JP2616607B2 - 実時間情報転送制御システム - Google Patents

実時間情報転送制御システム

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JP2616607B2 JP17404891A JP17404891A JP2616607B2 JP 2616607 B2 JP2616607 B2 JP 2616607B2 JP 17404891 A JP17404891 A JP 17404891A JP 17404891 A JP17404891 A JP 17404891A JP 2616607 B2 JP2616607 B2 JP 2616607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実時間情報転送制御
ステムに係り、特に音声・映像情報の同時双方向通信を
行うISDN(Integrated Services Digital Network)
対応のマルチメディア通信端末と端末から送られてくる
音声・映像情報の蓄積及び、蓄積している音声・映像情
報の検索と、端末への送信を行うマルチメディア通信情
報蓄積交換サービスでのマルチメディア通信情報蓄積交
換センタにおける転送装置とホスト計算機間の音声・映
像情報の実時間情報転送制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は実時間マルチメディア通信情報蓄
積サービスのシステム構成を示す。同図に示すシステム
はマルチメディア通信端末1、ISDN通信網2、転送
装置3、ホスト計算機4及び、転送インタフェース5よ
り構成される。マルチメディア通信情報蓄積交換センタ
はISDN通信網2と接続され、通信回線を終端すると
共に、ホスト計算機4との転送ブロック単位での音声・
映像のバッファリング及び、ホスト計算機4との入出力
を行う転送装置3と、収容通信回線数に応じた複数台の
転送装置の制御及び音声・映像情報の蓄積・検索・送信
を行うホスト計算機4と、転送装置3とホスト計算機4
を接続する転送インタフェース5より構成される。
【0003】実時間マルチメディア情報蓄積交換サービ
スにおいては、マルチメディア通信端末(以下、端末)
からマルチメディア通信情報蓄積交換センタ(以下、セ
ンタ)への通信要求と、逆にセンタから端末への通信要
求とが同時平行的に発生するために、転送装置3と、ホ
スト計算機4間のインタフェース(以下、転送インタフ
ェース)においても転送装置3からホスト計算機4への
転送要求(以下、上り転送要求)と、ホスト計算機4か
ら転送装置3への転送要求(以下、下り転送要求)との
非同期的な発生に関して効率的に転送制御されなければ
ならない。これに関しては、以下の3つの条件を同時に
考慮する必要がある。 (1)ホスト計算機4と周辺装置間の入出力制御方式と
してホスト計算機4のみがインタフェース制御権を保有
し、周辺装置はホスト計算機4の制御に従属して動作す
る方式が一般的である。従って、ホスト計算機4として
一般的な汎用計算機を使用する場合には、転送インタフ
ェース5に関してもホスト計算機4が制御主体として転
送制御を行う方式を採用する必要がある。 (2)端末とセンタ間で通信されるマルチメディア通信
情報は圧縮符号化された連続音声、及び連続静止画、動
画等で構成されるため、転送装置3とホスト計算機4間
での転送遅れが発生すると端末利用者に音声あるいは映
像の途切れと認識される。従って、転送インタフェース
に5おける上り転送要求及び、下り転送要求は所定の時
間内に処理される必要がある。 (3)転送装置3におけるマルチメディア通信情報のバ
ッファリングは転送装置3の内部処理効率の観点から例
えば、映像情報の1画面に相当する区切りなど論理的に
意味のある単位で行われるのが一般的である。従って、
転送装置3とホスト計算機4間の転送ブロックの大きさ
は圧縮符号化効率に依存して可変である。また、転送ブ
ロック長は映像情報を含むために一般に長大となる。こ
のため、転送装置3と、ホスト計算機4間の転送インタ
フェース5では高速なバーストモードのブロック転送プ
ロトコルが適用される必要がある。
【0004】以上の条件を満足する転送インタフェース
における転送制御方式として、情報処理学会第41回全
国大会講演論文集1−115ページ、リアルタイム映像
・音声転送制御装置へのSCSI(Small Computer Sys
tem Interface)適用法(講演番号1Q−2)に開示され
ている方法がある。即ち、ホスト計算機4は非同期に発
生する転送装置3からの上り転送要求に関して、予めホ
スト計算機4から転送装置3に受信コマンドを発行し、
一旦、転送インタフェース5を解放する。そして、転送
装置3は上り転送要求を行った場合に、転送インタフェ
ース5は転送装置3とホスト計算機4間に再接続され、
受信コマンドの応答としてバッファリングしたマルチメ
ディア通信情報を転送装置3からホスト計算機4へ転送
する。この方式では転送装置3へコマンド発行の主体は
ホスト計算機4であるため、一般的な入出力制御方式に
合致し、かつ、上り転送要求発生時には転送装置3主体
で迅速に転送を開始できる。また、受信コマンド機能と
して、ホスト計算機4に通常組み込まれているバースト
モードのブロック転送機構を使用すれば、長大なマルチ
メディア通信情報による転送ブロックの高速転送が実現
できる。
【0005】上記の方式のホスト計算機4側での詳細な
実現方法を説明する。図3は実時間マルチメディア通信
情報蓄積センタの構成を示す。音声映像バッファを含む
転送装置3は転送インタフェース5によりホスト計算機
4に接続されている。ホスト計算機4は転送インタフェ
ース制御部(以下IFC)41、メモリ管理部(以下M
MU)43を含む演算制御部(以下、CPU)42、転
送インタフェース制御部41を制御するデバイスドライ
バプログラム(以下、DRV)63とホスト計算機シス
テムを管理する制御プログラム(以下、OS)と実時間
マルチメディア情報蓄積交換サービスを実現するホスト
計算機4のプログラム(以下AP)を含む主記憶部(以
下、MEM)44、IFC41,CPU42とMEM4
4を接続する内部バス(以下BUS)45より構成され
る。
【0006】IFC41は転送インタフェース5の制御
とMEM44とのホスト計算機4内部バス45を介した
DMA(Direct Memory Access)転送を行う。CPU42
はホスト計算機4内部処理を行う。MMU43はCPU
42に搭載され、CPU42及びIFC41からのME
M44のアクセスを制御する。MEM44はホスト計算
機4で処理されるプログラム及びデータが格納される。
BUS45はIFC41,CPU42,MEM44間を
相互接続する。
【0007】MMU43は自身の管理するアドレス空間
内にBUS45を介するDMA転送用のウインドウ 領域
(以下、DMAウインドウ )を保有しており、IFC4
1を制御するデバイスドライバプログラム(以下、DR
V)63は計算機システムを管理する制御プログラム
(以下OS)62を介してDMAを必要とするデータ転
送要求を受け取る毎にDMAウインドウ から必要な大き
さの領域を割り付ける動作を行う。DMAを用いたデー
タ転送が完了すると、DRV63はデータ転送のために
割り付けたDMAウインドウ 内の領域を再利用可能なよ
うに解放する。
【0008】上記の方式でホスト計算機4を制御する方
法について説明する。図4は従来の実時間マルチメディ
ア通信情報蓄積交換センタにおける転送制御方式のシー
ケンスを示す。実時間マルチメディア情報蓄積交換サー
ビスを実現するホスト計算機4のプログラム(以下A
P)61は、常に上り転送要求に対応できるように任意
の時点で転送装置3に対し転送ブロック受信要求を発行
し、また、下り転送要求に関してAP61で必要となっ
た時点で転送装置3に対し、転送ブロック送信要求を発
行する。 (ステップ71)転送ブロック受信要求はAP61内で
転送ブロックを受け取るメモリ領域のアドレス(以下、
AP受信バッファ)611及び、可能な最大ブロック長
(以下、AP受信サイズ)を指定して発行される。 (ステップ72)DRV63は第1にAP受信サイズに
相当するDMAウインドウ 内の領域を割り付け、転送先
としてAP受信バッファ611を設定する。 (ステップ81)第2にIFC41にDMAウインドウ
内の領域のアドレス、サイズ、転送装置3に発行する受
信コマンドなど必要な初期設定を行う。 (ステップ82)第3にIFC41を起動する。 (ステップ91)IFC41は初期設定に従って転送イ
ンタフェース5を介して転送装置3を制御する。 (ステップ93)転送装置3から受信するデータを順次
DMAウインドウ 内の領域を介してAP61に引き渡
す。 (ステップ92)転送装置3から転送終了が通知され
る。 (ステップ83)IFC41はDRV63に割り込みに
よって転送終了を通知する。 (ステップ84)DRV63は割り付けたDMAウイン
ドウ 内の領域を解放する。 (ステップ72)AP61に受信要求の完了を通知す
る。 転送ブロック送信要求に関しても転送装置3に発行する
コマンドが送信コマンドである点、IFC41がDMA
ウインドウ 内の領域を介して順次データを受け取って転
送装置3へ送信する点を除き、同一の方法で制御され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の方式
によると転送装置3とホスト計算機4間のデータ転送に
あたり、実際に転送インタフェース5を駆動するに先立
ち、ホスト計算機4内において、DMAウインドウ 内に
ブロック転送に必要な領域を確保する必要がある。特に
上り転送要求に関してはホスト計算機4はAPが常に転
送装置3からの転送要求に対応できるように、DMAウ
インドウ 内に領域を確保した状態で転送装置3からの上
り転送要求を待機するため、領域はDMAウインドウ 内
に略固定的に確保された状態なる。従って、センタへの
収容回線数が多くなる。即ち、転送装置台数が多くなる
とDMAウインドウ 内で転送装置3からの上り転送要求
用としてほぼ固定的に確保される領域が大きくなり、こ
れが逆に収容回線数の制約要因となる問題がある。前記
DMAウインドウ の大きさは一般にホスト計算機4の全
アドレス空間と比較して小さな領域である一方、転送装
置3とホスト計算機4間で転送されるブロックの大きさ
は音声、画像からなるマルチメディア情報のため一般に
長大である。このため、従来の方式によるとセンタの収
容回線数は比較的厳しく制約される可能性がある。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもの
で、ホスト計算機4間の論理的転送ブロックサイズに関
係なく、ホスト計算機4への多数の転送装置3の接続、
即ち多回線の収容が可能となり、また、転送インターフ
ェース上での1台の転送装置3による長時間バスの占有
がなくなるため、1系統のインタフェースに複数の転送
装置を接続しても、各々の転送装置に対する応答性能が
満足するような実時間情報転送制御システムを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声・映像情
報の同時双方向通信を行うISDN対応のマルチメディ
ア通信端末と、該マルチメディア通信端末から受信する
各種情報をバッファリングして転送情報ブロックを組み
立て転送すると共に、転送される各種転送情報ブロック
を分解して該マルチメディア端末に送信する転送装置
と、該転送装置を制御し、該マルチメディア通信端末と
送受信する各種情報の蓄積、検索、再生の機能を有する
ホスト計算機と、該転送装置と該ホスト計算機を接続す
る転送インタフェースを有する実時間情報転送制御シス
テムであって、 ホスト計算機は、 転送情報ブロックの転
送途中の転送情報の位置と残りの転送情報の転送情報長
を記憶する転送情報位置記憶手段と、 転送インタフェー
スを介して一度に転送される最大転送情報長により転送
情報を転送情報ブロックに分割し、順次転送装置に分割
転送する分割転送手段と、 分割転送手段により分割され
た転送情報ブロックが先頭、中間又は、最終のブロック
かを判別するためのフラグを、転送装置に発行する転送
制御コマンドに設定するフラグ設定手段と、 1つの転送
情報ブロックを転送装置に転送後に、次に転送する転送
情報ブロックの位置と残りの転送情報長を次の転送情報
ブロックの転送に合わせて更新する転送情報ブロック情
報更新手段とを有し、 転送装置は、 ホスト計算機から受
け取る転送制御コマンドに最終の表示がある場合には、
転送情報ブロックの転送を完了する転送終了信号を送信
する転送終了信号送信手段を有する。また、上記のホス
ト計算機の分割転送手段は、 最大転送情報長を記憶する
最大転送情報長記憶手段を含み、 転送装置の転送終了信
号送信手段は、 ホスト計算機の転送制御コマンドの表示
に関わらず、最終の転送情報ブロックの転送終了信号に
関しては、最終の表示を付加してホスト計算機に送出す
る手段 を含む。
【0012】
【作用】本発明は転送装置3とホスト計算機4間のブロ
ック転送を、転送装置3におけるバファリング単位で行
う点に起因している。転送装置3とホスト計算機4間の
転送を所要収容回線数とホスト計算機4間の転送を、所
要収容回線数とホスト計算機4内のDMAウインドウ 領
域の大きさとの兼ね合いから決まる最適な小ブロック単
位で分割して行う。但し、転送装置3におけるバッファ
リング単位は実時間マルチメディア情報蓄積交換サービ
スを実現するホスト計算機4のプログラム(以下、A
P)で識別できる論理的単位としてブロック形式が編成
されているため、単純に小ブロックへ分割すると、AP
で転送ブロックの論理的構造を識別できなくなることが
問題となるが、小ブロック単位での分割転送をAPが意
識することなく、転送インタフェース制御部(以下、I
FC)が制御するデバイスドライバプログラム(以下、
DRV)と転送装置3との間で行うことができる。
【0013】
【実施例】本発明のシステム構成は図3に示すものと同
様である。ホスト計算機4の主記憶部(以下、MEM)
44のDRV63はAP61受信バッファのアドレスと
転送情報長のサイズを記憶する記憶手段を有する。ま
た、IFC41から転送装置3に発行する受信コマンド
及び、送信コマンドに関して転送情報を分割して小ブロ
ック単位での分割転送する際の転送情報ブロックの先
頭、中間及び最終を識別するために、フラグを設けてフ
ラグの有効、無効により転送情報の転送ブロックを識別
するフラグ識別手段を有する。さらに、転送装置3から
ホスト計算機4のIFC41への1つの転送情報ブロッ
クの転送終了時点に送出される転送終了信号には、小ブ
ロック単位での分割転送の先頭、中間及び最終を表示す
る分割表示手段が設けられる。
【0014】図2は本発明の一実施例のリアルタイムマ
ルチメディア通信情報蓄積センタにおける転送制御方式
のシーケンスを説明するための図を示す。 (ステップ1)ホスト計算機4のAP61は従来の方式
と同様にAP61受信バッファのアドレスとAP61の
受信サイズを指定して転送ブロック受信要求をDRV6
3に発行する。 (ステップ2)DRV63は転送情報ブロック受信要求
に付随するAP61の受信バッファアドレスとAP61
の受信サイズを分割転送の制御のため記憶手段により記
憶する。 (ステップ3)DRV63は分割サイズによりDMAウ
インドウ 内の領域割り付けを行い、転送先としてAP6
1の受信バッファアドレス先頭を設定する。さらに、D
RV63が転送装置3に発行する受信コマンドの最大転
送バイト数について、AP61のバイト数が 受信サイズ>分割サイズ であれば、分割サイズとし、 受信サイズ≦分割サイズ であれば、AP61の受信サイズとする。また、AP6
1のバイト数が 受信サイズ>分割サイズ であれば、フラグ手段の先頭フラグ、中間フラグを有効
とし、AP61のバイト数が 受信サイズ≦分割サイズ であれば、最終フラグを有効と設定する。 (ステップ4)IFC41にDMAウインドウ 内の領域
のアドレス、サイズ及び転送装置3に発行する受信コマ
ンドなど必要な初期設定を行う。 (ステップ5)IFC41を起動する。 (ステップ6)IFC41は初期設定に従って転送イン
タフェース5を介して転送装置3を制御する。 (ステップ7)転送装置3から受信する転送情報ブロッ
クを順次DMAウインドウ 内の領域を介してAP61の
AP受信バッファ611に引き渡す。 (ステップ8)転送装置3は転送情報ブロックの転送終
了時に小ブロックが最終フラグの伴う受信コマンドに対
するものか、または、バッファリングした転送ブロック
の最終分割小ブロックである場合には分割表示手段によ
り、転送情報ブロックが情報全体の最終を表示して転送
終了の信号をIFC41に通知する。 (ステップ9)IFC41は転送装置3から転送終了の
信号が通知されると、DRV63に割り込みを行い、先
頭及び中間または最終の表示を伴って転送終了を通知す
る。 (ステップ10)DRV63は割り込みによって転送終
了をIFC41より通知されると、割り付けたDMAウ
インドウ 内の領域を解放し、最終の表示がある場合はA
P61に受信要求の完了を通知する。 ステップ10において先頭及び中間の表示がある場合に
ついて説明する。
【0015】DRV63は第1に記憶手段により記憶
してあるAP61の受信バッファアドレスを分割サイズ
相当分だけ進め、AP61の受信サイズを分割サイズ相
当分だけ減ずる。 次に前記の通り、分割サイズによりDMAウインドウ
内の領域の割り付けを行い、転送先として、前記の通り
更新したAP61の受信バッファアドレスを設定する。 転送装置3に発行する受信コマンド最大転送バイト数
を前記の通り更新したAP61のバイト数が 受信サイズ>分割サイズ であれば、分割サイズとし、 受信サイズ≦分割サイズ であれば、受信サイズとし、フラグ手段によりフラグを
AP61のバイト数が受信サイズ>分割サイズであれ
ば、先頭及び中間のフラグを有効とし、受信サイズ≦分
割サイズであれば、最終のフラグを有効とする。 (ステップ11)DRV63は、IFC41にDMAウ
インドウ 内の領域のアドレス、サイズ、及び転送装置3
に発行する受信コマンド等必要な初期設定を行う。 (ステップ12)IFC41を起動する。以降は上記ス
テップ6以下の手順で動作が継続する。
【0016】また、下り転送要求に関する小ブロック単
位での分割転送の実現方法は、上記の転送要求に関する
説明で、転送装置3に発行するコマンドが送信コマンド
である点、IFC41がDMAウインドウ 内の領域を介
してAP61から順次データを受け取って転送装置3へ
送信する点を除き同一の処理を行う。
【0017】次に、標準入出力インタフェースとして広
範に使用されているSCSI(Small computer System
Interface,ANSI X3. 131-1986)を適用する場合の例に基
づいて説明する。従来の技術で説明した上り転送要求に
関するホスト計算機4から転送装置3に対して受信コマ
ンドを発行した後、一旦、転送インタフェース5を解放
する機能として、SCSIではメッセージ・イン・フェ
ーズにおけるディスコネクト・メッセージを適応でき
る。この転送インタフェース5の解放機能により転送装
置3はSCSIバスの占有状態を解放し、ホスト計算機
4は他の転送装置との交信を実行可能とする。転送装置
3がホスト計算機4と再接続する機能として、SCSI
ではリコネクション機能がある。リコネクション機能は
転送装置3がアービトレーション・フェーズを行い、S
CSIバスでのアイデンティファイ・メッセージ送信と
進むシーケンスで実現され、以後、転送装置3はデータ
・フェーズとしてホスト計算機4に対しデータを送信で
きる。
【0018】次に各手段について説明する。先ず、記憶
手段はDRV63がAP61の受信バッファのアドレス
とサイズを記憶する手段である。フラグ手段はIFC4
1から転送装置3に発行する受信コマンド及び、送信コ
マンドに関して小ブロックでの分割転送における分割の
先頭、中間及び最終を識別するフラグを設定する手段で
ある。SCSIではコマンド・データ・ブロック内に提
供されるコントロール・バイト内のベンダー・ユニーク
・ビットを利用することにより互換性を失うことなく実
現できる。例えば、分割転送の先頭及び中間を表示する
ためにはベンダー・ユニーク・ビットの1つを“0”と
設定し、分割転送の最終を表示するにはベンダー・ユニ
ーク・ビットを“1”と設定することにより実現でき
る。
【0019】分割表示手段はSCSIでは上記と同様に
ステータス・バイト内に提供されるベンダー・ユニーク
・ビットを利用しないで実現できる。即ち、前述の下り
転送要求に関してはDRV63が必要な転送サイズを把
握しているため、転送時に異常が発生しない限り転送装
置3から分割転送の先頭、中間及び最終の別をIFC4
1及び中間と最終の別をIFC41及びDRV63に通
知する必要はない。
【0020】DRV63からフラグ手段で最終を通知さ
れる前に、転送装置3から最終を通知する必要がある場
合は、次に述べる上り転送要求に関する分割表示手段の
実現方法に従って分割転送の最終を通知できる。上り転
送要求に関してはDRV63は可能な最大の転送サイズ
を把握しているのみなので、最終分割転送終了時には転
送装置3から分割転送の最終表示と共に実際に転送した
サイズを通知する必要がある。このために、SCSIで
はステータス・バイトで報告されるステータスであるチ
ェック・コンディションが適用できる。SCSIでは転
送装置3からチェック・コンディションが通知される
と、IFC41または、DRV63は転送装置3に対
し、最初に標準コマンドであるリクエスト・センス・コ
マンドを発行しなければならず、リクエスト・センス・
コマンドが発行されると転送装置3は自身の内部状態を
表すセンス・データをIFC41へ転送しなければなら
ない。
【0021】センス・データの形式として拡張型センス
・データ(エラー・クラス=7、エラー・コード=0)
を適応すれば、転送装置3は互換性を損なうことなくセ
ンス・キー=0(No Sense) かつILI(Incorrect Le
ngth Indicator) =1の表示によってインフォメーショ
ン・バイト中に実際の転送サイズを埋め込むことができ
る。DRV63はIFC41からの割り込みに付随する
情報でチェック・コンディションを認識すると分割転送
の最終と判断し、それまでは、先頭及び中間と判断すれ
ばよい。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、転送装置
とホスト計算機間の論理的転送ブロックサイズに関係
なく、ホスト計算機4への多数の転送装置の接続、即ち
多回線の収容が可能となる。また、小ブロックによる分
割転送方式とするとにより転送インタフェース上での1
台の転送装置による長時間バス占有が無くなるため、1
系統の転送インタフェースに複数の転送装置を接続して
も各々に対する応答性能を満足できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリアルタイムマルチメディ
ア通信情報蓄積センタにおける転送制御方式を説明する
ための図である。
【図2】実時間マルチメディア通信情報蓄積サービスの
システム構成図である。
【図3】実時間マルチメディア通信情報蓄積センタの構
成図である。
【図4】従来の実時間マルチメディア通信情報蓄積交換
センタにおける転送制御方式を示す図である。
【符号の説明】
1 マルチメディア通信端末 2 ISDN網 3 転送装置 4 ホスト計算機 5 転送インタフェース 31 音声映像バッファ 41 転送インタフェース制御部(IFC) 42 演算制御部(CPU) 43 メモリ管理部(MMU) 44 主記憶部(MEM) 45 内部バス(BUS) 61 実時間マルチメディア情報蓄積交換サービスを実
現するホスト計算機のプログラム(AP) 62 ホスト計算機システムを管理する制御プログラム
(OS) 63 転送インタフェース制御部を制御するデバイスド
ライバプログラム(DRV) 611 AP受信バッファ 631 要求転送アドレス(転送サイズ記憶手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声・映像情報の同時双方向通信を行う
    ISDN対応のマルチメディア通信端末と、該マルチメ
    ディア通信端末から受信する各種情報をバッファリング
    して転送情報ブロックを組み立て転送すると共に、転送
    される各種転送情報ブロックを分解して該マルチメディ
    ア端末に送信する転送装置と、該転送装置を制御し、該
    マルチメディア通信端末と送受信する各種情報の蓄積、
    検索、再生の機能を有するホスト計算機と、該転送装置
    と該ホスト計算機を接続する転送インタフェースを有す
    る実時間情報転送制御システムであって、 前記ホスト計算機は、 前記転送情報ブロックの転送途中の転送情報の位置と残
    りの転送情報の転送情報長を記憶する転送情報位置記憶
    手段と、 前記転送インタフェースを介して一度に転送される最大
    転送情報長により前記転送情報を転送情報ブロックに分
    割し、順次前記転送装置に分割転送する分割転送手段
    と、 前記分割転送手段により分割された転送情報ブロックが
    先頭、中間又は、最終のブロックかを判別するためのフ
    ラグを、前記転送装置に発行する転送制御コマンドに設
    定するフラグ設定手段と、 1つの前記転送情報ブロックを前記転送装置に転送後
    に、次に転送する転送情報ブロックの位置と残りの転送
    情報長を次の転送情報ブロックの転送に合わせて更新す
    る転送情報ブロック情報更新手段とを有し、 前記転送装置は、 前記ホスト計算機から受け取る前記転送制御コマンドに
    最終の表示がある場合には、前記転送情報ブロックの転
    送を完了する転送終了信号を送信する転送終了信号送信
    手段を有することを特徴とする実時間情報転送制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記ホスト計算機の分割転送手段は、 前記最大転送情報長を記憶する最大転送情報長記憶手段
    を含み、 前記転送装置の転送終了信号送信手段は、 前記ホスト計算機の前記転送制御コマンドの表示に関わ
    らず、最終の前記転送情報ブロックの前記転送終了信号
    に関しては、最終の表示を付加して前記ホスト 計算機に
    送出する手段を含む請求項1記載の実時間情報転送制御
    システム。
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