JPH0577150A - ボール研磨機 - Google Patents
ボール研磨機Info
- Publication number
- JPH0577150A JPH0577150A JP3269099A JP26909991A JPH0577150A JP H0577150 A JPH0577150 A JP H0577150A JP 3269099 A JP3269099 A JP 3269099A JP 26909991 A JP26909991 A JP 26909991A JP H0577150 A JPH0577150 A JP H0577150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- polishing machine
- fixed plate
- spiral guide
- balls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セラミックス特に窒化ケイ素のような硬度の
高いボールの研磨に適したボール研磨機を提供する。 【構成】 固定盤と該固定盤に対面する平盤回転砥石と
を具備するボール研磨機であって、内面が平面である平
盤回転砥石に対面する固定盤がボール転動用のうず巻き
ガイドおよび該うず巻きガイドの最内側に固定盤を導通
したボール送入用入口および該うず巻きガイドの最外側
にボール排出用出口を有し、排出用出口から排出された
ボールが循環してボール送入用入口から供給されること
からなるボール研磨機。
高いボールの研磨に適したボール研磨機を提供する。 【構成】 固定盤と該固定盤に対面する平盤回転砥石と
を具備するボール研磨機であって、内面が平面である平
盤回転砥石に対面する固定盤がボール転動用のうず巻き
ガイドおよび該うず巻きガイドの最内側に固定盤を導通
したボール送入用入口および該うず巻きガイドの最外側
にボール排出用出口を有し、排出用出口から排出された
ボールが循環してボール送入用入口から供給されること
からなるボール研磨機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、硬度の高いボール用研
磨機に関する。さらに詳しくは、特に硬度の高いセラミ
ックスを真球度が高く、研磨速度が早く研磨できかつ保
守の容易なボール研磨機に関する。
磨機に関する。さらに詳しくは、特に硬度の高いセラミ
ックスを真球度が高く、研磨速度が早く研磨できかつ保
守の容易なボール研磨機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来各種セラミックスのボール例えば窒
化ケイ素、酸化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化ジルコ
ニウム等の焼結体ボールは、固定盤および回転砥石に同
心円の溝を付け、ボールはこの溝を転動して研磨される
のが通常であった。図３および図４は従来一般的に使用
されてきた研磨機の概略説明図である。
化ケイ素、酸化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化ジルコ
ニウム等の焼結体ボールは、固定盤および回転砥石に同
心円の溝を付け、ボールはこの溝を転動して研磨される
のが通常であった。図３および図４は従来一般的に使用
されてきた研磨機の概略説明図である。
【０００３】図３および図４に示すように、一般に金属
製である固定盤１に数条の同心円の溝２を刻み、該溝２
と対応する位置にＵ字形溝３を刻んだ砥石４が配置され
ている。砥石４の回転により、ボール５は、溝２により
案内されながら転動し、砥石４により研磨されながら、
同心円状の溝２を一周してボール出口６から排出され
る。排出されたボール６は、コンベア７上で混合されな
がら、異なる溝２にボール入口８から供給される。かか
る操作を繰り返すことにより、真球度が高く、径差の小
さい研磨ボールが得られる。
製である固定盤１に数条の同心円の溝２を刻み、該溝２
と対応する位置にＵ字形溝３を刻んだ砥石４が配置され
ている。砥石４の回転により、ボール５は、溝２により
案内されながら転動し、砥石４により研磨されながら、
同心円状の溝２を一周してボール出口６から排出され
る。排出されたボール６は、コンベア７上で混合されな
がら、異なる溝２にボール入口８から供給される。かか
る操作を繰り返すことにより、真球度が高く、径差の小
さい研磨ボールが得られる。
【０００４】しかしセラミックス例えば窒化ケイ素のよ
うな特に硬度の高いボールにあっては、砥石の研磨面は
特に硬度の高いものが要求される。従来砥石として使用
されてきた炭化ケイ素、アルミナ等のセラミックスで
は、研磨速度が遅く、生産性の面からみて不十分であっ
た。ダイヤモンドのような硬度の高い研磨材が研磨面に
使用されているが、Ｕ字形溝が摩耗してきたときの目立
て研磨に時間がかかること、未利用部分が多く高価につ
くこと等の問題があった。
うな特に硬度の高いボールにあっては、砥石の研磨面は
特に硬度の高いものが要求される。従来砥石として使用
されてきた炭化ケイ素、アルミナ等のセラミックスで
は、研磨速度が遅く、生産性の面からみて不十分であっ
た。ダイヤモンドのような硬度の高い研磨材が研磨面に
使用されているが、Ｕ字形溝が摩耗してきたときの目立
て研磨に時間がかかること、未利用部分が多く高価につ
くこと等の問題があった。
【０００５】即ち、従来の研磨機は、硬度の高いボール
の研磨用として開発されてきたものではあるが、窒化ケ
イ素のような特に硬度の高いボール研磨機に対する要望
を十分に満たすものではなく、かかる要望を満たす研磨
機の開発に対する要求は非常に強いものがあった。
の研磨用として開発されてきたものではあるが、窒化ケ
イ素のような特に硬度の高いボール研磨機に対する要望
を十分に満たすものではなく、かかる要望を満たす研磨
機の開発に対する要求は非常に強いものがあった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、セラミック
ス特に窒化ケイ素のような硬度の高いボールの研磨に適
したボール研磨機の提供を目的とする。
ス特に窒化ケイ素のような硬度の高いボールの研磨に適
したボール研磨機の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定盤と該固
定盤に対面する平盤回転砥石とを具備するボール研磨機
であって、内面が平面である平盤回転砥石に対面する固
定盤がボール転動用のうず巻きガイドおよび該うず巻き
ガイドの最内側に固定盤を導通したボール送入用入口お
よび該うず巻きガイドの最外側にボール排出用出口を有
し、排出用出口から排出されたボールが循環してボール
送入用入口から供給されることからなるボール研磨機を
提供する。
定盤に対面する平盤回転砥石とを具備するボール研磨機
であって、内面が平面である平盤回転砥石に対面する固
定盤がボール転動用のうず巻きガイドおよび該うず巻き
ガイドの最内側に固定盤を導通したボール送入用入口お
よび該うず巻きガイドの最外側にボール排出用出口を有
し、排出用出口から排出されたボールが循環してボール
送入用入口から供給されることからなるボール研磨機を
提供する。
【０００８】以下本発明を添付図面に基づいて詳細に説
明する。図１および図２は、本発明のボール研磨機を示
す説明図および固定盤の内面側を示す説明図である。固
定盤１１に対面して平盤回転砥石１２が設置される。固
定盤１１と平盤回転砥石１２との間には、適宜の圧力を
かけられるような加圧手段（図示せず）を設ける。固定
盤１１には、冷却、洗浄、防錆用の研磨液を供給するた
めの供給口を設ける（図示せず）。固定盤１１の内面側
は図２に示すように、ボールを案内するうず巻きガイド
１３を設ける。該うず巻きガイド１３の溝は、凹型でも
よいが、Ｕ字型が好ましい。該うず巻きガイド１３は該
固定盤の中心部近傍に設けられたボール入口１４から始
まって、うず巻き状の形状をしながら該固定盤の円周部
に設けられたボール排出口１５で終わっている。ボール
入口１４は固定盤を導通して設けられている。ボール排
出口１５から排出されたボールは、案内通路１６を通っ
てボールホッパー１７に供給される。ボールホッパー１
７は、底部を回転体とし、ボールをボールホッパー内で
混合するようにしてもよい。また底部が回転体であるこ
とは、ボール流れの変動の吸収とバッチ量調節のために
も好ましい。ボールはボールホッパー１７から案内通路
１８を経てボール入口１４に供給される。平盤回転砥石
１２の内面側には、ダイヤモンドのような研磨材の層１
９を設置するのが好ましい。なお図示した研磨機は軸が
縦型であるが、軸を横型にしてもよい。
明する。図１および図２は、本発明のボール研磨機を示
す説明図および固定盤の内面側を示す説明図である。固
定盤１１に対面して平盤回転砥石１２が設置される。固
定盤１１と平盤回転砥石１２との間には、適宜の圧力を
かけられるような加圧手段（図示せず）を設ける。固定
盤１１には、冷却、洗浄、防錆用の研磨液を供給するた
めの供給口を設ける（図示せず）。固定盤１１の内面側
は図２に示すように、ボールを案内するうず巻きガイド
１３を設ける。該うず巻きガイド１３の溝は、凹型でも
よいが、Ｕ字型が好ましい。該うず巻きガイド１３は該
固定盤の中心部近傍に設けられたボール入口１４から始
まって、うず巻き状の形状をしながら該固定盤の円周部
に設けられたボール排出口１５で終わっている。ボール
入口１４は固定盤を導通して設けられている。ボール排
出口１５から排出されたボールは、案内通路１６を通っ
てボールホッパー１７に供給される。ボールホッパー１
７は、底部を回転体とし、ボールをボールホッパー内で
混合するようにしてもよい。また底部が回転体であるこ
とは、ボール流れの変動の吸収とバッチ量調節のために
も好ましい。ボールはボールホッパー１７から案内通路
１８を経てボール入口１４に供給される。平盤回転砥石
１２の内面側には、ダイヤモンドのような研磨材の層１
９を設置するのが好ましい。なお図示した研磨機は軸が
縦型であるが、軸を横型にしてもよい。
【０００９】以下本発明のボール研磨機についてその作
用を説明する。ボール入口１４からうず巻きガイド１３
に供給されたボール２０は、平盤回転砥石１２の回転に
より、転動および摺動による研磨を経ながらボール排出
口１５に移動する。ボール排出口１５から排出されたボ
ールは、案内通路１６、１８およびボールホッパー１７
を経て再度ボール入口に供給される。上記の工程はボー
ルが適度に研磨されるまで繰り返される。
用を説明する。ボール入口１４からうず巻きガイド１３
に供給されたボール２０は、平盤回転砥石１２の回転に
より、転動および摺動による研磨を経ながらボール排出
口１５に移動する。ボール排出口１５から排出されたボ
ールは、案内通路１６、１８およびボールホッパー１７
を経て再度ボール入口に供給される。上記の工程はボー
ルが適度に研磨されるまで繰り返される。
【００１０】
【発明の効果】本発明のボール研磨機は、ボールがうず
巻き状ガイドにより案内されるため、砥石のほぼ全面が
研磨を実施することとなるので、全面が平均して摩耗す
るという利点を有する。平盤回転砥石の内面は平面であ
るから、例えばダイヤモンドのような高価な研磨材を内
面に層として設けても比較的安価である。また摩耗に伴
う研磨面の目立てあるいは芯出しの必要が特に無く交換
も容易に実施できる。
巻き状ガイドにより案内されるため、砥石のほぼ全面が
研磨を実施することとなるので、全面が平均して摩耗す
るという利点を有する。平盤回転砥石の内面は平面であ
るから、例えばダイヤモンドのような高価な研磨材を内
面に層として設けても比較的安価である。また摩耗に伴
う研磨面の目立てあるいは芯出しの必要が特に無く交換
も容易に実施できる。
【図１】本発明のボール研磨機を示す説明図である。
【図２】固定盤の内面側を示す説明図である。
【図３】従来のボール研磨機を示す説明図である。
【図４】従来のボール研磨機を示す説明図である。
１１ 固定盤 １２ 平盤回転砥石 １３ うず巻きガイド １４ ボール入口 １５ ボール排出口 １９ 研磨材の層
Claims (1)
- 【請求項１】 固定盤と該固定盤に対面する平盤回転砥
石とを具備するボール研磨機であって、内面が平面であ
る平盤回転砥石に対面する固定盤がボール転動用のうず
巻きガイドおよび該うず巻きガイドの最内側に固定盤を
導通したボール送入用入口および該うず巻きガイドの最
外側にボール排出用出口を有し、排出用出口から排出さ
れたボールが循環してボール送入用入口から供給される
ことを特徴とするボール研磨機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269099A JPH0577150A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ボール研磨機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269099A JPH0577150A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ボール研磨機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577150A true JPH0577150A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17467661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3269099A Pending JPH0577150A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ボール研磨機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577150A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5921851A (en) * | 1996-04-08 | 1999-07-13 | Nsk Ltd. | Sphere polisher |
| JP2007222988A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Ntn Corp | ラッピング加工方法および加工装置 |
| KR100864149B1 (ko) * | 2007-04-05 | 2008-10-16 | 이원근 | 구형 볼 연마 방법 및 구형 볼 연마 장치 |
| JP2012056081A (ja) * | 2011-12-20 | 2012-03-22 | Ntn Corp | ラッピング加工方法および加工装置 |
| CN105415140A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-03-23 | 芜湖市恒浩机械制造有限公司 | 一种球阀球体的端面磨削装置 |
| IT201700079098A1 (it) * | 2017-07-13 | 2019-01-13 | Gold Art S R L | Rullatrice automatica, in particolare per oreficeria e argenteria |
| CN115194638A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-10-18 | 浙江工业大学 | 一种下置式变曲率沟槽球体循环研磨装置及方法 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3269099A patent/JPH0577150A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5921851A (en) * | 1996-04-08 | 1999-07-13 | Nsk Ltd. | Sphere polisher |
| JP2007222988A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Ntn Corp | ラッピング加工方法および加工装置 |
| KR100864149B1 (ko) * | 2007-04-05 | 2008-10-16 | 이원근 | 구형 볼 연마 방법 및 구형 볼 연마 장치 |
| JP2012056081A (ja) * | 2011-12-20 | 2012-03-22 | Ntn Corp | ラッピング加工方法および加工装置 |
| CN105415140A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-03-23 | 芜湖市恒浩机械制造有限公司 | 一种球阀球体的端面磨削装置 |
| IT201700079098A1 (it) * | 2017-07-13 | 2019-01-13 | Gold Art S R L | Rullatrice automatica, in particolare per oreficeria e argenteria |
| CN115194638A (zh) * | 2022-08-03 | 2022-10-18 | 浙江工业大学 | 一种下置式变曲率沟槽球体循环研磨装置及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060203 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20071212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071225 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081111 |