JPH058321Y2 - - Google Patents

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JPH058321Y2
JPH058321Y2 JP1985058749U JP5874985U JPH058321Y2 JP H058321 Y2 JPH058321 Y2 JP H058321Y2 JP 1985058749 U JP1985058749 U JP 1985058749U JP 5874985 U JP5874985 U JP 5874985U JP H058321 Y2 JPH058321 Y2 JP H058321Y2
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JP
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bladder
chamber
core
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contracts
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JP1985058749U
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JPS61175601U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、滑り板式の中子を用いて、ブラダの
内面摩擦を防止させる装置に関する。
従来、袋の内側に円筒形の部分と、二つのほぼ
半球形の端部とを有する支持部材を設けて、この
支持部材により外圧力が加わる袋を正しく支持さ
せ、袋の破裂と蓄圧器の故障とを防止させるもの
は特開昭51−61018号公報により公知であり、又、
ブラダの内側へその開口部から前記容器主体に固
定される三本以上の棒部材を挿入して、これら棒
部材の間へブラダをたわみ込ませることにより、
ブラダを容器主体と一緒に旋回させるものは、特
開昭59−19703号公報により公知である。
しかし、前記した公知技術のうち前者は、支持
部材の円筒形の部分の外周長が、図面に示される
通り袋の内周長の1/5以下であるから、袋が外圧
を受けて収縮するとき、直径方向に不規則的に収
縮して、内面接触する部分を多く生ずるから、ブ
ラダが軸方向に収縮する際、接触する2面が受け
る力や伸び量に差があると、接触する内面が強く
こすれ合つて摩耗するから、袋の寿命が短くなる
だけでなく、袋に孔があいて使用不能になること
もある問題点があり、後者は、ブラダが外圧を受
けて収縮するとき、3本以上の棒部材の間へたわ
み込むため直径方向に規則的に収縮して、各棒部
材の部分ではこれに隔離されて内面接触を起こさ
ないが、棒部材より内側では隔離が行われないた
め、内面接触を生じるから、この考案も前者と同
様の問題点を有するものである。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めになされたもので、ブラダが収縮するとき、そ
の内周面の全体が接触する滑り板式の中子を用い
て、ブラダの内面摩擦を防止し、これに起因する
摩耗や損傷を皆無とすることができる装置を提供
することを目的としている。
前記目的を達成するための本考案の手段は、容
器主体の内部をブラダにより内室と外室とに区画
して、一方の室に圧力気体を封入し、他方の室に
圧力液体を出入させるアキユムレータにおいて、
前記ブラダの内側に三枚以上の滑り板を組合わせ
て、各部の表面長を対応部位のブラダの内周長に
適合させた中子を配設する構成にある。
前記のように構成される本考案の装置は、容器
主体の外室へ例えば18/sec以上の高速度で圧
力液体が流入して、ブラダを圧縮すると、ブラダ
は中子における各滑り板の中間に対応する部分
が、それぞれ滑り板の間へ凹み込んで、60%以上
の圧縮においてはその内周面全体が各滑り板へ接
触し、内面の相互接触は起こさず、第4図に示す
通りの最小容積に収縮される。
そして、この状態で、凹み込んだ部分の上端の
イ,ロの部分へ矢印方向の力が作用し、ブラダを
軸方向に収縮させようとすると、ブラダの内面各
部は摩擦抵抗の小さい滑り板の表面を滑動して、
軸方向の収縮をも自在に行い、摩耗したり、孔が
あいたりすることは全くなくなるものである。
次に、本考案に関する装置の実施例を図面に基
いて説明する。
図面第1図の実施例において1は容器主体で、
鋼等の剛性材料を用いてソーセージ形等の耐圧構
造に形成し、その一端に液体の給排口2を設け、
他端に後記するブラダの取り付け口3を設けてあ
る。
4はブラダで、ゴム等の柔軟弾性材により形成
して容器主体1内に挿入し、そのフランジ5の下
面を前記取り付け口3の内端の段部に支持させ、
上面を前記取り付け口3の内周のねじ6に螺合し
た蓋体7の肩部8により抑えさせて、容器主体1
へ気密的に取り付け、この容器主体1の内部を内
室9と外室10とに区画させる。
11は圧力気体の封入弁で、前記した蓋体7の
中心部に取付け、通孔12により前記した内室9
と連通させて、内室9へ所定圧力の気体を封入さ
せる。
13は前記した液体給排口2の開閉弁で、給排
口2の中心にアーム14により支持させた弁軸1
5の上端に取り付け、前記ブラダ4が膨張する
と、これに抑えられて閉弁するが、ブラダ4が収
縮すると、ばね16により開弁される。
Aはブラダ4内に挿入する中子で、摩擦抵抗が
小さい滑り板17を、第1図及び第2図に示すよ
うに3枚放射場に組み合わせて形成し、各部の表
面長が対応部位のブラダの内周長とほぼ等しくな
るようにしてあり、この中子Aは、ブラダ4の開
口が容器主体1よりも小さい時は、滑り板17を
テフロン、ナイロン(何れも商品名)により湾曲
可能に形成して、これを蓋体7の下端の取り付け
片18へ同心状に固着して置き、各滑り板17を
第3図のように湾曲させてブラダ4の開口より小
さくしてブラダ4内へ挿入し、挿入してから復元
させる。
又、容器主体1とブラダ4との開口が第6図の
実施例に示すように主部と同じ大きさに形成され
る場合は、中子Aにおける滑り板17を第7図に
示すように金属か硬質合成樹脂の心板ハに、テフ
ロン、ナイロンのコーテイングか、メラミン樹
脂、アクリル樹脂の塗料による焼き付け塗膜ニを
施したものを用い得るもので、この実施例におい
ては、蓋体7が容器主体1へ冠着れ、開閉弁13
がブラダ4の底部に接合されている。
更に、前記中子Aの滑り板17は、第8図に示
す実施例のように4枚か、第9図に示すように5
枚か、それ以上としても差し支えないもので、こ
れらの場合は、中子Aの各部の表面長が対応部位
のブラダの内周長よりも長くなるから、滑り板1
7の枚数が増せば、これに応じて長さを短くして
も良いもので、これらの滑り板17の構造は第2
図及び第7図に示す実施例に準じたものとする。
本考案に係る装置は、ブラダが外圧を受けて収
縮する時、滑り板の間に対応する部分が内側へ凹
み込み、内周面の全体を滑り板へ接触するように
変形し、ブラダを規則的に最小容積まで収縮させ
る共に、ブラダの内面各部は軸方向の収縮に際し
て、滑り板の表面を軽快に滑動して摩耗すること
も、孔があくこともないから、内面摩擦に原因す
るブラダの損傷が防止される。
ブラダが中子に規制されて直径方向に最小容積
まで収縮すると共に、滑り板を滑動して軸方向に
も軽快に収縮するから、ブラダの容積変化の範囲
が拡大されて、アキユムレータの容積効率を高め
ると共に、圧力変化に対する応答性も向上され
る。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置を実施したアキユム
レータの縦断正面図。第2図は同上における中子
の下側面図。第3図は同上における中子の滑り板
を湾曲させて小さい開口からブラダ内へ挿入する
平面図。第4図は同上におけるブラダの直径方向
の収縮状態を示す横断平面図。第5図はブラダの
軸方向の収縮状態を示す正面図。第6図は装置の
他の実施例を示す縦断正面図。第7図〜第9図は
同上における中子の他の実施例を示す横断平面図
である。 1……容器主体、4……ブラダ、9……内室、
10……外室、A……中子、17……滑り板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器主体の内部をブラダにより内室と外室とに
    区画して、一方の室に圧力気体を封入し、他方の
    室に圧力液体を出入させるアキユムレータにおい
    て、前記ブラダの内側に三枚以上の滑り板を組合
    わせて、各部の表面長を対応部位のブラダの内周
    長に適合させた中子を配設したことを特徴とする
    アキユムレータ用ブラダの内面摩擦防止装置。
JP1985058749U 1985-04-19 1985-04-19 Expired - Lifetime JPH058321Y2 (ja)

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JP1985058749U JPH058321Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JP1985058749U JPH058321Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JPS61175601U JPS61175601U (ja) 1986-11-01
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ID=30584547

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7259245B2 (ja) * 2018-09-28 2023-04-18 株式会社アドヴィックス 液圧ダンパ
JP2020020467A (ja) * 2018-07-23 2020-02-06 株式会社アドヴィックス 液圧ダンパ
WO2020022331A1 (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 株式会社アドヴィックス 液圧ダンパ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5161018A (ja) * 1974-10-01 1976-05-27 Greer Hydraulics Inc
JPS5919703A (ja) * 1982-07-21 1984-02-01 Nobuyuki Sugimura 旋回運動するアキユムレ−タのブラダ保護装置

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JPS5161018A (ja) * 1974-10-01 1976-05-27 Greer Hydraulics Inc
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