JPH0584492A - 溶剤型/水性ペイント系からの固体の除去法 - Google Patents

溶剤型/水性ペイント系からの固体の除去法

Info

Publication number
JPH0584492A
JPH0584492A JP3249050A JP24905091A JPH0584492A JP H0584492 A JPH0584492 A JP H0584492A JP 3249050 A JP3249050 A JP 3249050A JP 24905091 A JP24905091 A JP 24905091A JP H0584492 A JPH0584492 A JP H0584492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
paint
melamine
alkalinity
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3249050A
Other languages
English (en)
Inventor
Paul A Rey
エー.レイ ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calgon Corp
Original Assignee
Calgon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calgon Corp filed Critical Calgon Corp
Publication of JPH0584492A publication Critical patent/JPH0584492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D9/00Chemical paint or ink removers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/71Paint detackifiers or coagulants, e.g. for the treatment of oversprays in paint spraying installations

Abstract

(57)【要約】 【目的】 過剰噴霧された水性塗料及び溶剤型塗料を含
む循環水を処理する方法の提供。 【構成】 アルカリ源を添加することによって塗料吹付
室水のアルカリ度を炭酸カルシウム基準で100〜60
0ppm に調整し、メラミンポリマーをその水に加え、メ
ラミンポリマーの添加前又は後に、過剰噴霧された水性
及び溶剤型塗料をアルカリ度を調整した塗料吹付室水と
接触させ、有効量の凝集剤をその塗料吹付室水に添加
し、そして得られたスラッジを塗料吹付室水から除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、過剰噴霧された水性および溶
剤型ペイントを含む循環水、たとえば湿式ペイント吹付
室操作における循環水の処理方法に関する。
【0002】自動車ボデー、多くの工業的および消費者
用物品は、吹付室と呼ばれる区域でふつうは噴霧塗装さ
れる。ここでは、過剰噴霧された(over-sprayed)ペイン
トの空気を洗うために水カーテンを使う。ついで洗浄水
を処理してペイント固体を除去し、処理した水を再循環
する。
【0003】水カーテンは典型的には過剰噴霧区域上方
の水槽に水をポンプ送りすることによりつくり出され
る。水の均一シートが水槽の長さに沿って吹付室壁下へ
落下するように、水槽からのオーバフローを制御する。
噴霧ノズルもふつう使われる。噴霧ガンから出た過剰噴
霧されたペイントの細かい液滴は水カーテンと接触し、
捕獲される。水カーテンと接触するペイント量は、プラ
ントまたはプロセスの操業休止、塗装される物体の寸法
と形状、使う噴霧装置の型、使う噴霧、浄化技術、水
流、使うペイントの型を含め多くの可変因子に依存し変
化できる。
【0004】溶剤型ペイントがふつう吹付室で使われ
る。しかし、プラント位置から出る揮発性炭化水素、す
なわち溶剤型ペイントで使う溶剤希釈剤の量を制限する
連邦規制に対応し、水性ペイントが現在吹付室操作に使
われている。このことは、将来吹付室操作の循環水がし
ばしば溶剤型ペイントと水性ペイントの両者を含むこと
を意味する。
【0005】ここで使う「溶剤型ペイント」の用語は、
油性ペイント、エナメル、ウレタン、ラッカーを含め
(これに限定されないが)、噴霧操作に使われる水不溶
コーティングの全てを指す。これらの製品は未処理のと
きは、噴霧室の壁、水分布パイプ、噴霧ノズルの表面の
ような接触する他の表面に容易に付着する。
【0006】ここで使う「水性ペイント」の用語は、水
でうすめられるアルキド、エポキシエステル組成物、ア
クリル重合体/共重合体を使う水性熱可塑性ラテックス
組成物、ポリウレタン分散液の水性ラテックス、上記組
成物のブレンドを含め(これに限定されないが)、コー
ティング処方物中に約10%過剰の水を含むコーティン
グ全てを指す。
【0007】溶剤型ペイントに関する主処理目的は、過
剰噴霧したコーティング材料の粘着または付着性に関す
る。その疎水性のために、溶剤型ペイント固体は合着
し、噴霧区域の壁、天井、床に蓄積し、水噴霧装置、再
循環ポンプなどをつまらせる傾向がある。そこで、吹付
室の水系に捕獲された過剰噴霧またはペイントミストを
脱粘化または殺しで、吹付室の壁、パイプなどへの付着
を防ぐ必要がある。吹付噴霧室表面に付着したペイント
はふつう装置から容易に除けず、時間と共に蓄積する傾
向があり、そこで吹付室の効率を妨げる。
【0008】水性ペイントに関する主処理目的は、細か
く分散したペイント固体を捕獲し、集めることである。
捕獲されない固体は系に蓄積し、スラッジ回収ピットお
よび吹付室ダムに沈降する傾向がある。この固体は嫌気
性菌コロニーの成長を助長し、臭いの問題を起し得る。
この処理問題は、一層親水性の水基剤ペイントで一層悪
化する。言いかえると、これらは水と一層相容性の樹脂
と染料を含んでいる。
【0009】これらの処理目的は、一般にアルカリ度濃
度に関し全然正反対である。すなわち、溶剤型ペイント
の改良された脱粘化は比較的高アルカリ度をもつ水系で
起り、一方水基剤ペイントの改良された捕集性は比較的
低アルカリ度の水系で起ることを、本発明者は発見し
た。吹付室操作に深刻な妨害となる他の問題は、泡立が
起る高かくはん区域および泡が蓄積する区域で起る。発
泡は化学添加剤、界面活性剤、溶剤、またはその組合せ
で起る。また、捕獲除去されない細かく分散したペイン
ト固体は泡を安定化する傾向があり、発泡問題を悪化さ
せる。発泡は一般に多量の泡消し剤の使用を必要とし、
これは一層高い操作費となる。水性ペイントは一般に溶
剤型ペイントより著しく発泡を起す傾向がある。
【0010】重合体および約7以上のpHで不溶水酸化物
を形成する両性金属塩を含む組成物を含めて、過剰噴霧
ペイントを含む循環湿式吹付室水用の処理剤として種々
の薬品が提案されてきた。この型の組合せの使用は次の
Forneyの米国特許第3,861,887号、Gabel らの
第3,990,986号、Michalski らの第4,00
2,490号、Roperts らの第4,130,674号、
Puchalski の第4,440,647号に記載されてい
る。さらに、Ponimvilleの米国特許第4,637,82
4号は両性金属塩と共にケイ酸塩、ポリジアリルジアル
キルアンモニウムハライドの使用を開示している。また
Merrell らの米国特許第4,853,132号は、溶剤
型ペイントを脱粘化するために、カチオン性ポリマーと
無機アニオンの塩との反応で生成する沈殿の使用を明ら
かにしている。ベントナイト粘土、アルミニウム塩、亜
鉛塩もカチオン重合体と共に使われてきた。
【0011】Mizunoらの米国特許第4,656,059
号は湿式吹付室のペイント処理用にメラミン−アルデヒ
ド酸コロイド溶液の使用に関し、Leitz らの米国特許第
4,629,572号、ペイント噴霧室廃物処理に、水
膨潤性粘土と共に尿素またはアミノトリアジン−アルデ
ヒド縮合反応生成物の使用に関する。
【0012】さらに、Charles A.Faust、 Joseph P. Mik
nevichの係属中の米国特許出願第433,469号(1
989年11月9日提出)は、ペイント吹付室系で捕獲
された溶剤型コーティングの脱粘化に、アルカリ度源と
凝集剤重合体と組合せメラミン−ホルムアルデヒド型重
合体を使う方法を開示している。Rey の係属中の米国特
許出願第475,670号(1990年2月9日提出)
は、メラミン−ホルムアルデヒド重合体を使い、水性ペ
イント系から固体を除去する別の方法を明らかにしてい
る。Morse の係属中の米国特許出願第296,258号
(1989年1月12日提出)、第501,466号
(1990年3月30日提出)は、メラミン−ホルムア
ルデヒド重合体を使い、ペイント噴霧系を脱粘化する別
の方法を開示している。
【0013】この発明は、過剰噴霧された溶剤型ペイン
トと過剰噴霧された水性ペイントの両者を含む循環ペイ
ント吹付室水の処理に改良された結果で使用できる特定
のアルカリ度/メラミン重合体/凝集剤ベースの系に特
に関する点で、Mizunoらの発明および上記係属中の出願
とは区別される。そこで、狭い操作条件内で適用され
る、特定のアルカリ度源と特定の重合体凝集剤と組合せ
たメラミン−ホルムアルデヒド型重合体は、溶剤型およ
び水性ペイント含有系の改良された処理を提供する。
【0014】狭い指定操作範囲内で適用される、特定の
アルカリ度源と重合体凝集剤を組合せたメラミン重合体
を、水性ペイントと溶剤型ペイントの両者を含む水処理
に使い改良された結果が得られることを本発明者は発見
した。含まれる過剰噴霧されたペイントを捕獲、捕集す
るために処理した後の上記水は、典型的にはペイント吹
付室操作に再循環させる。添加順序および添加点が最適
処理には重要であることも、本発明者は発見した。さら
に特に、この発明は当該水からこの過剰噴霧された溶剤
型および水性ペイントの除去を促進するため、過剰噴霧
した溶剤型ペイントと水性ペイントを含む循環ペイント
吹付室水の処理法に関する。
【0015】多くの自動車製造業者は、自動車およびト
ラックの塗装のため3コート系(たとえばプライマー/
ベースコート/クリアーコート)を使う。プライマーお
よびクリアーコートは普通溶剤型ペイントであるが、水
性ペイントは自動車、計器盤製造においてベースコート
としての使用が急速に受け入れられている。これは一部
分、ペイント噴霧操作からの揮発性有機炭素の放出を制
御する政府の規制による。過剰噴霧した水性および溶剤
型ペイントを処理し捕集するための組合せた水系は、資
本装置経費、操作の容易さの点で著しい利点を与える
が、水性ペイントと溶剤型ペイントは、アルカリ度の存
在で水中での異なった挙動により一般に特徴づけられ
る。図1に示すように、溶剤型ペイントと水性ペイント
の処理は、アルカリ度により著しく影響を受ける。狭い
アルカリ度範囲が両ペイントの最適処理を与えること
を、本発明者は発見した。比較的低アルカリ度(すなわ
ちCaCO3 として300ppm 以下)が水性ペイントに
有利であり、一方溶剤型ペイントは高アルカリ度水準
(すなわちCaCO3として400ppm 以上)で最もよ
く処理される。この理由で、同一系における水性ペイン
トと溶剤型ペイント両者の処理は、夫々のペイントがア
ルカリ度に反応する方法に基づいては両立しないように
見える。
【0016】成功するプログラムは両型のペイントの処
理要求に合わねばならない。低アルカリ度領域では、溶
剤型ペイントは十分には脱粘化されない。高アルカリ度
は一般に水性ペイントを過分散し、効率を著しく減ら
す。中間アルカリ度範囲内での操作が、水性および溶剤
型ペイントの組合せに対し有効な処理を与える。
【0017】添加順序および添加点因子に基づき、改良
された結果が得られることも、本発明者は発見した。こ
の発明の方法は、広い種類の水基剤ペイントと溶剤基剤
ペイントを含む系の処理に著しく有効である。さらに、
この発明の方法は一般に低容積の凝集した主として有機
スラッジを生じ、これは地盛りにまたは焼却により容易
に処分できる。
【0018】これらおよび他の利点は次の詳しい記載か
らさらに明らかとなる。この発明は、処理しようとする
水、すなわち吹付室操作水から過剰噴霧した溶剤型ペイ
ントおよび水性ペイントの除去を促進するために、上記
の過剰噴霧した両ペイントを含む循環ペイント吹付室水
の処理法に関する。この発明の方法は、処理される水
系、すなわち循環ペイント吹付室水の水のアルカリ度
を、炭酸カルシウム基準で100〜600ppm 、好まし
くはCaCO3 として200〜400ppm の間に調節
し、上記水にメラミン重合体の有効量を添加し、メラミ
ン重合体の有効量の添加前または後で上記過剰噴霧した
ペイントとアルカリ度を調節した水とを接触させ、上記
過剰噴霧したペイントがアルカリ度およびメラミン重合
体と接触した後に処理される水に凝集剤を添加し、生成
スラッジを処理される水から除去することからなる。
【0019】過剰噴霧した水性ペイントおよび溶剤型ペ
イントがペイント吹付室水と接触する前に、処理される
ペイント吹付室系の水のアルカリ度を調節し、最低アル
カリ度約100ppm (CaCO3 として)、最高アルカ
リ度約600ppm を与えるべきである。好ましくは、ア
ルカリ度を約200〜約400ppm に、最も好ましくは
約250〜350ppm の間に維持すべきである。このア
ルカリ度範囲は一般に臨界的である。一層高いアルカリ
度では、ペイント固体は増々捕獲困難となり、分離効率
を減らす。一層高いアルカリ度でさえ、ペイント固体は
浮遊せずに沈む傾向がある。十分なアルカリ度が存在し
ないと(すなわち約100〜200ppmより低い)、メ
ラミン重合体は効果がなく、著しく劣った捕集効率およ
び溶剤型ペイントの劣った脱粘化を生じる。
【0020】さらに、処理される水のpHを約6.0〜
8.0、好ましくは約6.0〜約7.5の間に維持すべ
きである。メラミン重合体を活性化するためには、少な
くとも約6.0のpHが望ましい。pHを約6.0より低く
すると、系の腐食が一般に増加する。他方、約8.0よ
り高いpHは一般に一層大きい固体の分散を生じ、一層低
効率の固体捕獲を生じ、一層大きい泡発生をきたす。
【0021】炭酸塩、たとえば炭酸ナトリウムまたは重
炭酸ナトリウムのようなアルカリ金属炭酸塩、アルカリ
金属重炭酸塩、NaOH、KOH、ケイ酸塩および(ま
たは)そのブレンドの形でアルカリ度を加えることがで
きる。しかし、好ましいアルカリ度源はアルカリ金属の
炭酸塩、ケイ酸塩であり、炭酸ナトリウム、重炭酸ナト
リウム、その混合物が特に好ましい。このアルカリ度源
は一般に安価で、使用に安全であり、また重合体凝集剤
と組合せて使うとき水性ペイント固形物に対しすぐれた
浮遊を与える。そこで、アルカリ度、特に炭酸塩アルカ
リ度は処理される水系の表面に浮遊ペイント粒子が浮遊
するのを助ける。
【0022】過剰噴霧されたペイントと接触するカーテ
ンを形成する水が指定のアルカリ度範囲であるように、
アルカリ度を調節する必要がある。バッチ式または連続
式添加を含めて、アルカリ度源のどの添加法も使用でき
るが、連続式添加が好ましい。アルカリ度の要求に加え
て、メラミン重合体の有効量を使う必要がある。ここで
使うメラミン重合体は、(a)メラミンまたは置換メラ
ミンと、(b)次の一般式 R1 −C(=O)−R2 (式中、R1 とR2 は同一かまたは異なることができ、
Hおよび直鎖または枝分れのC1-4 アルキル基からなる
群から選ばれる)で表わされる化合物からつくった重合
体である。好ましい化合物(b)はアルデヒドからな
り、メタナール(ホルムアルデヒド)、エタナール、プ
ロパナールが特に好ましく、最も好ましいアルデヒドは
ホルムアルデヒドである。
【0023】成分(a)対成分(b)のモル比は約1:
1〜約1:6の範囲であるべきであり、好ましい比は約
1:1〜1:3である。最も好ましいモル比は、アルデ
ヒド約2〜2.5モルに対しメラミンまたはその誘導体
約1モルである。そこで、メラミン対ホルムアルデヒド
のモル比約1:2〜約1:2.5のメラミンとホルムア
ルデヒドから、最も好ましい重合体が製造される。
【0024】このメラミン重合体は水に不溶である。そ
こで、メラミン重合体が細かい懸濁コロイド状態で安定
化される酸性溶液で使うのが最上である。pH約1.6〜
2.1をもつCalgon製品CA−289が好ましい形の例
である。この製品は酸性水溶液中8%活性メラミン−ホ
ルムアルデヒド重合体を含む。メラミン−アルデヒド酸
懸濁液製造にどの酸も使用できるが、塩酸が好ましい。
また、アルコールのような他の安定化剤も使用できる。
【0025】安定化(酸性)懸濁液または溶液中の活性
メラミン重合体の重量%は、費用と生成物安定性の考慮
から約0.1〜約20%、好ましくは1〜約15%、最
も好ましくは約4〜約20%の範囲であるべきである。
メラミン−アルデヒド型重合体を細かいコロイド懸濁液
に保つのに十分な低いpHにすべきである。
【0026】メラミン−アルデヒド型重合体の分子量は
重要ではない。しかし、好ましい分子量は約500〜5
0,000、最も好ましい分子量は約500〜5,00
0の範囲である。上記のように、適当なメラミン−アル
デヒド型重合体は商品名CA−289、WT−251
1、PK−9511としてCalgon Corporationから商業
上入手できる。この製品は分子量約2,200をもつ。
【0027】メラミン重合体の有効量を処理する水に添
加または保持すべきである。メラミン重合体はアルカリ
度と反応し細かい沈殿を形成する。ここで使う「有効
量」の用語は、処理される系に凝集剤の添加後、望む水
清澄度とペイント固形分捕獲を達成するメラミン重合体
の量を指す。
【0028】好ましくはペイント1部当り約0.001
〜1.0部のメラミン重合体(活性成分基準)の用量
で、最も好ましくはペイント1部当り約0.01〜0.
5部の活性メラミン重合体の用量で、メラミン重合体を
処理される水系に断続的にまたは連続的に適用できる。
噴霧は一般に連続的であるから、メラミン重合体の連続
的添加が好ましい。都合がよければどの位置でもメラミ
ン重合体を添加できるが、メラミン重合体の最高濃度が
過剰噴霧したペイントと接触できるように添加するのが
好ましい。たとえば、水カーテンを形成するのに使う水
槽または他の装置に供給するラインにメラミン重合体を
添加できる。多点での添加が好ましい。ペイントとの接
触前に重合体少なくとも5%を加え、ペイントとの接触
後に重合体少なくとも5%を加えるように、メラミン−
アルデヒド重合体フィードを分割することも好ましい。
アルカリ度調節工程とメラミン重合体添加工程を同時に
実施できるが、過剰噴霧したペイントと循環ペイント吹
付室水との接触前にアルカリ度調節をすることに留意。
かぎとなる因子は、有効量のメラミン重合体を含んでい
るかまたは有効量のメラミン重合体が添加される望むア
ルカリ度範囲内の水と過剰噴霧したペイントとが接触す
ることである。
【0029】典型的ペイント吹付室操作では、この室か
らの戻り水は一般に極端な乱流にぶつかる。この乱流
は、ペイントとメラミン重合体間の密な接触を促進する
ことにより処理効率を改善する。
【0030】過剰噴霧した水性および溶剤型ペイントが
循環水中のアルカリ度およびメラミン重合体と接触後、
ペイント吹付室水系に重合体凝集剤を添加する。凝集剤
はコンディショニングしたペイント粒子を結合し、空気
をフロック構造内に合体することによって、浮揚性フロ
ック構造の形成を促進する。生成浮遊フロックは循環水
系からペイント固形分の除去を促進する。
【0031】この発明に従えば、使う重合体凝集剤の型
が重要であり、使うその分子量も重要であることがわか
った。適当な凝集剤は、少なくとも1種の非イオン重合
体、少なくとも1種のアニオン重合体、少なくとも1種
のカチオン重合体、少なくとも1種の両性重合体、また
はその混合物からなる。非イオン重合体凝集剤が好まし
い。一般に、少なくとも2×106 の重量平均分子量を
もつ凝集剤が好ましい。さらに好ましくは、分子量は約
6×106 を越えるべきである。凝集剤の例は長鎖ポリ
アクリルアミド、長鎖ポリメタクリルアミドを含む。最
も好ましい凝集剤は重量平均分子量約6×106〜約2
0×106 の範囲をもつ非イオンポリアクリルアミドで
ある。
【0032】この発明で凝集剤として使用できる典型的
カチオン多価電解質は、ポリアミン、ポリホスホニウム
化合物、ポリスルホニウム化合物、四級アンモニウム化
合物、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニ
ウムメチル硫酸エステル(METAMS)の重合体、メ
タクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリ
ド(MAPTAC)の重合体、アクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウムクロリド(AETAC)の重
合体、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニ
ウムクロリド(METAC)の重合体、およびMETA
MS、MEPTAC、AETACおよび(または)ME
TACとアクリルアミドおよび(または)メタクリルア
ミドの組合せからつくった重合体を含むがこれらに限定
されない。四級アンモニウム化合物の代表例はジエチル
ジアリルアンモニウムおよびジメチルジアリルアンモニ
ウムの重合体およびその塩である。
【0033】好ましいカチオン凝集剤はポリジメチルジ
アリルアンモニウムクロリド(ポリDMDAAC)、ポ
リジメチルジアリルアンモニウムブロミド(ポリDMD
AAB)、ポリジエチルジアリルアンモニウムクロリド
(ポリDEDAAB)のような四級アンモニウム重合
体、またはこれとアクリルアミドまたはメタクリルアミ
ドとの共重合体である。四級アンモニウム重合体の好ま
しい分子量は約2,000,000を超えるものであ
る。
【0034】最も好ましいカチオン凝集剤は、約4,0
00,000以上の重量平均分子量をもつ、ジメチルジ
アリルアンモニウムクロリドとアクリルアミドまたはそ
の同族体とからなる重合体である。非イオン残基(たと
えばアクリルアミドまたはメタクリルアミド)対カチオ
ン残基の比は、活性重量基準で約1:1以上であるべき
である。他の好ましい重合体は、活性重量基準でa)対
b)の単量体比が約1:1より大きいa)アクリルアミ
ドまたはメタクリルアミドと、b)METAMS、ME
TAC、MAPTAC、またはAETACからなる。
【0035】好ましいアニオン凝集剤は2−メタクリル
アミド−2−メチルプロピルスルホン酸およびその塩の
重合体と、a)アクリル酸および(または)メタクリル
酸とb)2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスル
ホン酸および(または)2−メタクリルアミド−2−メ
チルプロピルスルホン酸との共重合体からなる。加水分
解ポリアクリルアミドも使用できる。好ましいアニオン
多価電解質は低い電荷(すなわち2%以下)を有し、以
下の群即ち、分子量約2×106 〜20×106 をもつ
ポリアクリル酸およびその塩、特にナトリウム塩、実際
上どの加水分解度も有し分子量約2×106 〜20×1
6 をもつ加水分解ポリアクリルアミド、a)対b)の
重量比が約1:99〜99:1、好ましくは10:90
〜90:10、最も好ましくは75:25で分子量が約
2×106 〜20×106であるa)アクリル酸または
メタクリル酸とb)2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロピルスルホン酸および(または)2−メタクリルアミ
ド−2−メチルプロピルスルホン酸とからなる重合体、
からなる群から選ばれる。
【0036】ある種の高分子量両性高分子電解質を本法
で使用できることも、本発明者は見出した。適当な両性
高分子電解質の代表例は、a)アクリル酸、メタクリル
酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン
酸または2−メタクリルアミド−2−メチルプロピルス
ルホン酸単独またはその組合せと、b)ジメチルジアリ
ルアンモニウムクロリド、ジメチルジアリルアンモニウ
ムブロミド、ジエチルジアリルアンモニウムクロリド、
またはジエチルジアリルアンモニウムブロミド単独また
はその組合せとからなる重合体を含む。ただし、成分
a)対成分b)の重量比は約90:10〜10:90の
範囲であり、両性高分子電解質は約2×106 以上の分
子量をもつ。この両性高分子電解質はアクリルアミドま
たはメタクリルアミドのような非イオン残基を含むこと
もできる。上述した非イオン、カチオン、アニオン、両
性高分子電解質凝集剤のブレンドは単独でまたは両性金
属塩と組合せて使用できる。
【0037】重合体凝集剤の有効量を添加すべきであ
る。有効量は処理される系に存在するメラミン重合体の
量に依存する。好ましくは、有効凝集剤用量は、活性メ
ラミン重合体対活性重合体基準で、メラミン重合体1部
当り重合体凝集剤約0.01〜150部、さらに好まし
くは0.1〜20部である。
【0038】重合体凝集剤の機能は二つある。凝集剤は
メラミン重合体処理のペイント固体と反応し、大きな浮
揚性の容易に捕獲されるフロックを形成し、また水中に
存在するコロイド状粒子を除去することによって系の泡
生成を減らすか全く排除する。
【0039】この発明で要求されることは、過剰噴霧し
た水性ペイントおよび溶剤型ペイントがアルカリ度調節
したペイント吹付室水およびメラミン重合体と接触した
後に、凝集剤をペイント吹付室水に添加することであ
る。メラミン重合体処理したペイント固体が少なくとも
1種の重合体凝集剤と接触したら、生成スラッジを水か
ら除去する。この除去は空気浮選、濾過を含め(これに
限定されないが)当該技術で既知の方法で行うことがで
きる。
【0040】過剰噴霧ペイントを含む水の処理にふつう
使われる他の添加剤を、本法と組合せて使用できる。た
とえば、ベントナイト粘土、カーボンブラック、タル
ク、ガム、デンプン、デキストリン、石灰、酸化アルミ
ニウム、シリカ固体、カゼインを本法の主工程と組合せ
て追加のプロセス助剤として使用できる。ミョウバン、
塩化アルミニウム、硫酸鉄 (III)、塩化鉄(III) を含め
(これに限定されないが)両性金属塩の組からの添加剤
も、この発明の性能を増すために使用できる。
【0041】
【実施例】次の実施例はこの発明を例示する。この実施
例はこの発明を限定するものではない。ことわらない限
り、パーセントまたは部は重量である。
【0042】実施例1 図1は溶剤型ペイントと水性ペイントの間の差違を示
す。図1に示したデータを得るために、各指定のペイン
ト0.2gを脱イオン水200mlに加えた。500rpm
の磁気ミキサを使いかきまぜた。ミキサを切り、1時間
後、観察を記録した。図1において、BASFホワイト
は固形着色水性ペイント、CILブルーは金属水性ペイ
ント、CILクリアコートは水性ペイントの上に用いる
溶剤型仕上コート、Du Pont グレープライマーは溶剤型
プライマー、レッドトップコートは溶剤型高固形エナメ
ルペイントである。
【0043】この数字で、低い透過率値は高度に分散し
たペイント固形分に関連する。この実施例の水性固形分
は分散したままであり、非付着性であった。
【0044】実施例2 溶剤型ペイントは本来粘着性で、適当に「殺さ」ないと
きは「べとべと」である。水中の未処理溶剤型ペイント
は一般に容器の側面に付着しまたは水面上に浮遊する。
この実施例で使う「殺した」の用語は、回収ペイントス
ラッジが脱粘化された、すなわち一層べとべとせず「粘
着」でなくなった程度を指す。「べとべと」は、研究者
の手をぬらし、少量のペイントスラッジを手のひらの上
におき決めた。ついで、ペイントスラッジを手のひらの
上でなすりつけ、フロック構造を破壊した。微粉を手の
ひらから洗った。残ったなすりつけたペイントを始めの
スラッジ容量と比較し、0〜10の尺度で等級を割りあ
てた。0は最高量のべとべとを、10はべとべとの残っ
ていないことを示す。「粘着」は研究者の親指と人差し
指の間のペイントスラッジの粘った感じとして決めた。
溶剤型ペイントの処理性能規準は0〜10の類似の尺度
で等級づけし、0は最高量の粘着を、10は粘着性のな
いことを示す。「殺し」等級は次式で決めた:(粘着+
べたべた)/2。そこで「殺し」等級10は完全に殺さ
れたこと、すなわち完全な脱粘着化を示し、0は生きた
ペイントを示す。
【0045】水性ペイントは、水性ペイント処方物の主
溶剤である水に対し親和性をもつ。水性ペイントは容易
に水に分散し、放置すると分散したままである。未処理
の水性ペイントの水清澄度は一般に著しく低い(すなわ
ち、透過率<10%)。水性ペイントは本来特に粘着ま
たはべとべとでないから、水性ペイントの処理性能規準
は0〜10の尺度で等級づけし、10は完全な清澄度
を、0は固形分がほとんど除去されないことを示す。清
澄度の等級は次式(透過率%/10)で決めた。
【0046】組合さった水性および溶剤型ペイントは評
価に特別の問題を課する。水性ペイントの処理品位は水
清澄度により指定され、溶剤型ペイントの処理品位は
「殺し」により指定されるから、組合さったペイント系
の性能は二つの規準に基づかねばならない、一方個々の
ペイント系は一つの規準で評価できる。また、溶剤型お
よび水性ペイントの異なった挙動と性質のために、組合
さった系の処理性能には負の相加効果がある。この幾分
主観的性能パラメータを客観的に評価するために、次式
を開発した。
【0047】相対処理性能=〔10−(10−「殺
し」)−(10−透過率%/10)〕 この式に基づき、+10〜−20の相対処理性能範囲を
もつことができる。実際的には、相対処理性能は10〜
0であり、10は最上のペイント除去性能を示す。一層
高いアルカリ度範囲では、溶剤型ペイントはよく脱粘化
されるが、過分散されるようになり細かい懸濁固体を増
加させる。上の式は高アルカリ度で観察される溶剤型ペ
イントの処理性能の損失を示している。
【0048】この実施例では、ある範囲のアルカリ度濃
度を使い、水性および溶剤型ペイントの両者を含む系を
評価した。次の工程に従った。水のアルカリ度をアルカ
リ度剤で望む範囲に調節し、水200mlを400mlの広
口ジャーに加え、Fisher Sciene Thermix かくはん機モ
デル120Mを9にセットし系を混合した。ペイントの
添加の前または後に0.5ml、あるいはペイントの添加
前0.35mlそしてペイントの添加後0.15mlの量
で、メラミン−ホルムアルデヒド重合体(M−F)を加
えた。この実施例で使ったメラミン−ホルムアルデヒド
重合体は、CalgonCorporation 、ピッツバーグ、ペンシ
ルバニアから商業上入手できる CalgonPK−9511
である。ペイントを0.30ml加えた。ペイントの分散
性を記録し、系を45秒混合した。凝集剤溶液(活性成
分基準で1g/リットルのものを4ml)を加え、系を3
0秒混合した。ついで、かくはん機を止め、上昇速度と
スラッジの特性を記録した。ついで、系を2分放置し
た。研究者の手のひらを水でぬらし、生成スラッジの半
分を手のひらにのせ、他の手で手のひらにこすりつけ
た。上記のようにペイントのべとべとを評価した。未使
用ペイントスラッジの一部分を親指と人差し指の間に入
れ、こすり、ペイントの粘着性を上記のように評価し
た。Bausch and Lomb Spectronic mini 20機で、水清
澄度を450nmで測定した。最後に、上記のように相対
処理性能を計算した。結果を図2に示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に記載の種々の水性および溶剤型ペイ
ントの測定透過率を示すグラフである。
【図2】メラミン−アルデヒド重合体の処理性能に対す
るアルカリ度の影響を示すグラフである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過剰噴霧された水性ペイントと過剰噴霧
    された溶剤型ペイントの両者を含む循環ペイント吹付噴
    霧室水の処理法において、 (a)循環ペイント吹付噴霧室水にアルカリ度源を添加
    することにより、炭酸カルシウム基準で前記水のアルカ
    リ度を約100〜600ppm の間に調節し、 (b)メラミンまたは置換メラミンと次の一般式 R1 −C(=O)−R2 (式中、R1 とR2 は同一かまたは異なっており、Hお
    よび直鎖または枝分れのC1-4 アルキルからなる群から
    選ばれる)で表わされる化合物の反応生成物(メラミン
    または置換メラミン対上記一般式の化合物のモル比約
    1:1〜約1:6の範囲にある)を含むメラミン重合体
    の有効量を前記水に添加し、 (c)工程(a)の完了後であって工程(b)の完了前
    または後に、過剰噴霧された水性ペイントおよび過剰噴
    霧した溶剤型ペイントを前記水と接触させ、 (d)工程(a)、(b)、(c)の完了後、前記水に
    凝集剤の有効量を添加し、 (e)生成スラッジを前記水から除去することを特徴と
    する処理法。
  2. 【請求項2】 前記水のアルカリ度を約200〜400
    ppm の間に調節する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記水のpHを約6.0〜8.0の範囲に
    保つ請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ度源を炭酸塩及びケイ酸塩から
    なる群から選ぶ請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 アルカリ度源を炭酸ナトリウム、重炭酸
    ナトリウム及びその混合物から選ぶ請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 メラミン重合体がメラミン−ホルムアミ
    ド重合体を含む請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 凝集剤が非イオン、アニオン、カチオン
    または両性凝集剤またはその混合物を含む請求項1の方
    法。
  8. 【請求項8】 凝集剤が非イオン長鎖ポリアクリルアミ
    ドまたは非イオン長鎖ポリメタクリルアミド凝集剤であ
    る請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 非イオン凝集剤が約6×106 〜2×1
    6 の範囲の重量平均分子量をもつ請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 過剰噴霧されたた水性ペイントおよび
    溶剤型ペイントをペイント吹付室水と接触させる前に、
    前記水にメラミン重合体を添加する請求項1の方法。
JP3249050A 1990-09-27 1991-09-27 溶剤型/水性ペイント系からの固体の除去法 Pending JPH0584492A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US58899790A 1990-09-27 1990-09-27
US588997 1990-09-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0584492A true JPH0584492A (ja) 1993-04-06

Family

ID=24356181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3249050A Pending JPH0584492A (ja) 1990-09-27 1991-09-27 溶剤型/水性ペイント系からの固体の除去法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0478293A3 (ja)
JP (1) JPH0584492A (ja)
KR (1) KR920006454A (ja)
AU (1) AU8479091A (ja)
BR (1) BR9104144A (ja)
CA (1) CA2060134A1 (ja)
MX (1) MX9101315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020151682A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 伯東株式会社 湿式塗装ブース循環水処理剤及び処理方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115283374B (zh) * 2022-07-22 2023-07-18 东风柳州汽车有限公司 一种溶剂型涂料输漆系统清洗方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63310695A (ja) * 1987-05-26 1988-12-19 カルゴン コーポレーション メラミンホルムアルデヒドによる吹付塗装廃棄物の脱粘着法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4629572A (en) * 1986-02-27 1986-12-16 Atlantic Richfield Company Paint detackification method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63310695A (ja) * 1987-05-26 1988-12-19 カルゴン コーポレーション メラミンホルムアルデヒドによる吹付塗装廃棄物の脱粘着法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020151682A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 伯東株式会社 湿式塗装ブース循環水処理剤及び処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
MX9101315A (es) 1992-05-04
KR920006454A (ko) 1992-04-27
BR9104144A (pt) 1992-06-02
AU8479091A (en) 1992-04-02
EP0478293A3 (en) 1993-03-31
EP0478293A2 (en) 1992-04-01
CA2060134A1 (en) 1992-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2510812B2 (ja) アルミニウム塩を用いる水ベ―スペイント系からペイント固形物を除去する方法
US4440647A (en) Paint spray booth detackification composition and method
US5076939A (en) Method for detackification of paint spray operation wastes
US5240509A (en) Method for removing solids from systems containing water-based paints
EP0293129B1 (en) Process for detackification of paint spray operation wastes using melamine formaldehyde
US5719224A (en) Compositions and methods for detackifying paint spray booth water
US5236598A (en) Methods for removing solids from water-based paint systems
JPH05228477A (ja) 水系塗料を含む系からの固形分の改良された除去方法
JPH0584492A (ja) 溶剤型/水性ペイント系からの固体の除去法
US5143624A (en) Methods for detackification of paint spray operation wastes
US5073205A (en) Method for detackification of paint stray operation wastes
AU2343392A (en) Paint detackifying and flocculating composition and process
EP0520730B1 (en) Paint denaturant
EP0622428B1 (en) Paint denaturant
US5169539A (en) Organofunctional silane paint coagulants and detackifiers
CA2014727A1 (en) Methods for removing solids from water-based paint systems
JPH08182901A (ja) 湿式塗装ブース循環水の処理剤
EP0280440A1 (en) Paint spray booth detackification method
EP0590897A2 (en) Improved method for treating oversprayed solvent-based paints
JPH1170301A (ja) 廃塗料含有水の処理剤
CA2077164A1 (en) A one drum activator catalyzed paint detackification program

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950208