JPH0579718A - ヘリウム液化冷凍装置 - Google Patents

ヘリウム液化冷凍装置

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JPH0579718A
JPH0579718A JP24090391A JP24090391A JPH0579718A JP H0579718 A JPH0579718 A JP H0579718A JP 24090391 A JP24090391 A JP 24090391A JP 24090391 A JP24090391 A JP 24090391A JP H0579718 A JPH0579718 A JP H0579718A
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JP
Japan
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helium
refrigeration
refrigeration system
load
liquefaction
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JP24090391A
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English (en)
Inventor
Susumu Harada
原田  進
Hironobu Ueda
博信 上田
Kozo Matsumoto
孝三 松本
Kazuo Okamoto
和夫 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/14Power generation using energy from the expansion of the refrigerant
    • F25B2400/141Power generation using energy from the expansion of the refrigerant the extracted power is not recycled back in the refrigerant circuit

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  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】膨張タービンで発生した動力を回収し、動力を
効率良く利用する。 【構成】発電制動式の膨張タービン1が発生する電力
を、可変抵抗器9の抵抗値を大きくして可変抵抗器9と
並列に接続された交流変換器10、変圧器11に流し、
小形ヘリウム冷凍装置を運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘリウム液化冷凍装置に
係り、特に膨張タービンを用いたものに好適なヘリウム
液化冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘリウム液化冷凍装置は、例え
ば、ターボ機械第11巻7号(1983)の37頁から
42頁に記載のようなブレーキファン吸収動力式の膨張
タービンを用いたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、膨張
タービンにおける吸収動力の有効利用の点について配慮
されていなかった。すなわち、ブレーキファンによって
吸収された動力は熱に変換されて捨てられていた。
【0004】本発明の目的は、膨張タービンで発生した
動力を回収し、動力を効率良く利用することのできるヘ
リウム液化冷凍装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、圧縮機によってヘリウムガスを圧縮・循環し、前記
圧縮したヘリウムガスの一部を断熱膨張させて寒冷を発
生させ戻りのヘリウムガスに合流させるとともに、前記
圧縮したヘリウムガスの残りを前記戻りのヘリウムガス
と熱交換させて冷却しさらに断熱膨張させて液化ヘリウ
ムを生成するヘリウム液化冷凍装置において、前記寒冷
の発生に発電制動式の膨張タービンを用い、膨張タービ
ンの発電機の出力側に整流器,負荷抵抗,交流変換器を
介して変圧器を接続し、該変圧器の出力によって作動す
る小形ヘリウム冷凍装置を設けたものである。
【0006】
【作用】発電制動式の膨張タービンに設けられた発電機
は、膨張タービンを設計回転数で定常運転する場合、タ
ービンの動力に応じて一定の電力を発生する。該発生さ
れた電力(例えば、3相交流)は、整流器(直流交換
器)を介して直流に変換し、可変抵抗器でその電力を消
費させるとともに、可変抵抗器に交流変換器を並列に接
続し、例えば、60サイクルの交流に変換して、変圧器
を介して、例えば、200ボルトの電圧を生じさせる。
変圧器の負荷側には小形ヘリウム冷凍装置のコンプレッ
サーを接続しておく。これにより、小形ヘリウム冷凍装
置の冷凍機の運転を行うことができ、タービンで発生し
た動力を回収して動力を効率良く利用することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
よって説明する。図1に本実施例の制御構成図を示す。
1は発電制動式の膨張タービンで、主軸2の中央部に永
久磁石を内蔵しており、主軸2の一端にはタービン翼車
3を有し、タービン翼車3の周囲にはノズル4が設置し
てある。主軸2とタービン翼車3からなる回転体は、例
えば、動圧ガス軸受方式のジャーナル軸受およびスラス
ト軸受により支持し、ステータ5の中央で永久磁石が高
速回転をするようにしてある。ステータ5にはリード線
を介して整流器8を接続し、整流器8には可変抵抗器9
と交流変換器10とを並列にして接続し、交流変換器1
0には変圧器11を接続して、変圧器11の負荷側に小
形ヘリウム冷凍装置の圧縮機12が接続してある。圧縮
機12には小形ヘリウム冷凍装置の冷凍機13が連結し
てある。
【0008】このように構成した膨張タービン1では、
ノズル4より噴射されたヘリウムガスは、タービン翼車
3を回転させる。主軸2が回転すると、主軸2の内部に
取付けられている永久磁石がステータ5のところで回転
するため、ステータ5に起電力(この場合、3相交流)
が生じ、リード線を通って整流器(直流交換器)8を介
して直流に変換され、可変抵抗器9で負荷(電力)を吸
収可能となっている。また、整流器8を介して変換され
た直流の電力は、交流変換器10を介して、この場合、
60サイクルの交流に変換され、変圧器11に供給され
て、この場合、200ボルトの電圧に変換される。この
200ボルト,60サイクルの電力により圧縮機12が
駆動され、冷凍機13が運転される。大型のヘリウム液
化冷凍装置では、膨張タービン1の発生する動力は数キ
ロワットになる。そこで、膨張タービン1で発生した動
力を効率良く回収するために、膨張タービン1が定常状
態になると可変抵抗器9の抵抗を大きくし、変圧器11
側へ電力が供給されるようにする。膨張タービン1が定
常状態になるまでは、可変抵抗器9で負荷を調整して制
御する。
【0009】このように構成することにより、膨張ター
ビン1で発生した動力を電力のかたちで回収でき、その
電力を用いて他の小形ヘリウム冷凍装置を運転できるの
で、効率の良い動力回収を行なうことができる。
【0010】図2は上記のように構成して設けた動力回
収をヘリウム液化冷凍装置内の熱シールド板を冷却する
のに用いたものである。ヘリウム液化冷凍装置は、この
場合、圧縮機22および真空保冷槽36内の熱交換器2
5ないし29,膨張タービン34および35,ジュール
トムソン弁30,冷凍負荷31とから成り、圧縮機出口
側の高圧配管23および圧縮機吸込側の戻り配管24は
熱交換器34〜35およびジュールトムソン弁30を介
して循環路を形成し、高圧配管23の途中からは分岐配
管32が分かれ、弁33および膨張タービン34,35
を介して戻り配管24に合流している。また、この場
合、動力回収装置の整流器8,可変抵抗器9,交流変換
器10,変圧器11の部分は制御盤37に組み込まれて
いる。冷凍機13は、真空保冷槽36内であって、この
場合、温度の一番低くなる熱交換器29を囲んで設けた
熱シールド板38に熱的に接続してある。
【0011】このように構成した装置により、第1の膨
張タービン34で発生した電力は、制御盤37を介して
冷凍機13を駆動するためのコンプレッサー12を運転
するために消費される。冷凍機13の駆動により冷凍機
13の冷却面は、この場合、およそ77Kまで温度降下
し、熱シールド板38の温度もおよそ77Kまで冷却さ
れる。これにより、温度レベルが一番低い熱交換器への
常温からの侵入熱を低減することができる。
【0012】以上本実施例によれば、膨張タービン1で
発生した動力を電力のかたちで回収し、その電力を用い
て他の小形ヘリウム冷凍装置を運転可能なので、動力を
効率良く利用することができる。また、小形ヘリウム冷
凍装置の発生する寒冷によって熱交換器の熱シールド板
を冷却できるので、内部への熱侵入を低減することがで
き、ヘリウム液化冷凍装置の運転効率を向上させること
ができる。
【0013】なお、本一実施例では第1の膨張タービン
34だけで動力回収を行なっていたが、図3に示すよう
に第2の膨張タービン35にも前記一実施例と同様の制
御盤37´圧縮機12´,冷凍機13´を設け、冷凍機
13および13´によって熱シールド板38´を冷却す
るようにしても良い。この場合、熱シールド板38´は
低温側の熱交換器28および29を囲んで設けたものと
してある。なお、本図において図2と同符号は同一部材
を示し説明を省略する。このようにすることにより、第
1の膨張タービン34および第2の膨張タービン35で
発生する両方の動力を回収できるとともに、2台の小形
ヘリウム冷凍装置を運転できるので、さらに広い範囲で
熱シールド板を冷却することができ、常温からの熱交換
器への侵入熱をさらに低減できる効果がある。ひいては
さらに運転効率の優れたヘリウム液化冷凍装置とするこ
とができる。
【0014】また、本一実施例では冷凍機の発生する寒
冷で真空保冷槽36内の熱シールド板を冷却するように
していたが、図4または図5に示すように真空保冷槽3
6以外の極低温容器内の熱シールド板を冷却するように
しても良い。図4は、真空保冷槽36内で生成した液化
ヘリウムをデュワ41内に貯蔵し、該貯蔵した液化ヘリ
ウム40をトランスファーチューブ42を介して熱負荷
44に供給し、熱負荷を受けて蒸発したヘリウムガスを
トランスファーチューブ43を介して戻すようにしたも
ので、冷凍機13の発生する寒冷でデュワ41内の熱シ
ールド板39を冷却するようにしている。これにより、
デュワ41内への常温からの侵入熱を低減できるので、
液体ヘリウム40の蒸発量を少なくでき、効率の良い運
転を行なうことができる。図5は、図4における熱負荷
部に冷凍機を設けたもので、熱負荷部は、この場合、超
電導マグネット45を液体ヘリウム40に浸漬して冷却
するクライオスタット46である。冷凍機13はクライ
オスタット46内の熱シールド板47を冷却するように
なっている。これにより、クライオスタット46内への
常温からの侵入熱を低減できるので、液体ヘリウム40
の蒸発量を少なくでき、効率の良い運転を行なうことが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、膨張タービンで発生し
た動力を回収し、動力を効率良く利用することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるヘリウム液化冷凍装置
の動力回収部を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例のヘリウム液化冷凍装置を示
す構成図である。
【図3】本発明の他の実施例のヘリウム液化冷凍装置を
示す構成図である。
【図4】本発明の他の実施例のヘリウム液化冷凍装置を
示す構成図である。
【図5】本発明の他の実施例のヘリウム液化冷凍装置を
示す構成図である。
【符号の説明】
1,34,35…膨張タービン、8…整流器、9…可変
抵抗器、10…交流変換器、11…変圧器、12,12
´…圧縮機、13,13´…冷凍機、36…真空保冷
槽、37,37´…制御盤、38,38´,39,47
…熱シールド板、41…液体ヘリウムデュワ、46…ク
ライオスタット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 和夫 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機によってヘリウムガスを圧縮・循環
    し、前記圧縮したヘリウムガスの一部を断熱膨張させて
    寒冷を発生させ戻りのヘリウムガスに合流させるととも
    に、前記圧縮したヘリウムガスの残りを前記戻りのヘリ
    ウムガスと熱交換させて冷却しさらに断熱膨張させて液
    化ヘリウムを生成するヘリウム液化冷凍装置において、
    前記寒冷の発生に発電制動式の膨張タービンを用い、該
    膨張タービンの発電機の出力側に整流器,負荷抵抗,交
    流変換器を介して変圧器を接続し、該変圧器の出力によ
    って作動する小形ヘリウム冷凍装置を設けたことを特徴
    とするヘリウム液化冷凍装置。
  2. 【請求項2】前記小形ヘリウム冷凍装置の冷凍負荷で前
    記ヘリウム液化冷凍装置の熱シールドを行う請求項1記
    載のヘリウム液化冷凍装置。
  3. 【請求項3】前記小形ヘリウム冷凍装置の冷凍負荷で前
    記ヘリウム液化冷凍装置で液化した液体ヘリウムを貯蔵
    する液体ヘリウムのデュワの熱シールドを行う請求項1
    記載のヘリウム液化冷凍装置。
  4. 【請求項4】前記小形ヘリウム冷凍装置の冷凍負荷で前
    記液体ヘリウムデュワとトランスファーチューブで接続
    されている熱負荷を収納するクライオスタットの熱シー
    ルドを行う請求項1記載のヘリウム液化冷凍装置。
JP24090391A 1991-09-20 1991-09-20 ヘリウム液化冷凍装置 Pending JPH0579718A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019547A (ja) * 1994-07-29 2010-01-28 Battelle Memorial Inst 微小部品シート構造体
KR20140145134A (ko) * 2012-03-20 2014-12-22 에너지후셋 포르살지닝스 에이비 하디 홀링워쓰 매질 사이의 열을 전달하고 전기를 생성하기 위한 열 순환기
RU2716780C1 (ru) * 2019-07-29 2020-03-16 Юрий Иванович Духанин Турбодетандер
JP2021516742A (ja) * 2018-03-16 2021-07-08 ユーオーピー エルエルシー プロセスにおいて回収される電力の使用

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019547A (ja) * 1994-07-29 2010-01-28 Battelle Memorial Inst 微小部品シート構造体
KR20140145134A (ko) * 2012-03-20 2014-12-22 에너지후셋 포르살지닝스 에이비 하디 홀링워쓰 매질 사이의 열을 전달하고 전기를 생성하기 위한 열 순환기
JP2021516742A (ja) * 2018-03-16 2021-07-08 ユーオーピー エルエルシー プロセスにおいて回収される電力の使用
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