JPH0583208U - 墨つぼの墨糸調整具 - Google Patents
墨つぼの墨糸調整具Info
- Publication number
- JPH0583208U JPH0583208U JP3210192U JP3210192U JPH0583208U JP H0583208 U JPH0583208 U JP H0583208U JP 3210192 U JP3210192 U JP 3210192U JP 3210192 U JP3210192 U JP 3210192U JP H0583208 U JPH0583208 U JP H0583208U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- thread
- ink
- adjusting tool
- concrete
- Prior art date
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 コンクリート材と木質材両方の墨つぼの墨糸
調整具。 【構成】 墨糸を掛着するフック4とそのフック4を調
節自在に装着した調整部2及び固定部3を備え、かつ木
材用の止着針5を設けた墨糸調整具。
調整具。 【構成】 墨糸を掛着するフック4とそのフック4を調
節自在に装着した調整部2及び固定部3を備え、かつ木
材用の止着針5を設けた墨糸調整具。
Description
【0001】
この考案は、建築業者が建築現場で施工する墨出し工事で使用する墨つぼの墨 糸調整具に関するものである。
【0002】
従来建築の施工現場において、設計図に従った建材面への施工寸法等の墨出し 工事は、第5図に示すように通常作業員が単独で墨つぼbを使用し墨糸sに装着 した業界用語でいう墨糸と針、を備えたカルコと称する刺着体aの針a′を木材 面cに止着し、墨つぼbとの間に張設した墨糸sをはじいて墨線による寸法出し をしている。しかし施工材が鉄材又はコンクリート面に墨出しをする場合は、墨 糸先端のカルコをコンクリート又は鉄材面に刺着できないので、墨つぼによる墨 出し作業は、カルコの刺着針をコンクリート面又は鉄材面にセット定着させる持 ち手と、墨つぼの操作者の2人作業を必要としていた。そのため1人作業の場合 はコンクリート面等の硬質面への墨つぼによる墨出しは現在墨糸先端にコンクリ ート釘等を装着しこれをコンクリート面に打ちつけて止着した後墨出しをしてい るが、止着釘が不安定で動いたり、墨線の微調整が面倒で正確性と能率性に欠け るという難点があり、これを解消したカルコに代わる実用的な墨糸調整具が望ま れている。
【0003】
出願人は建築用型枠等の施工当業者として、さきに本願関連考案の実願平2ー 第98530号を出願したが、コンクリート、鉄材等専用の墨つぼの墨糸止着具 用としては有効的な考案であるが、木造建築の木質材にも使用可能のものとして は使用性に欠ける面があった。そこで本願は更に改良を加えコンクリート、木質 材何れにも有効に使用可能の墨糸調整具として本願を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記の目的を達成する手段として、先端に取着したフックと、そのフ ックを調整自在に装着した調整部及び固定部とよりなる本体と、その本体に設け た止着針とよりなる墨つぼの墨糸調整具に関するものである。
【0005】
本考案の作用は、墨つぼより繰り出した墨糸の先端を本具のフックに結着又は 掛着し、これをコンクリート面若しくは鉄材面等剛硬質の施工材面に調整具本体 の固定部をコンクリート釘により固定し、フックをスライド微調整して墨糸によ る設計寸法を正確に出した上で墨糸をはじいて墨出し作用をする。又木材の場合 は後部の固定部に設けた糸孔に糸の端縁結び目を係止し止着針を施工木質材面に 、そのまゝ又は調整具を直立状に突き刺し止着して使用する。
【0006】
本考案の実施例を図面により説明する。図1は本考案実施例の墨糸調整具の平 面図を示すもので図2はその拡大側面図である。図面において1は本体で金属又 は硬質合成樹脂材で成形し下面を建材に密接するように平面体に構成し略T字形 に成形する。2は調整部、3は固定部である。4はフック、5は本体後部に設け た木質材の止着針である。全面に設けた調整部2には取付部6、6間にフック4 のスライド部7を図3に示すように本体上面に架設状に嵌装し、フックの取付部 4′を左右スライド状に嵌着する。8はフックの取付部4′上にねじ9で締着す る調整つまみである。フック4はつまみの回動により左右にスライド、又は固定 し、フックに結着、又は掛着した墨糸sの墨線寸法を正確に調整して墨出しする 。調整部の後方に延設した固定部3には軸受11を設け、本体固定部に貫設した 釘孔10を設け、これにコンクリート釘12をコンクリートcに打ちつけて固定 する。13はスプリングでコンクリート釘の本体軸受11に保持用として図3の ように釘孔に挿着しておいてもよい。施工材が木材の場合に使用する止着針5は 、これに掛着する墨糸sの端縁の糸止孔14により使用する。基部をねじにより 着脱自在とし、又は不使用時は安全保持の面から固定部3に挿着孔を設け逆挿着 して保持するようにしてもよい。(図示省略)使用時は図4に示すように本体1 を直立状に止着針5を木質部wに止着し糸止孔に墨糸を挿通し止着針に掛けて墨 つぼとの間に墨線を墨出しする。以上は本願の一実施例であるが実用新案登録請 求の範囲内で適宜設計変更して実施する。
【0007】
上述の様に本願の墨糸調整具は、建築の施工用具として施工材のコンクリート 、木材の如何を問わず正確にかつ簡単に墨出しすることができるものでその実用 性は顕著である。
【図1】本願考案の平面図である。
【図2】図1の拡大側面図である。
【図3】本具のコンクリート面への墨出し使用例を示す
要部図である。
要部図である。
【図4】木材面への墨出し使用例を示す全体図である。
【図5】従来の墨出し具の使用例図である。
【符号の説明】 1 本体 2 調整部 3 固定部 4 フック 5 止着針 7 スライド部 8 調整つまみ 10 釘孔 12 コンクリート釘 14 糸止孔 c コンクリート w 木質部
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に取着したフックと、そのフックを
調節自在に装着した調整部及び固定部とよりなる本体
と、その本体に設けた止着針とよりなることを特徴とす
る墨つぼの墨糸調整具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210192U JPH0583208U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 墨つぼの墨糸調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210192U JPH0583208U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 墨つぼの墨糸調整具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583208U true JPH0583208U (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=12349511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3210192U Pending JPH0583208U (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 墨つぼの墨糸調整具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0583208U (ja) |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP3210192U patent/JPH0583208U/ja active Pending
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