JPH0578352B2 - - Google Patents

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JPH0578352B2
JPH0578352B2 JP7069087A JP7069087A JPH0578352B2 JP H0578352 B2 JPH0578352 B2 JP H0578352B2 JP 7069087 A JP7069087 A JP 7069087A JP 7069087 A JP7069087 A JP 7069087A JP H0578352 B2 JPH0578352 B2 JP H0578352B2
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JP
Japan
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case
blood circulation
mounting member
circulation promoting
promoting device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7069087A
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English (en)
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JPS63238879A (ja
Inventor
Tsutomu Ichinomya
Tomohiro Kami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7069087A priority Critical patent/JPS63238879A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は血行促進装置に関する。
〔背景技術〕
肩こりや筋肉痛などを回復させるには、電磁波
を身体の特定部位に作用させて血行の送信を図る
のが有効である。
そのためには、血行促進装置を肩こりなどが生
じている部位に装着するのが有効である。このよ
うに装着する装置として、アンテナと電磁界発生
回路と電池とを具備したものが特開昭58−121964
号公報によつて開示されている。しかし、同公報
に開示されたものは、アンテナなどの各部品が外
部に露出しているため、外力によつて破損した
り、水や汗などに対して防水機能を発揮できない
といつた問題がある。
そこで、各部品をケース内に収めた血行促進装
置が提案されている。この装置によれば前記した
破損等の問題は解消される。ところが、この装置
では、ケースAを、第10図にみるように、絆創
膏50を被せるようにして人体に装着するか、第
11図にみるように、ケース裏面を取り付けた粘
着シート51によつて人体に装着するようにして
いた。前者の装着方式によるときは、絆創膏50
がケースA外にまでわたらせる必要があるため、
広い取付面積を必要とし、狭い患部にケースAを
取り付けることが困難である。しかも、ケースA
を装着するには、ケースAを人体に当てて絆創膏
50の両端を延ばして人体に貼り付ける必要があ
るため、装着が面倒であり、とくに、背中などに
は極めて装着しにくい。さらに、ケースAそれ自
体が人体に貼り付けられるものではないため、運
動中などにケースAが皮膚から浮いて動きやすく
なつてはがれ易いといつた問題があつた。これに
対し、後者の装着方式によれば、背中であつても
ケースAを装着することができるとともに、ケー
スAが安定して装着されるなどの有利さがある。
しかし、粘着シート51は、ケースAに完全に密
着するようになつていたため、汗などによる湿気
が人体と粘着シート51間に溜り、肌が蒸れてか
ぶれたりするといつた問題があつた。
〔発明の目的〕
前記事情に鑑みて、この発明は、装着しやす
く、かつ、はがれにくいとともに、装着に伴うか
ぶれを防止することもできるようにした血行促進
装置を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
前記目的を達成するため、この発明は、患部に
装着されるケースを備え、その内部に、電磁界発
生回路を構成する回路部品とこれを駆動させる電
池と電磁界を形成するためのアンテナとを備えて
いるとともに、前記ケースの患部に装着される面
に粘着式の装着部材が設けられている血行促進装
置において、前記装着部材は、その厚み方向に貫
通する空間を中央に残すようにして前記ケースの
面に設けられ、かつ、その面方向に通気自在とさ
れていることを特徴とする血行促進装置を要旨と
している。
以下に、この発明を、その実施例をあらわした
図面を参照にしつつ詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかる血行促進装置の第
1実施例を断面によつてあらわし、第2図は装着
部材を剥がした状態を斜め上方からみてあらわし
ている。これらの図にみるように、この血行促進
装置は、プラスチツク材料からなるケースAを備
えている。ケースAは、ケース本体1とケースカ
バー(電池蓋)2からなつている。ケース本体1
は、下部部材3とその周縁にかぶせられた上部部
材4を超音波ウエルダーによつて密閉状に接合し
てなつている。これは防水性の向上を図るためで
ある。前記上部部材4は、中央が高く外周縁部が
低くなるような球面形の上面10を備えている。
この上部部材4の中央には、円形の電池装着口1
2が形成されている。この装着口12の周縁から
内側に向かつて円筒状の隔壁11が形成されてい
る。この装着口12には、ケースカバー2が上方
から嵌め込まれるようになつている。ケースカバ
ー2は、その上面が上部部材4の上面の延長状に
ゆるやかな球面形をしており、その周縁部2aが
軸方向に延出して筒状になつている。この周縁部
2aの外周面にはOリング13が装着されるよう
になつていて、ケースカバー2を装着口12に嵌
め込むことによりケースA内の防水性が確保され
るようになつている。また、周縁部2aの端縁に
は、カバー側フツク14が形成されている。この
カバー側フツクは、上部部材4の隔壁11の内周
面に突設されたケース側係合突起に係脱自在に係
合するようになつている。この係脱は、ケースカ
バー2の上部中央に形成されたコイン溝16にコ
イン等を嵌め込んで、ケースカバー2をいずれか
に回転させることによつてなされるようになつて
いる。前記隔壁11は、その内周側に電池収容部
17を形成し、外周側に回路部品・アンテナ用の
収容部18を形成するものとされている。前記電
池収容部17内にはボタンタイプの電池19が嵌
装されている。一方、回路部品・アンテナ用収容
部18には、環状のプリント基板20が配置さ
れ、この基板20の上下面に電磁界発生回路用の
回路部品21と第3図にみるようなループ状のア
ンテナ22が電池19を外周から取り巻くように
して配備されている。プリント基板20は、上述
のごとく円い環状のプレートに形成されており、
その下面の1個所から突出する第1電池接続金具
23が電池19の一極に、また下面の他の個所か
ら突出する第2電池接続金具24が電池19の中
央底部にある他極にそれぞれ接続されるようにな
つている。
ところで、前記下部部材3の肌面25に装着さ
れる側には、発泡ポリウレタン材料のように、通
気性があり、肌面25の形状に従つて変形して機
械的かぶれを防止できる装着部材5が取り付けら
れている。この装着部材5は、ケースAと同様に
円形とされていて、その中央に円形の空間6が形
成されたリング状とされている。空間6は、装着
部材5の厚み方向に貫通しているとともに、装着
部材5の径方向の幅が比較的狭くなるように大き
な直径をもつ孔として形成されている。前記装着
部材5の表裏両面には粘着剤7,8が塗布されて
いて、その一方が装着部材5をケースA側に装着
するためのものとされ、他方が装着部材5と肌面
25とを粘着するためのものとされている。
前記装着部材5は、粘着剤8を介して肌面25
に粘着するようになつているが、その面内に空間
6が形成されているので、肌面25に生じる汗や
体熱がすぐに空間6内に入り込み、通気性のある
装着部材5を通して径方向外方へ放出される。こ
のように、装着部材5に空間6が存在することに
より、装着部材5と肌面25との間に生じがちな
汗や体熱が容易に放出されるとともに、これらの
汗や体熱の発生をも抑制して肌面25のかぶれを
防止することができる。なお、装着部材5は、そ
の中央に比較的大きな空間6を備えているので、
装着部材5の肌面25への接着面積が少なくなる
が、装着に関与するのは実質的にみて装着部材5
の外周側の部分であるから、空間6を設けても装
着力に差程の影響はない。
第4図aおよびbは、第2実施例をあらわして
いる。この実施例は、装着部材5それ自体が通気
性のないクツシヨン材料からなつているが、その
厚み間に径方向に向く多数の通気路26が放射状
となるように配備されているものをあらわしてい
る。この場合、空間6内に導かれた汗および体熱
は、多数の通気路26を通つて外部に放出される
ようになつている。
第5図ないし第7図は、第3実施例をあらわし
ている。この実施例はケースAの底面に、通気路
となる凹溝27が放射状に配備されているととも
に、装着部材5が、それ自体にその厚み方向に貫
通する多数の孔28を備えているものをあらわし
ている。肌面25から発生する汗による蒸気や体
熱は、空間6から装着部材5の内部を通るルート
と、空間6から凹溝27を通るルートと、孔28
から凹溝27を通るルートと、孔28から装着部
材5を通るルートをもつて外部へ放出されるよう
になつている。このように、多くのルートをもつ
て汗などが効率良く放出され、しかも孔28の存
在により、装着部材5の肌面25への接着面積が
少なくなるので、かぶれをより有効に防止するこ
とができる。また、凹溝27により装着部材5と
ケースAとの接着面積が少なくなるので、装着部
材5が剥がれやすく、交換に有利となる。
第8図は、第4実施例をあらわしている。この
実施例は、ケースAの底面に設けられる通気路2
9がシボ加工等の凹凸によつて形成されているも
のをあらわしている。すなわち、シボ加工等によ
つて細かな凹凸が設けられ、その凹部が通気路2
9となつている。
なお、前記装着部材は円形リングのほか、ロ字
形またはC字形などであつてもよい。また、装着
部材はゴム材料を用いることもできる。
さらに、前記回路部品21は主として電磁界発
生回路用の部品であり、その詳細は次のように回
路構成されているものである。つまり、発振用の
回路は、第9図にみるように、抵抗R1,R2、コ
ンデンサC1,C2、トランジスタQ,インダクタ
ンスL1からなるコルピツツ型のLC発振回路30
と、抵抗R3〜R6、コンデンサC3,C4、トランジ
スタQ2,Q3からなるマルチバイブレータ31と、
抵抗R7,R8、トランジスタQ4、発光ダイオード
LEDからなる表示回路32とから構成され、電
池電源スイツチSWが投入されると、マルチバイ
ブレータ31が発振し、その発振出力でLC発振
回路30のトランジスタQ1のベース電流が供給
されて発振回路30が発振動作し、マルチバイブ
レータ31の出力により変調された電磁界を発生
させる。この電磁界はインダクタンスL1に結合
されたアンテナ22を介して放射される。ここ
で、マルチバイブレータ31による変調は、生体
への血行促進装置の持続と省電力化を図るためで
ある。また、マルチバイブレータ31の出力は表
示回路32のトランジスタQ4のベースに印加さ
れ、トランジスタQ4を間欠的にスイツチングさ
せるようになつており、トランジスタQ4は直列
に接続された発光ダイオードLEDを点滅させて
使用状態を表示する。
〔発明の効果〕
以上みてきたように、この発明にかかる血行促
進装置は、粘着式の装着部材が、その厚み方向に
貫通する空間を中央に残すようにしてケースの患
部に装着される面に設けられ、かつ、その面方向
に通気自在とされているので、装着しやすく、か
つ、はがれにくいとともに、装着に伴うかぶれを
防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる血行促進装置の第1
実施例をあらわす断面図、第2図はその装着部材
を取り外した状態の斜視図、第3図はアンテナパ
ターンをあらわす底面図、第4図は第2実施例を
あらわし、同図aはその断面図、同図bはその底
面図、第5図は第3実施例をあらわす断面図、第
6図はその装着部材を取り外した状態の斜視図、
第7図はケースの底面図、第8図は第4実施例を
あらわす断面図、第9図は血行促進装置の発振回
路図、第10図および第11図は従来の装着例を
あらわす正面図である。 A…ケース、5…装着部材、6…空間、19…
電池、21…回路部品、22…アンテナ、26…
通気手段たる通気路、27…通気路となる凹溝、
28…装着部材の厚み方向に貫通する孔、29…
通気路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 患部に装着されるケースを備え、その内部
    に、電磁界発生回路を構成する回路部品とこれを
    駆動させる電池と電磁界を形成するためのアンテ
    ナとを備えているとともに、前記ケースの患部に
    装着される面に粘着式の装着部材が設けられてい
    る血行促進装置において、前記装着部材は、その
    厚み方向に貫通する空間を中央に残すようにして
    前記ケースの面に設けられ、かつ、その面方向に
    通気自在とされていることを特徴とする血行促進
    装置。 2 ケースが上方からみて円形に形成されている
    とともに、装着部材が円形リング状とされている
    特許請求の範囲第1項記載の血行促進装置。 3 装着部材が、通気性を有する発泡体に粘着剤
    を塗布してなるものである特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の血行促進装置。 4 装着部材の通気手段が、中央空間から外周縁
    に至つて外部に通じる通気路によつて形成されて
    いる特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れかに記載の血行促進装置。 5 ケースの装着部材が設けられた面に通気路と
    なる凹溝が設けられている特許請求の範囲第1項
    から第4項までのいずれかに記載の血行促進装
    置。 6 ケースの装着部材が設けられた面にシボ加工
    が施され、通気路がこのシボ加工の凹凸により形
    成されている特許請求の範囲第1項から第4項ま
    でのいずれかに記載の血行促進装置。 7 装着部材がそれ自体にも厚み方向に貫通する
    孔を有する特許請求の範囲第1項から第6項まで
    のいずれかに記載の血行促進装置。
JP7069087A 1987-03-25 1987-03-25 血行促進装置 Granted JPS63238879A (ja)

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JP7069087A JPS63238879A (ja) 1987-03-25 1987-03-25 血行促進装置

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JPS63238879A JPS63238879A (ja) 1988-10-04
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