JPH0582443U - 植物を利用した芳香発生装置 - Google Patents

植物を利用した芳香発生装置

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JPH0582443U
JPH0582443U JP2929692U JP2929692U JPH0582443U JP H0582443 U JPH0582443 U JP H0582443U JP 2929692 U JP2929692 U JP 2929692U JP 2929692 U JP2929692 U JP 2929692U JP H0582443 U JPH0582443 U JP H0582443U
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JP
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plant
generating device
aroma generating
aroma
plants
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JP2929692U
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English (en)
Inventor
廣 福原
Original Assignee
株式会社フクハラ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 鉢植の観葉植物、生花等の近傍から芳香を発
生することにより、より快適な空間が得られる植物を利
用した芳香発生装置を提供する。 【構成】 エアコンプレッサ9から芳香発生装置12を
介してホース13で観葉植物8A,8Bを結ぶ。エアコ
ンプレッサ9、芳香発生装置12、ホース13、分岐ホ
ース13A,13B等は見えないように、場所を選んだ
り、じゅうたん等で隠蔽する。エアコンプレッサ9から
送る圧縮空気は芳香発生装置12で芳香を付されてホー
ス13をとおり分岐ホース13A,13Bで分岐して観
葉植物8A,8B間から放出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鉢植の観葉植物、生け花等を利用した芳香発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来例である。陶器製植木鉢1の上部にフィルタ保持金網2を固定し、 その上にエアフィルタ3を設け、その上に多孔板で出来たトレー4を配し、トレ ー4上に芳香剤を含む粒体5を収容し、ここへ観葉植物を模した造木6の根本を 上からフィルタ保持金網2を貫通させて固定してある。植木鉢1の底は多孔とな っており、その上にはファンモータ7が配設されている。
【0003】 ファンモータ7を駆動すると植木鉢1の底から吸込まれた空気はファンモータ 7をとおって上昇し、フィルタ保持金網2、エアフィルタ3、トレー4、粒体5 をとおり、粒体5中で芳香剤により芳香を付与された空気は造木6周囲に放散さ れる。従って、造木6が模した元の観葉植物と同じにおいの芳香剤を用いると、 あたかも造木6からにおっている如く本物の観葉植物に近い感覚が得られるもの である。造花についても同様である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例では造木であるため、生きた観葉植物を用いることが出来ない。即 ち、灌水するとファンモータが浸水するので粒体を土に置き変えられない。観葉 植物とそれを模した造木では一見すると分らないが近ずくと視覚で差異が分って しまう。そうなると興覚めの気持ちとなる。
【0005】 一方、植木鉢に土を収容して観葉植物を該土に根づかせた鉢植の植物は必ずし も発生するにおいは強くなく、よほど観葉植物に近づかないとにおいが分らない ものが多い。又においのかなりある観葉植物であっても常時その観葉植物を置い てある部屋にいる人には慣れのため、そのにおいが分らなくなり、快適性が充分 でない。上記従来例では植木鉢を水盤に置き変えて生花とすることも出来ない。
【0006】 本考案は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、鉢植の観葉植物、生花等 の近傍から芳香を発生することにより、より快適な空間が得られる植物を利用し た芳香発生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の考案は圧縮空気源と、圧縮空気源に連結された芳香発生装置と 、移動可能に容器に保持された植物と、芳香発生装置と該植物又はその近傍を結 ぶ送気管を有し、送気管の出口は鉢植の植物の間又はその付近に開口したことを 特徴とする植物を利用した芳香発生装置である。
【0008】 本考案の第2の考案は圧縮空気の送気管が植物を見る人の視野に入らないよう に隠蔽物によって隠蔽されていることを特徴とする第1の考案に記載の植物を利 用した芳香発生装置である。
【0009】 本考案の第3の考案は圧縮空気源が植物を見る人の視野に入らないように隠蔽 物によって隠蔽されていることを特徴とする第1の考案又は第2の考案に記載の 植物を利用した芳香発生装置である。
【0010】 本考案の第4の考案は移動可能に容器に保持された植物を台上に置き、前記台 は空気発生源と芳香発生装置とを収容する形状を備えたことを特徴とする第1の 考案に記載の植物を利用した芳香発生装置である。
【0011】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に従って説明する。
【0012】 「実施例1」 図1は植木鉢が2つの例である。移動可能な容器として陶器製植木鉢1A,1 Bは内部に土が収容され観葉植物8A,8Bが夫々該土に根付かせてある。この 鉢植の観葉植物8A,8Bには特に限定がない。エアコンプレッサ9は周知のよ うに少くとも、電動の空気圧縮機を備え、空気圧縮機で圧縮した大気中の空気を 圧縮空気槽に貯留し、圧縮空気槽内の圧縮空気の下限空気圧を検知して空気圧縮 機を運転し、上限空気圧を検知し空気圧縮機を停止するようになっている。エア コンプレッサ9の圧縮空気槽の空気取出口11は芳香発生装置12の入口12a に配管され、芳香発生装置12の出口12bには送気管としてホース13が連結 され、ホース13は例えば内径2〜3ミリメートルの直径を有し、絨毯下をくぐ らせてある。そして三又継手14で二つに分岐して分岐ホース13A,13Bに 結合し、分岐ホース13A,13Bは夫々植木鉢1A,1Bの外側から観葉植物 8A,8B間に入り、観葉植物8A,8Bに固定されて終っており、これら分岐 ホース13A,13B先端は開口している。図は説明のため、観葉植物8A,8 B、植木鉢1A,1B以外のエアコンプレッサ9、香料発生装置12、ホース1 3、分岐ホース13A,13Bを見えるように画いてあるが、エアコンプレッサ 9、芳香発生装置12は例えば本棚、机等のかげで目に見えないようにする。又 植木鉢1A,1Bは壁際に置かれるのが普通であるから、植木鉢1A,1Bの背 部の絨毯が床と壁の交わる隅で終る部分から分岐ホース13A,13Bを立上ら せて、観葉植物8A,8B背部にかくすように配設する。
【0013】 図2は図1の芳香発生装置12の詳細を示すフローシートである。芳香発生装 置12は芳香発生器15と、電磁弁16と、電磁弁16を制御するタイマー回路 17とからなっている。電磁弁16の入口側はエアコンプレッサ9の空気取出口 11に連結され、その出口側は芳香発生器15の空気入口18に連通している。 電磁弁16を通じて蓋体19の空気入口18から入った圧縮空気はエゼクター2 1を通過する際、容器本体22に収容された液体香料23中に下端部が浸漬して いる吸込み管24の上部はエゼクター21の吸込部25に連通しているので、吸 込み管24で吸上げられた液体香料はエゼクター21を通過する高速気流で霧化 されて空気出口8から排出される。これによって排出空気は香料の混合した気体 となり、ホース13へ送り出される。
【0014】 電磁弁16はタイマー回路17により、例えば10分間隔で1分〜30秒間開 弁し、間欠的に圧縮空気を通過させる。これによって、ホース13から分岐して 分岐ホース13A,13Bの端末から、観葉植物8A,8Bから発生しているに おいと同状態で芳香空気が発生する。これによって人に生理的に快い刺激(ゆら ぎ)を与えアロマララピー的効果を実現する。即ち、観葉植物より発生する自然 の香りに人工の香りが加わり、臭いの範囲が拡大する。
【0015】 このような鉢植の観葉植物は特に観葉植物に限らず、鉢植の植物、生け花であ れば何れであってもかまわないが、鉢植の植物とホースが結合されているだけで あるので従来の芳香発生装置を設けた造木用の植木鉢と異なって鉢植の植物の交 換は容易である。
【0016】 「実施例2」 図3は実施例2を示し、図の左側が前面である。生け花等は台上に置かれるこ とが多い。本実施例は生け花に適する、移動自在な容器としての水盤1C中には 不図示の剣山が置かれ、生け花8Cが生けてある。水盤1Cは台27上に置かれ ている。台27は少くとも前面と側面が囲われ、天板27aを有する。台27中 には圧縮空気源のエアコンプレッサ9、芳香発生装置12が配設されている。芳 香発生装置12から出ているホース13は台27の天板27aの背後側を挿通し て生け花8Cの背部から生け花8C間に入り、生け花8Cに固定され、生け花8 C間に開口する。
【0017】 動作は前実施例と同一であり、エアコンプレッサ9、芳香発生装置12が台2 7中にあるため、外部からはエアコンプレッサ9、芳香発生装置12は見えない ので美観にすぐれる。又台27で防音を計ることもできるので特にエアコンプレ ッサ9の運転音を遮音できる。
【0018】 実施例はホース端末を植物の中へ持込んでいるが、植物の中へ持込まず、植物 近傍でホース端末を終るようにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】
(1) 本考案は容器例えば植木鉢に植えた鉢植の植物とその他の圧縮空気源、 芳香発生装置とは送気管で結ばれているだけであり、鉢植の植物は従来からある 鉢植の植物を用いればよいから、鉢植の植物を自由に交換できる。勿論該植物に 灌水することも自在である。又生花についても同様である。 (2) 自然の植物の香りと、人工の香りを加えることが出来るので臭いの範囲 が拡大する。又、自然の植物の香りと人工の香りを同じ香りとすることもできる し、自在に混合して新たな香りを生じさせることもできる。即ち、天然物の香り 同志、あるいは天然物の香りと人工の香りをコーディネイト出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の斜視図である。
【図2】芳香発生装置のフローシートである。
【図3】実施例2の一部断面で示す側面図である。
【図4】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1A,1B 植木鉢 1C 水盤 9 エアコンプレッサ 12 香料発生装置 13 ホース 15 芳香発生器 16 電磁弁 17 タイマー回路 27 台

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気源と、圧縮空気源に連結された
    芳香発生装置と、移動可能に容器に保持された植物と、
    芳香発生装置と該植物又はその近傍を結ぶ送気管を有
    し、送気管の出口は鉢植の植物の間又はその付近に開口
    したことを特徴とする植物を利用した芳香発生装置。
  2. 【請求項2】 圧縮空気の送気管が植物を見る人の視野
    に入らないように隠蔽物によって隠蔽されていることを
    特徴とする請求項1に記載の植物を利用した芳香発生装
    置。
  3. 【請求項3】 圧縮空気源が植物を見る人の視野に入ら
    ないように隠蔽物によって隠蔽されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の植物を利用した芳香発生装
    置。
  4. 【請求項4】 移動可能に容器に保持された植物を台上
    に置き、前記台は空気発生源と芳香発生装置とを収容す
    る形状を備えたことを特徴とする請求項1に記載の植物
    を利用した芳香発生装置。
JP2929692U 1992-04-06 1992-04-06 植物を利用した芳香発生装置 Pending JPH0582443U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52104036A (en) * 1976-02-27 1977-09-01 Gen Res Electronics Inc Antenna
JPS61103073A (ja) * 1984-10-22 1986-05-21 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション 逆止め弁
JPS62217967A (ja) * 1985-10-31 1987-09-25 日東工器株式会社 芳香脱臭器
JPH03282141A (ja) * 1990-03-30 1991-12-12 Takenaka Komuten Co Ltd 香り発生装置

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