JPH0576633A - ゴルフ練習場の打席区画体 - Google Patents
ゴルフ練習場の打席区画体Info
- Publication number
- JPH0576633A JPH0576633A JP31129891A JP31129891A JPH0576633A JP H0576633 A JPH0576633 A JP H0576633A JP 31129891 A JP31129891 A JP 31129891A JP 31129891 A JP31129891 A JP 31129891A JP H0576633 A JPH0576633 A JP H0576633A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear surface
- partition
- partition plate
- driving place
- bat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はゴルフ練習場において、他の練習者と
の視界を遮断し且その打撃音や会話等をも吸音消失せし
め、気楽に而も快適な環境のもとでゴルフ練習を楽しむ
ことの可能な、ゴルフ練習場の打席区画体を提供するも
のである。 【構成】打席を囲む両側面、上面、及び後面が緩衝性及
び吸音性を有する不透明な区画板材で組立てられ且打席
フロアーと固定されており、後面には開閉自在な出入口
が設けられ而も開放された前面の上下間にエヤーカーテ
ンが配設されてなる、ゴルフ練習場の打席区画体。
の視界を遮断し且その打撃音や会話等をも吸音消失せし
め、気楽に而も快適な環境のもとでゴルフ練習を楽しむ
ことの可能な、ゴルフ練習場の打席区画体を提供するも
のである。 【構成】打席を囲む両側面、上面、及び後面が緩衝性及
び吸音性を有する不透明な区画板材で組立てられ且打席
フロアーと固定されており、後面には開閉自在な出入口
が設けられ而も開放された前面の上下間にエヤーカーテ
ンが配設されてなる、ゴルフ練習場の打席区画体。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ練習場において
他の練習者に気兼ねすることなく打撃練習を楽しめ、而
も四季を通じて快適な環境で練習することが可能なゴル
フ練習場の打席区画体に関するものである。
他の練習者に気兼ねすることなく打撃練習を楽しめ、而
も四季を通じて快適な環境で練習することが可能なゴル
フ練習場の打席区画体に関するものである。
【０００２】
【従来技術】近年のゴルフ人口は急増の一途を辿り、ゴ
ルフ練習場も各地に多数設置されるに至っているが、こ
れら現状のゴルフ練習場は模擬グリーンに向って２乃至
３階に亘る打席フロアを設け、この打席フロアに多数の
打席を配置させてなる構造のものである。
ルフ練習場も各地に多数設置されるに至っているが、こ
れら現状のゴルフ練習場は模擬グリーンに向って２乃至
３階に亘る打席フロアを設け、この打席フロアに多数の
打席を配置させてなる構造のものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題】ゴルフはメンタルなス
ポーツと言われる如く、精神作用が強く影響するもので
あるがゴルフ練習場を訪れる練習者は老若男女はもとよ
り、全くの初心者からプロに匹敵する高度技術を体得し
た者までが、適宜に空いた打席で混在しながら練習する
ことになり、特に高度技術の体得者が隣接する打席で練
習している場合には技術的較差による精神的圧迫を強く
感じ、更に多人数のグループ練習者の場合にはこれらの
視線を意識せざるを得ない等気楽に練習することが阻害
されるばかりか、初心者の場合にはスウィングの不安定
さから度々危険が感得されて、安心して練習が出来ない
等の問題を内在している。また現状の打席は、平面的な
打席フロアーに所要間隔に配置させたのみの状態である
から、冬期には度々寒風に吹き晒らされ練習意欲が喪失
される等の問題も抱えている。本発明はかかる問題を解
決するためになされたものであって、それぞれの打席が
区画されるよう緩衝性及び吸音性を有する不透明な区画
板材で組立て、他の練習者等からの視界を遮断し且打撃
音等も吸音させ、気楽に而も快適な環境の中で練習をす
ることの可能なゴルフ練習場の打席区画体を提供するこ
とにある。
ポーツと言われる如く、精神作用が強く影響するもので
あるがゴルフ練習場を訪れる練習者は老若男女はもとよ
り、全くの初心者からプロに匹敵する高度技術を体得し
た者までが、適宜に空いた打席で混在しながら練習する
ことになり、特に高度技術の体得者が隣接する打席で練
習している場合には技術的較差による精神的圧迫を強く
感じ、更に多人数のグループ練習者の場合にはこれらの
視線を意識せざるを得ない等気楽に練習することが阻害
されるばかりか、初心者の場合にはスウィングの不安定
さから度々危険が感得されて、安心して練習が出来ない
等の問題を内在している。また現状の打席は、平面的な
打席フロアーに所要間隔に配置させたのみの状態である
から、冬期には度々寒風に吹き晒らされ練習意欲が喪失
される等の問題も抱えている。本発明はかかる問題を解
決するためになされたものであって、それぞれの打席が
区画されるよう緩衝性及び吸音性を有する不透明な区画
板材で組立て、他の練習者等からの視界を遮断し且打撃
音等も吸音させ、気楽に而も快適な環境の中で練習をす
ることの可能なゴルフ練習場の打席区画体を提供するこ
とにある。
【０００４】
【課題を達成するための技術的手段】上述の課題を達成
するために本発明が用いた技術的手段は、打席を囲む両
側面、上面、及び後面を緩衝性及び吸音性を有し不透明
な区画板材で組立てるとともに打席フロアーと固定し、
且後面には開閉自在な出入口を設け而も開放されてなる
前面の上下間に、エヤーカーテンを配設されてなる構成
に存する。
するために本発明が用いた技術的手段は、打席を囲む両
側面、上面、及び後面を緩衝性及び吸音性を有し不透明
な区画板材で組立てるとともに打席フロアーと固定し、
且後面には開閉自在な出入口を設け而も開放されてなる
前面の上下間に、エヤーカーテンを配設されてなる構成
に存する。
【０００５】
【作 用】本発明の技術的手段は、次のように作用す
る。即ち打席を囲む両側面、上面、及び後面が、緩衝性
及び吸音性を有する不透明な区画板材で組立てられ、且
打席フロアーに固定されて区画体が形成されてなるか
ら、他の練習者のと視界が全く遮断され、而も他の練習
者の打球音や会話等も著るしく消音される。そしてこの
区画体は区画板材を組立てて形成されるため強靭で安定
性が良く、風圧や練習者の接触等によっても変形せず打
席空間が安定して保持される。更に開放されてなる前面
の上下間には、エヤーカーテンが配置されていることか
ら、外気や雨水の流入が防止され区画体内を一定の温度
環境に保持することも可能となる。
る。即ち打席を囲む両側面、上面、及び後面が、緩衝性
及び吸音性を有する不透明な区画板材で組立てられ、且
打席フロアーに固定されて区画体が形成されてなるか
ら、他の練習者のと視界が全く遮断され、而も他の練習
者の打球音や会話等も著るしく消音される。そしてこの
区画体は区画板材を組立てて形成されるため強靭で安定
性が良く、風圧や練習者の接触等によっても変形せず打
席空間が安定して保持される。更に開放されてなる前面
の上下間には、エヤーカーテンが配置されていることか
ら、外気や雨水の流入が防止され区画体内を一定の温度
環境に保持することも可能となる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づき詳細に説
明すれば、区画板材（１）はゴルフクラブのスイング時
における急激な接触に際してもその衝撃を十分緩和しえ
るような緩衝性、並びに外部からの騒音等を吸収しえる
吸音性を保持させるうえから、素材としては合成ゴムや
合成樹脂を独立発泡させたもの、或いはその内部に空気
層が形成されるように且表裏面からクッション性を有す
る織物若しくはフイルム等によりサンドウィッチ構造に
形成されてなるものが好適で、而も強靭性とともに組立
てが容易で且寸法安定性を高めるうえから板状に形成さ
れてなるものであって、一般的には幅が略９０〜１８０
ｃｍ、長さが略１８０〜３６０ｃｍ程度に規格化された
ものを用意しておくことが好都合である。
明すれば、区画板材（１）はゴルフクラブのスイング時
における急激な接触に際してもその衝撃を十分緩和しえ
るような緩衝性、並びに外部からの騒音等を吸収しえる
吸音性を保持させるうえから、素材としては合成ゴムや
合成樹脂を独立発泡させたもの、或いはその内部に空気
層が形成されるように且表裏面からクッション性を有す
る織物若しくはフイルム等によりサンドウィッチ構造に
形成されてなるものが好適で、而も強靭性とともに組立
てが容易で且寸法安定性を高めるうえから板状に形成さ
れてなるものであって、一般的には幅が略９０〜１８０
ｃｍ、長さが略１８０〜３６０ｃｍ程度に規格化された
ものを用意しておくことが好都合である。
【０００７】かくしてなる区画板材（１）を、打席
（２）を囲む両側面（３Ａ）（３Ａ）、上面（３Ｂ）、
及び後面（３Ｃ）に用い、所要の打席空間が保持される
ようそれぞれを接合させながら組立てることにより、区
画体（３）が形成される。かかる場合において、両側面
（３Ａ）（３Ａ）、上面（３Ｂ）、及び後面（３Ｃ）に
用いられる区画板材（１）の相互を接合させながら組立
てる手段には特別な制限はないが、望ましくは相互に接
合される区画板材（１）の端縁をかん入しえるようなか
ん入固定部（４Ａ）が、接合される方向に予め形成され
てなるかん合具（４）を用いることが有利である。無論
区画体（３）の打席空間は、通常のゴルフ練習に際して
のゴルフクラブのスイングに支障のない程度に形成され
ることは言うまでもない。
（２）を囲む両側面（３Ａ）（３Ａ）、上面（３Ｂ）、
及び後面（３Ｃ）に用い、所要の打席空間が保持される
ようそれぞれを接合させながら組立てることにより、区
画体（３）が形成される。かかる場合において、両側面
（３Ａ）（３Ａ）、上面（３Ｂ）、及び後面（３Ｃ）に
用いられる区画板材（１）の相互を接合させながら組立
てる手段には特別な制限はないが、望ましくは相互に接
合される区画板材（１）の端縁をかん入しえるようなか
ん入固定部（４Ａ）が、接合される方向に予め形成され
てなるかん合具（４）を用いることが有利である。無論
区画体（３）の打席空間は、通常のゴルフ練習に際して
のゴルフクラブのスイングに支障のない程度に形成され
ることは言うまでもない。
【０００８】而して組立てられた区画体（３）は打席フ
ロアー（５）と強固に固定されるものであるが、この固
定手段にも特段の制限はない。かかる場合においても、
望ましくは予め打席フロアー（５）に区画体（３）の両
側面（３Ａ）（３Ａ）、及び後面（３Ｃ）を形成する区
画板材（１）の下端縁がかん入固定できるかん入固定部
（４Ａ）が形成されたかん合具（４）を配設させておく
ことが組立作業上有利である。
ロアー（５）と強固に固定されるものであるが、この固
定手段にも特段の制限はない。かかる場合においても、
望ましくは予め打席フロアー（５）に区画体（３）の両
側面（３Ａ）（３Ａ）、及び後面（３Ｃ）を形成する区
画板材（１）の下端縁がかん入固定できるかん入固定部
（４Ａ）が形成されたかん合具（４）を配設させておく
ことが組立作業上有利である。
【０００９】更に後面（３Ｃ）を形成する区画板材
（１）の適宜位置には、開閉自在な出入口（６）が形成
されている。この出入口（６）は練習者が適宜に区画体
（３）内に出入りできるものであれば特段に制限はな
く、一般的な引違い扉でも押し開き扉でも何んら支障は
ない。
（１）の適宜位置には、開閉自在な出入口（６）が形成
されている。この出入口（６）は練習者が適宜に区画体
（３）内に出入りできるものであれば特段に制限はな
く、一般的な引違い扉でも押し開き扉でも何んら支障は
ない。
【００１０】そして開放されてなる前面（３Ｄ）には、
その上下間にエヤーカーテン（７）が配設されている。
このエヤーカーテン（７）は当然に上側若しくは下側の
一方側に、所要の送風量と送風圧を以って噴気させる噴
気口と、他方側には該噴気を吸引する吸引口とから構成
されるものである。
その上下間にエヤーカーテン（７）が配設されている。
このエヤーカーテン（７）は当然に上側若しくは下側の
一方側に、所要の送風量と送風圧を以って噴気させる噴
気口と、他方側には該噴気を吸引する吸引口とから構成
されるものである。
【００１１】かかる如く打席フロアー（５）に組立て固
定された区画体（３）内は外部と隔絶された練習空間を
形成するため、練習者の多様な趣向を満足させるうえか
らは、更にＢＧＭ音楽のスピーカーや冷暖房の端末装
置、或いは打撃フォームのチェック用ビデオ装置等を付
帯させることが提案される。
定された区画体（３）内は外部と隔絶された練習空間を
形成するため、練習者の多様な趣向を満足させるうえか
らは、更にＢＧＭ音楽のスピーカーや冷暖房の端末装
置、或いは打撃フォームのチェック用ビデオ装置等を付
帯させることが提案される。
【００１２】
【発明の効果】本発明は上述の如き技術的手段を用いて
なるから、隣接する練習者はもとより他の練習者との視
界が全く遮断され且その打撃音や会話等も吸音消失され
るため、何んらの気兼ねもなく気楽に練習ができ、而も
隣接練習者のクラブとの接触危険も全くなくなり安全に
練習することが可能となる。そしてエヤーカーテンの使
用によれば、厳寒期における寒風の吹込みが防止される
ばかりか雨天の場合でも雨水の吹込みも防止される等、
練習空間が快適な環境に保持され練習意欲も高められる
こととなる。更に本発明は区画板材をかん合具のみで接
合し組立てられ、且打席フロアーと固定もできるから、
区画体の組立作業も極めて簡便且安価になしえるもので
ある。
なるから、隣接する練習者はもとより他の練習者との視
界が全く遮断され且その打撃音や会話等も吸音消失され
るため、何んらの気兼ねもなく気楽に練習ができ、而も
隣接練習者のクラブとの接触危険も全くなくなり安全に
練習することが可能となる。そしてエヤーカーテンの使
用によれば、厳寒期における寒風の吹込みが防止される
ばかりか雨天の場合でも雨水の吹込みも防止される等、
練習空間が快適な環境に保持され練習意欲も高められる
こととなる。更に本発明は区画板材をかん合具のみで接
合し組立てられ、且打席フロアーと固定もできるから、
区画体の組立作業も極めて簡便且安価になしえるもので
ある。
【図１】区画板材の説明図である。
【図２】区画板材の組立て説明図である。
【図３】区画体の説明図である。
【図４】区画体を用いたゴルフ練習場の見取図である。
１ 区画板材 ２ 打席 ３ 区画体 ３Ａ 区画体の両側面 ３Ｂ 区画体の上面 ３Ｃ 区画体の後面 ３Ｄ 区画体の前面 ４ かん合具 ４Ａ かん合固定部 ５ 打席フロアー ６ 出入口 ７ エヤーカーテン
Claims (1)
- 【請求項１】打席を囲む両側面、上面、及び後面が緩衝
性及び吸音性を有する不透明な区画板材により組立てら
れ打席フロアーと固定されてなり、且後面には開閉自在
な出入口が設けられ而も開放された前面の上下間にはエ
ヤーカーテンが配設されてなることを特徴とする、ゴル
フ練習場の打席区画体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31129891A JPH0576633A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ゴルフ練習場の打席区画体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31129891A JPH0576633A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ゴルフ練習場の打席区画体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576633A true JPH0576633A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=18015452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31129891A Pending JPH0576633A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ゴルフ練習場の打席区画体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576633A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6979241B1 (ja) * | 2021-02-25 | 2021-12-08 | 株式会社オーゾネ | 全天候型バッティング練習機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5024277U (ja) * | 1973-06-28 | 1975-03-19 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP31129891A patent/JPH0576633A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5024277U (ja) * | 1973-06-28 | 1975-03-19 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6979241B1 (ja) * | 2021-02-25 | 2021-12-08 | 株式会社オーゾネ | 全天候型バッティング練習機 |
| JP2022129965A (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-06 | 株式会社オーゾネ | 全天候型バッティング練習機 |
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