JPH0579446U - 赤外線検出装置 - Google Patents
赤外線検出装置Info
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- JPH0579446U JPH0579446U JP1756692U JP1756692U JPH0579446U JP H0579446 U JPH0579446 U JP H0579446U JP 1756692 U JP1756692 U JP 1756692U JP 1756692 U JP1756692 U JP 1756692U JP H0579446 U JPH0579446 U JP H0579446U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンプレッサーの電食を防止し、それにより
コネクティングパイプの破損を防ぎ、コールドフィンガ
ー根元部を振動外力から保護する。 【構成】 赤外線検出装置の放熱フィンを有したシャシ
4にコンプレッサー5を取付けて、シャシ4内に位置さ
せている。また、コールドフィンガー8と熱伝導ブロッ
ク9の間にOリング17を配している。さらに、熱伝導
ブロック9の他方はシャシ4に係合している。
コネクティングパイプの破損を防ぎ、コールドフィンガ
ー根元部を振動外力から保護する。 【構成】 赤外線検出装置の放熱フィンを有したシャシ
4にコンプレッサー5を取付けて、シャシ4内に位置さ
せている。また、コールドフィンガー8と熱伝導ブロッ
ク9の間にOリング17を配している。さらに、熱伝導
ブロック9の他方はシャシ4に係合している。
Description
【0001】
本考案は例えば、物体から発せられる赤外線を、極低温に冷却した赤外線検出 素子でとらえることにより、熱画像を生成する赤外線検出装置に関するものであ る。
【0002】
図9は従来の赤外線検出装置を示す斜視図、図10は図9における側断面図、 図11はロッキング振動におけるコンプレッサー取付プレートの変形を示す図で ある。図10において、1はレンズユニット、2はレンズユニット1と同一軸上 に配されかつその内部に赤外線検出素子3を有する円筒状のデュワ、4はその前 面にレンズユニット1とのかん合面を有し、その底面にはデュワ2を取付ける衝 立部を有するシャシ、5はデュワ2を冷却するコンプレッサー、6はデュワ2に コンプレッサー5から冷媒を供給するコネクティングパイプ、7はコンプレッサ ー5を取付け、シャシ4の後面に固定するように配されたコンプレッサー取付プ レート、8はデュワ2の赤外線検出素子3の反対面に配されたコールドフィンガ ー、9はその一方をコールドフィンガー8の円筒面にかん合し、他方をシャシ4 底面に係合する熱伝導ブロック、10はコンプレッサー5を冷却するファン、1 1はファン10とコンプレッサー取付プレート7を包むように配されたカバー、 12は冷却空気、15はコールドフィンガー8と熱伝導ブロック9のかん合部に 塗布したコールドフィンガー部熱伝導グリース、16は熱伝導ブロック9とシャ シ4の係合部に塗布したシャシ部熱伝導グリースを示す。 上記コールドフィンガー8の円筒面と、熱伝導ブロック9のかん合部は0.3 mm程度のクリアランスをもっており、振動が加わった時にシャシ4とコールド フィンガー8が別な挙動をしても相互に干渉し合う事のないように考慮されてい る。尚、レンズユニット1とシャシ4の内部は結露及び防塵対策として密閉され た部屋になっている。
【0003】 次に動作について説明する。コンプレッサー5とコールドフィンガー8はコネ クティングパイプ6で連結されており、この内部には、例えばヘリウム、アルゴ ンなどの高圧ガスが封入されている。コンプレッサー5内部でピストンが動いて 高圧ガスの圧縮を繰り返すと、コネクティングパイプ6を通って高圧ガスが移動 し、その圧力変動でコールドフィンガー8内のディスプレーサを動かしコールド フィンガー8先端をディスプレーサの断熱膨張による吸熱作用で極低温に冷却す る。内部を真空にしたデュワ2内部に取付けられた赤外線検出素子3も極低温に 冷却される。この時、レンズユニット1を通過して来た赤外線は、赤外線検出素 子3上で画像を形成し、画像信号が送られることとなる。また、コールドフィン ガー8部の熱はコールドフィンガー部熱伝導グリース15から熱伝導ブロック9 を経由し、シャシ部熱伝導グリース16を経てシャシ4に効率良く伝えられ、装 置の冷却性能を損うことのないようになっている。
【0004】
従来の赤外線検出装置は以上のように構成されており、次に示すような課題を 有していた。まず、カバー11内に配されたファン10の冷却空気12を外気に 対し露出しているコンプレッサー5に直接吹きつけてコンプレッサー5の発熱を 放出していた。そのため各構成部品に異種金属を使用しているコンプレッサー5 は湿度や塩気を多く含んだ冷却空気12にさらされて、その接合部に電食が発生 する可能性が高いという課題があった。また、コンプレッサー5は質量が大きい にもかかわらず平板形状のコンプレッサー取付プレート7に一面のみで固定され ているため上下方向の振動13が加わった場合にプレート7の変形によりロッキ ング振動14が発生し、コネクティングパイプ6に大きな応力が発生し、コネク ティングパイプ6の破損を招くという課題があった。さらに、コールドフィンガ ー部熱伝導グリース15の所は全周0.3mm程度のクリアランスを持つように 作られているものの、上記クリアランスではデュワ2、コールドフィンガー8の シャシ4に対する組立精度のばらつきにより、組立後の段階ではクリアランスが ほとんど確保できない部分が発生してしまう。よって、装置の運用時に振動外力 が加わった際、コールドフィンガー8と熱伝導ブロック9が機械的に干渉し、結 果としてコールドフィンガー8根元部に損傷を与えてしまうという課題があった 。
【0005】 本考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、コンプレッサー の電食を防止すると共に、コネクティングパイプ部、及びコールドフィンガー部 の耐振性を向上させることにより、信頼性に優れた赤外線検出装置を得ることを 目的としている。
【0006】
この考案による赤外線検出装置の第1の実施例では、コンプレッサーを外部か ら密閉されたシャシ内に実装すると共に、高い剛性を有するシャシの底面に取付 けるようにしたものである。さらに、コールドフィンガーと熱伝導ブロックとの 間のクリアランスを従来の0.3mmより大きくとった上、コールドフィンガー と熱伝導ブロックの間に塗布したコールドフィンガー部熱伝導グリース層の両サ イドにOリングを配するようにしたものであり、又、熱伝導ブロックの他方とシ ャシの間にシャシ部熱伝導グリースを塗布したものである。また、この考案によ る赤外線検出装置の第2の実施例では、コンプレッサーを外部から密閉されたシ ャシ内に実装すると共に、高い剛性を有するコンプレッサー取付プレートに対し 、その2面で取付けを行うようにしたものである。さらに、コールドフィンガー と熱伝導ブロックとの間のクリアランスを従来の0.3mmより大きくとった上 、コールドフィンガーと熱伝導ブロックの間に可とう性を有する液体ジャケット を配するようにしたものである。また熱伝導ブロックの他方とコンプレッサ取付 プレートの間にコンプレッサ取付プレート部熱伝導グリースを塗布したものであ る。さらにまた、この考案による赤外線検出装置の第3の実施例では、コンプレ ッサーを外部から密閉されたシャシ内に実装すると共に、高い剛性を有するシャ シの底面に取付けるようにしたものである。さらに、コールドフィンガーと熱伝 導ブロックとの間のクリアランスを従来の0.3mmより大きくとった上、コー ルドフィンガーと熱伝導ブロックの間に可とう性を有する薄板波型金属バネを配 するようにしたものである。また熱伝導ブロックの他方とシャシの間にシャシ部 熱伝導グリースを塗布したものである。さらにまた、この考案による赤外線検出 装置の第4の実施例では、コンプレッサーを外部から密閉されたシャシ内に実装 すると共に、高い剛性を有するシャシの底面に取付けるようにしたものである。 さらに、コールドフィンガーと熱伝導ブロックとの間のクリアランスを従来の0 .3mmより大きくとった上、コールドフィンガーと熱伝導ブロックの間に可と う性を有する平編線型伝導材を配するようにしたものである。また熱伝導ブロッ クの他方とシャシの間にシャシ部熱伝導グリースを塗布したものである。さらに また、この考案による赤外線検出装置の第5の実施例では、コンプレッサーを外 部から密閉されたシャシ内に実装すると共に、高い剛性を有するシャシの底面に 取付けるようにしたものである。さらに、コールドフィンガーと熱伝導ブロック との間のクリアランスを従来の0.3mmより大きくとった上、コールドフィン ガーと熱伝導ブロックの間に可とう性を有する液体ジャケットを配するようにし たものである。また熱伝導ブロックの他方とシャシの間にシャシ部熱伝導グリー スを塗布したものである。さらにまた、この考案による赤外線検出装置の第6の 実施例では、コンプレッサーを外部から密閉されたシャシ内に実装すると共に、 高い剛性を有するコンプレッサー取付けプレートに対し、その2面で取付けを行 うようにしたものである。さらに、コールドフィンガーと熱伝導平編線を取付た 上、コールドフィンガーと熱伝導平編線の間にコールドフィンガー部熱伝導グリ ースを塗布したものであり、又、熱伝導平編線の他方とコンプレッサ取付けプレ ートの間にコンプレッサ取付けプレート部熱伝導グリースを塗布したものである 。
【0007】
この考案による赤外線検出装置の第1の実施例では、コンプレッサーが密閉さ れたシャシ内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気に触れることがない為、 電食の発生を防止できる。また、シャシはそれ自身に設けた放熱フィンにより、 高い剛性を有しているために、コンプレッサーを取付けすることにより、コンプ レッサー取付後の剛性は飛躍的に向上する。よってコンプレッサー取付部にロッ キング振動は発生しなくなり、コネクティングパイプに発生する応力は小さなも のとなり、コネクティングパイプの耐振性を向上することができる。さらに、コ ールドフィンガー円筒面と熱伝導ブロックの間のクリアランスが充分に保たれて いる為、振動外力からコールドフィンガー部を保護することができ、振動外力に 対する信頼性を高めることができる。 また、この考案による赤外線検出装置の第2の実施例では、コンプレッサーが 密閉されたシャシ内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気に触れることがな い為、電食の発生を防止できる。また、コンプレッサー取付プレートはそれ自身 に設けた放熱フィンにより、高い剛性を有している上に、その凹部にコンプレッ サーを2面で取付けることにより、コンプレッサー取付後の剛性は飛躍的に向上 する。よってコンプレッサー取付部にロッキング振動は発生しなくなり、コネク ティングパイプに発生する応力は小さなものとなり、コネクティングパイプの耐 振性を向上することができる。さらに、コールドフィンガー円筒面と熱伝導ブロ ックの間のクリアランスが充分に保たれている為、振動外力からコールドフィン ガー部を保護することができ、振動外力に対する信頼性を高めることができる。 さらにまた、この考案による赤外線検出装置の第3の実施例では、コンプレッサ ーが密閉されたシャシ内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気に触れること がない為、電食の発生を防止できる。シャシはそれ自身に設けた放熱フィンによ り、高い剛性を有しているために、コンプレッサーを取付けることにより、コン プレッサー取付後の剛性は向上する。よってコンプレッサー取付部にロッキング 振動は発生しなくなり、コネクティングパイプに発生する応力は小さなものとな り、コネクティングパイプの耐振性を向上することができる。さらに、コールド フィンガー円筒面と熱伝導ブロックの間のクリアランスが充分に保たれている為 、振動外力からコールドフィンガー部を保護することができ、振動外力に対する 信頼性を高めることができる。さらにまた、この考案による赤外線検出装置の第 4の実施例では、コンプレッサーが密閉されたシャシ内にあり、湿気や塩気を多 く含んだ冷却空気に触れることがない為、電食の発生を防止できる。シャシはそ れ自身に設けた放熱フィンにより、高い剛性を有しているために、コンプレッサ ーを取付けることにより、コンプレッサー取付後の剛性は向上する。よってコン プレッサー取付部にロッキング振動は発生しなくなり、コネクティングパイプに 発生する応力は小さなものとなり、コネクティングパイプの耐振性を向上するこ とができる。さらに、可とう性を有する平編線型伝導材によりコールドフィンガ ー円筒面と熱伝導ブロックの間のクリアランスが充分に保たれている為、振動外 力からコールドフィンガー部を保護することができ、振動外力に対する信頼性を 高めることができる。さらにまた、この考案による赤外線検出装置の第5の実施 例では、コンプレッサーが密閉されたシャシ内にあり、湿気や塩気を多く含んだ 冷却空気に触れることがない為、電食の発生を防止できる。シャシはそれ自身に 設けた放熱フィンにより、高い剛性を有しているために、コンプレッサーを取付 けることにより、コンプレッサー取付後の剛性は向上する。よってコンプレッサ ー取付部にロッキング振動は発生しなくなり、コネクティングパイプに発生する 応力は小さなものとなり、コネクティングパイプの耐振性を向上することができ る。さらに、コールドフィンガー円筒面と熱伝導ブロックの間のクリアランスが 充分に保たれている為、振動外力からコールドフィンガー部を保護することがで き、振動外力に対する信頼性を高めることができる。さらにまた、この考案によ る赤外線検出装置の第6の実施例では、コンプレッサーが密閉されたシャシ内に あり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気に触れることがない為、電食の発生を防 止できる。また、コンプレッサー取付けプレートはそれ自身に設けた放熱フィン により、高い剛性を有している上に、その凹部にコンプレッサーを2面で取付け することにより、コンプレッサー取付後の剛性は飛躍的に向上する。よってコン プレッサー取付部にロッキング振動は発生しなくなり、コネクティングパイプに 発生する応力は小さなものとなり、コネクティングパイプの耐振性を向上するこ とができる。さらに、コールドフィンガーは熱伝導平編線を用いることにより組 立精度や振動による動きに拘束されない為、振動外力からコールドフィンガー部 を保護することができ、振動外力に対する信頼性を高めることができる。
【0008】
実施例1. 図1はこの考案による赤外線検出装置の第1の実施例の一実施例を示す断面図 であり、1〜3、5、6、8〜10、12、16は上記従来装置と全く同一のも のである。図1において、4はその片面にコンプレッサー5を取付ける面を有し 、他面には放熱フィンを有するシャシである。コンプレッサー5はその底面がシ ャシ4に固定されている。また、コンプレッサー5はシャシ4の内部に取付けて いるため外部から密閉されてシャシ4内に位置している。11はシャシ4の後面 に取付けられるカバーである。18はファン10とシャシ4に設けられた放熱フ ィンを覆いシャシ4に取付けられるケースである。コールドフィンガー8と熱伝 導ブロック9の間のクリアランスは従来の0.3mmより大きく取られており、 コールドフィンガー8と熱伝導ブロック9の間に塗布されたコールドフィンガー 部熱伝導グリース15層の両サイドにOリング17を配しており、コールドフィ ンガー部熱伝導グリース15の流れを防止している。また、コールドフィンガー 8部の熱はコールドフィンガー部熱伝導グリース15から熱伝導ブロック9を経 由し、シャシ部熱伝導グリース16を経てシャシ4の放熱フィン部分まで効率良 く伝えられ装置の冷却性能を損うことのないようになっている。
【0009】 上記のように構成された赤外線検出装置において、まずコンプレッサー5が密 閉されたシャシ4内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気12に触れること がない為、電食の発生を防止できる。また、シャシ4はそれ自身に設けた放熱フ ィンにより、高い剛性を有しているためにコンプレッサー5を取付けすることに より、コンプレッサー取付後の剛性は飛躍的に向上することによってコンプレッ サー5取付部にロッキング振動14は発生しなくなり、コネクティングパイプ6 に発生する応力は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性を向上す ることができる。さらに、コールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間 には大きなクリアランスが確保され、そこには可とう性を有するOリング17と コールドフィンガー部熱伝導グリース15が配されている為、振動外力が加わり コールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロックの間に相対的な変位が生じても、 両者が機械的に干渉し合うことがない為、コールドフィンガー8根元部には大き な応力が発生することがない。
【0010】 実施例2. 図2はこの考案による赤外線検出装置の第2の実施例の一実施例を示す断面図 であり、1〜6、8、10〜12は上記従来装置と全く同一のものである。図2 において、7はその片面にコンプレッサー5を取付ける凹部を有し、他面には放 熱フィンを有し、シャシ4の後面に固定されるように配されたコンプレッサー取 付プレートである。コンプレッサー5はその2面がコンプレッサー取付プレート 7の凹部に固定されている。また、コンプレッサー5はコンプレッサー取付プレ ート7の凹部に取付けているため外部から密閉されてシャシ4内に位置している 。9はコールドフィンガー8からの熱をコンプレッサー取付プレート7まで伝え るような形状を有する熱伝導ブロックである。コールドフィンガー8と熱伝導ブ ロック9の間のクリアランスは従来の0.3mmより大きく取られており、コー ルドフィンガー8と熱伝導ブロック9の間に可とう性を有する液体ジャケット1 9を配している。またコールドフィンガー8部の熱は液体ジャケット19から熱 伝導ブロック9を経由し、コンプレッサー取付プレート部熱伝導グリース20を 経てコンプレッサー取付プレート7の放熱フィン部分まで効率良く伝えられ装置 の冷却性能を損うことのないようになっている。
【0011】 上記のように構成された赤外線検出装置において、まずコンプレッサー5が密 閉されたシャシ4内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気12に触れること がない為、電食の発生を防止できる。また、コンプレッサー取付プレート7はそ れ自身に設けた放熱フィンにより、高い剛性を有している上に、その凹部にコン プレッサー5を2面で取付けすることにより、コンプレッサー取付後の剛性は飛 躍的に向上することによってコンプレッサー5取付部にロッキング振動14は発 生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応力は小さなものとなり、コ ネクティングパイプ6の耐振性を向上することができる。さらに、コールドフィ ンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間には大きなクリアランスが確保され、そ こには可とう性を有する液体ジャケット19配されている為、振動外力が加わり コールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間に相対的な変位が生じても 、両者が機械的に干渉し合うことがない為、コールドフィンガー8根元部には大 きな応力が発生することがない。
【0012】 実施例3. 図3はこの考案による赤外線検出装置の第3の実施例の一実施例を示す断面図 、図4は図3における薄板波型金属バネ組立の拡大図であり、1〜3、5、6、 8〜10、12、16は上記従来装置と全く同一のものである。図3において、 4はその片面にコンプレッサー5を取付ける面を有し、他面には放熱フィンを有 するシャシである。コンプレッサー5はその底面がシャシ4に固定されている。 また、コンプレッサー5はシャシ4の内部に取付けているため外部から密閉され てシャシ4内に位置している。11はシャシ4の後面に取付けられるカバーであ る。18はファン10とシャシ4に設けられた放熱フィンを覆いシャシ4に取付 けられるケースである。コールドフィンガー8と熱伝導ブロック9の間のクリア ランスは従来の0.3mmより大きく取られており、コールドフィンガー8と熱 伝導ブロック9の間に可とう性を有する薄板波型金属バネ21を配している。ま たコールドフィンガー8部の熱は薄板波型金属バネ21から熱伝導ブロック9を 経由し、シャシ部熱伝導グリース16を経てシャシ4の放熱フィン部分まで効率 良く伝えられ装置の冷却性能を損うことのないようになっている。
【0013】 上記のように構成された赤外線検出装置において、まずコンプレッサー5が密 閉されたシャシ4内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気12に触れること がない為、電食の発生を防止できる。また、シャシ4はそれ自身に設けた放熱フ ィンにより、高い剛性を有しているためコンプレッサー5を取付けることにより 、コンプレッサー取付後の剛性が向上することによってコンプレッサー5取付部 にロッキング振動14は発生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応 力は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性を向上することができ る。さらにコールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間には大きなクリ アランスが確保され、そこには可とう性を有する薄板波型金属バネ21が配され ている為、振動外力が加わりコールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の 間に相対的な変位が生じても、両者が機械的に干渉し合うことがない為、コール ドフィンガー8根元部には大きな応力が発生することがない。
【0014】 実施例4. 図5はこの考案による赤外線検出装置の第4の実施例の一実施例を示す断面図 、図6は図5における平編線型伝導材組立の拡大図であり、1〜3、5、6、8 〜10、12、16は上記従来装置と全く同一のものである。図5において、4 はその片面にコンプレッサーを取付ける面を有し、他面には放熱フィンを有する シャシである。コンプレッサー5はその底面がシャシ4に固定されている。また 、コンプレッサー5はシャシ4の内部に取付けているため外部から密閉されてシ ャシ4内に位置している。11はシャシ4の後面に取付けられるカバーである。 18はファン10とシャシ4に設けられた放熱フィンを覆いシャシ4に取付けら れるケースである。コールドフィンガー8と熱伝導ブロック9の間のクリアラン スは従来の0.3mmより大きく取られており、コールドフィンガー8と熱伝導 ブロック9の間に可とう性を有する平編線型伝導材22を配している。またコー ルドフィンガー8部の熱は平編線型伝導材22から熱伝導ブロック9を経由し、 シャシ部熱伝導グリース16を経てシャシ4の放熱フィン部分まで効率良く伝え られ装置の冷却性能を損うことのないようになっている。
【0015】 上記のように構成された赤外線検出装置において、まずコンプレッサー5が密 閉されたシャシ4内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気12に触れること がない為、電食の発生を防止できる。また、シャシ4はそれ自身に設けた放熱フ ィンにより、高い剛性を有しているためコンプレッサー5を取付けることにより 、コンプレッサー取付後の剛性が向上することによってコンプレッサー5取付部 にロッキング振動14は発生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応 力は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性を向上することができ る。さらにコールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間には大きなクリ アランスが確保され、そこには可とう性を有する平編線型伝導材22が配されて いる為、振動外力が加わりコールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間 に相対的な変位が生じても、両者が機械的に干渉し合うことがない為、コールド フィンガー8根元部には大きな応力が発生することがない。
【0016】 実施例5. 図7はこの考案による赤外線検出装置の第5の実施例の一実施例を示す断面図 であり、1〜3、5、6、8〜10、12、16は上記従来装置と全く同一のも のである。図7において、4はその片面にコンプレッサー5を取付ける面を有し 、他面には放熱フィンを有するシャシである。コンプレッサー5はその底面がシ ャシ4に固定されている。また、コンプレッサー5はシャシ4の内部に取付けて いるため外部から密閉されてシャシ4内に位置している。11はシャシ4の後面 に取付けられるカバーである。18はファン10とシャシ4に設けられた放熱フ ィンを覆いシャシ4に取付けられるケースである。コールドフィンガー8と熱伝 導ブロック9の間のクリアランスは従来の0.3mmより大きく取られており、 コールドフィンガー8と熱伝導ブロック9の間に可とう性を有する液体ジャケッ ト19を配している。またコールドフィンガー8部の熱は液体ジャケット19か ら熱伝導ブロック9を経由し、シャシ部熱伝導グリース16を経てシャシ4の放 熱フィン部分まで効率良く伝えられ装置の冷却性能を損うことのないようになっ ている。
【0017】 上記のように構成された赤外線検出装置において、まずコンプレッサー5が密 閉されたシャシ4内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気12に触れること がない為、電食の発生を防止できる。また、シャシ4はそれ自身に設けた放熱フ ィンにより、高い剛性を有しているためコンプレッサー5を取付けることにより 、コンプレッサー取付後の剛性が向上することによってコンプレッサー5取付部 にロッキング振動14は発生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応 力は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性を向上することができ る。さらにコールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間には大きなクリ アランスが確保され、そこには可とう性を有する液体ジャケット19が配されて いる為、振動外力が加わりコールドフィンガー8円筒部と熱伝導ブロック9の間 に相対的な変位が生じても、両者が機械的に干渉し合うことがない為、コールド フィンガー8根元部には大きな応力が発生することがない。
【0018】 実施例6. 図8はこの考案による赤外線検出装置の第6の実施例の一実施例を示す断面図 であり、1〜6、8、10〜15は上記従来装置と全く同一のものである。図8 において、7はその片面にコンプレッサー5を取付ける凹部を有し、他面には放 熱フィンを有し、シャシ4の後面に固定されるように配されたコンプレッサー取 付けプレートである。コンプレッサー5はその2面がコンプレッサー取付けプレ ート7の凹部に固定されている。また、コンプレッサー5はコンプレッサー取付 けプレートの凹部に取付けているため外部から密閉されてシャシ4内に位置して いる。23はコールドフィンガー8から熱をコンプレッサー取付けプレート7ま で伝えるような形状を有する熱伝導平編線である。また、コールドフィンガー8 部の熱はコールドフィンガー部熱伝導グリース15から熱伝導平編線23を経由 し、コンプレッサー取付けプレート部熱伝導グリース24を経てコンプレッサー 取付けプレート7の放熱フィン部まで効率良く伝えられ装置の冷却性能を損うこ とのないようになっている。
【0019】 上記のように構成された赤外線検出装置において、まずコンプレッサー5が密 閉されたシャシ4内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気12に触れること がない為、電食の発生を防止できる。また、コンプレッサー取付けプレート7は それ自身に設けた放熱フィンにより、高い剛性を有している上に、その凹部にコ ンプレッサー5を2面で取付けすることにより、コンプレッサー取付後の剛性は 飛躍的に向上することによってコンプレッサー5取付部にロッキング振動14は 発生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応力は小さなものとなり、 コネクティングパイプ6の耐振性を向上することができる。さらに、コールドフ ィンガー8は熱伝導平編線23を用いることにより組立精度や振動に対する動き に拘束されることがない為、コールドフィンガー8根元部には大きな応力が発生 することがない。
【0020】
【考案の効果】 この考案は以上説明したとおり第1の実施例の赤外線検出装置によれば、ロッ キング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無くし、湿度や塩気の多 く含んだ冷却空気によるコンプレッサーの電食を防止し、さらに、大きく確保さ れたクリアランスの部分には可とう性を有するOリングとコールドフィンガー部 熱伝導グリースが配されている為、振動外力から保護できうる優れた効果がある 。
【0021】 この考案は以上説明したとおり第2の実施例の赤外線検出装置によれば、ロッ キング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無くし、湿度や塩気の多 く含んだ冷却空気によるコンプレッサーの電食を防止し、さらに、大きく確保さ れたクリアランスの部分には可とう性を有する液体ジャケットが配されている為 、振動外力から保護できうる優れた効果がある。
【0022】 この考案は以上説明したとおり第3の実施例の赤外線検出装置によれば、ロッ キング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無くし、湿度や塩気の多 く含んだ冷却空気によるコンプレッサーの電食を防止し、さらに、大きく確保さ れたクリアランスの部分には可とう性を有する薄板波型金属バネが配されている 為、振動外力から保護できうる優れた効果がある。
【0023】 この考案は以上説明したとおり第4の実施例の赤外線検出装置によれば、ロッ キング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無くし、湿度や塩気の多 く含んだ冷却空気によるコンプレッサーの電食を防止し、さらに、大きく確保さ れたクリアランスの部分には可とう性を有する平編線型伝導材が配されている為 、振動外力から保護できうる優れた効果がある。
【0024】 この考案は以上説明したとおり第5の実施例の赤外線検出装置によれば、ロッ キング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無くし、湿度や塩気の多 く含んだ冷却空気によるコンプレッサーの電食を防止し、さらに、大きく確保さ れたクリアランスの部分には可とう性を有する液体ジャケットが配されている為 、振動外力から保護できうる優れた効果がある。
【0025】 この考案は以上説明したとおり第6の実施例の赤外線検出装置によれば、ロッ キング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無くし、湿度や塩気の多 く含んだ冷却空気によるコンプレッサーの電食を防止し、さらに、組立精度や振 動に対する動きに拘束されない熱伝導平編線を用いる為、振動外力から保護でき うる優れた効果がある。
【図1】この考案の第1の実施例による赤外線検出装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】この考案の第2の実施例による赤外線検出装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】この考案の第3の実施例による赤外線検出装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】図3における薄板波型金属バネ組立の拡大図で
ある。
ある。
【図5】この考案の第4の実施例による赤外線検出装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】図5における平編線型伝導材組立の拡大図であ
る。
る。
【図7】この考案の第5の実施例による赤外線検出装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】この考案の第6の実施例による赤外線検出装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図9】従来の赤外線検出装置を示す斜視図である。
【図10】図9における側断面図である。
【図11】ロッキング振動におけるプレートの変形を示
す図である。
す図である。
1 レンズユニット 2 デュワ 3 赤外線検出素子 4 シャシ 5 コンプレッサー 6 コネクティングパイプ 7 コンプレッサー取付けプレート 8 コールドフィンガー 9 熱伝導ブロック 10 ファン 11 カバー 12 冷却空気 13 上下方向の振動 14 ロッキング振動 15 コールドフィンガ部熱伝導グリース 16 シャシ部熱伝導グリース 17 Oリング 18 ケース 19 液体ジャケット 20 コンプレッサー取付プレート部熱伝導グリース 21 薄板波型金属バネ 22 平編線型伝導材 23 熱伝導平編線 24 プレート部熱伝導グリース
Claims (6)
- 【請求項1】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付け
る衝立部を有し、衝立部の裏面に放熱フィンを有するシ
ャシと、上記デュワを冷却するコンプレッサーと、上記
デュワに上記コンプレッサーからの冷媒を供給するコネ
クティングパイプと、上記シャシの後面に固定されるカ
バーと、上記デュワの赤外線検出素子の反対面に配され
たコールドフィンガーと、その一方を上記コールドフィ
ンガーの円筒面にかん合し、他方を上記シャシに係合す
る熱伝導ブロックと、上記コールドフィンガーと上記熱
伝導ブロックのかん合部に配されたOリングと、上記コ
ールドフィンガーと上記熱伝導ブロックのかん合部に塗
布したコールドフィンガー部熱伝導グリースと、上記熱
伝導ブロックと上記シャシの係合部に塗布したシャシ部
熱伝導グリースと、上記シャシの放熱フィンに伝えられ
た熱を冷却するファンと、上記ファンと上記シャシの放
熱フィンを覆い、上記シャシに係合するケースによって
構成されることを特徴とする赤外線検出装置。 - 【請求項2】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付け
る衝立部を有するシャシと、上記デュワを冷却するコン
プレッサーと、上記デュワに上記コンプレッサーからの
冷媒を供給するコネクティングパイプと、その片面には
上記コンプレッサーを取付ける凹部を有し、他面には放
熱フィンを有し、上記シャシの後面に固定されるように
配されたコンプレッサー取付プレートと、上記デュワの
赤外線検出素子の反対面に配されたコールドフィンガー
と、その一方を上記コールドフィンガーの円筒面にかん
合し、他方を上記コンプレッサー取付プレート側面に係
合する熱伝導ブロックと、上記コールドフィンガーと上
記熱伝導ブロックのかん合部に配された可とう性を有す
る液体ジャケットと、上記熱伝導ブロックと上記コンプ
レッサー取付プレートの係合部に塗布したコンプレッサ
ー取付プレート部熱伝導グリースと、上記コンプレッサ
ーを冷却するファンと、上記ファンと上記コンプレッサ
ー取付プレートの放熱フィンを包むように配されたカバ
ーによって構成されることを特徴とする赤外線検出装
置。 - 【請求項3】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付け
る衝立部を有し、衝立部の裏面に放熱フィンを有するシ
ャシと、上記デュワを冷却し、上記シャシの底面に係合
するコンプレッサーと、上記デュワに上記コンプレッサ
ーからの冷媒を供給するコネクティングパイプと、上記
シャシの後面に固定されるカバーと、上記デュワの赤外
線検出素子の反対面に配されたコールドフィンガーと、
その一方を上記コールドフィンガーの円筒面にかん合
し、他方を上記シャシの底面に係合する熱伝導ブロック
と、上記コールドフィンガーと上記熱伝導ブロックのか
ん合部に配された可とう性を有する薄板波型金属バネ
と、上記熱伝導ブロックと上記シャシの係合部に塗布し
たシャシ部熱伝導グリースと、上記シャシの放熱フィン
に伝えられた熱を冷却するファンと、上記ファンと上記
シャシの放熱フィンを覆い、上記シャシに係合するケー
スによって構成されることを特徴とする赤外線検出装
置。 - 【請求項4】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付け
る衝立部を有し、衝立部の裏面に放熱フィンを有するシ
ャシと、上記デュワを冷却し、上記シャシの底面に係合
するコンプレッサーと、上記デュワに上記コンプレッサ
ーからの冷媒を供給するコネクティングパイプと、上記
シャシの後面に固定されるカバーと、上記デュワの赤外
線検出素子の反対面に配されたコールドフィンガーと、
その一方を上記コールドフィンガーの円筒面にかん合
し、他方を上記シャシの底面に係合する熱伝導ブロック
と、上記コールドフィンガーと上記熱伝導ブロックのか
ん合部に配された可とう性を有する平編線型伝導材と、
上記熱伝導ブロックと上記シャシの係合部に塗布したシ
ャシ部熱伝導グリースと、上記シャシの放熱フィンに伝
えられた熱を冷却するファンと、上記ファンと上記シャ
シの放熱フィンを覆い、上記シャシに係合するケースに
よって構成されることを特徴とする赤外線検出装置。 - 【請求項5】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付け
る衝立部を有し、衝立部の裏面に放熱フィンを有するシ
ャシと、上記デュワを冷却し、上記シャシの底面に係合
するコンプレッサーと、上記デュワに上記コンプレッサ
ーからの冷媒を供給するコネクティングパイプと、上記
シャシの後面に固定されるカバーと、上記デュワの赤外
線検出素子の反対面に配されたコールドフィンガーと、
その一方を上記コールドフィンガーの円筒面にかん合
し、他方を上記シャシの底面に係合する熱伝導ブロック
と、上記コールドフィンガーと上記熱伝導ブロックのか
ん合部に配された可とう性を有する液体ジャケットと、
上記熱伝導ブロックと上記シャシの係合部に塗布したシ
ャシ部熱伝導グリースと、上記シャシの放熱フィンに伝
えられた熱を冷却するファンと、上記ファンと上記シャ
シの放熱フィンを覆い、上記シャシに係合するケースに
よって構成されることを特徴とする赤外線検出装置。 - 【請求項6】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付け
る衝立部を有するシャシと、上記デュワを冷却するコン
プレッサーと、上記デュワに上記コンプレッサーからの
冷媒を供給するコネクティングパイプと、その片面には
上記コンプレッサーを取付ける凹部を有し、他面には放
熱フィンを有し、上記シャシの後面に固定されるように
配されたコンプレッサー取付けプレートと、上記デュワ
の赤外線検出素子の反対面に配されたコールドフィンガ
ーと、その一方を上記コールドフィンガーの円筒面にか
ん合し、他方を上記コンプレッサー取付けプレート側面
に係合する熱伝導平編線と、上記コールドフィンガーと
上記熱伝導平編線のかん合部に塗布したコールドフィン
ガー部熱伝導グリースと、上記熱伝導平編線と上記コン
プレッサー取付けプレートの係合部に塗布したコンプレ
ッサー取付けプレート部熱伝導グリースと、上記コンプ
レッサーを冷却するファンと、上記ファンと上記コンプ
レッサー取付けプレートの放熱フィンを包むように配さ
れたカバーによって構成されることを特徴とする赤外線
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1756692U JPH0579446U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 赤外線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1756692U JPH0579446U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 赤外線検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579446U true JPH0579446U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=11947470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1756692U Pending JPH0579446U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 赤外線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579446U (ja) |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1756692U patent/JPH0579446U/ja active Pending
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