JPH0576936U - 車両の非常ブレーキ装置 - Google Patents

車両の非常ブレーキ装置

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JPH0576936U
JPH0576936U JP2608392U JP2608392U JPH0576936U JP H0576936 U JPH0576936 U JP H0576936U JP 2608392 U JP2608392 U JP 2608392U JP 2608392 U JP2608392 U JP 2608392U JP H0576936 U JPH0576936 U JP H0576936U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行車両のブレーキ装置において、主ブレー
キ回路の一部が欠損しても、運転者が通常のようにブレ
ーキペダルを踏み込むだけで車両を制動、停止すること
を可能とする。 【構成】 主ブレーキ回路Fが欠損し、ブレーキペダル
Gのストロークが増したときに信号を出すスイッチ1を
設け、該信号を電気配線2を介して接続点3にて補助ブ
レーキスイッチSからの電気配線T1 に接続したことを
特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自走式クレーン車等、下部走行車体に上部旋回台が搭載された車両 において、主ブレーキ回路の一部が欠損したときの非常ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に一般の自走式クレー車の側面図を示す。図において、下部走行車体Aの 上部に上部旋回台Bが搭載され、上部旋回台BはC−Cを旋回中心として旋回し 得るようになっており、運転室Dは、上部旋回台Bに設けられている。
【0003】 図3は従来のブレーキ装置を説明するためのシステム構成図である。図におい て、スイベルジョイントEから下部が下部走行車体Aに配設され、上部が上部旋 回台Bに配設されており、油圧管路Fが上下の油圧装置を連結している。そして 運転室Dに設けられたブレーキペダルGを運転者が踏むと油圧ブーストマスタI のピストンロッドHを矢印H1 方向へストロークY3 だけ動かされて圧油が油圧 管路Fを通ってブレーキバルブJに入り、空気管路K1 ,K2 からの圧縮空気が ブレーキバルブJを介して空気管路M1 ,M2 に連通し、レギュレータN1 ,N 2 、シャットルバルブP1 ,P2 を通ってパワクラスタQ1 ,Q2 へ入り、圧油 をフロントブレーキR1 ,リヤブレーキR2 へ送って作動させるようになってい る。
【0004】 また、運転者が補助ブレーキスイッチSを作動すると、電気信号が電気配線T 1 を通ってエア電磁バルブUを閉位置U1 から開位置U2 に切換えて、ドライタ ンクVからの圧縮空気がシャットルバルブP1 ,P2 ,パワクラスタQ1 ,Q2 へ入り、圧油をフロントブレーキR1 ,リヤブレーキR2 へ送って作動させるよ うになっている。Wは駐車ブレーキ、Xは排気ブレーキである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来の自走式クレーン車等においては、上部旋回台Bの運転室Dから、ス イベルジョイントEを通して下部走行車体へ主ブレーキ信号を伝達するが、小型 の車両においてはスイベルジョイントEの大きさに制約があり、(ただしスイベ ルジョイントは電気信号系の容量は余裕がある)図3に示したように、一系統の 油圧管路Fのみが上部旋回台Bから下部走行車体Aへ連結されており、油圧管路 Fが何らかの原因により欠損すると、運転者は駐車ブレーキW、または補助ブレ ーキスイッチSを作動させて車両を停止させようとするが、実際には気が動転し 、的確な操作ができない場合もあるという重大な問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
この考案は上記に鑑みなされたものであって、走行車両のブレーキ装置におい て、主ブレーキ回路が欠損したときに、ブレーキペダルのストロークが増し、か つ主ブレーキ回路が欠損しても他の手段で車両を制動し、停止し得る装置を有す る車両において、主ブレーキ回路が欠損し、ブレーキペダルのストークが増した ときに信号を出すスイッチを設けることにより、該信号が出たときに、上記他の 手段で車両を制動、停止する装置へ入れて、走行車両に非常ブレーキをかけ、制 動停止するようにしたものである。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいてこの考案の実施例について説明する。図1はこの考案に よる非常ブレーキ装置を説明するためのシステム構成図であって、上記図3に示 したと同様な装置には同じ符号を付して説明は省略する。 そしてこの実施例が図3に示したブレーキ装置に比し最も特徴とする点は、ブ レーキペダルGのストローク(踏込み量)が通常はY3 で示した長さであるが、 油圧管路Fの一部が何等かの原因によって欠損するとブレーキペダルGのストロ ークが大きくなってY1 で示した長さになり、非常ペダルスイッチ1がペダルG によりOFF(開)位置からON(閉)位置に切換わり、電気配線2へ電気信号 が入り、電気配線2は3で示した接続点で補助ブレーキスイッチSからの電気配 線T1 に接続しているので、この電気信号が電気配線T1 に伝えられることであ る。そして電気配線T1 に電気信号が伝えられると、そのあとは上記従来の技術 で説明したと同様にしてフロントブレーキR1 及びリヤブレーキR2 が作動する ものである。
【0008】 このようにしてこの実施例では、油圧管路Fの一部が欠損しても運転者が通常 のブレーキ動作と同様にブレーキペダルGを踏み込んで、非常ペダルスイッチ1 がON位置になると、運転者が補助ブレーキスイッチSを作動させたときと全く 同様に主ブレーキR1 ,R2 が作動するので、車両走行時の安全が確保されるも のである。
【0009】 またこの実施例においては非常ペダルスイッチ1の作動により主ブレーキ回路 に制動信号を送って主ブレーキ装置R1 ,R2 を作動させたが、他の実施例とし て駐車ブレーキWの電磁制御弁Zに信号を送って駐車ブレーキ装置を作動させる ことも可能である。
【0010】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したようにして成るで、主ブレーキ回路に何らかの原因で 欠損が生じても、運転者が通常のようにブレーキペダルを踏み込むだけで、車両 を制動、停止することができるので、車両走行時の安全が確保されるという大き い効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による非常ブレーキ装置を説明するた
めのシステム構成図である。
【図2】一般の自走式クレーン車の側面図である。
【図3】従来のブレーキ装置を説明するためのシステム
構成図である。
【符号の説明】
1 非常ペダルスイッチ 2 電気配線 F 油圧管路 G ブレーキペダル R1 主ブレーキ R2 主ブレーキ S 補助ブレーキスイッチ T1 電気配線 W 駐車ブレーキ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両のブレーキ装置において、主ブ
    レーキ回路が欠損したときに、ブレーキペダルのストロ
    ークが増し、かつ、主ブレーキ回路が欠損しても他の手
    段で車両を制動、停止し得る装置を有する車両におい
    て、主ブレーキ回路が欠損し、ブレーキペダルGのスト
    ロークが増したときに信号を出すスイッチ1を設けたこ
    とを特徴とする、車両の非常ブレーキ装置
JP1992026083U 1992-03-30 1992-03-30 移動式クレーンの非常ブレーキ装置 Expired - Fee Related JP2592630Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125261U (ja) * 1984-07-23 1986-02-14 住友重機械工業株式会社 ブレ−キ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6125261U (ja) * 1984-07-23 1986-02-14 住友重機械工業株式会社 ブレ−キ装置

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