JPH058389U - 穀物乾燥機における下部本体 - Google Patents

穀物乾燥機における下部本体

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JPH058389U
JPH058389U JP6000791U JP6000791U JPH058389U JP H058389 U JPH058389 U JP H058389U JP 6000791 U JP6000791 U JP 6000791U JP 6000791 U JP6000791 U JP 6000791U JP H058389 U JPH058389 U JP H058389U
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愛次郎 金子
智 池田
隆雄 関
英慈 西山
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KANEKONOKI CO., LTD.
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥機本体の最下段に設けた下部本体の各構
成部材を熔接手段により一体状となるよう組成して、強
度の増大、部品点数の削減、本体重量の軽減、夾雑物の
引かかり防止および通風抵抗の低減ならびに組立の容易
化を図ったものである。 【構成】 下部本体4を、両端をそれぞれ前後側板5,
6へ熔着した山形仕切壁7と、左右流穀板9,9と左右
底壁11,11で一体構造に形成せしめて左右両側に熱
風送風室13、排塵風室14を設け、しかも前記両室1
3,14間の上位置には交差流下繰出し室15を、中段
に取出し室17を、下段に搬出部18を設けると共に下
部本体4の四周を前後左右化粧板で囲って構成したもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、下部本体の各構成部材を熔接手段により組成して一体化ならしめた ことで、強度の増大、部品点数の削減、本体重量の軽減、夾雑物の引かかり防止 および通風抵抗の低減化を図った穀物乾燥機における下部本体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、穀物乾燥機本体を分解自在となるよう順次立体的に連結した貯留槽と乾 燥部本体と下部本体とで形成し、前記下部本体は、前後側板に両端取付縁をビス 止め手段により装着した複数列の山形仕切壁と、互いに内方に向け屈折傾斜した 左右流穀板と左右底壁とにより左右両側に上面および側面が開放された熱風送風 室と排塵風室を、又熱風送風室と排塵風室との間の上段には繰出しロールを収蔵 軸架した複数列の交差流下繰出し室を、中段に取出し室を、下段に搬出部を組成 して構成すると共に、前記熱風送風室および排塵風室の左右側面を外側板でビス 止めして覆った穀物乾燥機は、本出願前例えば特公昭61―55037号公報に 記載されていて公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従前のこの種穀物乾燥機においては、下部本体の製作に際し、山形 仕切壁、左右流穀板および左右底壁は、それぞれの両端に設けられた取付縁を多 数のビスを利用して前後の側板へ一個一個作業員により装着して組立て、最後に 左右外側板でビス止めして完成していたものである。 したがって、下部本体の製作に際しては多くの部品が必要となり、組立てに多 くの時間を要する許りか、強度も弱く、下部本体が重くなるは勿論のこと、穀物 および熱風が流通する側板の内面にネジが突出しているので、これに穀物中に混 入した夾雑物が引かかって穀物の流れを悪くしたり或いは熱風の流通抵抗が大き くなり、送風損失が生ずる等の問題点を有していた。
【0004】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、山形仕切壁、左右流穀板および左右底壁を熔接手段 で前後側板へ熔着して一体状に組成された下部本体とし、これが下部本体の前後 左右側面を前後左右化粧板で囲って、丈夫で、軽く、しかも製作が容易で、穀物 や熱風の流通を良好ならしめると共に外観的にも優れた穀物乾燥機における下部 本体を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における穀物乾燥機における下部本体は、 乾燥機本体を分解自在となるよう順次立体的に連結した貯留槽と乾燥部本体と下 部本体とで形成したものにおいて、前記下部本体は、前後側板に両端をそれぞれ 熔着した複数列の山形仕切壁と、互いに内方に向け屈折傾斜した左右流穀板と、 左右底壁とにより左右両側に上面および側面が開放された熱風送風室と排塵風室 を、又熱風送風室と排塵風室との間の上段には繰出しロールを収蔵軸架した複数 列の交差流下繰出し室を、中段に取出し室を、下段に搬出部を一体状に組成して 構成すると共に、前記下部本体の前後左右側面は取外し自在の前後左右化粧板で 囲ってなるものである。
【0006】
【作用】
乾燥機本体内に穀物を張込み、次いで熱風送風室内に乾燥熱風を送入し、排塵 風室を負圧状態ならしめると共に繰出しロールその他の回転部材を回転すれば、 貯留槽より乾燥部本体内に流入した穀物は繰出しロールの繰出し作動により順次 乾燥部本体内を流下する過程で乾燥熱風を浴び幾分乾燥されながら交差流下繰出 し室に入り、次いで取出し室に排出され、最後に搬出部より昇降機を経て貯留槽 に返流される循環作用を営み、複数回の循環乾燥作用で所定水分に乾燥されるも のである。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1ないし図4において、1は、前後に長い横長角筒状の乾燥機本体であって 、該乾燥機本体1は、上段に所定量の穀物を貯留することができる貯留槽2と、 中段に貯留槽2より流下した穀物に乾燥熱風を浴びせて乾燥させることができる 乾燥部本体3と、下段に乾燥部本体3内を前後方向に沿い流下した穀物の流れを 左右方向に変向した後、取出し室17を経て搬出部18へ流下させることができ る下部本体4とを順次分解が自由にできるよう立体的に重設して構成したもので ある。 そして、下部本体4は、前後側板5,6に両端取出縁8,8を熔着した前後方 向に長い複数列の山形仕切壁7,7と、互いに内方に向け屈折状に傾斜するよう 取付縁10,10を前後側板5,6へ熔着した左右流穀板9,9と、取付縁12 ,12を前後側板5,6下部に熔着した左右底壁11,11とにより左右両側に 上面および側面が開放された熱風送風室13と排塵風室14を、又、熱風送風室 13と排塵風室14との間の上段位置に繰出しロール16・・・・を複数列前後 方向に沿い収蔵軸架した複数列の交差流下繰出し室15・・・・を、中段位置に 取出し室17を、下段位置に搬出樋19を前後方向に沿い横設した搬出部18と を一体状に組成して構成せしめる。 そして、前記下部本体4の前後左右側面には、適宜の緊定具例えばナットによ り前後左右化粧板20・・・・を取外し自在に装着して周囲を囲ってある。なお 、前後側板5,6および左右側板20・・・・には適宜な部材の取付穴が複数設 けられている。 21は、乾燥機本体1の一側に付設した循環用の昇降機である。 22は、熱風送風室13内に乾燥熱風を送入するための熱気発生装置であり、 23は、排塵風室14内を負圧状態とするための吸引排風装置である。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に記載する効果を奏する。 下部本体は、前後側板に両端をそれぞれ熔着した複数列の山形仕切壁と、互い に内方に向け屈折傾斜した左右流穀板と、左右底壁とにより左右両側に上面およ び側面が開放された熱風送風室と排塵風室を、又熱風送風室と排塵風室との間の 上段には繰出しロールを収蔵軸架した複数列の交差流下繰出し室を、中段に取出 し室を、下段に搬出部を一体状に組成して構成すると共に、前記下部本体の前後 左右側面は取出し自在の前後左右化粧板で囲ったので、下部本体の強度の増大と 部品点数の著しい削減を図って少労力のもとで短時間内に製作できる許りか本体 重量も軽減し、運搬性能を向上させることができると共に組立時に多数のビスを 必要としないため、従前のようにビス等に夾雑物が引かかって穀物の流動性が悪 くなったり、或いは乾燥熱風の通負抵抗が大きくなるのを未然に防止できるは勿 論のこと、外観的にも優れたものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀物乾燥機の正面図である。
【図2】穀物乾燥機の側面図である。
【図3】下部本体の縦断正面図である。
【図4】下部本体の展開斜視図である。
【符号の説明】
1 乾燥機本体 2 貯留槽 3 乾燥部本体 4 下部本体 5,6 前後側板 7 山形仕切壁 9,9 左右流穀板 11,11 左右底壁 13 熱風送風室 14 排塵風室 15 交差流下繰出し室 16 繰出しロール 17 取出し室 18 搬出部 20 前後左右化粧板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西山 英慈 埼玉県羽生市西2丁目21番10号 金子農機 株式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 乾燥機本体を分解自在となるよう順次立
    体的に連結した貯留槽と乾燥部本体と下部本体とで形成
    したものにおいて、前記下部本体は、前後側板に両端を
    それぞれ熔着した複数列の山形仕切壁と、互いに内方に
    向け屈折傾斜した左右流穀板と、左右底壁とにより左右
    両側に上面および側面が開放された熱風送風室と排塵風
    室を、又熱風送風室と排塵風室との間の上段には繰出し
    ロールを収蔵軸架した複数列の交差流下繰出し室を、中
    段に取出し室を、下段に搬出部を一体状に組成して構成
    すると共に、前記下部本体の前後左右側面は取外し自在
    の前後左右化粧板で囲ったことを特徴とする穀物乾燥機
    における下部本体。
JP1991060007U 1991-07-04 1991-07-04 穀物乾燥機における下部本体の構造 Expired - Fee Related JP2583212Y2 (ja)

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JPH058389U true JPH058389U (ja) 1993-02-05
JP2583212Y2 JP2583212Y2 (ja) 1998-10-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869799U (ja) * 1981-11-01 1983-05-12 井関農機株式会社 循環式穀粒乾燥機
JPS6155037U (ja) * 1984-09-11 1986-04-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869799U (ja) * 1981-11-01 1983-05-12 井関農機株式会社 循環式穀粒乾燥機
JPS6155037U (ja) * 1984-09-11 1986-04-14

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