JPH0580657U - 鍋研磨装置の鍋保持具 - Google Patents

鍋研磨装置の鍋保持具

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JPH0580657U
JPH0580657U JP3206192U JP3206192U JPH0580657U JP H0580657 U JPH0580657 U JP H0580657U JP 3206192 U JP3206192 U JP 3206192U JP 3206192 U JP3206192 U JP 3206192U JP H0580657 U JPH0580657 U JP H0580657U
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JP
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pot
pan
rotary drum
polishing
ring body
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JP3206192U
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Inventor
昌史 野村
Original Assignee
株式会社ネスター
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 把手が形成されていないものや、特殊な形状
の把手が形成された鍋を、鍋研磨装置の所定位置に確実
に支持させ得る。 【構成】 半円弧状に形成した左右一対の板状半体11
a,11bを、接続具12,12を介してリング状に連結
してある。接続具12,12は、右半体11aにおける
両開放端下面に対して固定されている。また左半体11
bの一方の開放端は、該接続具12に枢支されると共
に、他方の開放端が前記右半体11aに対して所定量だ
け水平移動するよう取付けられる。このリング体11に
設けられた開口部11cに鍋30を挿入し、前記左半体
11bを右半体11aに近接させ、係合具18によって
固定することにより、該リング体11を鍋30の上端部
に装着させる。リング体11は、この状態で鍋研摩具を
備えたドラム36に載置される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、鍋研磨装置の鍋保持具に関し、更に詳しくは、例えばすき焼鍋や 蟹すき鍋等の如く、比較的底が浅くて厚みがある鋳鉄やステンレス等を材質とす る鍋を、鍋研磨装置の所定個所に確実に支持させ得る鍋研磨装置の鍋保持具に関 するものである。
【0002】
【従来技術】
例えば、料理店やレストランで使用されたすき焼鍋や蟹すき鍋は、厨房の洗場 において人手による洗浄がなされる。これらの鍋は、鋳物やステンレスを素材と して充分な厚みと重量とを有し、形態的には一般に底の浅いものが多い。また鍋 の使用に際し、煮こぼれ等により該鍋の外側や内側に焦げ付きや焼き付きを往々 にして生ずるものである。このため洗場では、タワシやナイロンブラシ等を使用 して、クレンザー等の洗剤と共に鍋を強力に洗浄する必要があるが、重量のある 大量の鍋を全て人力により奇麗に洗い上げるには多くの労力と時間を要する欠点 がある。なお使用済みの食器については、従前より業務用の食器洗浄機が広く普 及しており、これにより食器洗浄は比較的簡単に達成されるが、先に述べたすき 焼鍋や蟹すき鍋等の鍋に関しては、このような機械的に洗浄する手段すらないの が現状であった。従って料理店やレストラン等における厨房の現場では、鍋を人 手に頼ることなく、簡単かつ迅速に洗浄ないし研磨し得る自動化装置の商品化が 待望されていた。
【0003】 そこで本願の考案者は、前記すき焼鍋や蟹すき鍋等の鍋を、殆ど人手を要する ことなく短時間で高度に研磨し得る装置の開発に従事し、前記要請を充分に満足 する機構を得たので、その基本概念につき平成3年12月6日付けで、発明「鍋 研磨装置」として特許出願を行なった。
【0004】 先の出願に係る鍋研磨装置は、鍋を水平状態で載置する鍋支持具を備えた回転 ドラムと、回転ドラムの内部に臨むと共に該ドラムとは独立して水平に固定支持 され、回転ドラムに載置される鍋の外底面に接触可能に配設した下部研磨手段と 、前記回転ドラムの上方に昇降自在に配設され、その下降時に前記回転ドラムに 載置した鍋の内底面を押圧する上部研磨手段とを備え、回転ドラムに載置した鍋 を上下の研磨手段で挟圧した状態で、該ドラムと鍋とを一体的に回転させること により鍋の研磨を行なうものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述した鍋研磨装置では、回転ドラムに鍋を載置した際に、該鍋に設けた把手 部分を鍋支持具で支持することによって、回転ドラムと鍋とを一体的に回転する よう構成している。このため、把手が形成されていない鍋等においては、回転ド ラムに一体回転可能に載置することができず、該装置による研磨をなし得ない欠 点があった。また把手が形成されている鍋であっても、該把手の形状が規格外の 特殊な形状のものでは、前記鍋支持具により確実に保持できず、鍋の研磨を充分 に行なうことができなかったり、研磨中に鍋が回転ドラムから脱落してしまうお それがある。そこで、把手が特殊な形状であったり、把手自体が形成されていな い鍋を、如何にして確実に回転ドラムに一体回転可能に載置するか、が新たな解 決課題となっている。
【0006】
【考案の目的】
この考案は、前述した鍋研磨装置に内在している前記課題に鑑み、これを好適 に解決するベく提案されたものであって、把手が形成されていなかったり、特殊 な形状の把手が形成された鍋を、鍋研磨装置の所定個所に確実に支持させ得る鍋 保持具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案は、所要形状の鍋を水平 状態で一体回転可能に載置する鍋支持具を備えた回転ドラムと、この回転ドラム の内部に臨むと共に該ドラムとは独立して静止的に支持され、該回転ドラムに載 置した鍋の外底面に接触可能な下部研磨手段と、前記回転ドラムの上方に昇降自 在に配設され、その下降時に鍋の内底面に接触可能な上部研磨手段とを備え、両 研磨手段により鍋を挟圧した状態で、前記回転ドラムを鍋と一体的に回転させる ことにより、該鍋の外底面および内底面を同時に研磨するよう構成した鍋研磨装 置において、 半円弧状に形成した一対の半体によりリング状に形成され、一方の半体の両開 放端に配設固定した接続具に、他方の半体における一方の開放端を回動自在に枢 支すると共に、他方の開放端を水平移動可能に取付けたリング体と、 前記リング体における他方の半体が接続具に水平移動可能に取付けられる部位 に配設され、前記両半体を相互に近接させてリング体における開口部の内径を可 変する固定手段と、 前記接続具に形成され、前記回転ドラムに配設した鍋支持具に位置決め支持可 能な突部とからなり、 前記リング体の開口部内に鍋を臨ませた状態で、前記固定手段を操作して両半 体を相互に近接させて該鍋の外周にリング体を鍔状に装着し、前記接続具に形成 した突部を前記鍋支持具に位置決め支持することにより、鍋を回転ドラムに一体 回転可能に載置するよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に係る鍋研磨装置の鍋保持具につき、好適な実施例を挙げて、添 付図面を参照しながら以下説明する。なお本願の趣旨とするところは、鍋保持具 にあるが、全体の理解に資するために、図5〜図7に示す鍋研磨装置の概略構成 につき先ず説明する。また実施例では、把手が形成されていない鍋を使用する場 合を例に挙げて説明する。
【0009】 (鍋研磨装置について) 図5は、鍋研磨装置1の外観を示す概略斜視図であって、該装置1における縦 長の筐体2には、その前面側の略中央に、鍋30の収納および取出しを許容する コ字状開口部32が開設されている。この開口部32における水平な矩形状開口 面34の内部には、図6および図7に示す如く、鍋30を支持した状態で該鍋3 0と一体的に回転する回転ドラム36が位置している。この回転ドラム36は、 筐体2の内部に配設したモータ(図示せず)により所定方向に水平に回転するよう 構成されている。
【0010】 前記回転ドラム36の上部内側には、その回転軸を挟んで対向的に一対の鍋支 持具38,38が配設され、夫々の鍋支持具38に前記鍋30に装着される鍋保 持具10(後述)が安定に支持されるようになっている。なお両鍋支持具38,3 8の構成は同一であるので、一方の鍋支持具38の構成につき説明し、他方の同 一部材には同一の符号を付して示す。
【0011】 図6に示す如く、回転ドラム36の内側面に垂直レール71が固定され、該レ ール71にスライダ40が昇降自在に嵌合されている。このスライダ40にボル ト固定される基体44に垂直な嵌合穴44aが穿設され、この嵌合穴44aを介 して、前記鍋保持具10に着脱自在に装着される挿入部材14が着脱自在に取付 けられるようになっている。すなわち、挿入部材14は、図1に示す如く、T字 状を呈するよう形成され、その水平部に後述する接続具12の突部12aが嵌挿 可能な通孔14aが穿設されている。また挿入部材14の下方に垂下する係合片 14bは、前記基体44の嵌合穴44aに嵌挿可能な形状に形成され、該係合片 14bを嵌合穴44aに嵌挿することにより、当該挿入部材14は基体44に移 動不能に取付けられる。
【0012】 なおスライダ40は、2本の圧縮ばね72,72の弾力により常に上方に向け て付勢されており、該スライダ40に圧縮ばね72,72の弾力より大きい押圧 力が上方から加わると、スライダ40は圧縮ばね72の弾力に抗してレール71 に沿って下降し、また前記押圧力が解除されると、ばね弾力によりスライダ40 はレール71に沿って上昇するようになっている。
【0013】 前記回転ドラム36の内部中央には、該ドラム36に対して独立固定された円 板状基板73の上面に、研磨されるべき鍋30の外底面を支持可能な基台74が 着脱自在に固定されている。すなわち基台74は、研磨されるべき特定の鍋30 の外底面と略相似で、かつそれより充分に大きい寸法で凹状に抉り取った形状を 有し、この凹状部分に該鍋30の外底面を研磨する下部研磨具64が配設されて いる。この下部研磨具64は、例えばナイロンたわしの如く金属製の鍋を研磨洗 浄するのに適した研磨帯片66と、前記基台74の凹状部分の形状に沿って貼合 わせた硬質スポンジの如きクッション層68と、該研磨帯片66をこのクッショ ン層68に着脱可能に装着する鉤・ループ式ファスナーの如き装着手段70とか ら基本的に構成されている。
【0014】 前記筐体2には、図5に示す如く、前記矩形状開口面34の上方に水平に張出 す昇降筐75が、適宜の機構により昇降移動可能に配設されている。この昇降筐 75の下部に、基台76が取付けられると共に、該基台76の下部に鍋30の内 底面を研磨する上部研磨具54が配設されている。この上部研磨具54の構成は 、基本的に先に説明した下部研磨具64と同一で、基台76の下部は、研磨され るべき特定の鍋30の内底面と略相似で、かつそれより充分に小さい寸法の凸形 状を有し、この凸状部分に上部研磨具54が着脱自在に取付けられる。上部研磨 具54は、ナイロンたわしの如き研磨帯片56と、基台76の形状に沿って貼合 わせた硬質スポンジの如きクッション層58と、該研磨帯片56をこのクッショ ン層58に着脱可能に装着する鉤・ループ式ファスナーの装着手段60とから構 成されている。
【0015】 すなわち、前記回転ドラム36に鍋保持具10を装着した鍋30を鍋支持具3 8,38に位置決め載置した後、図7に示すように、前記上部研磨具54を最大 限に下降させ、該上部研磨具54と下部研磨具64とにより鍋30の外底面およ び内底面を所要圧で挟圧する。次いで、前記回転ドラム36を所要方向に回転さ せることにより、該ドラム36と一体的に回転する鍋30の外底面および内底面 は、静止的に位置している下部研磨具64および上部研磨具54と摺擦して、そ の研磨が一挙になされる。
【0016】 (鍋保持具について) 図1に示す鍋保持具10は、鍋研磨装置1で研磨するべき鍋30の外周に着脱 自在に装着されて、該鍋保持具10に設けた突部12a,12aに配設した挿入 部材14,14を介して前記鍋支持具38,38に位置決め載置することにより、 鍋30を回転ドラム36と一体的に回転可能とするものである。
【0017】 すなわち鍋保持具10は、図1に示すように、半円弧状に形成した左右一対の 板状半体11a,11bを、後述する接続具12,12を介してリング状に連結し たリング体11から基本的に構成され、リング体11に画成される開口部11c 内に鍋30を臨ませ得るよう設定されている。なおリング体11の外径寸法は、 前記回転ドラム36の内径寸法よりも若干小さく設定されており、該保持具10 を装着した鍋30をドラム内に収納可能になっている(図6参照)。
【0018】 前記右半体11aの両開放端下面に、図2に示す如く、接続具12の幅広部1 2bがビス等を介して移動不能に固定されている。またこの右半体11aに対し て、これと対向する左半体11bは、その一方の開放端が、右半体11aの開放 端から延出する接続具12の幅広部12bにピン15を介して回動自在に枢支さ れている。更に、左半体11bの他方の開放端部近傍に、弧状の長穴22が穿設 され、該長穴22に上面側から挿通したねじ77が接続具12の幅広部12bに 螺挿されており、左半体11bが接続具12から浮き上がることなく水平移動す るのを許容するよう構成してある。すなわち、右半体11aに対して左半体11 bを、ピン15を支点として正逆方向に回動させることにより、リング体11に 画成される開口部11cの内径を可変させることができる。
【0019】 前記左右の半体11a,11bの対向する一方の端部(長穴22が穿設される側 )には、当該鍋保持具10を鍋30に装着させるべく機能する固定手段としての 係合具18が配設されている。すなわち、左半体11bにおける長穴22が形成 される端部の上面に、係合具18を構成する受片20が配設固定され、該受片2 0の上方に延出する上端部は、図1に示す如く、右半体11aから離間する方向 に鈎状に折曲されている。また右半体11aの対応の端部上面に、レバー78が 回動自在に枢支されると共に、該レバー78の左右両側には、一対の摺動片を圧 縮ばね79により係合して所定長さだけ伸縮可能に構成した一対のアーム80, 80が、その長手方向一端において夫々枢支されている。両アーム80,80の 開放端部間に係止棒81が架設され、該係止棒81は、レバー78を右半体11 aの上面から起こした状態(図3)で、前記受片20に係合し得るよう構成されて いる。そして、左半体11bの受片20に係止棒81を係合した状態で、レバー 78を倒す(図4)ことにより、固定側の右半体11aに対して左半体11bを前 記ピン15を支点として近接するよう回動させることができる。従って、前記鍋 30をリング体11の開口部11c内に臨ませた状態で、前記係合具18を操作 して両半体11a,11bを相互に近接させることにより、両半体11a,11b の内周面が鍋30の外周面に圧接され、この結果、鍋保持具10は鍋30の外周 に鍔状に装着される。
【0020】 なお、アーム80における一対の摺動部材は、圧縮ばね79の弾力に抗して伸 縮可能に構成されているので、鍋30の外周面に両半体11a,11bの内周面 を所要圧で圧接することができる。但し係合具18は、この構造のものに限られ るものではなく、種々の形態のものが採用可能である。
【0021】 前記接続具12には、図2に示すように、リング体11の半径方向外方に突出 する突部12aが形成され、該突部12aに前記挿入部材14が着脱自在に取付 けられるようになっている。そして各挿入部材14,14を、前記回転ドラム3 6に配設した対応の鍋支持具38,38に装着することにより、鍋30を回転ド ラム36に一体回転可能に載置することができる。
【0022】
【実施例の作用】
次に、このように構成した実施例に係る鍋研磨装置の鍋保持具の作用につき説 明する。鍋30を研磨するに先立ち、該鍋30の外周に鍋保持具10を装着する 。すなわち、鍋保持具10に配設した係合具18のレバー78を、図3に示す如 く、右半体11aの上面から起こした状態で、両半体11a,11bを最大に離 間させる。この状態で、両半体11a,11bで画成される開口部11c内に鍋 30を挿入し、その上端部外周面を各半体11a,11bの内周面に対向させる 。次いでレバー78に配設した係止棒81を受片20に係合した状態で、該レバ ー78を左半体11bから離間する方向に倒すことにより、図4に示す如く、左 半体11bは前記ピン15を支点として右半体11aに近接する方向に回動する 。これにより、前記開口部11cの内径が縮み、各半体11a,11bの内周面 が鍋30の外周面に所要圧力で圧接される。この結果、鍋30の外周面に、鍋保 持具10が鍔状に装着されるに至る。
【0023】 また前記接続具12,12の突部12a,12aに、前記挿入部材14,14を 装着する。そして、このように鍋保持具10を装着した鍋30を、前記回転ドラ ム36の上方まで持参し、図6に示す如く、両挿入部材14,14を、ドラム3 6に配設した対応の鍋支持具38,38に取付ける。これにより、回転ドラム3 6に鍋30が一体回転可能に載置されるに至る。
【0024】 次いで、図7に示すように昇降筐75を下降して、上部研磨具54と下部研磨 具64とにより鍋30を上下から挟圧した状態で、回転ドラム36を所要方向に 回転する。このとき、鍋30は鍋保持具10を介して回転ドラム36と共に回転 するが、当該鍋30の外底面および内底面は、静止的に位置している下部研磨具 64および上部研磨具54により挟圧されている。従って、回転ドラム36と一 体化した鍋30の回転に伴ない、該鍋30の外底面および内底面は、下部研磨具 64の研磨帯片66および上部研磨具54の研磨帯片56と摺擦して、その研磨 が同時になされる。
【0025】
【変形例について】
図8は、回転ドラム36に配設した鍋支持具38の変形例を示すものであって 、前記スライダ40にボルト固定される基体44に水平板42が張出し、この水 平板42に所要間隔で2つの位置決めピン50,50が突設されている。このピ ン50,50の離間寸法は、前記接続具12の突部12aの幅寸法より僅かに長 くなるよう設定され、両ピン50,50の間に突部12aを介挿し得るよう構成 してある。すなわち、鍋30に装着した鍋保持具10の突部12aを、両位置決 めピン50,50の間に臨ませることにより、鍋支持具38に対して鍋30を水 平方向に移動不能に支持させ得る。これにより、鍋30の研磨洗浄に際して回転 ドラム36を所要方向に回転すれば、これと共に鍋30も回転し、上下の研磨具 54,64による研磨洗浄を確実に行ない得る。
【0026】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る鍋研磨装置の鍋保持具よれば、鍋の外周に鍋 保持具を装着し、該保持具を介して回転ドラムに鍋を一体回転可能に載置するよ う構成したので、把手が形成されていなかったり、把手が特殊な形状の鍋であっ ても、これを鍋研磨装置の所定個所に確実に支持させることができる。従って、 鍋の研磨洗浄を確実に行なうことができると共に、研磨洗浄中に鍋が回転ドラム から脱落してしまうことを防止し得る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例に係る鍋研磨装置の鍋保
持具を回転ドラムおよび鍋との関係において示す外観斜
視図である。
【図2】鍋保持具を示す平面図である。
【図3】鍋保持具に取付けた係合具のレバーを引起こし
た状態を示す要部平面図である。
【図4】鍋保持具に取付けた係合具のレバーを倒した状
態を示す要部平面図である。
【図5】鍋研磨装置を示す外観斜視図である。
【図6】鍋保持具を装着した鍋を、鍋研磨装置の回転ド
ラムに載置した状態で示す要部縦断側面図である。
【図7】鍋研磨装置の回転ドラムに載置した鍋を、上下
の研磨具で挟圧した状態で示す要部縦断側面図である。
【図8】回転ドラムに配設した鍋支持具の変形例を示す
要部概略斜視図である。
【符号の説明】
11 リング体 11a 右半体 11b 左半体 10c 開口部 12 接続具 12a 突部 18 係合具 30 鍋 36 回転ドラム 54 上部研磨具 64 下部研磨具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状の鍋(30)を水平状態で一体回転
    可能に載置する鍋支持具(38,38)を備えた回転ドラム(3
    6)と、この回転ドラム(36)の内部に臨むと共に該ドラム
    (36)とは独立して静止的に支持され、該回転ドラム(36)
    に載置した鍋(30)の外底面に接触可能な下部研磨手段(6
    4)と、前記回転ドラム(36)の上方に昇降自在に配設さ
    れ、その下降時に鍋(30)の内底面に接触可能な上部研磨
    手段(54)とを備え、両研磨手段(64,54)により鍋(30)を
    挟圧した状態で、前記回転ドラム(36)を鍋(30)と一体的
    に回転させることにより、該鍋(30)の外底面および内底
    面を同時に研磨するよう構成した鍋研磨装置において、 半円弧状に形成した一対の半体(11a,11b)によりリング
    状に形成され、一方の半体(11a)の両開放端に配設固定
    した接続具(12,12)に、他方の半体(11b)における一方の
    開放端を回動自在に枢支すると共に、他方の開放端を水
    平移動可能に取付けたリング体(11)と、 前記リング体(11)における他方の半体(11b)が接続具(1
    2)に水平移動可能に取付けられる部位に配設され、前記
    両半体(11a,11b)を相互に近接させてリング体(11)にお
    ける開口部(11c)の内径を可変する固定手段(18)と、 前記接続具(12,12)に形成され、前記回転ドラム(36)に
    配設した鍋支持具(38,38)に位置決め支持可能な突部(12
    a,12a)とからなり、 前記リング体(11)の開口部(11c)内に鍋(30)を臨ませた
    状態で、前記固定手段(18)を操作して両半体(11a,11b)
    を相互に近接させて該鍋(30)の外周にリング体(11)を鍔
    状に装着し、前記接続具(12,12)に形成した突部(12a,12
    b)を前記鍋支持具(38,38)に位置決め支持することによ
    り、鍋(30)を回転ドラム(36)に一体回転可能に載置する
    よう構成したことを特徴とする鍋研磨装置の鍋保持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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