JP3019530U - 原寸用巻き尺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面上に正寸法を測るとき、間違いを少なく
し、１人で１８０゜以上何処へでも測れるようにする。 【構成】 先端ひっ掛け部（４）に穴を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、先端引っ掛け部に穴を開けた巻き尺に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、穴が無い先端引っ掛け部が付いた巻き尺があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ） 先端引っ掛け部から物に引っ掛けて寸法を測れたが、１人で長い距離 を測るとき、また、引っ掛け部があるため、平面上で寸法を測るときは使いづら かった。 （ロ） 一方向しか測ることが出来ず、非常に不便であった。 本考案はこれらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

従来の巻き尺の先端引っ掛け部に穴を開ける。 そして、中心棒（５）と持つ所（７）を着けた重り、又は磁石（６）を付属と して設ける。 本考案は以上のような構成よりなる原寸用巻き尺である。

【０００５】

【作用】

重り、又はじしゃく（６）に着いた中心棒（５）を巻き尺の穴（１）にさし、 基点に合わせ、そこから寸法を測る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ） 中心棒が基点に合うように、先端引っ掛け部（４）の中心部に、適当 な穴（１）を開ける。 （ロ） 先端引っ掛け部の穴（１）に合う中心棒を設ける。 （ハ） 中心棒（５）の端に重り、又は磁石（６）を付け、その上部に持つ所 （７）を着ける。

【０００７】 本考案は以上のような構造でこれを使用するときは、先端引っ掛け部（４）の 穴の中に中心棒を上からさし、基点に合わせて使用する。

【０００８】

【考案の効果】

１人で作業出来て、間違いが少なくなり、また、基点を中心に１８０°以上の 広範囲を測ることができ、さらに、重り（又は磁石）を反対方向に移動させれば 、３６０°どの方向へでも正寸法が測れるので非常に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】図１の穴にさす中心棒を着けた重り、又は磁石
の側面図である。

【符号の説明】 １ 穴 ２ 本体 ３ 目盛り部 ４ 先端引っ掛け部 ５ 中心棒 ６ 重り、又は磁石 ７ 持つ所

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 付属の重り、又は磁石（６）を設け、先
   端引っ掛け部（４）に穴（１）を開けた巻き尺。