JPH057704A - 樹脂製容器 - Google Patents

樹脂製容器

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Publication number
JPH057704A
JPH057704A JP15862591A JP15862591A JPH057704A JP H057704 A JPH057704 A JP H057704A JP 15862591 A JP15862591 A JP 15862591A JP 15862591 A JP15862591 A JP 15862591A JP H057704 A JPH057704 A JP H057704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
container
ring
attachment
filters
Prior art date
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Pending
Application number
JP15862591A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakamura
俊夫 中村
Shigeyoshi Soeda
栄美 添田
Makoto Yamaguchi
誠 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP15862591A priority Critical patent/JPH057704A/ja
Publication of JPH057704A publication Critical patent/JPH057704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製容器に、フィルタを融着又は接着する
ことなく弾性的にワンタッチで嵌着しうるようにする。 【構成】 不織布12をリング11に貼着したフィルタ
1のリングの外径より僅に小さい内径の溝23を容器2
の両端に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸着剤等を内蔵し、
両端の固定用フィルタをワンタッチで簡単に取りつける
ことのできる樹脂製の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製容器の固定用フィルタを容
器本体に取りつける方法は、図3に示す例では容器本体
5の両端に段部51,52を形成し、その夫々の段部に
不織布のフィルタ4,6を直接融着しており、又別なや
り方としては、別体のリングに不織布を融着して、それ
を容器本体に接着する方法などが一般的であった。
【0003】
【解決すべき問題点】しかし従来の方法では容器本体と
不織布との材質が限定され、又使用流体が溶剤のとき、
溶剤によっては、耐久性の面で問題が発生し、さらに熱
融着のためには容器の材料は熱可塑性樹脂でなければな
らないなど、樹脂製容器の使用範囲が縮小されてしまう
欠点や生産性の面でも問題があった。
【0004】又樹脂製容器本体に不織布のフィルタを融
着する場合、融着時のヒーターの熱による本体の損傷や
容器内の奥の方の融着(図3の左側の不織布のフィルタ
4の場合)の場合での状況の確認にも問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では前記の欠点
を解消するために、吸着剤等を内蔵し、その両端をリン
グに不織布を貼着した固定用フィルタによって封止され
ている樹脂製容器において、容器本体の両端に、不織布
を貼着したリングの外径より僅かに小さい内径の溝を設
け、固定用フィルタを弾性的にその溝内に嵌着してある
ことを特徴とする樹脂製容器を得たものである。
【0006】
【作用】この発明では、予め所定のリングを別体に作
り、それに不織布を貼着し、一方容器本体には、リング
の外径より僅かに小さい内径の溝を両端に形成してある
ので、リングと不織布からなるフィルタをリングや容器
の弾性を利用して溝中にワンタッチで嵌着することがで
きる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明による容器10を断面で示し
た説明図であって、樹脂製の容器本体2には吸着剤等が
充填されており、その両端に、取付溝部23,33が形
成され、夫々にフィルタ1,3が嵌着されている。
【0008】フィルタ1は所定のリング11に不織布1
2が貼着された構成であり、又フィルタ3は同様にリン
グ31に不織布32が貼着されている構成である。図2
は図1の円A部を拡大して示した説明図であって、図2
(a)はフィルタ1の嵌めこみ過程の説明図、図2
(b)はリングと容器の溝の部分の寸法の関係の一例の
説明図であって、21は容器本体2の胴部、22は山形
部、23は取付溝部、24は溝23をはさんで山形部2
2とは反対側の側部である。
【0009】寸法の関係の一例として、図2(b)に示
すように、リング11の外径をdとしたとき、胴部21
の内径をd+0.6(mm)、山形部22の内径をd−
1(mm)、取付溝部23の内径をd−0.1(m
m)、側部24の内径をd−2(mm)とする。
【0010】フィルタ1の嵌着は図2(a)に示すよう
に、フィルタ1を矢印Rで示すように右側から左側に向
けて押し込み、1′で示すように山形部22のところを
少し変形して通過させ取付溝部23に嵌着させる。
【0011】溝部33も同様の構成である。この場合、
容器の胴部21が図2の側部24に相当するものであ
る。このようにこの発明では、フィルタを弾性を利用し
てワンタッチで押しこんで溝部に嵌着させることがで
き、容器自体にはなんら接着とか融着の必要がない。
【0012】
【効果】この発明で、樹脂製容器内部に取付けるフィル
タを前記の如く弾性を利用してワンタッチ取り付けを可
能にしたことにより次のような効果が得られた。 (1)容器本体の材質の選択の際、フィルタの不織布と
の融着性を考える必要がなく、使用溶剤との耐久性及び
ガズバリヤー性等の性能のみを考えればよく、容器の使
用用途の自由度がかなり広がる。 (2)フィルタに不具合が発生した場合や、容器内の充
填剤の性能低下時などの交換時に作業が容易であり、本
体材質がフッ素系などの高価な時でも再利用が可能で環
境面やコスト上でもメリットが大きい。 (3)設備面も従来の如く容器本体にフィルタを融着す
るためには、本体の損傷を少なくするため、制御の装置
が複雑で治具は、高価なものになるが、この発明の如く
弾性による嵌着ならば、安価なものでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の容器の断面図である。
【図2】取りつけ方、及び寸法関係の説明図である。
【図3】従来の容器の説明図である。
【符号の説明】
1,3 フィルタ 11,31 リング 12,32 不織布 2 容器 21 胴部 22 山形部 23,33 取付溝部 24 側部 4,6 不織布 5 容器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 吸着剤等を内蔵し、その両端をリングに
    不織布を貼着した固定用フィルタによって封止されてい
    る樹脂製容器において、 容器本体の両端に、不織布を貼着したリングの外径より
    僅かに小さい内径の溝を設け、固定用フィルタを弾性的
    にその溝内に嵌着してあることを特徴とする樹脂製容
    器。
JP15862591A 1991-06-28 1991-06-28 樹脂製容器 Pending JPH057704A (ja)

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JP15862591A JPH057704A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 樹脂製容器

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JP15862591A JPH057704A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 樹脂製容器

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JPH057704A true JPH057704A (ja) 1993-01-19

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JP15862591A Pending JPH057704A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 樹脂製容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011076386A1 (en) * 2009-12-22 2011-06-30 Ge Healthcare Bio-Sciences Ab Containers for chromatography media

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JPS58109115A (ja) * 1981-11-16 1983-06-29 プロセス・サイエンテイフイツク・イノベイシヨンズ・リミテツド ガス浄化用円筒状フィルタ−カ−トリッジ

Patent Citations (1)

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