JPH0583416A - 実時間情報転送制御方式 - Google Patents
実時間情報転送制御方式Info
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- JPH0583416A JPH0583416A JP24582291A JP24582291A JPH0583416A JP H0583416 A JPH0583416 A JP H0583416A JP 24582291 A JP24582291 A JP 24582291A JP 24582291 A JP24582291 A JP 24582291A JP H0583416 A JPH0583416 A JP H0583416A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は,ビジュアル伝言ダイヤルシステム
の如きシステムにおいて,ホスト計算機システムのDM
A領域を使用せずに情報の転送を行い得るようにするこ
とを目的としている。 【構成】 ホスト計算機4に転送装置3の収容台数に応
じて必要なだけの記憶容量の,デバイスドライバ・プロ
グラムが管理する外部記憶部46を設けるようにし,U
NIXを用いる系において動作し得るよう構成してい
る。
の如きシステムにおいて,ホスト計算機システムのDM
A領域を使用せずに情報の転送を行い得るようにするこ
とを目的としている。 【構成】 ホスト計算機4に転送装置3の収容台数に応
じて必要なだけの記憶容量の,デバイスドライバ・プロ
グラムが管理する外部記憶部46を設けるようにし,U
NIXを用いる系において動作し得るよう構成してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,音声・映像情報の同時
双方向通信を行うISDN対応のマルチメディア端末に
対して,マルチメディア通信情報蓄積交換センタをIS
DN通信網にて接続してなる実時間情報転送制御方式に
関する。
双方向通信を行うISDN対応のマルチメディア端末に
対して,マルチメディア通信情報蓄積交換センタをIS
DN通信網にて接続してなる実時間情報転送制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は実時間マルチメディア通信情報蓄
積交換サービスを実現するシステム構成例を示す。図中
の符号1はマルチメディア通信端末,2はISDN網,
3は転送装置,4はホスト計算機,5はインタフェース
を示している。図5に示す如く,システムにおいて端末
1から送られる音声・映像情報の蓄積及び,蓄積されて
いる音声・映像情報の検索,該端末1への音声・映像情
報の送信を行うマルチメディア通信情報蓄積交換センタ
をISDN通信網で接続して成る。そしてマルチメディ
ア通信情報蓄積交換センタは,ホスト計算機との転送ブ
ロック単位での音声・映像情報のバッファリング及び,
該ホスト計算機との入出力を行う転送装置3と,収容回
線数に応じた複数の前記転送装置の制御及び,音声・映
像情報の蓄積,検索,送信を行うホスト計算機4とをそ
なえ,かつ前記転送装置と前記ホスト計算機を接続する
インタフェースで構成される。
積交換サービスを実現するシステム構成例を示す。図中
の符号1はマルチメディア通信端末,2はISDN網,
3は転送装置,4はホスト計算機,5はインタフェース
を示している。図5に示す如く,システムにおいて端末
1から送られる音声・映像情報の蓄積及び,蓄積されて
いる音声・映像情報の検索,該端末1への音声・映像情
報の送信を行うマルチメディア通信情報蓄積交換センタ
をISDN通信網で接続して成る。そしてマルチメディ
ア通信情報蓄積交換センタは,ホスト計算機との転送ブ
ロック単位での音声・映像情報のバッファリング及び,
該ホスト計算機との入出力を行う転送装置3と,収容回
線数に応じた複数の前記転送装置の制御及び,音声・映
像情報の蓄積,検索,送信を行うホスト計算機4とをそ
なえ,かつ前記転送装置と前記ホスト計算機を接続する
インタフェースで構成される。
【0003】前記実時間マルチメディア通信情報蓄積交
換サービスにおいては,前記マルチメディア端末(以
後,端末と省略)から前記マルチメディア通信情報蓄積
交換センタ(以後,センタと省略)への通信要求と,逆
に前記センタから前記端末への通信要求とが,同時並行
的に発生するため,前記転送装置と前記ホスト計算機と
の間の転送インタフェース(以後,転送インタフェース
と省略)においても非同期的な通信要求の発生を効率的
に転送制御しなくてはならない。
換サービスにおいては,前記マルチメディア端末(以
後,端末と省略)から前記マルチメディア通信情報蓄積
交換センタ(以後,センタと省略)への通信要求と,逆
に前記センタから前記端末への通信要求とが,同時並行
的に発生するため,前記転送装置と前記ホスト計算機と
の間の転送インタフェース(以後,転送インタフェース
と省略)においても非同期的な通信要求の発生を効率的
に転送制御しなくてはならない。
【0004】上記条件を満足する転送制御方式として,
情報処理学会第41回全国大会講演論文集1−115ペ
ージ,リアルタイム映像・音声転送制御装置へのSCS
I適用法(講演番号1Q−2)に開示されている方法が
ある。即ち,前記転送インタフェースにおける転送制御
方式として,非同期的に発生する前記転送装置から前記
ホスト計算機への転送要求に関しては,予め前記ホスト
計算機から前記転送装置に対し受信コマンドを発行して
前記転送インタフェースを一時的に解放し,前記転送装
置から前記ホスト計算機へ転送要求が発生した時,前記
ホスト計算機に再接続して前記受信コマンドの応答とし
てバッファリングされた前記マルチメディア通信情報を
前記ホスト計算機へ転送する。
情報処理学会第41回全国大会講演論文集1−115ペ
ージ,リアルタイム映像・音声転送制御装置へのSCS
I適用法(講演番号1Q−2)に開示されている方法が
ある。即ち,前記転送インタフェースにおける転送制御
方式として,非同期的に発生する前記転送装置から前記
ホスト計算機への転送要求に関しては,予め前記ホスト
計算機から前記転送装置に対し受信コマンドを発行して
前記転送インタフェースを一時的に解放し,前記転送装
置から前記ホスト計算機へ転送要求が発生した時,前記
ホスト計算機に再接続して前記受信コマンドの応答とし
てバッファリングされた前記マルチメディア通信情報を
前記ホスト計算機へ転送する。
【0005】本方式によれば,前記転送装置から前記ホ
スト計算機へ転送要求が発生した時,前記転送装置主体
で迅速に転送が開始できる。図6は上記従来の方式にお
けるホスト計算機側の構成を示す。ホスト計算機4側で
は,前記転送インタフェースの制御と後述の主記憶部と
のホスト計算機内部バスを介したDMA転送を行う転送
インタフェース制御部41(以後,IFCと省略),ホ
スト計算機の内部処理を行う演算制御部42(以後,C
PUと省略),該CPUに搭載され該CPUおよび前記
IFCからの主記憶部アクセスを制御するメモリ管理部
43(以後,MMUと省略),ホスト計算機で処理され
るプログラム及びデータが格納される前述の主記憶部4
4(以後,MEMと省略),前記IFC,CPU,ME
M間を相互接続する内部バス45(以後BUSと省
略),及びその他の内部構成単位で構成される。前記M
MU43は自身の管理するアドレス空間に前記BUS4
5を介するDMA転送用の領域を保有しており,前記I
FC41を制御するデバイスドライバ・プログラム63
(以後DRVと省略)はシステムを管理する制御プログ
ラム62(以後,OSと省略)を介してDMA領域を必
要とするデータ転送要求を受け取る度毎に該DMA領域
から必要な領域を割り付ける動作を行う。DMAを用い
たデータ転送が完了すると前記DRV63は該データ転
送用に割り付けたDMA領域を再利用できるように解放
する。
スト計算機へ転送要求が発生した時,前記転送装置主体
で迅速に転送が開始できる。図6は上記従来の方式にお
けるホスト計算機側の構成を示す。ホスト計算機4側で
は,前記転送インタフェースの制御と後述の主記憶部と
のホスト計算機内部バスを介したDMA転送を行う転送
インタフェース制御部41(以後,IFCと省略),ホ
スト計算機の内部処理を行う演算制御部42(以後,C
PUと省略),該CPUに搭載され該CPUおよび前記
IFCからの主記憶部アクセスを制御するメモリ管理部
43(以後,MMUと省略),ホスト計算機で処理され
るプログラム及びデータが格納される前述の主記憶部4
4(以後,MEMと省略),前記IFC,CPU,ME
M間を相互接続する内部バス45(以後BUSと省
略),及びその他の内部構成単位で構成される。前記M
MU43は自身の管理するアドレス空間に前記BUS4
5を介するDMA転送用の領域を保有しており,前記I
FC41を制御するデバイスドライバ・プログラム63
(以後DRVと省略)はシステムを管理する制御プログ
ラム62(以後,OSと省略)を介してDMA領域を必
要とするデータ転送要求を受け取る度毎に該DMA領域
から必要な領域を割り付ける動作を行う。DMAを用い
たデータ転送が完了すると前記DRV63は該データ転
送用に割り付けたDMA領域を再利用できるように解放
する。
【0006】次に制御方法を図7により説明する。前記
実時間マルチメディア通信情報蓄積交換サービスを実現
する前記ホスト計算機のプログラム61(以後,APと
省略)は,常に前記転送装置3から前記ホスト計算機4
への転送要求に対応出来るよう任意の時点で前記転送装
置3に対して転送ブロック受信要求を発行し,また前記
ホスト計算機4から前記転送装置3への転送要求に関し
ては該AP61で必要となった時点で前記転送装置3に
対して転送ブロック送信要求を発行する。
実時間マルチメディア通信情報蓄積交換サービスを実現
する前記ホスト計算機のプログラム61(以後,APと
省略)は,常に前記転送装置3から前記ホスト計算機4
への転送要求に対応出来るよう任意の時点で前記転送装
置3に対して転送ブロック受信要求を発行し,また前記
ホスト計算機4から前記転送装置3への転送要求に関し
ては該AP61で必要となった時点で前記転送装置3に
対して転送ブロック送信要求を発行する。
【0007】前記転送ブロック受信要求は前記AP61
内で転送ブロックを受け取る領域611(以後,AP受
信バッファと省略)のアドレスおよび可能な最大ブロッ
ク長(以後,AP受信サイズと省略)を指定して発行さ
れる。前記DRV63は第1に前記AP受信サイズに相
当する領域をDMA領域内に割付け転送先として前記A
P受信バッファ611を設定する。第2に前記IFC4
1にDMA領域内の割付けた領域(以後,DMA内領域
と省略)のアドレス631,サイズ,前記転送装置に発
行する受信コマンド等の必要な初期設定を行い,第3に
前記IFC41を起動する。前記IFC41は該初期設
定に従い前記転送インタフェースを介して前記転送装置
3を制御して前記転送装置3から受信するデータを順次
前記DMA内領域を介して前記AP61に引き渡す。前
記転送装置3から転送終了の信号が通知されると前記I
FC41は前記DRV63に割り込みにより転送終了を
通知し前記DRV63はDMA内領域を解放して前記A
P61に受信要求の完了を通知する。前記転送ブロック
送信要求に関しても前記転送装置3に発行するコマンド
が送信コマンドである点,前記IFC41がDMA内領
域を介して前記AP61から順次データを受け取り前記
転送装置3へ送信する点を除き同一の方法で制御され
る。
内で転送ブロックを受け取る領域611(以後,AP受
信バッファと省略)のアドレスおよび可能な最大ブロッ
ク長(以後,AP受信サイズと省略)を指定して発行さ
れる。前記DRV63は第1に前記AP受信サイズに相
当する領域をDMA領域内に割付け転送先として前記A
P受信バッファ611を設定する。第2に前記IFC4
1にDMA領域内の割付けた領域(以後,DMA内領域
と省略)のアドレス631,サイズ,前記転送装置に発
行する受信コマンド等の必要な初期設定を行い,第3に
前記IFC41を起動する。前記IFC41は該初期設
定に従い前記転送インタフェースを介して前記転送装置
3を制御して前記転送装置3から受信するデータを順次
前記DMA内領域を介して前記AP61に引き渡す。前
記転送装置3から転送終了の信号が通知されると前記I
FC41は前記DRV63に割り込みにより転送終了を
通知し前記DRV63はDMA内領域を解放して前記A
P61に受信要求の完了を通知する。前記転送ブロック
送信要求に関しても前記転送装置3に発行するコマンド
が送信コマンドである点,前記IFC41がDMA内領
域を介して前記AP61から順次データを受け取り前記
転送装置3へ送信する点を除き同一の方法で制御され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り,従来の方
式によると前記転送装置と前記ホスト計算機との間のデ
ータ転送に当たり,前記ホスト計算機4内において前記
DMA内領域を確保する必要がある。前記ホスト計算機
4においては,前記AP61が前記転送装置3からの転
送要求に対応出来るよう前記DMA内領域を確保したま
ま待機するため,前記DMA内領域を固定的に占有して
しまう。このためホスト計算機4の備えるDMA関連資
源の量によって収容できる前記転送装置の台数,即ち,
収容回線数が制約される。また,DMAとはシステムの
メモリ管理ユニットが提供する機構であり,各種ホスト
計算機によりアドレス空間の割当て等が異なるなどホス
ト計算機のDMAアーキテクチャに依存する部分がある
ため,従来技術のようにDMA領域を使用した方式では
他のホスト計算機への移植等が困難である場合など問題
もある。
式によると前記転送装置と前記ホスト計算機との間のデ
ータ転送に当たり,前記ホスト計算機4内において前記
DMA内領域を確保する必要がある。前記ホスト計算機
4においては,前記AP61が前記転送装置3からの転
送要求に対応出来るよう前記DMA内領域を確保したま
ま待機するため,前記DMA内領域を固定的に占有して
しまう。このためホスト計算機4の備えるDMA関連資
源の量によって収容できる前記転送装置の台数,即ち,
収容回線数が制約される。また,DMAとはシステムの
メモリ管理ユニットが提供する機構であり,各種ホスト
計算機によりアドレス空間の割当て等が異なるなどホス
ト計算機のDMAアーキテクチャに依存する部分がある
ため,従来技術のようにDMA領域を使用した方式では
他のホスト計算機への移植等が困難である場合など問題
もある。
【0009】本発明は,ビジュアル伝言ダイヤルシステ
ムの如きシステムにおいて,ホスト計算機システムのD
MA領域を使用せずに情報の転送を行い得るようにする
ことを目的としている。
ムの如きシステムにおいて,ホスト計算機システムのD
MA領域を使用せずに情報の転送を行い得るようにする
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】問題点を解決するため本
発明では,ホスト計算機4に転送装置3の収容台数に応
じて必要なだけの記憶容量の,DRVが管理する外部記
憶部46を設けて,ホスト計算機の回線数の制約要因と
なるホスト計算機システムのDMA領域を使用せずに情
報の転送を行う。
発明では,ホスト計算機4に転送装置3の収容台数に応
じて必要なだけの記憶容量の,DRVが管理する外部記
憶部46を設けて,ホスト計算機の回線数の制約要因と
なるホスト計算機システムのDMA領域を使用せずに情
報の転送を行う。
【0011】
【作用】該外部記憶部46はBUS45に接続され,前
記BUSに既に接続されている他のホスト計算機内部構
成単位と競合しない前記BUS上のアドレスを付与して
認識される。
記BUSに既に接続されている他のホスト計算機内部構
成単位と競合しない前記BUS上のアドレスを付与して
認識される。
【0012】なお,以下の説明では前記BUS上のアド
レスはホスト計算機内部構成単位の一意に識別する意味
で物理アドレスと称する。一方,前記OS,DRVや前
記APはホスト計算機内部構成単位の一部を自らの動作
環境として一定時間占有し,それらの資源を各独自のア
ドレスで識別する。
レスはホスト計算機内部構成単位の一意に識別する意味
で物理アドレスと称する。一方,前記OS,DRVや前
記APはホスト計算機内部構成単位の一部を自らの動作
環境として一定時間占有し,それらの資源を各独自のア
ドレスで識別する。
【0013】前記OS,DRVが資源を識別するアドレ
スをシステム仮想アドレス,前記APが資源を識別する
アドレスをユーザ仮想アドレスと称す。また物理アドレ
スによるアドレス空間を物理空間,システム仮想アドレ
スによるアドレス空間をシステム仮想空間,ユーザ仮想
アドレスによるアドレス空間をユーザ仮想空間,システ
ム仮想空間とユーザ仮想空間を併せて仮想空間と称す
る。
スをシステム仮想アドレス,前記APが資源を識別する
アドレスをユーザ仮想アドレスと称す。また物理アドレ
スによるアドレス空間を物理空間,システム仮想アドレ
スによるアドレス空間をシステム仮想空間,ユーザ仮想
アドレスによるアドレス空間をユーザ仮想空間,システ
ム仮想空間とユーザ仮想空間を併せて仮想空間と称す
る。
【0014】従来方式によれば,前記MMUが前記DM
A領域を介して物理空間と仮想空間の間の直接のDMA
転送を実現しているため前記IFCからユーザ仮想空間
内の前記AP送受信バッファへの直接のデータ転送を行
っていた。これに対して本発明によれば,前記IFCと
当該外部記憶部が共に物理空間上の資源であるため前記
MMUによる制約無しに物理空間内での多数の並列なD
MA転送が可能となるため,多数の前記転送装置,即ち
回線を収容可能となる。
A領域を介して物理空間と仮想空間の間の直接のDMA
転送を実現しているため前記IFCからユーザ仮想空間
内の前記AP送受信バッファへの直接のデータ転送を行
っていた。これに対して本発明によれば,前記IFCと
当該外部記憶部が共に物理空間上の資源であるため前記
MMUによる制約無しに物理空間内での多数の並列なD
MA転送が可能となるため,多数の前記転送装置,即ち
回線を収容可能となる。
【0015】
【実施例】本発明を実現するには,前記外部記憶部の付
加に加えて,前記外部記憶部とユーザ仮想空間内の前記
AP送受信バッファ間のデータ転送機構を構成する必要
がある。このため,本発明では前記DRVの管理するシ
ステム仮想空間に物理空間上の前記外部記憶部を前記D
RVが直接参照可能なように静的にアドレスマッピング
される窓領域である第1のアクセス手段,ユーザ仮想空
間上の前記AP受信バッファを前記DRVが直接参照可
能なように動的にアドレスマッピングされる窓領域であ
る第2のアクセス手段を備える。
加に加えて,前記外部記憶部とユーザ仮想空間内の前記
AP送受信バッファ間のデータ転送機構を構成する必要
がある。このため,本発明では前記DRVの管理するシ
ステム仮想空間に物理空間上の前記外部記憶部を前記D
RVが直接参照可能なように静的にアドレスマッピング
される窓領域である第1のアクセス手段,ユーザ仮想空
間上の前記AP受信バッファを前記DRVが直接参照可
能なように動的にアドレスマッピングされる窓領域であ
る第2のアクセス手段を備える。
【0016】図1は本発明のホスト計算機側での構成を
示す。ホスト計算機4は,転送装置3とホスト計算機と
の間のインタフェースの制御と内部バスを介して外部記
憶部に記憶されたデータの転送を行う転送インタフェー
ス制御部41(前記,IFC),ホスト計算機内部処理
を行う演算制御部42(前記,CPU),ホスト計算機
内で処理されるプログラムおよびデータが格納される主
記憶部44(前記,MEM),前記外部記憶部46(以
後,RAMと省略)と前記IFC,CPU,MEM,R
AMとを相互接続する内部バス45(前記,BUS)お
よびその他の内部構成単位で構成される。前記IFC4
1を制御するデバイスドライバ・プログラム63(前
記,DRV)は,前記第1の手段である前記RAM46
を直接アクセス可能なようにセットアップしたシステム
仮想空間632(以後,窓領域1と省略),および前記
第2の手段である前記AP61の受信バッファを割り付
けるシステム仮想空間633(以後,窓領域2と省略)
を保有し,該計算機システムを管理する制御プログラム
62(前記,OS)を介して必要とするデータ転送要求
の受け取りを行う。データ転送が完了すると前記DRV
63は前記窓領域2を再利用のために解放する。
示す。ホスト計算機4は,転送装置3とホスト計算機と
の間のインタフェースの制御と内部バスを介して外部記
憶部に記憶されたデータの転送を行う転送インタフェー
ス制御部41(前記,IFC),ホスト計算機内部処理
を行う演算制御部42(前記,CPU),ホスト計算機
内で処理されるプログラムおよびデータが格納される主
記憶部44(前記,MEM),前記外部記憶部46(以
後,RAMと省略)と前記IFC,CPU,MEM,R
AMとを相互接続する内部バス45(前記,BUS)お
よびその他の内部構成単位で構成される。前記IFC4
1を制御するデバイスドライバ・プログラム63(前
記,DRV)は,前記第1の手段である前記RAM46
を直接アクセス可能なようにセットアップしたシステム
仮想空間632(以後,窓領域1と省略),および前記
第2の手段である前記AP61の受信バッファを割り付
けるシステム仮想空間633(以後,窓領域2と省略)
を保有し,該計算機システムを管理する制御プログラム
62(前記,OS)を介して必要とするデータ転送要求
の受け取りを行う。データ転送が完了すると前記DRV
63は前記窓領域2を再利用のために解放する。
【0017】次に図2により前記ホスト計算機から前記
転送装置への転送要求に関する実現法を説明する。 (1)前記DRV63は前記RAM46について一度だ
け異なる2つの空間,前記物理空間と前記システム仮想
空間との間のアドレスマッピングを行う。これは前記ホ
スト計算機の立ち上げ時前記MMU43のアドレス変換
機構を利用して行う。
転送装置への転送要求に関する実現法を説明する。 (1)前記DRV63は前記RAM46について一度だ
け異なる2つの空間,前記物理空間と前記システム仮想
空間との間のアドレスマッピングを行う。これは前記ホ
スト計算機の立ち上げ時前記MMU43のアドレス変換
機構を利用して行う。
【0018】(2)前記AP61は従来方式と同様にA
P送信バッファ612のアドレスと前記AP送信サイズ
を指定して転送ブロック送信要求71を発行する。 (3)前記DRV63は第1に該転送ブロック送信要求
に付随する前記送信バッファのアドレスより該送信バッ
ファ内の情報を前記窓領域1(632)へ転送する(7
3)。第2に前記IFC41に前記物理空間のアドレ
ス,サイズ,及び前記転送装置に発行する送信コマンド
の必要な初期設定81を行う。第3に該IFC41を起
動82する。
P送信バッファ612のアドレスと前記AP送信サイズ
を指定して転送ブロック送信要求71を発行する。 (3)前記DRV63は第1に該転送ブロック送信要求
に付随する前記送信バッファのアドレスより該送信バッ
ファ内の情報を前記窓領域1(632)へ転送する(7
3)。第2に前記IFC41に前記物理空間のアドレ
ス,サイズ,及び前記転送装置に発行する送信コマンド
の必要な初期設定81を行う。第3に該IFC41を起
動82する。
【0019】(4)前記IFC41は前記初期設定に従
い前記インタフェースを介して前記転送装置3を制御
し,該物理空間のアドレスより送信する情報を該転送装
置3に引き渡す(94,95)。
い前記インタフェースを介して前記転送装置3を制御
し,該物理空間のアドレスより送信する情報を該転送装
置3に引き渡す(94,95)。
【0020】(5)前記転送装置3は従来方式と同様に
転送終了時に転送終了信号92を前記IFC41に通知
する。 (6)前記IFC41は従来方式と同様に前記転送装置
から前記転送終了信号が通知されると前記DRV63に
割り込み83により転送の終了を通知する。
転送終了時に転送終了信号92を前記IFC41に通知
する。 (6)前記IFC41は従来方式と同様に前記転送装置
から前記転送終了信号が通知されると前記DRV63に
割り込み83により転送の終了を通知する。
【0021】(7)前記DRV63は従来方式と同様に
該割り込みにより転送の終了が通知されると前記AP6
1に前記転送ブロック送信要求の完了を通知72する。 (8)以後,転送ブロック送信要求は(2)以下の手順
で動作する。
該割り込みにより転送の終了が通知されると前記AP6
1に前記転送ブロック送信要求の完了を通知72する。 (8)以後,転送ブロック送信要求は(2)以下の手順
で動作する。
【0022】次に図3により前記転送装置から前記ホス
ト計算機への転送要求に関する実現法を説明する。前記
ホスト計算機から前記転送装置への転送要求に関する実
現法で説明した前記(1)はすでにホスト計算機立ち上
げ時にセットアップ済みである。
ト計算機への転送要求に関する実現法を説明する。前記
ホスト計算機から前記転送装置への転送要求に関する実
現法で説明した前記(1)はすでにホスト計算機立ち上
げ時にセットアップ済みである。
【0023】(1)前記AP61は従来方式と同様に前
記AP受信バッファ611のアドレスと前記AP受信サ
イズを指定して転送ブロック受信要求74を発行する。 (2)前記DRV63は前記MMU43のアドレス変換
機構を利用して,第1に該転送ブロック受信要求に付随
する前記受信バッファのアドレスにより該受信バッファ
をシステム仮想空間内に割付し,窓領域2(633)を
開設する。第2に前記IFC41に前記RAM46の物
理空間461のアドレス,サイズ,及び前記転送装置に
発行する受信コマンドの必要な初期設定81を行う。第
3に該IFCを起動82する。
記AP受信バッファ611のアドレスと前記AP受信サ
イズを指定して転送ブロック受信要求74を発行する。 (2)前記DRV63は前記MMU43のアドレス変換
機構を利用して,第1に該転送ブロック受信要求に付随
する前記受信バッファのアドレスにより該受信バッファ
をシステム仮想空間内に割付し,窓領域2(633)を
開設する。第2に前記IFC41に前記RAM46の物
理空間461のアドレス,サイズ,及び前記転送装置に
発行する受信コマンドの必要な初期設定81を行う。第
3に該IFCを起動82する。
【0024】(3) 前記IFC41は前記初期設定に
従い前記インタフェースを介して前記転送装置3を制御
し,該物理空間のアドレスへ該転送装置より受信する情
報を引き渡す(91,96)。
従い前記インタフェースを介して前記転送装置3を制御
し,該物理空間のアドレスへ該転送装置より受信する情
報を引き渡す(91,96)。
【0025】(4) 前記転送装置3は従来方式と同様
に転送終了時に転送終了信号92を前記IFC41に通
知する。 (5)前記IFC41は従来方式と同様に前記転送装置
から前記転送終了信号が通知されると前記DRV63に
割り込み83により転送の終了を通知する。
に転送終了時に転送終了信号92を前記IFC41に通
知する。 (5)前記IFC41は従来方式と同様に前記転送装置
から前記転送終了信号が通知されると前記DRV63に
割り込み83により転送の終了を通知する。
【0026】(6)前記DRV63は,第1に該割り込
みにより転送の終了が通知されるとシステム仮想空間内
で窓領域1(632)から窓領域2(633)へ受信情
報を転送84することにより,前記AP受信バッファ6
11に前記転送装置3から転送された情報が格納され
る。第2に前記受信情報の転送が終了すると前記窓領域
2(633)を解除し,前記AP61に前記転送ブロッ
ク受信要求の完了を通知(75)する。
みにより転送の終了が通知されるとシステム仮想空間内
で窓領域1(632)から窓領域2(633)へ受信情
報を転送84することにより,前記AP受信バッファ6
11に前記転送装置3から転送された情報が格納され
る。第2に前記受信情報の転送が終了すると前記窓領域
2(633)を解除し,前記AP61に前記転送ブロッ
ク受信要求の完了を通知(75)する。
【0027】(7)以後,転送ブロック受信要求は
(1)以下の手順で動作する。一般的に普及しているオ
ペレーティングシステムの一つにUNIXがある。UN
IXでは,物理空間と仮想空間との間,またはシステム
仮想空間とユーザ仮想空間との間でデータの複写を行う
機能や,アドレス空間のマッピングを行う機能が,関数
の形で解放されている。UNIXの動作するあるホスト
計算機では,図4に示す如くrmalloc() ,copyin(),ma
pin() ,bcopy() ,bp-mapin(),bp-mapout() 等の関数
が用意されており,rmalloc() はシステム仮想空間の割
付を行う,copyin()はユーザ仮想空間からシステム仮想
空間へデータの移動を行う,mapin() は物理アドレスを
仮想アドレスへのマップを行いシステム仮想空間内に物
理空間をマップする,bcopy() は重ならない領域間でデ
ータをバイト単位でコピーを行う,bp-mapin()はユーザ
仮想空間をシステム仮想空間への割付を行う,bp-mapou
t() はbp-mapin()で行った割付の解除を行う関数であ
り,本発明の実施例は以上の関数を用いるものとして説
明する。
(1)以下の手順で動作する。一般的に普及しているオ
ペレーティングシステムの一つにUNIXがある。UN
IXでは,物理空間と仮想空間との間,またはシステム
仮想空間とユーザ仮想空間との間でデータの複写を行う
機能や,アドレス空間のマッピングを行う機能が,関数
の形で解放されている。UNIXの動作するあるホスト
計算機では,図4に示す如くrmalloc() ,copyin(),ma
pin() ,bcopy() ,bp-mapin(),bp-mapout() 等の関数
が用意されており,rmalloc() はシステム仮想空間の割
付を行う,copyin()はユーザ仮想空間からシステム仮想
空間へデータの移動を行う,mapin() は物理アドレスを
仮想アドレスへのマップを行いシステム仮想空間内に物
理空間をマップする,bcopy() は重ならない領域間でデ
ータをバイト単位でコピーを行う,bp-mapin()はユーザ
仮想空間をシステム仮想空間への割付を行う,bp-mapou
t() はbp-mapin()で行った割付の解除を行う関数であ
り,本発明の実施例は以上の関数を用いるものとして説
明する。
【0028】上述した外部記憶部46に関しては,ラン
ダムアクセスメモリ(Randam Access Memory)を前記
ホスト計算機に実装する事により前記物理空間を確保す
ることが実現できDMA領域の代わりとして使用する。
該外部記憶部46を前記DRV63内の窓領域1(63
2)に割付けを行うには,システム仮想空間に関数rmal
loc によりホスト計算機に収容されている前記転送装置
対応分の領域を確保し,関数mapin により該領域にホス
ト計算機に収容されている前記転送装置対応分の前記物
理空間をマッピングすることで実現でき,これにより前
記DRV63は該窓領域を認識し,また前記IFC41
は前記物理空間を認識することで同一の音声・画像情報
の転送が可能となる。
ダムアクセスメモリ(Randam Access Memory)を前記
ホスト計算機に実装する事により前記物理空間を確保す
ることが実現できDMA領域の代わりとして使用する。
該外部記憶部46を前記DRV63内の窓領域1(63
2)に割付けを行うには,システム仮想空間に関数rmal
loc によりホスト計算機に収容されている前記転送装置
対応分の領域を確保し,関数mapin により該領域にホス
ト計算機に収容されている前記転送装置対応分の前記物
理空間をマッピングすることで実現でき,これにより前
記DRV63は該窓領域を認識し,また前記IFC41
は前記物理空間を認識することで同一の音声・画像情報
の転送が可能となる。
【0029】転送ブロック受信要求時に前記AP61の
受信バッファ611を前記DRV63内の窓領域2(6
33)に割付けを行うには,関数bp-mapinにより前記A
Pの受信バッファ611を前記システム仮想空間に割付
けることが実現でき,以後該APの受信バッファ611
はシステム仮想空間で有効となる新しいアドレスへ変換
される。
受信バッファ611を前記DRV63内の窓領域2(6
33)に割付けを行うには,関数bp-mapinにより前記A
Pの受信バッファ611を前記システム仮想空間に割付
けることが実現でき,以後該APの受信バッファ611
はシステム仮想空間で有効となる新しいアドレスへ変換
される。
【0030】転送ブロック受信要求時に前記IFC41
より前記DRV63が割り込みによる転送終了を通知さ
れた場合,外部記憶部46を割付けた前記DRV内の窓
領域1(632)の情報を前記AP受信バッファ611
を割付けた前記DRV内の窓領域2(633)へ情報の
転送を行うには,関数bcopy により前記システム仮想空
間内で情報の転送が実現でき,前記AP61ではAP受
信バッファ611の情報が認識できる。これらの手段に
より図4に示すように情報が前記APと前記転送装置間
で制御され情報転送が実現される。
より前記DRV63が割り込みによる転送終了を通知さ
れた場合,外部記憶部46を割付けた前記DRV内の窓
領域1(632)の情報を前記AP受信バッファ611
を割付けた前記DRV内の窓領域2(633)へ情報の
転送を行うには,関数bcopy により前記システム仮想空
間内で情報の転送が実現でき,前記AP61ではAP受
信バッファ611の情報が認識できる。これらの手段に
より図4に示すように情報が前記APと前記転送装置間
で制御され情報転送が実現される。
【0031】
【発明の効果】以上説明した如く,本発明によれば,ホ
スト計算機のDMA領域に関係なく,ホスト計算機への
多数の転送装置が接続できる。即ち外部記憶部を追加す
ればホスト計算機への多回線収容が容易に可能となる。
また,DMAとはシステムのメモリ管理ユニットが提供
する機構であり各種ホスト計算機によりアドレス空間の
割当て等が異なる。そのため,従来技術のようにDMA
領域を使用した方式では他のホスト計算機への移植が難
しい。しかし本発明では,DMA領域を使用しないため
他のホスト計算機への移植が容易に可能となる。
スト計算機のDMA領域に関係なく,ホスト計算機への
多数の転送装置が接続できる。即ち外部記憶部を追加す
ればホスト計算機への多回線収容が容易に可能となる。
また,DMAとはシステムのメモリ管理ユニットが提供
する機構であり各種ホスト計算機によりアドレス空間の
割当て等が異なる。そのため,従来技術のようにDMA
領域を使用した方式では他のホスト計算機への移植が難
しい。しかし本発明では,DMA領域を使用しないため
他のホスト計算機への移植が容易に可能となる。
【図1】本発明による実時間マルチメディア通信情報蓄
積交換センタの構成図である。
積交換センタの構成図である。
【図2】本発明による実時間マルチメディア通信情報蓄
積交換センタにおける転送ブロック送信要求時の転送制
御方式である。
積交換センタにおける転送ブロック送信要求時の転送制
御方式である。
【図3】本発明による実時間マルチメディア通信情報蓄
積交換センタにおける転送ブロック受信要求時の転送制
御方式である。
積交換センタにおける転送ブロック受信要求時の転送制
御方式である。
【図4】本発明における実施例の説明図である。
【図5】実時間マルチメディア通信情報蓄積交換サービ
スの接続構成図である。
スの接続構成図である。
【図6】実時間マルチメディア通信情報蓄積交換センタ
の従来構成図である。
の従来構成図である。
【図7】実時間マルチメディア通信情報蓄積交換センタ
における従来の転送制御方式図である。
における従来の転送制御方式図である。
1 マルチメディア通信端末 2 ISDN網 3 転送装置 4 ホスト計算機 5 インタフェース 31 音声・映像情報バッファ 41 転送インタフェース制御部(IFC) 42 演算制御部(CPU) 43 メモリ管理部(MMU) 44 主記憶部(MEM) 45 内部バス(BUS) 46 外部記憶部(RAM) 461 ホスト計算機システムのDMA領域の代替えと
して使用する物理空間 61 実時間マルチメディア通信情報蓄積交換サービス
を実現するホスト計算機のプログラム(AP) 62 ホスト計算機システムを管理する制御プログラム
(OS) 63 転送インタフェース制御部を制御するデバイスド
ライバ・プログラム(DRV) 611 AP受信バッファ 612 AP送信バッファ 631 要求転送アドレス 632 物理空間を割付ける窓領域1 633 ユーザ仮想空間を割付ける窓領域2 71 APからDRVへの転送ブロック送信要求 72 DRVからAPへの転送ブロック送信要求完了通
知 73 AP送信バッファから窓領域1へのデータ転送 74 APからDRVへの転送ブロック受信要求 75 DRVからAPへの転送ブロック受信要求完了通
知 81 DRVからIFCに対する初期設定動作 82 DRVからIFCに対する起動動作 83 IFCからDRVへの割り込み信号通知 84 窓領域1から窓領域2への受信データ転送 91 IFCから転送装置への送信コマンド発行 92 転送装置からIFCへの転送終了信号 93 転送装置からAP受信バッファへのDMA転送 94 IFCから転送装置への送信コマンド発行 95 物理空間から転送装置へのデータ転送 96 転送装置から物理空間へのデータ転送
して使用する物理空間 61 実時間マルチメディア通信情報蓄積交換サービス
を実現するホスト計算機のプログラム(AP) 62 ホスト計算機システムを管理する制御プログラム
(OS) 63 転送インタフェース制御部を制御するデバイスド
ライバ・プログラム(DRV) 611 AP受信バッファ 612 AP送信バッファ 631 要求転送アドレス 632 物理空間を割付ける窓領域1 633 ユーザ仮想空間を割付ける窓領域2 71 APからDRVへの転送ブロック送信要求 72 DRVからAPへの転送ブロック送信要求完了通
知 73 AP送信バッファから窓領域1へのデータ転送 74 APからDRVへの転送ブロック受信要求 75 DRVからAPへの転送ブロック受信要求完了通
知 81 DRVからIFCに対する初期設定動作 82 DRVからIFCに対する起動動作 83 IFCからDRVへの割り込み信号通知 84 窓領域1から窓領域2への受信データ転送 91 IFCから転送装置への送信コマンド発行 92 転送装置からIFCへの転送終了信号 93 転送装置からAP受信バッファへのDMA転送 94 IFCから転送装置への送信コマンド発行 95 物理空間から転送装置へのデータ転送 96 転送装置から物理空間へのデータ転送
Claims (3)
- 【請求項1】 音声・映像情報の同時双方向通信を行う
ISDN対応のマルチメディア通信端末から受信する各
種情報をバッファリングして転送情報ブロックを組立て
ホスト計算機に転送するとともに該ホスト計算機から転
送される各種転送情報ブロックを分解して該マルチメデ
ィア通信端末へ送信する転送装置と, 該転送装置を制御し該マルチメディア通信端末と送受信
する各種情報の蓄積,検索,再生の機能を果たす前記ホ
スト計算機と, 前記転送装置と前記ホスト計算機とを接続する転送イン
タフェースとから成る実時間情報転送系において, ホスト計算機内にランダムアクセスメモリから成る外部
記憶部を設けて,前記転送装置の収容台数に応じて必要
な記憶容量を前記ホスト計算機のアドレス空間における
物理空間に確保し, 各転送装置から前記ホスト計算機へのデータ転送につい
ては,転送装置からホスト計算機へのデータを前記物理
空間上のDMAで一旦該外部記憶部にバッファリングし
てからホスト計算機の主記憶へ転送し, ホスト計算機から転送装置へのデータ転送については,
ホスト計算機の主記憶から一旦該外部記憶部へバッファ
リングしてから各転送装置へ前記物理空間上でDMA転
送を行うようにしたことを特徴とする実時間情報転送制
御方式。 - 【請求項2】 前記物理空間上の前記外部記憶部を,前
記ホスト計算機に搭載され前記実時間情報転送系を制御
するデバイスドライバ・プログラムが管理するアドレス
空間であるシステム仮想空間内に,前記ホスト計算機に
内蔵されるアドレス変換機構を用いて静的にマッピング
するよう構成し, 当該外部記憶部に対する前記デバイスドライバ・プログ
ラムからの第1のアクセス手段を備え, 各転送装置からホスト計算機へのデータ転送に関して
は,前記物理空間上のDMA転送により転送装置から前
記外部記憶部へ転送されたデータを前記デバイスドライ
バ・プログラムが前記第1のアクセス手段により前記ホ
スト計算機内のアドレス空間であるユーザ仮想空間に設
けられた受信バッファへ転送を行い, ホスト計算機から転送装置へのデータ転送に関しては該
ユーザ仮想空間に設けられた送信バッファから前記第1
のアクセス手段により前記外部記憶部へデータを転送
し,前記物理空間上のDMA転送によって前記外部記憶
部から転送装置へデータ転送を行うようにしたことを特
徴とする請求項1記載の実時間情報転送制御方式。 - 【請求項3】 前記ユーザ仮想空間に設けられた受信バ
ッファを,前記ホスト計算機に搭載され前記実時間情報
転送系を制御するデバイスドライバ・プログラムが管理
するシステム仮想空間内に,前記ホスト計算機に内蔵さ
れるアドレス変換機構を用いて動的にマッピングするよ
う構成し, 当該受信バッファに対する前記デバイスドライバ・プロ
グラムからの第2のアクセス手段を備え, 転送装置からホスト計算機へのデータ転送に関して,該
転送要求発生時に前記ユーザ仮想空間上の受信バッファ
をシステム仮想空間へマッピングして前記第2のアクセ
ス手段を準備し, 転送装置から前記外部記憶部への前記物理空間上のDM
A転送によるデータ転送完了時に前記第1および第2の
アクセス手段により前記外部記憶部から前記受信バッフ
ァにデータをコピーすることで転送し, 該データ転送終了後に前記受信バッファのマッピングを
解除して前記第2のアクセス手段を解放するようにした
ことを特徴とする請求項2記載の実時間情報転送制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24582291A JPH0583416A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 実時間情報転送制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24582291A JPH0583416A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 実時間情報転送制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583416A true JPH0583416A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17139372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24582291A Pending JPH0583416A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 実時間情報転送制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583416A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61129973A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-17 | Ricoh Co Ltd | フアクシミリ送受信制御方式 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP24582291A patent/JPH0583416A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61129973A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-17 | Ricoh Co Ltd | フアクシミリ送受信制御方式 |
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