JPH0577055U - 収納部付きキャップ - Google Patents

収納部付きキャップ

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JPH0577055U
JPH0577055U JP1859492U JP1859492U JPH0577055U JP H0577055 U JPH0577055 U JP H0577055U JP 1859492 U JP1859492 U JP 1859492U JP 1859492 U JP1859492 U JP 1859492U JP H0577055 U JPH0577055 U JP H0577055U
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opening
container
spout
lid
cap
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JP1859492U
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賀孝 西平
徳生 林田
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容器に装着し、蓋体を作動させるだけで、収納
部を開口し、収納物を容器内へ移動させることのできる
収納部付きキャップを得ること。 【構成】容器口部に装着するための首部3と、容器への
装着時に容器と連通する開口部4aを塞いだ収納部4と
を有する注出具本体イと、この注出具本体イに係合する
蓋体ハとから成り、更に前記蓋体ハの作動により前記開
口部4aを開口する開口手段を具備した収納部付きキャ
ップ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は詰め替え用のプラスチックボトル等の容器本体に装着するキャップに 関するもので、特には、キャップ内に収納部を有しこの収納部に濃縮液や薬剤等 を収納しておき、容器本体に装着しキャップを作動させることでこれらの濃縮液 や薬剤等を容器本体内に混入することができるキャップである。
【0002】
【従来の技術】
最近は環境問題がクローズアップされ、資源の有効利用という観点からプラス チック製品のリサイクル運動や容器のリユース(容器の再利用)運動が盛んにな っている。こうした社会背景のもとで同じ容器を何度も使える詰め替え容器の需 要が延びている。この詰め替え容器としては、従来は合成樹脂製の袋(スタンデ ィングパウチ)や、紙箱の中に合成樹脂製の袋を収容して口栓をつけたもの(バ ックインボックス)等が用いられ、この詰め替え容器の中身を使用時に容器に詰 め替えて使われていた。
【0003】 しかし、このような詰め替え容器では、別途用意された詰め替え容器に入った 内容液をそっくり容器に詰め替えるため、詰め替えの作業時に内容液が外へこぼ れやすく手を汚すおそれがあり、消費者がこの詰め替えの手間を嫌い、せっかく 詰め替え用の商品が用意してあるにも係わらず、従前のように容器ごと買い換え るという無駄なことが行われていた。
【0004】 また、詰め替え容器を用いたとしても、容量が大きいと嵩が大きくなり、保管 や輸送等に広い場所が必要であるといった問題もあり、これを解決する手段とし て、濃縮液を用いて販売することにより、保管や輸送時のスペースの削減を図る 手段がとられている。
【0005】 この一例として、図22に示す容器は、収納物を収納した第一容器201 に 、収 納物を収納した第二容器202 を装着することにより、第一容器201 に形成された 開封手段203 が第二容器202 の底部204 を破って開口させ、第二容器202 の収納 物を第一容器201 に移動させて二種類の収納物を混合するものである(実開平1 −132571号公報参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の容器では、第二容器202 を第一容器201 に押し込むことに よって第一容器201 の開封手段203 が第二容器202 の底部204 を破るものである から、第一容器201 と第二容器202 とは別個に保管しておく必要があり、混合前 に底部204 が破損し内容物が漏れるおそれがあるため、底部204 はある程度の強 度が必要となり、完全に開封するためには強い力が必要とされていた。また、第 一容器201 には別途開封手段を取りつける必要があり、手間がかかるという問題 点もあった。
【0007】 そこで本考案は従来のような詰め替え作業の手間を省いて詰め替え作業に伴う 不都合を解消し、更には、何ら別部材を必要とせずに、容易に収納部を開口でき る、混合容器のためのキャップを得ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するために、次のようなキャップを提供する。即ち 、容器口部に装着するための首部と、容器への装着時に容器と連通する開口部を 塞いだ収納部とを有する注出具本体と、この注出具本体に係合する蓋体とから成 り、更に前記蓋体の作動により前記開口部を開口する開口手段を具備した収納部 付きキャップである。
【0009】 また、容器口部に装着するための首部と、容器への装着時に容器と連通する開 口部を塞いだ収納部とを有し、この収納部内に前記開口部に対向する位置に破壊 部を有する開封具を具備した注出具本体と、この注出具本体に螺着する蓋体とか ら成り、この蓋体に、蓋体の上動または回転時に前記開封具を押し下げ開口部を 開口可能とする押し下げ部材を設けた収納部付きキャップである。
【0010】 また、容器口部に装着するための首部と、容器への装着時に容器と連通する開 口部を塞いだ収納部とを有し、この収納部内に前記開口部に対向する位置に破壊 部を有する開封具を具備した注出具本体と、この注出具本体に螺着する蓋体と、 この蓋体を一定位置に保持する取り外し可能なストッパーとから成り、前記蓋体 に、蓋体の下動時に前記開封具を押し下げ開口部を開口可能とする押し下げ部材 を設けた収納部付きキャップである。
【0011】 そしてこの開封具は、前記注出具本体の内壁から横方向へ、薄肉ヒンジ部を介 して一体に設けることも可能であるし、蓋体に一体的に設けることも可能である 。
【0012】 また、容器口部に装着するための首部と、容器への装着時に容器と連通する開 口部を塞いだ収納部とを有する注出具本体と、この注出具本体に螺着する蓋体と から成り、この蓋体の天部に、蓋体の回転時に前記開口部を開口可能とする開口 部材を設けた収納部付きキャップである。
【0013】
【作用】
本考案によれば、注出具本体に装着された蓋体を作動させると、収納部の開口 部が開口される。 そして特に請求項2に記載された本考案によれば、蓋体を上動あるいは回転さ せると、蓋体の押し下げ部材が開封具を押し下げ、この開封具の破壊部により収 納部の開口部が開口される。 請求項3に記載された本考案によれば、まずストッパーを取り外し、蓋体を下 動させると、蓋体の押し下げ部材が開封具を押し下げ、この開封具の破壊部によ り収納部の開口部が開口される。 請求項4に記載された本考案によれば、蓋体を上動あるいは回転させると、も しくはストッパーを取り外して下動させると、蓋体の押し下げ部材が開封具を押 し下げ、この開封具の破壊部により収納部の開口部が開口される。 請求項5に記載された本考案によれば、ストッパーを取り外して蓋体を下動さ せると、蓋体に設けられた開封具の破壊部により収納部の開口部が開口される。 請求項6に記載された本考案によれば、蓋体を回転させると、蓋体と共に開口 部材が回転し、このねじれの力により開口部が開口される。
【0014】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する。まず図1及び図2に本 考案の基本的な構成を持ったキャップを模式的に示す。 図1において注出具本体イは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連 設し、この張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けて なるものである。
【0015】 収納部4は、注出口部1を側壁とし開口部4aを底壁として囲まれた部分であ り、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することによ り開口部4aが塞がれている。このフィルム5の材質としては切り易さを考慮す るとアルミニウムを積層したフィルムが適当である。
【0016】 この収納部4内に開封具ロを具備し、蓋体Cを上動、下動、あるいは単に回転 させて、この開封具ロにより収納部の開口部を開口する。
【0017】 蓋体ハは、天部6と側壁7とからなり、側壁7の内面に、注出口部1の首部に 螺合するための構成を備えている。
【0018】 次に、図2のキャップは、収納部4の開口部4aを塞ぐ構成の他実施例である 。即ち、図2において注出具本体イは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部 2を連設し、この張出部2に薄肉部4bを有する天部4cを一体的に設け、かつ 張出部2の端部から下方へ容器口部1に螺着するための首部3を設けたものであ る。
【0019】 収納部4は、注出口部1を側壁とし開口部4aを底壁として囲まれた部分であ り、開口部4aにあたる天部4c上の薄肉部4bは図1のフィルム5に比べれば 若干切りにくいが、後述する開封具によって容易に破断可能な程度にハーフカッ トが入れてある。この他の構成は図1に示した実施例と全く同一であり、作用効 果も同一である。
【0020】 図3において、容器本体ホは、容器本体の上部を絞り込み縮径した開口8を形 成する口部9を有しており、また口部9の外周に螺子部を有しており注出具本体 イの首部3を螺着することができる。
【0021】 従って、注出具本体イを装着後、収納部4の開口部4aを塞いでいるフィルム 5(あるいは天部4c)を取り除いてやれば、収納部4の開口部4aと容器本体 ホの開口8とが対向しているので連通させることができる。
【0022】 この容器本体ホ内には水等の溶媒Wが収容され、一方キャップの収納部4内に は粉体、粒体あるいは液体からなる薬や調味料やスポーツ飲料等の溶質Pが充填 、密封されている。
【0023】 開封具ロについては後で詳述するためここではその作用についても説明を控え るが、種々の開封具ロにより収納部4のフィルム5(または天部4cの薄肉部4 b)が破断されると、開口部4aが開口し、収納部4内に収納されていた溶質P (粉体、粒体、液体)が容器本体内へと落下する。そして溶媒Wである液体の中 で容易に溶け出し、容器本体ホ内には溶質Pが溶媒Wに溶け込んだ混合液ができ あがる。
【0024】 従って、本考案にかかるキャップは、詰め替え用容器に対して特に有用である 。例えば、予めディスペンサーを装着したボトルに混合液が収容され販売される 場合、これまではディスペンサーを普通のキャップに付け替え、混合液を収容し た詰め替えボトルが用意されていた。しかし、混合液の溶媒が家庭で入手できる もの(例えば水等)であった場合、ここで本考案のキャップを用いれば、ディス ペンサーのみならずボトルも再利用することが可能となる。つまり詰め替えるの は溶質のみで良いということになり、小さな容量のキャップだけを生産すればよ いので大幅な資源節約に寄与することができるのである。また、小さなスペース で済むことから、輸送や保管スペース確保の面からも有利である。
【0025】 また、この混合液が、混合することにより経時的変化が著しくなるものである 場合、使用直前まで溶質と溶媒とを接触させずに保管できるので有利である。し かも溶質に手を触れることなく混合できるという効果をも有するものである。
【0026】 次に図4に、容器の他実施例を示す。 この容器は、容器本体ヘの上部に開口のある口部を2つ有する、いわゆる2口 ボトルである。この容器は、一方の口部10に、容器本体内の液体を噴射させるた めのトリガー11を取りつけることができ、他方の口部12に、収納部付きキャップ を取りつけることができる。そして、収納部付きキャップを取りつけた口部10か ら溶質Pを容器本体ヘ内へと移動させ、容器本体ヘ内の溶媒Wに混合させた混合 液を形成し、この混合液をトリガー11によって噴射させることができるものであ る。
【0027】 上述した基本的構成を持ったキャップにおける、収納部4の開口部4aを開口 させるための構成は種々考えられるので、以下にその実施例を示すが、それらは 大きく分けると4つのグループに分かれる。
【0028】 第1のグループは注出具本体と、蓋体と、蓋体の天面に垂設された押し下げ部 材と、この押し下げ部材と連動する開封具とからなるもので、具体的には図5〜 図12(第1実施例〜第8実施例)に示すような構成を持ち、
【0029】 第2のグループは蓋体と、蓋体の天面に垂設された押し下げ部材と、注出具本 体と、注出具本体に連設された開封具とからなるもので、具体的には図13〜図 15(第9実施例〜第11実施例)に示すような構成を持ち、
【0030】 第3のグループは蓋体と、蓋体の天面に垂設された開封具と、注出具本体とか らなるもので、具体的には図16〜図19(第12実施例〜第15実施例)に示 すような構成を持ち、
【0031】 第4のグループは蓋体と、蓋体の天面に垂設した開封具と注出具本体とからな るもので、具体的には図20〜図21(第16〜第17実施例)に示すような構 成を持つ。
【0032】 ただし図1に示すキャップと図2に示すキャップとは、収納部4の底壁がフィ ルム5であるか、薄肉部4bを有する天部4cであるかという点で相違している だけであるから、図5以下の実施例は基本的構成として図1に示したような、フ ィルム5を貼着して開口部4aを塞いだ収納部4を有する実施例であるが、基本 的構成として図2のように、張出部2に薄肉部4bを有する天部4cを一体的に 設けたものを用いることを選択できることは、言うまでもない。
【0033】 以下図5〜図15までは第1のグループの実施例である。
【0034】 <第1実施例> 図5のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した筒状刃ロと、注出 口部1に螺着する蓋体ハとから成る。
【0035】 そして蓋体ハの天部6に板状の係止体16を垂設している。 筒状刃ロの略中央には仕切17を設けて、空気流入路18と内容物流出路19とを形 成している。
【0036】 また、筒状刃ロの内壁に、係止体16が上下に摺動する、縦溝状の一対の係止溝 部20を設けている。
【0037】 この筒状刃ロは、注出口部1の内螺子21に対応する外螺子22を有し、この外螺 子22は、注出口部1の外螺子21aと逆方向にねじ切られている。
【0038】 次に、本実施例の作用について説明する。蓋体ハを開回転させると、係止体16 が係止溝部20に係止しているため、蓋体ハの回転と共に筒状刃ロが回転する。 そして、筒状刃ロの外螺子22が、注出口部1の外螺子21aと逆方向にねじ切ら れているため、蓋体ハの上動とは反対に、筒状刃ロが降下してフィルム5を破り 開口する。
【0039】 また、筒状刃ロに仕切17が設けられているので、内容物の注出時に仕切られた 一方が空気流入路となり、他方が内容物流出路となって、脈動せずに、スムーズ に注出することが可能となる。
【0040】 <第2実施例> 図6のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、内側 方向に係止張出部23を設け、この張出部2の端部から下方へ容器口部9に螺着す るための首部3を設けた注出具本体イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断 容易なフィルム5を貼着することにより開口部4aを封止した収納部4と、収納 部4内に具備した筒状刃ロと、注出口部1に螺着する蓋体ハとから成る。
【0041】 そして筒状刃ロが柱体25を有し、蓋体ハは天部中央から垂下し、柱体25に入り 込む案内筒26を有している。
【0042】 この案内筒26が、柱体25の内螺子24と螺合する外螺子27を有し、この外螺子27 は注出口部1の外螺子1aと同方向にねじ切られている。
【0043】 また、筒状刃ロの上縁外壁に突起28を設け、かつ下縁の近傍に係止突起29を設 けている。
【0044】 他方、注出口部1の内壁には、突起28が上下に摺動する縦溝30を設けている。
【0045】 次に本実施例の作用について説明する。蓋体ハを開回転させると、筒状刃ロの 突起28が注出口部1の縦溝30に係止されているため、筒状刃ロが回転しない状態 で蓋体ハのみが上動する。
【0046】 そして案内筒26の外螺子27が、注出口部1の外螺子1aと同方向にねじ切られ ているため、蓋体ハ(案内筒26)の上動とは反対に、筒状刃ロが注出口部1の縦 溝30に沿って降下してフィルム5を破り開口する。
【0047】 一旦降下した筒状刃ロは係止突起29により注出口部1の係止張出部23に係止さ れるので、容器本体内へ落ち入るおそれがない。
【0048】 なお、案内筒26の外螺子27を、注出口部1の外螺子1aよりも大きいピッチで 設けておけば、筒状刃ロが降下するストロークが大きくなるため、確実にフィル ム5を開口することができる。
【0049】 <第3実施例> 図7のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した筒状刃ロと、注出 口部1に螺着する蓋体ハとから成る。
【0050】 そして蓋体ハの天部6に係止体31を垂設し、他方、筒状刃ロの内壁に、この係 止体31に当接する係止突起32を設けている。
【0051】 また、筒状刃ロが、注出口部1の内螺子33と螺合する外螺子34を有し、この外 螺子34は、注出口部の外螺子1aと逆方向にねじ切られている。
【0052】 次に、本実施例の作用について説明する。蓋体ハを開回転させると、係止体31 が係止突起32に当接するため、筒状刃ロも回転する。 そして、筒状刃ロの外螺子34と、注出口部1の外螺子1aとが、逆方向にねじ 切られているため、蓋体ハの上動とは反対に、筒状刃ロが降下してフィルム5を 破り開口する。
【0053】 <第4実施例> 図8のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した筒状刃ロと、注出 口部1に螺着する蓋体ハとから成る。
【0054】 そして蓋体ハの天部6から案内筒57を垂設している。この案内筒57は雄ねじ部 59を有し、この雄ねじ部59は、注出口部1の外螺子58と同方向にねじ切られてい る。
【0055】 また、注出口部1の内壁に、凸部62を設け、他方、筒状刃ロの外壁に、凸部62 が上下に摺動する、一対の案内溝61を設けている。
【0056】 次に、本実施例の作用について説明する。蓋体ハを開回転させると、筒状刃ロ の案内溝61と、注出口部1の凸部62が係合しているため、筒状刃ロは回転しない 状態で蓋体ハのみが上動する。
【0057】 そして案内筒57の雄ねじ部59が、注出口部1の外螺子58と同方向にねじ切られ ているため、蓋体ハ(案内筒57)の上動とは反対に、筒状刃ロが、注出口部1の 凸部62に沿って降下して、フィルム5を破り開口する。
【0058】 なお、案内筒57の雄ねじ部59の螺子のピッチを、注出口部1の外螺子58のピッ チよりも大きいピッチで設けておけば、筒状刃ロが降下するストロークが大きく なるため、確実にフィルム5を開口することができる。(蓋体ハが完全に外れる 前に筒状刃ロが降下してフィルム5を破り開口する)。
【0059】 また、筒状刃ロの外壁上端に、一対の縦溝を有する環状突条を設け、注出口部 1の内壁には、この縦溝に係合する縦リブを設けると共に、環状突条の上下端を 係止する環状係止リブを設けることもできる。
【0060】 この場合、筒状刃ロは下動した位置で、環状係止リブによって上下端が係止さ れるので、蓋体ハから抜け落ちたりする恐れがない。
【0061】 <第5実施例> 図9のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した筒状刃ロと、注出 口部1に螺着する蓋体ハとから成る。
【0062】 この蓋体ハの下端に、薄肉部を介して、ストッパー77が設けられている。 そして、蓋体ハの天部6から押し下げ筒78を垂設している。
【0063】 また、筒状刃Bの外壁には凸条79を設け、他方、注出口部1の内壁に、凸条79 が上下に摺動する凹溝80を設けている。
【0064】 従って、ストッパー77を取り外し、蓋体ハを閉回転させると、押し下げ筒78の 下動により、筒状刃ロの凹溝80内を凸条79が摺動しつつ、筒状刃ロが降下してフ ィルム5を破り開口する。
【0065】 <第6実施例> 図10のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した筒状刃ロと、注出 口部1に螺着するヒンジ式蓋体ハとから成る。
【0066】 そしてヒンジ式蓋体ハは、注出口部1に螺合する外筒と、側壁上部66から垂設 した断面L字状の垂下片83を有している。
【0067】 この外筒の内壁下縁に設けられた突起81が、注出口部1の外壁下縁の凹溝82に 回動可能に係合されている。
【0068】 また注出口部1の内壁の内螺子84と、筒状刃ロの外螺子85とが螺合している。 更に、筒状刃ロの内壁上端に、垂下片83が上下動可能に係合する、突起86を設 けている。
【0069】 従ってヒンジ式蓋体ハを一方向へ回動させると、垂下片83が突起86に係合し、 ヒンジ式蓋体ハの回動と共に筒状刃ロも回動して、注出口部1の内螺子84に案内 されて筒状刃ロが降下し、フィルム5を破り開口する。再封する時にはヒンジ式 蓋体ハのヒンジ部87により閉じればよい。
【0070】 <第7実施例> 図11のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した筒状刃ロと、注出 口部1に螺着するヒンジ式蓋体ハとから成る。
【0071】 そしてヒンジ式蓋体ハは、注出口部1に螺合する外筒と、側壁上部66から垂設 した一対のL字状の垂下片92を有している。なお、この垂下片92の形状は、例え ば筒状であってもよい。
【0072】 この垂下片92には、筒状刃ロの内ねじ93と螺合する外ねじ92aを設けている。
【0073】 また、外筒の内壁下縁に突起88を設け、注出口部1の外壁に、この突起88に対 応する凹溝89を設けている。
【0074】 更に、筒状刃ロの外壁上縁に突起91を設け、他方、注出口部1の内壁に、突起 91が上下に摺動する縦溝90を設けている。
【0075】 次に本実施例の作用について説明する。ヒンジ式蓋体ハを回動させると、ヒン ジ式蓋体ハと共に、垂下片92が回動する。 そして筒状刃ロの内壁の内ねじ93と、垂下片92の外ねじ92aとが螺合している ので、筒状刃ロも回転しようとするが、突起91が注出口部1の縦溝90と係合して いるため、筒状刃ロが回転しない状態で降下し、フィルム5を破り開口する。再 封する時にはヒンジ式蓋体ハのヒンジ部94により閉じればよい。
【0076】 <第8実施例> 図12のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部を封止した収納部4と、収納部4内に具備した筒状刃ロと、注出口部 1に螺着する蓋体ハとから成る。
【0077】 そしてこの蓋体ハが、筒状刃ロの内側に挿入される案内筒95を有している。
【0078】 この案内筒95の外壁には、上縁から下縁にわたって、蓋体ハの開回転方向に上 り勾配で傾斜した案内斜面部96を設けている。
【0079】 他方、筒状刃ロには、この案内斜面部96に摺接し、かつ案内斜面部96と同一方 向に傾斜した摺接体97を設けている。
【0080】 また、筒状刃ロの上縁外壁に突起98を設け、注出口部1の内壁には、その間を 突起98が上下動可能な、複数の縦凸条99を設けている。
【0081】 蓋体ハの内壁の内ねじ100 は、注出口部1の外壁の外ねじ101 と螺合するよう に設けられている。
【0082】 注出口部1の外壁の外ねじ101 と、案内斜面部96及び摺接体97とは、同一方向 に傾斜しており、案内斜面部96及び摺接体97は、注出口部1の外壁の外ねじ101 よりも急な斜度を有している。
【0083】 次に本実施例の作用について説明する。蓋体ハを開回動させると、同一方向に 傾斜している案内斜面部96と摺接体97とが摺接状態にあるため、案内筒95も回転 する。そしてこの案内筒95の回転により、案内斜面部96と摺接体97との係合が解 かれ、筒状刃ロの突起98が縦凸条99に係合した状態で、回転することなく降下し てフィルム5を破り開口する。
【0084】 また、一旦降下した筒状刃ロは、案内斜面部96と摺接体97とが係合状態になく 、引き上げることができないため再封が容易であると共に、フィルム5の破断片 を筒状刃ロと注出口部1との間に巻き込んだりして完全に切断し、容器本体内へ 落とすおそれがない。
【0085】 次に図13から図15を用いて第2グループの実施例を説明する。
【0086】 <第9実施例> 図13のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を連設した注出具本 体イと、張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することにより開口部4 aを封止した収納部4と、注出口部1に螺合する蓋体ハとから成る。
【0087】 そして、注出口部1の内壁から横方向へ、薄肉ヒンジ部127 と凸部131 とを有 し、開封刃128 を垂設して成る開封体129 を設けている。
【0088】 他方、蓋体ハの天部6に、断面円弧状で下縁が下端に向かって傾斜している垂 下壁130 を設けている。この垂下壁130 は、蓋体ハを開回転させたときに、開封 体129 を押し下げ、ヒンジ部127 より折り曲げるものである。
【0089】 また、開封体129 上の透孔129 aと、注出口部1の内壁に設けられ、透孔129 aの下に位置する、係止片129 bとからなる係止装置を有している。
【0090】 次に本実施例の作用について説明する。蓋体ハを開回転させると、垂下壁130 が開封体129 を押し下げ、ヒンジ部127 より開封体129 を折り曲げて、垂下壁13 0 が凸部131 に当接する時点で完全に開封刃128 が押し込まれ、フィルム5を破 り開口する。
【0091】 そして、フィルム5を破った開封体129 は、垂下壁130 が凸部131 に当接した 時点で、係止装置の透孔129 aの内縁にて、凸部131 が係止片129 bに係止され 、開封刃128 の係止状態が保持される。
【0092】 <第10実施例> 図14のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を連設した注出具本 体イと、張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することにより開口部4 aを封止した収納部4と、注出口部1に装着するヒンジ式蓋体ハとから成る。
【0093】 そしてヒンジ式蓋体ハは、注出口部1に螺合する外筒と、側壁上部66から垂設 した垂下壁136 を有している。
【0094】 この垂下壁136 は、ヒンジ式蓋体ハを降下させたとき、開封体135 を押し、ヒ ンジ部より折り曲げるものである。
【0095】 ヒンジ式蓋体ハの外筒の下端に、薄肉部を介して、ストッパー132 を設けてい る。
【0096】 また、注出口部1の内壁から横方向へ、薄肉ヒンジ部133 を有し、かつ開封刃 134 を垂設して成る開封体135 を設けている。
【0097】 次に本実施例の作用について説明する。ストッパー132 を取り外し、ヒンジ式 蓋体ハを下動させると、垂下壁136 が開封体135 を押し下げ、開封刃134 がフィ ルム5を破り開口する。また、再封する時にはヒンジ式蓋体ハのヒンジ部により 容易に閉じることができる。
【0098】 <第11実施例> 図15のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を連設した注出具本 体イと、張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することにより開口部4 aを封止した収納部4と、注出口部1に回動可能に装着するヒンジ式蓋体ハとか ら成る。
【0099】 そしてヒンジ式蓋体ハは、注出口部1に螺合する外筒と、側壁上部66から垂設 した垂下壁140 を有している。
【0100】 この垂下壁140 は断面円弧状で下端に向かって傾斜しており、蓋体ハの回動時 に開封体139 に当接するものである。
【0101】 また、注出口部1の内壁から横方向へ、薄肉ヒンジ部137 を有しかつ開封刃13 8 を垂設して成る開封体139 を押し、ヒンジ部より折り曲げるものである。
【0102】 従って、ヒンジ式蓋体ハを回動させると、垂下壁140 が開封体139 を押し、薄 肉ヒンジ部137 より折り曲げ、開封刃138 がフィルム5を破り開口する。
【0103】 次に図16から図19を用いて第3グループの実施例を説明する。
【0104】 <第12実施例> 図16のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、注出口部1に螺着する蓋体ハとからなる 。
【0105】 この蓋体ハの天部6には開封刃142 を垂設している。 また、蓋体ハの下端に、薄肉部を介して、ストッパー141 を連設している。
【0106】 従って、ストッパー141 を取り外し、蓋体ハを閉回転させると開封刃142 が下 動し、フィルム5を破り開口する。
【0107】 <第13実施例> 図17のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した開封刃ロと、注出 口部1に螺着するヒンジ式蓋体ハとから成る。
【0108】 そしてヒンジ式蓋体ハは、注出口部1に螺合する外筒と、側壁上部66から垂設 した開封刃ロとを有している。
【0109】 また、張出部2の上に、ヒンジ式蓋体ハの外筒の外径よりも若干せまい内径を 持つ、複数の凸片からなるストッパー143 を設けている。このストッパー143 は 、例えば1つの凸片であってもよいし、筒状にして全周に設けてもよい。
【0110】 次に本実施例の作用について説明する。ストッパー143 を弾性に抗して外側へ 押し広げながら、ヒンジ式蓋体ハを降下させると、これと共に開封刃ロが降下し フィルム5を破り開口する。このため、不用意にヒンジ式蓋体ハが降下し開口さ れるのを防止できる。
【0111】 <第14実施例> 図18のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した開封刃ロと、注出 口部1に螺着するヒンジ式蓋体ハとから成る。
【0112】 そしてヒンジ式蓋体ハは、注出口部1に螺合する外筒と、側壁上部66から垂設 した開封刃ロとを有している。
【0113】 このヒンジ式蓋体ハの外筒の下端に、薄肉部144 を介してストッパー145 を連 設している。
【0114】 また、張出部2上に、ストッパー145 よりも外側の位置に支持体146 を立設し ている。
【0115】 次に本実施例の作用について説明する。ヒンジ式蓋体ハを降下回転させると、 外筒の下端とストッパー145 とをつなぐ薄肉部144 が破断され、外筒が注出口部 1とストッパー145 との間にはさまれた状態で降下し、ヒンジ式蓋体ハの降下と 共に開封刃ロが降下しフィルム5を破り開口する。
【0116】 このとき、ヒンジ式蓋体ハから破断されたストッパー145 は支持体146 に係合 されているのではずれることがなく、従って不要部材が生じない。
【0117】 <第15実施例> 図19のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、収納部4内に具備した開封刃ロと、注出 口部1に螺着するヒンジ式蓋体ハとから成る。
【0118】 そしてヒンジ式蓋体ハは、注出口部1に螺合する外筒と、側壁上部66から垂設 した開封刃ロとを有している。
【0119】 この外筒の下端に、破断可能な薄肉部147 を介してストッパー148 を連設して いる。
【0120】 また、ストッパー148 の内壁に凸部149 を設け、他方ヒンジ式蓋体ハの外壁下 縁に凹溝150 を設けている。
【0121】 次に本実施例の作用について説明する。ヒンジ式蓋体ハを降下回転させると、 外筒の下端とストッパー148 とをつなぐ薄肉部147 が破断され、外筒が注出口部 1とストッパー148 との間にはさまれた状態で降下し、ヒンジ式蓋体ハの降下と 共に開封刃ロが降下し、フィルム5を破り開口する。
【0122】 このとき、ストッパー148 の内壁の凸部149 がヒンジ式蓋体ハの外壁下縁に凹 溝150 に入り込み、強固に固定される。従って、不要部材が生じない。
【0123】 次に図20〜図21を用いて第4グループの実施例について説明する。
【0124】 <第16実施例> 図20のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2の端部から下方へ容器口部に螺着するための首部3を設けた注出具本体 イと、注出具本体イの張出部2の下面に破断容易なフィルム5を貼着することに より開口部4aを封止した収納部4と、注出口部1に螺着する蓋体ハとから成り 、蓋体ハの天部6から開封筒151 を垂設し、この開封筒151 の下端をフィルム5 に接着したものである。
【0125】 従って、蓋体ハを開回転すると、開封筒151 の上昇回転によって生じるねじれ 及び引っ張りの力により、フィルム5の接着部152 が破断され開口する。なお、 フィルム5には破断しやすいように薄肉部を設けることもできる。
【0126】 なお、これまでの第1グループから第3グループにおいては図2のような構造 のキャップについての説明を省略してきたが、上記第16実施例では、図2に示 したような、薄肉部を有する天部を蓋体に一体的に設ける構造にすると、製造が 容易でないため、特に次の第17実施例をもって図2のキャップを用いた場合に 容易に開口できるキャップの実施例を示す。
【0127】 <第17実施例> 図21のキャップは、注出口部1の下端から外側方向へ張出部2を連設し、この 張出部2に薄肉部4bを有する天部4cを一体的に設け、かつ張出部2の端部か ら下方へ首部3を設けた注出具本体イと、注出口部1に螺着する蓋体ハとから成 る。
【0128】 収納部4は、注出口部1を側壁とし天部4cを底壁として囲まれた部分である 。
【0129】 そして蓋体ハの天部6から、下端に膨出部155 を有する開封体154 を垂設し、
【0130】 他方、天部4cには、薄肉部4bで囲まれた位置に、この膨出部155 と係合す る係合子156 を突設したものである。
【0131】 従って、蓋体ハを開回転すると、開封体154 と天部4cの係合子156 が係合し ているため、天部4cが上へ引っ張られ、薄肉部4bで破断されて開口する。
【0132】
【考案の効果】
本考案によれば、キャップが収納部を有していると共に、収納部の開口部を開 口するための開口手段を備えており、この開口手段が蓋体の操作と連動するもの であるため、キャップを容器口部に装着し蓋体を作動させると、これに伴って収 納部の開口部が開口され、収納部内の収納物を容器本体内へ確実に移動させ混合 することができる。従ってわずかな力で容易に収納部を開口でき、また開口手段 や収納物に直接手を触れることがなく清潔であるという効果を奏するものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキャップの基本的な構成を示す第1模
式図である。
【図2】本考案のキャップの基本的な構成を示す第2模
式図である。
【図3】キャップを容器本体に装着した状態を示す斜視
図である。
【図4】キャップを別実施例の容器本体に装着した状態
を示す斜視図である。
【図5】本考案のキャップの第1実施例を示し、(A)
は縦断面図、(B)は筒状刃の平面図である。
【図6】本考案のキャップの第2実施例を示し、(A)
は縦断面図、(B)は筒状刃の斜視図である。
【図7】本考案のキャップの第3実施例を示し、(A)
は縦断面図、(B)は筒状刃の平面図である。
【図8】本考案のキャップの第4実施例を示し、(A)
は縦断面図、(B)は筒状刃の平面図である。
【図9】本考案のキャップの第5実施例を示し、(A)
は縦断面図、(B)は筒状刃の平面図である。
【図10】本考案のキャップの第6実施例を示す縦断面
図である。
【図11】本考案のキャップの第7実施例を示す縦断面
図である。
【図12】本考案のキャップの第8実施例を示す構成図
である。
【図13】本考案のキャップの第9実施例を示し、
(A)は縦断面図、(B)は注出口部の平面図である。
【図14】本考案のキャップの第10実施例を示す縦断面
図である。
【図15】本考案のキャップの第11実施例を示し、
(A)は縦断面図、(B)は開蓋状態の蓋体の平面図で
ある。
【図16】本考案のキャップの第12実施例を示す縦断面
図である。
【図17】本考案のキャップの第13実施例を示す縦断面
図である。
【図18】本考案のキャップの第14実施例を示す縦断面
図である。
【図19】本考案のキャップの第15実施例を示す縦断面
図である。
【図20】本考案のキャップの第16実施例を示す縦断面
図である。
【図21】本考案のキャップの第17実施例を示す縦断面
図である。
【図22】従来の収納部付きキャップと容器を示す、一
部破断斜視図である。
【符号の説明】
イ…注出具本体 ロ…開封具(筒状刃,開封刃) ハ…蓋体 ニ…キャップ ホ…容器本体 1…注出口部 2…張出部 3…首部 4…収納部 4a…開口部 4b…薄肉ヒンジ部 4c…天部 5…フィルム 6…蓋体の天部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器口部に装着するための首部と、容器へ
    の装着時に容器と連通する開口部を塞いだ収納部とを有
    する注出具本体と、この注出具本体に係合する蓋体とか
    ら成り、更に前記蓋体の作動により前記開口部を開口す
    る開口手段を具備したことを特徴とする、収納部付きキ
    ャップ。
  2. 【請求項2】容器口部に装着するための首部と、容器へ
    の装着時に容器と連通する開口部を塞いだ収納部とを有
    し、この収納部内に前記開口部に対向する位置に破壊部
    を有する開封具を具備した注出具本体と、この注出具本
    体に螺着する蓋体とから成り、この蓋体に、蓋体の上動
    または回転時に前記開封具を押し下げ開口部を開口可能
    とする押し下げ部材を設けたことを特徴とする、収納部
    付きキャップ。
  3. 【請求項3】容器口部に装着するための首部と、容器へ
    の装着時に容器と連通する開口部を塞いだ収納部とを有
    し、この収納部内に前記開口部に対向する位置に破壊部
    を有する開封具を具備した注出具本体と、この注出具本
    体に螺着する蓋体と、この蓋体を一定位置に保持する取
    り外し可能なストッパーとから成り、前記蓋体に、蓋体
    の下動時に前記開封具を押し下げ開口部を開口可能とす
    る押し下げ部材を設けたことを特徴とする、収納部付き
    キャップ。
  4. 【請求項4】前記開封具が、前記注出具本体の内壁から
    横方向へ、薄肉ヒンジ部を介して一体に設けられている
    ことを特徴とする、請求項2または請求項3に記載され
    た収納部付きキャップ。
  5. 【請求項5】前記開封具が、前記蓋体に一体的に設けら
    れていることを特徴とする、請求項3に記載された収納
    部付きキャップ。
  6. 【請求項6】容器口部に装着するための首部と、容器へ
    の装着時に容器と連通する開口部を塞いだ収納部とを有
    する注出具本体と、この注出具本体に螺着する蓋体とか
    ら成り、この蓋体の天部に、蓋体の回転時に前記開口部
    を開口可能とする開口部材を設けたことを特徴とする、
    収納部付きキャップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010106874A (ko) * 2000-05-23 2001-12-07 정일구 순간 혼합 뚜껑
JP2011184098A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Japan Crown Cork Co Ltd 開封具付き注出具
JP2012116526A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体吐出容器

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