JPH0579307A - 内燃エンジンの空気ばね式動弁装置 - Google Patents

内燃エンジンの空気ばね式動弁装置

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JPH0579307A
JPH0579307A JP26285591A JP26285591A JPH0579307A JP H0579307 A JPH0579307 A JP H0579307A JP 26285591 A JP26285591 A JP 26285591A JP 26285591 A JP26285591 A JP 26285591A JP H0579307 A JPH0579307 A JP H0579307A
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air
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Mitsuhiro Shibata
光弘 柴田
Toshiyasu Komatsu
敏泰 小松
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圭 町田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は運転状態に応じて適正な空気量を空
気室に供給すると共に、空気量が不足する場合における
保障機能を有する内燃エンジンの空気ばね式動弁装置を
提供することを目的とする。 【構成】 空気供給路の実圧力が少なくともエンジンの
運転状態に基づいて設定される目標圧力に到達するよう
に制御し、エンジン運転中において実圧力が目標圧力に
到達しない場合は空気供給路の実圧力に基づいてエンジ
ンの運転状態を制御する。またエンジンの停止中におい
ては所定条件下空気供給路の実圧力が所定圧力に到達す
るように制御し、到達しない場合はエンジンの始動を禁
止する。さらに、前記空気供給路への空気の補給状態を
表示する表示手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃エンジンの空気ばね
式動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃エンジンの動弁装置のうち、鋼製の
コイルスプリングに代えて空気室を設け、該空気室に供
給される圧縮空気により吸気弁及び排気弁を閉弁方向に
付勢するようにした空気ばね式動弁装置が従来より知ら
れている(例えば実開昭63−14808号公報)。
【0003】図10はこの種の空気ばね式動弁装置の要
部縦断面図であって、弁体101が、シリンダヘッド1
02に固定支持された弁ガイド103に挿通されてい
る。また、弁体101の軸端部にはリフタ104が固着
され、さらに該リフタ104は、シリンダヘッド102
の上壁に形成されたリフタガイド105に内嵌されてい
る。106は空気供給路、107は空気室、108はカ
ムである。
【0004】上記空気ばね式動弁装置においては、カム
108の回転によりリフタ104が押下されたときは弁
体101が矢印X方向に移動して開弁する一方、リフタ
104が押下されていないときは空気室107の空気圧
力により弁体101は閉弁する。そして、前記空気ばね
式動弁装置においては、その固有振動数をコイルスプリ
ングよりも高く設定することができるため、エンジンが
高回転であっても弁体101の作動追従性を良好なもの
とすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記空気ば
ね式動弁装置においては、リフタ104とリフタガイド
105との間隙等のシール部などから空気がリークする
ため、必要量の空気を空気室107に補給する必要があ
る。
【0006】しかし、空気室107に補給すべき必要空
気量はエンジンの運転状態やシール部の劣化状況に応じ
て変動する。
【0007】さらに、大量の空気が前記シール部等から
リークすると空気室107の圧力が低下して空気圧によ
るばね荷重が低下するため、動弁系に対する許容回転数
の低下を招きエンジンの損傷を惹起する虞がある。
【0008】また、エンジン停止後空気室107の圧力
は徐々に低下するため、空気室107の圧力が過度に低
下した状態でエンジンの始動を開始した場合において
は、空気室107のばね荷重が所望のばね荷重に即座に
復帰せずエンジンの運転性能に支障を来たす虞がある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、運転状態に応じて適正な空気量を空気室に
供給すると共に、空気量が不足する場合における保障機
能を有する内燃エンジンの空気ばね式動弁装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は空気圧供給源と、吸気弁及び排気弁を閉弁方
向に付勢するための空気圧が供給される空気室と、該空
気室と前記空気圧供給源とを連通する空気供給路とを備
えた内燃エンジンの空気ばね式動弁装置において、前記
空気供給路の圧力を検出する圧力検出手段と、前記空気
供給路の途中に介装された制御弁と、少なくともエンジ
ン回転数を含むエンジンの運転状態を検出する運転状態
検出手段と、該運転状態検出手段により検出されたエン
ジン回転数に基づいて目標圧力値を算出する目標圧力算
出手段と、前記圧力検出手段により検出された圧力が少
なくとも前記目標圧力算出手段により算出された目標圧
力値に達するように前記制御弁を制御する空気圧制御手
段とを有していることを特徴とし、さらに前記空気圧制
御手段により制御弁を制御しても前記圧力検出手段によ
り検出される圧力が目標圧力に達しないときは前記圧力
検出手段により検出された圧力に応じてエンジンの運転
状態を制御する運転状態制御手段を備えていることを特
徴としている。また、前記運転状態制御手段によりエン
ジンの運転状態が制御されているときは前記空気供給路
の圧力が目標圧力に達していないことを表示する表示手
段を有することとしてもよい。
【0011】さらに、本発明は空気圧供給源と、吸気弁
及び排気弁を閉弁方向に付勢するための空気圧が供給さ
れる空気室と、該空気室と前記空気圧供給源とを連通す
る空気供給路とを備えた内燃エンジンの空気ばね式動弁
装置において、前記空気供給路の圧力を検出する圧力検
出手段と、前記空気供給路の途中に介装された制御弁
と、点火スイッチの開閉状態を検出する開閉状態検出手
段とを備え、エンジンが停止状態の場合にあって前記空
気供給路の圧力が所定圧力以下で且つ前記開閉状態検出
手段によって点火スイッチの閉成状態が検出されたとき
は前記圧力検出手段により検出された圧力が少なくとも
前記所定圧力に達するように前記制御弁を制御する空気
圧制御手段を有していることを特徴としている。また、
前記圧力検出手段により検出される圧力が前記空気圧制
御手段によって前記所定圧力に達したときは前記空気供
給路の圧力が所定圧力に達したことを表示する表示手段
を有することとしてもよい。さらに、本発明は前記空気
圧制御手段により制御弁を制御しても圧力検出手段によ
り検出される圧力が目標圧力に達しないときはエンジン
の始動を禁止する始動禁止手段を有していることを特徴
としている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、エンジン運転中において
は、空気圧制御手段により空気供給路の圧力が少なくと
も目標圧力に達するように制御弁が制御され、空気供給
路の圧力が目標圧力に達しないときは運転状態制御手段
により圧力検出手段により検出された圧力に応じてエン
ジンの運転状態が制御される。また、空気供給路の圧力
が低下しているときは表示手段により圧力が低下してい
る旨表示される。
【0013】さらに、エンジン停止中においては、所定
条件下空気圧制御手段により空気供給路の圧力が少なく
とも所定圧力に達するように制御弁が制御され、所定圧
力に達したときは表示手段により補充完了が表示され
る。また、空気供給路の圧力が所定圧力に達しない場合
は始動禁止手段によりエンジンの始動が禁止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0015】図1は本発明に係る内燃エンジンの空気ば
ね式動弁装置の一実施例を示す全体構成図である。
【0016】図中、1はDOHC直列4気筒の内燃エン
ジン(以下、単に「エンジン」という)であって、該エ
ンジン1の吸気ポートには吸気管2が接続され、排気ポ
ートには排気管45が接続されている。さらに、吸気管
2の途中にはスロットルボディ3が設けられ、その内部
にはスロットル弁3′が配されている。また、スロット
ル弁3′にはスロットル弁開度(θTH)センサ4が連
結されており、スロットル弁3′の開度に応じた電気信
号を出力して電子コントロールユニット(以下「EC
U」という)5に供給する。
【0017】また、吸気管2のスロットル弁3′の下流
側には分岐管6が設けられ、該分岐管6の先端には絶対
圧(PBA)センサ7が取付けられている。該PBAセ
ンサ7はECU5に電気的に接続されており、吸気管2
内の絶対圧PBAは前記PBAセンサ7により電気信号
に変換されてECU5に供給される。
【0018】また、分岐管6の下流側の吸気管2の管壁
には吸気温(TA)センサ8が装着され、該TAセンサ
8により検出された吸気温TAは電気信号に変換され、
ECU5に供給される。
【0019】燃料噴射弁9は、吸気管2の途中であって
エンジン1とスロットル弁3′との間に各気筒毎に設け
られ、且つ図示しない燃料ポンプに接続されるとともに
ECU5に電気的に接続され、当該ECU5からの信号
により燃料噴射の開弁時間が制御される。
【0020】エンジン1のシリンダブロックの冷却水が
充満した気筒周壁にはサーミスタ等からなるエンジン水
温(TW)センサ10が挿着され、該TWセンサ10に
より検出されたエンジン冷却水温TWは電気信号に変換
されてECU5に供給される。
【0021】また、エンジン1の図示しないカム軸周囲
又はクランク軸周囲にはエンジン回転数(NE)センサ
11及び気筒判別(CYL)センサ12が取り付けられ
ている。
【0022】NEセンサ11はエンジン1のクランク軸
の180度回転毎に所定のクランク角度位置で信号パル
ス(以下「TDC信号パルス」という)を出力し、また
CYLセンサ12は特定の気筒の所定のクランク角度位
置でTDC信号パルスを出力し、これらの各TDC信号
パルスはECU5に供給される。
【0023】エンジン1の各気筒の点火プラグ13は、
ECU5に電気的に接続され、ECU5により点火時期
が制御される。
【0024】エンジン1のシリンダヘッドには空気ばね
式動弁系制御部14(以下、「動弁系制御部」という)
が連設されると共に、該動弁系制御部14はECU5に
電気的に接続され、ECU5によりその動作が制御され
る。
【0025】ECU5には点火スイッチ15及びスター
タスイッチ16が電気的に接続され、該点火スイッチ1
5及びスタータスイッチ16のオン・オフ状態信号がE
CU5に供給される。
【0026】さらにECU5には発光ダイオード(LE
D)等からなる第1〜第3表示ランプ17〜19が接続
されている。第1の表示ランプ17は後述する空気供給
路の圧力が目標圧力よりも低いときに点灯して圧力低下
を運転者に知らせる。また、第2の表示ランプ18は空
気供給路の圧力が所定圧力に達したときに点灯して圧力
補充の完了を運転者に知らせる。さらに、第3の表示ラ
ンプ19は、後述する理由により空気供給路の圧力補充
を行うことができないときに点灯してその旨を運転者に
知らせる。
【0027】ECU5は上述の各種センサからの入力信
号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正し、ア
ナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有
する入力回路5aと、中央演算処理回路(以下「CP
U」という)5bと、該CPU5bで実行される各種演
算プログラムや各種マップ及び演算結果等を記憶するR
OM及びRAMからなる記憶手段5cと、前記燃料噴射
弁9、点火プラグ13及び第1〜第3の表示ランプ17
〜19等に駆動信号を供給する出力回路5dとを備えて
いる。
【0028】図2はエンジン1の要部縦断面図であっ
て、該エンジン1はピストン20が嵌合された4個のシ
リンダ21を並設してなるシリンダブロック22と、該
シリンダブロック22の上方に結合されたシリンダヘッ
ド23とを備えている。また、シリンダヘッド23は、
前記ピストン20の上方に対応する部分に1対の吸気口
24a及び1対の排気口24bが形成され、さらに吸気
口24aはシリンダヘッド23の一方の側面に開口する
吸気ポート25aに連なり、排気口24bはシリンダヘ
ッド23の他方の側面に開口する排気ポート25bに連
なっている。
【0029】シリンダヘッド23に固着された弁ガイド
26a,26bには1対の吸気弁27a及び排気弁27
bが挿通され、吸気口24a及び排気口24bが開閉可
能に構成されている。
【0030】具体的には、吸気弁27a及び排気弁27
bの軸端部は、断面略コ字状のリフタ28a,28b及
びシム50a,50bを介してカム29a,29bに当
接され、さらに吸気弁27a及び排気弁27bの軸端部
周囲にはコッタ30a,30bを介してエアピストン3
1a,31bが取り付けられている。また、エアピスト
ン31a,31bの外周面適所には凹溝が形成されてO
リング32a,32bが前記凹溝に固定され、前記エア
ピストン31a,31bの外周面がリフタ28a,28
bの内周面に摺動可能とされている。さらに、リフタ2
8a,28bは、シリンダヘッド23の上方に形成され
たリフタガイド33a,33bに内嵌され、リフタ28
a,28bとリフタガイド33a,33bとで囲まれた
部分によって空気室34a,34bが画成されている。
そして、吸排気弁27a,27bと、カム29a,29
bと、空気室34a,34bと、エアピストン31a,
31b等で動弁系35a,35bを構成している。
【0031】このように構成された動弁系35a,35
bにおいては、前記カム29a,29bの回転駆動によ
りリフタ28a,28bを介して吸気弁27a及び排気
弁27bが上下運動し吸気弁27a及び排気弁27bの
開閉動作を行うと共に、閉弁時には動弁系制御部14を
構成する空気供給路36a,36bから空気室34a,
34bに供給される空気圧によって吸気口24a及び排
気口24bが封止される。
【0032】しかして、図3は動弁系制御部14の概略
を示すブロック構成図である。
【0033】空気供給路36は、その先方が吸気弁用空
気供給路36aと排気弁用空気供給路36bとに分岐さ
れ、これら空気供給路36a,36bの側壁には夫々4
個の管36′a,36′bが分岐して設けられ、各動弁
系35a,35bの空気室34a,34bに連通可能と
されている。37a,37bは逆止弁であり、また38
a,38bは空気室34a,34bが許容限界圧力以上
になたときに開弁するリリーフ弁である。
【0034】前記空気供給路36の上流側端部には空気
供給源としてのアキュムレータ39が接続され、さら
に、該アキュムレータ39には、アキュムレータ圧(P
AC)センサ40が挿着されている。そして、PACセ
ンサ40はECU5に電気的に接続され、PACセンサ
40によって検出されたアキュムレー圧PACが電気信
号に変換されてECU5に供給される。
【0035】また、アキュムレータ39にはエアポンプ
41が接続されると共に、該エアポンプ41はECU5
に電気的に接続されてECU5からの信号によりアキュ
ムレータ41への空気の供給が制御される。
【0036】空気供給路36が吸気用空気供給路36a
と排気用空気供給路36bとに分岐される分岐点(図
中、Aで示す)の稍上流側にはライン圧(PL)センサ
42が設けられている。該PLセンサ42は空気供給路
36の圧力(以下、「実ライン圧」という)を検出して
その電気信号をECU5に供給する。
【0037】また、PLセンサ42の上流側の空気供給
路36には制御弁43が介装され、さらに該制御弁43
の上流側には圧力調整弁44が介装されている。制御弁
43及び圧力調整弁44は共にECU5に電気的に接続
され、制御弁43はECU5からの信号により開閉動作
し、また圧力調整弁44はECU5からの信号によりア
キュムレータ39から搬送されてくる空気圧を調整す
る。
【0038】図4はエンジン運転中における動弁系制御
部14の制御手順を示すフローチャートであって、本プ
ログラムはTDC信号パルスの発生と同期して実行され
る。
【0039】まず、NEセンサ11によりエンジン回転
数NEを検出し(ステップS1)、該エンジン回転数N
Eに基づいて空気供給路36の目標圧力PLTAG(以
下、「目標ライン圧」という)を算出する(ステップS
2)。
【0040】前記目標ライン圧PLTAGは、予め記憶
手段5c(RAM)に記憶されたPLTAGマップを検
索することにより算出される。すなわち、PLTAGマ
ップは、具体的には図5の実線に示すように、エンジン
回転数NE0〜NE4に対してマップ値PLTAG0〜
PLTAG2が与えられており、エンジン回転数NEに
応じたマップ値が読み出され、あるいは補間法により算
出される。この図5から明らかなように、目標ライン圧
PLTAGは、エンジン回転数NEが低い場合には動弁
系35a,35bの摩擦を低減するために低く設定さ
れ、エンジン回転数NEが高い場合には吸気弁27a及
び排気弁27bのジャンプやバウンズを防ぐために高く
設定される。換言すれば、目標ライン圧PLTAG値は
摩擦やジャンプ等が生じない許容回転数内に制限され
る。又図5の破線で示すように、エンジン回転数NEに
対する目標ライン圧PLTAGの特性はエンジンの特性
や目的に応じて適宜設定される。尚、PLTAG値は大
気圧PAやエンジン冷却水温TA等エンジンの運転状態
に応じて適宜補正するのも好ましい。
【0041】次に、ステップS3ではPLセンサ42に
より実ライン圧を検出し、この検出された実ライン圧P
Lが目標ライン圧PLTAGに達しているか否か、すな
わち、PL≧PLTAGが成立するか否かを判別する
(ステップS4)。そして、その答が肯定(YES)の
ときは制御弁43を閉弁して(ステップS5)本プログ
ラムを終了する。これにより、PL≧PLTAGが成立
する場合は少なくとも目標ライン圧PLTAG以上の実
ライン圧PLによって空気室34a,34bが充たされ
ることになる。
【0042】一方、ステップS4の答が否定(NO)、
すなわちPL<PLTAGのときはステップS6に進み
PACセンサ40によりアキュムレータ圧PACを検出
し、次いで該アキュムレータ圧PACが目標ライン圧に
達しているか否か、すなわちPAC≧PLTAGが成立
しているかを判別する(ステップS7)。そして、その
答が肯定(YES)のときはアキュムレータ圧PACが
目標ライン圧PLTAGに達しているにもかかわらず実
ライン圧PLが目標ライン圧PLTAGに達していない
場合であり、動弁系35a,35bのシール部等におけ
るエアーリークが多いと判断し、数式(1)に基づき圧
力調整弁44の設定圧PRを決定する(ステップS
8)。
【0043】 PR=PLTAG+PO …(1) ここで、POは所定圧であって、前記設定圧PRが目標
ライン圧PLTAG以上となるように例えばPO=PL
TAG×0.1に設定してもよいし、例えば0.5Kg/c
m2程度の一定値に設定してもよい。そしてこのように圧
力調整弁44の設定がなされた後制御弁43を開弁し
(ステップS9)、本プログラムを終了する。すなわ
ち、前記設定圧PRが目標ライン圧PLTAG以上に設
定されたことにより、空気室34a,34bには目標ラ
イン圧PLTAG以上の空気圧でもって空気が供給され
ることとなる。
【0044】一方、ステップS7の答が否定(NO)、
すなわちPAC<PLTAGのときは、エアポンプ41
の性能劣化等によりアキュムレータ圧39が目標ライン
圧PLTAGに達しない場合であり、かかる場合は制御
弁43を全開しても実ライン圧PLを目標ライン圧PL
TAGに到達させることができない。そこで、この場合
はステップS10に進んで圧力調整弁44の設定圧PR
をPR≧PACに設定した後、制御弁43を開弁して空
気圧34a,34bに前記アキュムレータ圧PAC(<
PLTAG)を供給し(ステップS11)、次いで該ア
キュムレータ圧PACに対応する許容限界回転数NEL
MTを算出する(ステップS12)。この許容限界回転
数NELMTは、具体的には予め記憶手段5c(RA
M)に記憶されたNELMTマップを検索して算出され
る。すなわち、NELMTマップは、図6に示すよう
に、アキュムレータ圧PAC0〜PAC4に対してマッ
プ値NELMT0〜4が与えられており、許容限界回転
数NELMTはこのマップ検索により読み出され、ある
いは補間法により算出される。
【0045】次に、ステップS13では前記NELMT
値を出力してエンジン回転数NEを許容限界回転数NE
LMTに強制的に低下させて点火停止(イグニッション
カット)又は燃料供給停止(フューエルカット)を行
い、次いで第1の表示ランプ17を点灯させて実ライン
圧PLの低下を運転者に知らせ(ステップS14)、本
プログラムを終了する。
【0046】このように上記空気ばね式動弁装置におい
ては、実ライン圧PLが少なくとも目標ライン圧PLT
AGに達するように制御することにより、動弁系35
a,35bのシール部等から大量のエアリークが生じて
も空気室34a,34bに所望圧の空気を補給すること
が可能となり、吸気弁27a及び排気弁27bの開閉動
作に悪影響が生じるのを回避することができる。
【0047】また、エアポンプ41の性能劣化等により
アキュムレータ圧39が目標ライン圧PLTAGまで達
しないときはそのときの検出ライン圧PL(=PAC)
に応じた許容限界回転数NELMTでエンジンを運転し
てイグニッションカット又はフューエルカットを行うと
共に第1の表示ランプ17を点灯させることにより運転
者は圧力低下を逸速く知ることができ、実ライン圧PL
の低下に対して迅速な対応が可能となる。
【0048】図7〜図8はエンジン始動時の動弁系制御
部14における制御手順を示すフローチャートであっ
て、本プログラムはイグニッションスイッチ15のON
状態への切換と同期して実行される。
【0049】ステップS21ではフラグFA及びフラグ
FBを共に「0」に設定して初期化する。次に、PAC
センサ40によりアキュムレータ圧PACを検出し(ス
テップS22)、該アキュムレータ圧PACが始動圧力
PLSTに達しているか否か、すなわちPAC≧PLS
Tが成立するか否かを判別する(ステップS23)。こ
こで始動圧力PLSTとしてはエンジン始動に必要な最
低ライン圧力、例えば3Kg/cm2に設定される。そして、
その答が否定(NO)の場合はアキュムレータ圧PAC
を少なくとも始動圧力PLSTに到達させるべくエアポ
ンプ41を「ON」し(ステップS24)、次いでフラ
グFAが「1」に設定されているか否かを判別する(ス
テップS25)。そして、最初のループではFA=0に
設定されたままであるので(ステップS21参照)ステ
ップS25の答は否定(NO)となり、第1のタイマt
mTPを所定時間T1に設定して、該第1のタイマtm
TPをスタートさせた後(ステップS26)、フラグF
Aを「1」に設定する(ステップS27)。ここで、所
定時間T1としてはエアポンプが「ON」してからアキ
ュムレータ圧PACが始動圧力PLSTに達するまでの
時間(例えば5s)に設定される。又、所定時間T1は
アキュムレータ圧PACに応じて可変としてもよい。次
いで、第1のタイマtmTPが「0」になるのを待ち
(ステップS28)、第1のタイマtmTPが「0」に
なったのを確認した後、ステップS22に戻る。
【0050】そして、再びステップS23でPAC≧P
LSTが成立するか否かを判別する。その答が否定(N
O)の場合はエアポンプが「ON」して運転しているに
もかかわらずアキュムレータ圧PACが始動圧力PLS
Tに達しない場合であり、しかもこの時点では既にフラ
グFAは「1」に設定されているため(ステップS27
参照)ステップS25の答は肯定(YES)となる。し
たがってステップS29に進んでエアポンプを「OF
F」し、さらに第3の表示ランプ19を点灯させて(ス
テップS30)アキュムレータ圧PAが所定圧PLST
まで昇圧しないことを運転者に知らせ、本プログラムを
終了する。
【0051】一方、ステップS23の答が肯定(YE
S)、すなわちアキュムレータ圧PACが始動圧力PL
STに達している場合は、ステップS31でフラグFA
が「1」か否かを判別する。そして最初からPAC≧P
LSTが成立している場合はFA=0に設定されたまま
であるので数式(2)に基づき圧力調整弁39の設定圧
を決定する(ステップS32)。
【0052】PR=PLST+P1 …(2) ここで、P1は所定圧であって、前記設定圧PRが始動
圧力PLST以上となるように例えばP1=PLST×
0.1に設定される。
【0053】また、ステップS24〜S28のフローが
実行されたことにより始めてPAC≧PLSTが成立し
た場合はステップS31の答が肯定(YES)となり、
エアポンプ41を「OFF」した後、ステップS32に
進み、圧力調整弁44の設定圧PRを算出する。
【0054】しかして、このように圧力調整弁44を所
望圧に設定した後、図8に示すフローを実行する。すな
わち、PLセンサ42により実ライン圧PLを検出し
(ステップS34)、実ライン圧PLが始動圧力PLS
Tに達しているか否か、すなわちPL≧PLSTが成立
しているか否かを判別する(ステップS35)。そして
その答が否定(NO)の場合はフラグFBが「1」に設
定されているか否かを判別する(ステップS36)。最
初のループではFB=0に設定されたままであるので
(ステップS21参照)ステップS37に進んで制御弁
43を開弁しアキュムレータ39から空気供給路36に
空気の供給を開始し、次に第2のタイマtmTVを所定
時間T2に設定して該第2のタイマtmTVをスタート
させる(ステップS38)。ここで、所定時間T2とし
てはアキュムレータ39からの補給を受けて実ライン圧
PLが始動圧力PLSTに到達するに要する時間(例え
ば200ms)に設定される。そしてしかる後フラグF
Bを「1」に設定し(ステップS39)、第2のタイマ
tmTVが「0」になったのを確認した後(ステップS
40)ステップS34に戻る。
【0055】そして、ステップS35でPL≧PLST
が成立するか否かを判別し、その答が否定(NO)の場
合は既に上記ステップS39でフラグFBがFB=1に
設定されているので、ステップS41に進んで制御弁4
3を閉弁して第3の表示ランプ19を点灯し、実ライン
圧PLが始動圧力PLSTに達していないことを運転者
に知らせ(ステップS42)、本プログラムを終了す
る。
【0056】一方、ステップS35の答が肯定(YE
S)の場合はステップS43に進んでフラグFBが
「1」に設定されているか否かを判別する。そして、最
初のループ実行時にステップS35の答が肯定(YE
S)となったときはFB=0に設定されたままであるの
でステップS44に進みスタータ回路の接続を可能とす
ると共に、第2の表示ランプ18を点灯してエンジンの
始動が可能なことを運転者に知らせる。一方、ステップ
S36〜S40のフローを経てステップS35の答が肯
定(YES)となったときはFB=1に設定されている
ので(ステップS39参照)制御弁43を閉じた後(ス
テップS45)、第2の表示ランプ18を点灯し(ステ
ップS44)、次に第3のタイマtmTSを所定時間T
3に設定して該第3のタイマtmTSをスタートさせる
(ステップS46)。ここで、所定時間T3としてはエ
アリーク等によりライン圧PLが低下し、エンジンの始
動ができなくなるまでの時間(例えば30s)に設定さ
れる。
【0057】次に、ステップS47でスタータスイッチ
16がON状態に切換られたか否かを判別する。そし
て、その答が否定(NO)の場合は第3のタイマtmT
Sが「0」になったか否かを判別する(ステップS4
8)。
【0058】そしてその答が否定(NO)のときは再び
ステップS47に戻ってスタータスイッチがON状態に
切換えられたか否かを判別し、その答が肯定(YES)
のときはステップS49に進んでエンジン回転数NEを
検出し、さらにそのエンジン回転数NEが完爆に必要な
所定回転数NEX(例えば、100rpm)に達したか否
かを判別し(ステップS50)、その答が肯定(YE
S)のときはエンジンの始動を開始したと判断して本プ
ログラムを終了する。
【0059】一方、ステップS47又はステップS50
の答が否定(NO)のままステップS48で第3のタイ
マtmTSがタイムアップしたときはスタータ回路を遮
断して(ステップS51)第2の表示ランプ18を消灯し
(ステップS52)本プログラムを終了する。すなわ
ち、第3のタイマtmTSがタイムアップするまでにス
タータスイッチ16がON状態に切換えられ且つエンジ
ン回転数NEが所定回転数NEXに達したときはエンジ
ンの始動を開始し、一方第3のタイマtmTSがタイム
アップしてもスタータスイッチ16がOFF状態又はエ
ンジン回転数NEが所定回転数NEXに達しない場合は
スタータ回路を遮断してエンジンの始動を禁止する。
【0060】尚、本発明は上記実施例に限定されること
はなく要旨を逸脱しない範囲において変更可能なことは
いうまでもない。例えば、上記実施例ではエアポンプ4
1によりアキュムレータ39に空気を供給しているが、
図9に示すようにターボチャージャやスーパーチャージ
ャ等の過給機46が吸気管2及び排気管45の途中に介
装されてエンジンの高出力化が図られる過給機付の内燃
エンジンにおいては、逆止弁47を介してアキュムレー
タ39に連通する分岐管48を過給機46とスロットル
弁3′との間に設け、過給機46からの空気圧をアキュ
ムレータ39に供給するように構成するのも好ましい。
すなわち、この場合は、エンジン運転中においては排気
管45を流れる排気ガスにより過給機46が駆動して吸
気管2に空気が補給され、この補給された空気をアキュ
ムレータ39に供給することによりエアポンプ41の使
用頻度を低減することができ、省電力化を図ることがで
きる。また、エンジン始動時においても前回エンジン運
転におけるアキュムレータ39への空気供給によりアキ
ュムレータ39に所定の空気圧を有する空気が充満され
ている場合はエアポンプ41の運転を省略することが可
能となり省電力化を図ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は空気圧供給
源と、吸気弁及び排気弁を閉弁方向に付勢するための空
気圧が供給される空気室と、該空気室と前記空気圧供給
源とを連通する空気供給路とを備えた内燃エンジンの空
気ばね式動弁装置において、前記空気供給路の圧力を検
出する圧力検出手段と、前記空気供給路の途中に介装さ
れた制御弁と、少なくともエンジン回転数を含むエンジ
ンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状
態検出手段により検出されたエンジン回転数に基づいて
目標圧力値を算出する目標圧力算出手段と、前記圧力検
出手段により検出された圧力が少なくとも前記目標圧力
算出手段により算出された目標圧力値に達するように前
記制御弁を制御する空気圧制御手段とを有しているの
で、エンジン運転中に動弁系のシール部等からエアリー
クが生じても空気供給路の実圧力が少なくとも目標圧力
値を維持するように制御されることとなり空気室には所
望の空気が補給され、吸気弁及び排気弁の閉弁時におけ
るシール性を確保することが可能となる。
【0062】また、前記空気圧制御手段により制御弁を
制御しても前記圧力検出手段により検出される圧力が目
標圧力に達しないときは前記圧力検出手段により検出さ
れた圧力に応じてエンジンの運転状態を制御する運転状
態制御手段を備えているので、空気供給源から圧送され
る空気圧が低いときであってもエンジンが損傷するのを
回避することができる。
【0063】また、前記運転状態制御手段によりエンジ
ンの運転状態が制御されているときは前記空気供給路の
圧力が目標圧力に達していないことを表示する表示手段
を有しているので、運転者は前記空気供給路の圧力低下
を逸速く知ることができ、前記空気供給路の圧力低下に
対して迅速な対応が可能となる。
【0064】さらに、前記空気供給路の圧力を検出する
圧力検出手段と、前記空気供給路の途中に介装された制
御弁と、点火スイッチの開閉状態を検出する開閉状態検
出手段とを備え、エンジンが停止状態にあって前記空気
供給路の圧力が所定圧力以下且つ前記開閉状態検出手段
によって点火スイッチの閉成状態が検出されたときは前
記圧力検出手段により検出された圧力が少なくとも前記
所定圧力に達するように前記制御弁を制御する空気圧制
御手段を有しているので、エンジン停止中におけるばね
荷重の低下を防止することができる。したがってエンジ
ンの再始動時には空気室のばね荷重を所望値にすること
ができ、運転性能に支障を来たすのを回避することがで
きる。
【0065】また、前記空気圧制御手段によって前記圧
力検出手段により検出された圧力が前記所定圧力に達し
たことを表示する表示手段を有することにより、運転者
は空気補充の完了を確認することができ、運転性の安全
を確認した後、エンジンの再始動をすることができる。
【0066】また、前記空気圧制御手段により制御弁を
制御しても圧力検出手段により検出される圧力が目標圧
力に達しないときはエンジンの始動を禁止する始動禁止
手段を有することにより、空気供給路の圧力が目標圧力
に達しないときはエンジンの始動を禁止して走行中のエ
ンジンの損傷を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃エンジンの空気ばね式動弁装
置の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】内燃エンジンの要部縦断面図である。
【図3】動弁系制御部の概略を示す構成図である。
【図4】エンジン運転中における動弁系制御部の制御手
順を示すフローチャートである。
【図5】PLTAGマップ図である。
【図6】NELMTマップ図である。
【図7】エンジン始動時の動弁系制御部の制御手順を示
すフローチャート(1/2)である。
【図8】エンジン始動時の動弁系制御部の制御手順を示
すフローチャート(2/2)である。
【図9】他の実施例を示す動弁系制御部の要部構成図で
ある。
【図10】従来の動弁系の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 5 ECU(目標圧力算出手段、空気圧制御手段、運転
状態制御手段、開閉状態検出手段、始動禁止手段) 11 NEセンサ(運転状態検出手段) 17 第1の表示ランプ(表示手段) 18 第2の表示ランプ(表示手段) 19 第3の表示ランプ(表示手段) 26a 吸気弁 26b 排気弁 34a,34b 空気室 36 空気供給路 39 アキュムレータ(空気供給源) 42 PLセンサ(圧力検出手段) 43 制御弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧供給源と、吸気弁及び排気弁を閉
    弁方向に付勢するための空気圧が供給される空気室と、
    該空気室と前記空気圧供給源とを連通する空気供給路と
    を備えた内燃エンジンの空気ばね式動弁装置において、 前記空気供給路の圧力を検出する圧力検出手段と、前記
    空気供給路の途中に介装された制御弁と、少なくともエ
    ンジン回転数を含むエンジンの運転状態を検出する運転
    状態検出手段と、該運転状態検出手段により検出された
    エンジン回転数に基づいて目標圧力値を算出する目標圧
    力算出手段と、前記圧力検出手段により検出された圧力
    が少なくとも前記目標圧力算出手段により算出された目
    標圧力値に達するように前記制御弁を制御する空気圧制
    御手段とを有していることを特徴とする内燃エンジンの
    空気ばね式動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記空気圧制御手段により制御弁を制御
    しても前記圧力検出手段により検出される圧力が目標圧
    力に達しないときは前記圧力検出手段により検出された
    圧力に応じてエンジンの運転状態を制御する運転状態制
    御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の内
    燃エンジンの空気ばね式動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記運転状態制御手段によりエンジンの
    運転状態が制御されているときは前記空気供給路の圧力
    が目標圧力に達していないことを表示する表示手段を有
    していることを特徴とする請求項2記載の内燃エンジン
    の空気ばね式動弁装置。
  4. 【請求項4】 空気圧供給源と、吸気弁及び排気弁を閉
    弁方向に付勢するための空気圧が供給される空気室と、
    該空気室と前記空気圧供給源とを連通する空気供給路と
    を備えた内燃エンジンの空気ばね式動弁装置において、 前記空気供給路の圧力を検出する圧力検出手段と、前記
    空気供給路の途中に介装された制御弁と、点火スイッチ
    の開閉状態を検出する開閉状態検出手段とを備え、エン
    ジンが停止状態の場合にあって前記空気供給路の圧力が
    所定圧力以下で且つ前記開閉状態検出手段によって点火
    スイッチの閉成状態が検出されたときは前記圧力検出手
    段により検出された圧力が少なくとも前記所定圧力に達
    するように前記制御弁を制御する空気圧制御手段を有し
    ていることを特徴とする内燃エンジンの空気ばね式動弁
    装置。
  5. 【請求項5】 前記圧力検出手段により検出される圧力
    が前記空気圧制御手段によって前記所定圧力に達したと
    きは前記空気供給路の圧力が所定圧力に達したことを表
    示する表示手段を有していることを特徴とする請求項4
    記載の内燃エンジンの空気ばね式動弁装置。
  6. 【請求項6】 前記空気圧制御手段により制御弁を制御
    しても圧力検出手段により検出される圧力が目標圧力に
    達しないときはエンジンの始動を禁止する始動禁止手段
    を有していることを特徴とする請求項4記載の内燃エン
    ジンの空気ばね式動弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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