱手段が得られるが、例えば 出張や旅行等で出かけた場合、出先きで加熱手段が容易に得られるとは限らない 。また仮りに加熱手段が得られたとしても準備等の手間が面倒であり、従来普及 度が低かった。
【0005】 ところで、極く手軽な発熱源として化学反応によるものがある。このような発 熱物質の1例として水を吸収すると発熱する生石灰が挙げられる。
【0006】 本考案は水と水を吸収すると発熱する物質を加熱源としてコンパクトに組込み 、随意化粧料を手軽に加熱できるように構成した化粧料容器を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の化粧料容器は、深めの外皿1と、底壁6中央部を上げ底部7とし、こ の上げ底部7の中央を筒状に凹陷8すると共に周縁角部に斜め外下方向の傾斜溝 9を凹陷形成し、また上げ底部7まわりの底部に水を吸収すると発熱する物質10 を収納し、上部開口をアルミシール11で閉封して前記外皿1に格納された内皿2 と、下部開口をアルミシール12で閉封して内部に水13を収納し、かつ頂部まわり を肉薄ヒンジ14として頂部を反転可能とした半球面体であって、頂部からアルミ シール12近くまで、下端周縁を切刃15とし反転垂下されたときアルミシール12を 破断して前記凹陷筒8に入り込む破断筒16を垂設し、前記上げ底部7上に取付け られて内皿2に格納された水入りポーション3と、頂板17中央部に収納室18を凹 陷形成し、この収納室18の前記破断筒16直上方の底部中央に凹陷垂下部19を設け ると共に周縁角部に周方向とびとび数個の熱気通流用の貫通孔20を開孔し、更に 頂板17周縁寄り裏面から前記アルミシール11破断用の切刃21を垂設して前記外皿 1にねじ込み可能に螺合されたねじキャップ4と、前記収納室18に収納された化 粧料22入りドラム5とで構成している。
【0008】
【作用】
上記において、使用時にはねじキャップ4を図1の常時の状態から下方にねじ 込めばよい。
【0009】 すると、ねじキャップ4底部の垂下部19がアルミシール11を介し水入りポーシ ョン3の頂部を押下げるので、この水入りポーション3の頂部が肉薄ヒンジ14を 支点として下方に反転し、この反転で破断筒16が下方に落下して凹陷筒8に入り 込み、この落下により切刃15がアルミシール12を破断するので、水入りポーショ ン3内の水13が傾斜溝9から内皿2内底部に流れ込み、この底部内の発熱物質10 が水13を吸収して発熱する。
【0010】 この時点では、前記ねじキャップ4のねじ込みで切刃21が既にアルミシール11 を破断していることから、発熱物質10の発する熱気は貫通孔20を通しドラム5を 加熱するので、化粧料22が暖められる。
【0011】
【実施例】 以下図面を参照して一実施例を説明するに、本考案の化粧料容器は外皿1、内 皿2、水入りポーション3、ねじキャップ4及び化粧料入りドラム5からなり、 これらを携帯に便なるようコンパクトに組込んで構成している。
【0012】 外皿1は深めの丸皿形のもので、上部外面にねじ山を設けている。
【0013】 内皿2は、前記外皿1より一回り小さい丸皿状のもので、底壁6の中央部を上 方に突出させて上げ底部7とし、この上げ底部7の中央部を有底円筒状に凹陷8 し、かつ周縁角部に周方向とびとび数個の斜め外下方向の傾斜溝9を凹陷形成し 、そしてこの上げ底部7まわりの底部内に水を吸収すると発熱する物質10を収納 し、上端開口をアルミシール11で閉封して前記外皿1に格納されている。
【0014】 発熱物質10としては、ここでは生石灰を想定している。この生石灰はよく知ら れているように、水を吸収すると化学反応を起して発熱し、そして生石灰と水の 量の配分比を調整することにより最高300 ℃を超える任意の温度に設定できるこ とも知られている。この実施例では、乳液等対象とする化粧料22が最も化粧効果 を出しうる温度となるよう両者の量の比を整定しておく。
【0015】 水入りポーション3は、球面体の上半部の半球面体の形状で、下端開口をアル ミシール12により閉封して内部に水13を収容した密封容器である。この水入りポ ーション3は、頂部裏面から下端周縁を波状の切刃15に形成した破断筒16をアル ミシール12近くまで垂設し、さらに頂部まわりを肉薄ヒンジ14として頂部を押込 むとこの頂部が肉薄ヒンジ14を支点として反転できる構造としてあり、前記上げ 底部7上にアルミシール11で内皿2を閉封する前に格納載置してある。この場合 、破断筒16は凹陷筒8に入り込めるサイズであり、そしてこの凹陷筒8の直上方 に位置するように配設される。
【0016】 ねじキャップ4は、頂板17中央部に皿状の収納室18を凹陷形成し、この収納室 18の前記破断筒16直上方の底部中央を、下面が球面状に垂下する垂下部19に凹陷 し、またこの収納室18周縁の底壁から周壁にかけての角部に周方向とびとび数個 の熱気通流用の貫通孔20を開孔し、さらに収納室18の両側に位置させて頂壁17裏 面から3角形の切刃21を垂設し、周壁内周面のねじ溝により前記外皿1外面にさ らにねじ込み可能に螺合装着してある。
【0017】 ドラム5は前記収納室18に対応した浅皿状のもので、乳液等の化粧料22を充填 し、上面をつまみ23付きの適当なシート24で閉封している。このドラム5の材質 は特に問わないが、金属材が好ましい。
【0018】 なお、図では示してないが、流通段階では図1の状態の全体をシュリンクフィ ルムで包装しておく。
【0019】 この実施例において、化粧をするときはねじキャップ4を下方にねじ込めばよ い。すると、このねじ込みで凹陷垂下部19が水入りポーション3の頂部を押下げ 、この押下げで頂部を反転させ、この反転で破断筒16が下方に落下し凹陷筒8に 入り込むので切刃15がアルミシール12を破断し、ポーション3内の水13が内皿2 内に流出し、従って内皿2内の発熱物質10が水を吸収して化学反応を起し、発熱 する。
【0020】 この時点では、切刃21がアルミシール11を円形に切りとり破断しているので、 発熱物質10の熱気は貫通孔20群を通しドラム5を加熱し、化粧料22を暖める。
【0021】 本考案の化粧料容器は、上記した本来の趣旨のほかに、冬季に液状化粧料を単 に暖めて使用したいケースにも適用することができる。また固形状の化粧料を練 状あるいはペースト状に溶解させて使用するような場合にも適用できる。
【0022】
【考案の効果】
上記したように、本考案では水13と、この水を吸収すると化学反応を起して発 熱する発熱物質10とを利用し、これらをコンパクトに化粧料容器に熱源として組 込み、全体を小形に形成したので携帯するのに都合がよく、屋内、屋外の場所を 問わず使用できて便利である。
【0023】 また化粧料22の加熱は、ねじキャップ4のねじ込み操作のみですむので、他の 熱源を利用する場合のような準備や手数が不要であり、使用に当り何の面倒もな く極く手軽に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の主要部の縦断面図である。
【図2】同実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 外皿 2 内皿 3 水入りポーション 4 ねじキャップ 5 化粧料入りドラム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深めの外皿1と、底壁6中央部を上げ底
    部7とし、この上げ底部7の中央を筒状に凹陷8すると
    共に周縁角部に斜め外下方向の傾斜溝9を凹陷形成し、
    また上げ底部7まわりの底部に水を吸収すると発熱する
    物質10を収納し、上部開口をアルミシール11で閉封して
    前記外皿1に格納された内皿2と、下部開口をアルミシ
    ール12で閉封して内部に水13を収納し、かつ頂部まわり
    を肉薄ヒンジ14として頂部を反転可能とした半球面体で
    あって、頂部からアルミシール12近くまで、下端周縁を
    切刃15とし反転垂下されたときアルミシール12を破断し
    て前記凹陷筒8に入り込む破断筒16を垂設し、前記上げ
    底部7上に取付けられて内皿2に格納された水入りポー
    ション3と、頂板17中央部に収納室18を凹陷形成し、こ
    の収納室18の前記破断筒16直上方の底部中央に凹陷垂下
    部19を設けると共に周縁角部に周方向とびとび数個の熱
    気通流用の貫通孔20を開孔し、更に頂板17周縁寄り裏面
    から前記アルミシール11破断用の切刃21を垂設して前記
    外皿1にねじ込み可能に螺合されたねじキャップ4と、
    前記収納室18に収納された化粧料22入りドラム5とから
    なる化粧料容器。
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