JPH058426A - 感熱転写記録装置の印字不良検出装置 - Google Patents

感熱転写記録装置の印字不良検出装置

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JPH058426A
JPH058426A JP3186981A JP18698191A JPH058426A JP H058426 A JPH058426 A JP H058426A JP 3186981 A JP3186981 A JP 3186981A JP 18698191 A JP18698191 A JP 18698191A JP H058426 A JPH058426 A JP H058426A
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JP
Japan
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idf
donor sheet
scanner
printing
ink donor
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Application number
JP3186981A
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English (en)
Inventor
Mutsuhiro Karibe
睦博 苅辺
Nobukiyo Sakai
宣清 阪井
Yoshiaki Komachi
義明 小町
Hajime Sakashita
哉 坂下
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱転写記録装置の白コピー検出を、簡単な
構成で確実に行う。 【構成】 IDF2を記録紙8の搬送路及び該搬送路以
外の部分に配置すると共に、該IDF2の前記搬送路部
分にサーマルヘッド4を、また前記IDF2の前記搬送
路以外の部分と対向するようにスキャナ7を、そして前
記IDF2を介して前記スキャナ7と対向するようにI
DF照明用光源6を配置する。前記IDF2の印字に用
いられた部分が、前記光源6から前記スキャナ7の画信
号読取り面に至る光路上に搬送されたときに、該スキャ
ナ7を用いてIDF2の透過光を検出する。透過光が検
出されなかったときは白コピーと判定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱転写記録装置の印字
不良検出装置に関するものであり、特にサーマルヘッド
の故障やサーマルヘッドの接続コード外れのような場合
に発生する白コピーを検出する感熱転写記録装置の印字
不良検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種コンピュータ装置に接続されるプリ
ンタ、あるいはファクシミリ装置等においては、インク
ドナーシート(以下、「IDF」という。)を用いて普
通紙に記録を行う感熱転写記録装置が採用されているも
のがある。この感熱転写記録装置においては、サーマル
ヘッドの故障や該サーマルヘッドの接続コード外れのよ
うな場合には、当該感熱転写記録装置に対しては正常に
画信号が入力されても、印字が全く行われない、すなわ
ち白コピーが行われてしまうという事態が生じる。この
ような異常事態は、例えば特開昭57−4655号公報
に記載されているように、印字後の記録紙の内容(画
像)を画像読取装置を用いて読み取り、この画像読取内
容(印字後の画信号)と当該感熱転写記録装置に入力さ
れた画信号(印字前の画信号)とを比較することによ
り、検出することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された
技術では、印字後の記録紙の内容を読み取るための画像
読取装置と、印字前画像と印字後画像とを比較する比較
装置を設ける必要があり、当該印字不良検出装置の構成
が複雑化する。
【0004】本発明は、前述の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、構成が簡単で、かつ
感熱転写記録装置の白コピーを確実に検出することので
きる感熱転写記録装置の印字不良検出装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明は、IDFを記録紙の搬送路及び該搬送
路以外の部分に配置すると共に、該IDFの前記搬送路
部分にサーマルヘッドを、前記IDFの前記搬送路以外
の部分と対向するようにスキャナを、そして前記IDF
を介して前記スキャナの画信号読取り面と対向するよう
にIDF照明用の光源を配置し、前記IDFの、記録紙
と接触した部分が、前記IDF照明用光源から前記スキ
ャナの画信号読取り面に至る光路上に搬送されたとき
に、前記スキャナを用いてIDFの透過光を検出するよ
うにした点に特徴がある。
【0006】また、白コピー又は正常印字を判定した後
は、IDFの、印字に用いられなかった部分の先頭が前
記サーマルヘッドの印字位置に達するように、該IDF
を逆搬送するようにした点にも特徴がある。
【0007】
【作用】前記スキャナがIDFの透過光を検出したとき
は、該IDFに印字によるインク剥離が生じたものと判
定することができる。
【0008】また、IDFの、印字に用いられなかった
部分の先頭を前記サーマルヘッドの印字位置に戻せば、
印字に用いられなかったIDFを再利用することができ
る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明をファクシミリ装置に適用し
て、詳細に説明する。図2は本発明の第1の実施例の構
成を示すブロック図である。
【0010】同図において、IDF2は記録紙8の幅と
ほぼ同一の幅を有していて、その先端及び後端は巻き取
りローラ2A及び巻き戻しローラ2Bに巻装されてい
る。このIDF2は、図示されるように、巻装ローラ2
Zを介して記録紙8の搬送路及び該搬送路以外の部分に
配置されており、前記巻き取りローラ2Aに接続された
モータ3の回転により、前記搬送路の側から該搬送路以
外の部分の側に向かって搬送され、巻き取られる(矢印
A方向)。
【0011】サーマルヘッド4及び対向ローラ5は、記
録紙8の搬送路上で前記IDF2を介して互いに対向す
るように配置されており、記録時にはIDF2を介して
記録紙8を挟持する。この記録紙8は、記録紙搬送路1
Aから挿入された後は、IDF2の搬送に同期して矢印
B方向に搬送され、そして印字終了後は、記録紙搬送路
1Bより排出される。
【0012】スキャナ7は、この例においては、イメー
ジセンサ7A、レンズアレイ7B及び原稿照明用光源7
Cにより構成されていて、前記IDF2の、記録紙搬送
路以外の部分において、その原稿読取り面(画信号読取
り面)がIDF2と対向するように配置されている。こ
のスキャナ7には、原稿が前記原稿読取り面と密着する
ように、該読取り面と対向する位置に原稿送りローラ9
が配置されているが、該配置は、IDF2がないと仮定
した場合において、後述するIDF照明用光源6による
照射光が前記レンズアレイ7Bに入射されるのを妨げな
いように行われている。
【0013】IDF照明用光源6は、IDF2を介し
て、前記スキャナ7の原稿読取り面と対向するように、
配置されている。前記サーマルヘッド4、IDF照明用
光源6、イメージセンサ7A及びモータ3は、それぞれ
ドライバ15、ドライバ16、画信号処理部17及びド
ライバ18を介して、制御装置11に接続されている。
【0014】NCU12は回線に接続されると共に、符
号化/復号化装置13に接続されており、またこれらは
前記制御装置11に接続されている。ビットメモリ14
は、少なくとも数ライン分の画信号を記憶し、前記符号
化/復号化装置13、画信号処理部17及びサーマルヘ
ッド4に接続されている。
【0015】以上の構成を有するファクシミリ装置にお
いて、まず画信号送信時には、原稿搬送路1Cより矢印
C方向に原稿(図示せず)が挿入されると、原稿照明用
光源7Cが点灯し、同時に、図示されない原稿搬送手
段、及び原稿送りローラ9の回転により、原稿が原稿送
りローラ9及びスキャナ7の原稿読取り面の間に挿入、
搬送される。原稿反射光は、レンズアレイ7Bを介して
イメージセンサ7Aに入射され、これにより画信号が検
出される。この画信号は、画信号処理部17を介して、
ビットメモリ14に転送される。その後、画信号は、符
号化/復号化装置13により符号化され、NCU12を
介して回線に送出される。また、画信号読取後の原稿
は、原稿搬送路1Dより排出される。
【0016】画信号の受信/記録時には、まず回線より
NCU12を介して受信された画信号は、符号化/復号
化装置13において復号化され、これがビットメモリ1
4に一時格納される。そして、所定のタイミングで1ラ
インずつサーマルヘッド4に転送され、ドライバ15よ
り出力されるストローブ信号により、1ビットずつID
F2を用いて記録紙8に印字を行う。
【0017】この印字時には、IDF照明用光源6が点
灯され、印字に用いられた後のIDF2を照明する。I
DF2を用いて正常に印字が行われている場合には、I
DF2上のインクが剥離しているから、この剥離部分か
らIDF照明用光源6の照明光がIDF2を通過してレ
ンズアレイ7Bに到達する。このIDF2の透過光がイ
メージセンサ7Aに検出されると、印字が正常に行われ
ていることが判定される。このイメ―ジセンサ7Aの出
力信号は、画信号処理部17、ビットメモリ14を介し
て制御装置11に入力される。
【0018】逆に画信号がサーマルヘッド4に転送され
ているにもかかわらず、印字が行われていない場合に
は、IDF2にはインクの剥離がないから、IDF照明
用光源6の照明光は、IDF2を通過しないか、通過し
ても、ごくわずかの光量である。したがって、例えば1
頁分の印字に用いられたIDF2が、IDF照明用光源
6とレンズアレイ7Bとの間を通過しても、IDF2の
透過光が検出されない場合には、白コピーと判断する。
【0019】このような白コピー検出の動作を、さらに
図3を参照して説明する。図3は本発明の第1の実施例
の動作を示すフローチャートである。なお、このフロー
チャートは、図4に示されるように、記録紙8の先端8
Aがサーマルヘッド4の発熱素子(図示せず)上に位置
し、該記録紙8及びIDF2の搬送が開始された時点で
実行されるものとする。またこのフローチャートは、記
録紙8として所定の寸法に裁断されたカット紙を用いた
場合のものであり、また図4に示されるように、サーマ
ルヘッド4の印字位置と、前記IDF照明用光源6から
前記スキャナ7の画信号読取り面に至る光路との間のI
DF2の長さをL1とする。
【0020】まずステップS1においては、IDF2の
搬送長さの計測が開始される。このIDF搬送長さの検
出は、例えば記録紙8上に形成される画信号の主走査方
向のライン数を計数することにより行うことができる。
ステップS2においては、IDF照明用光源6が点灯さ
れる。
【0021】ステップS3においては、IDF2の搬送
長さがL1となったか否か、すなわち、記録紙8の先端
8Aと接触していたIDF2が、前記IDF照明用光源
6から前記スキャナ7の画信号読取り面に至る光路上
(点H)に達したか否かが判定される。達していれば、
前記搬送長さの検出が停止され、そして、ステップS4
において、イメージセンサ7Aによる白データ(すなわ
ちIDF2の透過光)の検知が開始される。そして、ス
テップS5においては、IDF2の搬送長さの計測が再
開される。
【0022】ステップS6においてはイメージセンサ7
Aにより白データが検出されたか否かが、またステップ
S7においてはIDF2の搬送長さが記録紙8の長さL
Pと等しいか否かが、それぞれ判定される。IDFの搬
送長さがLPとなる前に白データが検出された時には、
ステップS8において正常印字であると判定され、ステ
ップS9においてIDF照明用光源6が消灯される。そ
の後は、印字が継続される。なお、この場合、ステップ
S1に戻るようにしても良い。
【0023】IDF2の搬送長さがLPとなっても白デ
ータが検出されない場合、すなわち記録紙8の後端8B
に対応するIDF2の部分が前記点Hに達した場合にお
いても、IDF2のインクの剥離が検出されないときに
は、ステップS10において白コピーと判定し、ステッ
プS11においてIDF照明用光源6が消灯された後、
ステップS12において印字が停止され、そして、ステ
ップS13において表示装置19及び警報装置20(図
2)を用いて、当該ファクシミリ装置のオペレータに白
コピーが通知される。その後、当該処理は終了する。
【0024】図5は記録紙8としてロール紙を用いた場
合の本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャート
であり、図3と同様の図である。また図5において、図
3と同一の符号は、同一又は同等部分をあらわしてい
る。
【0025】まず、印字スタートの後、IDF2の搬送
長さがL1となり(ステップS3、なおこの後ステップ
S1で開始されたIDF2の搬送長さの検出は停止され
る。)、白データの検知がスタートされた(ステップS
4)の後、ステップS14においては、1頁分の画信号
の終了を意味するEOPコマンドが相手局ファクシミリ
装置から送信されたか否かが判定される。EOPが検出
されなければ、ステップS6に移行し、検出されればス
テップS5においてIDF2の搬送長さの検出が再開さ
れた後、ステップS6に移行する。
【0026】ステップS6では白データが検出されたか
否かが、またステップS7AではIDF2の搬送長さが
L1となったか否かが判定される。L1の検出の前に白
データが検知されればステップS8に移行し、L1の検
出時に白データが検知されていない場合にはステップS
10に移行する。
【0027】図1は記録紙としてカット紙を用いた場合
の、本発明の第1の実施例の機能ブロック図である。同
図において、図2及び図4と同一の符号は、同一又は同
等部分をあらわしている。なお、切換手段53及び56
は、その初期状態においては、L1記憶手段54及び白
データ検知手段57を選択している。また、LP記憶手
段55には、当該ファクシミリ装置に装填される記録紙
のサイズに応じたLPの値がセットされる。なお、この
実施例では、IDF2の搬送長さの検出をサーマルヘッ
ド4に出力されるストローブ信号の数を用いて行うの
で、L1記憶手段54及びLP記憶手段55には、それ
ぞれL1及びLPの長さに応じたストローブ信号の数が
記憶されている。
【0028】図1において、画信号受信手段59が画信
号を受信すると、ドライバ16及び18、並びに図示さ
れない記録紙8の搬送手段が付勢される。サーマルヘッ
ド4には、画信号が1ラインずつ入力され、またドライ
バ15は、所定のタイミングでストローブ信号をサーマ
ルヘッド4に送信し、1ラインずつ印字を行う。
【0029】カウンタ51は、前記ストローブ信号を計
数し、この計数値は、順次比較手段52に転送される。
比較手段52が前記ストローブ信号の計数値がL1と一
致したことを判定したときには、切換手段56を介して
白データ検知手段57を付勢し、イメージセンサ7Aに
よる白データの検出を開始する。白データ検知手段57
は白データを検出すると印字正常と判定し、その後の異
常判定手段58の起動を阻止する。
【0030】また、白データ検知手段57の付勢とほぼ
同時にカウンタ51がリセットされ、切換手段53及び
56がLP記憶手段55及び異常判定手段58を選択す
る。そして、比較手段52が前記ストローブ信号の計数
値がLPと一致したことを判定すると、切換手段56を
介して異常判定手段58を付勢するが、このとき既に白
データ検知手段57が白データを検出している場合に
は、異常判定手段58は起動されない。逆に、異常判定
手段58が付勢された時に白データが検出されていない
場合には、異常判定手段58は異常印字(白コピー)と
判定し、表示装置19及び警報装置20を付勢する。
【0031】なお、記録紙8がロール紙である場合には
EOP検出手段を設け、EOPが検出されたときに再度
カウンタ51を付勢し、ストローブ信号の計数値がL1
となった時点で、異常判定手段58を付勢するようにす
れば良い。
【0032】ところで、前記第1の実施例では、白コピ
ーの検出が行われた後、印字が停止され異常が通知され
るが、白コピーに用いられたIDF、換言すれば使用さ
れなかったIDFは巻き取られたままである。本発明の
第2の実施例は、白コピーが検出されたときには、使用
されなかったIDFを巻き戻し、次回の印字に用いよう
とするものである。
【0033】図6は本発明の第2の実施例のブロック図
であり、第2図と同様の図である。図6において、図2
と同一の符号は、同一又は同等部分をあらわしているの
で、その説明は省略する。
【0034】図6において、IDF2の巻き取りローラ
2A及び巻き戻しローラ2Bは、それぞれワンウェイク
ラッチ32及び33を介して、モータ3Aのモータ駆動
軸31に接続されている。前記ワンウェイクラッチ32
及び33は、それぞれ逆方向にモータ駆動軸31の回転
を伝達するように構成されている。すなわち、モータ駆
動軸31が所定方向に回転したときには、該モータ駆動
軸31の回転はワンウェイクラッチ32を介して巻き取
りローラ2Aに伝達され、巻き取りローラ2Aは矢印A
方向に回転する。逆にモータ駆動軸31が前記所定方向
と逆方向に回転した場合には、モータ駆動軸31の回転
はワンウェイクラッチ33を介して巻き戻しローラ2B
に伝達され、巻き戻しローラ2Bは前記Aとは逆の矢印
A´方向に回転する。ドライバ18Aは、モータ3Aを
正逆共に回転できるように構成されている。
【0035】図7は本発明の第2の実施例の動作を示す
フローチャートであり、図3と同様の図である。
【0036】まず、ステップS10において白コピーが
検出されると、IDF照明用光源6の消灯、並びに印字
停止及び異常通知が行われた後、当該処理はステップS
21に移行する。ステップS21においては、モータ3
Aが逆回転され、IDF2の巻き戻しがスタートされ
る。そして、ステップS22においてIDFの逆搬送長
さがL1+LPとなったことが検出された時点で、ステ
ップS23において巻き戻しが停止される。この後、当
該処理は終了する。
【0037】なお、記録紙がロール紙である場合の動作
は、前述の説明から明らかであるので、その説明は省略
する。
【0038】図8は本発明の第2の実施例の機能ブロッ
ク図である。同図において、図1と同一の符号は、同一
又は同等部分をあらわしているので、その説明は省略す
る。
【0039】図8において、画信号受信手段59が画信
号の受信を開始すると、ドライバ18Aが付勢され、モ
ータ3Aを正回転する。これにより、巻き取りローラ2
Aが矢印A方向に回転し、IDF2が記録紙8の搬送に
応じて巻き取られる。
【0040】その後、異常判定手段58が白コピーを検
出すると、表示装置19及び警報装置20を付勢し、同
時に巻取制御手段60を起動して、モータ3Aが矢印A
´方向に逆回転するようにドライバ18Aを制御する。
この逆回転は、例えば長さ情報LP及びL1を用いて、
白コピーの印字に用いられたIDF2の先端部分がサー
マルヘッド4に達した時点で終了する。
【0041】記録紙8がロール紙である場合の機能ブロ
ック図も、前述の各説明から容易に創作できるので、そ
の説明は省略する。
【0042】さて、スキャナ7が白データを1ビットで
も検出した場合には正常印字と判定されるが、所定ビッ
ト以上の白データを検出した場合に、始めて正常印字と
判定するようにしても良い。
【0043】また、前記各実施例では、白コピーの判定
は、1頁分の印字が終了した後に行われるが、例えば所
定ラインの印字が終了しても白データが全く検出されな
い場合には、1頁印字終了前においても白コピーと判定
しても良い。
【0044】さらに、前記実施例では、本発明をファク
シミリ装置に適用して説明したが、コンピュータ装置等
に接続されるプリンタに適用されても良い。この場合に
は、別途スキャナ7を設ける必要がある。この場合に
は、もちろん原稿送りローラ9は不要である。
【0045】さらにまた、白コピー判定時には、表示装
置19及び警報装置20が付勢されるものとしたが、そ
のいずれか一方のみが付勢されても良く、また音声等を
用いてオペレータに通知しても良い。
【0046】さらにストロ―ブ信号を計数することによ
りIDFの搬送長さを検出するものとして説明したが、
他のいかなる手法を用いて検出しても良い。
【0047】さらにまた、IDF照明用光源6を設ける
代りに、同位置に鏡を配置し、印字時に原稿照明用光源
7Cを点灯して、前記鏡による反射光をスキャナ7に取
込んでも良い
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果が達成される。
【0049】(1) 請求項1記載の感熱転写記録装置の印
字不良検出装置によれば、スキャナがIDFの透過光を
検出したときは、該IDFに印字によるインク剥離が生
じたものと判定することができ、正常に印字が行われて
いると判定することができる。逆にスキャナがIDFの
透過光を検出しないときは、白コピーと判定することが
できる。このように、単にスキャナがIDFの透過光を
検出したか否かを検出すれば良いので、簡単な構成でか
つ確実に白コピーを判定することができる。
【0050】特に、ファクシミリ装置やデジタル複写機
等のように、その性質上、原稿読取り用のスキャナを始
めから有しているものについては、該スキャナを用いて
白データ検出を行うことができるので、構成がさらに簡
単である。
【0051】(2) 請求項2記載の感熱転写記録装置の印
字不良検出装置によれば、印字に用いられなかったID
Fを再利用することができるので、省資源に貢献でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の機能ブロック図であ
る。
【図2】 本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図3】 本発明の第1の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】 IDFの搬送長さL1を説明するための、フ
ァクシミリ装置の要部断面図である。
【図5】 記録紙としてロール紙を用いた場合の本発明
の第1の実施例の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図7】 本発明の第2の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】 本発明の第2の実施例の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
2…IDF、2A…巻き取りローラ、2B…巻き戻しロ
ーラ、3,3A…モータ、4…サーマルヘッド、6…I
DF照明用光源、7…スキャナ、8…記録紙、11…制
御装置、19…表示装置、20…警報装置、31…モー
タ駆動軸、32,33…ワンウェイクラッチ、51…カ
ウンタ、52…比較手段、53,56…切換手段、54
…L1記憶手段、55…LP記憶手段、57…白データ
検知手段、58…異常判定手段、60…巻取制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 哉 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロツクス株式会社岩槻事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の搬送路及び該搬送路以外の部分
    に配置されたインクドナーシートを、記録紙の搬送に応
    じて、前記搬送路側から該搬送路以外の部分の側に搬送
    するインクドナーシート搬送手段と、 前記インクドナーシートの、前記搬送路部分に配置され
    たサーマルヘッドと、 その画信号読取り面が、前記インクドナーシートの、前
    記搬送路以外の部分と対向するように配置されたスキャ
    ナと、 前記インクドナーシートを介して、前記スキャナの画信
    号読取り面と対向するように配置されたインクドナーシ
    ート照明用光源と、 前記インクドナーシートの、記録紙と接触した部分が、
    前記インクドナーシート照明用光源から前記スキャナの
    画信号読取り面に至る光路上に搬送されたときに、前記
    スキャナがインクドナーシートのインク剥離による該イ
    ンクドナーシートの透過光を検出したか否かに応じて白
    コピーを判定する異常判定手段とを具備したことを特徴
    とする感熱転写記録装置の印字不良検出装置。
  2. 【請求項2】 前記インクドナーシート搬送手段は、白
    コピーが判定された後、前記インクドナーシートの、印
    字に用いられなかった部分の先頭がほぼ前記サーマルヘ
    ッドの印字位置に達するように、該インクドナーシート
    を逆搬送することを特徴とする請求項1記載の感熱転写
    記録装置の印字不良検出装置。
JP3186981A 1991-07-02 1991-07-02 感熱転写記録装置の印字不良検出装置 Pending JPH058426A (ja)

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JP (1) JPH058426A (ja)

Cited By (1)

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