JPS62104231A - 端末局の監視方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、温水器などの負荷制御や、電力量計などの自
動検針方式金目的とする配電総合自動化システムに関す
る。

〔発明の背景〕

配電総合自動化システムの一環として行なわれている温
水器の負荷制御システム従来例を第３図に示す。営業所
等１に設置された中実装置２から専用回線３を介して負
荷制御指令を受けた配電用変電所４設置の信号注入装置
５ば、配電線６の線間に信号を送出する。この信号は、
配を線を通って、各需要家７に設置された制御端末８で
受信される。制御端末８は受信内容に従って温水器９を
制御する。このようなシステムでは、信号が一方向のみ
であるので、制御端末８が故障しても、中実装置２では
判断できず、需要家からの連絡を待つことになる。

一方、現在提案されている自動検針方式は、配電用変電
所４と各需要家７０間に、柱上設置の中継局装置き、６
．６　ｋ　Ｖ　Ｏ高圧配置ｉｔｉと１００／２００Ｖの
低圧配電線を分離して情報伝送を行なうものである。こ
の場合のシステム構成例を第２図に示す。

すなわち、配電用変電所設置の親局装置１０と電柱に設
置された子局装置１１との間は高圧配電線１２を信号伝
送路として情報伝送を行なう。又、前記子局装置と各需
要家７に設置された端末局１３との間は低圧配電線１４
を信号伝送路として情報伝送全行なう。

従来、このような自動検針システムでは、電力量計１５
が単位電力ＪＬｒ通過する毎に、接点が閉路し、これｔ
端末局１３が検知して、これを電気信号に換え、低圧配
電線全通して柱上の子局装置に伝えていた。子局装置は
この信号から、接点閉路回数を積算し、親局装置からの
呼び出しに応じて、この積算値を高圧配電線を介して親
局装置へ伝送し、もって吠用電力量を算出する方法であ
った。

このような自動検針方式では、子局装置が、端末局を呼
び出すことがないため、端末局の故障を子局装置が容易
に把握することは困難であった。

尚、配電線と利用する伝送としては特開昭５９−６４９
３３号他多数が知られている。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、子局装置が個々の端末局に問いかけを
行ない、端末局からの返答で、端末局が正常であると判
断する、いわゆる自動監視を行なって、端末局の故障を
容易に把悪することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、親局から呼ばれた子局以外の子局は、常時、
それぞれの子局に接続されている端末局の自動監視を行
なうようにしたものであり、需要家（端末局）の新設や
廃止にも容易に自動監視を対応できるようにしたもので
ある。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第１図に示す。このシステム構成は第
２図と同一であるが、信号の流れが異なるため、第３図
にて説明する。ａは、営業所等１設置の中実装置２から
、専用線３にて、温水器制御等の負荷制御、又は電力量
計の自動検針指令が、変電所４設置の親局装置１０に伝
送される。ｂは、親局装置から柱上設置の子局１１へ、
高圧配線１２を介して、親局からの指令を伝送す、る。

各子局は親局からの伝送を一旦は受信し、その内容が自
分に指示されたものかどうか判断する。親局から指示さ
れた子局は、Ｃにて、低圧配電線１４を介して需要家７
に設置された端末局１３に指令を出す。この指令が温水
器制御であれば、温水器の大切を行ない、電力量計の自
動検針であれば、電力量計が単位電力量を通過する毎に
、接点が閉路する回数を、端末局にて積算記憶させてお
き、上記自動検針指令時、その積算値を、低圧配電線を
介して子局へ返信する。これがｄである。子局に集めら
れた情報は、上記と逆の手順によシ、親局を介して中実
装置に伝えられる。これがｅである。

一方、親局から受信した内容によ）、自分へ゛の指令で
ないと判断した子局は、上記Ｃからｄが行なわれている
時間を利用して、ｆＶｃてζ各子局の低圧配電線につな
がれている端末局へ、問いかけを行なう。問いかけを受
けた端末局は、必要な情報を子局へ返信する。このとき
、情報に、端末局ハードの一部故障を示す内容があった
シ、問いかけを行なった端末局が返信しない場合は、端
末局の故障と判断して、ｅが行なわれる前又は後に、ｇ
として、子局から、親局を介して、中実装置へ、端末局
故障であることを伝送する。

このようにして端末局の故障を、早くかつ確実に営業所
等へ知らせることができる。

上記システムを構成した場合の問題点として、需要家（
端末局）の新設・廃止に対する対応が挙げられる、。

即ち、各子局は、それぞれの低圧配電線に接続されてい
る端末局を順次自動監視していくのであるから、監視対
象となる端末局の番号（番地）を知っておく必要があシ
、端末局の新設・廃止に対して、上記番号を更新してお
く必要がある。一方、柱上に設置された子局は、電源を
柱上変圧器から得るため、停電を考慰しなければならな
い。

以上の問題に対拠するため、本発明の監視システムでは
、柱上子局に停電対策付電気式メモリを内蔵させ、この
メモリに監視対象となる端末局の番号を格納しておく。

そして、端末局の新設・廃止の情報を親局から受は取る
ことによって、このメモリの内容を更新する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、端末局の新設・廃止があっても、又停
電があっても、復電後、端末局の自動監ｐＡを確実に実
施できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のシステム構成例及び信号の流れを示
す、第２図は、自動検針システム構成図従来例を示す、
第３図は、温水器の負荷制御システム構成図従来例全示
す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、配電用変電所の高圧母線に接続され、配電系統の監
   視、制御、計測指令を出す変電所親局装置と、電柱に設
   置され、高圧配電線と低圧配電線との間の信号中継を行
   なう柱上子局装置、および需要家に設置され、温水器な
   どの負荷制御を行なう制御端末や、検針対象メータから
   検針値を取り込む検針端末とから構成された配電総合自
   動化システムにおいて、 変電所親局装置に呼び出された第ｎ番の柱上子局装置以
   外の柱上子局装置は、それぞれの子局装置の低圧配電線
   に接続されている端末局の自動監視を行なうようにした
   ことを特徴とする端末局監視方式。