JPH0580130U - 受配電システムの接地装置 - Google Patents
受配電システムの接地装置Info
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- JPH0580130U JPH0580130U JP1765292U JP1765292U JPH0580130U JP H0580130 U JPH0580130 U JP H0580130U JP 1765292 U JP1765292 U JP 1765292U JP 1765292 U JP1765292 U JP 1765292U JP H0580130 U JPH0580130 U JP H0580130U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 受配電システムの発電設備の接地装置を小型
化する。 【構成】 外部電源喪失時に，限定された設備負荷にの
み給電されることから，地絡時流すべき電流を限定す
る。
化する。 【構成】 外部電源喪失時に，限定された設備負荷にの
み給電されることから，地絡時流すべき電流を限定す
る。
Description
【０００１】
この考案は，大容量電力を受電し，自己の工場内で電力を消費する受配電シス テムの接地装置に関するものである。
【０００２】
図２は従来の一般的な受配電システムの回路図である。図において，１は受電 変圧器，２はメタルクラッド，３はこの受配電システムが供給する電力を消費す る設備負荷，４は受電変圧器１から供給される電力が喪失した場合に設備負荷３ のある限られた負荷にのみ給電する発電設備，５は受配電システムの接地装置， ６は発電設備４の接地装置である。
【０００３】 次に動作について説明する。接地装置５は，受配電システムにおいて地絡事故 があった場合，異常過電圧を抑制し，かつ，地絡検出器が正しく地絡を検出でき るように，所定の地絡電流を流す機能を備えている。 また，接地装置６は，受電変圧器１からの外部電源がなくなった場合に，メタ ルクラッド２により，受電変圧器１や設備負荷３の一部を切り離し，発電設備４ によって電源を給電した場合に，配電システムが非接地となり，このとき，地絡 事故が発生すると，異常過電圧となることから，これを抑制／救出するため接地 装置５と同様の機能を備えている。
【０００４】
従来の受配電システムの接地装置は以上のように構成されているので，接地装 置６は接地装置５と同一仕様のものを用いていたが，受電電力が大きくなり，工 場が非常に大きく，分散したところに電力を給電していく場合，ケーブルの充電 電流が大きくなり，接地装置も大きなものが必要となる問題点があった。
【０００５】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、使用方法を 考慮して接地装置の小型化を図るものである。
【０００６】
この考案に係わる受配電システムの接地装置は，発電設備が外部電源と並列運 転されていない場合は，配電システムが極めて小規模になることから，発電設備 が配電するシステムに流れる充電電流に基づき，接地装置の仕様を決めるように したものである。
【０００７】
この考案における接地装置は，発電設備がサーベランステスト用専用負荷を持 っている場合は問題ないが，外部電源と並列運転し負荷とする場合には，さらに 接地装置を切り離す。
【０００８】
実施例１． 以下、この考案の実施例１を図について説明する。図１はこの考案の実施例１ による受配電システムの回路図である。図において，１は受電変圧器，２はメタ ルクラッド，21，231 ，232 ，24は遮断器，31，32は設備負荷，４は発電設備， ５は接地装置，６は発電設備の接地装置，７は遮断器である。
【０００９】 次に動作について説明する。図１において，設備負荷31は発電設備４から給電 される場合は，メタルクラッド２の遮断器231 によって切り離され，設備負荷32 は発電設備４からの給電においても給電されつづける。 外部電源が喪失した場合は，メタルクラッド２の遮断器21，231 が開，遮断器 24，232 が閉となり，発電設備４から給電される。 設備負荷32は，設備負荷31と32からなる設備負荷に比べ，かなり小規模化され ，ケーブルながさも短くなることから，充電電流は少なくなる。したがって，発 電設備４の接地装置６に流す電流は小さく選定できる。
【００１０】 実施例２． 上記実施例１においては，発電設備４が系統と連係運用されるような場合，発 電設備側接地装置６は不要であることから，図１に示すように，遮断器７を入れ ，切り離すようにしてもよい。
【００１１】
以上のようにこの考案によれば，発電設備の接地装置を，運用形態を考慮して 選定するようにしたので，接地装置を小型化できる効果がある。 また，サーベランステスト等一時的に全受配電システムに接続される運用があ る場合には，その場合のみ，接地装置を切り離せるようにシステム構成すること から，小型化した接地装置を適用できる効果がある。
【図１】この考案の実施例１による受配電システムの回
路図である。
路図である。
【図２】従来の受配電システムの回路図である。
１ 受電変圧器 ２ メタルクラッド 31 設備負荷 32 設備負荷 ４ 発電設備 ５ 接地装置 ６ 発電装置の接地装置 ７ 遮断器
Claims (1)
- 【請求項１】 地絡電流が大きい受配電システムに非常
用発電設備を接続する受配電システムの接地装置におい
て，発電設備用接地装置を切り離す運用を行い，発電設
備用接地設備の仕様を軽減することを特徴とする受配電
システムの接地装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1765292U JPH0580130U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 受配電システムの接地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1765292U JPH0580130U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 受配電システムの接地装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580130U true JPH0580130U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=11949788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1765292U Pending JPH0580130U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 受配電システムの接地装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0580130U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002522692A (ja) * | 1998-07-24 | 2002-07-23 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービンエンジン内に水を噴射する方法および装置 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1765292U patent/JPH0580130U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002522692A (ja) * | 1998-07-24 | 2002-07-23 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | タービンエンジン内に水を噴射する方法および装置 |
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