JPH0578442U - 電気装置内蔵工具ホルダー - Google Patents

電気装置内蔵工具ホルダー

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JPH0578442U
JPH0578442U JP1973692U JP1973692U JPH0578442U JP H0578442 U JPH0578442 U JP H0578442U JP 1973692 U JP1973692 U JP 1973692U JP 1973692 U JP1973692 U JP 1973692U JP H0578442 U JPH0578442 U JP H0578442U
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holder
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tool holder
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譲 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械本体側の配線とコネクタを介して接
続されるモータなどを内蔵した工具ホルダーにおいて、
誤操作によるオリエンテーションによって前記コネクタ
の破損を防止すること。 【構成】 ホルダー本体1aに回転可能な環状体14を
外嵌させると共に、当該環状体14に、工作機械本体側
のコネクタソケット部12Aと接続するコネクタジャッ
ク部12Bを連設し、前記環状体14を一定以下の回転
力では回転しないようにホルダー本体に固定する制動手
段21を設け、前記環状体14とホルダー本体1aと
に、少なくとも前記環状体14が前記制動手段21によ
って固定されている状態で導通状態となり且つ前記制動
手段21の制動力に抗しての環状体14の回転を許容す
る電路接続手段16を装着して、当該電路接続手段16
を介して前記コネクタジャック部12Bの端子と内蔵モ
ータ2などとを接続させた点に特徴を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械側の主軸に自動工具交換装置によって着脱される工具ホル ダー、特に、工具ホルダーが内蔵する高周波モータなどにより当該工具ホルダー が保持する工具を高速回転駆動するようにしたモータ内蔵工具ホルダーや、ワー クなどへの接触子と当該接触子の接触運動を検出する検出器を備えた、基準点の 検出などを行うためのタッチセンサーとして使用し得る工具ホルダーなど、前記 主軸により工具ホルダーを回転駆動させないで主軸と共に固定状態で使用する、 電気装置内蔵工具ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
この種の電気装置内蔵工具ホルダーは、工作機械側の主軸にセットしたときに 、当該工作機械本体側の給電用配線や信号伝送用配線などと前記工具ホルダー内 蔵の電気装置とが電気的に接続されなければならない。このため、工作機械本体 の主軸側方位置と電気装置内蔵工具ホルダーの側方位置とに、当該工具ホルダー を前記主軸にセットしたときに互いに嵌合接続する電路接続用コネクタが並設さ れ、このコネクタを介して工作機械本体側の配線と工具ホルダーの内蔵電気装置 とが電気的に接続されるように構成されている。
【0003】 而して従来のこの種の電気装置内蔵の工具ホルダーにおいては、工具ホルダー 本体に前記コネクタが固定的に連設されていたため、当該工具ホルダーが工作機 械本体側の主軸にセットされた状態(従って前記コネクタも接続状態)で、この 種の工具ホルダー使用時には本来必要でないオリエンテーション、すなわち前記 主軸を回転させて工具ホルダーとの連結用キーの位置を所定位置に調整する操作 、を誤って行った場合、前記コネクタを介して工作機械本体に固定された状態で ある工具ホルダーに回転力が加えられるため、コネクタやコネクタ取付け箇所が 破損してしまうことになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、 その特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本考案の電気装置内蔵工 具ホルダーは、電気装置(モータ2)を内蔵し且つ側部に工作機械本体側の電路 接続用コネクタ(コネクタソケット部12A)と接続する電路接続用コネクタ( コネクタジャック部12B)を備えた工具ホルダーにおいて、ホルダー本体1a にその軸心の周りで回転可能な環状体14を外嵌させると共に、当該環状体14 に前記コネクタ(コネクタジャック部12B)を連設し、前記環状体14を一定 以下の回転力では回転しないようにホルダー本体に固定する制動手段21を設け 、前記環状体14とホルダー本体1aとに、少なくとも前記環状体14が前記制 動手段21でホルダー本体1aに固定されている状態で導通状態となり且つ前記 制動手段21の制動力に抗しての環状体14の回転を許容する電路接続手段16 を装着して、当該電路接続手段16を介して前記コネクタ(コネクタジャック部 12B)の端子と前記内蔵電気装置(モータ2)とを接続させた点に特徴を有す る。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1Aにおい て、1は高周波モータ2を内蔵する工具ホルダーであって、先端には、前記モー タ2によって高速回転駆動される工具チャック3が設けられ、後端には、自動工 具交換装置によって把持される把持部4とテーパーシャンク部5とが設けられて いる。また、前記把持部4の周縁には、位置決め用キー溝6が形成されている。 7は回転駆動される主軸8を備えた工作機械本体であって、前記主軸8には、前 記工具ホルダー1のテーパーシャンク部5が内嵌固定されるテーパー孔9と、前 記工具ホルダー1の位置決め用キー溝6に嵌合する位置決め用キー10とが設け られている。
【0006】 前記工作機械本体7の主軸8の側方位置には、電路接続用コネクタ11のソケ ット部12Aが主軸8と平行な向きで取付けられ、前記工具ホルダー1側には、 ホルダー本体1aから横向きに突設されたアーム13の先端に前記コネクタ11 のジャック部12Bが、テーパーシャンク部5の突出方向と同一向きで平行に取 付けられている。
【0007】 更に詳述すれば、図1Aおよび図1Bに示すように、前記工具ホルダー1のホ ルダー本体1aには、その軸心の周りで回転自在に環状体14が外嵌され、この 環状体14から前記アーム13が突設されている。15a,15bは、前記環状 体14を位置決めするために前記ホルダー本体1aに外嵌固定された固定リング である。16は電路接続手段であって、前記ホルダー本体1aの外周面で前記環 状体14の内周面に対面する外周面に略面一に埋設された、ホルダー本体軸心と 同心状の摺接リング17a〜17cと、この各摺接リング17a〜17cに摺接 するように前記環状体14の内側に埋設された摺接端子18a〜18cとから構 成されている。而して、前記モータ2の電源端子と前記コネクタジャック部12 Bの端子とは、ホルダー本体1a内の配線19と前記電路接続手段16、および アーム13内の配線20を介して電気的に接続されている。
【0008】 21は前記環状体14を、一定以下の回転力では回転しないようにホルダー本 体1aに固定する制動手段であって、前記ホルダー本体1aの外周面で前記環状 体14の内周面に対面する外周面1箇所に形成された円錐状の凹部22と、前記 環状体14に半径方向移動可能に保持され且つスプリング23により前記凹部2 2内に一部が嵌合するように付勢された球体24とから構成されている。
【0009】 前記工具ホルダー1は、使用に先立って工具チャック3に図示のごとく回転切 削工具25などが取付けられており、この工具ホルダー1が前記把持部4を把持 する自動工具交換装置によって工作機械側の主軸8に従来周知の如くセットされ る。すなわち、位置決め用キー溝6に主軸8側のキー10が嵌合するように工具 ホルダー1のテーパーシャンク部5が主軸8のテーパー孔9内に挿入され、固定 されるのであるが、このとき工具ホルダー1側のコネクタジャック部12Bが工 作機械本体7側のコネクタソケット部12Aに嵌合接続することになる。換言す れば、位置決め用キー溝6とキー10とが嵌合すると同時に前記コネクタ11が 嵌合し得る位置にコネクタジャック部12Bが位置するように、前記制動手段2 1の球体24が凹部22に嵌合して、ホルダー本体1aに環状体14が固定され ている。
【0010】 このコネクタ11の接続により、工作機械本体7側の配線26と前記モータ2 とが電気的に接続されるので、工作機械本体7側の電源装置から工具ホルダー1 内のモータ2へ給電して当該モータ2を稼働し、工具チャック3に保持されてい る前記回転切削工具25を高速回転駆動し、所期の精密切削加工などを行うこと が出来る。
【0011】 上記加工作業が終了すれば、前記モータ内蔵の工具ホルダー1が従来周知のよ うに自動工具交換装置により主軸8から外されるが、この工具ホルダー外し作業 に先立って、前記主軸1を回転駆動するオリエンテーション操作が誤って行われ たときには、ホルダー本体1aが主軸8により強制的に回転駆動されるので、嵌 合接続状態にあるコネクタ11により工作機械本体7側に固定された状態(主軸 8の周りの回転が出来ない状態)にある環状体14側の球体24がスプリング2 3の付勢力に抗してホルダー本体1a側の凹部22から押し出され、当該環状体 14に対しホルダー本体1aが主軸8と一体に回転することになる。換言すれば 、前記制動手段21の制動力は、前記のようにコネクタ11が嵌合接続状態にあ る状態でホルダー本体1aが回転駆動されたとき、当該コネクタ11に損傷を与 える程の無理な力が作用する前に制動手段21の制動が解除されるように設定さ れている。
【0012】 なお、上記実施例のように制動手段21として、環状体14を一定位置でホル ダー本体1aに固定することの出来るものを使用するときは、電路接続手段とし ては、当該制動手段21で環状体14がホルダー本体1aに固定されているとき のみ導通状態となり且つ前記制動手段21の制動力に抗しての環状体14の回転 を許容するものであれば良い。例えば、上記実施例における摺接リング17a〜 17cに代えて、摺接端子18a〜18cに対向する箇所にのみ端子板を埋設し ても良い。
【0013】
【考案の作用及び効果】
以上のように本考案の電気装置内蔵工具ホルダーによれば、工作機械本体側の 電路接続用コネクタと接続する電路接続用コネクタが、一定以下の回転力では回 転しないように制動手段でホルダー本体に固定されている環状体に連設されてい るので、この工具ホルダーを工作機械側の主軸にセットされ且つ工作機械本体側 の前記コネクタと当該工具ホルダー側のコネクタとが接続状態にあるときに、当 該工具ホルダーを使用しているときには本来必要でないオリエンテーション操作 を誤って行ったとしても、前記制動手段の制動力に抗して前記環状体とホルダー 本体とが相対回転し、前記コネクタに、当該コネクタを破損させるような無理な 力が及ぶことを未然に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aは工具ホルダーを外している状態での
概略側面図であり、図1Bは同要部の詳細を示す拡大一
部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 工具ホルダー 1a ホルダー本体 2 高周波モータ(電気装置) 7 工作機械本体 8 主軸 11 電路接続用コネクタ 12A コネクタソケット部 12B コネクタジャック部 13 アーム 14 環状体 16 電路接続手段 17a〜17c 摺接リング 18a〜18c 摺接端子 19 ホルダー本体側の配線 20 アーム側の配線 21 制動手段 22 円錐状の凹部 23 スプリング 24 球体 26 工作機械本体側の配線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気装置を内蔵し且つ側部に工作機械本体
    側の電路接続用コネクタと接続する電路接続用コネクタ
    を備えた工具ホルダーにおいて、ホルダー本体にその軸
    心の周りで回転可能な環状体を外嵌させると共に、当該
    環状体に前記コネクタを連設し、前記環状体を一定以下
    の回転力では回転しないようにホルダー本体に固定する
    制動手段を設け、前記環状体とホルダー本体とに、少な
    くとも前記環状体が前記制動手段でホルダー本体に固定
    されている状態で導通状態となり且つ前記制動手段の制
    動力に抗しての環状体の回転を許容する電路接続手段を
    装着して、当該電路接続手段を介して前記コネクタの端
    子と前記内蔵電気装置とを接続させてなる電気装置内蔵
    工具ホルダー。
  2. 【請求項2】前記制動手段が、ホルダー本体側に形成さ
    れた凹部と、前記環状体側に半径方向移動可能に保持さ
    れ且つ前記凹部内に嵌合するようにスプリングで付勢さ
    れた球体とから構成されている請求項1に記載の電気装
    置内蔵工具ホルダー。
  3. 【請求項3】前記電路接続手段が、ホルダー本体の軸心
    と同心状の摺接リングとこの摺接リングに摺接する摺接
    端子とからなる請求項1または2に記載の電気装置内蔵
    工具ホルダー。
JP1992019736U 1992-04-02 1992-04-02 電気装置内蔵工具ホルダー Expired - Lifetime JPH0810498Y2 (ja)

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JPH0578442U true JPH0578442U (ja) 1993-10-26
JPH0810498Y2 JPH0810498Y2 (ja) 1996-03-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146754A (ja) * 1983-02-10 1984-08-22 Nachi Fujikoshi Corp 砥石付ツ−リング

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146754A (ja) * 1983-02-10 1984-08-22 Nachi Fujikoshi Corp 砥石付ツ−リング

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Publication number Publication date
JPH0810498Y2 (ja) 1996-03-29

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