JPH0582185A - 充電器の端子構造 - Google Patents

充電器の端子構造

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JPH0582185A
JPH0582185A JP3239038A JP23903891A JPH0582185A JP H0582185 A JPH0582185 A JP H0582185A JP 3239038 A JP3239038 A JP 3239038A JP 23903891 A JP23903891 A JP 23903891A JP H0582185 A JPH0582185 A JP H0582185A
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Kazuya Orui
和哉 大類
Shigeki Mori
森  茂樹
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話機, 小形ラジオ等の携帯電子機器の
電池を充電する、充電器の端子構造に関し、開閉時のア
ーク放電の有無に関係なく、また不純物の付着の有無に
関係することなく、接触が良好で寿命が長い、充電器の
端子構造を提供することを目的とする。 【構成】 携帯電子機器に充電器をプラグインして、機
器ハウジング11に装着した充電用の接触子15に、充電器
2の端子を圧接して該携帯電子機器の電池を充電する充
電器において、ばね性ある良導電性金属材よりなる側面
視がほぼへの字形で、舌片状に湾曲した先端部41と、先
端部41と根元43間に設けられた屈曲部42とを有し、根元
43が充電器ハウジング21のホルダ部30に固着された構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機, 小形ラジ
オ等の携帯電子機器の電池を充電する、充電器の端子構
造に関するものである。
【0002】近年は図4に図示したように、電池を内蔵
した携帯電子機器(図示したものは携帯電話機)1が広
く使用されている。そして、電池を充電するために、商
用電源に接続する充電器2を用いている。
【0003】充電器2は、携帯電子機器1の機器ハウジ
ング11に挟着するコの字形の脚部を有する充電器ハウジ
ング21を備え、一対の脚部が構成する凹部の底面から、
端子23を突出配列させ、この端子23を本体ハウジング11
の端面に設けたジャック13に差し込み、ジャック13内に
装着した接触子に接触させて電池を充電している。
【0004】なお、充電中に端子23がジャック13から抜
け出ることを防止するために、脚部の内側に突起28を設
け、機器ハウジング11の両側面に設けたガイド溝12にこ
の突起28を着脱自在に係合させている。
【0005】
【従来の技術】図5は従来例の断面図であって、充電器
ハウジング21は機器ハウジング11に外嵌し係合するよう
に構成されている。
【0006】携帯電子機器には、図示省略した電池が内
蔵され、その電池に接続線を介して接続された接触子15
は、機器ハウジング11のジャック孔部分に装着されてい
る。この接触子15の形状は、平坦面が外側を指向する単
なる板状である。このような接触子15の構造とすること
で、携帯電子機器は軽量化と低コストが推進されてい
る。
【0007】一方、充電器ハウジング21には、接触子15
に対向する端面板22に孔を穿孔し、先端部がこの孔を貫
通するように鍔付ピン形の端子23を装着している。上述
すると端子23はの後部をホルダ25で支持した、鍔を端面
板22の裏面側にして、充電器ハウジング21内には取付
け、鍔とホルダ25との間にコイルばね24を装着してい
る。即ち、端子23はコイルばね24によって、接触子15方
向に付勢されている。
【0008】したがって、充電器ハウジング21を機器ハ
ウジング11に外嵌して挿着すると、端子23の先端が接触
子15に圧接し、携帯電子機器の電池が充電される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の急速
充電化の要求に伴い、充電器の端子と携帯電子機器の接
触子間に大電流を流している。したがって従来の端子構
造は、開閉時にアーク放電が発生し接触面が劣化するこ
とで、接触不良になるという問題点があった。
【0010】また、接点部に塵埃等の不純物が付着して
いると接触不良になる。本発明はこのような点に鑑みて
創作されたもので、開閉時のアーク放電の有無に関係な
く、また不純物の付着の有無に関係することなく、接触
が良好で寿命が長い、充電器の端子構造を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は図1に例示したように、携帯電子機器に充
電器をプラグインして、機器ハウジング11に装着した充
電用の接触子15に、充電器2の端子を圧接して携帯電子
機器の電池を充電する充電器において、ばね性ある良導
電性金属材よりなる側面視がほぼへの字形で、舌片状に
湾曲した先端部41と、先端部41と根元43間に設けた屈曲
部42とを有する端子40を設け、端子40の根元43を充電器
ハウジング21のホルダ部30に固着する。
【0012】そしてこの先端部41を一次接点として携帯
電子機器の接触子15に最初に接触させ、次に屈曲部42を
二次接点として、接触子15に最終的に圧接し接続状態を
維持させる構成とする。
【0013】或いはまた、図3に例示したように、側面
視がほぼへの字形に屈曲してなる先端屈曲部51と、先端
屈曲部51と根元53間に突起部52を有する良導電性金属材
の板ばねよりなる端子50を設け、端子50の根元53を充電
器ハウジングのホルダ部30に固着する。
【0014】そして、この先端屈曲部51を一次接点とし
て携帯電子機器の接触子に最初に接触させ、次に突起部
52を二次接点として、接触子15に最終的に圧接し接続状
態を維持させる構成とする。
【0015】さらにまた、側面視が釣針形の弾性ある金
属材よりなり、根元が充電器ハウジングのホルダ部に固
着した構成とする。
【0016】
【作用】本発明のいずれの端子も屈曲したばねで、一次
接点と二次接点とを有し、図2に図示したように、一次
接点(先端部41)と二次接点(屈曲部42)とは携帯電子
機器の接触子に接触する位置が異なる。
【0017】したがって、充電器の着脱時即ち接点の開
閉時に、一次接点側にアーク放電が発生し、二次接点部
分ではアーク放電が発生しない。よって一次接点及び接
触子の一次接点に当接する部分が劣化しても、二次接点
部分は劣化しないので、良好な接触状態が維持され寿命
が長い。
【0018】また、一次接点が接触子に当接し、接触子
の面を摺動して端子の接触個所が二次接点側に移行す
る。したがって、接触子の塵埃等が付着していても、そ
れらの不純物が除去される。よって、接触不良になる恐
れが少ない。
【0019】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。図1は本発明の実施例の図で、(A) は接触当初の断
面図、(B) は最終接触時の断面図、図2は本発明の作用
を説明する図、図3は本発明の他の実施例の斜視図であ
る。
【0020】図1において、携帯電子機器の機器ハウジ
ング11には、図示省略した電池が内蔵され、その電池に
接続線を介して接続された接触子15は、機器ハウジング
11のジャック孔部分に装着されている。接触子15は、平
坦面が外側を指向する単なる板状である。
【0021】充電器の充電器ハウジング21は、コの字形
の脚部を備え、充電時にこの脚部を機器ハウジング11に
外嵌して、機器ハウジング11の左右の側壁を着脱自在に
挟持するようになっている。
【0022】この充電器ハウジング21には接触子15に対
向する端面板22の中央部に凹部を設けて、端子40を固着
するホルダ部30としている。図には互いに接触する一対
の接触子・端子を図示しているが、実際には複数対の接
触子・端子を設けることは当然のことである。
【0023】充電器の端子40は、ばね性ある良導電性金
属線または細幅の金属板であって、本体部がほぼへの字
形に屈曲している。端子40の本体部には、舌片状に湾曲
した先端部41と、先端部41と根元43の中間より先端部寄
りの位置に設けた屈曲部42とを有する。
【0024】端子40は、根元43をホルダ部30に着座さ
せ、根元43の直角に折り曲げた後部をホルダ部30の孔31
に嵌着することで、充電器ハウジング21に固着されてい
る。なお、根元43の後部は図示省略した整流装置に接続
している。
【0025】本発明は上述のように構成されているの
で、充電器を携帯電子機器に嵌着すると、図1の(A) に
図示したように、先ず先端部41が携帯電子機器の接触子
15に接触する。即ち先端部41は一次接点である。
【0026】そしてさらに充電器を奥に差し込むと、図
1の(B) に図示したように、端子40の本体部が大きく弾
性変形し、接触個所が屈曲部42側にずれて、最終的には
屈曲部42が接触子15に接触した状態となる。即ち、屈曲
部42は二次接点である。
【0027】詳述すると、図2に図示したように、充電
器を差し込むと先ず一次接点(先端部41)が接触子15に
当接する。そしてさらに充電器を押し込むことで、端子
40が撓み接触個所が接触子15の面上を摺動(図では右方
向に移動する)して二次接点(屈曲部42)側に移動し二
次接点が接触子15に接触する。そしてさらに充電器を押
し込むことで、二次接点が接触子15上を距離Lだけ摺動
して後に移動が停止する。
【0028】なお、端子40の弾性変形量に比例して接触
圧が十分に強くなるので、二次接点が接触した状態で
は、満足する十分に大きい力で端子40が接触子15に接触
している。
【0029】したがって、充電器の着脱時即ち接点の開
閉時には、一次接点(先端部41)が接触,或いは乖離す
る際にアーク放電が発生し、二次接点(屈曲部42)部分
ではアーク放電が発生しない。
【0030】よって先端部41と先端部41が当接する接触
子部分が劣化することがあっても、二次接点である屈曲
部42及び屈曲部42が当接する接触子部分は劣化すること
がないので、良好な接触状態が維持され寿命が長い。
【0031】また、先端部41が接触子に当接しその後屈
曲部42が接触して、屈曲部42の稜線部分が強く接触子を
擦りながら移動しその後停止する。したがって、接触子
の塵埃等が付着していても、それらの不純物が除去され
るので、接触不良にはならない。
【0032】なお、端子の形状を図1のようにへの字形
に屈曲することなく、弾性ある金属線或いは細幅の金属
板を、釣針形に湾曲させても、ほぼ同様の効果を有す
る。但し釣針形にしたものは、二次接点部分が明確な稜
線とならないので、不純物の除去効果はやや劣る。
【0033】図3に図示した端子50は、ばね性ある良導
電性金属板をほぼへの字形に屈曲したもので、への字形
の稜線の先端屈曲部51と、先端屈曲部51と根元53の間に
設けたピラミット形に突出した突起部52とを備えてい
る。
【0034】そして、端子50は、根元53をホルダ部30に
垂直になるように折り曲げてホルダ部30のスリットに嵌
着することで、ホルダ部30に固着されている。このよう
に構成したものは、図1に図示したものよりも、不純物
の除去の点においてより優れた効果を有する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、充電器の
端子をほぼへの字形にして一次接点と二次接点とを設
け、且つ二次接点が携帯電子機器の接触子面を擦るよう
に摺動する構造としたことにより、開閉時のアーク放電
の発生の有無に関係なく、二次接点部分の接触面が良好
に保持され、且つ十分に強い接触圧力が確保されので、
接触の信頼度が高く、かつ寿命が長いという効果を有す
る。
【0036】また、二次接点が接触子面を摺動するの
で、接触部分の不純物が除去されるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の図で、 (A) は接触当初の断面図 (B) は最終接触時の断面図
【図2】 本発明の作用を説明する図
【図3】 本発明の他の実施例の斜視図
【図4】 携帯電子機器の斜視図
【図5】 従来例の断面図
【符号の説明】
1 携帯電子機器、 2 充電
器、11 機器ハウジング、 12 ガ
イド溝、15 接触子、 21
充電器ハウジング、22 端面板、
23,40,50 端子、24 コイルばね、
30ホルダ部、41 先端部、
42 屈曲部、43,53 根元、
51 先端屈曲部、52 突起部、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電子機器に充電器をプラグインし
    て、機器ハウジング(11)に装着した充電用の接触子(15)
    に、充電器(2) の端子を圧接して該携帯電子機器の電池
    を充電する充電器において、 ばね性ある良導電性金属材よりなるほぼへの字形で、舌
    片状に湾曲した先端部(41)と、該先端部(41)と根元(43)
    間に設けた屈曲部(42)とを有し、 該根元(43)が充電器ハウジング(21)のホルダ部(30)に固
    着されたことを特徴とする充電器の端子構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充電器において、 良導電性金属材の板ばねよりなり、ほぼへの字形に屈曲
    した先端屈曲部(51)と、該先端屈曲部(51)と根元(53)間
    に設けた突起部(52)とを有し、 該根元(53)が充電器ハウジングのホルダ部(30)に固着さ
    れたことを特徴とする充電器の端子構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の充電器において、 弾性ある金属材よりなる側面視が釣針形で、根元が充電
    器ハウジングのホルダ部に固着されたことを特徴とする
    充電器の端子構造。
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