JPH0577240A - 成形用原料調合装置 - Google Patents
成形用原料調合装置Info
- Publication number
- JPH0577240A JPH0577240A JP3269090A JP26909091A JPH0577240A JP H0577240 A JPH0577240 A JP H0577240A JP 3269090 A JP3269090 A JP 3269090A JP 26909091 A JP26909091 A JP 26909091A JP H0577240 A JPH0577240 A JP H0577240A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- storage tank
- raw material
- molding machine
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色相が異なった成形用の粒子を空気輸送して
成形機に供給する、成形品に着色むらが生じないコンパ
クトな成形用原料調合装置を提供する。 【構成】 原料粒子と着色用粒子とリサイクル材破砕粒
子とをそれぞれ収容する貯蔵槽と、前記貯蔵槽内の粒子
を所定の量空気輸送する手段と、前記空気輸送された粒
子の捕集と成形機への供給を行なう、撹拌手段を内蔵し
た貯留槽とを備えていることを特徴とする成形用原料調
合装置。
成形機に供給する、成形品に着色むらが生じないコンパ
クトな成形用原料調合装置を提供する。 【構成】 原料粒子と着色用粒子とリサイクル材破砕粒
子とをそれぞれ収容する貯蔵槽と、前記貯蔵槽内の粒子
を所定の量空気輸送する手段と、前記空気輸送された粒
子の捕集と成形機への供給を行なう、撹拌手段を内蔵し
た貯留槽とを備えていることを特徴とする成形用原料調
合装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形用原料調合装置に関
する。さらに詳しくいえば、所望の色合に成形材を着色
するため、色相等が異なる成形用の粒子を空気輸送して
混合し成形機に供給する成形用原料調合装置に関する。
する。さらに詳しくいえば、所望の色合に成形材を着色
するため、色相等が異なる成形用の粒子を空気輸送して
混合し成形機に供給する成形用原料調合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機、一軸あるいは二軸押出機等
の成形機を使用する樹脂の成形加工に際し、原料樹脂の
粒子と、成形材を所定の色合に着色するために、予め前
記樹脂に高濃度に顔料等を配合した着色用粒子と、リサ
イクル材破砕粒子(例えば、成形不良品や金型のスプー
ル部等で成形過程において発生する成形樹脂の不要部分
等の再生利用を目的とした樹脂破砕品)とを用い、これ
らの粒子を所定の割合で成形機に空気輸送し混合成形し
て所望の色合の成形品を得ることが行なわれている。
の成形機を使用する樹脂の成形加工に際し、原料樹脂の
粒子と、成形材を所定の色合に着色するために、予め前
記樹脂に高濃度に顔料等を配合した着色用粒子と、リサ
イクル材破砕粒子(例えば、成形不良品や金型のスプー
ル部等で成形過程において発生する成形樹脂の不要部分
等の再生利用を目的とした樹脂破砕品)とを用い、これ
らの粒子を所定の割合で成形機に空気輸送し混合成形し
て所望の色合の成形品を得ることが行なわれている。
【0003】このような空気輸送を利用した原料粒子の
供給装置としては、従来、図3に概略の構成を示すよう
な装置が知られている。この装置は前記成形用の3種粒
子の貯蔵手段、すなわち一般にバージンと呼ばれる原料
樹脂の粒子(ペレット)を収容する貯蔵槽1と、マスタ
ーバッチ(MB)と呼ばれる着色用粒子を収容する貯蔵
槽2と、再生利用のリサイクル材破砕粒子を収容する貯
蔵槽3を有し、これら貯蔵槽1、2および3から前記粒
子をそれぞれ所定の量送り出すスクリューフィーダー
4、5および6と、スクリューフィーダーから送り出さ
れる3種の粒子を収容して撹拌混合する混合機7と、混
合原料貯留槽9での混合粒子の貯留量を調整するダンパ
ー8と、ダンパー8を介して混合機7と接続され混合粒
子を収容する混合原料貯留槽9と、混合原料貯留槽9内
の混合粒子を輸送するための空気流を発生させるブロワ
ー13と、配管系と粉塵除去を目的としたフィルタ15
を介してブロワー13および混合原料貯留槽9と連通す
る下部にダンパー14を備えた粒子捕集のためのホッパ
10と、ホッパ10で捕集した混合粒子を収容して成形
機(本例では射出成形機)12に送る混合原料供給槽1
1とを具備する。
供給装置としては、従来、図3に概略の構成を示すよう
な装置が知られている。この装置は前記成形用の3種粒
子の貯蔵手段、すなわち一般にバージンと呼ばれる原料
樹脂の粒子(ペレット)を収容する貯蔵槽1と、マスタ
ーバッチ(MB)と呼ばれる着色用粒子を収容する貯蔵
槽2と、再生利用のリサイクル材破砕粒子を収容する貯
蔵槽3を有し、これら貯蔵槽1、2および3から前記粒
子をそれぞれ所定の量送り出すスクリューフィーダー
4、5および6と、スクリューフィーダーから送り出さ
れる3種の粒子を収容して撹拌混合する混合機7と、混
合原料貯留槽9での混合粒子の貯留量を調整するダンパ
ー8と、ダンパー8を介して混合機7と接続され混合粒
子を収容する混合原料貯留槽9と、混合原料貯留槽9内
の混合粒子を輸送するための空気流を発生させるブロワ
ー13と、配管系と粉塵除去を目的としたフィルタ15
を介してブロワー13および混合原料貯留槽9と連通す
る下部にダンパー14を備えた粒子捕集のためのホッパ
10と、ホッパ10で捕集した混合粒子を収容して成形
機(本例では射出成形機)12に送る混合原料供給槽1
1とを具備する。
【0004】すなわち、この装置では前記スクリューフ
ィーダー4、5および6から送り出される所定量の原料
粒子を混合機7に収容して均一に撹拌混合し、混合機下
部のダンパー8を適宜開閉して混合原料貯留槽9に混合
粒子を収容する。混合原料貯留槽9内の混合粒子は前記
ブロワー13によって生起される空気流を輸送媒体とし
てホッパ10に送られる。空気輸送された混合粒子はホ
ッパ10で捕集され、混合原料供給槽11を経て成形機
12に送られる。こうして成形機12に成形用の混合粒
子が供給されるが、通常、空気輸送に際しては混合機下
部のダンパー8および前記ホッパ下部のダンパー14を
閉じ、輸送粒子の通路以外の部分の密閉性を高めて、粒
子の移送を容易にしている。
ィーダー4、5および6から送り出される所定量の原料
粒子を混合機7に収容して均一に撹拌混合し、混合機下
部のダンパー8を適宜開閉して混合原料貯留槽9に混合
粒子を収容する。混合原料貯留槽9内の混合粒子は前記
ブロワー13によって生起される空気流を輸送媒体とし
てホッパ10に送られる。空気輸送された混合粒子はホ
ッパ10で捕集され、混合原料供給槽11を経て成形機
12に送られる。こうして成形機12に成形用の混合粒
子が供給されるが、通常、空気輸送に際しては混合機下
部のダンパー8および前記ホッパ下部のダンパー14を
閉じ、輸送粒子の通路以外の部分の密閉性を高めて、粒
子の移送を容易にしている。
【0005】しかし、この装置では混合機7で均一に撹
拌混合した原料粒子を混合原料貯留槽9からホッパ10
を経て混合原料供給槽11に送る粒子の輸送時や、混合
原料供給槽11での保存時に、混合された3種の粒子が
それぞれの比重や形状などの差異によって分離して偏析
を生じ、これが成形品の着色むらの原因となることがあ
る。また、この装置は原料粒子を混合して貯留した後、
粒子を空気輸送し、その捕集および貯留を経て混合粒子
を成形機に供給するため、粒子の供給経路が複雑で装置
が大型化し、設備費が高いという欠点がある。また、輸
送経路の密閉性保持のために複数のダンパーを配設し、
その開閉制御用に電気制御システム等の付帯設備を必要
とするなど装置が複雑化してランニングコストが上昇す
る欠点もある。
拌混合した原料粒子を混合原料貯留槽9からホッパ10
を経て混合原料供給槽11に送る粒子の輸送時や、混合
原料供給槽11での保存時に、混合された3種の粒子が
それぞれの比重や形状などの差異によって分離して偏析
を生じ、これが成形品の着色むらの原因となることがあ
る。また、この装置は原料粒子を混合して貯留した後、
粒子を空気輸送し、その捕集および貯留を経て混合粒子
を成形機に供給するため、粒子の供給経路が複雑で装置
が大型化し、設備費が高いという欠点がある。また、輸
送経路の密閉性保持のために複数のダンパーを配設し、
その開閉制御用に電気制御システム等の付帯設備を必要
とするなど装置が複雑化してランニングコストが上昇す
る欠点もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、成形機に供給する粒子の輸送経路を簡略化し、スペ
ースをとらず、設備費やランニングコストの節減に寄与
し、成形品に着色むらを生じないコンパクトな成形用原
料調合装置を提供することにある。
は、成形機に供給する粒子の輸送経路を簡略化し、スペ
ースをとらず、設備費やランニングコストの節減に寄与
し、成形品に着色むらを生じないコンパクトな成形用原
料調合装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、成形用の粒子を所定の量空気輸送して捕集し、成
形機直前で撹拌混合して成形機に供給する方式により前
記課題を解決した。すなわち、本発明は、原料粒子と着
色用粒子とリサイクル材破砕粒子とをそれぞれ収容する
貯蔵槽と、前記貯蔵槽内の粒子を所定の量空気輸送する
手段と、前記空気輸送された粒子の捕集と成形機への供
給を行なう、撹拌手段を内蔵した貯留槽とを備えている
ことを特徴とする成形用原料調合装置を提供したもので
ある。
結果、成形用の粒子を所定の量空気輸送して捕集し、成
形機直前で撹拌混合して成形機に供給する方式により前
記課題を解決した。すなわち、本発明は、原料粒子と着
色用粒子とリサイクル材破砕粒子とをそれぞれ収容する
貯蔵槽と、前記貯蔵槽内の粒子を所定の量空気輸送する
手段と、前記空気輸送された粒子の捕集と成形機への供
給を行なう、撹拌手段を内蔵した貯留槽とを備えている
ことを特徴とする成形用原料調合装置を提供したもので
ある。
【0008】
【作用】本発明の装置は、成形用の粒子を成形機上部の
撹拌手段を内蔵した貯留槽に直接空気輸送して捕集する
構成としたコンパクトな装置であり、成形機に供給する
直前で粒子を混合するため成形品に着色むらを生じる原
因となる粒子の偏析が生じない。
撹拌手段を内蔵した貯留槽に直接空気輸送して捕集する
構成としたコンパクトな装置であり、成形機に供給する
直前で粒子を混合するため成形品に着色むらを生じる原
因となる粒子の偏析が生じない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成を実施例に基いて説明す
る。図1は本発明による成形用原料調合装置例の概略の
構成を説明する図である。この装置で使用される成形用
の粒子は、前記図3で説明したバージン、マスターバッ
チおよびリサイクル材破砕粒子である。すなわち、成形
品の原料樹脂の粒子(バージン)と、この樹脂に高濃度
に着色剤を配合した着色用粒子(マスターバッチ)と、
再生利用のリサイクル材破砕粒子の3種である。これら
粒子は予め粒度を調整したものを用いるのが好ましい。
図1に示されるように、本発明の装置は上記3種の粒子
をそれぞれ別個に貯蔵する手段、すなわち原料粒子を収
容する貯蔵槽21と、着色用粒子を収容する貯蔵槽22
と、リサイクル材破砕粒子を収容する貯蔵槽23とを備
え、これら貯蔵槽21、22および23からスクリュー
フィーダー(ロータリーフィーダー等でもよい。)2
4、25および26を介して所定の量送り出される3種
の粒子を、ブロワー29によって生起され配管31およ
び32間を粉塵除去を目的としたフィルタ38を介して
ブロワー方向に流通する空気流を輸送媒体として、成形
機(本例では射出成形機)27の上部に設けた撹拌手段
30を内蔵する貯留槽28に直接空気輸送するものであ
る。
る。図1は本発明による成形用原料調合装置例の概略の
構成を説明する図である。この装置で使用される成形用
の粒子は、前記図3で説明したバージン、マスターバッ
チおよびリサイクル材破砕粒子である。すなわち、成形
品の原料樹脂の粒子(バージン)と、この樹脂に高濃度
に着色剤を配合した着色用粒子(マスターバッチ)と、
再生利用のリサイクル材破砕粒子の3種である。これら
粒子は予め粒度を調整したものを用いるのが好ましい。
図1に示されるように、本発明の装置は上記3種の粒子
をそれぞれ別個に貯蔵する手段、すなわち原料粒子を収
容する貯蔵槽21と、着色用粒子を収容する貯蔵槽22
と、リサイクル材破砕粒子を収容する貯蔵槽23とを備
え、これら貯蔵槽21、22および23からスクリュー
フィーダー(ロータリーフィーダー等でもよい。)2
4、25および26を介して所定の量送り出される3種
の粒子を、ブロワー29によって生起され配管31およ
び32間を粉塵除去を目的としたフィルタ38を介して
ブロワー方向に流通する空気流を輸送媒体として、成形
機(本例では射出成形機)27の上部に設けた撹拌手段
30を内蔵する貯留槽28に直接空気輸送するものであ
る。
【0010】貯蔵槽21、22および23としては上記
粒子を収容できる形状であり、大きさは同じでも異なっ
ていてもよいが、粒子の送り出し部(本例では貯蔵槽下
部のスクリューフィーダーとの接続部)以外の部分、例
えば粒子の収容口33、34および35を開閉自在な蓋
等で構成するか、または空気輸送にて投入する場合は捕
集用のホッパを取り付けることが可能な構造が好まし
い。貯蔵槽21、22および23からは空気輸送のため
成形用の粒子を所定の量送り出すが、この送り出しの手
段としては送り出し量の制御が容易なものであり、モー
ターMの回転数の制御または回転時間の制御等により適
宜送り出し量を調節できるスクリューフィーダー24、
25および26が好ましい。スクリューフィーダー2
4、25および26の大きさや、使用スクリューの形状
は特に限定されない。スクリューフィーダー24、25
および26から送り出された所定量の粒子は、この粒子
および空気が内部を流通可能な輸送配管31を介して成
形機27上部の撹拌手段30を内蔵した貯留槽28(本
例では粒子捕集が可能なホッパ)に空気輸送される。こ
の貯留槽28は空気輸送された3種の粒子を捕集し、前
記捕集粒子を均一に撹拌混合して混合粒子を成形機27
に供給するものである。本例では貯留槽28を粒子捕集
が行なえるホッパで構成しているが、貯留槽28はこれ
に限定されるものではなく、例えば図2に示すように粒
子捕集用のホッパ36を上部に配し、下部に撹拌手段3
0を内蔵する粒子収容部37を配して一体化した構造の
貯留槽28でもよい。また上記ホッパ36の代りに、ろ
布等により粒子の捕集を行なうバグフィルターを配した
ものでもよく、これらホッパ36あるいはバグフィルタ
ー等は複数設けることも可能である。しかし、これらの
中では装置のコンパクト化が容易な貯留槽28自体をホ
ッパで構成したものが好ましい。
粒子を収容できる形状であり、大きさは同じでも異なっ
ていてもよいが、粒子の送り出し部(本例では貯蔵槽下
部のスクリューフィーダーとの接続部)以外の部分、例
えば粒子の収容口33、34および35を開閉自在な蓋
等で構成するか、または空気輸送にて投入する場合は捕
集用のホッパを取り付けることが可能な構造が好まし
い。貯蔵槽21、22および23からは空気輸送のため
成形用の粒子を所定の量送り出すが、この送り出しの手
段としては送り出し量の制御が容易なものであり、モー
ターMの回転数の制御または回転時間の制御等により適
宜送り出し量を調節できるスクリューフィーダー24、
25および26が好ましい。スクリューフィーダー2
4、25および26の大きさや、使用スクリューの形状
は特に限定されない。スクリューフィーダー24、25
および26から送り出された所定量の粒子は、この粒子
および空気が内部を流通可能な輸送配管31を介して成
形機27上部の撹拌手段30を内蔵した貯留槽28(本
例では粒子捕集が可能なホッパ)に空気輸送される。こ
の貯留槽28は空気輸送された3種の粒子を捕集し、前
記捕集粒子を均一に撹拌混合して混合粒子を成形機27
に供給するものである。本例では貯留槽28を粒子捕集
が行なえるホッパで構成しているが、貯留槽28はこれ
に限定されるものではなく、例えば図2に示すように粒
子捕集用のホッパ36を上部に配し、下部に撹拌手段3
0を内蔵する粒子収容部37を配して一体化した構造の
貯留槽28でもよい。また上記ホッパ36の代りに、ろ
布等により粒子の捕集を行なうバグフィルターを配した
ものでもよく、これらホッパ36あるいはバグフィルタ
ー等は複数設けることも可能である。しかし、これらの
中では装置のコンパクト化が容易な貯留槽28自体をホ
ッパで構成したものが好ましい。
【0011】撹拌手段30としては、スクリューやフィ
ン等の各種形状の撹拌羽根を回転または振動させるも
の、空気の吹き込みによる振動撹拌や、超音波を利用す
るものなどを例示できるが、これらの中では撹拌羽根が
好ましい。粒子の輸送媒体である空気流の発生手段とし
ては、ブロワー29やファンが一般的であるが、その
他、圧縮空気なども用いることができる。また、これら
発生手段は通常は図1のように貯留槽28の後段に設け
るが、圧送する場合は前段に設ける。本発明の装置は射
出成形機、一軸あるいは二軸押出機等の樹脂成形に一般
的に用いられている各種成形機に適用できるが、これら
成形機の中では樹脂の射出口以外は実質的に密閉構造と
なっている射出成形機が好ましく用いられる。
ン等の各種形状の撹拌羽根を回転または振動させるも
の、空気の吹き込みによる振動撹拌や、超音波を利用す
るものなどを例示できるが、これらの中では撹拌羽根が
好ましい。粒子の輸送媒体である空気流の発生手段とし
ては、ブロワー29やファンが一般的であるが、その
他、圧縮空気なども用いることができる。また、これら
発生手段は通常は図1のように貯留槽28の後段に設け
るが、圧送する場合は前段に設ける。本発明の装置は射
出成形機、一軸あるいは二軸押出機等の樹脂成形に一般
的に用いられている各種成形機に適用できるが、これら
成形機の中では樹脂の射出口以外は実質的に密閉構造と
なっている射出成形機が好ましく用いられる。
【0012】本発明の装置は上記のように成形用の粒子
を貯蔵槽21、22および23から成形機27上部の貯
留槽28に直接空気輸送して成形機27に粒子供給する
ため、本発明では図3に示した従来装置における混合機
7や、混合原料貯留槽9、混合原料供給槽11は不要で
あり、粒子の輸送経路が簡略化される。また粒子の輸送
経路以外は実質的に密閉構造となっているため、ダンパ
ー8および14等を特に使用する必要もなく装置がコン
パクト化される。しかも、成形用の粒子を所定の量空気
輸送して成形機27に供給する直前で撹拌混合するた
め、成形品の着色むらの原因となる粒子の偏析を生じな
い。なお、本発明においては粒子貯蔵槽の数は必要に応
じて増減でき、上記に限定されるものでない。
を貯蔵槽21、22および23から成形機27上部の貯
留槽28に直接空気輸送して成形機27に粒子供給する
ため、本発明では図3に示した従来装置における混合機
7や、混合原料貯留槽9、混合原料供給槽11は不要で
あり、粒子の輸送経路が簡略化される。また粒子の輸送
経路以外は実質的に密閉構造となっているため、ダンパ
ー8および14等を特に使用する必要もなく装置がコン
パクト化される。しかも、成形用の粒子を所定の量空気
輸送して成形機27に供給する直前で撹拌混合するた
め、成形品の着色むらの原因となる粒子の偏析を生じな
い。なお、本発明においては粒子貯蔵槽の数は必要に応
じて増減でき、上記に限定されるものでない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば成
形用の粒子をコンパクトな装置で成形機に空気輸送する
ことができ、また輸送された粒子は均一に撹拌混合され
るため成形品の着色むらを防止することができる。
形用の粒子をコンパクトな装置で成形機に空気輸送する
ことができ、また輸送された粒子は均一に撹拌混合され
るため成形品の着色むらを防止することができる。
【図1】本発明の成形用原料調合装置の概要を説明する
図である。
図である。
【図2】本発明の成形用原料調合装置に係る貯留槽の一
例の一部切欠平面図である。
例の一部切欠平面図である。
【図3】成形用の粒子を成形機に供給する従来装置の概
要を説明する図である。
要を説明する図である。
1 貯蔵槽 2 貯蔵槽 3 貯蔵槽 4 スクリューフィーダー 5 スクリューフィーダー 6 スクリューフィーダー 7 混合機 8 ダンパー 9 混合原料貯留槽 10 ホッパ 11 混合原料供給槽 12 成形機 13 ブロワー 14 ダンパー 15 フィルタ 21 貯蔵槽 22 貯蔵槽 23 貯蔵槽 24 スクリューフィーダー 25 スクリューフィーダー 26 スクリューフィーダー 27 成形機 28 貯留槽 29 ブロワー 30 撹拌手段 36 ホッパ 37 粒子収容部 38 フィルタ
Claims (3)
- 【請求項1】 原料粒子と着色用粒子とリサイクル材破
砕粒子とをそれぞれ収容する貯蔵槽と、前記貯蔵槽内の
粒子を所定の量空気輸送する手段と、前記空気輸送され
た粒子の捕集と成形機への供給を行なう、撹拌手段を内
蔵した貯留槽とを備えていることを特徴とする成形用原
料調合装置。 - 【請求項2】 貯留槽がホッパで構成されている請求項
1に記載の成形用原料調合装置。 - 【請求項3】 成形機が射出成形機である請求項1また
は2に記載の成形用原料調合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269090A JPH0577240A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 成形用原料調合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269090A JPH0577240A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 成形用原料調合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577240A true JPH0577240A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17467536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3269090A Pending JPH0577240A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 成形用原料調合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0577240A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1234652A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-08-28 | L.B. Plastics Limited | Structural materials and their manufacturing method |
JP2004160917A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-10 | Sogo Plastic:Kk | 合成樹脂ペレット又はパウダー混合用ホッパー |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3269090A patent/JPH0577240A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1234652A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-08-28 | L.B. Plastics Limited | Structural materials and their manufacturing method |
JP2004160917A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-10 | Sogo Plastic:Kk | 合成樹脂ペレット又はパウダー混合用ホッパー |
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