JPH05837Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH05837Y2
JPH05837Y2 JP1987195971U JP19597187U JPH05837Y2 JP H05837 Y2 JPH05837 Y2 JP H05837Y2 JP 1987195971 U JP1987195971 U JP 1987195971U JP 19597187 U JP19597187 U JP 19597187U JP H05837 Y2 JPH05837 Y2 JP H05837Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push rod
gas
balloon body
gas pipe
pushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987195971U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01102740U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987195971U priority Critical patent/JPH05837Y2/ja
Publication of JPH01102740U publication Critical patent/JPH01102740U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH05837Y2 publication Critical patent/JPH05837Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、風船体を利用したガス管の漏洩検知
装置に関する。
[従来の技術] ガス管の漏洩は安全上問題であるので漏洩検査
によつて漏洩個所を的確に把握し処置を講ずる必
要がある。従来、このようなガス管の漏洩検知装
置として、例えば第3図に示すようなものがあ
る。この装置は、長円形のかご状に形成された板
バネ機構2がガス管1の内面に弾性的に接触して
保持されるようになつており、この板バネ機構2
の内部両側にホルダー3,4を介して空中超音波
センサを構成する発信器5と受信器6を対向配置
して構成されている。発信器5は数10kHz〜数M
Hzの超音波を発するようになつている。
そしてこの装置によつてガス漏れを検査する場
合は、この装置をガス管1内に挿入し、牽引用ロ
ープ(図示せず)等によつて管内を走行させる。
ガスは長円形のかご状の板バネ機構2の空隙を通
つて例えば矢印a方向に流れている。ガス漏れが
ない個所では、発信器5と受信器6間の検出領域
7においてガスの圧力変化がなく流れに変動を生
じないので、受信器6の検出信号のレベルは変化
しない。しかし、この装置がガス漏れ個所8に到
達すると、その個所8からのガスの流出bにより
負圧となり、検出領域7において圧力変化が生じ
ガスの流れに変動を生じるため受信器6の検出信
号のレベルが変化する。したがつて、その漏洩個
所8の存在を検知することができ、またその位置
はこの装置の走行距離から知ることができる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のガス管の漏洩検知装置
は、上記のように空中超音波センサを利用したも
のであるため装置全体が長くなり、支管から分岐
した供内管のように曲り部を有するガス管に対し
ては曲り部を通過させることができず使用できな
かつた。
そこで本考案は、このような曲り部を有する供
内管であつてもその漏洩を簡単に検知することが
できるガスの漏洩検知装置を得ることを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るガス管の漏洩検知装置は、ガス管
の曲り部を通過し得る屈曲自在に構成された中空
押込み棒と、この中空押込み棒の先端にキヤツプ
を取り付けるとともに、そのキヤツプ内に押込み
棒の移動時には収縮して収容され漏洩検出時には
キヤツプ外へ膨脹してガス管内面に密着する風船
体を具備したものである。
[作用] 本考案によるガス管の漏洩検知装置は、ガス管
の端部に設置した適当な押込み装置により中空押
込み棒をガス管内に押し込む。この中空押込み棒
の押込み移動時には風船体が収縮して中空押込み
棒の先端部内に収容されており、また中空押込み
棒は密巻きバネ等により屈曲自在に構成されてい
るのでガス管の曲り部を容易に通過し得る。そし
て、中空押込み棒の先端がガス管内の任意の位置
に到達したとき風船体に空気を送り込み、風船体
を膨脹させてガス管内面に密着させる。これによ
りガスの流れを阻止するとともに、風船体のガス
管との密着シール位置からガス管の端部までの間
に漏洩個所があればその間のガス圧は次第に低下
するので、これをガス管の端部に設置した圧力計
により検出する。さらに、上記漏洩個所からガス
管の端部側の後退位置で再び風船体を膨脹させて
ガス管内面に密着させ、このときその密着シール
位置からガス管の端部までの間のガス圧の低下が
なければ、上記の最初の密着シール位置と次の密
着シール位置との間に漏洩個所が存在することに
なる。また、その漏洩個所の位置は中空押込み棒
の送り量すなわち押込み装置のモータの回転数を
エンコーダ等により検出することにより判明す
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図により説明する。
第1図は本考案の実施例を示す構成図である。
第1図に示すように、密巻きバネあるいは金属蛇
腹等からなる屈曲自在の中空押込み棒10の先端
部においてゴム等からなる風船体11がエアホー
ス12に接続されて膨脹収縮自在に設けられてい
る。この風船体11は中空押込み棒10の押込み
移動時には収縮して先端のキヤツプ13内に収容
されており(第2図参照)、漏洩検出時にはエア
ホース12を通じて送り込まれたエアにより膨脹
してガス管1の内面に密着する。エアホース12
は中空押込み棒10の内部を通して図示しない外
部のエア源に接続されている。
上記のように構成された本装置を使用して供内
管の漏洩を検出する場合について、第1図を参照
しながら説明する。
建屋9に配管された供内管1の上端部に、例え
ば第1図に示すような押込み装置20を設ける。
この押込み装置20は、ハウジング21上に設置
されたモータ22により駆動されるギヤ23に押
込み用ギヤ24が噛み合つており、この押込み用
ギヤ24はその円筒軸25をハウジング21上の
軸受ケース26内でラジアルベアリング27およ
びスラストベアリング28を介して回転自在に支
承されている。また、押込み用ギヤ24は中心に
中空押込み棒10のコイルバネと係合するネジ部
29を有する。この押込み装置20はケーシング
30によつて気密に囲われ、中空押込み棒10が
ケーシング30の上面を挿通する穴にはシールリ
ング31が設けられている。また、ケーシング3
0はガスケツト32を介してハウジング21上に
取り付けられている。
次に、ハウジング21は圧力計33と中空押込
み棒10が通る穴34,35を有し、下部のスリ
ーブ36内にはテーパスリーブ状のパツキン37
が取り付けられ、このパツキン37を介してハウ
ジング21の下部フランジ38と供内管1の上部
フランジ39とをボルト・ナツト40で締め付け
固定することによりハウジング21を供内管1の
上端部に気密的に取り付けている。
中空押込み棒10を供内管1内に押し込む場合
は、まず、風船体11を収縮させた状態で中空押
込み棒10の先端をケーシング30のシールリン
グ31内を通して押込み用ギヤ24のネジ部29
に係合させ、モータ22によりギヤ23を駆動し
て押込み用ギヤ24を回転させる。すると、押込
み用ギヤ24のネジ部29の回転により、中空押
込み棒10はシールリング31でシールされなが
ら押込み用ギヤ24の円筒軸25内から順次ハウ
ジング21の穴34,35、さらにパツキン37
内を通つて供内管1内に押し込まれる。この中空
押込み棒10は屈曲自在に構成されているので供
内管1の曲り部を容易に通過し得る。また、中空
押込み棒10の押込み量すなわちその先端位置の
移動量はモータ22の回転数をエンコーダ(図示
せず)により検出することにより知ることができ
る。
したがつて、中空押込み棒10が供内管1の支
管(図示せず)側に近い位置に到達したときその
押込みを停止させ、エアホース12を通じて風船
体11にエアを供給し風船体11を膨脹させる。
これによつて風船体11は供内管1の内面に密着
し、矢印方向aのガスの流れを阻止する。したが
つて、風船体11の密着シール位置Aから供内管
1上端のケーシング30までは、もし供内管1に
漏洩個所が存在しなければ一定の圧力でガスが充
満しているはずである。このガス圧はハウジング
21に取り付けられた圧力計33によつて知るこ
とができる。しかし、第1図のように漏洩個所8
が存在すれば、この部分のガス圧は次第に低下す
るので圧力計33によつてそれがわかる。
そこで次に、風船体11を収縮させモータ22
を逆転させることにより中空押込み棒10をBの
位置まで後退させた後、再び風船体11を膨脹さ
せて供内管1内面に密着させる。このとき密着シ
ール位置Bからケーシング30までのガス圧に圧
力計33上で変化がなければ漏洩個所8は位置A
からBまでの間に存在することがわかる。この漏
洩個所8の位置は風船体11の密着シール位置を
細かく設定することにより、相当に詳しく判明す
る。
なお、本装置を以上の漏洩検査に使用しないと
きはケーシング30のシールリング31に適当な
キヤツプ(図示せず)を被せて密閉しておくもの
である。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、曲り部を有する
ガス管であつても容易にその曲り部を通過させる
ことができるとともに、キヤツプにより収縮時の
風船体を保護し、曲り部などに突き当てたりする
ことがないので風船体を損傷させることがなく、
ガスの漏洩検出時には漏洩個所を風船体のガス管
内面に対する膨脹シール作用によつて的確に検知
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図は中空押込み棒の移動時における拡大断面図、
第3図は従来例を示す構成図である。 1……ガス管または供内管、8……漏洩個所、
10……中空押込み棒、11……風船体、12…
…エアホース、20……押込み装置、33……圧
力計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屈曲自在の中空押込み棒と、該中空押込み棒の
    先端において該押込み棒の移動時には収縮し漏洩
    検出時にはガス管内面に密着するように膨脹する
    風船体と、収縮時の風船体を内部に収容するため
    の前記中空押込み棒の先端に取り付けられたキヤ
    ツプとを備えたことを特徴とするガス管の漏洩検
    知装置。
JP1987195971U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH05837Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987195971U JPH05837Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987195971U JPH05837Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01102740U JPH01102740U (ja) 1989-07-11
JPH05837Y2 true JPH05837Y2 (ja) 1993-01-11

Family

ID=31486617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987195971U Expired - Lifetime JPH05837Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05837Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63107838A (ja) * 1986-10-24 1988-05-12 Matsushita Electric Works Ltd ガラスセラミツク焼結体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63107838A (ja) * 1986-10-24 1988-05-12 Matsushita Electric Works Ltd ガラスセラミツク焼結体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01102740U (ja) 1989-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0255619A3 (en) Apparatus for measuring and non-destructive material testing of laid pipelines
EP2159574A2 (en) Device for pipeline inspection and method of its use
CN110118307B (zh) 一种核电厂小型管道泄漏检测装置及其检测方法
CN113970414A (zh) 一种地下管道漏点检测装置及其检测方法
US5614660A (en) Nose bag applicator with pinhole checker
US20140271292A1 (en) Rotary needle and expanding bellows pressure indicator
CN111323179A (zh) 管道接口气密性检测装置及检测方法
JPH05837Y2 (ja)
FR2439990A1 (fr) Dispositif de detection de fuites dans une canalisation conduisant un fluide
GB2327759A (en) Pipeline leak detector system
US7804396B2 (en) Tire pressure monitoring system having a collapsible casing
JPS56110032A (en) Inspecting method for water leakage from buried pipe
CN210953277U (zh) 一种通风系统密闭性的检测元件及校正检测装置
JPS59138935A (ja) 配管検査装置
GB1576624A (en) Leak detection
JPH0443798Y2 (ja)
CN212007698U (zh) 管道接口气密性检测装置
JPH0424428Y2 (ja)
JPH0210430Y2 (ja)
GB2050607A (en) Peak Pressure Indicator
JPH06229986A (ja) リモートフィールド渦流式探傷装置に於ける受信ユニット
JPH064313Y2 (ja) ガス管漏洩検知装置
JPH10239292A (ja) 管内検査装置および管内検査方法
JPS59206735A (ja) 管筒類の流体漏洩試験方法及び管筒類の流体漏洩試験機
JPS6130703B2 (ja)