JPH0583802U - 数値制御工作機 - Google Patents

数値制御工作機

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JPH0583802U
JPH0583802U JP2408592U JP2408592U JPH0583802U JP H0583802 U JPH0583802 U JP H0583802U JP 2408592 U JP2408592 U JP 2408592U JP 2408592 U JP2408592 U JP 2408592U JP H0583802 U JPH0583802 U JP H0583802U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被加工物に複数回の加工をする場合に限らず、
被加工物の加工面の表面荒さや形状,加工屑や冷却水の
等の影響を受けずに、より正確に熱変位量が求められ、
その変位量の補正を可能にする。 【構成】数値制御工作機おいて、位置検出部44は、所
定の距離だけ離れた2の点の位置情報を検出する。副演
算部46は、所定距離に基づく、予め記憶させた所定の
位置に基づく位置と前記位置情報との変位を演算する。
補正部48は、副演算部46の結果に基づき補正のため
の式を作成する。主演算部43は、制御全体を司る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
加工具と被加工物とを相対移動させ、加工具などの変位補正量を演算すると共 に、この演算結果に基づいて相対移動を制御し、加工を行う数値制御工作機に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の数値制御工作機については、特開平3−136108号公報に 記載されているものがあり、詳細はその公報に譲るとして、ここでは、その概略 を説明する。
【0003】 この従来の数値制御工作機においては、同一の加工物に、複数回の加工を施す 場合にのみ、各加工回の加工前に、その加工面の異なる2点の位置情報を取得す ると共に、その位置情報を結ぶ直線式を作成し、今回の加工開始に先立って前回 と今回の直線式を比較して、任意の位置での位置変化量を求める。そして、この 変化量は、温度変化に基づくものであるから、今回の加工においてその変化量を 加味し温度補償を行うように構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の数値制御工作機においては、被加工物の加工面の異なる 2点から位置情報を取得すると共に、その位置情報を結ぶ直線を作成し、前回に 作成した直線と今回作成した直線とを比較することによって、相対的な位置の変 位量を求めているので、同一被加工物に対し、複数回の加工が行われる場合にし か、相対的な変位量が求められず、従って、それ以外の場合では、変位量が求め られず、補正が行えないという問題点がある。また、被加工物の加工面から位置 情報を求めるので、被加工物の表面荒さや形状だけでなく、加工屑や冷却水の影 響等、位置情報を取得する加工面の状況により、位置情報の測定精度が低下し、 正確な変位量が求められないという問題もある。
【0005】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、同一の被加 工物に複数回の加工を施す場合に限らず、より正確に熱変位量を求めた後、その 変位量の補正を可能にするために為されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の数値制御工作機は、加工具を回転させる回転手段と、加工具と被加工 物とを相対的に移動させる移動手段と、加工具による被加工物への加工条件を記 憶する加工条件記憶手段と、加工条件記憶手段に記憶された加工条件に基づき、 回転手段及び移動手段をそれぞれ制御し、被加工物と加工具とを相対的に移動さ せ、加工を行う加工制御手段と、加工具が、設定された第1所定位置と、その第 1所定位置と所定距離だけ離れた第2所定位置とに、到達したことを検出すると 共に、到達信号を出力する到達検出手段と、到達検出手段の到達信号に基づき、 加工具の位置を検出すると共に、位置データを出力する位置検出手段と、到達検 出手段からの第1所定位置に対応する位置データ及び第2所定位置に対応する位 置データと、所定距離に基づく位置との変位差を演算する演算手段と、演算手段 の演算結果に基づき、加工制御手段を補正制御する補正手段とを備えている。
【0007】
【作用】
本考案の数値制御工作機において、回転手段は加工具を回転させ、移動手段は 、この加工具と被加工物とを相対的に移動させる。加工条件記憶手段は、加工具 による被加工物への加工条件を記憶する。加工制御手段は、加工条件記憶手段に 記憶された加工条件に基づき、回転手段及び移動手段をそれぞれ制御し、被加工 物と加工具とを相対的に移動させ、加工を行う。到達検出手段は、加工具が、設 定された第1所定位置と、その第1所定位置と所定距離だけ離れた第2所定位置 とに、到達したことを検出すると共に、到達信号を出力する。位置検出手段は、 到達検出手段の到達信号に基づき、加工具の位置を検出すると共に、位置データ を出力する。演算手段は、到達検出手段からの第1所定位置に対応する位置デー タ及び第2所定位置に対応する位置データと、所定距離に基づく位置との変位差 を演算する。補正手段は、演算手段の演算結果に基づき、加工制御手段を補正制 御する。
【0008】
【実施例】
以下本考案の数値制御工作機を具体化した一実施例を図面を参照して説明する 。図1に示すように、本実施例の数値制御工作機では、機台10にコラム12が 立設され、機台10上面には水平な平面内でX方向及びY方向へ移動可能なワー クテーブル14が設けらている。そのワークテーブル14上にはワーク16と、 ワーク16へ加工を行うための加工具18が接触したことを検出すると共に、そ の接触時に検出信号を出力する図3に示す接触検出器70とが配される。前記加 工具18は、着脱可能に主軸20に保持され、その主軸20は、主軸ヘッド22 に支持されている。この主軸ヘッド22には、ナット部24が形成され、そのナ ット部24は、コラム12に設けられたボールネジ26と嵌合している。ボール ネジ26は、軸受30,32のベアリングを介して、その上端と下端でコラム1 2に回転自在に支持される。その上端の軸受30部分においては、ボールネジ2 6が軸線方向にスライド不可能に支持され、一方、その下端の軸受32では、ボ ールネジ26が軸線方向にスライド可能に固定される。この支持法はボールネジ 26が熱膨脹や機械的なずれを生じたとき軸受30,32等に無理な力が加わる のを防止するための構成である。
【0009】 また、このボールネジ26は、送りモータ34により回転させられ、送りモー タ34の回転の方向により、主軸ヘッド22がワーク16に対し往復移動する。 この主軸ヘッド22には、加工具18を回転させる加工モータ36が設けられて いる。この送りモータ34及び加工モータ36の両モータ(以下、両モータと略 す。)には、何回転・何度回転するかによって定義される位置を検出可能とする 位置情報の信号を出力するパルスジェネレータ等が設けられている。また、往復 移動する主軸ヘッド22の基準位置を決めるために、コラム12には原点スイッ チ38が設けられている。この原点スイッチ38のオンオフをするドグ40が、 主軸ヘッド22に設けらている。ドグ40によって原点スイッチ38がオンにさ れる位置が主軸ヘッド22の基準位置である。
【0010】 数値制御工作機の内部には、加工全体を司る加工制御装置42が設けられ、こ の加工制御装置42には、前記接触検出器70と、加工具18やワーク16や加 工の寸法などの加工条件を入力するキーボードと、加工の状態やその他の情報を 表示するCRTと、キーボードから入力された加工条件等を記憶する記憶装置4 1と、パルスジェネレータとが接続されている。尚、この記憶装置41には、使 用する加工具18及び交換後の第2加工具50,接触検出器70等,その寸法に 基づく後述する距離Lだけ離れた2点の位置情報等が予め記憶されている。
【0011】 加工制御装置42は、図2に示すように、両モータのモータ駆動装置及びパル スジェネレータ,キーボード,CRT,記憶装置41などに接続された主演算部 43と、両モータのパルスジェネレータ及び接触検出器70に接続された位置検 出部44と、位置検出部44及び記憶装置41に接続された副演算装置46と、 副演算部46と記憶装置41に接続された補正部48とによって構成される。位 置検出部44は、接触検出器70からの検出信号が入力される時、パルスジェネ レータからの位置情報に基づき主軸ヘッド22の基準位置からの位置を検出し、 その位置情報を表す信号を副演算部46へ出力する。副演算部46は、位置検出 部44からの位置情報に基づいて所定の演算を行うと共に、演算結果を表す信号 を補正部48へ出力する。補正部48は、副演算部46の演算結果より位置によ る変位を表す式を求め、その式に基づいて各種の加工条件に補正を行う。主演算 部43は、記憶装置41に記憶された加工条件と補正装置48の補正に基づき、 両モータの駆動部へ指令値を出力し、加工具18の回転や主軸ヘッド22の移動 を制御し、前記両モータの一方のモータに他方のモータを加工に適するように同 期させて制御する。
【0012】 以下、図3を用いて、接触検出器70に付いて説明する。
【0013】 接触検出器70の頂部には、加工具18が接触する当接部72が配置され、こ の当接部72を上端に支持し、下端にスイッチ板74を支持するスイッチ軸76 が、ケーシング78に固定された案内管80に摺動可能に挿入されている。当接 部72から受ける圧力により、スイッチ板74は下降し、ケーシング78とスイ ッチ板74との間に設けられたバネ83がこれにより弾性変形する。従って、当 接部72及びスイッチ板74等はバネ83の作用により上方に位置し、当接部7 2に加工具18が当接したときには、スイッチ軸76がスイッチ板74ともども 下方に移動するので、ケーシング78に固定されたスイッチ86が、スイッチ板 74によってオフからオンに切り換えられ、検出信号を加工制御装置42へ出力 する。
【0014】 以上のような構成の数値制御工作機では、加工の際、主軸ヘッド22が上下に 往復動すると、主軸ヘッド22と一体に取付けられたナット部24とボールネジ 26が摩擦により発熱する。これらの熱がコラム12,ボールネジ26,主軸ヘ ッド22に伝わり、各部の温度が上昇する。厳密には機台10にも伝熱するが、 伝熱量と熱容量の関係から機台10の温度上昇は無視できるほど少なく、機台1 0は熱による膨脹等の変化はないことが実験等より判っている。尚、当接部72 の上面には、非常に滑らかになるように表面処理が施されている。
【0015】 このとき、コラム12は、上方に膨張するので、機台10上面からコラム12 の軸受30の取付部までの距離をaとし、機台10を基準としたときのコラム1 2の軸受30の取付部の熱変位を△aと仮定する。ボールネジ26は、上端の軸 受30を基準としてスライド可能な下方向に熱膨脹する。よって、上端の軸受3 0とナット部24までの距離をbとし、上端の軸受30を基準としたときのナッ ト部24がある位置のボールネジ26の熱変位を△bと仮定する。主軸ヘッド2 2は、ボールネジ26とかみ合っているナット部24によって位置決めされてい るので、そのナット部24を基準としてナット部24より上側の部分は上方向に 、ナット部24より下側の部分は下方向に熱膨脹する。従って、ナット部24と 主軸ヘッド22の上下方向の距離をcとし、ナット部24を基準としたときの主 軸ヘッド22の下端面49の熱変位を△cと仮定する。以上のことから機台10 を基準としたとき、主軸ヘッド22の下端面49は変位量△a−△b−△c(以 下、単に変位量とする。)だけ熱変位することになる。
【0016】 また、ボールネジ26は、先に説明したように軸受30を基準として下方へ熱 変位するよう支持されているので、ボールネジ26自体の熱変位は軸受30から 遠くなるに従ってボールネジ各部の熱膨脹が累積されて大きくなる。また、ボー ルネジ26各部の温度分布は厳密には発熱源に近い所の温度が高く均一ではない が、ボールネジ26は細長い鉄であるので、熱電導がよくまた熱容量も小さいの でボールネジ26の各部の温度差は小さい。従って、軸受30を基準位置しての 距離と変位量の関係は図4に示すようにほぼ直線に近い関係になる。
【0017】 前記変位量を補正するため数値制御工作機は、以下の過程を行い加工条件を補 正する。まず、主軸ヘッド22の停止位置から、接触検出器70の当接部72に 突き当たるまで、主軸ヘッド22が下降させられ、接触検出器70のスイッチ8 6がオンにされ検出信号が、加工制御装置42へ出力される。加工制御装置42 の位置検出部44が、両モータの回転数等で定義される位置を検出し、副演算部 46へ検出した位置情報(以下、この位置をZ1とする。)を出力する。続いて 、副演算部46が、予め記憶装置41に入力しておいた前記接触検出器70及び 加工具18の寸法によって定義される位置情報と、前記検出した位置情報とを比 較して、その変位D1を求め、補正部48へ変位D1を表す信号を出力する。補 正部48は、変位D1を記憶する。
【0018】 そして、図5に示すように、加工具18が取付後の先端寸法の異なる第2加工 具50に交換される。このとき、加工具18と第2工具50との取付後の先端長 さはLだけ異なるように、加工具18及び第2加工具50に取り付けられ、前記 記憶装置41が予め記憶する長さ情報Lと一致するようになっている。
【0019】 再び、主軸ヘッド22が下降し、交換した第2加工具50を当接部72に接触 させ、副演算部46へ検出した位置情報(以下、この位置をZ2とする。)を出 力する。そして、副演算部46が、予め記憶装置41に入力しておいた前記接触 検出器70及び第2加工具50によって定義される位置情報と、前記検出した位 置情報とを比較して、その変位D2を求め、補正部48へ変位D2を表す信号を 出力する。補正部48は変位D2を記憶する。
【0020】 次に、補正部48は、変位と主軸ヘッド22の検出した位置情報との関係を表 す直線の式を、縦軸を変位、横軸を主軸ヘッド22の位置の座標系を用い、2点 (Z1,D1),(Z2,D2)から求めると下記の式1のようになる。
【0021】
【数1】
【0022】 この式に従って補正部48がボールネジ26上の各位置における補正量を求め 、主演算部43がこの補正量を考慮した指令値をモータ駆動部へ出力する。そし て、第2加工具50とワーク16の相対移動の量や速度,第2加工具50の回転 速度や回転トルクや回転数,主軸ヘッド22の送り速度や送り量等の変位分を含 まない場合の指令値に、その補正量分を加算あるいは減算して補正された指令値 を両モータに送ることによって変位を解消した加工が可能となる。
【0023】 尚、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、例えば、図6に示 すような接触検出器51を用いると、加工具18が、接触検出器51の第1当接 部52と第2当接部54とで、接触させられる。そして、同様に接触検出器51 から検出信号が出力され、所定の距離L2だけ離れた異なる2点から検出された 位置情報が取得される。よって、第1当接部52と第2当接部54とで定義され る所定の距離L2だけ離れた異なる2点での検出された位置情報と、それと予め 記憶された位置情報との変位から、同様の式を求め補正を行うことができ、本実 施例の場合、加工具の交換が不必要で、交換の時間が節約でき、当接部55を種 々に交換することで所定距離及び検出位置が自在に設定可能である。尚、第1当 接部52及び第2当接部54の上面にも、非常に滑らかになるように表面処理が 施されている。
【0024】 また、図7に示すような加工具56を用いると、加工具56の第1接触部58 と第2接触部60が、接触検出器70の当接部72に接触させられることにより 、接触検出器70から検出信号が出力され、所定の距離L3だけ離れた異なる2 点から検出された位置情報が取得される。尚、この場合も所定距離L3及び、そ れに基づく位置情報は、予め記憶装置41に記憶されている。よって、加工具5 6の第1接触部58と第2接触部60とで定義される所定の距離L3だけ離れた 異なる2点での検出された位置情報と、それと予め記憶された位置情報との変位 とから、同様の式が求められ補正を行う。そのため、加工具18の交換が不必要 で、交換の時間が節約でき、加工具56の第1接触部58と第2接触部60を種 々に設けることで所定距離及び検出位置が自在に設定可能である。尚、第1接触 部52及び第2接触部54の接触面にも、非常に滑らかになるように表面処理が 施されている。
【0025】 このように、鉛直方向で所定距離だけ離れた2点における主軸ヘッド22の検 出された位置情報と記憶された位置情報、つまり、記憶位置と指令位置とのズレ を求め、その2点のズレからボールネジ26全域にわたる変位量を一次関数とし て求めることができ、主軸ヘッド22のボールネジ26の各位置にわたってより 正確な補正が可能である。尚、上記のように補正を行う方向としては、変位が発 生する方向と同一であれば、鉛直方向に限らず、水平方向や斜め方向であっても 良く、単軸方向だけの補正とは限らない。また、所定の距離L,L2,L3定義 する加工具18,第2加工具50及び接触検出器70等に基づく、位置情報を記 憶装置41に予め記憶しておいたが、それら加工具18,第2加工具50及び接 触検出器70等の寸法を計測し、補正のための式作成の度に入力すれば、それら の熱変位分の考慮できより正確な熱変位量が求められる。
【0026】 上述するように、所定の距離だけ離れた異なる2点から位置情報を取得し、変 位を表す直線の式を作成し、補正量を求めているので、ワーク16に複数回の加 工をする場合に限らず、ワーク16の加工面の表面荒さや形状だけでなく、加工 屑や冷却水影響の等、加工面の状況によらずに、より正確にこの変位量が求めら れ、その変位量の補正が可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上詳述したことから明らかなように、所定の距離だけ離れた異なる2点から 位置情報が取得され、且つ、変位が求められ、補正量が求められているので、被 加工物に複数回の加工をする場合に限らず、被加工物の加工面の表面荒さや形状 だけでなく、加工屑や冷却水の影響等、加工面の状況によらず、より正確に熱変 位量が求められ、その変位量の補正を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】図2は本実施例の制御系のブロック図である。
【図3】図3は本実施例の接触検出器の構成図である。
【図4】図4は本実施例の位置と変位との関係を表す図
である。
【図5】図5は本考案の第1実施例で用いられる加工具
を示す図である。
【図6】図6は本考案の第2実施例で用いられる接触検
出器を示す図である。
【図7】図7は本考案の第3実施例で用いられる加工具
を示す図である。
【符号の説明】
18 加工具 22 主軸ヘッド 24 ボールネジ 26 ナット部 34 送りモータ 42 加工制御装置 44 位置検出部 46 副演算部 48 補正部 50 第2加工具 51 接触検出器 52 第1当接部 54 第2当接部 56 加工具 58 第1接触部 60 第2接触部 70 接触検出器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工具を回転させる回転手段と、前記加
    工具と被加工物とを相対的に移動させる移動手段と、前
    記加工具による前記被加工物への加工条件を記憶する加
    工条件記憶手段と、前記加工条件記憶手段に記憶された
    加工条件に基づき、前記回転手段及び移動手段をそれぞ
    れ制御し、前記被加工物と加工具とを相対的に移動さ
    せ、加工を行う加工制御手段とを有する数値制御工作機
    において、 前記加工具が、設定された第1所定位置と、その第1所
    定位置と所定距離だけ離れた第2所定位置とに到達した
    ことを検出すると共に、到達信号を出力する到達検出手
    段と、 前記到達検出手段の到達信号に基づき、前記加工具の位
    置を検出すると共に、位置データを出力する位置検出手
    段と、 前記到達検出手段からの第1所定位置に対応する位置デ
    ータ及び第2所定位置に対応する位置データと、前記所
    定距離に基づく位置との変位差を演算する演算手段と、 前記演算手段の演算結果に基づき、前記加工制御手段を
    補正制御する補正手段とを備えたことを特徴とする数値
    制御工作機。
  2. 【請求項2】 前記所定距離が自在に変更可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の数値制御工作機。
  3. 【請求項3】 前記所定距離が加工具によって設定され
    ることを特徴とする請求項1記載の数値制御工作機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004274997A (ja) * 2003-02-21 2004-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータ駆動装置

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