JPH0578716B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0578716B2
JPH0578716B2 JP61030954A JP3095486A JPH0578716B2 JP H0578716 B2 JPH0578716 B2 JP H0578716B2 JP 61030954 A JP61030954 A JP 61030954A JP 3095486 A JP3095486 A JP 3095486A JP H0578716 B2 JPH0578716 B2 JP H0578716B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grease
pipe
sealing material
bearing
welded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61030954A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62194087A (ja
Inventor
Hideo Sakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Tatsuno Mechatronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuno Mechatronics Co Ltd filed Critical Tatsuno Mechatronics Co Ltd
Priority to JP3095486A priority Critical patent/JPS62194087A/ja
Publication of JPS62194087A publication Critical patent/JPS62194087A/ja
Publication of JPH0578716B2 publication Critical patent/JPH0578716B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、給油所のローデイングアームに用い
られ、グリースが注入されて回転自在に設けられ
た回転継手装置に関する。
[従来技術] 従来、この種のシール装置は種々知られてお
り、相対回転する2つの部材に相対する面間に挿
入され、その回転軸線を中心とするリング状に形
成されている。ローデイングアームのように比較
的に重い部材を回転自在に支承する回転継手は、
一方の部材すなわち第1の管部材の外側にベアリ
ングを設け、他方の部材すなわち第2の管部材を
そのベアリングを介して第1の管部材の外側に嵌
合し、もつて第1の管部材の軸線を中心として相
対回転できるようになつている。このようにベア
リングを設けた場合に、そのベアリングはグリー
スによつて潤滑するようになつている。他方管内
を流れる油がシール装置を介してベアリングの一
方に流入すると、グリースは油に溶解されるの
で、グリースの消耗耗が早くなる。
例えば特開昭58−142095号公報には比較的に高
温の環境で使用できる回転ジヨイントが開示され
ている。しかしながら、かかる公知技術はグリー
スを使用するに適さず、またシールを確実にする
ためにシール材との接触面積が大きく、そのため
に回転運動が円滑に行われない。
[解決する課題] したがつて本発明の目的は、グリースの注入が
容易でシールが確実であり、かつ、回転において
摩擦の少ない給油所のローデイングアーム用回転
継手装置を提供するにある。
[課題を解決する手段] 本発明によれば、給油所のローデイングアーム
に用いられ、グリースが注入されて回転自在に設
けられた回転継手装置において、第1の管部材に
円筒状の第1の部材21が溶接され、その第1の
部材21の外周にはベアリング24を介して第2
の部材23が回転自在に支承され、そのベアリン
グ24を支承している第2の部材23の所には閉
塞部材25が設けられ、またその第2の部材23
にはグリース注入口26およびねじ止めされた空
気孔27が設けられ、さらに第2の部材23の端
部と第1の部材21との間にダストシール28が
設けられ、そのダストシール28を設けた端部と
反対側の第1の部材21の端面21aとその端面
21aが対向している第2の部材23との間には
シール材Sが嵌入され、このシール材Sと前記ダ
ストシール28との間で第1の部材21の外周と
第2の部材23の内周との間にはグリース室29
が画成され、第2の部材23には第2の管部材が
溶接され、前記シール材Sは全体的にリング状で
第1および第2の足部42,43を有し、これら
の第1および第2の足部42,43にはそれぞれ
第1および第2のリツプ42a,42b,43
a,43bが設けられている。
[作用効果の説明] したがつて、組立てる場合、第1の管部材に溶
接された第1の部材に端部にシール材を位置され
て、他端にダストシールを設け、その第1の部材
の外側に第2の管部材に溶接された第2の部材を
かぶせる。そして閉塞部材を取り去つて、ベアリ
ングを挿入する。このベアリングは第1の部材と
第2の部材とを回転可能に支持すると共に両者が
軸線方向に移動するのを防止するので、両者は結
合される。また分解する場合は逆の手順を用いれ
ばよい。そしてグリース流入口からグリースを注
入し、その間にグリース室内の空気は空気孔から
流出する。
第1および第2の管部材を流れる油はシール材
Sでグリース室に流入しないようになつている
が、シール材は第1および第2のリツプでシール
しているので、摩擦力が小さく、回転に支障がな
く、シールも2重で確実である。
グリース室は外気に対してダストシールでシー
ルされている。外気に対しては圧力もあまり作用
しないので、簡単なシール手段で充分に目的が達
せられる。
このように本考案によれば、第1の部材と第2
の部材との相対回転によりそれらの面と係合して
いるリツプが2重になつているので、そのうちの
1つが損耗しても、他方のリツプで阻止できる。
また2つのリツプの間には潤滑油すなわちグリー
スを封入することができ、実質的に好適に回転面
を潤滑できる。またこのリツプ間の潤滑油が管中
を流れる油に溶解して漏洩したならば、潤滑油を
補給すればよい。それ故に回転継手の腐蝕や液漏
れを防止できる。
また、本発明によれば、第1および第2の部材
の組立て分解が簡単であり、重量物であるローデ
イングアームを小さい摩擦力で回転自在に結合す
ると共に、充分にシールすることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明を実施する給油所の一例を示
し、図においてラツク1にはポスト2に支持され
て立上り管3立設され、その立上り管3には図示
しないタンクからポンプ4および液量計5を介し
て油が供給されるようになつている。ラツク1の
上方にはキヤノピイ6が支柱7で支持されてお
り、そのキヤノピイ6には表示計8が取付けら
れ、その表示計8は流量計5の流量信号により流
量が表示され、またその他の情報、例えば油種、
積載量等も表示されるようになつている。
さて立上り管3の上端はスイベルジヨイントす
なわち回転継手9を介してローデイングアームの
第1の管10が水平面内を回動自在に取付けら
れ、そしてこの第1の管10はスイベルジヨイン
ト11を介してエルボ12に回転自在に連結さ
れ、このエルボ12はやはりスイベルジヨイント
を介して第2の管13が連結されている。したが
つて第2の管13は水平および垂直面内を回動で
きる。この第2の管13にはスイベルジヨイント
14を介してドロツプパイプ15が連結されてい
る。
したがつてポンプ4から圧送された油は、ドロ
ツプパイプ15に送られて、図示しないローリの
ハツチに給油される。以上はいずれも公知の構造
である。
本発明は上記のローデイングパイプのスイベル
ジヨイント9,11,14に実施されるものであ
る。
第2図は一例として上記のスイベル14に本発
明を実施した所を示している。
第1の管部材である立上り管3には円筒状の第
1の部材21が溶接部22で一体に溶接されてお
り、この第1の部材21の外周にはベアリング2
4を介して第2の部材23が回転自在に支承され
ている。このベアリング24の所には閉塞部材2
5が設けられ、また第2の部材23にはグリース
注入口26およびねじ止めされる空気孔27が設
けられている。第1の部材23の端部内側にはダ
ストシール28が設けられている。第1の部材2
1の端面21aと、その端面21aと対向する第
2の部材23の面23aとの間には後述するシー
ル材Sが嵌入されており、このシール材Sとダス
トシール28との間と第1の部材21の外周と第
2の部材23の内周の間はグリース室29が画成
されている。第2の部材23には第2の管部材で
ある第1の管10が溶接部31で溶接され、一体
になつている。
第3図は第2図に示したシール材Sの詳細を示
し、このシール材Sは全体的にリング状をしてお
り、その径方向外方の円環主体部40には断面L
字形の補強用の芯金41が埋設され、その円環状
主体部40の径方向内方には若干外方(図面で左
右方向)に開いている第1および第2の足部42
および43が設けられている。
これらの第1および第2の足部42,43には
外方向に突出する第1および第2のリツプ42
a,42b,43a,43bが設けられている。
したがつて第1および第2のリツプ42a,42
bおよび43a,43bの間にそれぞれリング状
の溝44,45が形成されている。これらの第1
および第2のリツプ42a,42b,43a,4
3bはそれぞれ第2図に示す面23aおよび21
aに当接している。
したがつて空気孔27のねじを外しグリース注
入口26からグリースを注入すると、グリースは
室29に充満され、前記の溝44,45にまで注
入される。注入後空気孔27をねじで閉じる。
組立てに際しては、シール材Sおよびダストシ
ール28を第2図の状態に位置させて第1の部材
21に第2の部材23にかぶせ、閉塞部材25を
取りはずしてベアリング24を挿入し、第1およ
び第2の部材21,23を結合する。そしてグリ
ース注入口からグリースを注入すればよい。
使用に際して第1の部材21と第2の部材23
とが相対回転運動してもシール材Sによつてグリ
ース室29と流路Wとは第1および第2のリツプ
により遮断されているので、2重のシールがで
き、流路W内の油がグリース室29に流入しな
い。また溝44,45内のグリースにより、相対
回転に際して充分な潤滑作用が得られる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば下記のすぐれた効
果を奏する。
(i) 閉塞部材はずしてベアリングを挿入すれば第
1および第2の部材を結合でき、また逆の手順
で分解できる。したがつて、組立て分解が簡単
である。
(ii) シール材が2つのリツプでシールしているの
で、シールが確実に摩擦力が小さく、回転が円
滑に行われる。
(iii) 第1および第2の管部材を流れる油がグリー
ス室に流入せず、ベアリングの潤滑が円滑に行
われる。
(iv) グリースの劣化に際してグリースの注入が容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する給油装置の一例を示
す側面図、第2図は本発明を実施した回転継手の
一例を示す断面図、第3図は本発明を実施したシ
ール材の断面図である。 21……第1の部材、23……第2の部材、2
1a……端面、23a……面、24……ベアリン
グ、25……閉塞部材、26……グリース注入
口、27……ねじ止めされた空気孔、28……ダ
ストシール、29……グリース室、S……シール
材、42,43……第1および第2の足部、42
a,42b,43a,43b……第1および第2
のリツプ、44,45……溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 給油所のローデイングアームに用いられ、グ
    リースが注入されて回転自在に設けられた回転継
    手装置において、第1の管部材に円筒状の第1の
    部材21が溶接され、その第1の部材21の外周
    にはベアリング24を介して第2の部材23が回
    転自在に支承され、そのベアリング24を支承し
    ている第2の部材23の所には閉塞部材25が設
    けられ、またその第2の部材23にはグリース注
    入口26およびねじ止めされた空気孔27が設け
    られ、さらに第2の部材23の端部と第1の部材
    21との間にダストシール28が設けられ、その
    ダストシール28を設けた端部と反対側の第1の
    部材21の端面21aとその端面21aが対向し
    ている第2の部材23との間にはシール材Sが嵌
    入され、このシール材Sと前記ダストシール28
    との間で第1の部材21の外周と第2の部材23
    の内周との間にはグリース室29が画成され、第
    2の部材23には第2の管部材が溶接され、前記
    シール材Sは全体的にリング状で第1および第2
    の足部42,43を有し、これらの第1および第
    2の足部42,43にはそれぞれ第1および第2
    のリツプ42a,42b,43a,43bが設け
    られていることを特徴とする給油所のローデイン
    グアーム用回転継手装置。
JP3095486A 1986-02-17 1986-02-17 給油所のローディングアーム用回転継手装置 Granted JPS62194087A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095486A JPS62194087A (ja) 1986-02-17 1986-02-17 給油所のローディングアーム用回転継手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095486A JPS62194087A (ja) 1986-02-17 1986-02-17 給油所のローディングアーム用回転継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62194087A JPS62194087A (ja) 1987-08-26
JPH0578716B2 true JPH0578716B2 (ja) 1993-10-29

Family

ID=12318072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3095486A Granted JPS62194087A (ja) 1986-02-17 1986-02-17 給油所のローディングアーム用回転継手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62194087A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220469A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Niigata Loading Systems Ltd スイベルジョイント
CN102913701A (zh) * 2012-10-19 2013-02-06 江苏腾旋科技股份有限公司 多关节旋转接头

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS45418Y1 (ja) * 1969-03-10 1970-01-09
JPS5397625A (en) * 1977-02-07 1978-08-26 Fmc Corp Device for sealing rotatable joint
JPS58142095A (ja) * 1981-12-10 1983-08-23 エフ・エム・シ−・コ−ポレ−シヨン 回転ジヨイント用防火シ−ル
JPS607390B2 (ja) * 1976-09-17 1985-02-23 三洋電機株式会社 電荷結合型半導体装置の駆動パルス給電方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607390U (ja) * 1983-06-23 1985-01-19 株式会社新潟鐵工所 二重管スイベルジヨイント

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS45418Y1 (ja) * 1969-03-10 1970-01-09
JPS607390B2 (ja) * 1976-09-17 1985-02-23 三洋電機株式会社 電荷結合型半導体装置の駆動パルス給電方法
JPS5397625A (en) * 1977-02-07 1978-08-26 Fmc Corp Device for sealing rotatable joint
JPS58142095A (ja) * 1981-12-10 1983-08-23 エフ・エム・シ−・コ−ポレ−シヨン 回転ジヨイント用防火シ−ル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62194087A (ja) 1987-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3967842A (en) High pressure tubular swivel joint
US2467960A (en) Sealing unit
JPH0988883A (ja) ウォータポンプ
JPH0578716B2 (ja)
US6524088B2 (en) Gear pump having a bearing with a temperature adjusting medium passage
CN209818979U (zh) 防冰冻低温流体旋转接头
CN209876230U (zh) 可拆装式防冰冻低温流体旋转接头
FR2586763A1 (fr) Ensemble moto-pompe a palettes sans fuites exterieures d'huile
US4313624A (en) Swivel cartridge
JPH0315696A (ja) 密閉型コンプレッサ
CN107218458B (zh) 一种旋转接头
CN212297004U (zh) 一种用于风机轴封处的免维护型水密封
RU2579282C2 (ru) Герметизация вала насоса с помощью уплотнительных колец и сильфона для удержания смазки подшипников
CN208919515U (zh) 一种管路旋转关节
JPH02292597A (ja) スイベル接手
CN111720358A (zh) 一种泵盖的密封结构
JPS6118306Y2 (ja)
JPH0126947Y2 (ja)
CN212250562U (zh) 一种泵盖的密封结构
GB2143605A (en) Swivel joint
CN220622713U (zh) 一种双材料旋转油封
RU38036U1 (ru) Шарнирное соединение трубопроводов
KR20130062029A (ko) 유체 공급호스 연결용 회전 연결장치
JP3058667U (ja) スイベルジョイント
KR102279509B1 (ko) 로터리조인트