JPH0577185A - 吸着ヘツド - Google Patents
吸着ヘツドInfo
- Publication number
- JPH0577185A JPH0577185A JP23811791A JP23811791A JPH0577185A JP H0577185 A JPH0577185 A JP H0577185A JP 23811791 A JP23811791 A JP 23811791A JP 23811791 A JP23811791 A JP 23811791A JP H0577185 A JPH0577185 A JP H0577185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- suction head
- semiconductor package
- electrification
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体パッケ−ジなどのような、静電気に対し
て弱いもの、帯電しやすいものを吸着搬送する際に、帯
電させにくくし、静電破壊などから保護する、搬送装置
の吸着ヘッドを提供する。 【構成】半導体パッケ−ジ12を、吸着パッド11によ
り吸い上げ、上下移動用シリンダ−14、及び上下移動
用ガイド17と、前後移動用シリンダ−13、及び前後
移動用ガイド16により移載する。吸着パッド11は、
真空用配管15につながれ、半導体パッケ−ジ12を吸
い上げる。吸着ヘッドは導電性材質(金属)の吸着パッ
ド11を、2枚の金属性板バネ18で、スペ−サ−19
を挟み込んで固定することにより、平行リンクを構成す
る。 【効果】吸着ヘッドをとりつけるだけで、吸着物と取付
面との間で、電気的導通がとれ、静電破壊や帯電をおこ
さないで、吸着搬送することが出来る。
て弱いもの、帯電しやすいものを吸着搬送する際に、帯
電させにくくし、静電破壊などから保護する、搬送装置
の吸着ヘッドを提供する。 【構成】半導体パッケ−ジ12を、吸着パッド11によ
り吸い上げ、上下移動用シリンダ−14、及び上下移動
用ガイド17と、前後移動用シリンダ−13、及び前後
移動用ガイド16により移載する。吸着パッド11は、
真空用配管15につながれ、半導体パッケ−ジ12を吸
い上げる。吸着ヘッドは導電性材質(金属)の吸着パッ
ド11を、2枚の金属性板バネ18で、スペ−サ−19
を挟み込んで固定することにより、平行リンクを構成す
る。 【効果】吸着ヘッドをとりつけるだけで、吸着物と取付
面との間で、電気的導通がとれ、静電破壊や帯電をおこ
さないで、吸着搬送することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体パッケ−ジなど
のような、静電気に対して弱いもの、帯電しやすいもの
を、搬送する装置に関するものである。
のような、静電気に対して弱いもの、帯電しやすいもの
を、搬送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送装置に於いて、吸着によっ
て、精度良く搬送する場合、使用されている吸着ヘッド
は、図2のように吸着パッド24、スライドシャフト2
3、スライドベアリング21、スプリング23から構成
されている。
て、精度良く搬送する場合、使用されている吸着ヘッド
は、図2のように吸着パッド24、スライドシャフト2
3、スライドベアリング21、スプリング23から構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術には、以下に述べるような課題がある。即ち、前記吸
着ヘッドで、半導体パッケ−ジなどのような、静電気に
対して弱いもの、帯電しやすいものを、吸着搬送する場
合、前記吸着パッドを導電性の材質のものにしても、前
記スライドベアリングと前記スライドシャフトの間で、
電気的導通がとれず、搬送中に帯電してしまい、搬送さ
れた場所によっては、前記半導体パッケ−ジが接地さ
れ、静電破壊を起こしてしまう。そのため前記吸着パッ
ドを装置の接地がとれている場所まで、接地用配線をし
なければならなかった。またその配線が、可動部への配
線となるため、配線抵抗による動作不良や断線などの問
題が生じていた。
術には、以下に述べるような課題がある。即ち、前記吸
着ヘッドで、半導体パッケ−ジなどのような、静電気に
対して弱いもの、帯電しやすいものを、吸着搬送する場
合、前記吸着パッドを導電性の材質のものにしても、前
記スライドベアリングと前記スライドシャフトの間で、
電気的導通がとれず、搬送中に帯電してしまい、搬送さ
れた場所によっては、前記半導体パッケ−ジが接地さ
れ、静電破壊を起こしてしまう。そのため前記吸着パッ
ドを装置の接地がとれている場所まで、接地用配線をし
なければならなかった。またその配線が、可動部への配
線となるため、配線抵抗による動作不良や断線などの問
題が生じていた。
【0004】本発明では、以上のような問題点を解決す
るものであり、その目的とするところは、前記吸着ヘッ
ドを、接地することにより、半導体パッケ−ジなどのよ
うな、静電気に対して弱いもの、帯電しやすいものを吸
着搬送する際に、帯電させにくくし、静電破壊などから
保護することを特徴とする、搬送装置を確立することで
ある。
るものであり、その目的とするところは、前記吸着ヘッ
ドを、接地することにより、半導体パッケ−ジなどのよ
うな、静電気に対して弱いもの、帯電しやすいものを吸
着搬送する際に、帯電させにくくし、静電破壊などから
保護することを特徴とする、搬送装置を確立することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の吸着ヘッドで
は、2枚の金属製の板バネを組合せ、平行リンクを構成
させたものにし、前記スライドベアリングなどの、グリ
ースなどの油膜で、電気的に導通がとれないものを排除
し、吸着ヘッドの電気的導通をとり、前記接地用配線を
排除することを特徴とする。
は、2枚の金属製の板バネを組合せ、平行リンクを構成
させたものにし、前記スライドベアリングなどの、グリ
ースなどの油膜で、電気的に導通がとれないものを排除
し、吸着ヘッドの電気的導通をとり、前記接地用配線を
排除することを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下実施例に基づいて、本発明を説明する。
【0007】図1(a)は、本発明の吸着ヘッドを利用
した、移載装置の正面図である。半導体パッケ−ジ12
を、吸着パッド11により吸い上げ、上下移動用シリン
ダ−14、及び上下移動用ガイド17と、前後移動用シ
リンダ−13、及び前後移動用ガイド16により移載す
る装置である。吸着パッド11は、真空用配管15につ
ながれ、半導体パッケ−ジ12を吸い上げる。
した、移載装置の正面図である。半導体パッケ−ジ12
を、吸着パッド11により吸い上げ、上下移動用シリン
ダ−14、及び上下移動用ガイド17と、前後移動用シ
リンダ−13、及び前後移動用ガイド16により移載す
る装置である。吸着パッド11は、真空用配管15につ
ながれ、半導体パッケ−ジ12を吸い上げる。
【0008】また図1(b)は、本発明の吸着ヘッド詳
細図である。導電性材質(金属)の吸着パッド11を、
2枚の金属性板バネ18で、スペ−サ−19を挟み込ん
で固定することにより、平行リンクを構成した吸着ヘッ
ドの実施例である。
細図である。導電性材質(金属)の吸着パッド11を、
2枚の金属性板バネ18で、スペ−サ−19を挟み込ん
で固定することにより、平行リンクを構成した吸着ヘッ
ドの実施例である。
【0009】取付面に対し、金属性板バネ18によって
接触しているため、導電性材質の吸着パッド11との間
が、すなわち半導体パッケ−ジ12と取付面との間に、
電気的導通がとれ、従来の吸着ヘッド図2のように、接
地用配線25を設置することなく、半導体パッケ−ジな
どのような、静電気に対して弱いもの、帯電しやすいも
のを、静電破壊や帯電をおこさないで、吸着搬送するこ
とが出来る。。
接触しているため、導電性材質の吸着パッド11との間
が、すなわち半導体パッケ−ジ12と取付面との間に、
電気的導通がとれ、従来の吸着ヘッド図2のように、接
地用配線25を設置することなく、半導体パッケ−ジな
どのような、静電気に対して弱いもの、帯電しやすいも
のを、静電破壊や帯電をおこさないで、吸着搬送するこ
とが出来る。。
【0010】さらに、2枚の金属性板バネ18で固定し
ているため、回転方向の廻り止め機能をつけなくても、
吸着物である半導体パッケ−ジ12の、位置精度および
搬送途中の姿勢の維持が可能となる。
ているため、回転方向の廻り止め機能をつけなくても、
吸着物である半導体パッケ−ジ12の、位置精度および
搬送途中の姿勢の維持が可能となる。
【0011】また、吸着パッド11が、2枚の金属性板
バネ18で固定しているため、スライドするときに、摺
動箇所がなく、発塵を嫌う半導体製造工程には有効な、
吸着ヘッドとなる。
バネ18で固定しているため、スライドするときに、摺
動箇所がなく、発塵を嫌う半導体製造工程には有効な、
吸着ヘッドとなる。
【0012】図3は、金属性吸着パッドのかわりに、導
電性シリコンゴムや導電性ニトリルゴムでできた、吸着
ゴムパッド31を設置した吸着ヘッドの実施例である。
電性シリコンゴムや導電性ニトリルゴムでできた、吸着
ゴムパッド31を設置した吸着ヘッドの実施例である。
【0013】この実施例の場合、数箇所で同時に吸着す
る場合や、吸着面の粗いものに対して有利である。
る場合や、吸着面の粗いものに対して有利である。
【0014】
【発明の効果】本発明の吸着ヘッドは、以上説明したよ
うに、吸着ヘッドをとりつけるだけで、電気的導通がと
れ、半導体パッケ−ジなどのような、静電気に対して弱
いもの、帯電しやすいものを、静電破壊や帯電をおこさ
ないで、吸着搬送することが出来る。
うに、吸着ヘッドをとりつけるだけで、電気的導通がと
れ、半導体パッケ−ジなどのような、静電気に対して弱
いもの、帯電しやすいものを、静電破壊や帯電をおこさ
ないで、吸着搬送することが出来る。
【図1】(a)本発明の吸着ヘッドを利用した移載装置
の正面図。 (b)本発明の吸着ヘッドの詳細図。
の正面図。 (b)本発明の吸着ヘッドの詳細図。
【図2】従来例での吸着ヘッドの正面図。
【図3】本発明の別の実施例での吸着ヘッドの正面図。
11・・・・・ 吸着パッド 12・・・・・ 半導体パッケ−ジ 13・・・・・ 前後移動用シリンダ− 14・・・・・ 上下移動用シリンダ− 15・・・・・ 真空用配管 16・・・・・ 前後移動用ガイド 17・・・・・ 上下移動用ガイド 18・・・・・ 金属性板バネ 19・・・・・ スペ−サ− 21・・・・・ スライドベアリング 22・・・・・ スライドシャフト 23・・・・・ スプリング 24・・・・・ 吸着パッド 25・・・・・ 接地用配線 31・・・・・ 導電性ゴムパッド
Claims (1)
- 【請求項1】半導体パッケ−ジなどのような、静電気に
対して弱いもの、帯電しやすいものを、搬送する際に於
いて、接地対策が施せることを特徴とする吸着ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23811791A JPH0577185A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 吸着ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23811791A JPH0577185A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 吸着ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577185A true JPH0577185A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17025436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23811791A Pending JPH0577185A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 吸着ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0577185A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10249772A (ja) * | 1997-03-12 | 1998-09-22 | Fujitsu Ltd | 吸着装置 |
CN107877483A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-04-06 | 倪立秧 | 一种全自动呼吸内科医疗玻璃器具吸取装置 |
US20220013844A1 (en) * | 2020-07-13 | 2022-01-13 | Sk Innovation Co., Ltd. | Taping apparatus and method for secondary battery |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP23811791A patent/JPH0577185A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10249772A (ja) * | 1997-03-12 | 1998-09-22 | Fujitsu Ltd | 吸着装置 |
CN107877483A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-04-06 | 倪立秧 | 一种全自动呼吸内科医疗玻璃器具吸取装置 |
US20220013844A1 (en) * | 2020-07-13 | 2022-01-13 | Sk Innovation Co., Ltd. | Taping apparatus and method for secondary battery |
US11909060B2 (en) * | 2020-07-13 | 2024-02-20 | Sk On Co., Ltd. | Taping apparatus and method for secondary battery |
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